Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

第4回 その4「酔っ払いにからまれる」

みんなが話している後ろから、何者かがいきなり肩をガッツリ掴みました。一体何事だ!?

アスコルビン:誰の!?
GM:まあ、場所的に、飲んでるセミマルとマキシムの間くらいに入って来て、二人の方をがっつりと。すっごい酒臭いです。
ベネラ:うえぇ…
セミマル:やだー。なんぞ?
:あんたたちぃ、もしかしてメイリーの知り合い?だったら聞きたいんだけど、あの子、ほんとにメイリーなのぉ?
GM:とすごく酒臭い息で絡んできます。
セミマル:ホントにメイリーなの?
マキシム:ちりーん…ガチムチ…うわぁ…
GM:べつにガチムチではないんだけど。まあ君たちが姿を確認するなら。君たちに話しかけてきたのは、一人の女性です。
アスコルビン:あれ…?
セミマル:女性だったの!?
GMメイリーという名前に反応して、君たちの間に入って来たようです。
ベネラ:あなたは一体、何なんですかぁっ!?
:えー、メイリーあんなおとなしい子じゃないし、もっとよくしゃべるし、頼んでもないのにおせっかいしてくるし、つきまとうし、ホント迷惑するくらいなのよ!あ、でも迷惑ってのはちょっと言い過ぎかも。アハッハッハッ!
GM:と笑っています。
セミマル:うんうん(笑)てことはあなた、メイリーとは仲いい子なの?
:そう!あの子とはライバルなの!ふふふふ!
セミマル:ゴメン俺の中で金髪縦ロールになったんだが。
GM:外見の設定はですね。人間、女19歳。赤く長い髪を後ろでひとつに束ねた、勝気そうな印象の人物です。
セミマル:はー、冒険者風?
GM:冒険者というか、どっちかと言うと吟遊詩人風だね。
セミマル:その、本物じゃねーって違和感を感じたのは、連れていかれてる時だけ?
:連れていかれるって何よ~。誰が連れてくのよぉ~?
セミマル:グレスっていうお兄ちゃんが呼び出して、連れて行ったらしいんよ。
:そんなの知らないわよぉ、どこか出かけてるだけでしょ~。
ベネラ:聞いてた話と全然ちがう。ていうか、助けたときは本当におとなしい女の子だったし、えー…って…
セミマル:え、おとなしい女の子だったんだ。
:う~ん、確かに見た目はそっくりよ。でも話し方とか雰囲気とか、そういうのが、全然違うんだって!メイリーはもっと陽気で、鬱陶しいくらいズケズケ喋る子な、の!
マキシム:ていうか目の前のこいつは何なん…。
アスコルビン:え、この町の人なの?それとも一緒に吟遊詩人的な活動で、面識があるとか?
:え~?そうよあの子だって、いろんな町で歌い歩いているでしょ。私だってそうよ。別に私だってこの町の人間とか、そんなんじゃないわよぉ。
GM:と言いながら、どんどんお酒を飲んでいきます。
セミマル:ちなみにお姉ちゃんお名前なに?
アプラ:あたし?あたし?よぉ~し。名前をよく覚えておきなさいよ~。あたしはアプラっていうのよ!よろしく!
マキシム:覚えたくねぇ(笑)
アスコルビン:覚えられないんですけど。(アスコは記憶力の悪さに定評がある)
ベネラ:よろしくお願いします。
アプラ:そもそもねぇ、あんなに歌の好きな子が何も歌わないなんて、絶対おかしいのよ!こんな酒場に来たら、歌って騒いで盛り上げたくて、うずうずするはずなのに!それが、このあたしが誘っても、全~然歌ってくれないんだもん!
ベネラ:それは…。なんだか、情報が錯そうしてきたぞ。
GM:またゴクゴクお酒を飲んでいます。マスターは、わんこそばのように、お酒を出していきます。
ベネラ:面白いことになってる(笑)
セミマル:えっとー、ちょっとごめん。まとめると、メイリーさんは、うちのパーティーメンバーが助けた時は、大人しい子だったと。
ベネラ:うん、間違いなく。
セミマル:この酒場での印象も、大人しい子。でも、アプラさんが知ってるメイリーさんは、もっと陽気で、世話好きなお姉ちゃんと。
アスコルビン:いろいろ設定が加わっていっている。
ベネラ:あのメイリーさんは、目が見えないってことだよね。ってことが聞きたい。
セミマル:アプラちゃん。あれかい?そのメイリーさんは、目が見えるのかい、見えないのかい。
アプラ:彼女は盲目よぅ、本当に目が見えないのよぅ。でも見えないって言っても、ずっと布みたいなの巻いてるから、目が潰れてるのか何なのかは知らないけど。
ベネラ:そうなんだ。へー。
マキシム:盲目かどうか確かめたことないからなぁ…
アスコルビン:見た目は同じ。
アプラ:そうよ~。その辺は全部いっしょ。長い黒髪も、巻き付けている布も、全部一緒のように思えるんだけど、でも違うのよ~!!
GM:と言いながらまた酒飲みます。
セミマル:雰囲気とかが真逆って感じよね。話しながら俺も飲みます。
アプラ:そうよ~。もう心配なのよぉ~。調子悪いのかしらね~…。
アスコルビン:前会ったのは、全然違う場所で?この街で会ったときはもうそんな感じだったと。
アプラ:そうよ~。久しぶりに話しかけても、なんかよそよそしくて~、前はあんなに仲が良かったのに~。
マキシム:嫌われてる?
ベネラ:そこ!?…なんだろう。個人的な事情があってあんまり話したくないとか。歌ったらマズイとか。
セミマル:それってもう別人よね。
ベネラ:別人かも。ん~!?どういうことだ?
セミマル:なんだろなー…この情報どうすれば良いんだろ…。
アプラ:まあ、そうじゃなくても?お祭りのコンクールでしっかり、腕前を見極めてやるけどね!
セミマル:コンクール?
ベネラ:それ気になるよね。コンクールで優勝したら、アステリアの奇跡を1回だけ、ちょっと起こしてくれるんだよね。
アプラ:でもあたしはね、あの子と本気で勝負したいのよ!もし偽物だったら、ここまで来た意味ないじゃない!ねえあんたたちぃ~、あの子のこと調べてるんでしょ?何か分かったら教えてちょうだいよ~。あたしからも、何かあったら連絡するから!いい?いい!?
セミマル:おっけい!
GM:というわけで、連絡先を尋ねてきます。
ベネラ:えっとー、何だったっけ。冒険者の店、風と音色の彩亭。
アプラ:うんうん。じゃ、何かあったらそこに伝えるわね!う~ん、ありがとねぇ~…何か眠くなってきたわ~。ちょっと飲み過ぎたかしらぁ…今日はもう寝ちゃおう!じゃーね!
ベネラ:おやすみ~。
GM:ふらふらと歩きながら、2階に上がっていきます。入って行ったところを目で追うと、どうやら一番安いお部屋のようです。というわけで、嵐のように、赤い髪の女の子は去っていきました。
セミマル:マスターさぁ、アプラちゃんて、ここらへんで歌っちょるん?
歌う星屑亭の主人:うーん。ここらへんというか、気分が盛り上がれば、ここでも1曲奏でることもあるし。街中でも、歌ったり演奏したりしているんじゃないかな?
アスコルビン:かな?っていう、あいまいな。
GM:外のことはさすがに分からないよ。
セミマル:アプラちゃんは吟遊詩人で、ここで歌ってるってことは明らかになったってわけだ。ウソをついてないってことは大事よ。
歌う星屑亭の主人:彼女は、ギターのような弦楽器を使っているよ。噂によると、メイリー氏の方が腕前は上らしいけどね。
セミマルメイリー氏は、ここでは歌ってないの?
歌う星屑亭の主人:そうだね。アプラの言うイメージとはかけ離れているね。自分たちが知っているメイリーは、非常におとなしくて、控えめで、内気な人物だよ。気が小さくて、いつもうつむき加減さ。
アスコルビン:それは、マスターがここで見た感じの印象を言ってる?それとも昔からの噂で言ってる?
GM:昔からはどちらかというと、すごく朗らかな人物だという話らしいけどね。ここに来てからのメイリー氏は、噂通りじゃない感じがすると。
アスコルビン:実際に会ってみると、印象が違ったと。
GM:そうだね。噂通りじゃない感じがすると。
セミマル:ふさぎ込んでいるのか、別人なのか、微妙よね。
ベネラ:そうだなぁ。明日のお昼に、町長さんのところに行ってみるっていうのは?なんかメイリーさんがどこかに連れていかれたとか、聞こえてきたところだし。まず帰ってからマスターに話聞いてからだけど。
セミマル:ここでの情報としては、こんなところかなぁ。
ベネラ:そうですねぇ。とりあえず、第一発見現場を覗いてから帰ろう。
セミマル:もう夜遅いんよね。そろそろ。
GM:そうだね。もう夜も更けてきて、彼女みたいにぶっ潰れた人はそろそろ寝ちゃうような時間です。
セミマル:はい。じゃ、発見現場を見てみます。
GM:この裏手だね。では君たちは退出して、まとめて50ガメルくらいもらっておこうか。
アスコルビン:えーじゃあ20くらい出しておこうか…
GM:じゃあ一人20出しておいて。
ベネラ:えぇー!?水なのに!割り勘負けも甚だしいよ!?
セミマル:エール高くね!?
マキシム:えー…そうか倍なのか。
GM:まあ最小限飲み食いしたってことで。じゃあ君たちは、背中を見送られながら、君たちは裏通りに来ました。そこは大通りを少し外れ、細い路地を少し進んだところにある建物と建物に挟まれた暗い袋小路です。表通りの出来事が、まるで遠い世界の出来事のように聞こえてきます。
セミマル:ここで多少なりとも大きな音を出しても、あんまり目立たないというか。
GM:そうだね。かなり静かだしね。
アスコルビン:人目にもほとんどつかないってこと?
セミマル:よし。じゃこの辺でいい加減、何か判定しますかね?
マキシム:やるか。何判定?
GM:君たちは夜に来たので、路地は真っ暗です。
ベネラ:仕方ない、ライトをつけてあげよう。
セミマル:俺、暗視あるよ~。暗視あるしスカウトだよ~。
アスコルビン:暗視あるしシューターだよ!
マキシム:暗視ないけどプリーストだよ!
セミマル:あんまり関係ないかな!
ベネラ:とりあえず~、ライトつけてもいいすか?
マキシム:顔が光るんじゃないの?
ベネラ:仕方ねえ。光ってやるか。
セミマル:ピカァ!!
マキシム:どんな絵なんだ(笑)
GM:文字的には…キン肉マンが仮面をはぐような…
マキシム:ああ、あれな!?(笑)
セミマル:スゲーまぶしいんじゃね!?
ベネラ:10メートル照らせるって書いてあるから、相当明るいよこれ!
GM:やっぱそうだよ!
ベネラ:ただ今は被り物をちょっと外しただけなので、前の方だけ明るいと思ってください。
GM:見やすいんだかどうだか…。
セミマル:何を調べるか!?争った痕跡とか?足跡とか?特徴的な足跡があるか調べたいと思うんですが。
GM:わかりました。では、足跡を探すということで、スカウトまたはレンジャー+知力で、足跡追跡判定を行ってください。目標値は11です。
アスコルビン:平目!(ころころ)
ベネラ:(ころころ)わるい!9か!
セミマル:えーと。スカウト1だから~(ころころ)ヘイヘイ!俺すごく見たんじゃない?
GM:一応親切で聞くけど、振らないの?
マキシム:ああ、見ようとしてなかった。
GM:ひとり参加しようとしない人がいますが…(笑)他の3人は足跡を探してしゃがんだりしています。いくつかの足跡が見つかりました。よく観察したところによると、そのロニーを発見したであろう衛視たちが残しただろう足跡。あと路地の奥に向かって男女1人づつの足跡があります。
ベネラ:なぬ!?
GM:で、女性のもののみが立ち去っています。立ち去った女性の足跡は、まっすぐ大通りを目指しています。
ベネラ:あら。やっぱり女性を口説こうとして、失敗。これは筋書きとしてはこうですよ。ロニーは女性と一緒に路地裏に来た。路地裏で壁ドンした。女性が何かをして、ロニーは固まった!
GM:壁ドンやめろって…(笑)
ベネラ:どうですかね!?
マキシム:妄想やんな?
セミマル:だよね!でもそんな感じだよねえ。壁ドンしてたかは知らんけど。
ベネラ:怒られたことは確かだ。
セミマル:うん。キモがられたな。
GM:…といったことが分かります。日が暮れているとちょっと厳しいんだけど、それでも越してるね、ちゃんと。
ベネラ:大丈夫、大丈夫。昼間みたいに明るいから。
マキシム:酔っぱらってしまって足跡をふんでしまった(笑)
セミマル:おいマキシム!踏むな(笑)
GM:じゃあ消えたと(笑)
セミマル:消えてないよー!えっと、どうしようかな。あれでもマスターは、見てないんよね?ロニーちゃんが女の子と出て行ったとか。
GM:ここ自体は、さきほどの宿屋歌う星屑亭から20メートルくらい離れた地点です。マスターみたいな、店から離れてない人は、さすがに確認していないはずです。
ベネラ:もしかしたら、メイリーが帰ってくるのをー、外で待ち伏せしてたとかー。
セミマル:その可能性はあるね。ロニーがどんどこどんどこ、ダメな子になっていくな。
アスコルビン:えーっと、メイリーは杖を持っていたということは、杖の跡は無い?
GM:無いね。
マキシム:杖のあとがない!?
セミマル:実は目が見えていた説。
ベネラ座頭市みたいだ。
セミマル:一応、今立てられる仮説としては、メイリーは実は目が見えている。っていうのがひとつと。
アスコルビン:あと、メイリーが別人。
セミマル:そうそう。メイリーに誰かが成り代わって、そいつは目が見えてる偽物ちゃん。
ベネラ:で、そいつが何かしらの方法で、石化を。ロニーは巻き込まれただけ?
セミマル:つうか、メイリーは布を巻いてるからね。元が。メデューサでも、いけるね。
マキシム:実は男。
ベネラ:まあ、ここで分かるのはこの程度かなぁ。宿へ戻って、寝る。
セミマル:そうだね。オッケー、明日は町長のところに。メイリーさん呼んだ?って聞きにいってみますか。じゃあ、一旦帰った!
GM:もういいんですか?
セミマル:うん。いいよー。よし、じゃあダランちゃんのところに行くか。
GM:えーっとじゃあ、袋小路の入り口辺りで足跡を調べて、帰っていきましたと。では翌朝になります。
セミマル:ダランちゃんに聞きたいことがあります!
アスコルビン:ちょっとこう。グレスっていう冒険者知らないか?名前聞いたことないか?って聞いてみる。
GM:ちょっと考え込むしぐさをすると、うちにも居ないし、この町にも居ないと思う。と答えてくれる。
ベネラ:うちらと同じで、よそ者か!
セミマル:怪しすぎるな~。
アスコルビン:おやじが呼んだか、それともメイリー自体が呼んだ仲間か。
ダラン:その「おやじが呼んだ」ってのは何なんだい?
セミマル:ロニーのおやじ。
ダラン:彼は別に、何かを呼んだりとかはしていないと思うけど?
アスコルビン:誰かを呼んで、治してもらうとか言ってなかったっけ?
ダラン:ああ、それは腕の立つ神官だろ。
アスコルビン:冒険者とかは呼んでなかったっけ?
ダラン:彼はそんなことをしている余裕はなかったと思うけど?もともと自分の息子だけをやたら心配している人だからね。
ベネラ:ということはだ…また別の筋から冒険者風の男が…その出入りをしていると。とりあえず町長だな。聞き込みに行くとしたら。2か所行ったら夕方になるんだよな。別の場所にも聞き込みに行けるね。
セミマル:まあ情報も増えているからね。メイリーちゃんの、行方を。
ベネラ:そうですねぇ。メイリーの特徴を、町の人に聞きこむとか…もアリかもね。
セミマル:そうよなぁ。泊まってる宿屋で、全く情報無かったからね。
ベネラ:というか、猫に化けて、合法的に可愛がってもらって、メイリー氏を待つってのもアリなんじゃね。
セミマル:合法的!?
ベネラ:タダで可愛がってもらえるじゃん!
セミマル:まあまあまあ…ノー武装になるんだが、わし…(笑)
ベネラ:確かにー!
アスコルビン:猫モードでメイリーの部屋に待機するとか。
ベネラ:ぬいぐるみも使うアテが…とか思ったけど、ドールサイトは無いからなぁ。
セミマル:残念ながら、コンジャラーはまだ伸ばしません。
ベネラソーサラーも、レベル4にならないと、使い魔は使えんのじゃよー。
アスコルビン:ダランの方で何か情報が増えたりとかは?
セミマル:んーと、グレスとかいう、メイリー、カッコ仮を連れ出したやつのことは、見たことがないと。
アスコルビン:それ以外に何か、ダラン的に情報が増えたりしないっすかGM
GM:んー、普通にその話をするんだね、ダランに。
ベネラ:しますします。
GM:情報共有をしたと。じゃあ、君たちが知っていることはダランが知っているということで良いかな?
セミマル:うん。
GM:それで補足する情報は、特に無いかな。君たちが今話てた内容を、相談しながらダラン氏のところに居るとすれば、別にメイリー氏のことはそんなに聞きまわらなくても、知ってる人は知ってるし。知らない人は知らないくらいだから。聞いても別にどうもならんと思うよ。と。それくらいは言ってくれるけど、それ以外には、特に補足することは無いかな。聞きたいことがあったら聞いてくれてもいいけど。こちらから言えることは特になし。
アスコルビンメイリーのことを聞いても、町の人はよく知らないと。
GM:そういう訳じゃないけど。
ベネラ:普通に聞き込みして、見たかどうかだけでも聞けばいいんじゃないの?って気はするけどな。
アスコルビン:どっち行ったかでもね。
ベネラ:あの歓楽街の周りっていうか大通りでしょ。あの辺にお店出してる人だったら、もしかしたらその頭に布巻いた人が歩いてるのを見たとかいう人が居るかも。
GM:歓楽街スルーしましたけどね、さっき!
ベネラ:うん!スルーした(笑)
GM:まあ、今は歓楽街行ってもしょうがない時間なんで。
ベネラ:大通りでしょ?高島屋の裏あたりだったら、桃太郎大通りの辺りで聞くと(笑)
GM:とりあえず、今は朝です。
セミマル:町長のところに行ってみるか。
ベネラ:そっすな。
セミマル:二手に分かれるって話は消えたわけだが。
ベネラ:行くアテがねーからにゃー、特に。
セミマル:うーん、そうなんよー。
ベネラ:行ってみようか。
セミマル:4人でぞろぞろと。行きます!
GM:じゃあ、一手使って、町長のところに行きました。以前の活躍もあるから、町長に面会を希望すると、すぐ通してくれるよ。
ベネラ:良かったー。
セミマル:町長、メイリーさん呼んでる?
GM:それは公然の秘密みたいになってるんで、苦い顔をしながら認めますよ。
セミマル:実はね、そのメイリーさんが、冒険者風の男2人に外に連れ出されたって話を聞いてたんだが、あんたが呼んだんだったら、それどうなん?大丈夫なん?
GM:そういわれても困るね。子供じゃないんだから。と。
セミマル:ああ、じゃああなたが呼んだんじゃないのね。冒険者を雇って、メイリーを宿から呼び出したりとかはしてないのね?
GM:自分はそんなことに関わってないと言ってくれる。
マキシム:心理学判定。(それはクトゥルフだ)
セミマル:そうすると、その冒険者グレス君は誰?って話になるじゃんね。
ベネラ:そうっすねえ…メイリーさんは昨日宿に戻ってないっていうか…不在?どうなんだろう?…メイリーさんの性格は、どんな感じの方だと聞いておられますか?と聞きます。
GM:詳しくは知らないみたいです。
アスコルビン:名前だけで呼んだと。
GM:腕前を見込んで、だね。
セミマル:うーん…シティアドベンチャー、むず…
アスコルビン:ちなみに、呼ぶときってどういう風に流浪してる吟遊詩人を捕まえたの?
GM:使いの人間を出して、探してくるように依頼して、見つけたら連れてくるように交渉してみる、そんな感じだね。
アスコルビン:というと、あのときのエルフが。
GM:ああいう人とか、そのほかの人間を放って。ここに居る、っていう話を聞いたら交渉して連れてきたと。
アスコルビン:ここに居るっていった情報元は分かる?
GM:それはさまざまってところかな?
アスコルビン:ありゃー。ままま…
GM:町同士の横のホットラインとか。この街以外にも自分の支所があって、とかそんな感じかな?
ベネラ:なるほどー。
アスコルビン:どっかで入れ替わったとしたら、どうなんだ。
セミマル:誘拐されたところを助けた時には、すでに大人しかったんでしょ?
アスコルビン:もしかしたら、助けた時すでに入れ替わってたというか、もしかしたらそれが実はグルで…みたいな?誘拐自体が虚偽だったとか。
セミマル:そしたら、まずメイリーを探すのが先決かなぁ。メイリー、カッコ仮を探して、
ベネラ:話を聞かんといかん。
アスコルビン:セミマルが猫の状態で、こう…戯れる感じで目の布を取って。
ベネラ:それはちょっと無理があるな!(笑)
セミマル:それ、俺が真っ先に石化するんじゃね?
ベネラ:うん、怪しい!
アスコルビン:石化したり、ワニになったり、色々…
ベネラ:酷い目に遭いまくりじゃな。…マキシム起きてる?
マキシム:…はい。
セミマル:ふはは!今だめな返事が聞こえた(笑)正直、俺も一瞬ちょっと落ちてたけどね!?
GM:えー!?
セミマル:いや、一応伝わってるか知らんけど、昨日、ハワイから帰って来たんよ、おっちゃん。(社員旅行とのこと)時差ボケすごいです!
ベネラ:そうか!白い波と~ワイキキビーチ~アローハ!
セミマル:うん、そんな感じ。いや真面目に。…ゴメン!眠いわ俺!こんな状態で申し訳ねえんだが…(笑)
マキシム:なら、ここらへんで切りましょうか…。

というわけで、セミマルが寝落ち寸前だったので、この日のセッションは1時間半で終了したのでした!続く!

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)