Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

※全裸注意「ヌーディストの呼び声」 その2

オープニングフェイズ

目撃者

RL:では、始めていきたいと思います。1つ目はトーキーのシーンです。
八幡:はーい。まず、今はどこに居るんでしょうか?雪山ですか?
RL:雪山です。
山田:もうすでに雪山だ。
八幡:雪山だ!寒っ!
RL:ホットスタートだよ!
山田:ホットスタートなのに寒い!
八幡:どっかに避難とかじゃなくて、皆で歩いてるんですか?カメラ回してる感じ?
RL:うん、そんな感じです。今回の仕事である、企画物AVの撮影は順調だ。女の子たちも人数を集めた割にレベルはそこそこ、撮影スタッフも、まあ業界を心得て贅沢を言わなければ腕も人柄も悪くはない。充実した仕事の合間にキミが一休みしていると、不意に少し離れた所から話し声が聞こえた。ひとりはどう見ても十台にしか見えない美少年、監督の白銀オサム。そしてもうひとりは――全身ボンデージ姿の謎の男。
八幡:謎すぎるな、そいつ。それと、白銀(はくぎん)オサム。(すでに間違っている)
カインド:白銀オサムは十台の少年にしか見えないのね。
RL:そうです。
八幡:実年齢は?
RL:不明です。まあ、そこは情報収集してって感じなんだけど。
ベル:ペルソナを教えて下さい。
RL:えーっと、ペルソナはカブキだよ。
カインド:そうか。芸術家だもんね。
八幡:ボンデージ男は?
RL:まあ、セリフを入れておこう。「ご苦労だったね」「元々場所の分っていたものだ。大したことはない」と言いながら、一冊の本を白銀に手渡す。「ああ、これが……! ふふふ、手に持っただけで興奮を抑えきれないよ……!」
八幡:ふふふ。
:喜んでくれたのなら嬉しい……誰だ!?
八幡:あ!じゃあ、本が出たあたりは興味津々で見ていたので、
カインド:これは薄い本が厚くなるよ!(笑)
八幡:明らかに何か魔術っぽい雰囲気が出てたんですよ。
RL:ボンデージだよ!?
八幡:いや、ボンデージは良いんですよ。白銀(はくぎん)オサムが居るのも、個人的にはワクワクしているので、それより魔術的な本ですよ!こっちとしては!そこで、感情の制御判定に失敗して、うっかり枝か何かを踏んでしまった。
RL:だから、言ってるじゃないですか。クルードじゃあ制御判定も何も、技能判定はPLから宣言してすることはできないんだって。
ベル:あ、いやいや、ロールプレイ的にね。
RL:ああ、ロールプレイ的にか。ならいいや。
八幡:そういう事にしておく。だからカードは回さない。
RL:「!? 追え、逃がすな!」という事で、ボンデージ男が追いかけてきます。
八幡:逃げます!
ベル:監督といきなり険悪な仲に。
八幡:ただ逃げてるだけだから。「これはただのAVじゃない!これは…魔術AVだ!」違う!!(笑)
山田:何だ?すごい言葉が出てきたぞ!
ベル:何だろう。神がかりすぎてるから落ち着けとしか言いようがない。
カインド:いや、良いんじゃないですか?八幡というキャストをよく表しているというか。

ミッション開始

RL:さすがN◎VAスポの3面を飾ってきた男。はい、次はクグツのオープニングだよ。
山田:お、私か。
RL:千早重工社長室。キミを呼び出した“死の右腕”千早雅之は、ゆっくりとその口を開いた。「あなたには緊急に、オーサカへと渡ってもらいます」
山田:オーサカですか。また急ですね。
雅之:その地で千早ドリームプラス社の撮影チームが、新作AV『素っ裸ギャル300人で冬山登山』の撮影中に消息を絶ったという連絡がありました。
ベル:これを、あの社長が真面目な顔で延々言っているのか!
RL:その通り!
山田:えぇ!?社長、マジメなんだよね!?
雅之:よく聞こえませんでしたか?『素っ裸ギャル300人で冬山登山』です。
ベル:ハハハハハハ!!!(笑)それ、シナリオに書いてあるんですよね!?
RL:そうです。
ベル:分かってらっしゃるわぁ~。頭悪いわ~!(笑)
山田:良いな~、良いな~!分かってらっしゃるわぁ~!(笑)
RL:マジメな顔でメルト☆ダウン!!
山田:良いわ~、ちゃんと反応を分かってる台詞だ!
カインド:これ、クグツが女性だったらセクハラですかって言われちゃうよね!
雅之:300人もの民間人を巻き込んでの遭難事件となれば、我が千早グループも世論からの非難は避けられません。あなたには単身先行し、彼女たちを発見していただきたいのです。
山田:…まあ、わが社のためですから。分かりました。…わ、分かりました!
ベル:二度言った。(笑)
山田:大事なことだからね!
RL:そんな感じでシーンは暗転する。仕事は仕事だ。キミは早速ジェット機に乗り込んだ。という事で、300人分の毛布とかを。
山田:300人分の毛布と食料を手配して!社長もスゲエこと言うなぁ。
RL:仕方がないじゃないですか!こんな事故が世間に知れたら、どうなると思ってるんですか!バカですか!?っていう話になるじゃないですか!(笑)
山田:ま、まあそういう話になるなぁ!(笑)
ベル:それはそれで宣伝になるんじゃないかな?良いか悪いかは別として。
山田:いやもうそれ、駄目でしょう!?

恐るべき邪神

RL:のっけから飛ばしてますなぁ。と言う訳で、次はバサラ。北極点。聖母殿秘跡管理局。何者かによって襲撃を受けたという倉庫の一室を、キミは調べていた。その隣には、マサキ製のハイエンドなタップのARキーボードを叩く上沼の姿。彼は盗まれた魔導書の行方を調べております。
ベル:「ファーザー、何か分かりましたか?」と言って、てこてこ歩いて来る。
RL:人の倫理と尊厳の全てを破壊する、恐るべき邪神…。アストラル界に封印されているが、300人の素っ裸ギャルを生贄として捧げることで、再び現世に降臨する…」…心の底から呆れた様子で、頭に手をやる。
ベル:キャラクターのテンションが下がってるのね!ルーラーのテンションが下がってるんじゃないなら良いや!全然OKです!(笑)
上沼:千早グループの企業が葛城山で『素っ裸ギャル300人で冬山登山』というAVを撮影しているそうだ。どう考えても邪神ヌーディストを召喚するために…わざわざハードルを上げてチャレンジしているのか分からんが…
カインド:雪山は関係ないんですね!?別に雪山というシチュエーションが必要という訳ではないんですね!?
RL:多分!「賊の思い通りにさせるわけにはいかん。」
ベル:上沼はベルに後ろを向いて、資料を見ながら説明しているんだけど、ベルはその上沼の尻を、サメのような目で見ている!「あ、いけないいけない。YESファーザー、NOタッチ!!去れ!僕の欲望!」(笑)
RL:そんな苦悩を知ってか知らずか…。はい!(笑)
ベル:そうですか。そちらまで魔術書を奪還に向かうという事になるんですね。
RL:「まあ、そうなるでしょうね…とにかく、こんな…」それ以上は言わずに。「すぐにここを出発しましょう。」邪神が復活した場合の惨状を想像して引きつつ。
ベル:す、て、き。
RL:くっ…!(笑)という事で…。
カインド:聞いてない!(笑)
RL:多分、何かの用事で北極まで来ていたんでしょう。用事が済んで帰ろうと思っていたところに、賊が入って来ましたよという事だと思うんですよ。と言う訳で、オーサカまで行くことになりました。
ベル:とりあえず、ファーザーの尻を見てむずむずしています。

この夜を塗りつぶせ

RL:では!(笑)次は最後のオープニングです。シーンプレイヤーはマネキンです。
カインド:はい。
RL:裸の女が300人、夜の森をヨロヨロとさ迷っている。
カインド:じゃあ、こう言いますよ。「た、隊長。あの木には見覚えがありますぅ!」(笑)
山田:誰だよ隊長!
ベル:「私も見覚えがあるわ。」誰だよ隊長。
RL:幻覚ではない。企画物AV『素っ裸ギャル300人で冬山登山』の撮影中に遭難したのだ。激しい吹雪が、容赦なく体温を奪っていく。300人のうちのひとりであったキミもまた、氷点下の中寒さに震えていた。
ベル:「あ!あっちに明かりが見える!」
RL:「行っちゃダメー!」ここでナツミというNPCが登場します。
カインド:「パトラッシュ、僕とっても眠いんだ…。」(笑)
RL:「ねえ、大丈夫!? 顔、真っ白だよ!?」と言って、ナツミさんが声をかけてくれます。「今、幻覚が見えてたんだよね!?」
カインド:それを聞いて、シャキンとなりますよ。「大丈夫!今、大丈夫になりました!」(笑)
八幡:全然大丈夫じゃねー。
カインド:私の体の中が、熱いです!
RL:ブレねぇなー、この子!「む、無理もないよね。あたり一面吹雪で、ここがどこかも分からないし、いつの間にか撮影チームの人たちともはぐれちゃったし…」
八幡:これ、トーキーのオープニングより前のシーンなんですか?
RL:えっとねー。PC3が一番先で、その次が1、2と4は一緒くらいかな?
カインド:今、スタッフとはぐれているんですよね。じゃあ、女の子だけ300人って事?
RL:そうです。
カインド:はい、了解。
山田:じゃあ、隊長も居ないのか。
RL:隊長は、多分ナツミさんって子です。一応、まとめ役になってるっぽい。
カインド:じゃあ、ナツミの好感度を上げるべく、私も他の女の子たちを介抱しましょう!寒そうにしている女の子に駆け寄って、こう言います。「大丈夫?おっぱい揉む?」(一同爆笑)
RL:「今、撮影の人たち居ないから、そういうの良いから…!」と言って、女の子は寒そうにしています!
山田:せやな。せやな!
ベル:傍らの女の子が、「カインドちゃん、あったかーい。」って言いながら抱きしめていたりするんだな。
八幡:そういうボケができるんなら、まだ大丈夫かな?
山田:普通に、寒いからぬくもりが欲しかったんじゃないか。
カインド:じゃあ、キャッキャウフフしてますよ!あ、でもそんなシーンじゃないよね?(笑)
RL:だ、大丈夫!そんな感じ!
ベル:大丈夫か。(笑)
RL:では、ナツミさんは遠くをみながら。「あたしさ、ちょっと前に彼氏と別れたんだ。でも忘れられなくて……本当に忘れられなくて。こんな風にAVに出たり、なんか大事件を起こしたりしたら、もしかしたらあの人が見てくれるかなって。そしたら少しでもまたあたしのこと考えてくれるかなって、そんなバカなこと考えたりしてさぁ…」
カインド:分かりました。じゃあ、黙ってナツミを抱きしめます。
八幡:いや、だからってここに出てくることは無かったと思うよ?
RL:うん、そんな気がする。まあ、色々あったんですよ。「なんでこんなこと喋っちゃったんだろう。あなたって不思議だね。なんかそういう気持ちになっちゃう…」キミと話している束の間、ナツミは寒さを忘れたようだった。彼女はきっと顔を上げ、足取りの鈍くなってきた一行へと向けて声を張り上げる。「みんな、最後まで希望を捨てちゃダメだよ!ここで死んだらあたしたち、企画物AVの撮影中に死んだ女として後世までのこっちゃうんだよ! あたしはそんなの嫌だ……絶対に、みんなで生き残ろう!」
ベル:そして彼女はこう言います!「そう!私たちは散歩に来ていただけなの!」彼女は300(スリーハンドレッド)を率いて!(笑)
RL:あったなぁ、そんな映画!
山田:待て待て、スリーハンドレッドって、スパルタ人か!

300 <スリーハンドレッド>』。ザック・スナイダー監督による「ディズ・イズ・スパルタァァ~!」なアメコミ実写化映画。

ベル:300ってところが引っかかってたの。300人のAV女優!
カインド:じゃあ、ナツミがフォロミー!って言ってるんですね。
RL:先導していきます。じゃあ、次からリサーチフェイズに入るよ。
八幡:ここから!?

リサーチフェイズ

どうしようもない僕に素っ裸ギャルが降りてきた

RL:イベントシーンが最初に入ります。「どうしようもない僕に素っ裸ギャルが降りてきた」。
八幡:何だそれ!?(笑)
カインド:それがシーンタイトルなのかな!?
RL:うん。
山田:シーンタイトルがすでにひどい!
RL:シーンプレイヤーはクグツです。和泉葛城山。胞子嵐の影響で、災厄の後でも吹雪が吹き荒れる異常気象の地だ。そこに降り立ったキミは、雪をかき分けながら雑木林の中を進んでいた。いつしか霧まで出てきて、まるで白い海の中を泳いでいるようだ。すると突然、頭上から何かが崩れるような音。ドサドサと落ちてくる雪に続いて、真っ白な何かが、キミの上へと落下してきた。落下してきたのは、PC2です。
(前のシーンで描写を読み忘れてました…。)
カインド:あら。足を踏み外したらしい。「親方ー!空から女の子が!」(笑)
山田:親方いねーよ!
RL:だめだ!もう良く分からないものまで見えてきた!
山田:えー…待て私は正気のはずだ。つまり、上から降って来たのは本当に。とりあえず受け止めよう。
カインド:受け止められました。
RL:今のうちにスタイル判定とかをしても良いけど。手札を回したい人はどうぞ。
カインド:じゃあ、印象判定っていうのができるんですよね。
RL:はい、ペルソナのスタイルで判定してください。
カインド:ペルソナか。ってことは…カードが無い。山引きします。
RL:山引きか!
カインド:じゃあ、山引きしながらこう言いますよ。ジョーカー引いちゃった。ごめん。(笑)
ベル:まあ、まあ、まあ!(笑)
八幡:あと3枚あるし!
カインド:じゃあ、サマリー(RLが自作してきたクルードのルールサマリー)に書いてあるからこう言おう。「19歳の大学生です!」ハートマークつけて言いますよ!
山田:だが私はお前を知っている。そんな訳はないだろう!お前カインドだろう。19歳の大学生な訳がないだろう!
カインド:いや、サマリーに書いてあるので、しょうがない。
RL:だって!だってマネキンが印象判定で言いそうな台詞だと思ってー!
山田:確かに言うけど!言いそうだけど!すごく真顔になって。「ていうかお前、なんでこんなところに居るんだ。」
カインド:えっと…話せば長くなるけど。30文字でまとめると、AV撮影に参加して、遭難しました!
(20文字にも満たない)
ベル:ペロリン笑顔で!
カインドてへぺろ
山田:えーっと…(笑)、つまり、あれか!
カインド:要救助者!
ベル:そこまで把握してんの!?ってキャストが言います?
カインド:キャストが言うよ!自分は要救助者だって言いますよ!(笑)
山田:言ってもおかしくないよね!
RL:相手が千早の人間だという事は分かっているからと。
山田:お前の他にもまだ299人も…お前と同じような女がいるっていう事で良いんだな?
カインド:そう言われると、イエス!って感じの顔になりますね。ああ、そろそろ地面に降ろしてもらって言いますよ。深々と頭を下げて。「助けて頂いてありがとうございます。お礼は私です!」
山田:えーっと…。
RL:だめだぁ!最後の一滴まで絞り取られるぞー!
山田:馬鹿な事を言ってないで、早く案内しろ!
カインド:「はいはーい。」と言いながら先導します。と言いたいところですが。私は落ちてきたという事は、高低差があると思うんですが?
RL:そうなんですよ。
八幡:そのまま上がるっていうのはキツイですよね。
山田:じゃあ、私はカゲなので、抱きかかえてそのまま飛び上がって良いですか?
RL:判定どうぞ。
山田:普通に成功です。カゲなのでちゃんとスペードだよ。
RL:あ!それはシナリオ的に都合が悪いので…上がれたけど、もう居なかったって事で。
カインド:じゃあ、腕の中で目をキラキラさせながらこう言いますよ。「惚れました!抱いて下さい!」(笑)
山田:すごい清々しい!!(笑)「えーっと、とりあえず、帰ってからな。」
ベル:吹きそうになった。俺の茶を返せ。
山田:吹いてないから大丈夫!
カインド:冗談はさておき。相変わらず、太郎はイワヤトですねぇ♪
山田:ん?ああ…。
RL:イワヤトですねぇ、イワヤトですねぇ~!!(やたら嬉しそう)
山田:まあ…とりあえず、あれだ。
RL:そこでモジモジしていると。
山田:んー、とりあえずね、あれだ。救援物資は用意してあるから、さっさと案内しろ。
カインド:「分かりました。このカドカワガードと謎の霧ともお別れですね。」と言いながら、いそいそと毛布を。
RLカドカワガード!!(笑)
カインド:DVD、BDでは取れますので、カドカワガード。
山田:せやな!円盤を買ってね!
RL:では、初期で分かる情報項目を。クグツは『素っ裸ギャル300人で冬山登山』(ダイヤ)。マネキンは『素っ裸ギャル(略)』とナツミ(クラブ)。バサラはヌーディスト召喚の書(スペード)。トーキーは『素っ裸ギャル(略)』と白銀オサム(ダイヤ)です!
ベル:なんだろう。それを情報項目にする勇気。
八幡:えーっと、素っ裸ギャル300人と、白銀(しろがね)オサム。
ベル:これさー、省略したらダメだよね。多分。
カインド:じゃあ、スッパを調べます。
ベル:スッパじゃ何のことか分からないなー!ってルーラーに言われると思うよ!?(笑)
山田:スッパぁ~?そんなニンジャの事を訊かれても知らんなぁ~!みたいな。
ベル:正式名称で言わないといけないルールがここで確定した。
RL:じゃあ、そういう事にしておきましょう。さっきの私はここに書いてあった(略)の字をそのまま読み上げただけですので!
ベル:ひどい!(笑)
RL:じゃあ、舞台裏判定したい人、どうぞ!
ベル:じゃあ、登場判定に失敗しておきたい。あ、無かったのか。
RL:登場判定はありません。カード回したい人は、初対面同士のスタイル判定とかでどうぞ。
八幡:はーい。
ベル:とりあえず、情報収集しておく。ヌーディスト召喚の書。
RL:成功しちゃった?じゃあ教えておきましょう。聖母殿秘跡管理局によって保管されていた、【邪神ヌーディスト】を召喚するための魔導書。【“ホワイトアウト”】によって奪い去られた。邪神召喚のためには、300人の素っ裸ギャルを生贄としてささげる必要がある。これで【邪神ヌーディスト】(ハート)と【“ホワイトアウト”】(ダイヤ)が調べられるようになりました。
八幡:あ、今のうちに。ダイヤで、白銀(はくぎん)オサムについて調べておこうかなと
RL:白銀(しろがね)オサム。
八幡:白銀(しろがね)オサムについて。
ベル:これは、なに?PC4の病気が発生する兆候だ。
RL:漢字の読みを1回間違えると、なかなか治らない。元力(げんりき)をがんりきとしか読めない。(笑)
八幡:もうちょっとしたら、な、直るもん!
RL:では、ダイヤで成功したので。千早ドリームプラス所属の敏腕プロデューサー。年齢不詳だが、外見は10代の美少年のように見える。数ヶ月前に突然現れ、その独特なセンスと才覚で瞬く間にドリームプラス一のヒットメーカーとなった。新作『素っ裸ギャル300人で冬山登山』の撮影に同行していたが、撮影チームとはぐれている。もう1個上の情報があったんですが、それは分かりません。
カインド:あれか。劇的な成功が必要ってこと?
RL:そうです。
八幡:ああ、絵札が必要だったのか。

キレイな素っ裸ギャルは好きですか

RL:まあ、後からわかるような情報だから、大丈夫です。じゃあ、次はトリガーがあったので、イベントに入りますね。「キレイな素っ裸ギャルは好きですか」
八幡:それがシーンタイトル!?
山田:みたいだなぁ。
RL:シーンプレイヤーはPC3です。バサラ。
ベル:じゃあ、「だめですー!見てはだめですー!」と言って。
RL:いえ、まだ出てきていません!(笑)
ベル:ちぇ。俺はこれをやるためだけにこのセッションに参加したのに。
RL:分かりました!(笑)極寒の地、和泉葛城山へとキミと上沼は辿り着いた。
ベル:寒いですね、ファーザー。
上沼:こんなところに素っ裸ギャルが300人も…(一同笑)いくらなんでも、そんな企画物AVに需要があるとはとうてい思えん。正気の沙汰なのか…?
ベル:ファーザーはAVは見られないんですか?
RL:「興味ありません。」きっぱり。
ベル:AVって何でしょう?
RL:「アダルトビデオの略ですが…こんな撮影に自由意思で参加している女性が居るとは到底考えられません。はやく撮影隊に追いつかなければ。」あくまでも聖職者としての仕事モードを崩しません。
ベル:じゃあ、立派な方だなぁと思いながら。横を歩いているんですけど、手をつなぎたそうにして、果たせず終わるみたいな。もじもじしながら。
RL:分かりました!(笑)
ベル:傍から見てると、普通にかわいい女の子が居るようにしか見えませんよ!ええ!内面は鮫としか言いようがありませんが!
八幡:サメ…!
ベル:あ、上沼に対しての。
RL:はい。ちゃんと説法の準備して来ているんで、トリガーによっては出てきますよ。
ベル:べろりと唇を舐めて。それだけです!(笑)
RL:ハハハハ!(笑)
八幡:そろそろ合流しておきたい。
山田:逃げてきたところにばったり。
八幡:走って逃げてきたので、そっちに合流します。というわけで、ザッザッザッザッと走ってくる人影が一人。
カインド:ハァハァ、ここまで来れば。ってやつですね。それはフラグだ!(笑)
ベル:「邪神ヌーディストについては何か分かったんですか?」と言って判定に失敗して、合流するよ。
RL:うまいな!さすが!あ、でもハートの札が出せれば成功なんで、成功してます。
ベル:あ、そうなの。
RL:アストラル界に封印されている恐るべき邪神。惑星規模で人間の認識に作用し、世界の常識を書き換えるほどの力を持つ。完全に復活を遂げれば、世界からは恥じらいと慎みとが失われ、裸族による永遠の支配が築かれるだろう。
八幡:ハハハ!(笑)
山田:な、なんて頭の悪い世界になるんだ。
カインド:それは良くないなぁ。
ベル:じゃあ、それを聞いて、「ファーザーの裸が…いや、なんでもないです!!」という話をしながら、そこにズザザザッとやってくる。
八幡:ズザザザッ。「よし、ここまで来れば…って、あ!」
RL:「敵!?」剣を構えますが。
ベル:じゃあ、アワアワしてる。
八幡:カメラを!「あれ?スタッフの人間じゃないな?」と言ってカメラをおろして。
ベル:じゃあ、「京也さん?」と言って小首をかしげます。
八幡:あれ、お前。山岡じゃないか。
ベル:はい。
八幡:性別はどうしよう?知ってるのかな?
ベル:性別は…私は多分シスター服でしか会ったことがありませんよ。
八幡:じゃあ、女性っていう認識にしておこう。
ベル:別に、見抜いたでも良いけど。
八幡:見抜いてないほうが面白そうだ。
RL:分厚い防寒着の下まで透けて見える男目線を持っている、みたいな。
八幡:お前ら。こんな山で何してるんだ?
ベル:「実は、奪われた魔導書を探しておりまして。」止める?
RL:かくかくしかじかで。話をしちゃいましょう。「撮影スタッフには聞きたいことが山ほどあるが…」
八幡:あれ、その魔導書ってもしかして。と言って白銀(はくぎん)オサムが持ってた、
RL:白銀(しろがね)オサム!(笑)
八幡:もぉーーー!(恥ずかしそう)
ベル:ハハハ!!(手を叩きながら)大喜び!
八幡:白銀(しろがね)オサムが!ボンデージ男と見せ合ってたそれっぽい本について話し
RL:(話に割り込む)見せ合ってた!?
カインド:見せ合っていたんですね!?
ベル:白銀オサムとボンデージの男が見せ合ってたんですね!?(笑)
山田:待て、なんか言霊がおかしい!
RL:ルーラーは大ウケしてますが上沼はげんなりですよ!
ベル:何という事でしょう!
八幡:そんな事が色々あったと伝えましょう!(笑)
上沼:あなた方は安全管理がずさんです。この作品のコンセプト自体については何も申し上げることはありませんが…
カインド:いや、まあ。魔導書を盗まれた機関に言われたくない。
RL:ほっとけや!(笑)
八幡:ここでAVの擁護をしておきたい気がする。
山田:しようしよう。
八幡:いやいや、何言ってるんだよ。こんな面白い企画他にないだろ!?
RL:そりゃあ、100年に一度も出て来ない企画でしょうよ。
ベル:300人の花園だ!お花畑だ!
八幡:待って!ちょっと!(息苦しそうに笑う)
ベル:京也さん。あなたはとても腕のいいトーキーだと思うのですが。ひとりの女性の良い所を、あなたはどれだけ引き出すことができるのですか?
八幡:これ、どういう意図で聞いてるんですか?良く分からない。
ベル:分からないまま答えてくれても良いですよ。
八幡:ああ、カメラマンとしてか。どうだろうなぁ。どっちかって言うと、スクープをスッパ抜く方が本業だしなぁ。あ、邪神ヌーディストの事については聞きましたか?
RL:言わずに説明ができないので、言ってると思います。
カインド:言われても、お前は何を言ってるんだって感じですけど。(笑)
ベル:そうですか。京也さんはカメラマンじゃなくてブンヤさんなんですね。
八幡:「人一人が持つ美しさは肯定したいよな。」と頷きながら。
ベル:あのねー、意図としては、300人同時にそれを引き出せますかって訊こうとしてたの。明らかにキャパシティーオーバーしてません?的な。
カインド:だろうと思った。
八幡:何言ってるんだよ!?キャパオーバーしたうえでこのシチュエーションだろう!?ギャルを襲うのは極寒の風!命の危機にさらされながらも懸命に山を登っていく…!それに感動しないやつがあるか!?いやいない!素っ裸のギャルたちが!300人!もうこの言葉だけで素晴らしいだろ。数の暴力だぜ!?(笑)
ベル:エンターテイメント優先なんですね。
八幡:AVはエンターテイメント的にとらえるのは面白いと思う!
ベル:でもそれは、ご使用になれるんですかねぇ。
八幡:待って、それはちょっと!(笑)
RL:茫然とする八幡!
八幡:いやだから、それは…と言って必死に弁明しているシーンでは、さすがに上沼は茫然としているんですよね。
RL:もう、これはね…。(笑)
山田:会話に付いていけてない。
ベル:「ファーザー、男の方って不思議ですね。」お前も男じゃないのか。(笑)「僕だったら…」と言って、上沼の方を一瞬見て、何もなかったかのようにもう一度お話を。
RL:とりあえず、遠くを見ながら良い話をしましょうか。
ベル:ちゃんと用意して来ているのか。
RL:「先代聖母は聖職者としてあるべき姿について古の賢者の言葉を引用してこう仰いました。「君子には三つの戒めがある。若い時分には血気が盛んなので戒めは女色となる。壮年になると血気が今や盛んだから、戒めは争いになる。老年になると血気は衰えるので戒めは欲になる」と。要は若い時分には、異性関係の事は特に気を付けろという仰せです。…もういいです。」もうフォローする言葉も見つからんわ!!(笑)

この話の元ネタは『論語』季氏篇だけど、聖職者ロールが難しすぎて自滅した。『ヴァニティ・エンジェル』を見てたら、メモリの救世母ネタは何でもありなんだなーと思ってやってみただけです。このシーンはこの後私が笑いすぎて使い物にならなくなったり、とてもグダグダでたいへん申し訳ない感じになってしまいました…。

ベル:ファーザーは、女難に見舞われたことがあるのですか?
RL:その言葉には答えずに。「先を急ぎましょう。」
八幡:お前も大変だな…という目で見ながら。情報収集の判定しても良いかな?
RL:どうぞー。
ベル:男難の相が見えておるな!
八幡:ダイヤが無いので、ホワイトアウトの事は調べられない。スペード、ハート、クラブだから何も調べられないっていうね!
ベル:私はスペードの一色染めやで。
八幡:とりあえず、失敗した扱いでスペードの2を捨てておこう。
カインド:シーン終了なら舞台裏判定したいです。
ベル:とりあえず、一緒に行きましょうって事で、まとまったで良い?
八幡:お願いしまーす。あ、ついでにカメラ回しても良いですか?二人の事も。
ベル:ああ、じゃあ軽く手を振ります。
八幡:おー、良いね良いね。もっと笑って笑ってー。
ベル:じゃあ、ペルソナをカリスマに変えて。輝くような笑顔を!(笑)
八幡:まぶしいー!!
カインド:うおっ!まぶしっ!(笑)
RL:では、舞台裏判定したい人、どうぞー!
カインド:はい。私は手札的に、『素っ裸ギャル300人で冬山登山』を調べるよ!
RL:劇的成功ですね。千早系列のAV制作会社、千早ドリームプラスが満を持して送り出す新作企画物AV。300人の女優が素っ裸で冬山登山を…クフフフゥ!成し遂げるという…ハッハッハァッ…!!(笑)
カインド:どうした!?
八幡:大丈夫?お茶飲む?
RL:だ、大丈夫…!…えー、すみません。もう無理!(突っ伏して笑い続ける)
ベル:ちょ、ちょっと落ち着いて。
山田:あまりのバカバカしさに笑いが止まらない模様。
RL:ハッハッハァッ…(笑)
八幡賢者タイムに入るために休憩が必要ですね。
RL:賢者言うな!(笑)
ベル:新しいな。笑いの賢者タイム。(笑)
RL:い、言わんでくれ!(笑)大自然の雄大さを感じさせるコンセプトが業界でも注目…ハッハハァ…!
ベル:確かに業界でも注目されてる気がする。(笑)
RL:…の的だった。
山田:まあ確かに、こいつら何やってんの?という注目度かもしれんが。
RL:新進気鋭の…ハァッ…(笑)
ベル:だめだ。ルーラーが使えなくなった。俺ら的にはこれで十分面白いんだけど。(笑)
RL:涙が止まらねぇー!(笑)

ここでしばらく中断しています。事前に何度も読み直していたはずのシナリオだったのに、口に出して読むと笑いが止まらなくなってしまったんです…。

カインド:情報項目の面白さよりもルーラーのリアクションの方が面白い。(笑)
ベル:何だろう。リプレイでは伝わらない何か。(笑)
RL:えー、新進気鋭のプロデューサー、【白銀オサム】が自ら監督を務める意欲作。オーサカM○●N近郊の和泉葛城山にてロケを行っていたが、撮影チームが全員遭難した。撮影機材には、遭難防止のためにビーコンが埋め込まれている。[機材のアドレス]を入手しました。ま、そこに行ったらスタッフが居るよって事ですね。
カインド:あ、そうなんだ。ほほぅ。
RL:まあ、クグツが居るから追跡できましたよと。
カインド:知ったのは私なんだけどね。じゃあ、一応情報共有しておくよ。舞台裏ですけど。ポケットロンで調べたら、こんなことが分かりました!
RL:持ってたんかい。どこに!?(笑)
カインド:え?
RL:まさか!
ベル:そりゃあ、まあねえ…
RL:「女はね!ここに隠すんだよ!!うおーんおんおん。」『マルサの女』で見たことある。
八幡:これは、山田のポケットロンを借りたって事にしておきましょうよ。
カインド:いえ、普通に胸の谷間から出しますけど。(笑)
RL:では、山田さんは?
山田:えーっと、手札が悪くてねぇ。
RL:あと分かってないのは、ナツミのことですかね。カインドが教えたって事で。
カインド:じゃあ教えておきましょうか。手を出しちゃだめだよ。あ!いや…
八幡:手を出しても良いのか悪いのか。
カインド:いや、1+1+1なら可!
八幡:…おい!!(笑)
ベル:男同士、女同士、たいへん結構。だが私も混ぜろと言っている。(笑)
山田:ていうか、そんなつもりは無いけど。はい。とりあえず、ナツミはクラブ。
RL:はーい。【素っ裸ギャル300人で冬山登山】の撮影に参加していた女優の一人。24歳。遭難した女優たちのリーダー的存在となり、全員を導いている。撮影の少し前に5年間同棲していた恋人と別れ、精神的に不安定になっていた。【“ホワイトアウト”】と名乗る人物の口利きで、今回の撮影に参加したらしい。
カインド:あらま。
RL:と言う訳で、【“ホワイトアウト”】が調べられるようになりました。
カインド:さすがN◎VAの情報項目だからね。色々、繋がって行きますね。

続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)