Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

ハートレスメモリー「Invader Festa インベーダー・フェスタ」 その5

次のセッションまでにリプレイも終わりそうな気がする。頑張れわし。

面影神社本殿

GM:というところで、クライマックス戦闘に入りまーす!面影神社本殿、その入り口。オモイデ様の暴走を止めるためにやってきた君たちだったが、その前に一人に少女が立ちはだかった。インなんとかさんのフィギュアを置かせて頂きます。(笑)
嶋岡:じゃあ、その脇をすり抜けて、スルーします。
GM:待てー!(笑)行かせないわよ!
嶋岡:あれ、居たの?
GM:やって来た君たちを見て、「大人しくオモイデ様の生贄になりに来た、と言う訳でもなさそうですね。嶋岡君、宵ヶ崎さん。あなた方のせいで、儀式は失敗したのです。であれば、結果を取り戻すためには、あなた方の命を捧げるべきでしょう。」
梅宮:何訳の分からないこと言ってんだ!
宵ヶ崎:論理性ってもんが無いっすね!
GM:目をグルグル回しながら。
宵ヶ崎:あ、ダメだこりゃあ。
二階堂:ヤッバイわー。
GM:ですが私はジャームではありません!
梅宮:とか言ってるやつは…。
宵ヶ崎:でも。狂信者かも知れない。
深森:面影さん。それは、オモイデ様がそうおっしゃったんですか?
小春:いいえ、そうではありません。ですが、そうに違いありません。
宵ヶ崎:お話しにならんな。
小春:オモイデ様に、よそ者を触らせることなど、出来るわけありません。あなた方は、オモイデ様破壊しに来たんでしょうが、オモイデ様あっての面影島。しきたり、ルールを守るための面影家なのです。
嶋岡:そうですか。じゃあこう言います。「まあ、確かにルールは大事かも知れない。けどな、島の巫女だとか、島だとか関係ない。お前さんが、面影小春が本当に守りたいものは、何なんだよ。自分の家族を、冬日を犠牲にしてまで、守らなきゃいけないことなのかよ!」
GM:じゃあ、そのセリフに対して、一瞬「それは…」と言ってたじろくのですが、目を瞑って首を振ります。「この島とオモイデ様を維持することが、私のお役目。それを邪魔するのであれば、あなた方は敵です。面影の巫女として、あなた方を排除します。お覚悟。」
嶋岡:戦うしかないのか。
梅宮:みたいだなぁ。
GM:戦闘に入ります。
二階堂:衝動判定?
GM:無いです。
二階堂:無いのか!ミドル!?
GM:いや、クライマックスなんだけど、クライマックスの1っていう扱いです。次で衝動判定です。
宵ヶ崎:よし。

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イニシアチブは、宵ヶ崎15⇒小春13⇒深森11⇒嶋岡10⇒梅宮9⇒二階堂3です。

GM:じゃあセットアップ入ります!
嶋岡:新しいエフェクトを使います。苛烈なる火。
深森:ファンアウトと、戦術でダイス+5。
梅宮:ファンアウトね。
嶋岡:こっちも前進ー。
宵ヶ崎:こっちもエンゲージ分かれておきますか。
二階堂:はい!扇動の香りを使います。命中ダイスが+3されます。頑張れ!
GM:えっと、イニシアチブが、13。なので、さすがに紅の方が早いんだけど。セットアップなんで。苛烈なる熱気を使います。目標値30に達しない攻撃、回避は一切無効です。ちなみに、NPCも。
梅宮:は?
二階堂:ああー。了解です。
GM:あらゆる判定が30に達せないと、無効です!じゃあ、始めます。イニシアチブ。
宵ヶ崎:はーい、紅ちゃんのターンです。まず、マイナーでブラッドコントロール、ハンドレッドガンズ。というわけで銃を作成。ではメジャーでコンセントレイト・ブラムストーカー、滅びの一矢、ペネトレイトで、ダイス24個で振りますね。
二階堂:ハハハ!(笑)
GM:ガードの構え!(笑)
嶋岡:うち8個は支援です!ありがとうございます。
宵ヶ崎:クリティカル値は8です!(ころころ)36!
GM:くそっ。でも灼熱の結界、氷盾でガード値は39ですが何か。
宵ヶ崎:酷い。というわけでダメージダイスが4d…対抗種があるので、ダメージがさらに+2d。6d+15!(ころころ)43!
GM:4点食らいます。
宵ヶ崎:くっ!(笑)これ毎ターンなんですか!?
GM:氷盾は毎回使える。あと6d増える!ラウンド1回だけだけど。39がスタートです!
梅宮:ホンマにか…。
二階堂:はい、次の人ー。
GM:こちらですね。目の前の二人を狙います。16d。コンセントレイト・サラマンダー、災厄の炎、灼熱の砦、焦熱の弾丸、プラズマカノン、結合粉砕。まあ死んだって言って良い?当たれば。(ころころ)
梅宮:当たればね!
GM:31…。
宵ヶ崎:惜しい!
梅宮:(ころころ)当たったー。ちょっと待って。斥力障壁をします。(ころころ)14点減か。だめだな。
嶋岡:ワンチャンあるよね!リアクションは放棄するぞ。復讐の刃の構え!
GM:(ころころ)73スタートって言って良い?
梅宮:は!?それは死ぬなー。リザレクトー。
嶋岡:倒れます。頑張れオレ。(ころころ)28か!駄目だった!リザレクトということで。(ころころ)
GM:じゃあ、そこで極大消滅波。当然、前衛の二人。
二階堂:ギャアー!
梅宮:うぇーい!
嶋岡:踏みとどまります。全身真っ黒になりながら、踏み止まっているよ。
梅宮:リザレクトー。
嶋岡:リザレクト!これでちょうど100になったよ!ラッキー。危なかった。
GM:大事な事忘れてた。青き悪魔が入ってなかった。
梅宮:知らん!今から使うとか言っちゃダメッ!
GM:元データにあったんだよー!
宵ヶ崎:ああー…。
二階堂:しゃーないしゃーない。
GM:次から、21点ガードしたら、21点返します。パンチで。ぶっちゃけ、嶋岡が出し渋れば出し渋るほど、キツくなっていくと思うよ!そういう風に組んだから!(笑)
嶋岡:はい。じゃあ、15点お願いします。ここに来て、源田さんの力を借ります!(2回目に開催された「Slaughter School」のセッションシートを取り出すPC1)
GM:ほっ!?ああそう意味!?
嶋岡:取ったのは貫きの腕だよ!ガード無効にするよ!
GM:深森どうぞ。
深森:えーっと。アドバイスを嶋岡さんに。
嶋岡:アドバイス、普段は要らんけど、今日はちょっとヤバイので。じゃあ、行きます。賢者の石まで入れて。
GM:ガードできないってことは、青き悪魔も使えないってことかな!?じゃあ、素通しでダメージ食らうよ。
梅宮:ヒョーゥ!
嶋岡:とりあえず。メジャーアクションで炎の刃。それから、…メジャーで使うエフェクトが炎の刃しか無いぞ!(笑)コンセントレイト・サラマンダー、貫きの腕まで入れます!
GM:はーい。氷雪の守護だけは使うよ!
嶋岡:じゃあ、素では6個しか振れないハズなのに、扇動の香り、戦術、アドバイスが入って19個振ってます!(笑)
GM:ヒドイ!
嶋岡:侵食率ボーナスが3つあるんで、22個!クリティカル値は4ですね!賢者の石は…使っておく。この人の方がヤバイ気がするんで。(ころころ)
GM:うん、こっちの方がヤバイと思う。
嶋岡:77で。ダメージは8d+25だ。(ころころ)えっとね。62ですね。
GM:62?じゃあ、33点止めるよ。
深森:力の法則!ダメージ+4d。(ころころ)22。
宵ヶ崎:これで、通るダメージが51です。ガード値も入れて。
GM:はーい。51ダメージ食らいました。10点残ったよ。
梅宮:うーん、まだ私たちが居る!というわけで。
宵ヶ崎:おー!
GM:では次、龍子さん。
梅宮:はーい。ダイスは9つー。コンセントレイト・バロール、漆黒の拳、黒星の門、ジャイアントグロウスも入れとくか。回すよっ!(ころころ)34。
深森勝利の女神で、+18!
梅宮:52で白兵が5あるから、57ですね。ダメージは8d。
GM:灼熱の結界、氷盾。青き悪魔を使用して。
宵ヶ崎:ガード値は39です。8dで42出れば良いです。
梅宮:はい、頑張ります…。(ころころ)目が良いぞ。9とかいっぱいある。44。
宵ヶ崎:ダメージ51点です!
GM:落ちました。あと、21点ダメージです。
梅宮:はぁ。死んだわ。
深森:やったー!
二階堂:やったー!
GM:燃える魂で帰ってきます。HPは50点です。
嶋岡:ですよねー。
梅宮:次はあなたの番です!
二階堂:侵食値が足りないから、マイナーでジェネシフトします!えーっと、ジェネシフトってどうやるんだっけ。
GM:じゃあ、クリンナップフェイズでやることをやっておきます。25点!61点でHP回復してきます!MAXになりましたー。
宵ヶ崎:つまり、振り出しに戻った?
GM:まあ、1回落としましたから。次は死にます。
二階堂:じゃあ3つ振りますー。23!だから91か。しゃーない。ここで、狂戦士要る方!
GM:はーい!
宵ヶ崎:こらこらこら!(笑)クリティカル値が下がらないんで、貰っても良いですか?
二階堂:はーい。じゃあ、狂戦士を紅ちゃんに使います。クリティカル値が-1で、ダイスが2個増えるよ!
GM:じゃあ、セットアップ入るね。
深森:セットアップ、戦術ダイスが5個増えます。
嶋岡:苛烈なる火を使うぞ。
二階堂:扇動の香り。ダイス+3です!
GM:こちらも13で、氷の城塞。
宵ヶ崎:では、紅ちゃんの番です。支援でダイス+11個増えるか。結論から言うと、ダイス28個振ります。ハハハ!(笑)
GM:ガードしまーす!でも、先に殴る?
嶋岡:いや、でもねー。いや、この戦術が上手く行くかどうかは微妙なんだが。どうする?何なら、待機する?1手、意味のあることがあるんだが。
宵ヶ崎:嶋岡の提案なら待ちましょう。待機します。
嶋岡:先に小春の番だが。来い!
GM:じゃあ目の前を殴りますよ。災厄の炎、灼熱の砦、焦熱の弾丸プラズマカノン、結合粉砕、コンセントレイト・サラマンダー。ドカーン!
二階堂:ウワァー…。
GM:ダイスは16個だった。(ころころ)
梅宮:避けるぞっ!(ころころ)だめだった…。
嶋岡:復讐の刃!これに対してはガードできないだろう!
GM:うん。35なんで、ギリギリ自分の結界を通ったよ!アブネー!
嶋岡:(ころころ)30か。
深森勝利の女神を。18点上がります。
嶋岡:じゃあ、48になるから通るぜ!そして、俺は色々乗せてくる。破壊の爪で何と10!そして苛烈なる火で19スタート!(ころころ)48です。装甲は有効だ。
GM:それは食らう。13点残った。
嶋岡:じゃあ、小春のロイスをタイタスにして復活するぞ。
梅宮:(ころころ)復活ー。これで100になった。(要するに、ジャイアントグロウスはここまで使えないはずだった。制限:100%という字が見えてなかったらしい。)
GM:次は深森。
嶋岡:深森、支援貰って良い?
深森:はい。アドバイスを嶋岡さんに。
嶋岡:コンセントレイト・サラマンダー、貫きの腕、吹き飛ばし、炎の刃。クリティカル値は6です。(ころころ)37ですね。一応命中か。(ころころ)45点だよ。
GM:氷雪の守護で23点まで止める。3点残ってる。
二階堂:すみません!力の霊水っていう、ダメージダイスを増やすエフェクトを使います。ダメージが4d増えます!
嶋岡:(ころころ)25ですね。
GM:落ちましたよ。
宵ヶ崎:おおー!良かった。
梅宮:ナイスアシスト!ハイタッチしたいぜー。パーン。
二階堂:パーン!支部長が支えきれないところをカバーする感じでやっていきます!
GM:「私が敗れるなんて…。ああ、冬日。私もそちらに。」小春が地に伏し、動かなくなった。えい。(ΦωΦ)
宵ヶ崎:え!?
梅宮:猫!?
GM:にゃー。(小春役のインデックスのフィギュアを猫のフィギュアがさらっていく感じの動きをさせる)
宵ヶ崎:縮地された!ハンドリングで!
GM:予期しない動きをし始めましたね!
梅宮:あの猫!
深森:もしかして、源田さん!?
宵ヶ崎:死体を持ち帰っていたのはあいつだっていう話が、前に出ましたね。あんな風に持ち帰ってたのか。

明かされる陰謀

GM:PC1です。シーン変わります。
嶋岡:はい。
GM:面影神社本殿。それは自然の洞窟を元に作られたものだった。耳をすませば、外から獣の咆哮が聞こえてくる。ジャーム化した村人が集まって来ているのだろう。
宵ヶ崎:げ。
GM:足早に薄暗い洞窟を進んでいくと、行く先に光が見えてきた。光の正体は、巨大な結晶体だった。これが、オモイデ様のご神体のようだ。鼓動するように光が明滅し、君の賢者の石がそれに応対するようにぴくりと疼いた。そこに近づこうとしたところで、背後から声。「やあ、面影小春を処理してくれてありがとう。」振り向くとそこには、六白霧人と、六白神無の二人が武器を構えていた。
宵ヶ崎:えっ。
深森:何で。
嶋岡:こっちがクライマックスだ!
宵ヶ崎:霧人さん。あんた、さっきは誘導してただろう。(ころころ)71か。私だけ妙に侵食率低いな。
深森:(ころころ)126…。
梅宮:死んでないからだよ…。(ころころ)113。あ、失敗した。ジャイアントグロウス、使っちゃだめだった。
嶋岡:100%エフェクトだもんね…。
二階堂:源田さんにロイス取ります!猜疑心!
GM:はーい。「あとはそいつを破壊すれば、縁切の儀式は完全に失敗し、黄泉還ったものは元のままというわけだ。」
宵ヶ崎:どういうことだ!?
嶋岡:どういう意味なんだ、霧兄。訊くよ。
GM:どうしてこんな事をしたかだって?それはシナリオに書いてあるよ、ありがとう。(笑)「さっきも少し言ったけど、黄泉還りを望める者は、オーヴァードだけ。では、ジャームは?…駄目なんだよ。ジャームは黄泉還りを望めない。オモイデ様の恩恵に与れない。だから、縁切の祭りを過ぎれば、俺はもう妹を、傷無を黄泉還らせることはできない。俺はジャームさ。自分でもそれを理解しているくらいにはね」
宵ヶ崎:んんー!?
霧人:時雨は知らなかったんだ。無駄な戦いだと思っていたよ。あそこでもし時雨が君たちを倒したとしても、彼の妻はこの祭りで消えてしまったろうに。俺は傷無を黄泉還らせるために、この島に来たんだ。病死した妹の死体を抱えてね。たまたま耳にした噂にすがるようにして。けれど、出来たのはこんな。こんな!出来損ないだ!こんなものは妹じゃない!傷無の魂は別にいるんだ。光輝いて、見たことはあるかい。
梅宮:あれって?
霧人:俺は一度だけ会ったよ。見た瞬間に、この神無は偽物だと分かった。そう言ったら、傷無は可哀想にしていたよ。何度も試した。何度も何度もこの失敗作を殺して、黄泉還らせた。でも、駄目だった。もう次の機会は無い。そう思っていた時に、ファルスハーツという組織が教えてくれたのさ。この本殿にあるご神体のことを。神無は肉体だけの偽物だ。本物の魂を入れてやらないと駄目だ。でもその方法が分からないんだよ。でも、それはオモイデ様を直接操作すれば、解決できるはずだ。面影家の連中に、オモイデ様を寄越せなんて言っても無駄だからな。こうして、邪魔な連中を片付けてもらった。これでようやく、本当の妹を黄泉還らせることができる。俺は、妹さえ生き返らせることができれば良いんだ。たった一人の家族なんだ。
宵ヶ崎:うはぁ…。
GM:じつはですねー。六白霧人ちゃん。大変残念なデータで。シンドロームモルフェウスハヌマーンなんですね。
宵ヶ崎:え?その組み合わせって、何か利点ありましたっけ。
GM:それなりに強いのは強いですよ。ただ、ダブルクリエイトして、2丁拳銃になっても、1丁しか使えません。
二階堂:えー!?
GM:昔は、これでもダメージが上がったんですけどね。
梅宮:昔は、か。
GM:ルルブ1、2の頃は大丈夫だったんですけど、エフェクトアーカイブ入ってからダメになっちゃった。で、可哀想だったので、若干なんとかしてあげました。
嶋岡:はい。ありがとうございます。じゃあ、こう言いますよ。「霧兄、どうしてそんな酷いことを言うんだ。あんたは傷無を取り戻したくて、たった一人を取り戻したくて、この島にやって来たんだろう。だったら何で、神無が偽物なんて言うんだ。神無はちゃんと生きてるじゃないか!」
梅宮:何度も殺したっていうのが気になるな。
宵ヶ崎:家族を殺したって…こっちとしては言いたいことが…。
嶋岡:まあ、記憶が完全じゃないとか、そういう気に入らないサムシングがあったんでしょう。
GM:傷無を偏愛していた霧人は、キズナの出現により、黄泉還った傷無は完全ではないと気づいた。
宵ヶ崎:あー、それでか。
GM:霧人は、妹を完全に復活させるために、オモイデ様の研究をしており、その過程でレネゲイドの知識を基にファルスハーツと接触。現在は、自覚的に都築京香の端末の一人として活動している。で、霧人は神無を失敗作として何度も殺し、何度も黄泉還らせてきました。その結果、彼はジャーム化した。じゃあ、霧人は言います。「この神無は失敗作だ。食べられないよ。」(笑)
宵ヶ崎:待った!どういうことだよ!(笑)
嶋岡:なんでやねん!
GM美味しんぼのネタでそういうのがあったんだよ!(笑)っていうかネタを説明させんなよ!鬼か!(笑)
嶋岡:それはさておき!
GM:神無が。「寧人君。一緒にここで暮らそうって言ったのに、どうして裏切っちゃったのかな。」
嶋岡:いや別に裏切ってないよ!?
宵ヶ崎:まあ、相手はジャームですし。
梅宮:(シナリオの挿絵を見ながら)そして、すごい猟奇的だよ。「目がこわっ!」と思いながらファイティングポーズを取りますよ!
神無:寧人君が紅ちゃんを助けに行った時、私、すっごく悲しかったんだよ。やっぱり、お兄ちゃんの言う通り、私が偽物だから?神無なんていう出来損ないで、傷無じゃないから!?寧人君、私とは一緒に居てくれないの!?
嶋岡:いや、えーっと、違うんだ神無。
神無:分かってるよ!私が本当に生き返ったら、ずっと、ずーっと一緒に居られるんだよね!?大丈夫だよ!寧人君が死んでも、私が黄泉還らせてあげる!だって、私、寧人君のことが、本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に大好きだから!!絶対絶対絶対大丈夫だよ!!
梅宮:怖い!!
GM:満面の笑みで!
深森:まさらがブチ切れそうなんですけど…
梅宮:言えば良いじゃんかよ!
宵ヶ崎:こっちもブチ切れですよ!
GM:ブチ切れればいいと思うよ。
深森:だけどなんか、声が出ない…。
宵ヶ崎:「霧人。何と言った、お前。」演出で、銃を構えても良いですか?
GM:どうぞ。向こうも構えています。
宵ヶ崎:向こうもか。「家族を殺した?偽物?」
霧人:偽物だから殺した。何が悪い。
宵ヶ崎:「分かった、お前はそういう奴なんだな。」と言って、…これ、どうしよう!?ナイチンゲールが偽物とかいう話にも…少なくとも、自分には偽物とは思えないんですよね。うーん…。言いたいことは嶋岡に言われたので、こっちとしては暴走した霧人を止めるだけですよ。というわけで、霧人さんのロイスを今のうちにタイタスにしておきます。
嶋岡:ちなみに、こっちは神無と霧人にロイスを取ってあったんですけど。タイタスになったりしますか。
GM:いや、別にならない。しても良いですけど。
嶋岡:今のところ、タイタスにはしないでおきます。
宵ヶ崎:正直その、せっかくロイス取っておいた相手が、ジャームとか、紅ちゃん的にもプレイヤー的にもショックを隠せない!
二階堂NPCに感情移入してたら、そうなっちゃうよねー!
梅宮:これがストーリーパターンテンプレートというやつか。確かにそんな感じだ。
GM:そうなんだ。
宵ヶ崎:確かに、こないだのシナリオクラフトはそうだった…。ダブルクロス的にはお約束だった!
深森:オモイデ様、これがあなたが望んだことなんですか…?
GM:淡く明滅します。
深森:ねえオモイデ様、生きてる人って、結局こうですよ。結局自分の思う通りじゃないと、せっかく黄泉還らせてあげても、こんなに狂ってしまうし、平気で人を傷つけちゃうんですよ。
梅宮:「まあ、とにかく。そこのバカは死んだら治るみたいだぜ。」としか言いようがねぇーッ!「ここはやるっきゃねえ!」
嶋岡:やるしかないな。
宵ヶ崎:やるっきゃねえ!
深森:本当に、誰もかれも、いい加減にして下さい!
二階堂:衝動判定ですか?
GM:じゃあ、兄弟の思念が膨れ上がります。バイタルアーップして。これを合図に、衝動判定。
宵ヶ崎:2個振れる。やったー!(ころころ)失敗。
梅宮:(ころころ)回ったー。やったー。
嶋岡:(ころころ)9あるから成功ー。
深森:(ころころ)14です。
二階堂:(ころころ)暴走しちゃったよっ!

そういうわけで、侵食値を上げて戦闘開始するのだった。
イニシアチブは、神無39⇒霧人26⇒宵ヶ崎15⇒深森11⇒嶋岡10⇒梅宮9⇒二階堂3です。

二階堂:3倍振り確定ですわー!
梅宮:いや、大丈夫!Eロイスが何か使われてるはず!さっきの小春にも!
GM:いや、ゼロです。
梅宮:鬼じゃ…鬼がおる!!
宵ヶ崎:よし、気合入れていくか。
GM:クリンナップ、セットアップ。
深森:セットアップで、ファンアウト、戦術。
GM:いえ、こちらが早いんです!ファンアウト、戦術!
深森:え!?
GM:あなた方のエンゲージに彼女が突っ込んできます!

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霧人の駒は、キャスバル専用ガンダムである。兄上である。傷無は翠星石である。

嶋岡:はーい。ファンアウトを使ったのは妹の方かな。
GM:んー、霧人の方。Eロイス妄念の姿。俺の妄想は、戦術を行使する!
深森:じゃあ、戦術だけ…。レベル6になっているんで、+6dです。
嶋岡:ありがとうー。じゃあ、苛烈なる火。
GM:神無が戦いの予感!って言います。
二階堂:扇動の香りも入りますよー。傷無の方です。
GM:ああー。情報収集の判定を1回だけしても良いよ。8点ね。
宵ヶ崎:分かりました。何に関して?
GM:霧人の精神状態について。
梅宮:ああー、見れば分かるから、今でも良いのか。どこかでし忘れたわけじゃないのね。
GM:成功したら、こっちのDロイスの内容を教えます。
二階堂:じゃあ、社会で。(ころころ)あ、出た。
GM:はい。まず、霧人さんの方ですけど。Eロイス・マジカル☆リクエスト。マジカル☆ってところにとても惹かれて!あと、妄念の姿という、妄想のEロイスを持っています。4つ。で、妄想戦術を駆使しております。戦術、ファンアウト、マルチウェポン、ブリッツクリーク。
梅宮ノイマンばっかり…。
GM:後は、傷無をSロイスで持っておりますが、これはタイタスじゃないのかなと思いつつ。
嶋岡:ジャームはロイスを持てないのでは。
GM:じゃあ、これ何なんだろう…。
嶋岡:まあいいさ。これも意味があるんだけどね。
GM:じゃあ、Sタイタスにしておこう。あと、最後はSロイス工作員であります。で、神無の方が大切なんであります。Dロイス複製体。復讐の刃を取りました。Eロイス定まりし殺意。否定の壁。拒絶の結界。悪意の虚像。変異する悪夢。不滅の妄執。一番最後のがアウト。
宵ヶ崎:長い!ってことは!?オモイデ様の効果を考えれば、そういうことになるのか!
梅宮:ということは。異形の転身で移動して、霧人を殴りに行くぞーい。
二階堂:分かりました!ということで、扇動の香りはお兄ちゃんの方に行きますよ!ダイス+4個!
GM:これで、攻撃が全部霧人君に向かうんですね。やめて下さい。(笑)
宵ヶ崎:ただ、神無もある程度は減らしておいた方が良い気が。
GM:無駄ですよ?
嶋岡:まあ、ムダ何だけどね。何とかします。何とかできない可能性もあるけど、俺が引き受けるくらいかな。じゃ、セットアップは終わりですか。
GM:では、こちらが先であります。神無が殴りに行きます。行動値39です。
梅宮:行動値が!?
嶋岡:戦いの予感って言ったからね!
GM:1回だけ。マイナーで赤き剣。破壊の爪、破壊の血、渇きの主、封印の呪、血の宴、コンセントレイト・ブラムストーカーで殴ります。
嶋岡:この瞬間に時の棺って言ったら良いと思うよ。
梅宮:うん。時の棺。良かったぁーッ!ただし私は10点も侵食率が上がるのよ!(笑)
二階堂:ありがとう龍子さん!
宵ヶ崎:斧を振りかぶった瞬間に時が止まる?
GM:あ、それ無効に出来たんだっけ。ごめんね。マリシャスブラッドって言って、それを消すね。
梅宮:ハァー!?
嶋岡:ああ、120%アージエフェクトのはず。
宵ヶ崎:そんなやつがあったのか!
GM:ありがとう!TRPGの卵さん!(GMはここのリプレイを参考にしているそうです。)
嶋岡:じゃあどうぞ、命中判定だね。
宵ヶ崎:ごめーん。
梅宮:ちくしょう。避けるっきゃねえ。
宵ヶ崎:暴走してるんでムリ!
GM:(ころころ)35!
梅宮:(ころころ)27か。当たりました。
嶋岡:当たりました。
二階堂:あかんかったわー。ダメージお願いします。
GM:(ころころ)57です。
嶋岡:死にました。
梅宮:あのー、HPが全快であるっていう人には、私がデモンズウェブを使おうと思うんですが。私は9点しかないので意味ないのです。
宵ヶ崎:こっちも20しかないんでムリです。
二階堂:こっちも24しかないー。
深森:こっちも27しかない。
嶋岡:あ、深森が一番高いんじゃない?
梅宮:じゃあちょっと使ってみようか。デモンズウェブはたった2点しか侵食率が上がらないから。6d!(ころころ)22点!
深森:どっちにしても…
梅宮:ダメか!牧島ー!お前は死ね!(牧島のロイスを使って復活した)
GM:ひどい!(笑)
二階堂:牧島さんのロイスで復活ー。今のうちに、霧人さんに憐憫でロイス取ります。
宵ヶ崎:リザレクトー。
嶋岡:ちなみに霧人の行動値は?
GM:26です!
嶋岡:じゃあ次は霧人か!
GM:じゃあ、殴りますー。ハンドレッドガンズ、ダブルクリエイトで銃をふたつ作ります。カスタマイズ、レインフォース、マルチウェポンで殴ります!ライトスピード。2回殴って来ます。
二階堂:あー!!これかー!
嶋岡:これはマズイな。
GM:あ、ダイス3つ振れる。(ころころ)22!射撃?何かな、そんなスキルは持ってないよ!俺研究者だからね!
宵ヶ崎:地味ー!でも食らったよー。
梅宮:避けられるか!ワンチャン!(ころころ)ダメだったー!
深森:(ころころ)ダメだぁ…。
嶋岡:(ころころ)食らったよ。
GM:妖精の手とかで避けられたりしませんか?
嶋岡:じゃあ、1個貰って良い?
深森:はい。
嶋岡:じゃあ、これで20。(ころころ)24。これで回避!ありがとう。
GM:ダメージは47点です!装甲有効。
宵ヶ崎:うん、死にますね。(ころころ)
梅宮:死んだー。
二階堂:ロイス使って復活しまーす!
宵ヶ崎:あ!今99だからもう1回リザレクトできる!
GM:え!?ひどいな。わりと苛烈な攻撃してると思うんだけどなー。
嶋岡:超苛烈な攻撃だと思うよ!
宵ヶ崎:でも他の人はがっつり危ないんだよー!
GM:何でみんな、そんなに平気なのかなー。
梅宮:平気じゃねーし!(笑)
二階堂:じゃあ源田にロイス取るかー。
GM:2回殴るよー。(ころころ)27です。
宵ヶ崎:うん!暴走中だから無理!リザレクトするぜー。
二階堂:こっちも暴走中だから無理だ!
深森:(ころころ)だめだー。
嶋岡:はい。じゃあ回避するぜー。(ころころ)だめだったー。支部長、すまん。
梅宮:(ころころ)ダメだー。17しかなーい!ちくしょうー!馬ー!私に力をくれー!
二階堂:じゃあ、先生のロイス使います。
嶋岡:じゃあ、15で紅。
宵ヶ崎:はーい。お兄ちゃんを殴ります。
二階堂:頑張れー。
宵ヶ崎:感覚が7、ブラッドコントロールで+5、滅びの一矢は使えない、ペネトレイトで-1、…えーっと…
梅宮GMが泰然と構えている!(笑)
GM:実はねー。回避もガードも何も持ってないんだ。
梅宮:ハハハ!ただ泰然としているだけだったー!(笑)
GM:私が持っているのは、空蝉と魂の錬成だけだ!
宵ヶ崎:えーっと。よし!じゃあ振りまーす。(ころころ)36か!地味だな。
GM:一応ダイス振るわ。(ころころ)
深森:じゃあ、ちょっと力の法則使って良いですか?
二階堂:こっちも使うよー。力の霊水!
GM:もう死んだって言って良い?(笑)
嶋岡:バイタルアップしてないの?
GM:してない。
宵ヶ崎:え?さっきバイタルアップって言ってたのは?じゃあ力の法則要りますかね?
GM:バイタルアップしたのは神無の方。こいつが、HP管理されてないことを明細するだけのバイタルアップ!さすがに鬼すぎるから、さっきの情報は流しておいた。
宵ヶ崎:攻撃力は、多分8d+22です。(ころころ)92。乗ったなー。でもって、この瞬間に15点回復します!
GM:死にます。空蝉を使います。
宵ヶ崎:蝉った?ダメージキャンセル?そもそも15点回復しない!じゃあ死にます。
嶋岡:次は11で、まさらだよ!
梅宮:何てうっとーしい敵なんだ。
深森:アドバイスを嶋岡さんに。
嶋岡:あー、ありがとう。
GM:霧人がブリッツクリークで攻撃するよー。ハンドレッドガンズ、ダブルクリエイト、カスタマイズ、レインフォース、マルチウェポン、ギガンティックウェポン。じゃらりー。(ころころ)33!
嶋岡:そうか、この人毎回ギガンティックウェポンで吹っ飛んでたのか。
梅宮:(ころころ)だめですー。
嶋岡:(ころころ)食らったよー。
梅宮:うぜー、自分らの番が全く回ってこない!
GM:へへへ!(ころころ)55点!装甲有効。
宵ヶ崎:無理だね!
二階堂:無理ですね!復活しまーす。ごめんね寧人くーん。
深森:みやこちゃん…。
GM:こっちに余裕ができたからロールプレイするよ!「まだ死なないのか!」
二階堂:死ぬわけには行かないからだ!
嶋岡:悪いな。こっちもギリギリなんで、次の攻撃を食らったら、俺はさすがに倒れる。
梅宮:こっちも、残ってるロイスがやばい!あと2つしかない!
嶋岡:次は俺の番だが、目の前の神無を殴っても仕方ないことが分かった!だが俺は遠距離攻撃ができる!
GM:来るか!来たまえ!
嶋岡:はい。じゃあ、扇動の香りとアドバイスの効果で…
GM:判定入るのにちょっと待ってねー。
梅宮:判定!?まさか、さらに衝動判定をしてとか言うのでは…
GM:いや、そんな恐ろしいことじゃない。
嶋岡:マイナーで破壊の爪、コンセントレイト・サラマンダー、炎の刃、伸縮腕、吹き飛ばし。伸縮腕が乗るので、ダイスが減ります。クリティカル値は支援が入って6になってます。ざらざらー。(ころころ)65!まあ、倒れてもらわにゃ困る。
GM:フラッシュゲイズ使っておけば良かった!
嶋岡:ざらざら。(ころころ)64!装甲値は有効です。で、魂の錬成使うんでしょ。
GM:死にまちた。で、魂の錬成で、HPが、あ…30点で回復する。
嶋岡:あら、低いな。
二階堂:誰か、最後!龍子さん?異形の転身で動けるんだっけ。
嶋岡:吹き飛ばし!は意味なかったか。4メートル動かします。
梅宮:はい、えーっとですね。異形の転身を使って、霧人のエンゲージに移動します。じゃあ、5点上がりましたー。いやー、役に立った!取っておいて良かった!それで、殴るよーん。ダイスはー…。
GM:ダイス8個減らしてください。フラッシュゲイズです。
二階堂:まだ沢山あるから大丈夫!
梅宮:じゃあ、全部で14個振るよ!(ころころ)止まらないな!?93だ!
宵ヶ崎:すごい!ダメージ10dだ!
二階堂:龍子さんかっこいいー!
深森:妖精の手まだあります!
梅宮:じゃあ、やっとく!?(ころころ)114で!
GM:ダメージ下さい!マリシャスブラッドでオート消しておけば良かった!
梅宮:知ーらね!12dね。(ころころ)
GM:あっ。
梅宮:何ですかもう!遅いよ!!(笑)70か!
GM:倍ダメで死にました。
二階堂:オーバーキルも良い所だよ!
GM:じゃあ、六白兄弟は、「あと1歩で、傷無を取り戻す…」
梅宮:「大人しく地獄に帰れーッ!」と言いながら、吹っ飛ばしましたと。
GM:神無の方が、お兄ちゃんを見て「やだ、私、寧人君とずっと、一緒に…」と言って、あなたの方に手を伸ばす。
嶋岡:その手は取れますか?
GM:エンゲージ一緒だから、取れなくもないかな?
嶋岡:よし、じゃあ一緒に最後のセリフだけ言わせてください。「神無、ごめんな。きっと俺は今まで、きーちゃんが死んだっていう悲しみから目を背けていたんだと思う。それが、君をこんなにも傷つけてしまった。だけど、君が神無であろうと、傷無であろうと関係ない。君が俺にとって、大切な存在であることには変わりはないんだ。」
GM:じゃあ、あなたの右腕が輝き始めます。
嶋岡:おお?
GM:タイタスになったロイスひとつを、ロイスに変えて下さい。全員です。
宵ヶ崎:おおっ。どうしようかな。
梅宮:マジか。馬を!
GM:自分の大切な何かを思い出します。できれば、取り戻したロイスひとつにつき、ロールプレイもちょっとづつ入れてもらえれば。時間ギリギリ間に合ったので!マスター的には嬉しいです。
梅宮:それじゃあ、さっき馬と一緒に、ヨーヨー釣りをしたことを思い出して、取り戻しました。
嶋岡:馬か。(笑)
深森:二階堂さんが言ってくれたことを思い出して、…。
二階堂:じゃあ、寧人君のロイスを取り戻すので。寧人君、やっぱりすごいヤツだったなぁ。
宵ヶ崎:じゃあ、霧人さんにロイスを戻して。自分に対しても、父親と家族に執着があることを改めて思い出します。
嶋岡:あれ、これって昇華したタイタスでも良いの?
GM:良かったと思う。だって、そうじゃないとあんまり役に立たない…。
梅宮:うん。その通りだと思う。
嶋岡:じゃあ、まさらに対するタイタスを戻しまーす。今はこの力が、みんなの絆を取り戻せるならば。かな。ここで一応、神無に対するロイスを、Sロイスに指定しておくよ。
GM:あ。今、どこかの誰かが、ロイスを獲得しました。
宵ヶ崎:どういうことだ!?
二階堂:それは、あれだよ…舞台裏だよ。
GM:舞台裏?舞台表なんですけどね。「寧人君。」と言って、神無は消えていきます。
嶋岡:じゃあ、それを茫然と見ております。
GM:バックトラックお願いします。
嶋岡:Eロイス分は全部振るぜ。なぜなら俺は今侵食率が158%だからだ。
宵ヶ崎:Eロイス振らなくても大丈夫ですか?今、侵食率は118%なんですけど。
梅宮:そんなに低いの!?
宵ヶ崎:私もなんで、こうなったのか良く分からない!(笑)
二階堂:Eロイス振ってまだ危ないかなって人は言ってください。Dロイス記憶探索者があるんで、ロイスを復活させられます。
GM:Eロイスは11個です。
梅宮:11個!!(笑)
嶋岡:振っておこう!11個で普通に回復するだろうけど!(笑)

というわけで、全員帰ってきました。

宵ヶ崎:メモリー使わずに帰って来れて良かったー。しかし最初の、小春の方がキツかったよね。
梅宮:時の棺が、完全に封じられたのが悔しいんだが…。
嶋岡:まあ、打ち消す系のエフェクトは色々あるからなー。しかし、3rdになって良かった。Eロイスが無かったころは、160%なんてシャレにならんかった。
GM:なんだ、みんな帰って来たの。
嶋岡:ちなみに、マジカル☆リクエストで何取ってたの?
GM:いや、必要になったら何か取ろうと思ってたんだけど、使わなかったの…。ロケランは歩兵最強の武器だー!とか、やろうと思ってたんだけど…。
宵ヶ崎:そういえば、ロケランも栄田商店で売ってるって言ってたなー。

エンディングフェイズ

哀しみのキズナ

GM:では、エンディングフェイズに入ります。
嶋岡:ここで、空気を読まない人が出てくるんですね。
GM:これね、シナリオの進行の都合で、個別のエンディングが無いの。
梅宮:なさそうですよねー。
嶋岡:しょんぼり。冬日のロイスは守れなかった。
GM:じゃあ、始めますよー。本チャン始まる前に、要らんシーン入れときますね。
深森:はい?
GM:どこかの地下室でございます。源田が居て、牧やんが居て、冬日、小春、小夜の遺体がありますよ。その胸はかすかに膨らんでいる、違う。
嶋岡:動いてるのね!(笑)
GM:上下している!えーっと。一瞬、地下にまで光が来たので、ピカーッと。「無疵なる石が起動したみてーだな。」「無疵なる石って何ですか?」「まあ、次のセッションで分かるよ。」
嶋岡:ハハハ!(笑)
宵ヶ崎:メター…。
GM:「えっとねー。あの石はね、この世界に来た時から、最初から無疵なる石だったのさ。」「え?」プレイヤーが使おうと思ったら、使えたってこと。
梅宮:はい?
GM:ではエンディングフェイズに戻ります。霧人の死体を見下ろすように、おぼろげに光るキズナが現れます。一応、PC1がシーンプレイヤー。
嶋岡:あー。
GMキズナが現れ、霧人の死を悼む。「ごめんね、お兄ちゃん。私がもっと、ちゃんと話せていたら。お兄ちゃんは途中から、私の声が聞こえなくなって、私も少ししか動けなくて。こうなって、最初は私、本当に短い時間しか出て来れなかったから。」寧人を見て。「私はキズナ。生まれたのは、この島に来てから。私はこの島で、」と言うと、キズナの声と姿が乱れ、消えます。気づくと、ご神体の水晶に手をかざす男が居ます。その手には、賢者の石が埋め込まれています。
宵ヶ崎:えー?
GM:長身に、鷹揚とした表情の顔。美作重陽
宵ヶ崎:えー!!?

美作の正体

GM:というわけで、PC2にシーンプレイヤー移りまして。
宵ヶ崎:「美作先生でしたか!」と言って、銃を構えますけど。「そこで何をされています?」
嶋岡:担任かどうかは知らないけど、俺たちの良く知ってる先生だよ。授業受けたことあるし。
宵ヶ崎:何をしているんですか!?
美作:説明くらいはしましょう。やはり、寧人君の賢者の石、いえ、ハートレスメモリーに反応していますね。予想よりも活性化…?素晴らしい。これなら、私のレプリカでも十分操れそうだ。
宵ヶ崎:レプリカって…!?
GM:「皆さんお強いですね。まさか、小春さんだけではなく、霧人さんまで退けてしまうとは思っていませんでした。いやいや、手間が省けて大変助かりました。」と言って、一礼します。
梅宮:は!?
美作:改めて自己紹介をさせて頂きましょう。FHエージェント"クロックメーカー"美作重陽と申します。以後お見知りおきを。
宵ヶ崎:"クロックメーカー"。
美作:なかなかの手間でした。面影家の巫女を排除したうえで、オモイデ様と寧人さん、あなたを接触させねばならなかったので。幸い、縁切の儀式が失敗したことと、熱心な霧人さんが居ましたので利用させて頂きましたよ。あなた方ともども、ね。そこで転がっている霧人さんも、あなた方も私の駒、いえ、あの方のプランの駒というわけだったのです。
嶋岡:殴りかかります!
宵ヶ崎:撃ちます!
GM:じゃあ、謎の重力を操作して、かわします!(笑)
嶋岡:かわされたっ!
宵ヶ崎:てめー!計画のために二人や、もっと沢山の人も利用したのか!
GM:「その通りです!」Exactly!
宵ヶ崎:今一瞬笑いそうになった…。
梅宮:テレンス…。
美作:私の目的は、寧人さんを利用し、オモイデ様を活性化させることです。ご存知ですか?ちょうど10年ほど前、この本殿に泥棒が入りましてね。ふふっ。いえ、まあ私の事なのですが。
宵ヶ崎:お前かよ。
美作:恥ずかしながら。オモイデ様のご神体を盗んだことがあるんです。ああ、ここにあるご神体は、その後また持って来たものですが。こんなもの、オモイデ様のごく一部、そのかけらに過ぎません。その更に一部があなた。寧人さんが持つ賢者の石というわけです。さて、そろそろのようだ。
嶋岡:ん?なに?
GM:嶋岡さんのものって言ったから、反応したんですよ。
嶋岡:そういうことね。分かりました。
GM:「さて、そろそろ良いようだ。時間稼ぎに付き合って頂き、どうもありがとうございました。」キズナが「いけない!オモイデ様が!」美作の手の下で、ご神体の光が一層激しくなる。淡い緑の光。何度も見たその光が、今はまばゆく、目を焼くようだ。「この島は、オモイデ様に飲み込まれます。そして、その島のすべての人間は、オモイデ様の餌となるのです。そう、記憶と言う名の餌に。」まばゆい光が視界を埋める。視界が、そして意識が、光に飲み込まれていく。と言う訳でシーン切りまして。

飲み込まれる記憶

嶋岡:はい。
GM:神社本殿。そこから生まれた淡い緑の光が、面影島全体を飲み込んでいく。面影島近くの海上。夜の海から見える面影島に、幾千、幾万のホタルのような光が浮かび上がる。再び面影神社本殿。周囲にゆらめく光の中で、美作重陽はにんまりと不気味な笑いを浮かべた。「ふふふ。素晴らしい。これほどなのか、レネゲイドビーイング。10年をかけたプラン、今ここに結実させましょう、プランナー。さあ、人の想いを食らって成長するがいい。無常なる記憶よ。ふふふ。ははは。あーっはっは!」
梅宮:うひょー。(笑)

オモイデの中へ

GM:三段笑いをして、美作の声が面影島に響いた。で、PC1に戻しまして。
嶋岡:はーい。
GM:ふと気づくと、君たちは見知らぬ場所に居た。見知らぬ、いや違う。道路や建物、一切の人工物が無いために気づかなかったが、よく見ればここは面影島だ。ここで全員登場でございます。
宵ヶ崎:はい。
GM:何か喋る?
梅宮:そりゃあ、気になるよね。
宵ヶ崎:ここはどこだ?
嶋岡:一体、何が起きたんだ?
宵ヶ崎:オモイデ様の光に包まれて…
梅宮:プランナーっていう言葉、出てきたよな。
深森:美作先生は…?
宵ヶ崎:最初の場所から、そもそも移動してますよね。
嶋岡:そうだな。見知らぬ、島のはずれに立っている。
宵ヶ崎:さっきの美作の、あれですよね。Dロイス。
梅宮:デミクリスタル。
GM:普通に、賢者の石ですよ、多分。
二階堂:とりあえず、今島のどこに居るか、ですよね。
GM:そんな時、不意に目の前に、キズナが姿を現した。「ここはオモイデ様の中。記憶の迷宮だよ。」
宵ヶ崎:な、なんだってー!?
深森:えっ!?
嶋岡:というところで、次回に行くんですよね。
GMダブルクロス2nd→3rd Edition「Invader Festa インベーダー・フェスタ」これにて終了させて頂きます。お疲れさまでしたー。
一同:お疲れ様でしたー。

感想

先日、ピーカーブ―の公式シナリオにイノセント枠で参加した際、PCが風邪をひきまして。そうしたらその晩、PLのわしも風邪をひいてしまいました。セッションが楽しかっただけに、超BADな気分で寝ていました。更新がしばらく途絶えた期間中は、こうして療養しておりました。しかしこのように、明日が4話だというタイミングではありますが、リプレイが完成して感無量です。ちなみに書き起こしに際して自分に課したノルマは、1日で20分ぶんの録音を書き起こすことでした。以上。

総セッション時間:5:50:47 書き起こしに要した日数:17日

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)