Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

ハートレスメモリー「Stand By Me スタンド・バイ・ミー」 その2

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今回のセッションの開催場所は、旭公民館の和室であります。見るからに旅館的な感じの、いい部屋でした。

リヴァイアサンの到来

GM:今のはマスターシーンで、シーンプレイヤーは3になっておりますが、まあいいか、3で。
深森:はい。
GM:霧谷雄吾から連絡が入った。彼は間もなく面影島に到着するとのことだ。指定された場所で待っていると、大型ヘリコプターのローター音が聞こえてきた。
嶋岡:そして、ヘリが撃ちおとされるんですね。(笑)
深森:えー!!?(笑)
嶋岡:当たり前じゃないか!
梅宮セガールの映画とかでよくあるシーンだ!
GM:撃ちおとされるのは、次です。
嶋岡:次なんだ!
GM:そのぶっちゃけも、どうかと思うがね。雄吾たんがやって来て、流れるように、佐上道明、DX2nd参照とあるんだけど、データ持って来るの忘れたんで。どっかで調べて。
梅宮:誰?
嶋岡:えっとねー。3rdになって女性になる前の、アールラボの偉い人。
梅宮:ああー。
嶋岡:冴えない、メガネの男だよ。
GM:とりあえず、霧谷からの説明でございます。「お疲れ様です。やっと色々な都合がつきましてね。UGNの研究員と共に、オモイデ様の調査に来ることができました。」
宵ヶ崎:はい。
GM:で、現在の状況は、箇条書きで説明させて頂きます!(笑)
宵ヶ崎:このシーン、出ておいた方が良いですかね?
嶋岡:うん、全員いるよ。
梅宮:はーい。(ころころ)
GM:黄泉還りは世界10数か所で発生している。発生源はその場所にあった、オモイデ様と同質の存在たち。おそらくはレネゲイドビーイングだと思われる。
宵ヶ崎:前々回から登場した言葉。
GM:それぞれが広大な「領域」を展開し、その範囲内で黄泉還りが発生している。その領域は拡大している。止める手段は現状では無い。黄泉還りを起こした一般人は、侵食率が増大し続けている。このままではオーヴァード化するだろう。また、佐上から。「レネゲイドビーイングとは、他のオーヴァードやEXレネゲイドとは根本的に違う存在だ。」雄吾たんが「レネゲイドビーイング、六白霧人が口にした、という概念ですが、この説明は佐上くんに任せましょう。」「あー、佐上です。とりあえず説明するけど。」箇条書きで。
深森:はい…。
GM:ポイントは、人間とコミュニケーションできる知性を持っているということ。自分自身を他の生物ではなく、レネゲイドだと思っていること。報告が確かなら、オモイデ様はそのうちの一体ということになるねっと。
深森:しかも、かなり強力な。
霧谷:事態は深刻です。ですが心配しないでください。これからストライクハウンドが…
嶋岡:やったー!ストライクハウンドだ!(笑)
GM:心強い味方がやって来ますよ!(笑)
宵ヶ崎:どういう事ですか?
嶋岡:UGNが誇る、精鋭戦闘部隊ですよ!
梅宮:よく考えてみて下さい。「沈黙の戦艦」だと…
宵ヶ崎:あー、そういうこと。
嶋岡:神聖騎士団とかと同じです!(笑)
GM:俺が言おうと思ったのにー!(笑)
宵ヶ崎:で、ストライクハウンドが来ました?ん?
GM:霧谷の無線に連絡がある。「こちらストライクハウンド。面影島を確認。到着予定は40分後。」あ、描写がある。
嶋岡:いやー、あれですね。「太平洋洋上」っていうテロップが出るんですね。
GM:ありがとう。(笑)「後続部隊からの連絡です。とにかく、速度優先で来たものでしてね。どう対応するにせよ、戦力は整えた方が良いでしょう。」面白リプレイから設定をパクって来ようかと思ったんだけど、読むのも大変なので、止めよう。
宵ヶ崎:はい。(笑)
GM:「プランナーがこの島にいるなら、世界中を襲っているこの現象もこの島で止められるはず。私はそう考えています。」ストライクハウンドの方から連絡。「こちらストライクハウンド、現在、所属不明の船舶、航空機が接近中。メーデーメーデー!敵はプランナー…!!?」
梅宮:え!!?
GM:あっさり撃ち落されて、何か大変な事になっています!
宵ヶ崎:プランナーが、そっちに?
GM:プランナーっぽい何か?
二階堂:イオノクラフトで浮いてるんじゃないの?まあいいや。
宵ヶ崎:あちゃー。ストライクハウンド、来ないんだねぇ。
GM:「こちらストラ…イク……ハウンド……全滅……し……た………」その言葉を最後に通信は途絶する。
梅宮:何だってー!?(笑)
霧谷:馬鹿な!UGN最強の戦闘チームが一瞬で…だと!?
嶋岡:いや、「最強」というからですよ。(笑)
宵ヶ崎:よし!こっちが最強だ!(笑)
GM:同時に、霧谷が乗って来たヘリが爆発した。ドーン。
嶋岡:あら?(笑)
GM:無線を持った手を、力なく垂らして。ネクタイがはためく感じで。(笑)
宵ヶ崎:霧谷さーん。元気出して。
GM:2発目が飛んできてますけど、良いですか?
嶋岡:避けます!
二階堂:避けましょう!(笑)
GM:敵はもう砲撃ができるほどに近づいているらしい。ひとまず島の中に逃げ込まなくては―。
梅宮:どういうこっちゃ、こりゃあ?
宵ヶ崎:交番に逃げましょう!
GM:交番は燃えています。
梅宮:ヒャアー!(笑)
嶋岡:基本だね!(笑)

面影島包囲網

GM:はい!じゃあ、シーン切り替えます!PC2がシーンプレイヤー!
宵ヶ崎:はーい。(ころころ)1。
GM:身を潜めてしばしの時がたった。上陸してきたFHの戦闘部員は島の包囲を中心に今でも活躍している。何とかして情報を集めねば。ということで、全員登場になります。
一同:はーい。
梅宮:なんてこったー。
GM:とりあえず、情報収集のシーンに入りまーす。情報:UGNまたは情報:FHで目標値9の判定を行うことで、展開されている戦闘部隊について分かります!
宵ヶ崎:あ、じゃあ最初にやりましょうか。
GM:15以上でイベントが発生します。
宵ヶ崎:まあ、コネ:UGN幹部とかもあるし、とりあえずやってみましょうか。(ころころ)
嶋岡:コネ:UGN幹部?目の前にいる霧谷さんのことかな?(笑)
宵ヶ崎:11ですね。
二階堂:はーい。やるよ。社会は7なので、7d!(ころころ)11。財産ポイント4点使って、15です!
宵ヶ崎:この二人の情報収集って、どういう描写になるんだろう?
二階堂:うーんと、いつもお得意様になってくれている人の中から、茫然としていない人を探して。そんな感じ。(笑)
GM:はーい。(笑)マギステルと呼ばれる、都築京香の直属の特殊部隊が居りまして。全貌は謎に包まれていますが、今、明らかになりました。(笑)全隊に特殊処理が施されており、部隊は面影神社を占拠し、何かを探し求めているように動いている。
宵ヶ崎:神社を占拠。
GM:特殊処置とは、賢者の石の埋め込みである。
梅宮:ゲ!
GM:ここでイベントが起きまして。mixiに書いたあれです。牧やんの頑張りで、マギステルは半分吹き飛びました。と言う訳で、この後、このへんをうろついても何の問題も無さそうなくらい、マギステルが居なくなりました。
梅宮:あ、はい。

具体的には、以下のような描写が事前にプレイヤーに知らされておりました。

島の桟橋に場違いなスワンボートが所在なげに停泊している。


うって変わって地下大空洞に至る入り口で、高級な白いスーツに銀縁の落ち着いたシックなデザインの眼鏡を掛けた男、 "ディアボロス"春日恭二がFHの特殊部隊"マギステル"と激しくも静かな戦闘を行っていた。
それは春日恭二の明らかな命令違反であった。

「"ディアボロス"何をしに来た、この負け犬風情が」"マギステル"の隊員たちが春日恭二をせせら笑う。

「決まっている"プランナー"を御守りしに来たのだ」恭二は僅かにスーツに付いた砂埃を厭わしげに払う。

「お前が"プランナー"様を?。馬鹿め、死にたくなければ帰るのだな。ここは我々"マギステル"の作戦領域だ。お前ごときの出番は無いわ」


「"マギステル"…… プランナー様の親衛隊、か。そこをどけ、私は行かねばならぬのだ。あたらお前達を損ないたくない」
男はハンカチを入れた胸を右手で軽く撫でファイティングポーズを取った。
その姿、形は静かな闘志に溢れ、なによりもまた典雅であった。
一人の女性の為に戦う高潔な騎士のようであり、一人の主に使える家令のようであった。

その有り様に春日恭二の気迫に"マギステル"は僅かにたじろいだ。しかしそこはFHの最精鋭直ぐ様、戦意を持ち直し完全なフォーメーション、 完璧な戦術を持って恭二を鏖殺せんと各々ナイフを構えた。

「かって存在したマスターエージェントを越える存在が我等だ、我等を相手にした事、地獄で後悔するがよい……」

「地獄は……悪魔(わたし)の故郷だよ?」
悪魔は不敵に笑い、互いの殺意が交錯する。
その刹那、無粋な声が聞こえる。

「嘘をつくな」
若い男の声と共に圧倒的なエネルギーを持って暴風が吹き荒れる。

一瞬の後、この場にいたFHの最精鋭部隊マギステルは壊滅した。

突然の乱入者に恭二は溜め息をつく。

「ここはわたしの見せ場ではないのかね? 牧島」恭二は眼鏡を直しながら無粋な闖入者に言葉をかける。

「ファルスハーツの"ディアボロス"ともあろうお人が、一山幾らの相手にいきがらなくてもいいんじゃないの?」

あのまま相手したら、アンタ連中皆殺しでしょー。牧島は苦笑しながら小さく呟いた。

「ファルスハーツのマスターエージェント、"マスターソード"の言葉とはおもえんね。が、持ち上げのお言葉は頂いておくか。で、何の用だ牧島」悪魔は不敵に笑う。

「いや、なんで来ちゃうかね?命令でないし、お願いでないし、望まれてないしお呼びでないんじゃないの?」

「ふん、決まっている。プランナーに従い、そのプランを守護する。春日一族とは、春日恭二とはそういうモノだ」

「意地ってヤツか?」

「そうだな。いや、矜持というヤツかな?」"悪魔"はニヤリと笑う。

「あっははは上手くねーよ。が嫌いじゃないか。そんな可愛い事言われると手を貸したくなっちまうな。しかし参ったうっかり連中ぶっ飛ばしちゃったから、 天秤が動いたか?ま、いいか連中とは戦ってみたかったからこれも因果の内だろう。んー恭二、手を貸そうか」

「ほう、まさか、お前が私の為に剣を振るってくれるとはな、嬉しいぞ」

「あ、いや……」
「拳?」
「銃で」

「ふ……十分だよ牧島、お前なら一流エージェントに匹敵する。お前の助力が得られるなら、望外というモノだ」

「シリンダー分だから六発な」

「十分だ」

「ちょうど戦ってみたいヤツがいてね」

「ほう、適合者か?」

「うんにゃ、錬金術師の愛娘の方さ、いい練習になる」

げんなりした顔で恭二は喋る。
「それ以上強くなってどうする気だ。 一体何と戦うつもりだ」

「この空を覆う何もかもとさ恭二、 この世界で自分の意思を通すのは己の剛力のみ、結局、俺もお前も力の信奉者には違いがない。でもだからこそ見てみたい。
力を越える絆というモノを、絆が生み出す力というモノを。……彼らはそういうモノを持っていると思うかい?」

「……愚問だな。今まで私を阻んで来たものはきっとそういうモノなんだろう。でなくばプランナー様の前になど立てぬよ」

じゃあ、俺達、勝てないんじゃないかなーと牧島は思ったが口には出さなかった。

「さて征くか」
どちらからとも知れずその言葉は呟かれ、どちらからともなくその言葉に従った。

白兎はネクタイを締め直し、
黒兎はネクタイを緩めた。

決戦の時まであとわずか。

二階堂:じゃあ、ファルスハーツの動向を見に行ったら、そういう光景が見えたと。
宵ヶ崎:何か、急に大人しくなりましたね。
二階堂:帰ろうか、紅ちゃん。
宵ヶ崎:帰りましょう。
二階堂:と言う訳で、集合場所に行きます。
宵ヶ崎:集合ー。かくかくしかじか。
二階堂:これこれうまうま。
嶋岡:うまうま。
宵ヶ崎:いあいあくとぅるふ。
二階堂:はい。
GM:あと、ディアボロスが来たんじゃね、ってことも分かりました。
梅宮:へぇ~。
宵ヶ崎:確かに、これは「へぇー」としか言いようがない。
GM:港にスワンボートが停泊しております。
梅宮:まさか、春日がスワンボートで来たのか!?まあ、いいけど!
GM:神社の様子を見に行く。ファルスハーツからデータを奪取する。通信妨害をかいくぐって、外部と通信する。という行動が選べます。
宵ヶ崎:どれを優先した方が良いかな?
嶋岡:ちなみに、それぞれどんな判定が要求されるんでしょうか?っていう所が一番問題だと思う。
宵ヶ崎:どれかから先に達成したら、良いことがあるとか。
嶋岡:まあ、3つとも達成した方が良いことがあるだろう。っていう所かな。
GM:一応、ここから先は別シーン扱いとさせて頂きます。侵食率を稼ぎに行くぜ。俺が。
宵ヶ崎:はーい。

封鎖された面影神社

GM:内容を聞いた後に、連れて行くメンバーを追加で選んでも良いよ。
二階堂:とりあえず、社会が高いんで、後で入るようにしますね。
嶋岡:どこから行くかな?FHの秘密情報奪取は、どう考えても荒事になりそうなので、白兵か何か、攻撃の判定が必要になると思うけど。
宵ヶ崎:感覚が高いと、どこで役に立つかな?
嶋岡:あと、一般的な質問なんだけど。確か、隠密って昔は感覚の判定だったよね。隠密が必要な場面なら、感覚が高いと有利だが。
GM:隠密は感覚でお願いします。
二階堂:はーい。
宵ヶ崎:どれが隠密っぽいかな?
嶋岡:それは、神社かな。
宵ヶ崎:じゃあ、神社行きましょう。
二階堂:無線は、調達判定ですかね?
嶋岡:そんな感じがするな。じゃあ、俺がファルスハーツの秘密を盗みにっていうか、強行突破して奪いに行くよ。
宵ヶ崎:じゃあ、通信手段は二階堂、FH情報は嶋岡、神社が私宵ヶ崎で。あと2人は。
梅宮:嶋岡に付いて行きますよ。
嶋岡:じゃあ、龍子さんが来てくれるなら。脳筋2人が突撃するよ!(笑)
宵ヶ崎:どう考えても、殴って情報取りに行く感じですね!
嶋岡:しかし、全く違う判定を要求された場合は…
梅宮:逃げ帰りまーす!(笑)
深森:私は、通信手段の方に。社会が4で、精神が5で…
GM:支部長が行ったら、だいたいの判定に勝負できるよ。(笑)
宵ヶ崎:支部長は二階堂と一緒か。じゃあ、神社は本気で行きましょう!
二階堂:じゃあ、深森さんと一緒に行きます。
GM:じゃあ、書いてある順に解決して行きますね。
嶋岡:神社だよ。
GM:神社の周囲には、FHの戦闘員が巡回している。見つかれば戦闘になるだろう。隠密で目標値10の判定を行う事!
嶋岡:やっぱり。(笑)
GM:って書いてありますが!牧島がふっ飛ばしたので、マギステルは常駐しておりません。
宵ヶ崎:おお。じゃあ、何をすれば良いですか?
GM:知覚か情報で、目標値10で。
嶋岡:知覚の方が得意なんじゃないの?
宵ヶ崎:まだ、沢山振れるな。(ころころ)9!
GM:多分、神社は簡易の病院になってると思うので…。やっつけられた仲間が、死屍累々としていてそれの手当をしてる連中が数人。
宵ヶ崎:知覚の固定値が無いー!すみませーん!!
嶋岡:あ、宵ヶ崎は単独行動していたのか。
深森:しまった…。
二階堂:深森さん、どうする?
深森:そっち、行きます?
宵ヶ崎:すみません、支部長。お願いします!
深森:要人への貸しがあるんですけど…使って良いですか?
GM:良いですよ。そんなにダイスボーナス欲しい?(笑)
深森:いざとなったら、妖精の手を使おう…。(ころころ)回った!
宵ヶ崎:ありがとう支部長!
GM:ここに都築京香は居ない。ここよりさらに先の、山奥に居るらしい。山奥には天然の洞窟がいくつかある。そのうちのどこに向かったのかは分からない。これ以上留まると、うっかり戦闘になりそうなので、君たちはそこを離れないか?
宵ヶ崎:じゃあ、支部長をお姫様抱っこして逃げます。
深森:うはぁ!(笑)
宵ヶ崎:多分、支部長は背が低いって情報があったし。
嶋岡:(何かを食べながら)前回のシナリオから、深森はお姫様抱っこされまくってるな。(笑)
宵ヶ崎:肉体は2点あるから大丈夫!
二階堂:次は、FHとの戦闘か。

敵側の情報

嶋岡:じゃあ、FHの戦闘部隊にケンカを売りに行く我々なんだが。(笑)
GM:敵側の情報。倒した敵から端末を奪う。
嶋岡:ですよねー!やっぱり殴るんだ!(笑)
GM:でも、うっかり遺棄された装備とかが置いてあるので。何か発見する系。知覚とか情報とか。
嶋岡:知覚とかよりも、我々は殴るほうが得意なので。(笑)
GM:分かりました。じゃあ、戦闘系の判定で10!
梅宮:よっしゃ、任せろ。(ころころ)固定値があるから、15。
GM:楽勝か。
嶋岡:そうか。白兵を上げたんですね。
二階堂:龍子さん、バックスタブで一撃で仕留めました。(笑)
梅宮:首の後ろドスッ。
GM:逮捕して、送検するまでがお仕事です!
梅宮:大丈夫。今日は、刃傷沙汰とかも大目に見ます!にやり。まあ、数が多そうだからなー!それに今日は非番だからなー!なあ二階堂よ。
二階堂:だよねー!龍子さーん!(笑)
宵ヶ崎:普通に二階堂と話してる!(笑)
嶋岡:龍子さんが華麗に、チョークスリーパーをかけたわけだが。(笑)
GM:マギステル達に与えられた目的は、島の包囲と、嶋岡の殺害である。
嶋岡:おや!何と!のこのこ俺はやって来たわけだが。(笑)
GM:プランナーは、オモイデ様の本体にアクセスしている。現在、オモイデ様にアクセスするためには、本体に直接接触しなくてはならない。
嶋岡:あれ!?
プランナーは、ハートレスメモリーによるオモイデ様への干渉を嫌っている。その可能性を潰すために、殺そうとしているって書いてあるんだけど。
宵ヶ崎:あー、なるほど。
GM:まあ、京香たんが安定してないのはいつもの事なんで。気にしなくても良いです。さっきは「かかってきなさい」的なことを言っていたくせに、ここでは殺そうとしている。ま、どうせ奴はプランの事しか考えていないので。(笑)どっちでも良いかーとか考えているか、もしくは、もっと賢者の石の純度を上げようとしている可能性も。
二階堂:まあ、プランなんだよ。はい。
嶋岡:ちょっと、情報を整理したいんだけど。3話のクライマックスでは、あくまで神社のご神体があるところで、あくまで本体は別にいるんだよって話だったよね。
宵ヶ崎:もっと大きいのが、どうのこうのって。
嶋岡:で、俺たちが倒れていたのも、もちろんそこだよね。そうか、じゃあオモイデ様本体を探しに行けば良いんだね。
宵ヶ崎:あ、何か洞窟がどうのって言ってた。
GM:オモイデ様と、プランナー。まあ、オモイデ様にアクセスしなきゃだから、プランナーをぬっころしたら。その辺の話を聞いた雄吾たんが、「嶋岡さんの確保と抹殺。ということは、FHは独自にオモイデ様を操作する方法を持っているということですね。都築京香、彼女には不思議なうわさがいくつかあります。数100年や、それ以上に生きる、複数のシンドロームを持つ、何か聞き覚えのある特徴だと思いませんか?」
宵ヶ崎:え、ああ。
梅宮:オモイデ様と一緒?
霧谷:オモイデ様とプランナー。まさかと思いますが、何かつながりがあるのでしょうか?
嶋岡:まあ、3rdではばっちりレネゲイドビーイングであることが既にバレている訳なんですが!(笑)
宵ヶ崎:超ネタバレ。
GM:じゃ、雄吾たんが「ですよねー!」とか。(笑)敵の情報は、以上です。
宵ヶ崎:プランナーのシンドロームが何かってことは、良く分からないという。
GM:これ(支部長)が元プランナーだったことは、誰か報告した?
深森:うう。まだしてないけど、ちょっと…何か…!
嶋岡:報告は多分、深森がやってるので。深森が言ってるのであれば、言ってるだろうし。
深森:ちょっと、タイミングを逃してしまったので…!
宵ヶ崎:ていうか、言ってもしょうがないので。
二階堂:霧谷さんだったら、見逃してくれそうな気もするけどね。
宵ヶ崎:霧谷さんには、折を見て報告っつーことで。
深森:良いのかな…。
嶋岡:霧谷さんは、人情派なので大丈夫ですよ。
GM:それは、正しいことで良いんですか?
二階堂:考えている間に、通信機器を探しますね。
宵ヶ崎:賛成ー。

妨害を超えて

GM:通信機は、強力な電子妨害によって使用困難になっている。しかし、FHのジャミングを潜り抜けることで、交信できるかもしれない。
嶋岡:も、もしかして、ひょっとして精神の判定なのでは…!?(笑)
GM:うん。まあ、機械操作って書いてあるので。でも、今はそんなの無いから、情報:UGNか調達の判定で。
嶋岡:あ、そうなの?
二階堂:情報で良いんなら、社会7点あるので。行きますねー。(ころころ)回った回った。14ですね。
GM:楽勝で抜けました。成功すると、UGNエージェントと通信でき、以下の情報が入手できる。「世界中の黄泉還り現象が加速している。ここで言う黄泉還りは、対象を限定しない、暴走した黄泉還りである。そのため、オーヴァードでなくても、死者へのロイス保持者は、黄泉還りを発生させる。黄泉還りを望んだ者は、レネゲイドに侵食される。これが長く続けば、大量のオーヴァード、そしてジャームが発生する。」また、UGNの幹部からも情報が得られます。「世界の現象は、オモイデ様のコピーである。オモイデ様は現在も活動しているはず。オモイデ様か、それを中継している都築京香を止めれば、この現象は止まるはずだ。」というのが、箇条書きの情報で。セリフ的には、えーっと、誰にしようかな。
嶋岡:うむ。じゃあ、藤崎で。
GM:じゃあ、藤崎で。「黄泉還り現象は、既に世界の90%以上を包み込みました。黄泉還りを望んだ者の侵食率は、急激に増大しています。このままでは、24時間を待たず、各地で大量のオーヴァードが生まれます。」
宵ヶ崎:何だってー!?
GM:「そのうちの半分以上は、覚醒した時の衝動に耐えられずにジャーム化するでしょう。計算はできませんが、少なく見積もっても、億の単位でジャームが生まれるかと思います。これが、ファルスハーツによるレネゲイドの散布だとか大規模なテロであれば、対処のしようもあるのですが…ハッキリ言って、お手上げです。」
嶋岡:まあ、原因不明なわけですからね。(笑)
GM:と言う訳で、フクロウを肩に乗せた子がやって来るんですけど。「ちょっと代わって。良い?こちらから、追加の情報があるわ。世界各地のレネゲイドビーイングが、そちらからの報告書にあった、オモイデ様と酷似した影響を周囲にもたらしているわ。レネゲイドビーイングは、個々が独立した生命のはず。だとすると、現状の現象は似過ぎているのよ。つまりこれは、それぞれのレネゲイドビーイングが独自に動いているんじゃなくて、同じ原型、つまりオモイデ様の能力をコピーして無理やり使わせているような状況だと推測できるわ。とにかく、オモイデ様なり、その能力を中継している都築京香なりを止めれば、この現象はどうにかなるはず。」
宵ヶ崎:ほうほう。ネットワークを断ち切る?
嶋岡:具体的に言うと、都築京香を殴ればいいんですよ。(笑)
宵ヶ崎:分かりやすい!
GM:「お願い、世界を守って。」と言って、彼女からの情報は終わります。
二階堂:全力を尽くしまーす。と言って、敬礼して終わり。
深森:霧谷さんに、自分の事を話します。
GM:イベントやります?
二階堂:じゃあ、その間に戻って、かくかくしかじかしているよ。
宵ヶ崎:まるまるうまうま!
梅宮:うまうま!
深森:で、説明します。「私自身は、プランナーの仮想人格として生まれたような感じなのですが…。」
霧谷:お話しは分かりました。あなたは、深森さんなんですね?
深森:私は、深森まさらです。
霧谷:そうですか、分かりました。では、この1件、最後までお願いしてもよろしいですか?
深森:はい…その後の、処分は、謹んでお受けします…
霧谷:処分?とんでもない。
深森:え?
霧谷:あなたは全力を尽くして、今この事件解決に当たっている。そして、この事件をお任せしたのは、私ですから。もし処分を受けるとしたら、私でしょう。
深森:え!?何でですか!?
霧谷:でも、大丈夫ですよ。ここに居るのは、プランナーではなく、深森まさらさん、あなたですよね。この後も、力を貸していただけますか?
深森:はい!私で良ければ!
GM:じゃあ、「お願いします」と言って頭を下げる。ってところで。霧谷のデスノートに深森の名前が。
嶋岡:ハハハ!鬼か!(笑)
梅宮:ハイ次ー。
GM:はーい。どうしようかな。
嶋岡:何をするべきかは分かったんですが。
宵ヶ崎:洞窟を探しに行こう!
梅宮:それ以前に、牧島とかが出てくるんじゃないのか?
GM:牧島を出さないといけないんだけど、どのタイミングで出すか決めてないんだよなー。
梅宮:決めろや。
宵ヶ崎:じゃあ、洞窟へ行く途中。
GM:洞窟というか、一応前のシナリオで予告したんですが、病院に言ったりしませんか?
深森:ああ、そうだ。病院。
二階堂:たしか、源田さんに教えてもらった。
梅宮:全然記憶にねーわ。(笑)
宵ヶ崎:落ちてきた牧島と、そんな話をした気がする!よし、じゃあ診療所を探そう!
嶋岡:まあ、診療所の場所は知っているだろうと思うけど。
GM:じゃあ、行きますか。シーン変わります。

カウンターメモリー

宵ヶ崎:はーい。(ころころ)ゲ!
深森:(ころころ)10!
嶋岡:飛ばしてますなー。スペリオルミックスとかを飲んだら?(笑)
GM:じゃあ、MJを出そう。
宵ヶ崎:MJって何ですか?
嶋岡:マズいジュース!(笑)
GM:メタリックガーディアンのリプレイに出てきたやつ。
宵ヶ崎:うん!分からん。
梅宮:メリージェーン…
GM:場所は、閉鎖された診療所。で、牧やんが待っております。中に入る?ヤツが中でコーヒー飲んでるよ。
宵ヶ崎:どうします?龍子さん。
梅宮:いや、別に。ふーん?
GM:酷い!(笑)
宵ヶ崎:かくかくしかじかで、オモイデ様の記憶の中で会ったことを、伝えますよ。
牧島:それでまあ、待ってたんだけど。えーと、どうする?会って行く?
深森:会う、とは?
牧島:いや、下に居るから。
嶋岡:下に居るんでしょ?まあ、俺は良いかな。
梅宮:3人って何かな~?ディアボロスのことかなー?
宵ヶ崎:ハハハ!(笑)
牧島:ああ、それはこっから先の話ね。
宵ヶ崎:一目、会わせて頂けますか?お願いします。
嶋岡:じゃあ、行って来いよ。俺は待ってる。
宵ヶ崎:うん。ありがとう。
二階堂:一人で大丈夫かい?
深森:私も付いて行きますよ。
嶋岡:いや、何だろう。感極まって泣かれたりしたら困るので。泣きたきゃ泣けよ!(笑)
GM:一人にさせてやろう的な。
宵ヶ崎:「いえ、大丈夫ですよ。」と言って笑って。一人で行きます。
GM:はい、じゃあ、遺体のように安置されている、3人がいる。
宵ヶ崎:どうしよう。顔に布がかけられています?
GM:そうそう。
宵ヶ崎:ウワァー!怖いよー!
GM:じゃあ、あなたを見て、白猫がニャアと鳴きます。白猫の半兵衛です。
宵ヶ崎:へ?じゃあ、とりあえず、撫でますよ。
GM:撫でられた。嬉しそう。
宵ヶ崎:可愛いなぁ。でも、なぜ猫がここに?
GM:監視役です。
宵ヶ崎:「まあ、酷いことはしないから。」と言って、一人づつ布をめくって行く。
GM:じゃあ、1発目で当たりです。小夜の顔です。
宵ヶ崎:じゃあ、良いのか悪いのか…とか思いながら。首を触りますが、脈は?
GM:ごく弱くあります。
宵ヶ崎:冷たいです?
GM:そうですね。
宵ヶ崎:んー、じゃあ、「もう少し待っててくれ。」と告げて、布をかぶせて。猫を撫でてから、上に戻りますよ。
GM:ニャア。と言って、誇らしい顔になる。彼女たちは任せろ。的な。
宵ヶ崎:ああ。「お願いしますよ、源田さん。」と。
GM:いや、ハンドリングを切ってるらしくて、マジでただの猫。(笑)
宵ヶ崎:なに!?じゃあ、全然気づかずにそれを言いましょう!(笑)
GM:じゃあ、ニャア。と言って見送ります。
宵ヶ崎:と言う訳で、戻りますよー。「ただいまー。」
深森:お帰りなさい。どうでした?
宵ヶ崎:小鳥遊しか見てねーわ!そういえば!(笑)
梅宮:とりあえず…集中して行こう。
宵ヶ崎:はい…。どうでしたかって言われてもなー。ちょっと難しい顔になって、「行きましょう。」とだけ。
梅宮:じゃあ、そこで牧島に向かって。「で、お前。何しに出てきたんだよ。」
宵ヶ崎:そう言えば、見せるためって訳でもないだろうし。
GM:「前も言ったけど、彼女たちを助けて欲しいのさ。」と言って、コーヒーのカップを置きます。「さてと、それでは開陳させてもらおう。俺のプラン、カウンターメモリーを。」
宵ヶ崎:カウンターメモリー
GM:彼女たちを助ける方法。それは、今、彼女たちは死んではいないが、生きてもいない。そういう状態だ。このまま放っておけば死ぬ。俺と源田の介入でギリ生きてるが、そういう状態だ。生命エネルギーというか、天命というか、寿命というかが尽きて死ぬんだと思ってくれ。生きていても死んでいても、問題ないからできたイカサマさ。助ける方法は一つ。多分だけど。俺に思いついて、実行できたのはひとつ。」寧人の無疵なる石を指さして。「その石を、無疵なる石を使って、オモイデ様の力を使う。思い出させてほしいんだ。生きていることを。君たちが生きていて、僕らは君たちに生きていて欲しいって、幸せになって欲しいって、そう思ってる。そのことを彼女たちに知らせて欲しいんだ。今の彼女たちは絶望していて、生きる気力/ZEROだからね。」
嶋岡:ふーん。
牧島:手段を教えよう。やりたい事はほぼ一緒なんだが、オモイデ様を操るプランナーを倒し、オモイデ様を奪回。助けたい彼女たちを強く想い、無疵なる石を使えば、それでOK。
宵ヶ崎:ふむふむ。…あ、つまり、これってその、私たちのタイタス復活用にハートレスメモリーが使えない?そういう訳ではない?
GM:ゲーム的に言うと、Sロイスで助けたいキャラクターを指定してください。で、ロイスを取得してください。そのロイスを、エンディングフェイズまで維持できたら、彼女たちを助けることができます。
梅宮:なるほど。やってやろうじゃないか。
嶋岡:ふむ。良いかな?ここで皆をぐるりと見渡して、こう言うよ。「宵ヶ崎は、小鳥遊を助けたいか?」
宵ヶ崎:「助けたい。」目を真っ直ぐ見て。
嶋岡:そうか。じゃあ、梅宮さんは、今度こそ冬日を守りたいか。
梅宮:そうだ。
嶋岡:深森は、小春に新しい人生を切り開きたいか。
深森:はい。
嶋岡:「そっか。皆がそう願うなら、俺は全力で、その手伝いをするだけだ。」と言って、笑います。
宵ヶ崎:ありがとう。
嶋岡:じゃあ、そんな感じです。
梅宮:じゃあ、ロイスを取りましたー。
宵ヶ崎:取りました!Sロイス!
GM:速いな!?(笑)
深森:えーっと、小春さんを入れたら、枠に収まらないんですけど…。
GM:そうか。困ったな!?これは難しい。詰んでる。
深森:ううー。
嶋岡:じゃあ、俺が取ろうか?小春は。まあ、あくまでも話を振ったのは、深森に対する演出上の問題なので。
GM:じゃあ、そうしてもらって。そういう事もあるわ。
嶋岡:問題は、これで火力が100点減ってしまったことなんだが。
宵ヶ崎:なぜ!?
嶋岡:Sロイスの再起の効果を使って、氷熱の軍団を2回使う予定だったんで…。
宵ヶ崎:あー…。
GM:消せなくなったってことか。
嶋岡:そういうことか。まあ、しょうがないな。まあ良いか。エンディングまで残ってればいいのね。
GM:まあいいや。バックトラックまでに残ってればいいや。
宵ヶ崎:よし!
梅宮:じゃあ、続けよう。
GM:牧やんに、何でこんなことをするのかって、訊いてほしいな!(笑)
宵ヶ崎:じゃあ。「で、牧島さん。なんでこんな事してるの?」
GM:ありがとう!
二階堂:超雑に訊かれた!(笑)
牧島:なんでこんな事をするかって? 意趣返しさ、前に言ったかもだけど俺、異世界から来たんだ。だから平行世界の移動もお手の物でね。
宵ヶ崎:へー(棒)
GM:「そして此処と良く似た世界に最初関わった。PC4として。あ、解らない? まぁ気にせず続けようか。何処にでも運の悪いヤツや悪い巡り合わせの悪いヤツはいてね。それがうちのPC1さ、あーえっとうちの世界の嶋岡君ね。プランナーには勝ったよ。彼は世界を守ったよ。けどバックトラックに失敗…じゃないか、えっとジャーム化しちゃってね。俺は最後の戦いに別件で参加できなくて、」いや、これ、プレイヤーの方が仕事で…。
宵ヶ崎:あちゃー。
牧島:祝勝会に参加するつもりであの世界に移動したら、エライ目にあったよ。君、強すぎだろう、結局止めはあっちの世界の紅ちゃんに任せちゃった。あっちの紅ちゃんはアイツの事好きだったから、酷な事させてしまったよ。
宵ヶ崎:マジでか!?
GM:と言って、肩をすくめる。「だから。だーれも幸せにならなかったのさ。腹たつよな。ムカつくよな。アイムアングリーだぜ。マジほんと」ギリギリ拳を握る。「ほんの少し、後少し、何かが違っていたら、彼女達も君たちも幸せになれた。あ、いや違う。」
梅宮:いや、お前が参加しなかったからだろ。
GM:「オオゥ!!?それを言われると辛い!まあ、君たちは違う。コレからだからさ。だからまぁ、他の世界線、見てきたのよ。俺。」ここで、ログを二つほど晒しまして。

  • ttp://trpg-egg.seesaa.net/s/article/346778603.html
  • ttp://sepa-color.sakura.ne.jp/

とか。
宵ヶ崎:ああー、ああー…。
GM:とくにTRPGノタマゴサン、超参考にさせて貰いました。ありがとうございました。超面白かったです(マッハ突きの構え)!本題に戻るね。「まぁ、色々さ、勝ったり負けたりさ。ちなみによそは此処より早く終わってた。時間の進みって同じじゃないのね。また、ずれた本題はね、そのどの世界でも彼女達、小夜や小春、冬日は死に続けてきたよ。そしてその死を悼み涙し、無力に思い怒るのさ、みんなが彼女達をどうにかしてやりたかった。その想いを無念を此処に持ってきた。」牧島の両手が青く輝き燐光を帯びる。
梅宮:おお?
GM:「俺の俺たちの無念、晴らしてくれないか」と言って、右手を嶋岡に、左手を龍子に伸ばします。
梅宮:はぁ?
宵ヶ崎:ああ、そういう事か!
二階堂:あー。
嶋岡:じゃあ、その手を取るよ。
梅宮:仕方がないなぁ。
GM:じゃあ、青く輝いて。あなた方の手に移ります。「ぶっちゃけた話、彼女達を助けた所で世界に意味があるかどうか、解らない。はっきり言って、これからの世界を救う戦いに余計なハンデを背負い込むだけかも知れない。結果を見れば、彼女らを助けた所でバタフライエフェクトや賽の目、運しだいでこの事件での犠牲者が増えるだけかも知れん。京のケタまで試算したけど、もう、正直どうなるかわかんねえ。けど、彼女達が助かる事に意味があると俺は信じてる。君たちはどうだ?」と言って、受け取った二人の方を見ます。「ありがとう。嶋岡君と龍子さん。俺の手をとってくれて。」
嶋岡:いや、まあ。そりゃあ…うん。皆が望むなら。俺は、全力で答えを出すよ。
梅宮:「あんたはFHとは無関係に動いてることは、分かった。だが、FHの"マスターソード"として出てくる時は、容赦しねぇからな!」と言って、にこっとする。
GM:彼は、汗をダラダラ流しますよ!(笑)
宵ヶ崎:蛇に睨まれて動けない。(笑)
嶋岡:まあ、しょうがないね。牧やんは無一文だから、よくプランナーにごはんをご馳走されてるんだよ…。(笑)
GM:「とりあえず、君たちに手を貸したい連中がいるんだ。こいつは素手のほうが都合がいいんでね。」彼の腕を握る。嶋岡の右の掌に阿の文字が、龍子の左の掌に吽の文字が刻まれ青く青く輝く。

ここで、嶋岡のリレーションアイテムの内容を貼っておく。

名称:精霊手(阿)
種別:リレーション
必要経験点:0
REC:オモイデ様
解説:一人面影島らんど。牧島の悪戯。1種の呪い。

通常効果: 貴方にロイスを持つキャラクター、一人につき全ての判定に2個のダイスボーナスを得る。この効果は常時効果である。
また、あなたが戦闘不能になると貴方にロイスを持つ相手の侵蝕率は2D10上昇する。

強化効果1:あなたがロイスを持つ相手にあなたが通常効果で得たダイスボーナスを適用する。

強化効果2:あなたに対してロイスを持つ相手は上記の侵蝕率上昇の効果を受けない。
 REC:宵ヶ崎紅&深森まさら&梅宮龍子 

GM:まあ、始めるのは嶋岡。終わらせるのは龍子さんかな。もっとも、トドメは別に要るだろうけど。
梅宮:ふーん。このリレーションアイテム、RECの所がハテナってなってるけど、これは牧島?
宵ヶ崎:じゃあないらしいっす。
GM:ハズレ。
宵ヶ崎:まあ、もうちょっと考えてみましょう。
GM:龍子さんでは思いつくことが無いです。龍子さんでは、その考えにはならないはずなので。なので、プレイヤーの方が考えて決めて下さい。
梅宮:プレイヤーで?
二階堂:え、馬さんじゃないの?(笑)
GM:あれは、別に装備を持って来るだけだから!(笑)
梅宮:あ、はい!ていうか聞いてくれよ。あいつが、この戦いに味方として参加した時、何かがあって、あいつが一族から放逐されたとか言っても、私は責任が取れないんだよ。だから、あいつにはあんまり関わってほしくないんだよ!?(笑)
GM:責任取ってくれてもいいのよ!?(笑)
梅宮:ちげーから!(笑)
二階堂:おいで~!(笑)
宵ヶ崎:牧島から、他に何かは?(笑)
牧島:じゃあ、よろしく。
宵ヶ崎:「ありがとうございます。」と一礼を。
牧島:いやぁ、礼を言うのはこっちの方さ。後で邪魔しに行くことになっちまうかもしれないが、まあ勘弁してほしい。
深森:その時は、その時です。
宵ヶ崎:まあ、FHですからなぁ。「その時は、私も容赦しませんが。」
牧島:「最初はさ、成長しても、それでも俺の方がダイス数勝ってるよなーって思ってたんだ!バフの数って酷いよね。」
宵ヶ崎:「それは私も思いました。」ん?何か別の所から情報が入って来てる気がする。(笑)
梅宮:仕方がない。なんかメタな生き物なんだ、こいつは…。
牧島:俺はホラ、3次元上に干渉できる唯一のキャラクターだから!
宵ヶ崎:よし、そんな所か。
梅宮:デップーか。
嶋岡:俺ちゃんか。今度映画化もされるよ!(笑)
GM:そうそう。だから、プレイヤーに向かって挨拶するキャラクターが居たっていいじゃないか!(笑)そろそろ診療所から出て行く?それとも、牧島を診療所から追い出す?(笑)
宵ヶ崎:ここ、使える医療設備とか、ありませんかね?
牧島:あ、医療トランクが1個、源田が持ってきてくれたはずだけど。
宵ヶ崎:そうだった。
牧島:今の話、源田にバラさないでね。あれは、あいつが置き忘れてたもののはずだから。
二階堂:ああ、何だ。置き忘れたものなら、しょうがないですね!(笑)
宵ヶ崎:FHの物でも、しょうがないですよね!
梅宮:都合よく使わせてもらおうか。
宵ヶ崎:源田さんっていい人だな~!では、また後で。
牧島:じゃあ、また後で。洞窟で待ってる。たどり着けるものならね。
梅宮:で、どうしようかな?
二階堂:とりあえず、オモイデ様の場所を探さないと。
GM:と言う訳で、シーン切ります!マスターシーン入ります!牧島が嬉しそうに歌っております!
嶋岡:らん、らんらららんらんらん♪(笑)
GM:「さぁ♪ 遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ、ライターもデザイナーも照覧あれ、こいつがユーザーの回答だ!!」と、偉そうに何か言っております。(笑)では、シーン切りまして!龍子さんのシーンにしましょうか。

でっかい落とし物

梅宮:あ、はい。
GM:今、どこに居ます?
梅宮:え、診療所から出てー。
GM:じゃあ、出た所に、白いパラソルの。(笑)
深森:どこにでもパラソルが!(笑)
GM:ゴーン!とベンツが停まっておりまして!
二階堂:むしろ、よく無事だったなー。(笑)
嶋岡:まあ、一応FHだからなー。
GM:椅子から立ち上がって、「行くの?」
梅宮:じゃあ、爆笑しながら。「何やってんだよ!?」と、言いますけど。(笑)
GM:「馬走家の人間というものは、いつも…」
嶋岡:「いつ如何なる時でも、優雅でなければなりません!」(笑)
GM:ん、ありがとう。言いたいことは、だいたいそんな感じです!(笑)
梅宮:は、は、はい。(笑)
嶋岡:「あ、はい。」とか言われてますけど!(笑)
宵ヶ崎:わー、すごくベンツだー。
GM:で、ちょっと大きなトランクケースを、ズンと置きまして。「もし、この辺りで馬走家驚異のメカニズム!片手で使えるクリスタルシールド!シナリオ中三回まで使用できる!っていうものを見かけたら、後で届けてね。」と言って、去って行きます。
梅宮:おおー!
嶋岡:あれ、クリスタルシールドって、両手必要だったっけ。
GM:両手必要なの。ルールブック2を確認下さいませ。
二階堂:龍子さん。荷物に追加しておくんだ!
梅宮:あ~!これはいいものが落ちてたなぁ!後で届けよう!(笑)
GM:3回使ったら、壊れちゃうんだけどね!
宵ヶ崎:まあ、その時は、壊れたのを拾ったことにしよう。
GM:で、彼女は去りながら。あらぬ方を向き震える声で「死なないで」と言う。
梅宮:そりゃあ、もう大丈夫さ。
GM:そして、少しクスリと笑ったような気配がして、シーンは終了します。
宵ヶ崎:良いヤツだなー。
深森:何か、いろんな人に助けられてる…。
梅宮:「いやぁ~、FHは本当にまとまりのない集団だから、そういう奴が居ても良いのさ。後は、本人が自己責任で何とかしてくれるよ。」と言って見送る。
宵ヶ崎:馬走さん、かっこいいなー。

極秘指令

GM:では、紅ちゃんのシーンです。
宵ヶ崎:私?何かあったっけなー。(ころころ)と言う訳で、登場しました!
GM:じゃあ、えらい渋い声で、「にゃあ。」とか。
宵ヶ崎:は!?待った待った!どこから聞こえた!?
GM:龍子さん、インセインのデータをお持ちですか?
梅宮:は、はい。(なぜか用意している人)あのー、あいつはハンドリングができないんですが。
GM:だから、ニャン太郎が持ってきてくれた。

ニャン太郎とは、このキャンペーンの0話として開催されたセッション「境界線上のスクールライフ」に登場したPCの猫である。エキストラではないので、Dロイス動物使いの力を以てしても、インセインには懐かなかったという因縁の猫なのであった。

宵ヶ崎:猫ですか!今、足元に居ます?
GM:で、ごろりとトランクケースを、あなたの元に。
宵ヶ崎:猫!力持ちだなぁ~と思いながら。EXレネゲイドってすごーい。
梅宮:あいつ、どういう生き物なんだっけ…?
GM:開けてみます?
宵ヶ崎:開けます。パカッ。
GM:はい。じゃあ、何が入っているのか、何が入ってますか?(笑)
二階堂:ジャン!(笑)
梅宮:アルティメイド服が良いな!
一同:ハハハ!(笑)
GM:やっちまったー!!!
二階堂:マジで!?
深森:あれって、RCにプラス修正が付くやつですよね!?
嶋岡:アルティメイド服は着てくれるか分からないから、せめてUGN戦闘服とかにして下さい!
宵ヶ崎:見た目は任意って書いてあったんで、それで…
GM:調達判定をお願いします!失敗したら、よく似た普通の衣装になります!(笑)
二階堂:大丈夫!インセインは社会の値が高いから!
梅宮:わーい、頑張れアイツ!(笑)インセインは手配師のコネを持っているので。+3dしてー。11d+4!頑張れ!(ころころ)23。よし!
宵ヶ崎:アルティメイド服が買えた!
梅宮:アルティメイド服は行動値が-3になるけど、装甲が+10されるよ!装備している間は、RC判定の達成値に+3だよ。
嶋岡:あまり…!(笑)
宵ヶ崎:RCは持ってないぞ?まあ、行動値は12あったら十分だろう。それに、防護10なら、頼もしいし。それに、インセインがくれたものか!着るよ着るよ!
嶋岡:着るんだ!?(笑)
宵ヶ崎:しかも、見た目は…
梅宮:じゃあ、パニエが入ってふわふわの、膝丈スカートの。Sheglit風の。
GM:まさかアルティメイド服持って来るとは!(笑)これがプラスになるか、マイナスになるか。
宵ヶ崎:まあ、攻撃のタイミングがずれるのは、それはそれで時々利点になりますよ。「なぜ、アイツはこれを!一体、いつのタイミングで?」
GM:問題はそこじゃない。サイズがぴったりだってことだ。(笑)
梅宮:その通り。3サイズくらいは、余裕で把握している!(笑)
宵ヶ崎:もう慣れました。3サイズ把握されてるのは!
GM:3サイズどころじゃない。立体裁断なんだぞ、これ。アンダーのサイズまで把握してるってことだぞ。
梅宮:何だろうな。昔エアギアというマンガで、超男目線という謎スキルを持ったヤツが出てきたんだが、そういう系の能力だ。服の下のハダカが透けて見えるというやつだ。
宵ヶ崎:ウワァー…。「相変わらず、ぴったりだなー…。」と思いながら着ますよ!

ここで、昼休憩に入りました。以下、再開後。

二階堂:あ、そうだ。事後報告になるんですけど、さっきのお茶のシーンで、深森さんにロイスを取りました。
GM:あ、リレーションアイテム取ってくれたのね。
二階堂:カップオブティーを取得。

続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)