Cobolerのリプレイ置き場

趣味のテープ起こしを活かした、TRPGのリプレイ置き場でございます。

UPされた記事はいつ書き直されてもおかしくない状態で公開されています。 あと、記事を上書きで更新することが多いです

ダブルクロスのオンセもExcelを使うと捗る

オンセにもExcelを導入すると捗る

 今更感のあるTRPGライフハック

 このように、先にツイートしておいて後から記事を書くスタイルである。しかしこの「テーブル」と「区切り位置指定ウィザード」は仕事のスピードを劇的に変えるので、雑談も交えながら解説を入れていきたいと思う。

オンセだとオフセにはない面倒がある

 オンセには馴染みがない、という人のために画像を貼ってみる。この図では、右上の表でPCのHPや侵蝕率がイニシアチブ順に並んでいる。

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どどんとふを使用した一般的なオンセ風景。個人が特定されそうな情報にはボカシを入れたつもりだけど、問題があったらアレなのでそのうち差し替えるかもしれません。

 ダブルクロスのオンセに参加していると、侵食値の計算が大変だと思った。オフセでは、侵蝕率の上昇はプレイヤーの手元のレコードシートで管理される。しかし、オンセでは公開のボードで集中管理されるため、ダメージや代償の計算は手元で勝手にやる、というわけにはいかない。次の行動はPCの現在の侵食値を見ながら決める、という場合もあるので、手早く計算して入力する必要があるのだ。というわけで、私が考えた方法がこれダヨ。

テーブルでエフェクトを管理するには

1.キャラクター保管所のデータをコピペ⇒区切り位置指定ウィザードで区切る

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 やり方その1。まずはコピペする。キャラクター保管所の「データ出力⇒テキスト」を使用すると、キャラシーに入力しているデータが全てテキストで出力される。その中から、エフェクトのデータだけを抜き出してExcelにコピーする。最初はこんな感じだ。

■エフェクト■

《スキル名》          /SL /タイミング/判定/対象  /射程/コスト/効果など
《ワーディング》        /★$/オート$  /自動/シーン /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化
《リザレクト》         /1$ /気絶時$  /自動/自身  /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活
《コンセントレイト:エグザイル》/3 /メジャー /自動/    /  /2   /
《一角鬼》           /5 /マイナー /自動/自身  /至近/3   /素手のデータを変更 攻撃力Lv+5
《デモンズウェブ》       /3 /オート  /自動/単体  /10m /2   /HPダメージ算出直後。ダメージ-LV+1D
《爪剣》            /5 /メジャー /自動/自身  /至近/3   /白兵攻撃のダメージ+Lv*2、ドッジ判定-1d
《オールレンジ》        /3 /メジャー /自動/    /武器/2   /判定のダイス+Lv
ジャイアントグロウス》    /3 /メジャー /自動/範囲選択/武器/5   /範囲選択、ダメージ+2d、1シナリオLv回
《異形の転身》         /1 /イニシアチブ  /自動/自身  /至近/5   /戦闘移動を行う
《餓鬼魂の使い》        /1 /オート  /自動/単体  /視界/3   /対象がダメージを受けた際。BS邪毒3。1シーンLv回。
《鬼の一撃》          /4 /メジャー   /自動/    /武器/2   /ガードを行った対象へのダメージ+Lv×5
《歪んだ腕》          /1 /オート    /自動/自身  /至近/7   /メインプロセス直後に使用。CS0でAR+1。シナリオ中1回

 CS0でAR+1って別ゲーやん、とは思うんだけど分かりやすくて良いんだよね…あの書き方。

 CSVではなく、スペースでインデントのついた形で出力される。タブで調節されているわけではないので、Excelに貼り付けても図の①のように、テキストのままだ。なので、スペースとスラッシュの位置で区切ってセルに入ったら良いな~。この願いを叶えてくれるのが「区切り位置指定ウィザード」なのだ!ハラショー!

 この機能を知っていると、CSVちゃうんかい!キエー!!って言ってしまうようなテキストのデータも、大人しくセルに入ってくれる。区切り位置の指定に使う文字を微調整することで、いろんなことができるようになるのだ。これは汎用機をエミュレータで動かしていたレガシーなプログラマーだった、前職で得た知識である。ありがたや。

2.テーブルを作成する

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 スプレッドシートに入力できた?できたら次はテーブルを作るぞ!

 テーブルとは、セルに入った情報をソートしたり合計を出したりできる状態にできる機能のこと。このように無機質なセルがテーブルになった瞬間に、青と白の給与明細みたいな爽やかな色使いになる!青と白が嫌なら右上の「テーブルスタイル」から変更もできる。上の図の赤丸のあたりをいじると、見出し行を消したり、左1列目を見出しにしたりできるようにもなります。

 テーブルは、範囲を選択した後に以下のようにして作成する。

  1. Ctrl+Tを押下する(ショートカットキーを使用する方法)
  2. 右下に出てくるクイック分析ボタンを押す(クイック分析ツールを使用する方法)
  3. 「挿入」タブの「テーブル」を押す(リボンから作る方法)

 3つくらい方法があるんだけど、結果はどれも同じ。私は、ショートカットキーを使うのが一番早くて好き。クイック分析ツール、右下にピコッと出てきても押したことがない人もいるかもしれない。あれはExcelから仕事の効率が変わる可能性を提示してくれているものなので、出てきたらぜひ押してみてほしい。グラフのプレビューとか、無意味に表示させたくなっちゃうので。

 この「テーブル」の機能を知っているだけで、Wordで作る表系の資料のかっこよさが2倍以上になると主張したい。WordやPowerPointにもこの、テーブルの見た目を一発で変更する機能が備わっているからだ。ぶっちゃけると、印刷する資料ならExcelでテーブルを作った後Wordにコピペするとかした方が見た目がきれいになる。Excelみたいに印刷したあと見切れることもないし。「Excelで文書を作るな」とは、仕事の愚痴を母に向かって延々言い続けて時々キレていた父の教えである。母に愚痴るのはどうかと思うが、まったく同感なので覚えておいてくれると嬉しいな。

3.テーブルを使う

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 テーブルができた!では実戦で使ってみよう!

 上図のように、集計行にコストの合計を算出させたら完成だ。次は、1回のコンボで使うエフェクトだけをフィルターにかける。こうすることで、すぐに1メインプロセスで上昇した侵蝕率の合計が出るというわけだ。

 この図は急いで作ったので、〈デモンズウェブ〉はタイミングが違うじゃろ~って感じになってるけどそこは気にしないで。チャパレにはコンボで使用する侵蝕値の合計を書いていたりしたけど、エフェクトを1個減らしたら結局計算し直し⇒面倒くさい⇒キエエエエエ!!!というようなことがあったので、やはり一覧表をポチポチして見やすい表にするのが良いと思えた。

 テーブルはこのようにフィルターをかけたり、値の大きい順とか名前のあいうえお順などで並べ替えをできるのが便利だ。ただし、元データの順番に戻すことが難しい場合がある(いわゆる「順不同」だった場合、ソート条件が作った人の頭の中にしかないので、Excelでは復元できないというわけ)。元の順番にこだわりがある場合は、テーブルのどこかに1行増やして、元の順番に戻す用の番号を入れておくと良いかもしれない。(この番号を昇順ソートしたら、表が元の順番に戻るのだ)

「これ便利やん!」を共有したかった 

 とりあえず、このPCは経験点の合計がそれなりに多いので、1回のコンボで20点超えはよくあることなんだ。でも、よく見たらこんな風に要らんエフェクトが表に混じっていることがあったりする。暗算すると侵蝕値が実際より多めに間違っても気が付かないので、せめて検算がしやすいExcelを使おう、という気持ちもあるし、単純に「他の人を待たせていないかな…」ってなってしまう初心者のためにも、こういうノウハウは共有されるべきだと思った。なのでこのハウツーを作った。自分が「これ便利やん!」と思ったことは、他の人にも便利だと思ってくれるかもしれない。なので、ハウツーを作ってTwitterにアップしようと思った。そんな感じです。

 というわけで、このツイートはこういうモーメントを作っていた方に追加して頂くことができました。嬉しいな。皆も「これ便利やん!」って思ったことがあったら、後進のためにハウツーを作ってWeb上にアップしよう。後から入ってくる人が、自分と同じ苦労をしないで済むように。

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BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)