Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

ハートレスメモリー「Stand By Me スタンド・バイ・ミー」 その3

オモイデの欠片

GM:じゃあ、セッション再開しますよ。サクッと終わらせまして、戦闘入りますかねー。PC1です!気づくと、いつの間にかキズナが傍に立っていた。
嶋岡:おや?
GM:後ろに、ストーカーのように。嘘です。
嶋岡:待て待て。(笑)
GM:さすがに、キャンペーンヒロイン①を、そんな無下な扱いは出来ん!(笑)姿はさらにおぼろげになっており、どこか弱弱しい表情で、微笑みかけてくる。「驚いたかな?さっきから居たんだよ。」
嶋岡:大丈夫か?何か、様子が変だが。
キズナ:えへへ、ちょっとイタズラついでに、寧人君を見守ってましたよ、と。
嶋岡:じゃあ、無言で頭を撫でてますけど。
キズナ:え?ああ、…まあね。大丈夫大丈夫。どう、何か分かった?
嶋岡:ああ、まあ。結局、最初に戻ってるんだよな。プランナーを何とかしなきゃならないって所から、プランナーを何とかしなきゃならないって情報が手に入ったって感じかな。(笑)そういえばさ。キズナは、オモイデ様の本体の位置って知ってるの?
キズナ:気づくと、寧人君のそばに居て、気づくと、オモイデ様の傍にいる感じ。
嶋岡:あー、そっかー。
キズナ:ごめんね。
嶋岡:まあ、それはしょうがないさ。
キズナ:ああ、でも。洞窟はオモイデ様の一部で封じられているから、奥には行けないはず。けど、寧人君なら通れるかも。
嶋岡:…どういうこっちゃ?(笑)
GM:洞窟があって、普通の人が行けないような感じになってるっぽいんですけど、寧人君がフラフラ行ったら、向こうもホイホイ通してくれる。
二階堂:手をかざしたら、ペカーッと。そして、ギィィィー。(笑)
嶋岡:じゃあ、オープンセサミって言えばいいんだな。(笑)
GM:じゃあ、存在感を主張したい霧谷が。「どうやら、敵の頭を叩くしかないようですね。」
嶋岡:そんなのは初めから分かってるさ、霧谷さん!!(笑)
霧谷:私たちも、出来る限りのことをやってみます。攪乱する位の事はできるでしょう。
嶋岡:いや待て待て、霧谷さん!あんたは前衛じゃないだろう!?(笑)
GM:実は、ストライクハウンドからの応援を調達していまして。もう少しで到着するとのことです。
宵ヶ崎:おおー。
二階堂:全滅じゃあなかった?
GM:実は、他にも精鋭をちょいちょい呼んでるんですよ。リプレイのキャラ出してもつまんないから、(参加PLが長編リプレイを全然読んでいないため)間宮と王生で良い?

間宮はPC2の中の人がシナリオクラフトで使っていたPCで、王生(いくるみ)はPC5の中の人がNPCとして使っているキャラクターである。二階堂の知り合いである。こいつらと一緒に、二階堂がPC1になったセッションも準備中である。乞うご期待。二階堂のモチベーションをあげる為に重要なシーンなので、ちゃんと載せておくよ!

梅宮:何で!!?王生のキャラシー持ってきてないんですけど!?(笑)
GM:まあ、戦闘するシーンは無いんで。
梅宮:ああ、はい。
GM:後ろで君たちのことを見守ってくれるよっていう。
二階堂:エー!!?何で居るんですかぁ!?
宵ヶ崎:「呼ばれたよー!」
GM:戦闘が終了した後で、会話ができたらいいなって位の!
梅宮:えーっと、王生はピュアウロボロスのDロイス奇妙な隣人なので、2nd用にデータをまるっと書き換えないといけないんですよね…。
二階堂:えー!?
GM:大丈夫!ジョージも来るよ!じゃあとりあえず、「ご武運を。」と言ってくれる。残ったマギステルを掃討しながら頑張ります的な。
宵ヶ崎:はーい。
梅宮:えーっと、さっきやり忘れたことがあったんで。ニャン太郎が、紅ちゃんの後を付いて行きますよ。
宵ヶ崎:お?撫でておきます。
梅宮:それで、極秘指令を受けているので、頭を触りたそうにしています。
宵ヶ崎:え?じゃあ、ひょいっと持ち上げる。
GM:え、何?指輪のサイズ測るの?
梅宮:違いますよ。前にPC2さんがmixiの日記に上げていた、紅ちゃんのモノローグ的なSSがあったじゃないですか。あれは、この世界では、非公開のブログに公開された日記という設定なんだと思ったんですよ。インセインはそれを外道な方法で不正アクセスして、読んでいるんです。
嶋岡:ハハハ!(笑)
宵ヶ崎:言ってましたね!(笑)
梅宮:なので、紅ちゃんはお父さんに頭をなでなでしてもらいたいという情報を掴んでいるので!何とか、自分が犯罪者扱いされないように、それを解決すべく!ニャン太郎に極秘指令を出したんです。
宵ヶ崎:じゃあ、顔の高さまで、ひょいっと持ち上げます。「かわいいなぁ。」
梅宮:と思ったら、頭をポンポンと。
嶋岡:猫パンチが!(笑)
二階堂肉球プニプニ!はい!(笑)
宵ヶ崎:あら?
梅宮:と言う訳で、ミッションコンプリートしたニャン太郎に対しては、報酬として後で、1パック2000円くらいのマグロが進呈される。
宵ヶ崎:たけぇ!(笑)
梅宮:本土に帰ってこれたらの話ですけどね!
二階堂:じゃあ、間宮さんと王生君に!
GM:まだ来てないので、無線で呼びかけたら応えてくれる。
二階堂:じゃあ。「こちらも一仕事してきます。そちらは任せました。行ってきます!」
宵ヶ崎:「うん、行ってらっしゃい!生きて帰って来てね!」とだけ。そして、ぴしゃーんと雷が。
梅宮:「うーん。死にたくないっすねー…。」
二階堂:大丈夫!王生君頑張ってー!
梅宮:「間宮さん気合入りすぎでしょー…。」
二階堂:王生君!決して間宮さんの傍を離れないでね!!決してだよ!!
GM:それは、王生の身を案じてるの?間宮を一人にしちゃダメってこと?
二階堂:どっちもです!(笑)
GM:ってな所で!次のシーン行きますか。「じゃあ、私も一緒に…」言いかけたキズナの姿が薄らぎ、揺らぐ。「おっとっと、わたし、ちょっと休んだ方が良いかも!休んでから行くね!」と言って、そう笑って姿を消した。
嶋岡:はい。

キズナの戦い

GM:洞窟に向かうと発生ー。まあ、向かっているよね。
嶋岡:向かってますよー。
GM:面影島の地下に、複雑に伸びた洞窟群。そのひとつの奥に都築京香は一人で居た。洞窟の突き当り、岩盤から、翠に光る結晶が覗いている。続き京香はそれに右手を当て、目を閉じている。不意に、だらりと下がっていた彼女の左腕が、別の生き物のように跳ね上がった。しゅぱーん。虚空をつかむ細い指。次の瞬間、洞窟の暗闇に、ほの光るキズナが姿を表した。喉首を掴まれ、苦しげにもがいている。「やっぱり来ましたね、キズナさん。自分の体は、幻影だから触れないと思ってましたか?こちらも手を同じ状態に変えれば此の通り、触れることも出来ます。そう、あなたは私と同類なのですから…」つまり、寧人君の右手から先は、きっとレネビ。
宵ヶ崎:あー…。
GM:「あなたが来たということは、彼が…ハートレスメモリーの持ち主がそろそろ来るということですね。しかし、いいのですか?オモイデ様な消耗している。今活動を止めれば深い眠りにつくでしょう。そうすればあなたの存在は…」キズナは苦しげに、「…っ!なんで、それを…!?」震える声で、「それでも…、それでも守らなきゃいけないんだよ!」都築京香はキズナの首をつかみ、力を込める。キズナはもがくものの、その手から逃れることは出来ない。「けなげなことですね。しかし、今はあなたの話は重要ではないのです」その顔には、いつもと変わらぬ微笑みが浮かんでいる。という所で、シーンを切りますー。
梅宮:ううー。さすが悪役ー。

復活怪人現る

GM:で、洞窟へ急ぐ君たちであります。周囲に蛍火のようなものが、ぽつんぽつんと浮かびます。やがてそれは形になり、「どこへ行くというのですか?」と、一人の男が現れます。
梅宮:え!?
嶋岡:じゃあ、そいつを押しのけて進みます。
GM:待って待って!(美作の挿絵を提示しつつ)
二階堂:出たー!!(笑)
GM:待って待って!再生怪人だから、重陽を置いて行かないで!(笑)
宵ヶ崎:ゲー!(笑)
GM:「わが主の邪魔はさせません。私はまた、オモイデ様の黄泉還りとして、ここに蘇って参りました。」と言って、一人、二人、三人四人と沢山の重陽が。
梅宮:えー!?(笑)
深森:出てきすぎ!(笑)
GM:この先には行かせませんよー。あなた方にはシーン攻撃を…ああ、寧人君が持っていましたね!(笑)
嶋岡:使いますよ?(笑)
GM:そうやって重陽が、楽し気に笑っておりますと、雨が。ぽつり。
宵ヶ崎:え!?もしかして?
GM:そして、黒い雨に消えるように溶ける重陽たち。
嶋岡:ウワァー!可哀想に!!
深森:時雨…前支部長!?
GM:「やっほー。」と言って現れます。
宵ヶ崎:ワァ~オ!
嶋岡:こんなボスラッシュは要らん!(笑)
GM:一度やられるんですけど、次々蘇って来ます。
嶋岡:はい。(笑)
GM:残念ながら、ここは私の復活ポイントです!いや、何でもない。(笑)
宵ヶ崎:そういう仕組みかい!
二階堂:メタいメタい。(笑)
GM:「そんな気がしていたよ。」時雨たんが言います。「ここは私に任せたまえ。」
嶋岡:ああ、そうなの!?そっちなの!?(笑)
二階堂:ああ~、任せても良いんだ。
GM:ここは時雨がかっこいいところを見せるシーンなんだ!(笑)
嶋岡:ははは!お願いします、時雨さん!
深森:ありがとうございます!
宵ヶ崎:気を付けて!
GM:割とさっぱりしてるから、もうちょっと煽りが欲しかったなと思いつつ!(笑)
宵ヶ崎:いやー、何となくさっぱりしてしまって…。(笑)
GM:「君たちには、すまないことをしてしまった。せめてもの罪滅ぼしとは言えないが、少しでも役に立とうと思ってね。」まあ、リスポーンポイントなんで、次々出てきちゃうんですが。一人では劣勢になるんですけど、そこでまたもう一人現れるんですよ。
宵ヶ崎:おお?
GM:歌声が聞こえます。
宵ヶ崎:おお!まだ私たちはそこに居ますか?
GM:居ます。居て下さい。声君が、あなたに話しかけられないと困るので!で、その歌声とダブルのシーン攻撃で、良い感じに殲滅されている重陽たち。(笑)
梅宮:すごい!サイレンの魔女だな。(笑)
GM:サイレンの魔女と雨粒の矢で。声君が言います。「紅お姉ちゃん。」
宵ヶ崎:あ!声君!
GM:いう事は一言何ですけど。「お姉ちゃんを助けて!」
宵ヶ崎:君を助けられなくてごめん。でも任せて!
GM:「良いよ、大丈夫。お願い!」と言って、戦闘に戻って行きます。
宵ヶ崎:お姉ちゃんに何か伝言は?
GM:「幸せになって。と伝えて。」と言います。
宵ヶ崎:必ず伝えよう!
GM:こくこくと頷く。じゃあ、時雨さんがかっこよく。「それでは続けようか。悪鬼の戦いを。」と言って、虐殺戦闘が続く。(笑)
梅宮:「ジャム受け取りましたー!」と言いながら、こっちは先に進むぞ。
GM:じゃあ、嬉しそうに頷きます。では、君たちはその場を後にします。はい、やっと戦闘になりましたー。
梅宮:とは言っても、ミドル戦闘でしょう。
GM:まあそうなんですけど。
二階堂:あと4時間あるから大丈夫。頑張ろう!

押し通る!

GM:では、シーン変わります。シーンプレイヤーは二階堂君にしよう。
二階堂:はっ!?(笑)
GM:オリジナルのシーンだから、指定するプレイヤーが居ないんだな。
二階堂:(ころころ)はい、出てきました。
GM:では、この自然の洞窟には似つかわぬ、白いスーツをビシッと着た男があなた方を待ち受けております。
宵ヶ崎:へー。…
二階堂:みんな!それで良いのかい!?(笑)
嶋岡:いやだって、誰か知らないし!(笑)
宵ヶ崎:私は知ってますよ!?
二階堂:じゃあ、「…春日恭二。」って言います。(笑)
梅宮:あー、あいつが…。
GM:「私はディアボロス。春日恭二だ。」その後ろから源田が、すまなそーに。牧島が、「あっはっは。」と笑いながら、頭を掻いております。
宵ヶ崎:あ、さっきの…。
GM:「この先は通さんよ。」と言っている。駒はこのインなんとかさんで。
梅宮:あ、はい。
嶋岡:まあ、何だか知らんが、邪魔をするというのなら、押し通らせてもらう。
GM:押し倒す!?
嶋岡:おしとおる!(笑)
梅宮:「ちょっと良いですか?」と言って。龍子さんが持ってるFHの情報は、10年前で更新が止まっているが、それでも分かることがあるんで。龍子さんが出て行きますよ。
宵ヶ崎:お?
梅宮:いや~、それにしても、ディアボロスさん。そこの隣に居る方が、マスターレイスとはねぇ~。FHもよっぽど人材不足なんですねぇ~?私が見たことがあるマスターレイスは、見た瞬間にそれとわかるオーラがありましたよぉ!あれが、人の上に立つ器って言うんでしょうねぇ!?そう思わないですかぁ?
GM:後ろに居る牧島が、すごく痛そうな顔になっている。(笑)そして、源田の方は、うずくまって「の」の字になっています。(笑)
梅宮:続けます。「これからこの島で起こることが、世界を変えていくんでしょうねぇ。どさくさに紛れて好き放題するんなら、今が絶好のチャンスだと思わないですかぁ!?今のあなたにはそういうギラついた欲望が足りないんじゃないかって、心配なんですよぉ、私!」
二階堂:煽って来るなー。(笑)
春日:その通り。私は私の欲望を持って、ここに立っている。
梅宮:そうか。でも大人しく人のいう事を聞くばっかりが、能じゃないと思うんですよねぇ!
春日:それゆえに。貴様らを阻む。
梅宮:ふん。それが回答なら、それでも良い。言いたい事言ってスッキリしたぜ。(笑)
二階堂:その間にとりあえず。寧人君には、多分ディアボロスの情報が無いと思うので。ディアボロスっていうのは、こういう人だよ!って教えておきます。(二階堂は邂逅表でダイスを振り、見事に春日と知り合いになった経歴がある。)
嶋岡:まあ、そこそこ強いエージェントなんですね。分かりました。
宵ヶ崎:油断するなよ!
GM:「そこそこではない!かなりだ!」恭二は訂正します。(笑)
梅宮:いやいやいや。そこのちんちくりんが、マスターレイスだなんてね。FHももう終わりだな!(笑)
二階堂:最後に一言!「あなたが都築京香に協力するというなら、こちらも容赦しません。押し通ります!」戦闘開始で!
GM:そうします。「ここをどいて欲しければ、私を倒して押し通れ!!」うしろ二人は倒さなくても良い。が、源田を先に倒した方が良いかも知れない!(笑)ということで、助っ人。
助っ人:はい。
GM:今きみ、暇だよね。
助っ人:暇だよ。
GM:牧島の管制を頼む。具体的に言うと、紅ちゃんが攻撃してきたら、射撃の技能を使って、その銃弾を使って叩き落してください。
嶋岡:守りの弾ですね。
GM:要は20dで撃って、クリティカル値は7で。相手の達成値を上回れば勝ち。というところで、セットアップ入りまーす!何かする、他の人。
嶋岡:あるよ。苛烈なる火。
梅宮:ありまーす。その中で一番行動値が高そうな人に、灰色の庭を使います。
GM:牧島だけど良い?要らないんじゃね?
嶋岡:いや、牧島は要らんはず。どうせカウンターしてくるっていうんだから。
梅宮:じゃあ、源田か?ディアボロスは白兵キャラだから、行動値は低いと見ているんだが…。
GM:(エンドラインのミスターパーフェクト恭二のデータを見ながら)18?けっこう高いな。
嶋岡:射撃キャラ並だな。
宵ヶ崎:何点減らせるんですか?
梅宮:-9です。
嶋岡:9か。だいたい意味があるかな。
梅宮:んー、意外と高かったなー。意外だぜ。
嶋岡:でもちょっと待って。1ターンで押し切れるのか?1ターンで押し切れるなら、こっちのリスクが少なくなるけど。
GM:大丈夫!1ターンじゃあ絶対に押し切れない。なぜなら源田が居るから!
嶋岡:源田が何をしてくるかは知らんが、とりあえず俺は、シーン攻撃で巻き込む。どっちにせよクライマックスには敵が沢山出て来ないだろう。
GM:じゃあ、源田がセットアップ!支配の因子!絶望の領域!レベル7で撃ってきます!攻撃力が-35。全員!
嶋岡:ありゃ?
二階堂:あー、これは足りないなー。あうー。
GM:で、ダイスが-14個されます。
嶋岡:…はーい。
宵ヶ崎:良かった。ちょっと減る。振るのが楽。
GM:振るのがね!クソッ!!!いくつ振ってるんだよ!?振るのが楽なんて言われるゲーム聞いたことがないわっ!!(笑)
宵ヶ崎:だって、前回!(笑)
深森:えーっと、セットアップ、戦術。ファンアウトで。ダイス+5。
二階堂:扇動の香りも行きますよー。春日さんを狙うんだったら、ダイスが7個増えるよ!
宵ヶ崎:実質-2dか。あんまり減らないなー。
GM:ヒデーな、君ら!あ、ちなみにシナリオ1回なんで、次は無いです。源田君は、「これで仕事終わった!」って顔をしています。(笑)
宵ヶ崎:よし、じゃあ動きましょう。

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ひどいピンボケ写真だな!イニシアチブは、牧島⇒春日18⇒宵ヶ崎12⇒深森11⇒嶋岡10⇒梅宮9⇒二階堂5です。源田の行動値は不明。牧島の行動値は、推定で40以上。ワーオ。

GM:あ、そうだ。牧島も戦術とファンアウトを使用します。牧島のダイスが増えません。
梅宮:ふーん。
GM:じゃあ、紅ちゃん、どうぞー。
宵ヶ崎:はーい。どうしましょう。春日を殴りに行きますか。マイナーでハンドレッドガンズ。
GM:こっちはもう振っておきましょう。頑張ってね!牧島がカッコつけられるかどうかの瀬戸際なんだから!(笑)
助っ人:うん。(笑)
宵ヶ崎:えーっと、コンセントレイト:ブラムストーカー、滅びの一矢、カスタマイズ、ペネトレイトも載せて、13個振ります!
二階堂:あんまり変わらない…。(笑)
GM:はーい。リフレックスノイマンから、守りの弾を使ってそれを阻みに行くよ!!
助っ人:(ころころ)…11回回った。
GM:は!!?
宵ヶ崎:クリティカル値は8で!13個振りまーす!(ころころ)32!そっちいくつですか?
GM:ゴメン!変な修正が入ったんだけど、許せ!116!
梅宮:ハァ!!?
嶋岡:パーン!(笑)
宵ヶ崎:それはちょっとキツイっすよ!?一体どんな神業を使ったんですか!?
GM:「いやー、普通に撃っただけ。」君、そんなに目が良かったっけ!?
助っ人:変な確率の良さだなー。(笑)
宵ヶ崎:じゃあ、「ゲッ!」と思っておきます。何も出来なかった。スマン、嶋岡!
嶋岡:いやあ、まあ…しょうがないんじゃないのかな?(笑)次、11。
GM:「当たった!当たった!」と言って、子供の様に喜んでいる牧島。
深森:えっと、アドバイスと、戦場の魔術師。
嶋岡:ただこれ、問題は3人までなので。
二階堂:じゃあ、二階堂は外してください!
宵ヶ崎:良いんですか?
深森:で、あと前衛の二人。
嶋岡:次は10で、俺かな。源田は何かしてくるのかな?
GM:源田は何もしません。オートの人なんで。
嶋岡:オートの人なのか。じゃあ、しょうがないな。クリティカル値7で振りますよ!マイナーで破壊の爪、コンセントレイト:サラマンダー、炎の刃、伸縮腕、怒涛の大蛇、それから、アマテラス。貫きの腕は居れない。7個振りまーす。(ころころ)むむっ!
GM:あ、ゴメン。計算ミスだった。最初のアレ、6レベルの間違いだった。ダイス-12だった。だからプラマイゼロになる。ごめんね。減らすダメージは-30!
嶋岡:じゃあ、5個まわった。(ころころ)37だよ!シーン攻撃なので、全員に。
GM:マジすか!?こっちまで殴ってくるとは思わなかった。
二階堂:侵食率80%超えてるんで、力の霊水使えますよ!
嶋岡:80超えてるの!?早い!
宵ヶ崎:こっちも94っす!
嶋岡:え!?なんでそんなに行ってるの!?(笑)
深森:100%超えてるんですけど…
梅宮:おいおいおい!?
GM:それは想定外だった…。
宵ヶ崎:シーンがけっこう多くて。
二階堂:振ったら10が出ちゃったりとか。
嶋岡:俺、まだ65なんですけど…。
梅宮:まあ、この攻撃で上がるっしょ。私も71だ。
二階堂:と言う訳で、力の霊水で、ダメージダイスが5個増えるよ!
GM:恭二が避けます。…こいつ、ガード系持ってなーい。
宵ヶ崎:へー、珍しい。
梅宮:デモンズウェブで防御してるイメージが、すごくあるんだけど。
GM:あれは、きくたけ恭二なので。こっちはパーフェクト恭二なので。そんな女々しいものは持ってない!(笑)
梅宮:女々しいんか!(笑)
GM:(ころころ)19だった。当たった。牧やんも振ってやって。目標値は37。ダイスは32個。
梅宮:32…!?
GM:問題は、源田なんだ!超避けたい!(笑)(ころころ)22!負けた!
宵ヶ崎:妖精の手は?
GM:自分には使わない!源田は一撃で落ちる可能性が…。
嶋岡:まあ、牧島には当たらんだろう。まあ、固定値は31スタートだから。(ころころ)
助っ人:(ころころ)29。
GM:29か。落ちた。死んだ。絶望した!(笑)
嶋岡:47点。装甲有効。
GM:束縛の領域、使っておけば良かった…!
梅宮:知ーらない。
GM:うん、そうね!じゃあ、源田君が帰ります。「お疲れした!」(笑)
一同:ハハハ!(笑)
嶋岡:源田君!ゴメンね!(笑)
梅宮:「しょっぼー!」とか言いながら、m9(^Д^)プギャー!こんなポーズしています!(笑)
嶋岡:「源田さん、ごめん。俺には守りたいものがあるんだ!」と言いながら、腕を振りぬくよ。
宵ヶ崎:あいつ、何もせずに帰った!(笑)
GM:いや、したよ!?十分したよ!(笑)1ターン恭二が生き残れるっていう働きはしたよ!(笑)
梅宮:やったな!あいつ、HPとMPにけっこうなダメージを受けて帰って行くぞ!(笑)
GM:ひでぇ!イジメだー!(笑)
宵ヶ崎:ダイスがあんまり減った感がなかったからなー。
嶋岡:はーい。9で龍子さんだよ。
梅宮:ヨシッ!
嶋岡:でも龍子さんが終わったら、ディアボロスか。
GM:つーか、装甲値が0なんですが。どういう事なんですか!?
梅宮:普通にスーツ着てるだけだコイツ!
二階堂:装甲値を上げるとか、ガード値を上げるとか、そういうのは女々しんですよ。(笑)
GM:あ、分かった、この人。殴り返すんだ。と言う訳で、殴り返します!龍子さんが殴ったら、そこに復讐の刃します!
梅宮:なんだ、今し忘れたのか。はーい、わっかりましたー。コンセントレイト:バロール、漆黒の拳、黒星の門。クリティカル値は6で振ります!(ころころ)
嶋岡:コンセントレイトは3に上げてるんだな。偉いな。
梅宮:偉いの?
GM:かわす!超かわす!!違う。殴り返す!(ころころ)46。
梅宮:57。
嶋岡:ただ、恭二さん。まだ破壊の爪とか使ってないから、素手だよね。(笑)
梅宮:避ける気が無いんだったら、行きますが。
嶋岡:そして、クロスカウンターが入りますよ!
二階堂:なんという絵!(笑)
梅宮:42点に、固定値の6だ。それに-30して、たったの18点だ。
GM:そっちにダメージは26点。装甲有効。
梅宮:それならまだ生きてる。37点あるからね。
GM:じゃあ、9でこちらですね。やっと行動できる。
嶋岡:じゃあ、来なさい。復讐のパンチ返しだ!(笑)
梅宮:私は華麗に回避する!
GM:ハンティングスタイル、破壊の爪。ダメージが上がりますよ。獣の力、獣の殺意、吸収、オールレンジ、ジャイアントグロウス。範囲攻撃ですね。渇きの主、コンセントレイト:キュマイラから、ダイス15個。(ころころ)
嶋岡:復讐の刃!獣の殺意ということは、ダイスが減る?
GM:そのラウンドの間、対象のあらゆる判定のダイス-3個。もう終わってるよ!(笑)
梅宮リフレックス:エグザイル、蛇の動き。これで、回避のダイスが何と9つ。クリティカル値は8だ。(ころころ)
GM:78!
宵ヶ崎:高いな!?
嶋岡:(ころころ)はい。達成値20と言って反撃するよ。
梅宮:44だった。駄目だった。当たったかー。
嶋岡:何と。まあ通らんかもしれんな。(ころころ)
GM:(ころころ)ダメージは63点です!
梅宮:63点?それは死ぬなぁ。リザレクトするかー。
嶋岡:スマン。ちょっきり30だった。通らなかった。
GM:HPが9点回復します!
嶋岡:倒れるー。リザレクトー。(ころころ)3点で復活。
梅宮(ころころ)5点で復活ー。けっこう良い目が出たのに、それでも避けられなかったー。
GM:次の方だね。
二階堂:抗いがたき言葉で殴るから!
GM:じゃあ、恭二の手が空を切る。「なぜ私の手の届くところに居ない!」(笑)
二階堂:仕方がないっす。「みんなに攻撃する力を与えるのが、僕の戦いだ!」コンセントレイト:ソラリス、絶対の恐怖、抗いがたき言葉。
宵ヶ崎:カッコイイよ!二階堂君!
二階堂:良い目が出ますように!(ころころ)
春日:マスターレイス!私に妖精の手を…居ないぃ!!?
二階堂:32!
GM:当たったけど、何か…。(笑)
二階堂:固定値が1しか無いんだよなー。(ころころ)14!通らなかった。とりあえず、ダイスペナルティ7個で!
GM:それが痛いんだよなー。クリンナップでーす!セットアップでーす!
深森:セットアップ、戦術。
梅宮:灰色の庭。
嶋岡:一応、苛烈なる火って言っておくか。
GM:このターンで死ぬかなー。助っ人が紅ちゃんの攻撃を防いでくれたら、もうちょっと生きてる!
二階堂:扇動の香りが+8になりましたー。
宵ヶ崎:おい!!?
二階堂:みんな、頑張って当ててねー!
宵ヶ崎:振って行きまーす!ペネトレイトを抜くので、…30個ですね。
GM:やった!13時までにクライマックスに入れる!普通のゲームじゃないよね!(笑)
宵ヶ崎:魔弾の悪魔を乗せるので、達成値+10します!行きまーす!せーの。(ころころ)49!
助っ人:(ころころ)52です!
宵ヶ崎:あっちゃー。
深森:妖精の手、使いましょうか?
宵ヶ崎:じゃあ。(ころころ)68!
GM:ダメージどうぞ。
二階堂:力の霊水を入れるので、ダメージダイスが+6になります!
GM:恭二がムダに回避します。ダイスペナルティ7個あるので、振れるダイスが3個。(ころころ)頑張った!6が出たよ。(笑)とりあえず、11と言って回避!
宵ヶ崎:よっしゃ。とう!(ころころ)
GM:恭二頑張った。恭二の矜持を見せてやる!まあ良い。ログナーごっこができたから俺は満足だ。
梅宮:「ここは通行止めだ」ってやつか。(FSS。もっと言うと、牧島の「嘘を言うな」も多分ログナー)
宵ヶ崎:すみませーん。ダメージ96です。
GM:あぁ!?142ダメージ!?「私がこれで倒れると思うな…」
嶋岡:倒れるだろ、さすがに…。
GM:すごいな。倒れない。バイタルアップせずにこれか。元データすごいな。
宵ヶ崎:やべ!怖い!「すみません!撃ちもらしました!」
嶋岡:さすがミスターパーフェクト!(笑)
深森:次は私か。アドバイスに、戦場の魔術師を入れます!アドバイスは、+6d。
GM:死んだ!
嶋岡:とりあえず、俺が行動するぜぃ!いつものコンボで攻撃するぜ。ちなみに、侵食率に関わらず、フルコンボは叩き込めるのだ。(ころころ)はーい。出目が悪いな。2回で終わった。30!復讐の刃って言うよね。
GM:うん。(ころころ)26!
嶋岡:ダメージはたった4d!(ころころ)22に固定値31を足して、53です。
GM:落ちました。
嶋岡:まず、1回殺した!
GM:で、反撃が返ってくるよ。(ころころ)37!装甲有効。
嶋岡:それは、さすがに倒れる。ここで死んだ場合、まだリザレクトできるのか。(ころころ)ただしHPは1だがな!(笑)
GM:倒れた恭二が、「まだだ。まだ倒れん!」と言って、魔獣の証で復活してきます。
嶋岡:はーい。いいな、魔獣の証。
GM:フフフ。トライブリードの貴様には取れないだろう。あ、私もか。
嶋岡:取れるよ!?(笑)
GM:あれ、2nd時点のはずなんだけど。こいつはなぜかトライブリードです。
二階堂:あれ!!?(笑)
春日:今気が付いたのだが、なぜ私はブラムストーカーのエフェクトが使えるのだ?
嶋岡:知るかー!!(笑)
春日:この力は…!!これで勝つる!そしてなぜ貴様も3つのシンドロームを使っているのだ!複製体か!?
嶋岡:さあー。なんでだろうなー。(笑)
二階堂:よし、じゃあ龍子さん!決めちゃってください。
GM:HPは30です!
梅宮:はーい。では、ダイスは31個!クリティカル値は6!ハイッ!(ころころ)
二階堂:龍子さん、あいつに引導を渡すんだ!
梅宮:いやむしろ、あいつ、可哀想だから。私はあいつに、マスターレイスになってほしいんだよな…。そう思って色々煽ってたんだけど。31。固定値はたったの6点!
GM:それは死なない可能性があるな…。
深森:力の法則使いましょうか?
梅宮:お願いします。+4dね。今回は、沢山振ったわりには低かったなー。(ころころ)これも低いなぁ。58。装甲無効。
GM:落ちました。そちらもダメージは食らって下さい。13点ダメージ。
梅宮:はーい。13点ダメージ。死にました。でも防げるかも!デモンズウェブ!
宵ヶ崎:13点。なぜそんな地味なダメージに…。
GM:ダイスペナルティ7個で、さらに目が腐った。そんな感じですが何か。
梅宮:6d!(ころころ)31、まあこの時点で抜きましたね。カキーンって。「おおっとー!」
GM:じゃあ、「無念。」と言って、膝をつきます。で、牧島の方が、「じゃあ、降伏しまーす。」と言って白旗を振ります。
梅宮:ハァ…。
宵ヶ崎:瞬間退場とかするのかな?
GM:瞬間退場は二人とも持ってないので、牧島が寄って来て「降伏するけど、やると言うんだったら、ここから本気で相手するけど。どうする?」
宵ヶ崎:それは勘弁してください。
梅宮:とりあえず、これからプランナーを倒しに行くからさー。これからファルスハーツは終わるところを、観察しておいてやってや。
牧島:とりあえず、ここからは手を出さないよ。多分、色々無駄になるだろうしね。
二階堂:その言葉、確証はありませんが、信じます。
嶋岡:通らせてください。
GM:「こいつはまだ、ファルスハーツには必要な男だろうからね。」と言って、お姫様抱っこして帰って行く。
梅宮:まただ!(笑)「やっべー!スマホで…!」
GM:「まあ、君たちだけの時間だろうから。最後のイベントを楽しんでくれよ。」と言って、去って行きます。
梅宮:はい、チーズ。
GM:じゃあ、恭二、渾身の恥ずかしい写真を撮られた。
宵ヶ崎:「後で送って下さい!」(笑)ちょっと面白すぎる!
GM:プランナーのデータね、元データ自体が色々多いせいで、A41枚に収まってないの。2枚あるの。
嶋岡:具体的に言うと、白兵フォームとか、RCフォームとか、射撃フォームとかにトランスフォームするんで。(笑)
二階堂:あれですね。属性が変わるよ。みたいな感じ。バリアチェンジ!
宵ヶ崎:てことは、社会特化型も居るってことかな。
GM:これねー。素で社会特化型なんだけど、能力値も変えて欲しいと思わないでもない。ちなみに、社会が一番高い能力で、その能力に対応したエフェクトは持ってない。あ、やっときゃ良かったけど、まあしょうがない。
梅宮:何だ、やっぱり悪の親玉って社会が一番高いのか。何だかんだで日下部はRCが特出してたがなー。

クライマックスフェイズ1

GM:はい、じゃあクライマックスフェイズに入りまーす!シーン変わりますので。
嶋岡:大丈夫か宵ヶ崎!
宵ヶ崎:ま、まあメモリーあるし…。
GM:どうしよう。ここから長いんだけど。
梅宮:適宜休憩入れて行きましょう。
GM:そうしよう。俺の頭が沸騰する可能性があるから。(笑)
二階堂:落ち着いて!大丈夫ですよー!

レネゲイドビーイング

GM:PC1のシーンです。その洞窟は確かに封印されていた。赤みを帯びた奇妙な鉱物―オモイデ様のご神体に似たものが入り口を封鎖していた。
嶋岡:触ります。
GM:触ると、鉱物はまるで生きているように洞窟から消えていく。
宵ヶ崎:洞窟から這って消えて行ったのか。
GM:そして随分と歩いた先に、ぼんやりとした淡い光が差している…見覚えのあるこの光は、島に漂うホタルの光であり、キズナの纏う光であり、そしてオモイデ様が放っていた光だ。洞窟の突き当り、幾つもの結晶の光に照らされて、都築京香と、倒れたキズナがいた。
嶋岡:むっ!それは、キズナのところに駆け寄ろうとするぞ。
GM:「ようこそ、オーヴァードのみなさん」と言われる。
宵ヶ崎:制止しておきましょうか。ガッ。
GMキズナの方が制止します!
嶋岡:制止された!なぜ?
キズナ:寧人君、来ちゃだめ!この人、何か変だよ…怖いっ!
宵ヶ崎:まあ、確かに。
GM:寧人君に向かって、「お待ちしていました。ここまで来ると思っていましたよ。」不意にクスリと笑い、「まぁ、今回のプランは、珍しく、いくつか予定外のことがありましたから」…全部かもしれんな。(笑)
梅宮:あんまり考えてねーだろこいつ!
GM:「オモイデ様と接触した後、あなたはオモイデ様と融合するはずでした。」紅ちゃんを見て、「あなたのせいでしょうか。対抗種…予想外の働きでしたね」
宵ヶ崎:マジでか。
梅宮:今はメイド服の紅ちゃん。
GM:にやりと笑いますよ。「そのまま私のもとで働きませんか?あなたなら一流のメイドとして働けると私の勘が言っています」
宵ヶ崎:ワッツ!?
深森:紅さんをメイド扱いしないで下さい!(笑)
宵ヶ崎:そういえば私はそもそもメイドじゃない!
梅宮:インセインの趣味です…。
GM:男の趣味なんですね!分かります。(笑)
宵ヶ崎:その言い方は嫌だなぁ。(笑)
プランナー:さて、もうお分かりですね?私はレネゲイドビーイングと呼ばれる者の一体。
二階堂:(下を向いて必死に笑いを堪えている)
梅宮:この人、ウケまくってるんですけど!(笑)
GM:「さて、この地に集まったあなた達に敬意を表して、お教えしましょうか。プラン、"ハートレスメモリー"の全貌を。」瞬間、光が溢れた。都築京香の肉体は光の粒子と化し、次の瞬間、キミたちの目の前で再び実体化した。その姿は、魔法少女。嘘です。
嶋岡:…はい。
GM:人の形こそしているものの、まるで水晶から削りだした彫刻のよう…そしてまた次の瞬間、都築京香は姿を変える。その体は光に、炎になり、ゴムのように歪み、獣のごとく変化し―そしてまた、人に戻る。寧人の持つハートレスメモリーが、激しく共鳴を始める。まるで同族に出会った喜びに打ち震えるかのように。あるいは、生来の怨敵に会ったように、怒りに打ち震えているのか。…さて、ハートレスメモリーを箇条書きで説明いたします。
嶋岡:はい!(笑)
GM:彼女はホワイトボードを出しまして!(笑)
二階堂:はい。(笑)
GM:長い、長い間、私以外に知性を持ち、行動できるレネゲイドビーイングは居なかった。ここ大事です。(笑)まあ、いくつか居ないことも無いんですが。例えば私の友人のベアトリーチェ、かつて某学校に居た"影の怪物"。
梅宮:あー…。
GM:ほとんどが知性を持っていても、自立行動を行えないか、すぐに消滅してしまった。だが近年、19年前から変化が現れ始めた。レネゲイドビーイングが未熟ではあるが、知性を持ち始めたのだ。これは、レネゲイドが人間を侵食し、その精神と意識構造を取り込んだために起きた現象だ。黄泉還りとは、人間の記憶をまるごと取り込むという現象だ。そのため、大規模な黄泉還りによって、大量の記憶を取り込み、全世界のレネゲイドビーイングを、一気に進化させる。寧人君は、10年前に都築京香が開始したプランによって、オモイデ様の欠片を継承した。では、ここからセリフに入ります。
嶋岡:はい。
プランナー:長い長い間、知性を持ち、行動できるレネゲイドビーイングは殆ど私一人でした。他の同胞は存在すれど、知性が、自我が、意思が薄い。ただそこにあるだけの個体か、知性はあれどすぐに消滅してしまうような、不完全な個体でした。けれど、19年前のレネゲイド解放から状況が変わります。レネゲイドビーイングは徐々に知性を持ち始めた。これはどういうことか…私の出した結論はこうです。レネゲイドは、人類に侵蝕したことにより、その記憶、精神構造を取り込んで進化しはじめた―と。記憶に関する能力に、特に秀でていたのが、この島でオモイデ様と呼ばれる個体。そこで10年前、私はオモイデ様の欠片たる賢者の石を世界中に、種のように蒔きました。たった一例を覗き、全ての被験対象は死亡しましたが。そう、寧人君、成功例はあなただけです。あなたという触媒を利用し、オモイデ様を刺激し、進化させる。人間の精神構造をより深く取り込ませる。…黄泉還り、その能力の、最も重要な点は何だと思いますか?
梅宮:何だろう。
嶋岡:何だろう?
宵ヶ崎:その言い方だと、死人が蘇るということでは無いようだな。
プランナー:ええ、記憶です。傷ひとつ無い、完璧な、記憶。全人類から、記憶という宝を奪い去る、それがこの計画、プラン"ハートレスメモリー"。
梅宮:ハァー!?
深森:とんでもないことを…
プランナー:わかりますか?人類をオーヴァードにすることなど、私にはどうでもいいのですよ。レネゲイドビーイングの進化こそプランの目的。懸念事項はひとつ。寧人君、あなたの手にあるオモイデ様の欠片。その力でオモイデ様に干渉すれば、この現象は止まるかもしれません。だからあなたはここで排除します。
嶋岡:じゃあ、こう言うよ。「まあ、俺には難しいことは分からない。もし、あんた達レネゲイドビーイングが俺たちの良い隣人になるというなら、俺は拒みはしない。だが、プランナー、あんたの考えは違うようだ。あんたのやる事を放っておいたら、きっと、俺たちの大切なものは、台無しになってしまうだろう。だから、悪いから止めさせてもらうよ。」
梅宮:こっちからも一言。「私はあんたのせいで10年間、自分の意思があるんだか無いんだか分からん状態で飼われてたみたいだが、でもこれだけ言わせてくれ。お前らには失望した!!!オモイデ様の力でレネゲイドビーイングを活性化させるためなら、人間の記憶はどうなっても構わないなんて、勝手すぎる!!なーんて、ヒューマンガス様のセリフでお前を罵る日が来ることは、果たして予想できたかな!!?」(笑)
GM:待て待て待て!!そっちの方が予想外だわ!!(笑)「私は人間の記憶がどうなっても良いなんて言っていません。それを奪い、レネゲイドの進化に役立てるのが、このプランの目的。人間など、どうでも良いのです。」
梅宮:ほら見ろ!似たようなもんじゃねーか!
宵ヶ崎:えー…。
深森:みやこちゃんに問いかけても良いですか?「みやこちゃん。看過できないことって、こういうことだったの?」
みやこちゃん:これは別に構いません。
嶋岡:構わないんだ!!?(笑)
GM:良い所で訊いてくれた。「ただ、私はこう考えたのです。人間との共存が、レネゲイドに進化を与えるのではないかと。それを見に、ここへ来ました。もうひとつ目的があるのですが、それはまだ分かりません。」
深森:じゃあ、一つ目の目的は…
みやこちゃん:あなたが勝てるかどうか。
深森:…なんだね。分かったよ、みやこちゃん。みんなと力を合わせて、プランナーを倒すね。
GM:「期待していますよ、私の娘よ。」えっと、ビジュアルをちょっと変えて良い?目は片方金色で、髪は黒のメッシュ。
深森:メッシュ!?
嶋岡:ああ…奈落みやこちゃんに。(笑)
宵ヶ崎:「私にも一人、レネゲイドビーイングの友人が居てな。」銃を準備しながら。
嶋岡:「私のこと?」(笑)
宵ヶ崎:「彼女は、人では無かったけど、友人を守るために精一杯頑張っていた。その思いを無駄にするのは、許さんぞ!」
プランナー:やってみなさい、人の子よ。しかし、あなたは一体…
宵ヶ崎:え?
プランナー:こちらの事です。始めましょうか。
宵ヶ崎:何かあったっけ?
二階堂:対抗種的な?
GM:「あなたはここに居るはずではなかったのに」みたいな。みやこちゃんが言う。
深森:そりゃそうですよ、プランナー!
プランナー:何の話をしているのです。
深森:あなたの同位体が、あなたの邪魔をしたくて、私を生み出したそうですから。
プランナー:なので、そのような物騒なものがあるのですね。
宵ヶ崎:(持ってきたカッターナイフをいじりながら、いい顔で)物騒なんだって!(笑)
二階堂:はい!じゃあ、こちらからも一言。「あなたを止めて、日常を守る。それだけで十分です!」行きます。
プランナー:良い前口上です。ただの警官がここまで来るとは。私も予想しませんでした。
梅宮:そうだな。今日は色々と無礼講な日だからさ。(笑)
二階堂:今日は非番なので!(笑)
GM:これだけ色々喋っておきながら、寧人君への変事をしていなかったっていうね!(笑)と言う訳で、セットアップ入りまーす!

続く!!!

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)