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ハートレスメモリー「Heartless Memory ハートレスメモリー」 その4

NPCのセリフの中に、どこからコピペしたのかがモロバレな単語が混じっていた。死にたい。PC1=サン、ご指摘ありがとうございました。

六白神無

嶋岡:じゃあ、出ますね。トォー。(ころころ)5。
GM:神無ちゃんツンデレ!!
嶋岡:え、ツンデレっていうか、ヤンデレでしょう?(笑)
GM:まあ、ヤンデレだったけど。
二階堂:病んでたねぇ…。
GM:六白家、神無の家だ。ドアを開けると、玄関ではなく直接神無の部屋になる。
嶋岡:おお?(笑)
GM:六白家。ドアを開けると、玄関ではなく、直接神無の部屋になる。構造としてはおかしいが、ここではそういうものらしい。部屋はおどろくほど殺風景だ。簡素なベッドと机。机の上には写真立てがあり、幼い寧人の写った写真が置いてある。写真の中の、寧人の隣には誰かが立っているが、その顔はマジックで真っ黒に塗りつぶされている。
嶋岡:まあね!(笑)
梅宮:誰!?
深森:多分、傷無ちゃん…。
GM:これはむしろ、カッターナイフで切りつけた方が俺の趣味に合うんだけど、まあいいや。
宵ヶ崎:病んどる病んどる。
GM:ベッドに腰掛けた神無は、力なく俯いている。
嶋岡:じゃあ、近づくかな。「お邪魔します。」と言って。
神無:…わたしに何か用かな?
嶋岡:じゃあ、ベッドの横にドスンと腰を落として。無言で頭をクシャクシャしますよ。
GM:はい。
梅宮:刺されやしないか心配だから、後から付いて行こう。(ころころ)6。
嶋岡:ハハハ!(笑)
GM:で、なんか言います?
嶋岡:あー、そうだな。こう言うかな。「こういう時、なんていえば良いのか分からんが…」
神無:…私も、どんな顔したらいいのかわからないよ。
宵ヶ崎:笑えば良いんじゃない?(笑)
GM:じゃあ、嘲笑います!
嶋岡:嘲笑われた!(笑)
二階堂:待って待って!(笑)
嶋岡:まあ、そうだな。「神無が落ち込んでいると困る。お前はいつも笑っているから、いつも通り笑ってくれ…っていうのは無理か。」
GM:「うん、そうだね。」と言って、力なく笑います。「オモイデ様に会いたいの?」
嶋岡:まあ、それもあるけど、多分、もう1度君に謝りたくて来たんだと思う。半分はね。
神無:…じゃあ。いいよ。そうしたら、私も謝らないといけないじゃない。
宵ヶ崎:謝るって?嘘ついたから?
GMヤンデレしたから。
梅宮:ですねー。容赦なくシーン攻撃を食らった記憶がある。(笑)
二階堂:自覚があるんですね、この子!(笑)
GM:当然あるよ。
宵ヶ崎:当然あるのか。ってことは、何度も死んだ記憶も?
嶋岡:そうか、当然あるんだよな。そこでふと気づいたように言うよ。「じゃあやっぱり、神無は神無なんだな。」
神無:…そうだね。私は、六白神無。
嶋岡:「そっか。じゃあ、俺の大切な、…大切な人の、六白神無なんだな。」と言って笑いますよ。
宵ヶ崎:そうか。神無個人として認めたのか。
嶋岡:うん。そう思ってるよ。
神無:嘘。
嶋岡:いや、嘘じゃないけど!?
神無:私は神無。傷無じゃないよ。
嶋岡:うん、そうだな。何言ってるんだ。当たり前だろ、そんなの。でもさ、面影島で出会ったのは、傷無じゃなくてお前だぜ。
GM:「うん」と言って…いやこれ、セッションの枠を通り越して、落とされそうで…。(笑)
嶋岡:来いよ!!来いよベネット。かかって来いよ!(笑)
GM:かかれるわけねーだろ!シナリオの進行を何だと思ってるんだ!(笑)
梅宮:さすがPC1…。
嶋岡:シナリオの進行なんか知らない!かかって来いよ!(笑)
二階堂:ええんやで!落ちてもええんやで!(笑)
GM:いや、ここでは落ちられない!一応、シナリオに書いてあることも大事にしたい!じゃあ、そこで気が付きますね。「それ、オモイデ様の欠片?」
嶋岡:ああ、二つ持ってるので。二つが周りをまわっているよ。
GM:PC1の周りをふよふよ回ってるっぽいので。
嶋岡:ああ、みたいだな。これを集めたら、この島をどうにかできるらしい。
神無:寧人君は、オモイデ様と同じ力を持ってるんでしょ?小春ちゃんがそう言ってた。でも、寧人君のその石には、なにか足りないの。それが知識なのか、他のものなのかはわからないけど。それで、その石がちゃんとしたら、オモイデ様にも繋がるんだと思う。
嶋岡:何が足りないんだろう。そっかー。
神無:その石は、オモイデ様の欠片みたいなものなのかな。ふふ、何かが足りないなんて、私みたいだね…。私も足りないものを手に入れて本物になれればよかったのにな…。
嶋岡:それは…
神無:わたしはニセモノだもの、お兄ちゃんもそう言ってたでしょ?寧人君だって、本当はそう思ってるんでしょ?
深森:あの…神無さん。ニセモノって言われて、辛いのは分かります。私も、少し前に言われましたから。でも、だからって、嶋岡さんの言った気持ちを捻じ曲げないでください。お願いします。
GM:この泥棒猫!!
宵ヶ崎:そうだった!泥棒猫だったこいつ!(笑)
深森:えええー!いや、そういうつもりで言ったんじゃないんですけどー!(笑)
二階堂:まあ、よくあるよくある…。
GM:まあ、ニセモノと言えば引っかかると思うし、良い返しだったと思いますよ。ただ、神無としては、「この泥棒猫!」とせざるを得ない。(笑)
二階堂:多分、PC1に近づく異性は全部敵なんだよ。
GM:あなたも、寧人君のことが好きなんでしょう!?
宵ヶ崎:全然興味ない…。
GM:それ、PCじゃなくてプレイヤーの返しな!(笑)
嶋岡:いや、まあ、うん。神無本人に対して、本物も偽物もないだろう。
GM:「…いいよ、もう、行きなよ。あの幽霊みたいな、本物の傷無が待ってるよ。」幽霊みたいなキズナが、こっち来ーいこっち来ーいって手を振ってます。画面端で。(笑)
嶋岡:じゃあ、残りの要件の半分だけ伝えてから行くわ。霧兄がお前のこと、気にしてたぞ。それから、お前のこと頼むって、言ってた。
神無:お兄ちゃんが。
嶋岡:まあ、一応、謝ってたってことだけ、覚えておいてくれ。まあ、すぐには許せないと思うけど。
GM:じゃあ、彼女は後ろを向きます。
嶋岡:じゃあ、最後に頭を撫でて。「また会いに来るから。」と言って、去って行く。
宵ヶ崎:また会いに来れるのか?
二階堂:そこはそこで…。
嶋岡:まあ、それはそれだ。(笑)
GM:ってところでシーンを切る。ではそろそろ、傷無さんに会いに行きますかー。それとも何か、別なシーン入れます?

宵ヶ崎紫乃

宵ヶ崎:父親は、オープニングで実質会ってますよね。じゃあ、そっちは最終話に回すとして、というわけで、宵ヶ崎紫乃にロイスを取ります。(つまり、PC2の育ての親の叔父さんである。)
GM:紫乃か。そうですねー。
宵ヶ崎:感情は、ネガティブ:謝罪。マジで謝罪しかねーわ!ポジティブは感謝にしておこう。
深森:どっちにしても、謝るの字が入ってますね…。
宵ヶ崎:本当だ!で、進んでいくと、
GM:叔父さんがいるよ。
宵ヶ崎:叔父さん、一体どこに居るんだろう?
GM:じゃあ、茶の間でお茶飲んでる。
宵ヶ崎:茶の間?普通に家か。どうしようかな。とりあえず、そのまま彼の前に座りますよ。
GM:では、「うん」と言って頷く。
宵ヶ崎:思い出しました。父がどうして死んだか。
紫乃叔父さん:あいつはお前のことを、ずっと死の間際まで心配していた。
宵ヶ崎:悪いのは私なんですけどね。
紫乃叔父さん:違う。研究所を襲った奴だ!
宵ヶ崎:うん、確かにそうだね!
梅宮:間違いない。
二階堂:せやな!
宵ヶ崎:さっき新しい設定が生えましたけど、私、もともと対抗種に感染してたんですね。
GM:頷く。
宵ヶ崎:この辺は今作られた設定だから、突っ込まずにおくか。…紅ちゃんをここに送り出したのは、霧谷さんじゃないっていう話があったじゃないですか。それってもしかして、この叔父さんだったりします?
GM:違います。それは実はですね、あなたの隣に居る人物です。
深森:ハハハ…。
梅宮:こいつか。
宵ヶ崎:ああ、そうか…プランナーその②か。じゃあ、「今まで私を責めませんでしたね。」
紫乃叔父さん:なぜ、責める必要がある?
宵ヶ崎:叔父さんから見て、私は、あなたの兄の敵(かたき)ですよ?
紫乃叔父さん:私の視点から見れば、お前は兄の娘だ。
宵ヶ崎:ぐう。「…怒ってますか?」
紫乃叔父さん:少し。…なあ、紅。
宵ヶ崎:はい。
紫乃叔父さん:お前、バカなの?
一同:ハハハ!(笑)
二階堂:良いんじゃね?(笑)
宵ヶ崎:その位の言葉は引き出したかった!正直、良かった!(笑)紅ちゃんは、「え?」位に思ってます。
GM:じゃあ、がしりと頭を持って。シェイクされます。
宵ヶ崎:うげー!今日は、何か厄日だ!(笑)
紫乃叔父さん:つまらんことを考えるな!お前は、自分が幸せになることだけを考えてれば良いんだ。
宵ヶ崎:頭をさすりながら。「何か、今日はみんなに似たような事を言われる日な気がします。」
紫乃叔父さん:そうか。良い仲間を持ったな。
宵ヶ崎:良い叔父さんも持ちました!
紫乃叔父さん:ひとつ頷いて、「そっちは大変なようだが、現状、救援が追いつくかどうかは微妙なところだ。」
宵ヶ崎:そこまで把握してるんだ。叔父さんすごい!
紫乃叔父さん:今、霧谷さんがそちらに向かおうとしている。
宵ヶ崎:マジでか!?
嶋岡:ハハハ!コラー!(笑)
GM:ええ、だってシナリオに書いてあるんだもん!(笑)
梅宮:来るのか、本人!(笑)
二階堂:重鎮が出てきた!
GM:ああうん、本人が行くらしい!
嶋岡:結構あの人、フットワーク軽いからなー!
深森:まあ、プランナーが出てくるんなら、日本支部長対日本支部長というか。
GM:概ね合ってる。
宵ヶ崎:状況から考えると、間に合うかは微妙そうですね。ちなみに、叔父さんは来れそう?
嶋岡:いやー、ちょっと…(笑)
宵ヶ崎:無理っすよね!
紫乃叔父さん:実は、霧谷さんの後を頼まれている。
宵ヶ崎:まあ、何人かの支部長に頼んでるんだろうな。「じゃあ、分かりました。では、島の事は、私たちに任せて下さい。」と言って、スカートを払って立ち上がる。「行ってきます。」
嶋岡:じゃ、こう言います。「行ってらっしゃい。ああ、そうそう紅ちゃん。幸せにおなり。」
宵ヶ崎:あなたもですよ。
梅宮NPCをジャックしたー!(笑)
宵ヶ崎:ありがとうございます!よっしゃー!叔父さんと会話できた!紅ちゃんはこの話で後腐れない!
二階堂:よっしゃー!伏線回収ー!
GM:ほんじゃあ、傷無タンに会いに行きますか。
宵ヶ崎:ハイ。

六白傷無

嶋岡:どっちの傷無?漢字の方?
GM:漢字の方。
嶋岡:漢字の方?じゃあ、メモリー取りますわー。
GM:じゃあ、取っちゃってください。
嶋岡:経験点を使います。(と言って、セッションシートをGMに渡す)
GM:ちょうど15点か。はい。例によって、不意に視界が変化いたします。面影島の外れ。目の前には、一件の家がある。寧人は見覚えがある、昔、六白傷無が住んでいた家だ。家の前には少女が立っている。
嶋岡:どんな感じのですか?10年前の姿ですか?
GMキズナ、神無と同じ顔…年齢は2歳ほど下だろうか。けれど確かに同じ人物に見える。六白傷無。2年前に死んだ、あなたの幼なじみだ。
嶋岡:じゃあ、「傷無なのか。」と言う風に、一応声を掛けてみよう。
傷無:うん。六白傷無です。なんだか、わたしがいっぱいいて混乱しちゃうけど、このわたしは、2年前に死んじゃった、六白傷無。お兄ちゃんとか、神無ちゃん…もうひとりのわたしが、色々、ごめんね。
嶋岡:いやまあ…。
宵ヶ崎:ややこしいなぁ。
GM:「わたしが、こんなふうに分かれたのはね、2年前に、病気で死んで、それで、お兄ちゃんが、わたしを連れて、この面影島に来たとき、その時、わたしの身体の中に、まだ命が…いや、別に寧人くんが何かしたとかそういう意味じゃなくてね?…完全に死亡してない状態の、レネゲイドウィルスが残ってたんだ。そのレネゲイドウィルスは、多分10年前のあの時に、寧人くんの血がわたしの中に入って…それで、受け継いだもの。だからかな…身体はもう死んでたんだけど、そこに、オモイデ様が干渉してきた時に、わたしの中のレネゲイドが、オモイデ様の一部と融合した。それで生まれたのが、幽霊みたいなわたし。そして、神無は、お兄ちゃんが、私の黄泉還りを願った結果、生まれた存在。でも、同時にひとりの人がふたり黄泉還ることはない…だからかな、神無にはいくつかの記憶が欠けてて、…お兄ちゃんも、神無も失敗だって思って…あんな風に。」悲しそうな顔になる傷無。顔芸ではありません。
嶋岡:はい。(笑)
宵ヶ崎:うーん。
GM:その手から、淡い緑の、ホタルのような光が浮かび上がった。
嶋岡:それだったら、えーっと。きーちゃんが謝る必要はないよ。今の話を総合すると、どっちかって言うと、俺が悪い気がせんでもない!(笑)
宵ヶ崎:いや、多分お前も悪くない。(笑)
二階堂:つまりは不可抗力?
宵ヶ崎:多分、ジャームが一番悪い!
嶋岡:あの人もね、可哀想な人なんですよ。
梅宮:大方それも、プランナーの仕業だ…。
GM:「神無の記憶はかけている。でも、わたしもそう…あのキズナもそう。わたしたちは、ちょっとしたボタンの掛け違いみたいなもので、バラバラになってしまったんだよ。これを、神無に届けてあげて。そうすれば、わたしたちの記憶や想いが繋がって、欠落が補えるから。ただあの子…神無は、自分が偽物だって、そう思って、傷ついてるから。だから、他の欠片…他の人の記憶にある、全部の"オモイデ様の欠片"を集めてからじゃないと話をちゃんと聞いてくれないと思う…あの子を、わたしを、助けてあげて。そして、あの子は「偽物なんかじゃない」って…全部、みんな、本当のわたしだって、伝えてあげて。」全てやった後だけど。(笑)
宵ヶ崎:ああ、それで。それでさっきの言葉で落ちなかったのか。
二階堂:なるほど。
嶋岡:じゃあ、傷無の頭を撫でて。「やっぱり、きーちゃんはきーちゃんだな。優しい、昔のきーちゃんのままだ。」
傷無:寧人君は昔のまま。ううん、ちょっと危なっかしいかな。
嶋岡:「大丈夫だ。」と言って、後ろを振り返ります。「皆が居る。俺一人じゃないから。皆が居るから、俺は大丈夫。」
GM:じゃあ、それに頷いて。「寧人君は、私が好き?」
梅宮:直球ストレートに…。
嶋岡:ああ、それは「何を言ってるんだ。」みたいな顔をするけど。頷いて。「うん、もちろん好きに決まってるだろう。」と返しますけど。
傷無:どの私が一番好きなのかな?
宵ヶ崎:マジで?(笑)
GM:だって、近いことが書いてあるんだもん。いたずらっぽい笑顔を浮かべて。
嶋岡:ああー。そう言われると、ああ、そういう意味なんだな。と初めて気づきますよ。(笑)
GM:泥棒猫のポーズ!(「鬼女が見張っています」的なポーズを取る)
嶋岡:ああー、そう言われると、頭を掻きながら困るけど。(笑)
GM:困ってます?
嶋岡:困ってます。
GM:「ふふっ。」と言って、視界が揺らぎ、消えていきます。最後に、かつての声がする。「さよなら寧人君。会えてうれしかったよ。」
嶋岡:ああ。俺も、お見舞いに行けずにごめん。
傷無:良いよ。一番大事な時に、来てくれたから。
嶋岡:うん。後は、神無に欠片を持って行くと、次のシーンに進んで行ったりするんだろうなー。

牧島の介入

GM:あとは、神無、PC1。の前に、牧島が介入しに来るよ。
梅宮:来よった。
宵ヶ崎:牧島!これ、誰が出るべき?
GM:いや、誰が出なくても良いよ。全員の前に来る。
嶋岡:どういう登場なんですか?
GM:えっとですねー。展望台ですね。夜の展望台ですね。
宵ヶ崎:踊ってる?
GM:そこにあなた方は居るんですが、空が割れます。
二階堂:はっ!?
宵ヶ崎:ひゅー、ドカーン。
嶋岡:避けます!(笑)
GM:避けないと当たるよ!「ごめん、どいてどいてー!」って言う。
深森:え?誰ですかあなた!
GM:いや、牧やんは牧やんなんですけどね。黒いスーツに赤いネクタイ、長髪を黄色いリボンでまとめた男が落ちてきます。「あー、えーっと、ここ、面影島かなぁ。」
梅宮:(吐き捨てるように)そうだよ。
宵ヶ崎:ここは面影島だよ!
牧島:初めまして。牧島武といいます。
梅宮:「初めましてもクソもねーだろてめえ!」と言って、胸倉を掴む。
牧島:はい?
二階堂:龍子さん、落ち着いて落ち着いて!(笑)
牧島:ひょっとして、会ったことがある?
宵ヶ崎:今、留置場に居ると思いますよ。駐在所の。
牧島:へー、だったら良い目が出そうかな。
宵ヶ崎:サイコロ的に?良い目?
牧島:えーっと、離してくれませんか。タップタップ。
梅宮:「はあ。」と言って離すか。
嶋岡:えーっと、俺たちと面識ありますよね?
牧島:ほうほう。そりゃあ、都合が良いなぁ。
嶋岡:プレイヤーはどういう事か分かってるけど、キャラクターは何が起こってるか、よく分かっていません。(笑)
深森:何か、初対面っぽい言動ですよね?
牧島:えーっと、うん。本題から行こうか。君たちに頼みがあってここに来たんだけど。ひとつ頼まれてやってくれないかな?
嶋岡:内容によりますねー。
宵ヶ崎:報酬にもよりますね。
嶋岡:いや、報酬は!(笑)
牧島:すまんが、報酬は出せない…?
宵ヶ崎:なんか、牧島さんが前言ってたことを言い返してみたんだけど。
牧島:俺だって、こっちの通貨持ってないもん。
梅宮:とか言いよる…。で、何なんだよ?
牧島:女の子、3人ばかり助けてやってくれないかなー。
宵ヶ崎:何か、前に、似たようなことを言われたような!?
嶋岡:ハハハ!(笑)
宵ヶ崎:その、内訳は?
牧島:えっとー。直接言うより…こっちに、源田って子、居ない?
梅宮:源田ぁ!?
牧島:あいつに話を聞いた方が話が早い気がするんだが…まあいいや。どこに居るのか分かんないし。
二階堂:源田さんにロイスを結べということかと思った。
嶋岡:まあ、そうなんだろうけど。皆、枠は大丈夫?
二階堂:ひとつは空いてますから!取りますよ!(笑)
牧島:多分、名前は間違ってないから、そのまま言うけど。小鳥遊小夜。面影小春。面影冬日の3人さ。
宵ヶ崎:その3人?
嶋岡:そうか。その3人か。良かった。まあ、良くは無いけど良かった。プレイヤーの想像と違ってたから良かった。「ていうか、助けるってどういうことですか?ここは記憶の中なんですよね。」
牧島:うん。てことは、俺がここで君たちと契約して、後の準備をしてきたってことなんだろうけど。
嶋岡:うーん。牧島さんが言ってることの、半分もよく分からないぞ。(笑)
牧島:多分今、その子たち、死んでるよね。
宵ヶ崎:死んでます。
嶋岡:死んでないよ!?生きてるよ!(笑)
GM:死んでますよ!君たちのPC視点では!「まあ詳しい話は5話の冒頭でするとして…YESかNOかで応えてほしいなぁ。」
嶋岡:待って。それはどういう意味ですか?もしかして、現実のあいつらは生きてるってことですか?
牧島:うーん、死んでる、ともいえる。むしろ、死んでない方がおかしいんだけど。
二階堂:そうなんですが、あなたの言葉を聞くと、何かしらあるのかと、勘ぐらざるを得ない。
宵ヶ崎:もう少し、話を聞かせて下さい。
牧島:どこから話そうか。はい!俺、異世界から来ました!
深森:あの…
宵ヶ崎:よし!次に進みましょう!(笑)
梅宮:ちょっと待てよ…。
二階堂:龍子さん!龍子さん!待って!(笑)
牧島:その変わらない対応が、逆に嬉しい!(笑)
梅宮:もう既にハッパ、キマってるんだろうがテメェ!!(笑)
牧島:あれ!?あれ、何でそのこともバレてるの!?(笑)
嶋岡:待って待って。龍子さん。二人がかりで止めるよ!(笑)
牧島:うーん、龍子さんみたいな人とお知り合いで。
宵ヶ崎:?????(ハテナマークの数だけ「クエスチョン」と言っておられました)
二階堂:まあ、それはそれで。
嶋岡:異世界云々は置いといて。
牧島:あのー、その話を納得なり何なりしてくれないと、先に進めないというか…。
宵ヶ崎:異世界から来たことだけは、納得します。
深森:私の顔を見て、なんか思い出したりしますか?
牧島:え、どっち?
嶋岡:ああー、二人いるからねぇ…。片方はお得意様でしょう?(笑)
GM:「え、何、君、まさらちゃん?」と言って、ほっぺを縦縦横横に伸ばす。(笑)
深森:ふえぇぇぇ~!
牧島:へー、スゲーな。この子が生きてるのか、この世界。
宵ヶ崎:あっちの世界では、何が起こってるんですか。異世界とやらでは。
牧島:異世界と言うか、俺は異世界から来たんだけど。平行世界から来たとも言えるので…。何とも。
嶋岡:その辺は、俺たちが聞いた方がいいのか。じゃあ一応訊こう。
宵ヶ崎:はい、じゃあ「かくしか」でお願いします!
牧島:「かくしか」で、箇条書きで説明します。僕、異世界からやって来ました。で、まあ、何でしょうね。異世界で、PC4をやってました。
一同:ああ~…。
牧島:で、うっかりPC1の野郎が自律判定に失敗しまして。
宵ヶ崎:え、つまりバックトラック?
牧島:うん。まあ、賽の目が悪かったんだろうね。言った行動は何一つ悪くなかったんだけど、うん。最後に失敗して、ジャーム化しまして。世界がわりと、半分くらい崩壊しました。
深森:えー!!?
牧島:まあ、全壊しなかっただけ、人類よくやったって感じなんだけど。
二階堂:せやな。(笑)
GM:「で、無駄な死人がいっぱい出るじゃない。ちょっとでも助けられないかなーと思って、そういう彼女たちが、生きていられる世界がひとつくらいあっても良いんじゃないかなーと思って。色々要らんことをしてみて。そういう感じです。以上。」自分でも何言ってるのか、良く分かんない様子ですが。
深森:で、さっきの頼み事と何の関連が?
牧島:うん。色々腹立つから、彼女たち、サクッと救ってやってくんね?
嶋岡:いや、救えるんなら、救うけど。むしろ、やらせてくれって感じなんだけど。
牧島:良いの?
宵ヶ崎:良いの、とは。
牧島:しんどいことになるぜ?
嶋岡:「えーっと、牧島さん。多分、その世界をエラいことにしたのって、俺だよね。じゃあ、向こうの俺ならどう言うか、もちろん分かってるよね。」と言って、にっこり笑う。
牧島:うん、まあ実は知ってる。君がそう言う事は。(笑)けど、イカサマ臭くて、申し訳なくてね…。
嶋岡:いや、良いんじゃないですか?どんな形であれ、小鳥遊や面影姉妹が、生きていける、命をつなげるなら、俺がちょっとばかり苦労するのは全然問題ないよ。
牧島:うーん、PCももちろん苦労するんだけど、プレイヤーが苦労するんだな、これが。
宵ヶ崎:え、まだ苦労する事って、ありましたっけ?
牧島:基本的なことは、俺がそろえて、整えて、君たちの前に出すだけなんだけど。まあ、難易度の両替的な。
嶋岡:あー。
牧島:ぶっちゃけると、プランナーが強くなるんだけど、良い?
嶋岡:まあ、それはしょうがないね。YESしかないな。
梅宮:仕方がねえなー。
宵ヶ崎:私は、YESで。
深森:私もYESで。
二階堂:はい。(笑)うーん、そうですねー。
GM:4枠、大丈夫?生きて間宮さんに会えなくなるかもしれないよ。
二階堂:うーん。あの人、居ないと死んじゃうからなー。(笑)
宵ヶ崎:間宮さんは、二階堂が居ないとジャーム化して死んじゃう。(笑)
二階堂天元突破するんだよ、あの人。ストッパーが居ないと。しかしまー。乗りかかった舟だから、やりますか。プレイヤーとしては、そんな感じです。PC的には、「まあ、あれだ。こんなにたくさん、不安なことがあったんだから、ズルくらいして、幸せになっても良いじゃない?はい。行きましょう。」
牧島:じゃあ、俺のイカサマに付き合ってくれるのかな?
二階堂:おう!
牧島:OK、OK。バカ過ぎてみんな、大好きだよ。
嶋岡:それだったらこう言いますよ。「それはこっちのセリフですよ。牧島さん、不思議な人だなー。と思ったら、不思議な人だったんですね!」(笑)
宵ヶ崎:確かに、すごい電波っすよねー。
梅宮:うん。呆れて言葉も出ねぇ。(笑)
牧島:何かひどいこと言われてるけど、気にしないぞ!まあ、詳しい話はまた今度。ちょっと、状況整えて来るわー。
宵ヶ崎:つまり、いつ会うんですかね?
梅宮:最終話のミドルでしょう!?(笑)
牧島:5話の頭と、ミドルかな!?(笑)
嶋岡:まあ、とりあえず目覚めてからってことにするぜ!
牧島:うん。この状態の方が、君たちに会いに来やすかったから、こっちに落ちてきたんだけど。
嶋岡:良かったでしょうけど。ひょっとして、現実世界の方に落ちてきたら、対消滅しません?(笑)
梅宮:ですねー。D4Cラブトレインだっけ。
牧島:まあ、そうかもしれんが!(笑)現実世界に戻ったら、多分診療所の潰れたやつがあると思うから、そこに行って、詳しい話をしよう。
深森:分かりました。診療所ですね。
牧島:地下に、彼女たちの体があるはずだから。
梅宮:ハァー…。深いため息をつく。(笑)
深森:源田さん、そんな所に…。
二階堂:「ああー、まあ、源田さんが回収してたんだよ。」遠い目。
宵ヶ崎:訳が分からない!そういえば、縮地もハンドリングもしてたよねー…。
梅宮:これだけ不思議な目に遭ったら、もう何が起こっても、不思議なじゃない。
二階堂:まあ、そういうことだ。弟と同じくらいの、少年少女が頑張ってるんだったら、二階堂が頑張ります!
宵ヶ崎:小鳥遊が帰ってくるなら、頑張ります!具体的な目標が出来たぜ。
GM:「あっ。」と言って、あらぬ方を見ます。
嶋岡:じゃあ、みんな、クルッと向いてしまう。
梅宮:もうその手には、引っかからないぞ!(笑)
GM:じゃあ、瞬間、見て、体術で姿を消します!(笑)
宵ヶ崎:あ!消えた!
二階堂:牧島さん、不思議な人だねぇ~。
梅宮:(なぜか渋い顔をしている)
宵ヶ崎:梅宮さん、どうしたんですか変な顔して。
梅宮:プレイヤーが変顔してるんだよ!(笑)
宵ヶ崎:多分、PCも変な顔してるんだろうと思って。(笑)
嶋岡:まあ、あれですよ。さっきのはあくまで夢の世界の牧島さんなのであって、現実世界の牧島さんではないので。悪しからず!(笑)
宵ヶ崎:ふう。牧島との楽しい時間が終わった。
GM:楽しいのか!(笑)
深森:とりあえず、キャラ的にはワケわからんですけどねー。
二階堂:とりあえず、皆さん。一縷の望みにかける感じですか、皆さん!
梅宮:オー。
二階堂:頑張って帰る…!

六白神無(2回目)

GM:じゃあ、神無に会いに行くか。
嶋岡:はい。玄関を開けると、なぜか神無の部屋に通じている。
宵ヶ崎:あれだ。展望台の扉を開けたら、そっちに繋がったんだ。その位の不思議空間でもおかしくないはず。
深森:出ましょうか…。(ころころ)6。
嶋岡:侵食率を上げましょう。(ころころ)85。
宵ヶ崎:(ころころ)91。
嶋岡:宣言通り、もう1回会いに来たよ!(笑)
GM:じゃあ、死んだメダカのような目で。(笑)「それが、オモイデ様の欠片?」
嶋岡:うん。何か、何だ。死んだときの傷無に有って来たんだけど、これを取り込んだら、お前の失われた記憶が戻るらしいよ。
GM:傷無から受け取った欠片を渡す?
嶋岡:ただ、こう言います。「記憶が戻ろうが戻るまいが、神無は神無だと俺は思っている。」
GM:じゃあ、それには応えず、黙って受け取る。「あ、これ、私の欠片…。」と言って、溶けるように消えていきます。「分かった…思い出したよ、色々と。寧人君がオモイデ様の力を、―その石を手に入れたのは、10年前のあの時でしょ?…その時の、寧人君の記憶には、欠けてるところが、あるんじゃないかな?」
嶋岡:何と!
神無:その記憶が、ここにはあるの。2年前、死んじゃってた私は、願ったんだ…。寧人君の、黄泉還りを。
深森:黄泉還り!?
神無:でも失敗した。
嶋岡:そりゃあ、生きてたからなぁ。
神無:その時に、私の中にあった寧人君との記憶…もう一人の寧人君が、この世界には居るんだよ。この欠片を寧人君が持って、願えば、会えるはず。私は、自分が死んでても、寧人君の黄泉還りを願った。オモイデ様は人の想いに惹かれるから…きっと、すごく強い想いだったんだね。それで、オモイデ様と融合した、もう一人の私が生まれたんだ。私じゃないけど、わたし…そんな存在が居たから、お兄ちゃんの願った黄泉還りは不完全で、私の…神無の記憶には、欠けたところがあった…。ふ、変なの。別にあっちの私が本物とかじゃなかったんだね。ありがとう、寧人君。
嶋岡:最初から言ってるだろ、まあ、それに前にも言ったけど、たとえ君が神無だろうと、傷無であろうと、俺の大切な人であることには変わりない。
GM:じゃあ、「うん。」と頷いて。「どっち?」
嶋岡:んん!?何が!?(笑)
二階堂:またかよ!(笑)
神無:うん、何でもないの。
嶋岡:「ていうか、うん、それは、あの…」と言ってわたわたしますけど。
宵ヶ崎:ははは。可愛いなあ。
二階堂:ファイナルアンサーを!
梅宮:迫られておる。
GM:じゃあ、神無が触れることで、傷無から受け取ったオモイデ様の欠片が輝き、全ての欠片があなたの賢者の石に吸い込まれていく。「あとは、最後の欠片、寧人君の記憶。」神無は嬉しそうに言った。「ありがとう、会いに来てくれて。さよなら、寧人君。」と言って、何もない空間に戻って行きます。
嶋岡:はい。…これで、俺に会いに行ったら終わるんじゃないかな。

続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)