Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

※全裸注意「ヌーディストの呼び声」 その3

素っ裸ギャルを求めて三千里

RL:機材のアドレスを見つけてそこに向かったというなら、次のイベントになります。
カインド:そうします?
山田:まあ、とりあえず、情報がないのでこちらとしては、向かうよね。
RL:キミたちは、雪の中にうずもれて気を失っている男たちを発見した。その近くでは、機材らしきものも転がっている。間違いない。撮影スタッフたちだろう。
カインド:あら、じゃあ一応一人ひとりの顔を確認しながら、「ダーリンが居ない。」って言います。
八幡:ダーリン?
カインド:チラッ。(笑)
八幡:え、ダーリンってこっちなの!?俺かぁ。わーい。(笑)
カインド:ハニーの方が良いかい?
八幡:ダーリンで!
山田:まあ、せやろうな。
ベル:良いじゃないか!両方で!
八幡:良くねーよ!
RL:スタッフが気がついたようです。「う、うーん。ここは?」
ベル:後ろも前も可愛がってもらえよ!
RL:「あれ、カインドちゃん。あれ、君だけ?他のみんなはどこ行ったの?ていうかこの人誰?」
カインド:それはどうします?私はあまり口にしない方が良いかなって思って、チラッとそっちを見ますけど。
山田:ああー、えーっと。
RL:査察部の者ですって言っておけば?
カインド:いやいや査察部の者とか言わないよ!一応ここは気を効かせてあげたのに~!
ベル:単刀直入に「千早の後方処理課の者です」って名乗る!(笑)
RL:末端のグループ会社だから知らないかもよ。(笑)
山田:えーっと、とりあえず千早の人間だ。色々な事情があってここにやって来たんだが…遭難したと聞いてな。とりあえず救助に来た次第だが。
RL:「ああー…すみません。えーっと…」すまなさそうにしているスタッフ。
カインド:私のハートもレスキューされちゃいました!
山田:しれっと何言ってんだお前。
RL:「さ、さすがカインドちゃんだね!えーっと、実は、こうなった理由よく覚えてないんです。たしか今後の日程の打ち合わせのために、白銀さんに全員集められて…その後どうしたのか、全然思い出せない」
ベル:そうだ!神業を使われたんだよ!
山田:いやいや!そんなメタいこと言わんでも(笑)
RL:「……あれ、そういえば白銀さんはどこへ行ったんだろうね?もう少し進んだ先に、少し開けた場所があるんです。当初の撮影日程ではそこにキャンプを作る予定でしたから、もしかしたら白銀さんもそこにいるかも」という事で、[キャンプ予定地のアドレス]を入手しました。
ベル:ここに出たいんだけど、登場判定必要だっけ?
八幡:出たいって言ったら出れる。
ベル:じゃあ、出る。
RL:分かりました。印象判定とかしたい人がいたらどうぞ。
ベル:じゃあ、足を怪我したので、上沼におんぶをねだろうとしたんだけど、さらっと京也君がしてくれたので。ファーザーはおんぶしてくれそうにない気がしたの。
RL:お、おう!(笑)
八幡:じゃあ、スタイル判定とかは無しで良いや。背負って出てきます。
ベル:お姫様抱っこでも良いですよ?
八幡:女性だと思ってるんで、ひょいっと。ん?なんかこの体格の女性にしては重くね?と一瞬思う。
ベル:酷いことを言われました。(笑)
八幡:言ってなくて!ふと思っただけ!
ベル:とりあえず、淫魔のお株を奪うようにダーリンに抱かれて登場してみたかっただけです!(笑)
八幡:「おーい、誰か居るかー!?」と言いながら。ざっくざっく。
山田:あ、来た。
カインド:こう言いますよ。「ダーリン、良かった。ところで、そっちの美味しそうな子と美味しそうな人は誰?」
RL:おいしい!?(笑)
山田:おいしいって言った!
八幡:「こら!誰でも食うな!」と言いながら。降ろして良いですか?
ベル:あ、うんうん大丈夫。降ろしてもらって、「もう大丈夫です。」顔見知りで良いんですよね。じゃあ、「カインド。」と言って、戦慄します。
八幡:戦慄!?
山田:ん?知り合いみたいだな。
RL:山岡とカインドを交互に見る上沼。そしてハッとする。
ベル:「ファーザー、気を付けてください!あれは見てはいけないものです!」と言って、ジャンプしながら目を隠そうとする!(一同笑)「あれを見たら、色々大事なところが穢れます!」
RL:ハハハ!(笑)
八幡:カインドに上着を1枚貸しましょう。「何でお前、一人ではぐれてたんだ?」
カインド:うーん、それはですね。話すと長くなるんですが、高い所から落ちました。(笑)
山田:短いな!
ベル:ワンセンテンスじゃねーか!(笑)
カインド:しかも、だからどうしたんだっていう内容。
八幡:短ッ!しかも残り299人どこに行ったんだー!
カインド:それは私にも分からない。具体的に言うと、私だけはぐれて崖から落ちたところを、こちらの彼に助けてもらいました。
八幡:ああ、ありがとうございました。
上沼:そちらの彼は?
カインド:私のトモダチになる予定の山田太郎さんです!
ベル:えーっと、気を、気を付けてくださいね!これは、えっと、
山田:ん、ああ。大丈夫。知ってる。
ベル:京也さん、どれくらいカインドについて知っているんですか?さっきダーリンとか言ってたんですけど。
八幡:ああ、大丈夫。あいつが勝手に呼んでるだけだ。
カインド:ひどい。
八幡:でも、大体の人はダーリンでしょ?
カインド:うん、そうだよ。(笑)
山田:だいたいの人はダーリンでハニーでしょ?
八幡:そうだ。ハニーにはなってない。なってない。
RL:尻は無事であると。で、全員が合流できたのか。
ベル:とりあえず、「ユーやっちゃいなよ。」としか言いようがない!(笑)
八幡:情報共有したい。あと、情報項目のこと。白銀オサムとホワイトアウトがダイヤなんですけど、こっちはダイヤがありません。
山田:ダイヤだけ無いんだ。
カインド:すみません、私の手札がスペードなので。何かに失敗しないと、判定が回せないんですよ。
RL:とりあえず失敗しておけば良いのでは。
ベル:スタイル判定で回していく感じで行こうぜ。
カインド:じゃあ。今更ですけど、印象判定を行っても良いでしょうか。
RL:どうぞ。
カインド:ベルに対して。「お姉さんですよー、怖くないですよー。」と言って、印象判定をして失敗します!(笑)
ベル:やっぱり、怖い化け物です!あんなのに付いて行ったら、骨まで食べられちゃいます!
RL:上沼は色々と察した。
八幡:こっちも察した。
カインド:そして、スペードを出してスペードを引く!(笑)
RL:よくあるよくある!
ベル:でも、きれい!(笑)
山田:じゃあ、こっちもベルに対して名刺を出しながら自己紹介しようかな。クグツですから。
ベル:千早の社員さんですか。
山田:で、かくかくしかじか、こういう者です。と言ってクグツのスタイル判定をして失敗します。
RL:名刺が切れてたんだ。
山田:名刺切れてた!(笑)あるいは、こいつカゲじゃね?みたいなことがバレても良いのかもしれない。
ベル:裏工作員なのかもしれない!違うわ。この事態を収拾に来た後方処理課なのかもしれない!…俺も太郎さんにカリスマとして接します。ええ、超偉いシスターっぽい感じで。偉くはないけど。
RL:ああ、なるほど。
山田:シスターなんだな。偉いのかな?
ベル:偉くは無いです。エロいけど。
山田:字が違った!
RL:教えてエロい人~!じゃあ、そんな感じで次のシーンにしますか。

素っ裸ギャルのいない12月

RL:シーンプレイヤーはクグツです。しばらく進むと、スタッフたちの言っていたとおり、林の開けた場所が見つかった。その中央に、ひとりの美しい少年が立ちつくし、何をするでもなく空を見上げている。
カインド:監督ですか?
RL:そうです。「……君たちは? どうしてここへ?」
八幡:あ、八幡がさっき見てたって事はバレてる感じですか?
RL:いや、多分バレていない。
八幡:「白銀(しろがね)さんこそどうして?あっちにスタッフの人が倒れてて…」とか、こっそり魔術書を受け渡している所を見ていたとかは、おくびにも出しませんよ!「ギャルとはぐれて…助けに来てくれた人が居て…かくかくしかじか。」
ベルホワイトアウトが盗んでいったっていうのは知ってて良かったんだっけ。
八幡:確か、さっきバサラ組と合流した時に、聞いたと思うんですけど。
ベルホワイトアウト自体については、調べてない。
山田:うん。手札が悪かったから。
ベル:地雷踏みに行ってもいい?
RL:どうぞ。
ベル:「実は、ホワイトアウトという怪人が盗んでいった魔導書を探しているんです。そうですよね、ファーザー。」と言って、全部喋る攻撃で!
白銀:はいはい…そうか、君たちは聖母殿からの追っ手だな。
カインド:いえ、私たちはただのスタッフと出演者なんですけど!
八幡:いえ、自分は白銀(はくぎん)さんの…ウワァー!(笑)
RL:またー!(笑)
八幡:白銀(しろがね)!白銀(しろがね)、「自分は白銀(しろがね)さんのただのファンです!」
カインド:ファンなんだ。(笑)
白銀:そうか――そして君がうわさに聞く、後方処理課だね。なるほど、予定以上の早さでここまで追ってくるはずだ。だけどここまでだよ。名を偽り、300人の素っ裸ギャルを動員できるまでの実績をただひたすらに積んできたのは全てこの時のため。計画の邪魔になる要素には、退場してもらわなくちゃならない。
八幡:な、なんだって!
ベル:じゃあ、あなたが300人もAV嬢を連れてきたのはこの計画のためだったんですか!
白銀:…その通りだけど。
ベル:っていうのは、そっちが言わなきゃいけない台詞だった気がするな。(笑)
八幡:何言ってるんですか白銀(しろがね)さん!あなたはあれだけ素晴らしいAVを作って来たじゃないですか!
RL:…と言ったところで、ふいに少年の姿はかき消え、後には一枚の呪符だけが残される。それと同時、周囲の雪が勢いよく天へと吹きあがる。雪中から純白の毛並みの狼たちが現れ、キミたちに牙を剥いた!
ベル:ぎゃあ。
八幡:な、なんか急にN◎VAっぽくなった。
山田:うん。まあN◎VAだからね?(笑)今遊んでるのはN◎VAだからね!?
RL:今日は1回もダイス振ってないじゃろ!?今日はN◎VAなんだよ!(笑)
ベル:いや、なんちゅーか。企画物のAVゲームに来たっていう…(笑)もっと違う、固有名詞があるゲームの気がして。
RL:と言う訳で、ワーウルフに襲われます。
カインド:はーい。
RL:登場しているキャスト全員に生命の能力判定、ないしは肉体戦闘や運動に関するスタイル判定を行って下さい。
ベル:はい。生命は成功しました。
八幡:とりあえず字札出せばいいんですよね。じゃあハートの字札で成功っす。
山田:成功の段階で何か変わりますか?
RL:特になにもありません。
カインド:普通に判定するか。じゃあハートの8。
山田:ハートで。
RL:みんな、ハートの札を出した。
カインド:そして、ハートの札を出してハートの札を引く。(笑)
RL:とりあえず、全員でワーウルフをボコって、何とか勝ちました。
八幡:今のは、生命の判定するだけなんですね。てっきり戦闘に入るのかと思った。
RL:時間的には、ミドル戦闘なんだけど。
カインド:それでいいんじゃないの?手札によっては致命的な可能性もあるんで。
山田:手札が合わなくて死ぬっていう可能性も出て来なくもない。
RL:そうなんですよ。それそれ。という事で、完全武装しているバサラ組なり、クグツなり、三脚でぶん殴ったトーキー。
八幡:いや、カタナで判定したから…!
RL:カタナだったか!(笑)
山田:そりゃ、三脚を刀に見立てて。
八幡:確かに、一流の剣士は棒状のものなら何でも武器にするっていうけどー!
RL:そして、カインドは何を使って判定したのかな?
カインド:普通にハートで殴りましたよ。
八幡:寝技?
カインド:いや、ヒルコの力を使って普通に殴りました。
山田:ヒルコだった!
RL:こいつ、すごいパワーだ!という事で、全員にボコられたワーウルフは、呪符に戻りました。
カインド:こう言います。「AV女優はなぁ、体力ないとやってられないんだよ!!」(笑)
山田:確かにな!
八幡:この状況で生き残っていることを考えると、どう考えても体力はあるよね。
RL:何かの本で読んだんじゃが、風呂場で一途に練習する姿はアスリートのようだっていう話もある。
八幡:何の練習だよ?
RL:それは秘密だ。
カインドワーウルフを殴った後に、「ダーリン、こわーい!」と言って抱きつきますよ!
八幡:「俺はお前が怖いよ!!」(笑)素手でワーウルフ殴る女の子は怖いわ!
RL:ヒルコだからねー。
ベル:(席を外していたが、ここで戻ってくる)みんなカッコよくやってるのね。俺もカッコよく演出させてもらいますよ!具体的に言うと、俺のロールプレイリソースを使いますよ!「よろしく!」(一同笑)
山田:まあ、そうだと思った!
ベル:ファーザーがかっこよく!元力剣でズバンズバンとやっつけていきますよ!ウホー!超かっこいい!!俺の脳内映像で楽しんでおりますが、見せられなくてごめんね!(笑)「ありがとうございます!」と言って抱きつきます!
RL:はい!(笑)
ベル:戦闘で興奮したのか、ちょっとヤオヨロズ24の銃把が当たりますよ!
上沼:えーっと……痛いです。
ベル:ゴメンなさい!護身用に持っていた銃のグリップが当たっちゃって!
RL:あ、あぶない…!(笑)「ちゃんとしまっておいて下さい…。」はい!じゃあ情報収集とかしたい人!
カインド:ハハハ、ダイヤが全く無いんだ。
八幡:全くない!
ベル:じゃあ、ホワイトアウトを抜くよ。字札で良い?
RL:はい。これは普通の成功でOKです。真教浄化派の能天使。大理石のような肌に黄金のような髪の、美しい少年。【邪神ヌーディスト】を召喚しようとしている。【“ブラックベルト”】と呼ばれるもうひとりの能天使を引き連れている。【ナツミ】という女性をそそのかし、『素っ裸ギャル300人で冬山登山』の…撮影に参加していた…クッ…(笑)えーっと…
ベル:なんだろうね。題名を読むたびにボルテージが上がっていくわ。(笑)
RL:えー、女優たちを、遭難を装って葛城山中の魔方陣まで誘導させている。
ベル:ブラックベルトってのは?
RL:ハートで。
八幡:あ、ハートあります。字札で良いかな?
カインド:それなら私が。こっちはハートが全然要らないんだ。あと手札を回したいんだ。ハートの絵札を使うよ。
RL:はい。
カインド:そしてまたハートが来る!グハァー!まじかー!
山田:よくある話だ。
RL:真教浄化派の能天使。全身ボンデージ姿の男性で、空手の達人である(チャクラ◎)。
ベル:ですよねー。
RL:“ホワイトアウト”の美しさに絶対の忠誠を捧げている。
八幡:絶対の忠誠。
RL:ちなみに、白銀オサムの劇的成功は、白銀オサムがホワイトアウト本人だっていう話だ。
カインド:まあ、今までの情報から言うと、ホワイトアウト=白銀オサムだって分かりますよね。

素っ裸ギャルはどこへ行った

RL:と言う訳なので、次はルーラーシーンになります。「素っ裸ギャルはどこへ行った」
八幡:どこへ行ったんだほんとに。
RL葛城山山頂。そこにそびえる葛城神社の境内に、巨大な魔方陣が描かれている。魔方陣の内側には、虚ろな目で立ち尽くす無数の素っ裸ギャルたち。ナツミの姿もまた、その中にあった。
 そして赤い鳥居の上に立って、それを見下ろす少年が一人。大理石のような肌、黄金のような髪、そして全身を覆う純白のマント。白銀オサム、いや、真教浄化派の能天使ホワイトアウト”は、その端正な顔をゆがませ、傍らに控えるボンデージ姿の男性を怒鳴り付ける。
「どういうことだよ“ブラックベルト”! 足りないじゃないか! この素っ裸ギャル、299人しかいない!」
「まさか……確かに300人いることを確認したはず」
「うるさい!」
「あふん」
「言い訳なんか聞きたくない! 今すぐ最後の一人を連れてこいよ! ここに素っ裸ギャルを連れてこいよ! 素っ裸ギャルだよ、早く!」(一同爆笑)
ベル:3回言った!(笑)そんなに大事か素っ裸ギャル!
RL:「ま、待ってくれ“ホワイトアウト”」
「ダメだ! だったらこの魔方陣完成させて召喚できるようにしてくれよ!」
「――分かった。今すぐに行ってこよう……だが“ホワイトアウト”、その前に一つだけ」
「何さ」
「憤るお前も――美しい」
「な、何言ってるんだよ……バカ」
ベル:何このカップル!?(笑)
山田:何このバカップル!?(笑)
RL:舞台裏判定したい人、どうぞー。
カインド:ありがとうございます。一応、魔導書とかについて調べるよ。スペード!
RL:はーい。成功したって事で。
カインド:ダイヤ来た!ダイヤ来たけど!
ベル:何かを調べて失敗した扱いにしておこう。
RL:はーい。次のシーン行きます。
山田:私はこの手札で良いかな。

手に入れろ素っ裸ギャル

RL:「手に入れろ素っ裸ギャル」。
ベル:素っ裸!素っ裸!
RL:次のシーンプレイヤーはバサラ、PC3です。
ベル:はーい。
RL:ここが重要なシーンです。
ベル:やったぁ!
八幡:重要なの?
RL:「見つけたぞ!」闇の奥から響くような声。黒いボンデージ姿の男が雪を巻きあげて現れ、視認できないほどの速さで手刀を振るう。《不可知》を使用します。
八幡:なに!?
RL:刹那の空白ののち、山岡の分厚い防寒着はバラバラになって崩れ落ち、その場には一糸まとわぬ姿の彼が残された。
ベル:キャッ。
カインド:山岡に!?私じゃなくて!?
RL:うん。
カインド:何で!何で!?
八幡:《不可知》が山岡に使用された!?
RL:カインドはブラックベルトから見えなかったのでは。
ベル:たまたま目についたほうに行ったのね。
RL:うむ。
ベル:いかん、ファーザーの目から隠れねば。
カインド:じゃあ、体を隠してあげるよ。
ベル:しゃがんだところを、さらに隠してくれると。
ブラックベルト:貴様、男か!
カインド:仁王立ちして、隠してあげるよ。
ベル:ファーザー、聞いてる?
RL:見てますよ?
ベル:見てんのかよ!
RL:だから!そこで剣を抜いて構えますけど!謎の注射器を構えたブラックベルトは、ここで「仕方ない!」と言って《タイムリー》で、B&Gを何と上沼に使用します。
八幡:ええーっ!?
カインド:B&Gって、アウトフィットなんだけど。
RL:そうです!だが大丈夫だ。
ベル:B&G相当の《タイムリー》を使って、処女にした上沼を連れ去ります!
RL:上沼は白目を剥いて泡を吹いて気絶します。
八幡:ええー!?(笑)
山田:お、おう!(笑)
RL:「RLの自キャラで白兵攻撃に元力を組み合わせた時の固定値が19点あるカタナだか知らんが、今はエキストラに過ぎん!」と言う訳で、PCの女子には目もくれずに、連れて行こうとします。
山田:あれ!?あれ!?
RL:「お前こそ最後の素っ裸ギャル! 我らの悲願のため、共に来てもらおう!」と言って、すごい勢いでバサバサッと手刀をふるうと、例によって服が崩れ去って、女体化した上沼が素っ裸になるんですけど、その体には厳つい魔法の文様が描かれたディバインタトゥーが。
カインド:こっちはワナワナしておきます。(笑)
ベル:「すてき!」って言います。
八幡:な、何か色々アレだ!
RL:「よくやったよ“ブラックベルト”!」虚空から響く声と同時に、吹雪が竜巻となって上沼とボンデージの男の姿を覆い隠します。
ベル:(えなりかずきのような口調で)しょうがないよぉ。上沼は犠牲になったんだ。キャストとエキストラという壁の間で!(笑)
八幡:これ、妨害不可?
ベル:妨害すると、俺たちが不利になるので、しない方が良いかと。(笑)
山田:最初に《不可知》って言われたので、神業じゃないと防げないし。
ベル:そして、お前のスタイルはタタラ、カゲ、チャクラと知れた!でもこいつ、チャクラ以外の神業使っちゃってね?
山田:うん。
カインド:そして、《不可知》って言われた瞬間に、こっちは防御する手段が無いんだわ。
八幡:確かに。
RL:と言う訳で、以降は上沼の行方がリサーチ可能になります。
カインド:ワナワナしています。おかしい。PC2でマネキンというヒロイン枠なのに、何もされなかった!どうしてくれよう!わなわな!(笑)
ベル:2枠はシナリオヒロイン枠なんだけど、3枠でうっかりヒロイン枠を作った私のせいね!(笑)
八幡:本来のシナリオではPC2がさらわれる?
ベル:PC2じゃなくて、PC3のヒロインがさらわれるの。で、その役割は、男になった。じゃあ男でどうやってヒロインするの?そこは《タイムリー》で性転換すれば良いよね!っていうアイデアによって今回の事件は起きた!(笑)

セッション開催の2週間ほど前、このシナリオのハンドアウトを見ながらベルの中の人と話をする機会がありました。どうにかして上沼をこのシナリオに出したいな~という話になり、結果こんなふうに改造する事になりました。
シナリオ原本では、①PC3のバディであるレティシアがブラックベルトによって素っ裸にされた後、②ホワイトアウトが《天変地異》を使用して吹雪をおこし、③それに乗じてブラックベルトがレティシアを連れ去る…という展開になっています。今回は、ブラックベルトが神業を2回使っているため、ホワイトアウトの神業は使わずにシーンを終わらせました。

山田:お、おう!(笑)
RL:なので、ここで本来はボンデージの男、ブラックベルトのスタイルはカタナ、カゲ、チャクラだったんですけど、カタナをタタラに変えて運用させて頂きました。
八幡:そうだったんだ。
ベル:どんな願いもかなえてくれるブラックベルト、すてき!
山田:それで防御神業2枚なのね。なんか少ないなと思った!
ベル:でもさぁ、確かにこの2枠のうっちゃって感はどうなんだろうか!?
RL:うん、そうなんですよ。なんでだろう?
八幡:元シナリオでもPC2放置?
ベル:ダメな気がする!(笑)面白いけど!
カインド:私の存在意義は一体何なんだろう!?って思っちゃうんですよ。ナツミとイチャイチャするために存在しているのかな?トモダチ枠なのかなぁ?
山田:トモダチになった枠なんじゃない?
カインド:トモダチだった枠が良いなー!と思いつつ!そこまでは読み切れなかったので!(笑)
RL:多分、PCと合流した時に一人だけ素っ裸っていう美味しいキャラだったんだよ。で、今一人素っ裸が増えました。
ベル:男だけどな!
山田:せやな!
RL:男ですよ。そこにヤオヨロズ24が付いているんですよ。
ベル:えー、ヤオヨロズ24は僕だよ。多分、ファーザーは、もっとマグナムだよ?(笑)デリンジャーだったらどうしよう!バズーカでも困るけど!(笑)
八幡:そのファーザーは今、女になってるんだよなー。どうしよう、これ。
ベル:胸はおっきいですか!
RL:…考えてなかった。山引きして決めてくれ。数字がでかいと大きいって事で。
ベル:クラブの5…微妙だなぁ…。あ、手札から判定して良いですか?
RL:ダメだよ!(笑)何判定になるんだよこれ!?
ベル:ごめん、やっぱいいや。あんまり噛みつくネタではない。(笑)
山田:まあ、でも、ほら。クラブの5だから多分、形はきれいよ、きっと。感情に訴える形だと!(笑)
ベル:ハハハハ!アタマおかしいんじゃないすか!?(←人の事は言えないと思う)
八幡:山岡の好みだったんじゃないですか?
ベル:大丈夫!ファーザーだったら何でも好みだよ!愛してますから!
八幡:ファーザー、ファーザー、ファーザーの行方は何で判定しますか?
RL:スペードです。
カインド:うーん、誰か手札を回したい人、居る?
ベル:あのねー、ものすごく皆に申し訳ないことをして良い?俺はファーザーの事なら何でも知っていると言いたいためだけに、エースを使う。
RL:ハハハハ!(笑)
山田:良いよ、良いよ。むしろロールプレイのために!愛に溢れて良いんじゃないですか?
RL:頼もしいんだか!どうなんだか!(笑)
カインド:こっちも判定して良い?手札を回したいんだ。
RL:ああ、どうぞー。
カインド:よし!
RL:上沼は葛城山山頂にさらわれました!
ベル:キャラのロールプレイ的に、絶対成功したいところでは、やっても良いと思うよ。まわりに断ってから。(笑)
RL:な、なんだろう。マヤカシ的な何かで分かりました。
八幡:おー、すごーい。カッコイイ。
ベル:私のエニグマ的な何かが教えてくれました。何か決めてないんだけどね。
八幡:そんな事を、素っ裸で言ってるんですか?
RL:マッパですわ。
八幡:マッ…!(笑)

PC3さんが先日「追跡、撲滅、いずれも…マッパ!! 仮面ライダー~~~マッパ!!」というネタを入れようとして忘れていたという話をしていました。という事を追記しておきます。

カインド:まあ、しょうがないから毛布を分けてあげるよ。あるよね。300人分。
山田:300人分くらいあるし、多分キャンプ地にはドサドサ落としてあるし。
八幡:じゃ、スタッフの人たちにはそこにテントを張って待っててもらおう。
RL:そうですねー。
ベル:あのー、装備というか、アイテム的な何かを購入するには、やはりダイヤの判定ですか?
RL:何か、ほしいものがあるの?
ベル:ルーラーにすら、秘密で欲しいものがある!個人的な事情で!
RL:は、はい。
山田:購入判定は要らないんじゃないの?
RL:んー、自分から能力判定を宣言するのはダメなのよ。マヤカシのスタイル判定で、聖母殿で手配していましたって事にするならOKだけど。
山田:購入判定もないし、持ってきてましたって事で良いんじゃないの?
RL:そうそう。キャストは何を持っていても良いって書いてある。
ベル:じゃあ、とあるモノを入手しましたって事で良い?

素っ裸ギャルは世界を救う

RL:分かりました。楽しみにしておきます。では、次のシーン行きますよ。全世界の空にスクリーンが投影され、そこに“ホワイトアウト”の姿が映し出される。
カインド:ルーラー、気を強く持つんだ!
RL:そこで《暴露》が使用されます。その背後では、半透明のゲル状の物体が徐々に数十メートルの巨大な人型へと成長している。内側には、目を閉じて人形のように浮かぶ素っ裸ギャルたちの姿。厳つい魔術的なタトゥーに覆われた上沼の裸体がその中で悪目立ちしていた。
八幡:んん!?(笑)
RL:その中でもはっきり見て取れたと。ホワイトアウトが語り出す。

全ての人々に告げる。今こそ人類が、本来の姿に戻る時が来た。今この世界には、多くの貧困と悲しみが満ちている。

どうかあなたのすぐそばにいる隣人を見てほしい。その人はあなたより不当に富をむさぼってはいないだろうか?あるいはあなたより不当に辛い仕打ちを受けてはいないだろうか?

人は誰しも彼女たちと同じように裸で生まれてくるのに、なぜ運命は分かれて行ってしまうのか。

僕はそんな、全ての差別を、全ての格差を認めない。人はみな平等に、生まれた時のままの姿であるべきなんだ!

そう、救世主は仰った。『俺たちゃ裸がユニフォーム』と――人類よ、覚醒せよ!

RL:“ホワイトアウト”が白マントを脱ぎ去り、全裸にイチジクの葉だけの格好でギリシャ彫刻のようなポーズを決める。
カインド:ですよねー!(笑)
RL:それと同時に、邪神ヌーディストの巨体から、全世界へと向けて全裸波が放たれた。
山田:何だこの頭の悪い展開は!(笑)
ベル:期待した通りなので、文句は無いのですが!(笑)
RL:ここから各地で全裸波を浴びた人たちのシーンです!
カインド:ああー!(笑)
RL:稲垣光平と真璃花・ブロックマイアー。「久々に胸が熱くなってきやがったぜ……! げはは、今宵もショータイムの始まりだ!」と言って服を脱ぐ。「あぁ、稲垣様、やはり貴方は最高です♡」
ベル:くっ!(笑)
RL:メロディとファンたち。「風がメロディにささやきます。ありのままに自分をさらけ出せと」「S・U・K・O・S・I、少しも寒くないよォー!」…これはアナ雪ですね。
山田:せ、せやな!(笑)
RL:河渡白夜とキース・シュナイダー。「俺が太陽なのはストリートの希望だからじゃないぜ。みんな一緒に脱ぎたくなるからさ」「OH、グレイト! グレイト! コレハニンポーデスカ?」
八幡:待って!待って!(笑)
ベル:連鎖で増えていくな。(笑)
RL:ケリーとカーロス。「あの、カーロスさん。私、なんだかおかしいんです。体が熱くって……もう、服を着ていられない……」「ハハ――火星じゃ日常茶飯事さ」(一同爆笑)
山田:どんな火星だよおい!!(笑)
RL:今ケリーってどうしてるのかな?よく知らんのですけど。最後に。“青の魔導師”占いじじい。「ふぉっふぉ。わしがレオニダスと呼ばれておったころを思い出すわい」
八幡:世界がだめだぁー!!(笑)
ベル:そこで『300 <スリーハンドレッド>』なのね!?ひっどぃ!(笑)

続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)