Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

第1回 その2「パーティー結成」

順番が前後しますが、第1回セッションの冒頭シークエンスも公開しときます。

GM:OKです。それでは、いちおうキャラメイクの方はひと段落つきましたね。
3人:はい!はい!
GM:では、早速ですが、シナリオを始めていきたいと思います。ミニシナリオですが、報酬はそこそこ用意しているので、頑張ってください。
アスコルビン:へー。
GM:では、始まったばっかりで、冒険者の店に放り込んで「さあ絡め!」と言われても前回困った記憶を、二人(アスコルビンとカンナの中の人)は覚えていると思います。なので、今回は導入を用意して参りました。文句があったら適当に口を挟んでください。では始めます。
GM:舞台設定も合間合間で喋って、あとで文章で渡します。

君たちは今、“解放されし大地”テラスティア大陸の南、シルバーヴァイン王国にいる。大きな山の中腹と崖に沿って、城と街並みが建造されており、国全体が緩やかな傾斜を描いている。この国は比較的新しい国で、興って10年ほどだが未だ発展途上にある。成り立ちは著名なドワーフ王が自分の有力な士族を連れて国興しの旅に出ているときに、この美しい常冬の土地にたどり着き、まず小さな城と街を築き、小規模な治世を行っていたが、ドワーフ王のわけ隔てない考え方に惹かれたり、周囲に残る未発見の遺跡や、交易に便利な場所であったことなど、様々な点に恵まれて、徐々に発展していった。ドワーフ王は雪に覆われた山と、そこから流れる河川を見て「まるで銀のツタのようだ」とつぶやいたことから、国の名前が名づけられたといわれている。君たちは様々な理由をもって、この王国の冒険者の店「雪トナカイ亭」にいる。木造3階建て、吹き抜けの構造になっている。冒険者の店として大きめなのは宿屋も兼ねているからだろう。店の真ん中には大きめの針葉樹が一本建っており、常緑樹なのか常に若々しく元気な佇まいだ。木の真上はガラス張りになっており光を取り入れるようにできている。

GM:24時間活気にあふれるこの店で、君たちははじめて冒険者としての依頼を受けることになりました。口髭をたくわえた、いつも落ち着いた雰囲気の、人間の店主から、君たちはこう聞いています。

「私が責任をもって、君の冒険者としての門出を祝福しよう。今の君にぴったりな依頼がある。ここから徒歩で1日かかる程度の洞窟に、最近蛮族が住み着いたということだ。近隣の農家の方がたからの依頼だ。放置しておけば、牛を盗まれたり、田畑を荒らされることだろう。報酬は、無事に帰ってこれば500ガメル。前金として二日分の食料もつけよう。私が描いた、現地までの地図も渡す。そして、君の足りないところを補う仲間も紹介しよう。気が合えば、これからはパーティー単位で仕事を紹介する。当然、一人よりは来る依頼も多くなるし、報酬も多くなる。よく仲間を見てきてほしい。それは私からのちょっとした依頼だ。」

GM:店主からは無しを聞いた翌日の朝、洞窟から少しだけ離れた森の広場に君たちはいる。さあ、これからは君たちの偉大な一歩になります。…導入終わり!
ベネラ:そのーパーティーっていうのが、要するに自分ら3人ってことですね。
GM:君たちがもらった地図には、マークがしてあり、そこに向かうと、同じようなたたずまいの、冒険者然とした他人がいる。では、周囲の描写いきます。
ここは森の広場です。洞窟までだいたい、歩いて10分くらいの距離だと思われる。地図によると、入り口の側面に位置しているようで、ここなら、しばらくは見つかる必要はない。時間は明けがた少し経っていて、人間なら起きだして行動を始める時間だが、蛮族はどうだろうか。発見者の少年によると、小さい人影が3体はいたそうだ。それ以上はわからない。…周囲の描写は以上です。君たちはまだ、顔も合わせて間もない。一緒に来たわけじゃないんで。まあ、どういうふうに進めるか、自分たちでお話をするなりして、現場に向かってください。
ベネラ:まあ…変な身なりの人がいるから…びっくりするかな
カンナ:こっちの視点でやろ(笑)
ベネラ:脈絡のない集団が…初めて顔を合わせたときに何が起こるかっていうと。
ベネラ:そのフレイルっていうの…すごいですねぇ
カンナ:ちょっとまって!この世界でフレイルって全然珍しくないんやけど!(笑)
ベネラ:ん~
GM:まあ、3歳だから?
カンナ:あなたのほうが、よっぽど希少なんですけど!
GM:カンナのほうは、知っている設定かな?フロウライト
カンナ:フロウライトは知ってる設定や
GM:いちおう舞台設定ていうのが、いろんな種族を特にその、排斥したりということが無いんで。どの種族も、まんべんなく…ていうのもおかしいけど、人口分布に従ったようなかんじで、いるかたちです。だからまあ、フロウライト居ないわけではない。ハイマンなんかすごく数がもともと少ないから、そんなにいっぱいは居ないけど、居る。くらい
ベネラ:で、まあドワーフは多めと。
GM:そうだね!王様の都合上ドワーフは通常より多めです。
アスコルビン:はあ、なるほどね
カンナ:人間も多いでしょう。
GM:まあ、人間は人間なんで。一番繁栄している種族なので。

GM:では、フレイルすごいですね→それほどでもないという会話をしただけ?
ベネラ:うん、ですね。大概私のキャラは、自分探し中で、とりあえずぼんやり危険に首をつっこんでみよう。みたいな軽い気持ちで来ているので。もらった食料とか、正直そのへんの鳥にあげちゃおみたいな雰囲気です。
GM:というか、食べなくていいんだよな。
ベネラ:そうなんですよね。これは何かに使えるな~くらいで。本当に鳥にあげそう(笑)
アスコルビン:フロウライトに、とりあえず驚く!
アスコルビン:噂には聞いていたが、こんなガタイをしておるのか!
ベネラ:生まれたときからこんなもんで…。ほんとうに、目立つから困ってます…。
カンナ:席を譲る。
GM:え!?
カンナ:おじいちゃん疲れるでしょ。
ベネラ:どういうこっちゃ?
アスコルビン:まさか、そこの小さな女の子も、頼まれて来た冒険者というんじゃないだろうな?
ベネラ:それっぽいけど…(笑)
GM:身長152か。
カンナ:うん。ちっちゃくなんかない!
ベネラ:ちっちゃくなんかないって言ったってねえ
GM:身長152と170じゃ、そう変わらんか
カンナ:そんなに変わらないもん。
GM:実際、ドワーフと一緒くらいになるの?(笑)
カンナ:せやな。
アスコルビン:お嬢ちゃん腕の方は確かなんだろうな。
カンナ:・・・?
ベネラ:沈黙してる!(笑)
GM:無視しているのかな?
カンナ:ていうか、そっちのほうは大丈夫なの?
アスコルビン:まあワシに任せとけ!ワッハッハ!
カンナドワーフのくせに、銃を持ってるのね?斧でも持ってくるのかと思ったわ。
ベネラ:そこに浮いているやつが、マギスフィアというやつですか?
アスコルビン:そうじゃ。里でもマギテックを使うのは珍しいんじゃがな。だからこそ、面白いと思って使い始めてみたんじゃ。
ベネラ:はあ、初心者なんですね
GM:おい
カンナ:カンナに1こちょうだい!
GM:あかん(笑)
アスコルビン:子供が持つものじゃない!
カンナ:けち!
アスコルビン:よっぽどお前さんの武器の方が物騒じゃないか!
ベネラ:それで初心者ときたら、こっちに当たりかねん。
カンナ:こんなのプリーストのたしなみなんだから。
ベネラ:えっ…聞いたことない!まあいいけど
アスコルビン:お前さんプリーストか!回復は任せていいな!
カンナ:私の気が向いたらね★
GM:ひどい(笑)
ベネラ:私すごく打たれ弱いんで、ほんと頼みまっせ!
カンナ:じゃああんた、私の家来ね
ベネラ:え!?いいい意味がわかんないよ!こんなかで一番ガタイがいいの私じゃん!
カンナ:誰がリーダーか勝負してみる?
ベネラ:もういいじゃん。なりゆきで誰がリーダーとか決まるでしょ。
アスコルビン:まあまあ、酒でも飲んで、もっとリラックスしよう。
ベネラ:残念ながら、そういうものは受け付けない体なので…
アスコルビン:お前さん酒飲めんのか!
カンナ:変な体ね。
ベネラ:飲めるらしいけど、どこにもいかないから、吐き出さないといけない…という風に言っているけど、そんなことは試したことがない。
アスコルビン:難儀な体じゃのう。
カンナ:じゃあ二人で飲んでおきましょうか。
GM:二人は飲むのかな?
ベネラ:そんなことしてる暇が!?危ない場所でしょ!よう分からんけど
GM:とりあえず、体があったまるまで飲んだということで。
カンナ:なかなかええ酒やな~!
アスコルビン:うちの里特製のじゃからのう
カンナ:おっちゃん里どこなの?
アスコルビン:ここからずっと南のほうだ。ドワーフのこの国の、国境沿いに近いところじゃのう。
カンナ:ああ、話には聞いたことあるわ。私はこの町の神殿にいるからね。いつでも遊んでよ。
ベネラ:遊びに行くところなんだ…
カンナ:みんなはお祈りとかに来てるけどね。
GM:神は信じなくても、要はプリースト技能取るまではいかなくても、お祈りに来る人はいっぱいいます。

GM:すこし日も傾いてきたようだ。早朝が朝くらいになってきたようです。
カンナ:8時か9時くらいってことやな。
GM:それくらいでいいよ。
アスコルビン:ここからどこかへ行くんだっけ…
GM:アスコルビンが寝ぼけたことを言っています。依頼内容は覚えているよね?
ベネラ:蛮族退治に…
カンナ:そこにいるじゃん
ベネラ:えっ
GM:だれを指して言ったんだ(笑)
ベネラ:ちょ…あんた!!
カンナ:これって、もしかしてプラスの報酬がもらえるってパターン?
ベネラ:どういうこっちゃ!
カンナ:とりあえず、私の名前はカンナやから、よろしくな。
ベネラ:なんか、お国がわかるような方言ですな。
アスコルビン:よろしく。ワシの名前はアスコルビンじゃ。よろしくな。
ベネラ:おんしゃーす!
カンナ:呼びにくいなあ。
ベネラ:いま、ベクシンスキーさんちにお世話になっているベネラ・ベクシンスカヤと申します
カンナ:めっちゃ長いわ!
ベネラ:そうなんす…上の名前だけで結構っす。どうしてもロシアっぽい名前にしたかったから。
カンナ:じゃあ、スカヤって呼んだ方がロシアっぽいか。
ベネラ:ああ、あれは、苗字が男と女で変わるんすわ。
カンナ:じゃあ、スカヤ行こっか。
ベネラ:なんでそうなるんだよ!!
カンナ:スカヤにこだわってるって言ったやん!
ベネラ:いや、それは!今お世話になっているおうちの名前が!っていうだけで!そう名乗っているだけで!名前は名前なんだって!
GM:あだ名はふたりで決めちゃえば?
カンナ:じゃあ、ぴっかりん。
アスコルビン:…!?
カンナ:ベネラで。
ベネラ:よかったぁぁ!っと安心して、すごくいい色に光っています。
GM:(笑)
アスコルビン:光りよるわ!こりゃまた珍しいもんじゃのう。
ベネラ:恥ずかしい…ほんと恥ずかしい…
アスコルビン:あ、なんか更に光った
カンナ:たいまつの節約になるわ。
ベネラ:その点に関しては、すごく期待してくれていいけど、逆に光りすぎて迷惑になることが、多分ある…。
アスコルビン:まあ、暗いところでは期待しておるぞ。(ドワーフは暗視持ちだけど)
ベネラ:これは…光をかくすほうにきをつけなければじゃね…

アスコルビン:よし、日も昇ったし、仕事を片付けるかのう!
カンナ:そやね。さっさとやっちまお!
ベネラ:洞窟…洞窟かあ…
GM:では、歩いて向かうということで良いでしょうか。
3人:はーい。
GM:では、君たちは洞窟の入り口まで着くことができた。入り口には、動物の骨や錆びた刃物で出来た、汚らわしい祭壇のようなものがある。
ベネラ:へんな音が聞こえるっ!
カンナ:ホラーですか。
ベネラ:ホラーじゃないですか!SAN値が減る!
アスコルビン:汚らわしいか。
ベネラ:邪神を崇拝しとるんじゃ…
アスコルビン:洞窟の前だっけ。
GM:まだ入っては無い。
アスコルビン:調べるっていったら、これ、どういう判定になるん。
GM:何についての判定?
ベネラ:これは何をする目的で、っていう…
カンナ:聞き耳とか、危険感知とか?
GM:じゃあ、プリーストの人間にはわかるけど、別に何かの神を祀っているというわけではなさそう。
ベネラ:そうなんだ…
GM:見るからに、もろい作りというか。骨や刃物を重ねているだけなんで、罠っていう可能性はなさそう。ただ、あまりよい雰囲気はしない。
アスコルビン:見たらSAN値がちょっと減るような。
GM:そこまでではない。
ベネラ:そうか…1くらい減ったかと思った…
GM:1が重くない?
カンナ:扉みたいなのはあるんだっけ?
GM:扉みたいなものは、特にないです。じゃあ、アスコルビンならわかると思う。これは小規模な、鉱山の入り口な気がする。
アスコルビン:うーん、鉱山っぽいつくりをしているのう…
カンナ:さすがドワーフのおっちゃん。とりあえず目撃情報から、何者かが3体くらい居るっていうことだし、隠密判定しながら、ちょっとずつ進む。
GM:では入り口のところまで、カンナは一人で歩いて行った。洞窟の中は暗い。ライトをつけるか?
ベネラ:ああ、付けなくても、私が光ってやればいいんじゃねーの。と卑屈なことを言ってみる。
GM:じゃあ、ベネラを先頭に立てて歩いて行く?
アスコルビン:わしはこれでも夜目が利くんじゃ。
カンナ:ああ、ドワーフが先頭だろうなー。ドワーフは夜目が利くから先頭で、後ろでほのかに光りながらベネラかな。敵に光をあんまり見せたくない。ついでを言うと、足跡判定もしたい。
GM:いいよ。やるならレンジャーかスカウトかな。
アスコルビン:平目だ。
カンナ:平目やな。
ベネラ:ってことは、知力だから、4だね。(ころころ)
GM:おっ。高いな。では、いろんなことが分かる。小さな足跡が、約5体分。
カンナ:小さな足跡…
GM:あと、動物のような、あまり大きくない足跡が、何匹分か。
ベネラ:おおかた、そういうモノなんだろうな…。
アスコルビン:ゴブリンでも巣くっておるのか…
GM:じゃあ、入り口の前で、これはああだ、みたいに振ってくれてもいいよ。足跡だから、魔物知識判定にマイナス4して、達成値を言ってちょうだい。
ベネラ:セージ+知力だから4か。結局2dじゃん。(ころころ)9です。
GM:なるほど。では、足跡からわかる。噂に聞くゴブリン、コボルド、あとオオカミあたりのような気がする。
カンナ:まあそういうヤツらか。それは1種類5体?
GM:5体の種類はバラバラだね。
アスコルビン:これだけ居ると、気を引き締めないといかんなー。
カンナ:まあ、全員居るとは限らないから。
ベネラ:なんだかんだで3対3くらいにはなるのか…
カンナ:まあ、こっちには天才プリーストが居るから、大丈夫ダヨ!
GM:おーっと、自分のことを指してる?
カンナ:てへっ!
ベネラ:まあ、ちょっとでも隠れてるとこを見つけたら、魔法をブチ込んでやるよ。
アスコルビン:引き返すわけにもいかんし、とりあえず進んでみるか!
GM:では、暗視持ちのアスコルビンは中を覗いてみる。洞窟の中は、覗いてみたところ、1本道だ。人2人が並んで通れるくらいになっている。
カンナ:前衛二人はいけるな。
ベネラ:後ろから襲われたらピンチ…
GM:どうするのかな?誰がどんな感じで入っていくのか教えてください。
アスコルビン:アスコルビンが先頭として、カンナの位置だな。
カンナ:たいまつ持ってないから、見えへんで。
アスコルビン:あー、ベネラとセットで歩かないといけんか。
カンナ:そうや。ベネラにライトをつけてもらえばいいんや!
ベネラ:ああ、やりますか?MPならなんぼでもあるんで。
カンナ:そうしよう!なら前に出れる。
ベネラ:よし。ライトっていうと~MP1ね。3時間は大丈夫と。これをやるときはー…
カンナ:これをやるときは、この文句を読まないと。(WTを取り出すカンナ)
ベネラ:残念ながら私は台本が無いんです!
カンナ:ここに書きましたから!(チャットウインドウに呪文を書き出すカンナ)
ベネラ:えーっ、こんななんだ!
アスコルビン:ああ、書いてあるな。日本語もある。(自分のWTを取り出すアスコ)
ベネラ:そんな、何か…千と千尋の冒頭でハクさまが使ったみたいな…
アスコルビン:ルール的には、発声しないといけないんじゃなかったっけ。
GM:要ります!
カンナ:じゃあ、発声しないといけないね!
GM:イメージとしてはハリポタなんだって。片手で空中に文様を描きながら、発声するっていう。
ベネラ:このスタッフめっちゃ重いんよ~!とか言いながら、ヴェス・ヴァスト・テ・リル。シャイ・テルア。アレステル!(ころころ)
アスコルビン:なげぇ。
GM:1ゾロ以外は成功するよ。
ベネラ:…ちゃんと光りました、大丈夫…。
GM:では、アスコルビンが先頭で。
カンナ:その横に居ようか。
GM:横に居るんだね。
カンナ:道を完全に塞いで、後ろにベネラ。道幅が狭いんで。
GM:さて、入り口でうだうだしているわけですが。先に進みますか?
ベネラ:進みましょう~。
GM:ライトを持ちながら、ずんずん入っていくってことでいいね。
カンナ:カンナはそのつもりやけど。
アスコルビン:うん。先頭なので、できるだけ音を立てないように。…ってどうだっけ。隠密判定?3人いるからそれぞれやらないといけないんだっけ。
GM:隠密判定をしたとしても、ライトを照らしながらじゃ、光の方が奥までチラチラ行くと思うんで…。あんまり、隠密に意味は無いと思います。まあ、光を感知しない人には有効かもしれないから、どういう風にしていくかを言ってくれれば。それに応じてこっちが結果を出します。
アスコルビン:じゃあ、慎重に進むくらいで。
GM:不必要に音は立てないくらいで良い?
アスコルビン:そうですな。そろりそろりと。様子を見ながら。
GM:じゃあ、ライトをつけながら。これって、物体を中心に光がでるような感じだよな。10メートル光るのか。えー、じゃあ、けっこう洞窟の奥まで照らすことができた。
アスコルビン:10メートルってけっこうだよな。
GM:10メートルって…長いよね。
ベネラ:長い。
アスコルビン:見える範囲に、いきなり何か居たりしない?
GM:えーと、ライトをつけて入るんなら、その姿は丸見えだな。遺棄されたトロッコが見える。その奥に、寝ている蛮族が1匹見えるが、当然、ライトをうけて飛び起きた。
ベネラ:アチャァァ~…面倒くせぇな~。
アスコルビン:何か居たっ!トロッコの向こうだっけ?
ベネラ:蛮族語で「おい!妙な動きをするんじゃねえ!」とけん制しつつ。なんせ、ベネラは汎用蛮族語が使えます。
アスコルビン:まだ向こうが襲い掛かってくるか、逃げるかもわからない感じ。
GM:とりあえず、戦闘には入ります。ただし敵は補助動作で叫びながら、つっこんできます。
アスコルビン:ギャー!止めれないよね!先制を取ればいいのか!?
GM:まずは魔物知識判定からやな!じゃあ振ってくれたまえ!
カンナ:平目やし。(ころころ)
ベネラ:えーと、2d+4か…(ころころ)すごいな!今回は良い目が出ました!
GM:14か!ぱねぇ…じゃあ、そこで寝ていたやつは…(GM、情報を開示する)
ベネラ:こいつコボルドだったんだ!叫び声をあげたってことは、他の奴らが出てくるかもってことですよね。
アスコルビン:いや、出てくる流れだけど、先に攻撃して倒せばいいか。まだ先制してないけど。HP13か。
GM:先制振って下さい~。固定値で10です!
アスコルビン:スカウト技能ないから平目か…(ころころ)9。
カンナ:そうか、スカウトとか無かったら、そもそも敏捷ボーナス付かんのか!
ベネラ:えーっと。(ころころ)14。
GM:文句なく抜いたな。では、そちらが先手になります。距離は10メートルにしておこうか。14抜いたので、魔法ダメージは+2されます。

★味方のターン★

アスコルビン:えー、誰からどうする。
カンナ:アスコは攻撃でしょ。ベネラも当然、魔法。
ベネラ:じゃあ、行きますか!
カンナ:いや、攻撃するんだったら、俺がバニッシュで悪影響を与えておくから、それで当たりやすくしておいて…(中の人は男です)
アスコルビン:HP13なら、一気に片付けてしまってもいいんじゃない。
GM:片付けてしまっても構わんのだろう?
ベネラ:エネルギーボルト行けるかなー。
GM:みんなやる気満々だな。誰からでもどうぞ~。
カンナ:ダメージを与えんように、バニッシュしておくわ。で、みんなで攻撃やったらええんじゃない。
アスコルビン:バニッシュは。全部の行為判定に-1だったっけ。
GM:そんな良いのが出るとは限らない。
カンナ:影響どう出るかは、バニッシュ表を振らないといけない。
アスコルビンコボルドの回避は8か。ほぼ当てられる。
カンナ:まあ練習じゃけん。
アスコルビン:まあ練習で行きますか。
カンナ:魔力+2dだから、(ころころ)…13か。
GM:精神抵抗は10なんで、当然抜きました。では、バニッシュ表を振ってください。
カンナ:振ります。(ころころ)2d振って6が出たんで、対象は恐怖に襲われて、行動が妨げられます。時間は3分。命中判定、回避判定、行使判定、賦術使用の行為判定に-1のペナルティ修正です。
GM:賦術もか…まあほぼ全ての判定に-1が入ったものと思ってください。打撃とかは下がらないですけど。というわけで、寝てたコボルドは、寝起きにすっごく驚かされたような顔をしています。
ベネラ:まあ、驚くわな。
アスコルビン:ヨシ、わしの腕を見せてやろう!ということで行っていいでしょうか。
ベネラ:ドウゾ!
アスコルビン:ソリッドバレット!えー…コボルドを撃ちます。器用3の…シューター1で4の…けん制攻撃で+1の…2d+5!(ころころ)13!
GM:では命中やね。
アスコルビン:レーティング表…威力20。出目は8。
カンナ:出目8やったら、6。
アスコルビン:6点+魔力4で、10点!
GM:プラス弱点の+2だから、残り1か。
アスコルビン:ああ!足りてねぇ!
GM:ハンパねぇ。
カンナ:ベネラ美味しいな。
アスコルビン:ベネラ、とどめ頼む!
ベネラ:そうきたか。仕方なーいー。スタッフで殴ってもいいような気がするけどまあ…もったいないけどエネルギーボルト。
GM:前に遮蔽がいますけど。
ベネラ:大丈夫です!魔法誘導があります!威力10+魔力点5か。まあ、当たったらだけど。
GM:当たったらというよりは、魔法は基本、必中です。発動するかがまず問題。で、当たったら抵抗に成功したらダメージが半減するけど、1ならまあ死ぬでしょう。ガンとは違うんです、そのへんは。
ベネラ:じゃあ。(ころころ)
GM:ここで1ゾロすればおいしいんだけど、発動は成功。精神抵抗は10なんで、抜いています。ダメージはフルにどうぞ。
ベネラ:てことは、レーティング表…(ころころ)9点か。
GM:では、寝ていたコボルドは、断末魔の叫びをあげながら、倒れ伏す。しばらくすると、奥の方から、わきゃわきゃという声が聞こえる。
アスコルビン:げ!結局断末魔で来るのか!

奥からまた敵が…。続く。いつになることやら…。

 

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)