Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

「すしちクトゥルフ」 その2

カーチェイスが始まっています。

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凛子:とりあえず、先生が完全にビビッっているのを見て、「先生!!私、運転代わりますっ!!」と言います!
植田:ちょ、ちょっと待って!!
凛子:という事で、先生を助手席に押しのけて、私がハンドルを奪います。
斑鳩:運転中にそれは、キツくね?
毛留:上にいきなり乗っかって、先生が横にどける感じかな?
斑鳩:キーパー、大丈夫ですか?
KP:大丈夫です。(笑)
毛留:とりあえず、それくらいは認めてあげないと、ここで我々が負けてしまうと、セッションが終わってしまうので!
(笑)
KP:セッション終わることはないです!大丈夫です!何かしらのペナルティは。あると思いますが。これは「ひまつぶし卓」のカーチェイスのルールを使っています。

詳しくはこちらをご覧ください。

ch.nicovideo.jp 斑鳩:幽霊二人いるの?
KP:二人います。
斑鳩:おい!!「先生、右にもいます!」
植田:ウソォー!!
KP:後ろにいる幽霊Bと、並走している幽霊Aが居るので、幽霊に前を取られたら、負けです。
凛子:イヤダー!とりあえず、判定すれば良いですかね。
KP:順番はですね、横にいる幽霊Aが1番、次がみなさんの車で、3番目が後ろにいる幽霊Bです。
植田:大名さん、もしかして、気づいていたんですか!?
毛留:これはもしかして、すしちく教が…
斑鳩:我々に差し向けた、刺客!?
凛子:違うよ。私たちは、民俗学のレポートを書きに来ただけなのにー!(笑)
KP:はい。では前方に何もないので、幽霊Aはそのままダッシュで前に進みます。はさまれてしまいました。
凛子:ヤダー。(ころころ)51で成功。
KP:成功なので、幽霊Aの横に出ます。幽霊Bは、みなさんの後ろに付いてきます。
凛子:そうか。そうなるのか。
KP:幽霊Aの番なので、また前に出ます。
凛子:そして私は振る。
毛留:我々は、ずっと成功させなければならないんですね。
KP:そういう事です。
凛子:(ころころ)あ、失敗。
KP:じゃあ、前に出れないですね。幽霊Bは〈運転〉で振ります。(ころころ)幽霊Bは失敗したので、前には進めないです。幽霊Aは、ずっと妨害しています。
凛子:はーい。じゃあ、振ります。(ころころ)31だから成功。
斑鳩:おおー、前だ前だ。進めー。
植田:君、どこでそんな運転を習ったんだ!
凛子:ええ!?免許センターに決まってるじゃないですか!!(笑)
斑鳩:ううー。幽霊に攻撃したいな。
KP:攻撃、できますよ。
植田:助手席から塩を投げて、撃退できないかなーって思ったけど、無理かな。
凛子:そんなの持ってないもん。
植田:塩は持ってる。
KP:塩を持ってる?じゃあ、〈投擲〉で振ってください。
植田:〈投擲〉は25…。
凛子:うわぁ、絶対当たらない…。
植田:(ころころ)これで成功したら面白かったのに、71です。
KP:残念。
植田:塩は使い切りました…。
凛子:じゃあ〈運転〉振ります。20、成功。
KP:(駒を動かす)
凛子:というわけで、また運転を振ります。(ころころ)すごい!クリティカルじゃない?1だよ。
KP:1は、2マス進みましょう。
斑鳩:おおー、やったぁ。
植田:やった!
KP:では、進めます。
斑鳩:キーパー、この幽霊たちって、何で判定してるの?DEX的な何か?
KP:〈跳躍〉的な何か。(一同笑)
毛留:跳躍!!間違ってないけど怖ええ!(笑)
KP:(ころころ)成功ですね。
凛子:でも、我々は、このまま進めばゴールですね。トンネル出た!
斑鳩:終わる前に、幽霊に対して、〈目星〉をしておけませんか?
KP:はい、どうぞ。
凛子:私はしないでおく。
斑鳩:じゃあ、先生とあと2人は振ろう。(ころころ)10!成功したわ。
毛留:(ころころ)成功。
植田:(ころころ)71。失敗。
KP:そうですねー。〈目星〉しても、ただのダッシュしてくる幽霊としか言いようがないんですけど。
斑鳩:え、マジで幽霊なんだ。
KP:マジで幽霊ですね。
斑鳩:実は人間が猛スピードで走っているとかじゃないの?
毛留:そっちの方がこえーよ!(笑)
KP:マジレスをすると、古城池トンネルをググって下さい!(笑)

なんか、心霊スポットらしいです。

毛留:そうか、我々は、古城池トンネルを通っていたんだ!(笑)
斑鳩:そういう心霊スポットなんだね!?
凛子:私は53号線より西にはあんまり行ったことがないんだ。分からん。(笑)というわけで、なんとか振り切った!!
KP:これ、捕まってたら、CONが減ってました。
凛子:CONが減ってた!やばかった!(笑)
斑鳩:おい!!4しか無いのにー!
凛子:とりあえず、最寄りのコンビニとかに寄って、運転を代わろう!「死ぬかと思ったよぉぉ!」(笑)
斑鳩:先生!潰れてませんか!?
植田:多分、潰れてる。(笑)
斑鳩:ああ!先生がぺっちゃんこに!(笑)生きてて良かった!
毛留:ていうか、あれは何だったんだ。大名さんは、ケロッとしてそうだな。
斑鳩:N市はこんなのばっかりなんですか!?
神奈子:まっさかー。友達が、このトンネルは出るってウワサしてたから。でも本当に出るとは思わなかったわー。(笑)
凛子:何で一人だけ余裕なんだよー!!この子やっぱりおかしい!!(笑)
斑鳩:まあ、何がとは言わんけど、80あるから。
毛留:某ガープス友野詳が言ってたよ。こうやって、人間が信じるから、妖怪っていうのは具現化するんだって。(笑)
斑鳩:信じれば信じるほど強くなるのか。こわっ。
KP:というわけで、N市に着きました。
凛子:何とか着きましたか。よかったー。

ACT-3 すしちく教本部

KP:N市は神奈子さんの地元なので。洋館までそのまま連れて行ってもらえますよ。
斑鳩:あ、しまった。宿取ってない。
凛子:何言ってるんだよ。日帰りするんだよ。
斑鳩:そっか!
毛留:日帰りじゃなきゃ、ヤダよ!(笑)夜寝たら何が起きるかわからんよ!
植田スマホで、すしちく教の歴史とかを調べたいです。
KP:すしちくの歴史!?
凛子:あ、じゃあとりあえず、喫茶店とかでお昼休憩しながら調べるってことで。
斑鳩:わーい、休憩だ。
植田:さっきのは何だったんだー!
毛留:昼間に出てくるなんて、想定外でした、まる。
植田:〈図書館〉振ります!13。
凛子:こっちも振ります。(ころころ)ファンブル。98だって。
斑鳩:すげー!(笑)
凛子:さっきクリティカルした反動かな?
KP:はい。すしちくの歴史…。そこまで考えてなかったです!(笑)
斑鳩:なかったんだ!?
KP:考えてなかったですけど、まあとりあえず…
植田:いつ頃が発祥なのかとか。
凛子:村人が、巻き寿司のような何かを見たのが、きっかけなんですかね。
植田:江戸時代からとか?
KP:あれですね。世の中的には、卑弥呼を信仰していたらしいんですけど。
凛子弥生時代!?古墳時代!?
KP:そのくらいの時代にしておきましょう。
斑鳩卑弥呼の時代からちくわがあったんかい!(笑)
凛子:おかしい。まあいいや。とりあえず、竹の周りに魚のすり身を巻いて作ったんでしょう。そして生まれたんだ。ちくわが。
毛留:当時は邪馬台国卑弥呼が統治していたけど、この吉備の国は、ちくわ大明神が統治していたんだ。(笑)
植田:とりあえず、昔からあったんだね。
凛子:最初のちくわを生み出した神が、ちくわ大明神になって、眷属の巻いた寿司とかを生み出していったんだよ。
斑鳩:なるほど。
植田:吉備の国の国王が、眷属。
凛子吉備津彦命が、眷属…。また新しい歴史が…。(笑)
KP吉備津彦命にちくわ大明神が降りたってきて。
凛子:イタコか!!(笑)
KP:それで、きびだんごの代わりに、巻き寿司でもあげたんじゃないですか?
凛子:ファー!!!(笑)
KP:いや、3匹の巻き寿司をお供に、温羅退治に行ったと。
植田:温羅…!!
毛留:そうか、温羅かぁ。(笑)N市には、そう伝えられているんだね!
KP:N市の人たちは、吉備津彦の命にちくわ大明神が降りたって、3匹の巻き寿司を貸し与えて、温羅退治に行って、見事に温羅を倒したというふうに言っているんです。
斑鳩:うん!頭溶けそう。PCは、そういう歴史があるんだなって理解した!
凛子:ああ…頭が溶けそう。本当に溶けそう。(一同笑)
毛留:ていうか、SANチェックしても良いのよっていう位の案件だよ…。
斑鳩:プレイヤーがSANチェックだよ!(笑)そうだ、神社があるんなら、神社へ行こう。
凛子:ちくわ大明神神社とか、あるんでしょうか。
植田:教会みたいな、神社みたいな。
斑鳩:ところで、ファンブルの処理は?
KP:〈図書館〉のファンブルスマホが熱暴走しました。
凛子:アー。(笑)これ以降スマホが使えない!
毛留:やべぇ!(笑)いや、タブレットがあるからいいんじゃね…。
凛子:ああー。またauのお店に持って行かなきゃー。ということで。
KP:じゃあ、神社に生きましょうか。神社というか、ちくわ大明神を祀っている、建物。すしちく教本部ですね。
一同:おおー。
凛子宗教法人、すしちく教。
斑鳩:神奈子さんは、知ってるんですよね。
KP:知ってますね。
毛留:ていうか、休みの間、ずっとここに居るんじゃね?
KP:多分。今はN市に住んでないと思うけど、多分週5くらいで帰ってきていると思います。
斑鳩:だいたいここに居るんじゃん!(笑)
毛留:週5かよ!(笑)逆に言えば、ここから大学に通っている感じじゃね!?
KP:じゃあ、入っても良いですけど。入りますか?神奈子さんが居るから、入れますよ。
斑鳩:じゃあ、受付に進みますか。
神奈子:ここが、すしちく教の本部なのよ!あなた達も本堂に行って、ちくわ大明神様を崇める?
植田:えっとー。まあ、ぶらり拝んでおくだけ、拝んでおこうか。
凛子:そうそう。日本なら、神様は3つくらいまでは信じててもいいはず。
斑鳩:マジか!多いな!
凛子:いや、その位なんじゃないの?何となく。
毛留:まあ最低3つくらいはOK。八百万の神がいるからね。
斑鳩:よし。じゃあ見に行こう。見に行こう。
凛子:じゃあ、ご神体が神々しい感じで鎮座しているんですね。
KP:じゃあ、礼拝堂に行くと、信者の方々が、ぼつぼつ居て、お祈りをしています。
凛子五体投地しているんですね。
KP:その前に、黄金の巻き寿司に乗った、ちくわ大明神の像が。
植田:あれかな、お盆の時期に作る、なすびの牛みたいな…(笑)
KP:イメージ的にはそんな感じですね。
凛子:ってことは!?巻き寿司に爪楊枝の足が4つ生えているの!?
KP:爪楊枝の足は生えてないです!巻き寿司が宙に浮いてる感じです。
斑鳩:シュールだなオイ!!
神奈子:写真は撮ってもいいわよ。ちくわ大明神様がこの地に降り立つときは、黄金の巻き寿司に乗って現れるのよ。
毛留:くっくっくっく…ひひひ…(笑いをこらえきれてない)
神奈子:その姿を表現したのが、この像なの。
斑鳩:そっか!!ちくわ大明神と、巻き寿司が黄金!
KP:巻き寿司が黄金で、ちくわ大明神は多分ちくわの色をしていると思いますよ。(笑)
凛子:きつね色だ!!
斑鳩:俺の質問のせいで、かなりひどい絵面になっちゃった!(笑)
KP:ただ、ちくわ大明神は後光が差しているので、黄金の巻き寿司には負けていないと思います。
凛子:ファー!(笑)
斑鳩:黄金の巻き寿司とちくわのコラボレーション!!(笑)今日の晩御飯はちくわに決定してしまった!
凛子:わかりました。いやー、すごいなー!
毛留クラスタの絵も、よく進むと思います…。
凛子:うちは神道なんだけど、うっかり改宗してしまいそうな神々しさを感じてしまうわ。
斑鳩:こうやって、地域独自の神様が祀られているんだなってPC的には理解しておきましょう。プレイヤー的には、アタマが…!!(笑)
毛留:その神奈子さんの話をきいて、「あっはい」「お、おう」のふたつしか返事ができてないと思う。(笑)
斑鳩:プレイヤーの知識としては、河童とかツチノコを崇めているみたいな感じなんだよね?
KP:そんな感じですね。
斑鳩:納得はいくかも。
植田:歴史とかを書いてあるパンフレットとか、貰えたりするの?
KP:もらえますけど、さっきの事が書いてあると思います。
斑鳩:じゃあ、そこにいる信者の人たちに、人を襲う巻き寿司のことについて訊いてみよう。
凛子:忘れてたな。(笑)
斑鳩:巻き寿司がそんなことをするわけないのよ!って言ってくれるかも。
KP:そうですね。「あ、神奈子ちゃん、久しぶりじゃない。」と言って、おばさんが言ってくれます。「はぐれ巻き寿司のこと?怖いわよねえ~。でも巻き寿司が、そんな悪いことをするわけがないわよ。」
凛子:そりゃあ、ちくわ大明神様の乗り物ですからねー…。(笑)
植田:でも、馬も暴れるくらいだから、巻き寿司も暴れるのかも。
毛留:そんな事を言ったら、大変な目で見られるよ!
KP:「私たちすしちく教を潰すために、何者かが偽って、巻き寿司のせいにしているだけよ。」
斑鳩:巻き寿司を操れる人がいる?
KP:巻き寿司を操れるっていうか、巻き寿司のせいにしているっていうことです。
凛子:単なる見間違いでも…いやでも、ここに住んでる人たちだったら、巻き寿司って、…言わないよね。普通は言わないよね。
KP:「野犬に巻き寿司っぽい恰好をさせて、何か悪さをさせているのかもしれないわ。」(笑)
凛子:とりあえず、巻き寿司に対する悪意は感じるね!それを聞いたら。
斑鳩:人に巻き寿司の格好をさせているとか?
植田:布団にくるまって、突っ込んでくるとか。
凛子:簀巻きだそれは!(笑)
斑鳩:とりあえず、N市に住んでるすしちく教を信仰している人たちは、基本的に、巻き寿司のせいじゃないとは思っていると。
KP:巻き寿司のせいじゃないか、巻き寿司は人を襲いたくないのに、本意でない事をしている理由があるんじゃないのかとか。巻き寿司じゃないのに、誰かがすしちく教を貶めようとして、そう言っているとか。
斑鳩:ダメだ…!!(笑)だいたいの証言は集まりましたね!!
凛子:とりあえず、被害者に会いに行けるんだったら、会いに行きたいけど。
毛留:入院しているって?
KP:入院しているって言われてますけど、噂レベルなので。どの人なのかは、分からないです。
毛留:友達の友達のお兄さんだもんな。ただの他人だ。(笑)
KP:ただの噂レベルなので。
凛子:気になるなー。でもその噂自体は有名なの?
KP:噂自体は有名ですね。
毛留:もしかしたら、友達の友達のお兄さんが、実は自分が怪我したんだけど、他人にバレちゃいけないような原因だったから、巻き寿司のせいにしているのかもしれない。
凛子:それは逆効果でしょう。だって、巻き寿司って言った瞬間に、話がウワッと拡散するじゃない。(笑)
KP:もしかしたら、噂が独り歩きしているだけで、巻き寿司に襲われてないかもしれないです。入院もしていないかもしれない。
斑鳩:巻き寿司に襲われた人なんて、いなかった、みたいな。
KP:何か変な声が聞こえるから、巻き寿司なんじゃないかな、みたいな。
凛子:「ママー!」だもんね。おかしいよね!?(笑)
斑鳩:ママーって日本語だもんね。
凛子:「ママー」っていう言葉と、巻き寿司に関係があるんですか?ここのすしちく教本部だったら、そういうことも分かりますよね。
KP:うーん。「巻き寿司は群れて行動するから。その子供が迷子になったりはするかもしれないわね。」くらいのことは分かります。
毛留:そっかそっかー!(笑)
斑鳩:そっかー!!(笑)ってことは、巻き寿司の幼体がいて、母親を探せばハッピーエンドかも。
KP:可能性はあります。
凛子:日本語が通じるんだ!!(笑)
植田:それを視野に入れて、準備しておこう。(笑)
斑鳩:そうですね。洋館に行くっていうのが、良いと思うんです。襲われたのは、夜でしたっけ。
KP:夜ですね。日中から巻き寿司が襲ってたら、噂とかそういうレベルじゃないですよね。(笑)
毛留:もう一つ質問。襲われたのは一人?何人かいる?
KP:噂だから、まあ、人によって変わります。10人襲われたとかいう人もいるし、一人だったって言う人もいるし、襲われてはないっていう人もいるし。それはもう、バラバラなので。正しいことは分からないです。
毛留:とりあえず、夜に、
KP:怪しい洋館に行ったから、その効果で思い込んでいるのかもしれないです。
毛留:怪しい洋館に、今のところ、噂の中には町のはずれの洋館があって、そこの中に巻き寿司がいて、その巻き寿司が人を襲ったっていう話だけで、それが本当に襲われたかもわからないし、何人襲われたかもわからない。
斑鳩:なるほどね。
凛子:とりあえず、先生。日帰りのつもりだったけど、どうやら泊まりになっちゃうかもしれないですね。
斑鳩:夜の話ですしねぇ。
植田:うーん。とりあえず、適当な宿を取っておこう。
毛留:N市って、宿、あったっけ?みたいな。
神奈子:ここのすしちく教本部には、宿泊施設もあるのよ。
毛留:え!?(笑)
KP:親戚の人とかがN市に来たときとかに、宿が無いからって困らないように。
凛子:ですよねー。
斑鳩:そりゃそうだよねー。
植田:だったら、泊まって良いの?そもそも。
KP:だから、外部の人とかが来た時には、あわよくば洗脳してやろうみたいな。(一同爆笑)
毛留:やっぱりそっちかぁー!!だから今、はいって言いづらかったんだよ!(笑)
植田:でも、他にないよね…。
凛子:今日は土曜で、明日は日曜って事にしておこう。
毛留:早く都合つけないと、セッションに差し障るしなぁ。(笑)
植田:まあ、ビジネスホテルもネカフェも無いし、ここにするしかない。仕方がない。
斑鳩:とりあえず、宿はここにするってことで。昼のうちに、洋館見に行きません?あと、その前に懐中電灯を購入したい。
凛子:ホンマや。
斑鳩:私もすっかり忘れていたから。
毛留:まあ、ホームセンターとかはあるから…。
斑鳩:一人1個くらい買っておこう。あと、予備の電池も。
凛子:そう!絶対電池は要る!あと、塩も!
植田:塩!1キロ!
毛留:1キロでも足りないかもしれないから、でっかり袋買っておこうぜ。
KP:すしちく教本部の購買に、だいたいのものはあるので。
斑鳩:懐中電灯も…!?
植田:塩も!
毛留:あと、可燃物が欲しい。ライターとか。いざとなったら、たいまつを作れるくらいのものを。
斑鳩:三脚と包帯があるから、これに油を染み込ませればいいかな。
植田:ウォッカとかかな?
凛子ワンカップ大関を買って行きましょう。
KP:宿泊に来るすしちく教徒のためのものだから、ある程度のものは揃っています。

結局懐中電灯、電池、塩、サラダ油とお菓子を買い、エルグランドに給油することにしました。

凛子:では、町はずれの洋館とやらに、レッツゴー。
斑鳩:レッツゴー!

ACT-4-1 洋館(昼)

KP:まだ昼ですよね。
斑鳩:まだ昼だね。
KP:古びた、蔦とかがめっちゃ覆いかぶさっている感じの屋敷です。
凛子:中入る、とは言ってないからなぁ。
斑鳩:雰囲気出てる洋館っすねぇ~。
植田:パシャッ。写真撮った。
毛留:とりあえず様子だけ見ておいて、ツタを斬らなきゃいけないんだったら、それ用の道具を買わなきゃいけん。
凛子:でも、入らないよね?
毛留:入らないけど、入らざるを得ない可能性もあるんで、とりあえずなにが要るかだけ…
植田:ペンチなら持ってる。
斑鳩:マジ!?何で!?
凛子:工具箱?
植田:こういう調査とかで、何か要るかなーと思って。
斑鳩:いわゆる、古びた洋館なんですよね。
KP:外観だけで言うと、古びた洋館です。
斑鳩:周りは、塀とかで囲まれてますか?
KP:普通の家なので。柵とかで囲ってあるかな。
斑鳩:正面から見て、扉はひとつ?
KP:そうですね。
斑鳩:遠目から見て、鍵はかかってる感じ?
KP:かかっているかは、分からないです。そこまでは、入ってみないと。
毛留:耳を澄まして、まわりの音を聞きたいです。
斑鳩:あ、良いね。耳を澄ましてみよう。
凛子:〈聞き耳〉か。持ってないな。
毛留:〈聞き耳〉。洋館の前に立って、全体的に。(ころころ)失敗!
凛子:(ころころ)おっ。成功した。
植田:えーい。(ころころ)70。失敗。
斑鳩:〈目星〉を振ったら、何か分かりませんか?(ころころ)失敗。
毛留:98、ファンブルです。「うわぁぁっ!何か聞こえた!」
KP:はい。成功した人は、ただの静かな山間の、鳥の鳴き声とかが聞こえます。
凛子:残念。
KPファンブルの人は…鳥の糞が落ちてきました。(笑)
毛留:あっ。
凛子:あーあ…。
斑鳩:あー。はい、ハンカチどうぞ。
毛留:ありがとう…。
KP:日中は、そんなに情報は無いです。夜じゃないと。
斑鳩:洋館の出入り口だけ、確認しておきたいな。裏口はあるかとか。
KP:裏口とかは、特にないです。入り口はひとつだけです。
植田:見取り図は、さすがに手に入らない?
凛子:作りゃあ、あるだろうけど。
KP:見取り図は、まあ中に入らないと。
斑鳩:ドアが、今開くかだけ、確認してもいいですか?
KP:ドアは、開くには開きますよ。
斑鳩:じゃあ、ちょっと覗きます。
凛子:人が入った形跡とかは?
植田:中に入った人が「ママー」。
KP:特にないです。
斑鳩:待った!今「ママー」って言うな!呼び出したらどうすんだよ!(笑)
KP:静かな、古びた洋館としか、言いようがないです。
斑鳩:玄関前に、小麦粉でも撒いときゃ良かったか。足跡とか残るじゃん。
凛子:あ、そうか。
斑鳩:というのはどうでしょう。昼のうちに撒いておいて、夜になれば見えないし。と思ったんだけど。でも、よっぽぼの巨大生物が来たらどうしようもなくなるけどね!
毛留:ただ、巻き寿司がどんなふうに移動しているかが問題であって、ズリズリーって、海苔を引きずって歩いていたら、足跡とかは多分わからんと思う。(笑)
斑鳩:でも、ピョコンピョコンって歩いていたら!(笑)
植田:でも、小麦粉に流れたような跡が残っていたら、それだけでっかい生物が実在するって、証拠になるんじゃないかな。
凛子:でも、ちくわは浮いてるし…巻き寿司って、浮いてるの?それともズルズル移動するの!?
毛留:それすら分かってないんですよ、我々は。
凛子:そういえば、分かってなかった!
植田:図書館かどこかに行って、その辺のことを調べることは?
凛子:こういうのの生態は、分かるんですか?
KP:わかんないです!(笑)
斑鳩:分からないかー!(笑)
KP:巻き寿司がどう動いてるかなんて…。(笑)
斑鳩:小麦粉どうする?玄関の前にだけ撒いておく?
毛留:まあ、撒くのは撒いておこう。もしかして、野犬とか人の可能性は捨てきれていないし。
斑鳩:じゃあ、小麦粉だけ、コンビニとかで買っておいて、撒いても良いですか?
KP:はい。
斑鳩:ザバザバザバ。先生、先輩も手伝ってくださいー!
植田:ザバザバザバ。
毛留:バッサー。
凛子:バッサー。
植田:こういうのも、経費で落ちないかなー。(笑)
凛子:落ちないっすよー。(笑)
毛留:こいうのが沢山手に入るんだったら、これを洋館の中にぶちまけて、それから火を付ければいいんだ。ヘッヘッヘ!(笑)
斑鳩:粉が沢山あるところは火気厳禁だって言ってるでしょー!もう!!
毛留:まあ、たいていのKPは許可出さないよね!(笑)
斑鳩:これ撒いてたら、天ぷらが食いたくなってきたっす。
毛留:あれですね、磯部…ゲフンゲフン!!(笑)
斑鳩:タマゴ揚げたやつがいい。
凛子:よし!とりあえず、夜まで仮眠だ!
斑鳩:マジレスすると、夜中に動くから、寝てないペナルティは受けたくないから。
KP:夜中っていうか、日暮れだから。7時とか、8時とか。
毛留:日が暮れてから、周りの視界が悪くなったら、十分だろうと。
凛子:なるほどねー。
毛留:じゃあKP、鎌とか買っておきたいんですけど。
KP:はい。何に使うんですか?
毛留:あそこらへん、蔦とかが絡まってるんで。それをバサバサ切ろうかなと。
KP:はい。
斑鳩:こっちはどうかなー。デジカメと使い捨てカメラの確認をしておきたい。野犬か人間だったら、なおさら写真は必要でしょう。
KP:はい。それは買ってもらって構いません。他なんかありますか。
凛子:いや、特にないです。
KP:じゃあ、夜が来るのを待って、入るって感じですね。

次の記事に続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)