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Cobolerのリプレイ置き場

趣味のテープ起こしを活かした、TRPGのリプレイ置き場でございます。

UPされた記事はいつ書き直されてもおかしくない状態で公開されています。 あと、記事を上書きで更新することが多いです

「死を忘れた街」 その1

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私、モノトーンミュージアムGMを2回ほどしたことがあるのですが、PLをするのは初めてでした。なので、逸脱能力の取り方を失敗したりまあ、色々ありました。あと、ルルブに載っていない設定を色々妄想するのが楽しかったです。そんな感じのリプレイです。

キャラクター紹介

GM:はい、PC1から自己紹介をお願いします。
トロネア:はい、今回PC1を務めさせていただくトロネア・センプリーチェです。よろしくお願いします。今回、ハンドアウトでまず死ねと言われました。
GM:はい!(笑)でも、FEARゲーでは珍しくないですよね!
トロネア:死んで復活しました、は良くありますよね。不治の病にかかっていて、医者の父親が居たので、元気なころは父親から医療の知識を教えてもらったりして、手伝いをしていました。体は弱いんですが、そのぶん心や精神力や、芯は強いつもりです。具体的には、精神力22です。
GM:は!?なぜそんなことになった!?(笑)
トロネア:なぜでしょう?屍人は精神力高いのかな?ちなみに、耐久は31。
GM:意外とタフだなー。
セト:高い!両方高すぎる!なんで両方そんなに高いの!?
トロネア:なぜでしょう~!?で、今回、療養のために鐘楼の街に行っていたんですが、とうとう不治の病にむしばまれて、死んでしまいました!と言う訳で、屍人になって目覚めるので、なぜ自分が目覚めてしまったのか、そして御標の真相を知るために、頑張って行きたいと思います。よろしくお願いします。
GM:まあ、別の街から引っ越してきたのは、シナリオ上の仕様です。今は明かせないけど、理由があります。
トロネア:それは情報収集で。
GM:いや、あんまり重要ではない情報なんですけど!(笑)
トロネア:そうなんだ。
トーリ:これ、引っ越してきたのは、いつ頃の話ですか?
GM:数年前だよ。
トーリ:じゃあ、良かった。
GM:じゃあ、PC2お願いします。
トーリ:はい。キャラクター名はトーリです、よろしくお願いします。まあ、桃李みたいな感じで。クラスは戦人/異形/芸術家でございます。
GM:芸術家が生えた!
トーリ:前は戦人が2レベルだったんだけど、芸術家というものがあることを知って、そっちの方がキャラクターイメージに合うなーと思って入れたんだけど、データ的には弱くなりましたよ。
トロネア:良くあるよくある。
GM:まあねえ。芸術家は、感応が高い良く分からんキャラだから。
トーリ:何かね、1回ダメージが出たら、もうあと終わり、みたいな。でもムダに生存性だけは上がってる気がする。〈芸能発露〉でムダにかわしてみるよっていう。(笑)
セト:〈芸能発露〉なんだ…。(笑)要は、そこでダンスのような動きで避けると。
トーリ:〈演舞家〉とか取って、無駄に意志でリアクションさせてみようかと思ったんだけど。普通にこれ、当たるよね?(笑)まあ、そんな感じ。基本的には、伽藍に色々と奪われたり殺されたりして、伽藍殺すべし!になって。あっちこっち回って、狩ってまわっております。だんだんそっち側に行きながら。あとは、セッション中に紹介する、かな。
GM:ちなみに、トロネアもトーリも両方19歳の女の子なのね。
トロネア:その予定です。19歳女性です。
トーリ:ですです。こっちに合わせてくれたのね。
トロネア:同い年のほうが、やりやすいかなーと思って。
GM:じゃあ、PC3お願いします。
ホリネス:はーい。PC3のホリネス・サンクトゥースです。ものすごい神聖な感じな。
セト:確かに。
GM:サンクトゥース、サンクトゥース、聖なるかな~。
ホリネス:クラスは僧侶と術者で、鐘楼の街で、僧侶をやってるんだけど、考え方は、死んだら救われるっていう人です。死んで、自分が葬式をして、埋められたら救われるっていう。
トロネア:先生、怖いです。
ホリネス:なので、生き返った死者を見て、早く殺しなおさないといけない!って思う。
トーリ:待て待て待て待て待て待て!埋葬し直すとか、弔うとかじゃなくて!?(笑)
ホリネス:エヘヘ!(笑)
トーリ:殺し直さないといけないっていう話だね!?どっちかって言うと、「エイメン!!」って言っちゃう感じ!?(笑)怖い系の神父が出てきたんですけど、そういうことですか!(笑)
GM:ちなみに、性別と年齢はいくつ?
ホリネス:性別は男で、年齢は何歳くらいが良いかな?30くらいかな。
トロネア:結婚してます?
ホリネス:結婚してない?できるのかな?しているけど、もう死んだ?
セト:オ、オオーゥ!!
トーリ:こ、殺すのが早い!(笑)
GM:死んだにしますか?死んだにすると、シナリオが変わってくるんですけど。
トーリ:死んだにしようぜ!(笑)
GM:どうします?妻がいたけど、死んだことにしますか?
ホリネス:死んだことにしましょう!(笑)
セト:面白い方を選んだ!(笑)
GM:分かりました。じゃあ拾います!!(笑)
トーリ:出すと拾って出てくるから、そこに対するロールプレイを考えておかないと、後でひどいことになるけど大丈夫!?
ホリネス:そんなものは殺しなおすに決まっておる!(笑)
トーリ:ちょっと待ってくれ!いいのかこれー!まあいいか!(笑)
ホリネス:耐久は14しかないので、死にます。精神力は27あるんだけど。
トロネア:高ーい。
ホリネス:そんな感じです。よろしくお願いします。
GM:じゃあ、4だよ。
セト:4の名前はセト・エテルネル・カッシーニと言います。セトって呼んでください。それはそれは大昔、何と賢者の羽根アカデミーの生徒だったんですね。何をやっていたのかは言っていませんが。夏休みに、冒険をしに行ったのがきっかけで、そこで「年に一度は家に戻って、旅のあいだに見聞きしたことを人につたえよ」という御標が出たので、それに基づいて活動しているうちに不死者になってしまったよラッキー!ということで、最初にやったことが、海守りになることでした。
トーリ:ラッキーなの。
セト:…まあ、若気の至りでありまして。実際に冒険をし始めてみると、これが不便で仕方がない。止めときゃよかった!と今は思っているんだけど、暗黒期に聖都から塩の国に引っ越してみたら、ここで歓迎されてしまって。
GM:こんなところに居られるか。俺は塩の国に帰らせてもらう!(笑)
セト:そこで、これを持って行けば道中でお金が作れるということで、塩を持っては出かけて行くという生活を続けています。
トロネア:楽しそうだなオイ。
トーリ:塩の行商人かよ。
セト:行商ではないっすよ?
GM:何歳くらいの時に、不死者になったの?そこで外見年齢が止まっているはずなんだけど。
セト:多分、30手前くらいです。
トロネア:実年齢は?
GM:暗黒期からって言ってるからね。数100年生きてても不思議じゃない。名前からすると、男性だよね。
セト:ですよ。
GM:恰好はどんな感じ?何か、私の中では、紳士なイメージなんですけど。
セト:いや、全然。ラフな感じです。すぐに海に潜れる恰好ではないんだけど。
トーリ:海の男?海人なの?
トロネア:アロハシャツでも着てるの?
セト:あ、それは良いかもしれない。
GM:待て待て待て!(笑)
セト:足元はサンダルって設定だったんだけど…(笑)ローマ風のね?
GM:でしょ?編み靴というか。そういうイメージだったので。
トロネア:う、上は?アロハシャツじゃないよね。
セト:特に防具は…ウミヘビしか持ってないんですよ。あとは羽帽子という、フーテンなスタイル。
トロネア:帽子は最低限被っていると。
セト:色々な都合で、あんまり海洋生物をくっつけられなかったんだ。外套ダコという、セットアップで隠密状態に入れるのを飼っているんで、これを使うと、卑怯な攻撃ができるよ。
GM:ありがとうございます。進めて行きますね。今回予告を読み上げて行きます!

数百年の歴史を持つ教会のある鐘楼の街。死者の手向けに鳴らされた葬送の鐘の音。
それは慈悲深き神の御標を紡いだ。
『眠れる死者達は死を忘れ、ことごとく目を覚ましたのです。
こうして生者と死者は永遠に幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし』
残された者たちへもたらされた大いなる慈悲。
しかし次々と蘇った死者達は生者を襲い、街は地獄と化した。
漆黒の死の影が街を覆いつくさんとした時、勇敢なる紡ぎ手達が立ち上がった。
モノトーンミュージアム
「死を忘れた街」
――かくして、物語は紡がれる。

GM:では、PC間パートナーを決めて行きますよ。これは、お互いがどう思っているかですよ。じゃあまずは、トロネアからトーリになります。
トロネア:はーい。友情で取りました!シナリオロイスと同じで。(ロイスではない)
GM:では、トーリからホリネスですよ。
トーリ:この怖い神父にどうやって、何を取れば!
ホリネス:へへ!(笑)
GM:待って待って!その本性を知っているかどうかだよ!(笑)
トーリ:それが本性!?
トロネア:恐怖、隔意、信頼。連帯感。
トーリ:嫁を知っていた、程度の方が…?
GM:待ってください。この世界観であると、協会は生活の中心ですよ。冠婚葬祭ですよ。洗礼からお墓まで。
トーリ:これ、困るなぁ…?
GM:ホリネスはどうなの?屍人は滅ぶべし!でもそれ以外はまともだよね?
トーリ:伽藍に対してはどんな感じですか?
ホリネス:伽藍に対しては、どんな感じって言われても。とりあえず、死ねば良いかな?っていう。
セト:こわいよ!
トーリ:あなたの敵とは何ですか?
ホリネス:この人の敵って何なん?安らかに死を迎えられないことかな。
セト:分かった。何となく意味は分かった。御標に従っていないと、布団の上では死ねないぞ的な。
トロネア:実に教会らしい人間ではある。
トーリ:このお方の信仰心は、涅槃にあるのか。
セト:涅槃にある気がして来た。
ホリネス:とりあえず、普通に生活をして、安らかに死んで、魂が肉体から離れて、神のもとに召されて、救われた的な。
GM:正確に言うと、輪廻があるんだけどね。教会の教えには忠実な方だと思うんだけど。
トーリ:嫁さんはどう亡くなったんです?
ホリネス:嫁さんはどうでしょうね?病気とか。もともと体が弱かったとか。
トーリ:法力があるってことで良いのよね?
ホリネス:法力というか、念術ですね。
トーリ:困ったら振ろう。(ころころ)猜疑心。
GM:この表、良い感情と悪い感情が一緒の表に書かれているからな。
トーリ:…同志、くらいで。
GM:じゃあ、ホリネスからセトだよ。一応、知人ということにしておいてください。セトは旅人かな?
セト:旅人/不死者/海守りです。
GM:永遠の旅人です。メーテル~!(笑)
セト:そっちか!間違いない!(笑)
ホリネス:感情は、決めてなかった。
GM:一応、不死者は教会から神に選ばれたスゴイ人だと認識されています。普通は。
トロネア:だから、放っておかれても、貢物で生きて行きます。
セト:御標によって、一か所に留まっていられなくなったんだけど。
ホリネス:死ねない。死なない。
トロネア:不死者は、神から不死を賜ったんだよ。死んだら神のもとに召されて、輪廻しないんだよ。
ホリネス:神に認められた存在的な。えーっと、(ころころ)うーん、…
セト:こっちは、他のキャラクターに対して好奇心一択になってしまう。
トロネア:PC1に対して、好奇心?
セト:はい。
トロネア:よし!おーい、決まった?
ホリネス:怨念。
セト:怨念!!?何か恨みあるの!?(笑)
ホリネス:貴様は神に認められている!!ぐぬぬぬぬ!みたいな。
GM:嫉妬かな!(笑)大丈夫?3と4は仲間枠だよ。
ホリネス:それでも何となく、神が認めたのだから仕方ない!みたいな。嫉妬で行こう!(笑)

オープニングフェイズ

PC3のオープニング

GM:では、オープニングに入って行きます!ホリネスのオープニングからですよ。
ホリネス:はい。
GM:このゲームって、登場したらレコードシートの登場シーン数っていうチェック欄がありますね。ここにチェックを付けて行って下さい。
ホリネス:はい。
トーリ:うっかり剥離値を上げそう!(笑)
GM:剥離値は上がりません!そんな怖いゲームじゃありません。剥離値が1d上がったら大変なことになりますので!(笑)
トロネア:どこのダブルクロスだよ。
GM:じゃあ、ホリネス。ホリネスが亡くなった人の葬儀を執り行っているシーンであります!
セト:PC1のですか?
GM:PC1は関係ありません。
セト:ふーん。
GM:亡くなったのは、この町に住むゲオルグという老人です。
トロネア:ゲオルグさん。
トーリ:じっさまァー!
GM:特に、名前に意味はないんですけど。今さっき決めたので。(笑)
トロネア:「ゲオルグじいさん、良い人だったのに。」
GM:というように、町の人たちが別れを惜しんでいます。葬儀のミサはつつがなく執り行われまして、遺体は墓地へ埋葬されようとしています。で、故人との別れを惜しむように、教会の鐘楼から、鐘の音が鳴り響いています。カラーン、カラーンって感じですね。と、その時。突然、空から震えたような、ゆがんだ声が聞こえてきます。
ホリネス:はい。
GM:「眠れる死者達は死を忘れ、ことごとく目を覚ましたのです。こうして生者と死者は永遠に幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」空から響く声は、君と葬儀の参列者たちの心に、異様な感動を呼び起こします。あなたは、その声が御標であることを理解します。で、参列者たちはその場にひざまずき、天を仰いで涙を流し、口々にこう言います。「御標だ!御標が下された!」「神の御心の、何と慈悲深い事か!」そうしていると死者の眠る棺がガタガタと揺れて蓋が内側から開かれ、死んだ筈のゲオルグ老人が起き上がります。
セト:ゴゴゴゴゴ。
GM:「ああ、父さん!もう一度、会えるなんて!」息子である男性が老人を抱き締めます。
トーリ:で、肩口にガブッと。
GM:ああはい、そんな感じです。
セト:ハハハ!(笑)
トロネア:えー!?マジでか!
GM:蘇った老人は息子を抱き締め返し、そして歯を剥き出し、その首筋に噛みつく。飛び散る鮮血、食い千切られる肉。絶叫と悲鳴。その場はたちまち混乱の坩堝へと投げ込まれる。さらに逃げ惑う人々の足元から死者たちが這い出てきて、さらに惨劇を加速させていく。
トロネア:あ、そうか。墓地だからか。
GM:はい、墓地なので。と言う訳で、あなたの周りにガイコツたちが這い出てきますよ。
ホリネス:せっかく死んで救われたのに。何でお前たちは生き返るのだー!私が、この手で直々に、殺して救いなおしてやる!!!
トーリ:エ゛エ゛ー!?ちょっとそこの聖職者!お待ちなさいよ!!(笑)
セト:あ、参列してたPC2。
トーリ:いやいや!してねーよ!(笑)
ホリネス:ハハハ!(笑)
トーリ:プレイヤー的にツッコミたいわ!(笑)
GM:ではですね、あなたが身構えると、あなたの足首はガッと掴まれます。見ますよね、足元。
トロネア:あっ!
ホリネス:はい。
GM:見ますと、そこに骨だけになった手が地面から伸びていて、あなたの足を掴んでいるんですが。
トーリ:左手の指に、見たことのある指輪がはまっていますか?
GM:見たことのある指輪がはまっていますよ!(笑)
トロネア:あなたの手にもはまっているかもしれない!
ホリネス:こ、この指輪はまさかー!!お前!お前なのか!!(笑)
GM:という所で、一旦シーンを切ります。
一同:ハハハハハ!!(笑)
トーリ:何だろう。もうちょっと盛り上がったところで出すのかと思ったら、冒頭から先制パンチが飛んできた!(笑)
トロネア:今、左ストレートがすごい勢いで!(笑)
GM:一番最初に出しておいたら、悩んでくれそうかなと思って。悩んでくれそうにないですけど。(笑)
ホリネス:ハハハ!(笑)
トーリ:とりあえず、一旦ここで時間が与えられるのはありがたい。

PC2のオープニング

GM:で、次はトーリのオープニングです。ではトーリがトロネアの訃報を知り、鐘楼の街に帰郷するシーンになります!
トロネア:きゅーん!
GM:ある日、キミの元に故郷から手紙が届く。"跳馬"という配達屋存在するんですが、キミに一通の手紙を差し出します。「トーリさんですね。お手紙の配達です」
トーリ:じゃあ、「私に?」と言って怪訝そうな顔で見ます。
GM:そうですね。町の知り合い、あなたの友人の一人から、手紙が届きました。居ますよね。
トーリ:居ないと困るから、居るでいいや。
GM:前回困ったことがあるんですが、字は読めますよね!?(笑)
セト:ハハハ!(笑)
トーリ:覚えてないぃー。たぶん…!!
トロネア:読めない可能性はあるのか。
GM:いやー、前回やった時に、「読めるかなオレ。」って言われちゃったから。(笑)じゃあ、読めました!
トーリ:よ、読めるよ!読めるようになったよ!
GM:封を切って、手紙に目を通しますと、そこにはPC1の訃報が記されていました。トロネアが死んでしまったということが書いてあります。
トーリ:じゃあそれを見て。手紙をしまい、軽く目を瞑って。「良いヤツばかりが先に死ぬ。」と言って、首元に手をやって。なんだろうね。ネックレスじゃないんですけど、指輪みたいな、確か指輪だったと思う。に、ひもを通してネックレスにしているんですけど。それをしげしげと見て。里心がついたのか、線香じゃないしなぁ…何だろう?
GM:まあ、墓前に花を?
トーリ:酒くらい、じゃなくて花くらいは供えてやるかと思って、それを元に戻して。あ、これはGMが前にやってたキャラにもらった装身具のなれの果てです。
GM:はい。あれですね!
トロネア:あの、からくりさん。

以前、某サイトでDLできるシナリオ「水晶の国」を、私がGMでやったことがある。この時PC5をからくり/僧侶/術者で作成していたのが、今回のGMさんでした。「水晶の国」のハンドアウトを見てもらうとわかるのですが、超ド級のPC5が主役をかっさらったセッションでした。

GM:それからキミは幾日かを経て、故郷である鐘楼の街へと帰ってきた。町外れの丘の上からの眺めは旅立ったあの日から少しも変わっていない。だが、街を囲む市壁へ近づいた時、キミは異変に気づきます。開け放たれた門の周囲には旅人も門を守る衛兵の姿も無く、街の中から人々の悲鳴が幾つも聞こえて来ます。
トーリ:じゃあ、歩きながら「まったく。」と言って、抜刀しながら。「いつもいつも…」。
GM:あなたが剣を抜いて、街へ駆け込むと、そこには悪夢のような光景が広がっていました。通りを無数の死者が徘徊し、生者を襲っています。そして、死者に食い殺された者もまた、死者となって蘇っています。
トロネア:怖い怖い!
トーリ:とりあえず、死者と戦端を開きます。
GM:じゃあ、君が死者たちを蹴散らすんですが、いくら崩れても何度も何度も立ち上がって来ます。気づけば、君は狭い路地に追い詰められています。
トロネア:あちゃー。
GM:その時、路地の脇にあった扉が開き、見覚えのある男、トロネアの父親ヴィクトールなんですが、彼が顔を出します。「トーリくん、こっちだ。」と、彼は君を手招きします。
トーリ:じゃあ、転がるように入って行きます。
GM:では、彼の手助けで君は窮地を脱し、東地区にあるトロネアの自宅に帰って来た。というところで、一旦シーンを切ります。
トロネア:東地区か。

PC1のオープニング

GM:では、次はトロネアのオープニングになります。
トロネア:ヘーイ!これは、死ぬ直前からですか?
GM:死ぬ直前からになりまーす。一度死んで、蘇るシーンになります。
トロネア:はーい。
GM:その日、キミの身体を病魔が完全に蝕もうとしておりました。
トロネア:じゃあ、せき込みながらベッドで。
GM:ベッドで苦しむキミの傍らには最早為す術もなく、キミの手に縋るように祈る父親ヴィクトールの姿がありました。「神よ…どうかお慈悲を。この子まで、私から奪わないでください」彼はつぶやいています。
トロネア:じゃあ、最後の力を振り絞って、「父さん、私は…」と言おうとするんですけど、病魔にむしばまれた体は、もうこれ以上言葉を紡ぐことはできない。そのまま、私の意識はどんどんと沈んでいく。
GM:その前に、父親がこう言います。「トロネア、大丈夫だ。きっと助かる」彼は絶望の涙を流し、それでもキミを励まそうと必死に笑みを浮かべようとします。
トロネア:それに、にっこり笑おうとするんですが、自分の顔はどうなっているか分からない。そのまま、トロネアの意識は、途切れます。
GM:分かりました。じゃあ、君を呼ぶ父親の声がどんどん遠ざかって行き、君の意識は闇へと飲まれる。ああ、自分は死ぬのだとキミは確信します。しかし、永劫とも一瞬とも思える時間、闇に沈んでいたキミの意識が不意に覚醒する。
トロネア:おおっ。パチッ。
GM:で、遠くで聞き慣れた教会の鐘の音が響いている。キミは自室のベッドの上に横たわっていた。
トロネア:まだベッドに居た!
GM:君は自室のベッドに横たわっていることに気づきます。傍らには優しげに微笑む父親ヴィクトールの姿。
トロネア:なぜ?
ヴィクトール:目が覚めたかい?トロネア。
トロネア:「お父様、私は確か…」と、さっきまで熱っぽかったはずの頭に手を当てて。
GM:じゃあ、気づきますね。あったかくないです。固いです。
トロネア:冷たい!しかも何か片手が骨だ!じゃあ、手を当てたら骨だったことにしても良いですか?
GM:良いですよ。
セト:なんで骨?
トロネア:いや、データで。(サンプルキャラクターをそのまま使っているため)
GM:多分、腐り落ちたんでしょう。
トロネア:こわっ!じゃあ、冷たいどころか、自分の手が骨であることに気が付いて。壁の方に自分の体を遠ざける感じで。そのままドンと壁にぶつかってしまう。
GM:それは心配して、「大丈夫かい、トロネア。」と言って、ヴィクトールが何事もないように、君の体を抱き起こしてきます。
トロネア:おいおいおいー。何事も無かったかのように!?「お父様、私は一体、何になったのですか?」
GM:じゃあ、彼は笑顔を浮かべてこう言います。「神が我々に慈悲を与えてくださった。御標が下され、人々は永遠の命を授かった。もう、この街からは死は忘れ去られたんだ」
トロネア:永遠の命?
GM:彼は続けて言います。「お前には新しい身体に慣れる為の、そして気持ちの整理をつける為の時間が必要だろう。父さんは下の階にいるから何かあったら呼びなさい」そう言ってヴィクトールは、部屋から出て行こうとします。
トロネア:え!?え?気持ちの整理が…。いま、怒涛の…!?「死が忘れ去られたとは、どういうことですか!?一体、この町で何が起きているのですか!?」
GM:と訊きますか?彼は君を安心させるように、穏やかな笑みを浮かべて。「何も心配することはない。全ては神の御標のままに。」
トロネア:おおーぅ…。そのまま、へなへなと床に崩れ落ちます。
セト:おとんが伽藍。
トロネア:まだ確定じゃねー!
GM:じゃあ、お父さんは部屋から出て行きますよ。
トロネア:困った!じゃあ、窓から街を見ます!
GM:町を見ますか?窓から見る景色は、以前見たのと同じ街並みが広がっています。ただ、ふと奇妙なことに気が付きます。人通りが全くありません。
トロネア:うあああー!怖いよー!怖いよー!このまま、「神よ…!」と祈りを捧げます。片方は骨ですが!怖いよ!
GM:そうですね、そろそろ気が付きますよ。手を合わせたら、自分の手が片方骨になっていることは分かりますよね?
トロネア:はい。
GM:ふと視線を上げると、女の子の部屋だから、ドレッサーというか鏡台があると思うのですが、その鏡に映る姿は、とても生きた人間とは思えません。と言う訳で君は、生ける死者である屍人であることを理解します。
トロネア:うう、うおおおお…!!
セトSANチェックをして下さい。って言われるのかと思った。(笑)
トロネア:2d6で良いですか?(笑)
GM:いやいやいや。はい!(笑)
トーリ:明らかに病院行きだと思うんだけど。

PC4のオープニング

GM:というところで、一旦シーンを切りますよ。よし!それではセトよ!
セト:はい。
GM:オープニングがちょっと増えました。
セト:え、増えたんですか?
GM:狭間鉄道云々の話をされていたので。そのシーンを入れてみようかなと。
セト:ありがとうございます!
GM:ガタン、ゴトン。列車が揺れる。キミは挟間鉄道に乗っている。車内には様々な其達の乗客たち。誰もいない隣の席にひたすら話しかけている錆蜥蜴。座席に もたれて仮眠している処理者。静かに本を読んでいる栞女。そうしていると、列車なので、中央の通路に黒いローブに身を包んだ影の様な男がヌッと現れます。男はカランカランとベルを鳴らしながら歩きます。「鐘楼の街、東通り152番地、ゲオルグ」陰鬱な声でそう唱えながら歩く。
セト:う。こんな現象に今まで遭ったことがないんだけど、降りろっていう事なんだろうな…。と思って、降りる準備をしましょうか。
GM:一般的な知識として知っていますけど、多分、通路の真ん中に現れた男は多分、葬儀の通知人のようですね。昔のヨーロッパではですね、こう言う風に葬儀が出ますと、葬儀があるよってことを知らせるために、鐘を振って歩く人が居たんです。
トロネア:あー、新聞に訃報が載る的な。
GM:そういう事ですね。じゃあ、君はそう思うとですね、列車はゆっくりと減速して、いきなりガタッと止まります。
セト:多分フリー乗降なんだろうな!(笑)じゃあ、降ります。その前に、Suica的なヤツで運賃を支払います。
GM:じゃあ、「ご乗車ありがとうございます。」と車掌が手を振って、列車はどこかへ去って行きます。
トーリ:ちゃらん、ちゃらん♪
GM:「いい日旅立ち」が流れる。(笑)では、ふと気が付くと、一度鐘楼の街に来たことがあるんですよね。
セト:あ、PC3と知りあいなら多分来たことがあるのか。立ち寄ったことがあるって感じで。
GM:では、君は町はずれの丘の上に、ぽつりと立っています。その丘の上から、君は町に異変が起こっていることに気が付きます。町を中心にほつれが広がっていますね。
セト:ほほー。
GM:ほつれというのは、歪んだ御標が発せられると、空間がぱっくりと割れまして、そこに裂け目が現れます。その裂け目には虚無というものに通じておりまして、具体的に言うと、何も見えない、何もわからないんですが、空間に裂け目があることは分かります。
セト:「ネバーエンディング・ストーリー」にもそういうのありましたな。
GM:そんな感じですよ。どうしますか?
セト:それ以外には何か、異変は?
GM:どうやら、街中が妙に騒がしいです。
セト:じゃあ、駆け寄って。街中が見えるところまで行きます。望遠鏡とかは持っていないんだよなー。
GM:では、町に近づいてみますと、町はずれの墓地があるんですが、そこで大騒ぎが起こっていますね。悲鳴を上げ、逃げ惑う人々と、彼らを襲う死者の群れが見えます。で、その中に、知人であるホリネスが…!
セト:もしかして、術攻撃を!
ホリネス:(かめはめ波発射のポーズで)ハァーーーーッ!!(笑)
セト:さすが教会生まれだぜ!!!(笑)
トロネア:教会生まれなんだ!?(笑)
トーリ:そんな、寺生まれみたいな。(笑)
セト:そういうキャラだって聞いてたので!(笑)
ホリネス:寺生まれのTさんみたいに「ハァーッ!!」で解決します!(笑)
セト:お約束のネタも済ませたところで!よっしゃあーっ!!ゾンビアポカリプスの予感!!
GM:では、君が駆け寄って行きました、というところで、シーンを切ります。ミドルフェイズに入って行きますよ。まずはホリネスとセトのシーンです。

ミドルフェイス

死者の宴

セト:はーい。
GM:登場チェックをお願いします。具体的に言うと、オープニングの続きで、墓場で襲われてるシーンになります。「眠れる死者達は死を忘れ、ことごとく目を覚ましたのです。こうして生者と死者は永遠に幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」というとですね、逃げ惑う人々が異形化して行きます。
セト:何と!(笑)
GM:だって、幸せに暮らしてないから。(笑)
ホリネス:ハハハ!(笑)
GM:具体的に言うとですね、歪んだ御標が発せられますので、歪みが生じます。このまま放っておけば、人々は異形化して、まあ死者も異形化するでしょうけど。大惨事になりますね。(笑)
ホリネス:大惨事!(笑)
トロネア:誰かー、剥離を引き受けてー。
GM:ちなみに、歪みは引き受けることが出来ます。歪みを引き受けますと、剥離値が2点増えます。その代り、異形化するっていう歪みがキャンセルされます。誰か引き受ける?
セト:仕方がない。引き受けておこう。
GM:はーい。今、何点?
セト:今5点でーす。
トロネア:ギリギリOK。
GM:じゃあ、一瞬異形化したけど、そんな事は無かった。教会の鐘とともに御標が響き渡るなか、逃げ惑う人々。人々を襲う死者。で、ホリネスが「ハァーッ!」てやろうとしている目の前で、幼い子供が転びます。
セト:ワァオ!!それは拾うが!(笑)「いやいやいや!!何が起こっているんですか、これは!?」と話しかけるけど!
GM:じゃあ、出てきたよ。気づくと、知り合いの旅人であるセトが居ますよ。
ホリネス:何だおまえか。貴様…何をしに来た!?
セト:何を!?いや、よく分からない!(笑)
ホリネス:ハハハ!(笑)
セト:良く分からないけど、電車から降ろされたんだよ!(笑)
ホリネス:お前は神に認められて不死者となり、世界を転々として…
セト:仕方がないじゃないですかぁ!そういう御標だったんですぅ!(笑)
トロネア:まわりの死者に対応しようぜ!(笑)
セト:まあ半分は楽しくてやってるんですけどね!
トーリ:えー、えーっとぉ…。
ホリネス:ここに来たんなら、ここに居る化け物をどうにかする手伝いをしろ!!(笑)
セト:「だ、大丈夫です!」と言う訳で、外套ダコを被って、光学迷彩します。(笑)
トロネア:隠密状態になった!
セト:「壁と自分の間に隠れてくれれば、ゾンビからは見えなくなるよー!」と言って、じりじりと下がって行きます。(笑)
GM:はい、じゃあここで死者を撃退する判定がありますよ。どういう風に死者を撃退するか宣言して、好きな能力値、あるいは戦闘値で判定してください。能力値であれば目標値は12、戦闘値であれば能力値は17になります!
セト:えーっと、意志と縫製が+5なのですが…
GM:戦闘値でもいいよ。
セト:能力値で。とりあえず、自分はちょっとダメージ受けても再生できるので。意志を使って「こなくそー!」な感じで行きます。
GM:分かりました。突撃するんですね!(笑)
セト:突撃します!(ころころ)6…。はい、失敗。ゴメン!!(笑)
GM:じゃあどうする?
ホリネス:術操値が一番高いです。
GM:そうですねー。難易度は17になります!ダイスを2個振ります。
ホリネス:(ころころ)18です!
GM:成功ですねー。
セト:おおー!(拍手)じゃあ、「ハァーッ!」でゾンビをふっ飛ばしたと。
GM:ではホリネスの術で死者を蹴散らしている間に、君たちはさすがに逃げますよね?
セト:逃げますよ!(笑)
GM:ちなみに、やっつけてもやっつけても復活しますよ!どうする?ホリネス的には逃げれないけど、逃げる?
ホリネス:うーん。
セト:えー!?だってだって!どうするかなぁ?連中、足は速いですか?
GM:いや、遅いですね。走れないゾンビのようです!(笑)
セト:良かった!(笑)
トロネア:こっちに走れるゾンビが居ます!(笑)
セトゾンビ映画的にはこいつらに火をつけたいんだけど、消し炭になっても襲ってきそうな気がする!
GM:ヒューマントーチになって襲ってきますよー。
トーリ:都市レベルで消し炭にするために、核を落とすんじゃないの?
セト:ハハハ!あるけど!(笑)
GM:ちなみに、判定に成功しましたので、人々を守って避難することができそうです。ホリネス的には逃げてもオッケーなの?
ホリネス:うーん、バケモノに殺されるのは救われないから!(笑)
トーリ:神の御心にそぐわないから、逆転できるところまで、戦術的撤退します!
トロネア:教会だ!教会に避難しましょう。ドアも分厚そうですし。
GM:ありがとうございます。君たちは何とか人々を守りきり、町の中心にある教会へと避難します。というところで、一旦シーンを切ります。
ホリネス:はーい。
GM:次はPC1と2の再開のシーンになります。

再会

トロネア:はーい。
GM:PC1は同行者として、途中から登場します。シーンプレイヤーはトーリで、トロネアは途中から登場できます。シーンの目的としては、基本的にお互いの情報交換をしてください。では、死者に襲われたトーリは、トロネアの父親であり町医者でもあるヴィクトールの手助けで、彼の自宅へと避難しました。
トーリ:とりあえず礼を言う。何が起きている?
ヴィクトール:どうも、死者たちが蘇って、暴れているようなのだ。
トーリ:えーっと、死者が蘇るって言うのは、御標でもなければ、そうそう起きる現象じゃないの?アンデッドっていうものが、居るもんだと思ってて良いの?
GM:えーっとですね、その辺は微妙なところですね。死者が蘇る理由は色々です。御標で蘇ることもありますし、それ以外のこともあります。
トーリ:普通にモンスターとしても居るのね。
GM:では、今は彼の自宅へと入ろうとしています。
トーリ:出先で逃げ場を作ったくれただけなのね。
GM:そうですね。トロネアの家は何度か訪れたことがありましたよね。
トーリ:多分、きっと、メイビー。
GM:その家の屋根の上には風見鶏が取り付けられていて、町で風見鶏の先生と言えば、人々に尊敬され、慕われているヴィクトールのことだった。一応医者なので。玄関のドアをヴィクトールが開け、君を招き入れます。で、家の中に入った彼は、「ただいま。今帰ったよ。」と奥に声を掛けます。ここでトロネアが登場可能になります。
トロネア:どうしようかな。ここは、部屋に招こうかな。誘い受けで。
セト誘い受け!?
トーリ:ってことは攻めるのオレ?(笑)
トロネア:受けって言うか!いや、やっぱり普通に階段を下りて行こう!「はい、お父様。」と言って。化粧と、手袋をしておきたいんですけど。
GM:大丈夫ですよ。
トロネア:青白い肌を隠すように、チークと。あと骨を隠すように手袋をしておきます。
GM:じゃあ、2階の階段から、死んだはずのトロネアが降りてきます。
ホリネス:(笑)
トロネア:こんな形の再会になってしまって、残念だわ、トーリ。
トーリ:えーっと…第一声はそれで良いか?(笑)あのー、何か、今、悪役にしか見えんかった!(笑)
トロネア:えー!?いや、でも、
GM:悪役のセリフっぽかった!(笑)
セト:身内の危篤を知らせる電報が来て実家に帰ってみたら、実は生きていました。っていうやつみたいだ。(笑)
トーリ:いや、何だろう。「お前がラスボスだな。」っていうか。(笑)私がこのゲームのラスボスです!つまり殴りに行って良いのかと思っちゃった!
トロネア:違うもん!セリフ変えよう変えよう!先にトーリお願いします!(笑)トーリ驚いてます?
トーリ:いや、ちょっと状況が把握できないんで。「えっと…トロネア。死んだのではなかったのか?」
トロネア:ええ、ほんの…何日前でしょう?
GM:何日前くらいが良いですか?数時間もあれば白骨化するらしいよ。
トロネア:こわっ!
セト:いっぺん埋葬されたんですか?
GM:空気中に晒されていると、虫が湧いてきますので。
トロネア:怖い怖い怖い怖い!!
GM:しょうがない!自然の摂理やねん!どっからともなくハエがやって来るねん!(笑)
トロネア:3日から1週間くらいで良いですか?
GM:良いですよ。
トロネア:「ええ、ほんの数日前に。」なんだこの会話。
トーリ:え!?死んだって言うの?
トロネア:「私の記憶が正しければ。」しゅんとして。
GM:どうする?手袋取って見せる?
トロネア:じゃあ、「ごめんなさい。」と言って手袋を外すと、そこには白骨化した手がー!
トーリ父親が居るんですよね?
GM:居ますよ!今のところ居ますよ。
トーリ:居るんだったらそれで進めるけど。「娘子は亡くなっているようだが、これは一体どういうことだ。」
GM:それは説明してくれますよ。「町に御標が下されてね。『眠れる死者達は死を忘れ、ことごとく目を覚ましたのです。こうして生者と死者は永遠に幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし』と言う訳で、トロネアは蘇ったんだよ。」
トーリ:じゃあ、「なるほど、」とひとつ頷いて、「あなたは死者と幸せに暮らしているのだな。」
ヴィクトール:ああ、もちろん。
セト:そういう解釈か。じゃあ、何で凶暴なゾンビが生き返ったんだ?って話になるけど。
トロネア:凶暴なゾンビと幸福に暮らせよ、みたいな。
セト:まるで悪魔に騙されたみたいな話だな。
GM:というところで、家に飛び込んでくる人影がありますよ。
トロネア:へ?誰?
ホリネス:ゾンビ?
GM:ゾンビじゃありません。普通の人です。多分トロネアも知ってる人だと思います。ジョン君ということで。「せ、先生大変だ!怪我人が大勢出たんだ!すぐに来てくれ!」
トロネア:ジョン!
GM:「何、それは大変だ」と言って、ヴィクトールは往診用の鞄にありったけの薬や包帯を詰め込み、「すまないがトロネア、私は少し出かけてくるよ」
トロネア:いえ、お父様。私も出来ることがあれば…
ヴィクトール:しかし、お前は蘇ったばかりだからな。無理をしてはいけないよ。
トロネア:じゃあ、しゅーんとする。「私ではお役に立てませんか?」
GM:「いや、まあそういう訳ではないんだが…」トーリの方を見て。「すまないが、トロネアの事をお願いしてもいいか?」
トーリ:分かった。彼女の面倒を見よう。
GM:「ありがとう。それじゃあ、行ってくるよ。」と言って、彼はジョン青年と出て行きます。
トーリ:じゃあ、もうちょっと続けても良い?
GM:そのためにヴィクトールは出て行ったんだよ!(笑)
トーリ:えーっと。「トロネア、君はトロネアなのか?」
トロネア:ええ。私が知る限り、私はトロネア・センプリーチェであった、はずよ。そして、ほんの数日前に病に斃れて死んだ。
トーリ:つまり、本人のつもりだという事か?
トロネア:少なくとも、私はそう記憶しています。しゅん。まさか、死んで蘇るなどということが、私の身に起こるとは思っていなかったので…。
トーリ:これって、ホイホイある事なの?キャラクタークラスになるくらいには?
トロネア:でも、データになったのはつい最近ですよ。
トーリ:関係ない気もするけど。(笑)
GM:どこが引っかかっているの?
トーリ:引っかかっているというか、キャラクター的には、引っかからないようにRPしたいの。つまり、君がトロネアなのか、トロネアじゃない何かなのか。まあ話だけ進めるね。「君は一体どう思っているんだ?私は君の事をトロネアだと思っているが…」
トロネア:「ええ、私はあなたの友人のトロネアです。あなた、トーリの友人です。」これはもう言い切ったほうが良いな。話が進まん!
トーリ:そうしてもらえると話が早いな。「じゃあ、分かった。それで良い。」
トロネア:じゃあ、ホッとして。「ねえトーリ、外では何が起こっているの?さっき、ジョンさんが大けがした人が沢山出たって言ってたけど。」
トーリ:かくかくしかじか。残念ながら、生き返った人と幸せには暮らせないようだ。
GM:(黙ってゾンビの群れっぽいジェスチャーをする)
トロネア:ハハハ!!待って待って!!(笑)
セト:じゃあ、外からキャーキャー言う声が聞こえる。
ホリネス:「助けてくれぇ!俺はまだ死にたくないぃ~!」「ハァーッ!!」(笑)
GM:「大丈夫だ。すぐにお前も同じものになる!」(笑)
トロネア:で、情報交換自体はこれで終了ですかね。
トーリ:まあ、そうかな。
トロネア:じゃあ、ちょっと思案顔になって。「ねえ、トーリ。父はあなたに対して、私のことをお願いと言ったわよね。」
トーリ:ああ。確かにそうだ。
トロネア:「つまり、私に、この家に居ろとは言ってなかったわよね。」にこっと笑って。
トーリ:それは拡大解釈というものだと思うが…君がそう解釈するなら、それでも構わない。外に行きたいのか?
トロネア:「はい。外で一体何が起こっているのか、御標が本当に神が下したものなのか。私は、どうしても知りたいの。」まあ、とっとと外出て、他のPCと合流しようぜっていう。
トーリ:良いのか?あまり見たくない現実と向かい合うことになるかもしれないぞ。
トロネア:「そんなもの、いつだって向かい合ってきたわ。」まあ、不治の病ってことは、そういうことかなーと。
GM:お医者さんの娘だからね。ひょっとしたら、死者を看取ったこともあるのかも。
トロネア:かも知れませんね。で、いそいそと手袋をつけたり、バッグを用意したり準備をしますけど。
トーリ:分かった。同行しよう。
トロネア:「分かった。ありがとう。」と言って、教会に向かいましょうか?
トーリ:まあ、探索して人が多い所に行ったら、あるかもしれないんで。それはそれで良いんじゃない。
トロネア:では、一旦外に出ます。
GM:分かりました。一旦シーン切ります。


続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)