Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

ハートレスメモリー「Heartless Memory ハートレスメモリー」 その2

記事の掲載順とかを調整したりしてます。PC2のオープニングは、前記事に入れました。

PC4のオープニング

嶋岡:じゃあ、俺が二階堂さんにロイスを取るよ。尊敬と不安だよ。
二階堂:ありがとうございまーす。ちゃんと、彼女の名前も決まりましたよ。石黒絵里(いしぐろ えり)さんです!一発出力したよ!
梅宮:女優みたいな名前だなぁ。
二階堂:じゃあ、過去を見ることになるんですが。一時的に、婚約者さんのロイスを結んでおいて良いですか?
GM:一時的なのか。
二階堂:後は、間宮さん(シナリオクラフトで遊んだ際に、二階堂と一緒に登場したキャラクター。なんだかんだで、二階堂とは3回くらい共演している。中の人はPC2と同一人物。)、美作、龍子さん、Dロイス記憶探索者。
嶋岡:じゃあ、二階堂さんにロイス取りました。ピカー。(扉が出現した的なロールプレイ)
GM:じゃあ、あなたはとある恋人たちの、幸せな時間を垣間見ます。
宵ヶ崎:おおーっ!
梅宮:見たかったなぁ!(笑)
GM:ああ、一応繋がってはいるんで、基本的には、共有。会話は出来ないけど。
嶋岡:大丈夫です。慣れているので。両親が酷いので!いちゃラブは適当に流す能力を持っています!(笑)
GM:俺がひたすら描写を読んでいった方が、二階堂にダメージが入って良いかも。(笑)
二階堂:どうぞどうぞー。
GM:恋人の名前は石黒絵里。寂しがりやで人見知りでツンデレだが、芯は強くてしっかり者だ。高校からの友人で、大学で僕と付き合い始め、就職の後に婚約。仲良くなった高校時代、周りに冷やかされて、石黒が意地を張り、それに僕は、思わず苦笑い。就職した後、飲み屋で失恋の話を聞く。ダメだ、あの一連の流れしか思い出せない。止めよう!(笑)(GMは「ヲタクに恋は難しい」にはまっていた)
二階堂:良いんですよ読んで。読むと決めたなら!
GM:じゃあマンガを引っ張り出そう。「売り子として同伴可能です!」というところまで!(笑)
梅宮:なんだー、同人作家だったのか。知らなかったぜー。
GM:俺も知らなかったよ!(笑)飲み屋で失恋の話を聞く。ちょっと嫉妬して、「僕にしておけば?」その一言で交際を開始した。寒い日に待ち合わせ、初デート。就職して1年、婚約指輪を渡す。給料の3か月分ですか?
二階堂:(笑いながらサムズアップ)
嶋岡:婚約指輪が3か月分!?(笑)
GM:だったそうです!ちょっとしたケンカの後、いつもの通り仲直り。手を繋いで帰ろうとしたところで、ジャーム関連の事件が発生した。建物が倒壊し、なすすべなく二人とも巻き込まれた。彼女は致命傷を負い、僕もそうだったが、彼女の「生きて」の言葉で、僕はオーヴァードに覚醒した。こと切れた彼女を抱いて、茫然と残骸の奥に居て、うずくまっているのを、UGNに発見された。で、目を閉じて、開けたところに、二人が立っています。
宵ヶ崎:あー…けっこう、重かったぞ。記憶としては。ただ、最後に死んでるんじゃないかー!
嶋岡:気まずいなー!と思ってるよ!(笑)これ、あれですか?お互いの記憶を垣間見たってことがばれてるんですか?
GM:まあ、分かるでしょうね。
宵ヶ崎:二階堂さんも、多分紅ちゃんの記憶を持ってますよね。状況的には、そんな感じ?
GM:そんな感じ。これねー、順番に行ってるようなんだけど、時間軸的には、一瞬だと思う。
二階堂:あー、なるほどなるほど。じゃあ、失礼ながら。二人の目を隠すように、両手で、パッと。「ちょっと、今の、見たかな?」
嶋岡:あー…。はい、見ました。(笑)
宵ヶ崎:申し訳ありません…。
二階堂:「いやいや。僕もね、今まで声を忘れていたんだよ。人間、声から忘れていくって、本当なんだね。あれだけ酷かった記憶だったのに、もう忘れてしまっていた。」少しだけ茫然として。「あとは、そうだなー。僕もあの時は幸せだったし、彼女を幸せにしたかった。僕も幸せになりたかった。でももう、それはもう叶わない。けれど、僕は彼女を亡くした悲しみも、彼女の居ない世界で生きていく絶望も、自分自身のものだけでいたいから。この気持ちは、オモイデ様にももうあげないし、君たちにも、欠片だってあげない。だから、忘れてくれると、嬉しいなぁ。」と言って、悲しそうに笑った気配だけします。
宵ヶ崎:このっ…!!
GM:手の温かさを感じながら。
二階堂:そんな感じです。
深森:どこかの世界で、主人公になってそう…。
宵ヶ崎:二階堂さんは、PC1だから。(シナリオクラフトの)
GM:君は、自分の人生というゲームのPC1なんだよ。(笑)
二階堂:ははは。そうそう。
梅宮:人によって、難易度は違うけどな。
宵ヶ崎:ははは…。
二階堂:まあ、そんな感じで。お二人、どうします?
嶋岡:んー、困ったな。二階堂さんは男性だからなー。
宵ヶ崎:大人だったなー!すげー大人だ!じゃあ、「分かりました。」とだけ。寂しそうに。すげー寂しい記憶だったもん…。
嶋岡:二階堂さん。まあ、短い間ですが、二階堂さんにはお世話になっています。だからもし、二階堂さんに困ったことがあったり、何か辛いことがあったら、俺たちに相談してください。まあ、ガキの俺たちじゃあ、大した力になれないかもしれませんけど。
二階堂:じゃあ、その言葉を聞いて。「ありがとう。そういえば、そういう言葉を、他の誰かにも聞いたような気がするな。」と思ったら、他の人の声が聞こえても良いですか?相棒の。
宵ヶ崎:相棒!
二階堂:ちょっとだけそれを思い出して、相棒とのロイスが繋がって、相棒の声が聞こえてきます!(相棒とは、要するにシナリオクラフトで3回ほど共演した間宮のことである。)
宵ヶ崎:よし。間宮だ。「おーい、二階堂君!僕との縁が、君の生きる術になるって言うなら、それはどんなふうに使ってくれても構わない!ただ、必ず帰ってくるように!分かった?約束だよ!!」
二階堂:と言う声が、ふっと聞こえると、寧人君の声で、呼び覚まされて、ちょっとだけ湿った声で、「参ったなぁ。」という震えた声が聞こえてきます。
宵ヶ崎:うぉぉーぅ…!
嶋岡:そうか。それは、宵ヶ崎の肩をガシッと持って。後ろを向けますよ!(笑)男は、泣いてる姿はあまり人に見せるもんじゃないから!
GM:ウホッ!じゅるり。
梅宮:ここでGMが!!
GM:ケダモノのように!!
梅宮:このロールプレイから、ルージュを1点得ました!(笑)
GM:ハハハ!(笑)
宵ヶ崎:間宮さん、何ロイスになってる?
二階堂:Sロイス!
梅宮:Sロイス!?(笑)
宵ヶ崎:よし!!さっきのことを、よく思い出すように!ルール的にも!(笑)
二階堂:はい!ここで寧人君が、上手いこと紅ちゃんと一緒に後ろを向いてくれたので、少しだけ落ち着いたところで、二人の背中を押します。「さあ、前に進んでくれ。僕じゃあ、どこに進んでくれればいいのか、分からないから。君たちの後に付いて行くよ。」
宵ヶ崎:ただね、今度は、二階堂さんのロイスを使わないと。
二階堂:あー、そっか!(笑)
宵ヶ崎:そっちがハンドルを持ってくれたら、こっちがペダル漕ぐから!(笑)
二階堂:そんな感じですかねー。

PC5のオープニング

嶋岡:じゃあ、舟を漕いでいますよ。
GM:そうなのか。じゃあ、舟を漕いで、龍子島にやって参りました。(笑)竜宮城じゃねえの、と思いつつ。
二階堂:はい!(笑)
GM:えーっと、どうも、激しい戦闘があったようです。龍子さんは、地面に押し付けられて、腕をしぼり上げられて。かなりズタボロな感じで。
宵ヶ崎:怖いよ!?
嶋岡:やってるのは、誰!?
GM:顔は見えません。で、その前には、妙齢の女性というか、ぶっちゃけプランナーなんですけど。
梅宮:おいー…。
嶋岡:それは、助けに入るぞ。
二階堂:龍子さーん!
GM:過去の記憶を共有しているだけなので、このシーンには君たちは介入できないのです。
宵ヶ崎:うぇー!
GM:「随分とてこずらせてくれましたね、梅宮龍子。」えっと、昔のコードネームって何だっけ?
梅宮:忘れた。あの頃、多分無かった。
GM:じゃあ、何か番号で呼ばれます。「そんなに簡単にファルスハーツから脱走できると思っていたんですか?」腕掴んでるの、やっぱり馬走にしよう。
梅宮:馬かー!(笑)
GM:その方がやっぱり、因縁的に面白い。もちろん、馬だけに負けたわけじゃないけどね!
梅宮:馬は防御力が高いからよ。(アーマークリエイトとかで)
GM:馬は殴っちゃいけないのに、馬は毎回入って来る!(笑)
梅宮:うーん、そうだな。じゃあ、馬に向かって、「離せよ!!」と叫ぶか。
嶋岡:じゃあ、離します。
GM:「大人しくして下さい。」「確か、あなたには妹さんが居ましたね?」
梅宮:じゃあ、「乃花に何をする気だ!」と。
プランナー:では、こうしましょう。彼女には何もしません。
梅宮:え?
GM:「ただし、あなたには…」と言って、薄く笑う。「何をしてもらいましょうか?」
梅宮:うううううーっ!これは、嫌な予感がするぞっ!
GM:で、ここで、何らかのEロイスなり何なりが使われて。プランナーがジャームかは分からないんですけど。プランナーパワーだったら、きっとEロイスも使えるに違いない!(笑)
宵ヶ崎:何となく納得してしまう!(笑)
GM:彼女の目が赤く輝いたら、鳥っぽいものが飛びますよ!(笑)
梅宮:ええー!?鳥!?
GM:まあ、ネタなのでおいといて下さい!(笑)
梅宮:は、はい。
GM:で、あなたの記憶の一部が欠損します。つまり、妹が生きていること。
梅宮:え?これ、最近の話ですか?
GM:うーんとね、けっこう前の話。10年くらい前の話。
嶋岡:なんか、梅宮さんが若いわ!(笑)
梅宮:うん。あの頃は茶髪だったんだ。
二階堂:高校生!?
GM:もう一つ。自分は脱走できたんだって、そういう風に記憶が上書きされます。で、その後ちょいちょい、記憶に操作が入るんです。思い出しかけたら、消されるとか。何かの拍子に、警察官になってみようと思うとか。それは本当の自分の意思だったのか、それとも相手の操作だったのか。その辺がよく分からないまま。
梅宮:て、ってことは、それを思い出させられて、…
GM:一番大事なのは、妹さんは生きている。馬走のところに、彼女は居るっていうことを思い出します。
梅宮:え、じゃあ、全部、私はプランナーの手のひらの上で、遊ばれていたのかー!!というところで、帰って来るわけか!!
宵ヶ崎:な、なんだってー!?
梅宮:そこで、どうしようかな…大の字になって、そこらへんに横たわるか…。(笑)「もうやだ、こんなのー!」
GM:こんな人生イヤダー!(笑)
二階堂:もしもしー!?
GM:あなたと、妹さんの10年間を奪ってきたのは、10年間だったんだよ。ということを思い出しましたよ。
嶋岡:プランナー許すまじ!(笑)
宵ヶ崎:いやでも、妹さんが生きてるのが確定した!
梅宮:そんなことは分かってたんだよ!?何となく分かってた!
GM:それでね、馬がとある時期に面影島に来てたのもね、妹さんを復活させないためだったんだよ。縁切の祭りの前後に合わせて来てたんだ。
梅宮:そういうことか。え、何でですか?復活できるんですか!?
GM:だから、一部だけでもそれっぽい動きをするような、生き人形のようなものが黄泉還ってくるんだけど。それをさせないように、龍子さんが「妹は生きてる!」って思うように仕向けるんですよ。
梅宮:ああ、だから下手に証拠を残していくんですね。
GM:あれはむしろ、妹さんの…まあ、そこからは馬の心に触れてやってください。(笑)
梅宮:ははは…。(笑)
宵ヶ崎:ああ、そうか。馬は島に来てたわ…。
二階堂:じゃあ、龍子さんに駆け寄らねば。
嶋岡:大の字に寝転がってるところに、3人が立ってるんですね。(笑)
宵ヶ崎:応急手当キットあるんですけど、使います?
梅宮:「見んなよ、もう…。」と言いながら、起き上がりますよ!(笑)
二階堂:龍子さーん!
宵ヶ崎:目が醒めました?
梅宮:いやいや、良いから良いから!(笑)それにしてもあのクソ女、今度会ったら…!!
宵ヶ崎:それはどっちに対して?
梅宮:プランナーの方に対して。
宵ヶ崎:良かった!
GM:馬にそれをされると、俺、かなり泣くなぁ…。(笑)
梅宮:馬にそんなことはしないよ!でも大丈夫だよ。馬はちょっと殴ったくらいじゃ、ダメージ入らないよ。防護点20点くらいあった気がするからさ。(笑)
二階堂:メタいメタい!(笑)
GM:そこ!?そこなの!?
宵ヶ崎:あ、そうだ!妹さんは生きてたんですね!
梅宮:ああ、何となく分かってた。あいつ、わざわざ証拠を持ってきてくれてただろ。来る度に!!
GM:あれ、証拠なの?
梅宮:何となく。だって、あいつはあんなのより、派手な花を持ってきそうじゃん!
GM:え!?ビオランテくらいのやつ、持ってこないと駄目なの!?(笑)
梅宮:あ、良いね良いね…ってビオランテは違うから!ゴジラと戦えるやつだからそれ!(笑)
宵ヶ崎:で、記憶を思い出して。
梅宮:ハズかしいなぁ、もう…。
宵ヶ崎:恥ずかしいとは?
梅宮:もっとマシな記憶もあるのにね、どうしてこんな記憶を見せるのかなぁ…。
GM:上流の方から流れてくるんですよ。プランナー殺すべし!って!(笑)
二階堂:まあ、そんな感じで。龍子さんが、自分の口で言うことだけを僕は信じてるから、今のは忘れることにするよ。
宵ヶ崎:そうですね。私たちは、何も見てませんでした!
梅宮:「そうだねー。」と言いながら、涙をぬぐって。「よし行くか。」
GM:じゃあ、このレアなシーンを心のシャッター切っておこう!
梅宮:お、おう…。
GM:で、二階堂さんのあれやこれやは、知ってるの?何か言う?「君には分けてあげない。」とか言ってるケチンボが居るけど。
梅宮:知らなかった。じゃあ、「さっきのあれ!くっそマブいじゃねーかよ!」と言いながらタックルするか。悔し紛れに。
二階堂:じゃあ、手で受け止めさせてもらおうか!バシッと!(笑)それにしても、ここで何を龍子さんに言うべきか。
梅宮:もう何も言わんといてくれい…。(笑)
二階堂:そうですね。もし何か僕に出来ることがあれば、みんなで協力するから、言ってくださいね。
梅宮:「そうだね…。」そんな感じでしょうか。
GM:皆でプランナーを殴ろうっていう。
宵ヶ崎:ですね。
二階堂:まあ、みんな絶ゆるですけん!
嶋岡:じゃあ、端っこの方で、笑いを噛み殺してますよ!(笑)
GM:笑いなのか!(笑)
宵ヶ崎:端っこの方で、「仲いいなぁ。」と思ってますよ!(笑)
二階堂:あ、そうだ。まだ誤解されたままだ。(笑)
宵ヶ崎:よし!じゃあ、4人揃った!というわけで、こっちがまさらのロイスを持ってるので、それを辿って会いに行きましょう。
GM:これで会いに行けます。
二階堂:良かった良かった。

PC3のオープニング

GM:では、まさらの居る空間というか、時間というか良く分かりませんが、やって参りました。そこには、2人のまさらが居ます。
宵ヶ崎:へ?何か、大きさに違いはありますか?
GM:んー、無いです。でも、カラーリングが違います。
梅宮:カラーリング?2Pカラーか。
GM:2Pカラーですね。まさらはアルビノなので白いんですけどね、向こうは黒髪に、金色の目。
宵ヶ崎:金色の目。キンメダイっと。
二階堂:ハハハハ!!(机に伏せて爆笑している)
GM:それでウケ取れるの!?ずるいなおい!!(笑)
宵ヶ崎アルビノと黒髪なんですね。
プランナー:あら、あなたたちから見たら、こう見えてしまうんですね。困りました。
梅宮:カメラ目線だ!この女、カメラ目線だ!!
深森:え?ええ?みやこちゃん?
宵ヶ崎:黒髪、金目のみやこちゃん?
GM:「私の存在がばれてしまったということは、」首をかしげて。「まさら、あなたはもう要りませんね。」
深森:え、どういう意味?みやこちゃん。要らないって?
GM:「言葉通りの意味です。少し邪魔ですね。あなたは消えなさい。」と言って、圧力をかけられるんですけど、それであなたの体は薄くなっていく。何かしますか。
嶋岡:そりゃあ、深森の名前を呼んで。介入できるんならば、介入するが。
GM:じゃあ、嶋岡が深森の名前を呼ぶ?
嶋岡:うん。
プランナー:おや。邪魔するんですか?
嶋岡:そりゃあまあ…。介入できるの?
GM:会話はできるけど、介入か。それで若干、圧力が減ったような気がする。
宵ヶ崎:それなら、こっちも介入しますよ!「支部長!」
二階堂:こっちも、「まさらさん!」と呼びます。
深森:あ!みんな!
嶋岡:みんなの声が聞こえるのね。
梅宮:じゃあ、プランナーに向かって飛び蹴りを…。(PCが持っている情報としては辻褄が合ってないが、プランナー絶ゆるパワーで飛び蹴りをしてしまった梅宮)
GM:飛び蹴り?じゃあ、怪しげな障壁に阻まれます。(笑)「何をするんですか。この世界では、物理攻撃は無駄ですよ。」
宵ヶ崎:そうなんだ!?
梅宮:エェー…なんだとー…。ATフィールドか。
嶋岡:みんなの想い(物理)だ!(笑)
GM:そんな感じそんな感じ!(笑)
宵ヶ崎:支部長の手を掴みに行きますけど。
二階堂:こっちも。
GM:じゃあ、触れなかったり、触れたりする。そうですねー。私に対して、何か質問とかしませんか?(笑)
宵ヶ崎:じゃあ、お前は何者だ!
梅宮:「いやいや!こいつはプランナーだって!」と言いながら、まだ謎の障壁に張り付いて頑張っています。
深森:だけど、見た目は子供ですよね?
GM:星座の紋章を書きながら、流星拳の構えを取る。(笑)
宵ヶ崎:でも、こっちは分かってないし。「みやこちゃんとか言ってたけど、こいつは誰だよ。」
プランナー:私は都築京香。
深森:都築京香?
プランナー:まさらには、みやこちゃんと呼ばれています。
宵ヶ崎:それ以上は?ファルスハーツ日本支部長ってことは知ってるけど。
プランナー:それは、もう一人の都築京香のことですね。
梅宮:は?ってなるけど。
宵ヶ崎:え?プランナーっていっぱい居たっけ?
プランナー:ええ、私はある意味二人目ですが。
嶋岡:そういうネタはいいから!(笑)
深森:え、みやこちゃんが都築京香で、私の中に居て…
プランナー:あなたは私が作り出した、仮想人格です。UGNに潜入するために、ひどく都合が良かったんですよ?あなたはよくやりました。
深森:仮想人格?
プランナー:偽物です。深森まさらという人間は、この地上に存在しません。
深森:膝が折れて、へたりこみます。(床に座る)
GM:本当にやるなよ!(笑)
梅宮:UGNも大したことねーな。結局プランナーの手のひらの上で遊ばれてるじゃねーか。
宵ヶ崎:「支部長落ち着いて下さい。」一番落ち着いてない紅が言いますけど。
深森:あの…えっと…仮想人格?だけど私、おじいちゃん…が居て…友達も居て。
梅宮:ちょっと待って。そこで深森を抱えられるんなら、プランナーが居る方から反対側に引っ張って行きます。「お前はもうこれ以上言うんじゃねぇ!近寄るな!!」と言って引っ張っていきたいんですが。
GM:じゃあ、そこまでは許しましょうか。じゃあ、不思議そうに、彼女は君たちを見ています。「そうですね、まさら。おじいちゃんのことも、お友達のことも、よく覚えているようですね。」
深森:それは、忘れっこないよ。…
梅宮:良いエフェクト無いかなぁ、クソッ…
二階堂:会話中だから、落ち着いて!(笑)
プランナー:そういう設定こそが、人格にリアリティを持たせるのです。
深森:「え!?だって!?」ポケットの中から、おじいちゃん手帳というか。喜楽紅茶店店員心得を取り出します。
プランナー:よくできてるでしょう?私の手書きですよ。
宵ヶ崎:マジか!?それはそれで価値がありそうだが。
プランナー:おじいちゃんも、お友達も、存在しません。あなたと同じように。ここに至っては、あなたの存在は少々邪魔です。少しでも私の記憶容量を節約しておきたい。あなたは消えて下さい。もう、あなたは不要なのです。あなたのことは、こちらで処理致しますから。
深森:だ、だめっ!!あ、あ、あなたがプランナーだとしたら、あなたのなすことは、自分のプランなんですよね?だけど私は、UGN支部長なんです。霧谷さんに頼まれたことを、ちゃんとやり遂げて、それを報告する義務があるんです!ここで私が消えたら、誰が霧谷さんに、そのことを報告して責任を取らないといけないんですか!?
あなたは責任など取る必要はないのです。
宵ヶ崎:ありゃあー。
プランナー:なぜならあなたは、嘘だから。
深森:「だけど!宵ヶ崎さんも、嶋岡さんも、私の事は知ってるんですよ。」えーっと、どうすれば良いんだ。「宵ヶ崎さんと約束したんです。小鳥遊さんを助けるって。」
嶋岡:おおー。
深森:梅宮さんにもたくさん協力して頂いたのに、まだ妹さんのことは…
梅宮:「これ以上言わなくていい。」としか言いようがねー!
GM:「それもまた、嘘なのですよ。」と言って優しく笑い、君は消えます。
梅宮:ウウワァー!?
二階堂:消えるの!?
嶋岡:えっ!?それは介入できますか?
GM:どう介入します?
嶋岡:具体的に言うとですね。ゲーム的には、深森にロイスを取って、ハートレスメモリーを使用します。
深森:え?
宵ヶ崎:でも、多分そういうことですよね。
GM:そっちで来たかー。その発想は、あったけど無かった。
二階堂:こっちもロイス取ったら、何かプラス補正付きますか?
GM:じゃあ、ロイス取った瞬間に、彼女がやや、…Sロイスはあるかい?
嶋岡:Sロイス?普通に、キズナにSロイス取ろうと思ってたんですが…。
宵ヶ崎:じゃあ、消えそうになった瞬間に、まさらさんをSロイスにしますよー。
梅宮:こっちもやるっきゃないか。Sロイス取った。
宵ヶ崎:「支部長!」と言って。今、姫抱っこ状態ですかね?
梅宮:かもなー。ちっちゃいから、持てると思うし。(笑)
GM:2個か。実はSロイスの数、意味があります。
二階堂:ちょっと待って…!!
GM:そこは勘定に入ってません。
二階堂:良かった良かった!ポッと出だから良かった!(間宮へのSロイスを守り抜いた二階堂)
GM:ぶっちゃけこの後、プランナーと一緒に冒険したいですか?深森ですか?
嶋岡:ああー…。しょうがない。深森をSロイスに指定しよう。
宵ヶ崎:誰がプランナーと一緒に冒険するかゴラァ!
GM:じゃあ、みやこちゃんという主人格と副人格が逆転します。で、みやこちゃんが消えて、まさらの方がこの場に現れます。
深森:アアー!!
宵ヶ崎:よっしゃー!良かったー!
深森:「私、消えたんじゃ…」と言って、手を見る。
嶋岡:まさらの手を掴んでるけど、こう言うよ。「消えるわけないだろう。本当の深森は、ここに居るんだから。」
深森:私、偽物じゃ、なかったの?
梅宮:大したことなかったじゃねーか!プランナー!!(笑)
宵ヶ崎:見たか!(笑)
GM:まさらの隣に、ぼんやりとみやこちゃんが現れて、「いえ、あなたは偽物ですよ。でも、彼らにとっては本物だったようですね。これは、完全に計算外でした。まさか、私が体を乗っ取られるとは。」
梅宮:とりあえず、まさらを嶋岡のところに預けて。プランナーに向かって漆黒の拳を叩きこむ。
GM:当然すり抜けます。
梅宮:あっ!クソッ!(笑)
プランナー:あなたの妹さんを奪ったプランナーは、私ではありませんよ。
宵ヶ崎:プランナーいっぱい居る!(笑)
嶋岡:プレイヤー的に言うとですね、プランナーは同位体と言って、複数存在するらしいので。(笑)
梅宮:へー!
宵ヶ崎:まじでか!
二階堂:代わりが居るもの!(笑)
GM:「ええ、私は、今のプランナーのバックアップです。少々看過できないことができたので、あなた方を使ってこの1件に介入するつもりでしたが、失敗したようですね。」少し、面白そうに。
梅宮:何が面白いんだよ、こいつ。
プランナー:面白いですよ?まさらは本来は存在しない人間。それが私から生まれて、今自我を持ち、一人で新しい道を歩もうとしている。これが面白くなくて、何が面白いんですか。
宵ヶ崎:お前に巣くわれる方は、たまったもんじゃないな。
GM:「レネゲイドの進化には、このような方法もあるのですね。」みやこちゃんはあなたの方を向いて、少し微笑んで。「しょうがありません。こうなったら、あなたの一番傍で、あなたの行く末を観察させて頂きましょう。」
梅宮:残る気か、こいつ。
GM:これ、失敗すると、レネゲイドビーイングでキャラクター作り直して、昼から参加し直しってことになる予定だったんですけどね。
二階堂:ウワーッ!!(笑)
深森:私、レネビになるところでした…。
GM:プランナーが人間なのか、レネゲイドなのか良く分からないんですが、人間深森まさらとして、ここに再誕しております。
宵ヶ崎:良かったー!良かったー!ふあ~!(笑)
GM:付いて来れてますか?
嶋岡:大丈夫。まあ、キャラクター的には、込み入った話は全く分からないんだけどな。(笑)
プランナー:さあ、あなたはまさらなのでしょうか、みやこなのでしょうか。どちらでしょうね?
深森:島に来てからは、まさらでしたけどね…。
GM:源田と一緒にうろちょろしている時は、みやこちゃんだったんですけどね。
嶋岡:まあ、深森は深森だろう。
二階堂:守るべき小さな女の子であることには変わりない。おまわりさん的にはね!
深森:近くで観察されてるってことは、あなた、都築京香に見られてるってことですよね。大丈夫ですか?深森を見てるってことは、他の人の行動も見てるってことじゃ…?
GM:あなたの中に居るだけなので、君に色々と要らんことは言えても、他の人の人生を、君を通してどうこうすることしかできないよ。
宵ヶ崎:おー…。
二階堂:「大丈夫大丈夫。恥ずかしい人生は送らないよ!」と言って、頭を撫でておきます。
深森:ありがとう、ございます。
嶋岡:まあ、みやこちゃんが言う嘘とか本当とかは俺にはよく分からないけど、この島で出会って、一緒に色々やってきた深森は嘘じゃないと、俺は思っているよ。それにさ、仮に嘘のことがあっても、これから先は良いんじゃないか。これからは、深森がやりたいことをやっていけば良いじゃないか。深森の名前の通りに、未来にはきっと、真っ白なページがあるんじゃないか。そこに、深森がやりたいことを書いていけばいい。
深森:「あ…ありがとうございますっ!!」皆にぺこぺこしながら。「紅さん。」
宵ヶ崎:どうしました、支部長。
深森:小鳥遊さん、助けましょうね。
宵ヶ崎:一瞬ハッとした顔をしてから、「はい。」と言って、にっこり笑う。「その約束は、本物ですからね。」
梅宮:深森に一言言って良いですか。「あのクソ女が何か言ってくることがあったら、全部みんなに報告するんだぞ。一人で絶対抱え込むなよ!」
深森:はい!(笑)
宵ヶ崎:じゃあ、円陣組みましょうか。
深森:警察の皆さんも、事件解決まで、色々とご協力をお願いすると思いますが…
梅宮:立件できる限りは立件して、社会的にも裁きを受けてもらおうか!あのアホみたいに。
二階堂:「こちらこそ、よろしくね!」と言って敬礼!
深森:よろしくお願いします!
GM:みやこちゃんね、この精神世界に居る限りは、ぼやけて見えます。重なるように。なので、会話しようと思ったら、できますよ。
宵ヶ崎:じゃあ、情報を引き出すこともできるのか。「お前の目的は何?」とかかな。
プランナー:今稼働しているプランナーを止めることです。
宵ヶ崎:え?つまり、日本支部のプランナーと、ここに居るプランナーは、目的が別?
GM:なので、両方の命令を受けていた源田君は、非常にやりづらかったんです。
宵ヶ崎:源田君、可哀想!
梅宮:ファルスハーツって本当にグダグダだな!
深森:それを想うと、「源田さん、ごめんなさい…」ってつぶやいてしまう。(笑)
GM:言わなくていいことを、ぶっちゃけたこともあったしねー。
嶋岡:一応聞いておくよ。みやこちゃんの目的は何なの?もう一人のプランナーは、オモイデ様の力を借りて、何をしようとしているの?
プランナー:それについては、私の口から説明するより、本人の口から聞いた方が良いでしょう。
梅宮:それに、こいつの話は本当に信用しても良いのか?って気はする。
GM:「そうでしょうね。私の話は信用ならないでしょうね。」と言って、嬉しそうに笑う。人と話ができるので、少し楽しいんでしょう。
宵ヶ崎:こいつ!
嶋岡:とりあえず、みやこちゃんの実在は証明された。(笑)
二階堂:その話、今聞きましたわー。(笑)
嶋岡:何か、どうやらオモイデ様は暴走しているらしいので、その暴走を何とかすれば、この現象は止まるらしいので。オモイデ様に会いに行く方法を、探せば良いとキズナが言ってたよと言います。
二階堂:じゃあ、メインルートに戻りましょう。
GM:じゃあ、ミドルフェイズに入りまーす!

続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)