Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

ハートレスメモリー「Heartless Memory ハートレスメモリー」 その1

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daitokaiokayama.hatenablog.com

これの続きです。

ハートレスメモリー4話のリプレイを早速始めていくよー。ちなみに今回は、ベネッセ本社の近所にある旭公民館で開催されました!庭で何かのイベントが開催されてたけど、別に屋外でセッションしてたわけじゃないよ!

成長報告

嶋岡:嶋岡寧人です。最近、さすがに攻撃力不足を感じましたので。わりと宵ヶ崎が強いので、負けないようにと思って。
宵ヶ崎:いやいや!そんな事ないですよ!
嶋岡:えーっと。初めからの夢である、炎の刃を4レベルまで伸ばし、アマテラスを2レベルで取りました!以上!そんな感じ。これで火力が上がるよ!
宵ヶ崎:やったね!
GM:色々どうかと思った。
宵ヶ崎:どうかと思う編成なのか。じゃあ、PC2行きまーす。紅ちゃんですが、まず、副能力値の製菓と射撃が1上がって、それぞれ2になりました。エフェクトなんですけど、まず、ハンドレッドガンズが2から5だったかな。ふふふ。これで、レベルが最高レベルになったので、リミットエフェクト、魔弾の悪魔を取得しました!これで、レベル回分、達成値が10上がる。これがシナリオ中2回。ふふふ!これでもう負けない!多分。
GM:ダイス目で勝てばいいんだ!(笑)
宵ヶ崎:ううー!
二階堂:大丈夫だよ紅ちゃん!0を3つ、4つ出せばいいのさ!
宵ヶ崎:そうだね!うん!(笑)
GM:まあこのGM、目が悪いので…。
宵ヶ崎:そんな感じですー。と言う訳でPC3。
深森:うわぁぁぁ…。えーっと、深森まさらの成長報告です。戦場の魔術師、アドバイスのリミットエフェクトを取りました。癖なんですけど、レベル5まできっちり…。3体まで出来るので、私の後の順番の方には全部できます。
宵ヶ崎:強い!
深森:あと、お茶の知識を増やしました。何か経験点がちょっと余ってたので…。以上です。
GM:4枠の方。
二階堂:二階堂周です。成長報告としては、絵が増えた。(下図)

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それって、焼酎じゃろ?というイラストがキャラシーに描かれていました!ちなみにこの写真は、Office Lensで撮りました!色はともかく、歪みを勝手に補正してくれる優れものだよ!

GM:それは…アップロードした方が面白いのではないかと。(笑)
梅宮:後で写真撮らせてください。(笑)
二階堂:分かりました。(笑)あと、扇動の香りが7になったので。
嶋岡:7!?
二階堂:命中ダイスが+7dになりました!
宵ヶ崎:恐ろしい!(笑)
二階堂:後、力の霊水が5になったので、攻撃ダイスが+5されます。最終的に抗いがたき言葉と組み合わせてオーバードーズも合わさるので、+7されます!皆さん、攻撃力不足なんて、そんな事は言わせないぜ!というわけで、抗いがたき言葉のダイスペナルティが9になりました!
梅宮:おー!
GM:何でそんなの持ってるの!?
梅宮:ピュアだからでしょう。
嶋岡:メジャーでやることが無いからだよ!(笑)
二階堂:と言う訳で、支部長の手の届かないところに、痒い所に手が届く、都合のいい男二階堂!以上です!(笑)
GM:ホラ足の裏掻けよ!みたいな。(笑)
二階堂:孫の手と呼んでくれ!はい!
梅宮:孫の手男ー!えーっと、龍子さんは、前からやりたかった、蛇の動きとリフレックスをセットで取りましたー。レベルは1なんですが、まあその時には、ダイス増えてるでしょ、ということで。
宵ヶ崎:ということは、9でクリティカル?
梅宮:残念ながら。なので、そこはこれからですね。えっと、後は異世界の因子を取りました。これで、急に伸縮腕が要るとか言われたら、コピーする。
深森:おおー!
梅宮:手番がほぼ最後だから!多分GMが嫌がることができるにゃーと思って、取りました。敵のエフェクトもコピーできるからね。
宵ヶ崎:帰還の声をコピーするとか。
梅宮:それも良いね。あと、白兵と回避も伸びたよ。
二階堂:やったね!
GM:こんな感じの5人で始めていきたいと思います。今回予告!
梅宮:はいっ!どうなのかなー。練習してみたっちゃ、してみたんだけど。
GM:オレはネタを入れてくれる方を期待していたんだけど。
梅宮:あー、じゃあやろう。テレッテー♪

ここで梅宮のPLは、北斗の拳の予告編風に以下の文章を読み上げた。ナレーション千葉繁のハイテンションから、落ち着いた声色でケンシロウ神谷明が「北斗の掟は俺が守る」と言う様子まで再現していたつもりらしかった。そして時々、小さい「あ」が入るところまでこだわっていた…。

哀しき兄妹の想いは潰え、時計の針は時を刻む。 記憶の迷宮の中で2つのプランは交錯する。奪われる記憶、甦るオモイデ達、始まりの君、終わりの貴方。

喪ったものと与えられたものは等価なのか。

幾多の時間、幾度もの戦い、幾重にも連なる世界の中で私達の選択は。

ダブルクロス The 2nd→3rd Edition
ハートレスメモリー第四話
「Heartless Memory ハートレスメモリー」

ダブルクロス――
それは裏切りを意味する言葉

それが世界の選択。

梅宮:それが世界の!!あ選択ウゥゥゥー!!!…と。
二階堂:はい!(笑)
GM:声芸ずるい!!(笑)
梅宮:だってさあ!私はマッドマックスが好きだって言ってるのにさ、GM北斗の拳のネタ期待してるじゃない。
GM:いやぁ、どうだろう…?分かるのは、そっちだっていう、申し訳ない現象が…。(笑)
梅宮:私もさぁ、イチゴ味しか読んだことないんだよ!?
宵ヶ崎:知らんわ!(笑)
GM:ハハハ!それはそれで酷い!!(笑)
宵ヶ崎:場が温まりました!(笑)
二階堂:リプレイ書くときに、ちゃんと声芸してましたって書いておいてね!(笑)
GM:いや、リプレイ読んでもわかんないじゃん!顔芸と一緒で!酷いものを見たわ。ほくほく!(笑)

この後PC間ロイスとシナリオロイスを云々しているのですが省略。

オープニングフェイズ

幻影の創造

GM:ざっくり始めますねー。
二階堂:開始とあいなりますー。(拍手)
宵ヶ崎:イェーイ!(拍手)
GM:まずはマスターシーン!自然道を利用した面影神社本殿。その奥に鎮座した巨大な水晶に似た結晶体・オモイデ様のご神体。それは、周囲を白く染め上げる強烈な輝きを放っていた。まばゆい光の中、不気味に笑う男。ひょっひょっひょっひょ。
嶋岡:それは!前回と違う気がするが!(笑)
梅宮:前回は3段笑いでしたよね!
GM:今日は上手く声出せないの!FHエージェント、"クロックメーカー"美作重陽。「くく、素晴らしい。素晴らしいぞ。賢者の石など比べものにならない。これが純粋なるレネゲイド、レネゲイドビーイングの力。エンジェルハイロゥの光。モルフェウスの物質創造と、ブラムストーカー、ソラリスによる形状・形質変化と操作。はは、なるほど、この島全体がオルクスの領域か!あらゆるシンドロームを内包しているというのか!」
深森:んんー!?
嶋岡:説明セリフってやつだ!(笑)
GM:美作は両手を広げ、笑いながら洞窟の中を歩いて行く。その手に埋め込まれた賢者の石が、やはりまばゆい光を放っている。足元には、六白霧人の死体。そして、気を失っている君たちの姿。だが美作は、倒れた者を無視して歩を進める。洞窟を出た美作の前には、夜空までをもまばゆく染める、島全体を覆う光。「さあオモイデ様、無常なる記憶の集合よ。この島に住む1000人の生贄を捧げよう。その記憶、全てを食らいつくすが良い!」美作はオモイデ様を暴走させ、その記憶領域に飲み込まれていく。そんな感じでございます。
宵ヶ崎:ほうほう。
GM:「そして、進化したその力を、わがファルスハーツとわが主に捧げるのだ!」で、例の3段笑いをしながら、自信も光に飲み込まれていく。と言う感じで。
宵ヶ崎衛星写真にも写りそう。だって、イカ釣り漁船の光だって宇宙から見えるんだよ。
梅宮:ですよねー。
GM:はい!イカ釣り漁船で大賑わいの面影島でーす!
二階堂:はーい!(笑)

PC1のオープニング

GM:PC1!シーンに登場して下さい。シーンプレイヤーです。
嶋岡:とはいえ、みんな居るんですよね。
GM:ところがですね。今回は若干趣向が違いまして。
嶋岡:違うのか。
GM:あなただけです!色々説明しなきゃいけないことがあったり、会話しなきゃいけない事があったりするんで!まあ箇条書きで行きますね!(笑)
嶋岡:え?(笑)
GM:ふと気が付くと、君は見知らぬ場所に居た。見知らぬ、いや違う。建物や道路、一切の人工物がないために気づかなかったが、よく見ればここは、面影島だ。 不意に、目の前にキズナが姿を現した。そして、彼女は言った。ウホッ。
宵ヶ崎:え?
梅宮:またかよ。
GM:…ごめんなさい。「ここはオモイデ様の中…記憶の迷宮よ」
嶋岡:どういうことだ。
GM:人も、人工物もない、自然のままの面影島。そういう風に、辺りを見渡すと思うんで。先程まで夜だったはずの空は、抜けるように青く晴れ渡り、太陽は中天で輝いている。いつもは夜にしか現れないキズナ。陽光の下で見る彼女は、やはり半透明に透き通り、よく見れば足も宙に浮いている。で、キズナはこの場所について。「えぇと、上手く説明できないんだけど…私の思ってるところは、こう。今の皆は、心がオモイデ様の中に吸い込まれている状態なんだと思う。夢を見ている、とも、ちょっと違うかな。ここはオモイデ様の中。この島で暮らしてた人の、記憶とか、思いとかを保存する場所。今なにも見えないのは、わたしたちがまだ、それにアクセスしてないから。黄泉還りは、ここにある記憶から、オモイデ様がその人を再現していたものなの。誰かの想いが強ければ、オモイデ様はそれを読み取って、実体化させるの。それが黄泉還り。今は、その読み取る力が暴走している感じなんじゃないかな。相手の意識を奪うほど強い力で…こんなの、初めて見たよ。あの美作って人が何かしたのかな…」そんな感じ。
嶋岡:んー、良くは分からんが、オモイデ様の中っていうことは、何となく分かった。
GM:と言う訳で、選択肢があります。

  • 現在の状況について訊く。
  • 何故わかるのかと訊く。
  • オモイデ様について訊く。
  • この状況を解決する方法について訊く。

嶋岡:情報項目?
GM:いえ。会話項目。
嶋岡:ハハハ!(笑)
梅宮アドベンチャーゲームか!!(笑)
嶋岡:じゃあ、上から聞いてみるか!(笑)
GM:現在の状況について訊いた!(笑)「お祭りの時は、儀式が行えない、縁切りができないって状況だったの。つまり小春ちゃんが、オモイデ様のアクセスできなかった。島の皆がおかしくなったのもそのせいだと思う。でも今はオモイデ様の方から、島の皆を取り込んでる…暴走してる。」最初の選択肢に戻りますか。
嶋岡:はい、そうですね。(笑)
GM:はい!何故わかるのかと訊く!「私も完全に理解している訳じゃないんだけど…私はオモイデ様の一部とか、子供?みたいなものなんだと思う。私は昔死んだんだよね。で、気が付いたら島に居て、時々夜にだけ姿を出せるようになって。消えてる間は眠ってるみたいな感じで、ここで夢を見ていたの。」選択肢に色が付きます。既読のやつだけ。
嶋岡:ハハハ!分かりました!そういうことね!(笑)

今回のセッションは、概ねこんな感じで時短して進行していくよ!TRPGなのに、まるで電源ゲームみたいだ!

二階堂:あるあるある!
嶋岡:びっくりした!最後の選択肢を選んだから、次のシーンに進むのかと思ったぜ。(笑)
GM:オモイデ様について!「オモイデ様のことは、私もよく分からないの。何だろう、人間みたいな、そういうはっきりした意思は持ってない、と思う。」
嶋岡:まあ何か、神様っぽい存在らしいからなぁ。霧兄の話では。
キズナ:今、みんなの体は眠っている状態。島のみんなも多分そうだよ。私も今は、外を見れないけど、何となく分かる。このまま放っておいたら、みんな衰弱して死んじゃうんだ。
嶋岡:まあ、そうだろうな。(笑)
宵ヶ崎:現実的な死に方だ!
キズナ:オモイデ様に会えば、この状態をどうにかできるかも。
嶋岡:ほう。じゃあ、オモイデ様に会えばいいんだな。じゃあ、選択肢は決まったぞ。
GM:「でも、私には今、オモイデ様がどこに居るのか良く分からないし…」宙にふわふわ浮きながら。しばしあって、キズナはひとつ頷いた。「うん、分かんない!」
深森:分かんない?
嶋岡:ああ、そうですか。(笑)じゃ、まいっかー。とりあえず、皆が居ないんだよね。とりあえず、みんなと合流しようとしますよ。
GM:「うん。だから知ってる人に訊いてみよ…あ、待って待って。」動こうとする君に追随してくるよ。
嶋岡:いや、キズナの腕をガシリと掴んで、持って行きますけど。(笑)
宵ヶ崎:ガッシリ!
嶋岡:いや、実は掴めるんです。賢者の石がある方の手だと、掴めるっていう話なので。
GM:んんー。ここまでは良いか。
嶋岡:まだ何か他にイベントがあるの?バラバラにしたからには、それなりに意図があるんじゃないかと思って。

GM:んー。意図はあるんだけど。だから、ミドルの最初のシーンだけやろうかと思って。まあいいや、やってしまうね。ミドルに入るから、シーン変えるね。
梅宮:わしらのオープニングは無かったぞ。
GM:そうすると、そーなるんだよなー。そうか、個々の話をオープニングに持って行けばいいのか。そういう感じでやって行くわ。
嶋岡:続き~。
GM:面影島の中心部。かつては街の中心部だった場所は、今はまばらな木々と草原しか無い。キズナはフワフワと、どこかを目指して進んでいたが、ふと足を止めた。「このへんかな…よいしょ」突然、何もなかった原っぱに、唐突に民家、それも現代風のものが現れた。
嶋岡:おお、何ですか?
GM:六白家。神無の家ですね。だから、ゲーム的にちょっと箇条書きで説明するね!キズナの情報量が多すぎて、会話では出せないんで…。この記憶領域の中には、死者の記憶と人格が保存されている。対象のロイスを保持しているPCが願うことで、その人物に会うことができる。手がかりを持つ人物と話すことで、情報を手に入れることができるだろう。「あそこは神無ちゃんの家だよ。」自分の家とは言わない。「この記憶領域の中には、死んだ人の記憶とか、想いとか、人格とかが残ってる。だから、会いたい人を思い浮かべて扉を開けば、その人に会えるんだ。色んな人に会って話を聞けば、オモイデ様と会う方法が分かるかもしれない。」
宵ヶ崎:ほうほう。
キズナ:ここに居る人は、その、死ぬ前には気づいてなかったことも、分かったりするから。わたしは、ここからついてはいけない。ごめんね。力を使ったから…眠い、かも
嶋岡:そうですか。じゃあ、「ありがとう、キズナ。」と言って、ちょっと笑うかな。消えていくのかな?それとも、ここでスヤァ…ってなるの?
GM:「オモイデ様の暴走が止まったら、また出て来れると思うから。頑張って。」と言って消えていきます。
嶋岡:はい。じゃあ、扉をガラッと開けてたところで、シーン終了かな。
GM:開けます?
嶋岡:大丈夫だ。実は、六白兄弟のロイスは、前回守り抜いたんだぜ。
GM:うーん、そこに入られてしまうと、もうミドルを普通に始めるしかないので…。(笑)他の人に会いに行こう!みんなとはぐれたのは、みんなにショックなことがあったからだと思うんだ。
宵ヶ崎:ああー…。
嶋岡:オゥ。そうなんだ。
GM:みんなを、迎えにいってあげてほしい。
嶋岡:分かりました。実は、各PCのエピソードこそが今回の本筋だと思ってるので!
梅宮:なんか、今回は沢山、脇道に面白いエピソードを用意してくれているっていうことだから、そこから潰して行きましょう。
二階堂:おー。
GM:どこから行きましょう!?(笑)

というわけで、PC1から、PC間ロイスを持つPC2に会いに行くことになるのだった!色々相談してたんだけど、省略するね!

宵ヶ崎:気まずい。
梅宮:頑張れ!

PC2のオープニング

GM:じゃあ、紅ちゃんを見つけました。
嶋岡:どんな状況かな?
GM:えーっと、じゃあ紅の心に触れると、彼女の記憶が、あなたに流れ込んできます。
宵ヶ崎:ゲッ。
GM:昔、研究所にいたときの話でございます。そこに賊が入って参りまして。激しい戦闘をやっておりまして。で、支部長だったお父さんが指揮を執って、防衛に当たっているのでございます。
嶋岡:ほう。
GM:で、そんな防衛戦の中、心配になったのかな。どこかの部屋に居た紅ちゃんは、お父さんに会いに行こうと、外に出たんですな。
宵ヶ崎:はい。
GM:で、お父さんが居るところにやって来たんですが、そこで、お父さんと襲撃者が戦っておりまして。お父さん、撃たれます。で、目の前ですごいスローモーションで倒れていくんですけど。
宵ヶ崎:じゃあ、「お父さん!」と言って駆け寄ります。
GM:じゃあ、襲撃者が1歩、2歩と近づいて参ります。すがりついて泣いている紅に、「お前も、死ね?」って言って、銃を持ってコッキング。というところで、場面が飛びます。
宵ヶ崎:飛ぶ?
GM:実際には動いてるんですけど、シーン演出的に、してもしょうがないと思うので。やっても良いんですけどね。あなたが無双するシーンです。
宵ヶ崎:え!?いやいやいや!(笑)
GM:まあ、大事っちゃ大事です!でも、一番大事なのは、…
嶋岡:いや、できれば、それは見たい。
GM:見たいの?分かりました。えーっとですね、彼女は父親の形見を手に取りまして、相手が撃った弾丸を叩き落します。
宵ヶ崎:強い!
二階堂:これが、対抗種の力!
GM:バカな、これが対抗種の力。被った。(笑)対抗種の力を得たのは、ここで良いんですかね?
宵ヶ崎:アンプルを接種したとか、そういうのを考えていたんですけど。
嶋岡:力が欲しいか。俺もないけど心配するな!(笑)
宵ヶ崎:そういう感じのシーンを想定してたんですよ!(笑)レネゲイドが呼びかけて、とか。
GM:じゃあ、こうしましょう。アンプルの力じゃなくて、アンプルが切れたんです。あなたは投与されたんじゃなくて、あなたの中に眠っていたパワーを、アンプルの力で抑えていたんです!
宵ヶ崎:おおー!それ、採用でお願いします。
GM:で、ここでドクンと!さっきの言葉が聞こえますよ。嘘です。(笑)
嶋岡:俺も無いけど心配するな!(笑)
二階堂:すごいフランクなレネゲイドだな!(笑)
GM:そんなレネゲイドは嫌なので!力が欲しいか?というか、あなたの衝動は何でしたっけ。
宵ヶ崎自傷ですね。
GM自傷ですか。
宵ヶ崎:じゃあ、この時点でカッターナイフを準備しておきますか。カチカチカチッと。それで、首でも刺して。
GM:怖い!自分の首か!じゃあ、それで。採用で。
深森:何歳でしたっけ、紅ちゃん。
宵ヶ崎:8歳くらいですね。
GM:「娘!気でも狂ったか!」と言って、襲撃者は再度攻撃しようとするんですが、あなたの方が早かったってことで。
宵ヶ崎:はい。流れた血から形成した銃弾を、父親の形見の銃につめて、撃ちますよ!
GM:はい。じゃあ、一撃くらった襲撃者は、「くっ…俺の見せ場はまた今度だ。」と言って逃げます。
梅宮:おお?おおっ!?良いねー!
宵ヶ崎:待った!誰だそいつ!
GM:いや、内容がまだ微妙に決まってないから、どうしたものかと思って!ぶっちゃけね、やれって言われたからやってみたけど、決まってないからやっぱ厳しいものがある!
宵ヶ崎:私も、実はどんだけGMが設定固めてるか分かってなかったから!
梅宮:いや、大丈夫だと思いますよ!あいまいなくらいが丁度いいです!
宵ヶ崎:ちょうどいい!じゃあ、ひゅーひゅー言いながら、銃が重いので、腕を下げて。
GM:あなたの目が真っ赤に染まります。ここから先は、ええ、サーチ&デストロイですよ。UGNの職員を。
一同:ええー!?
GM:なので、ゆらりと立ち上がったところで、声がかかります。「紅…その銃から、手を放しなさい。」と言って、お父さんが立ち上がります。ドクンドクンと血を流していて、ああこれ死にますわー!って感じの状態。でも、あなたにはそれが分からない。目の前に居るのは、父親じゃなくて、ただの敵。相手を傷つけ、自分を傷つけたい、その欲求ばかりがあなたの心を支配します。
宵ヶ崎:うんうん。
GM:ってな所で、父親との凄惨な殺し合い?が始まります。
宵ヶ崎:ウワァー…。
GM:で、無事あなたを、お父さんが、捕縛してくれるんですけど、そこであなたは、気を失います。
宵ヶ崎:失った。
GM:で、暫く後ですが、あなたの叔父さんとお父さんが話をしているシーンです。血だまりの中、お父さんが、あなたをずっと抱きしめています。で、お父さんのセリフなんですけど、「この子の記憶を奪う。後は、お前に任せる」途切れ途切れに語り掛ける。で、何か、針っぽいものを、作り出す。で、それを頭にゴーンして。あなたは、自分の父親を殺したっていう、過失致死ではあるんですけど、その記憶を失いました。
宵ヶ崎:痛そう。
梅宮:ニューナルコ的なアプローチじゃなくて、ロボトミー手術みたいなやつだ。
GM:叔父さんの方にね、「ホーラあなたは眠くなる~」ってやってもらおうかと思ってたんだけどね!まあ、父親に奪われた方がそれっぽいかなと思って。そちらを採用という方法でやってみました。
嶋岡:奪われたの?
GM:それを今、思い出しました。
宵ヶ崎:なんか、おぼろげに、そういうことがあったってことは覚えていたんですけど、ほとんど自分が殺したっていうことを思い出しました。
GM:と言う訳で、ある意味廃人が、ここに一人居ます。
宵ヶ崎:改めて思い出したってことで、今は嶋岡と二人でいるってことで良いんですかね?
GM:嶋岡の存在に気付けるかどうか。
嶋岡:あ、その前に。宵ヶ崎は今、どういう状況なのかな?
GM:光る空間に、三角座りですか。(笑)
宵ヶ崎:どうしようかな?嶋岡が来たタイミングで、カッターナイフを持って、首に…
嶋岡:待て。それは止めるぞ。
宵ヶ崎:おおー。止めて欲しかったー。ありがとう!
嶋岡:おもに手で!(笑)自分が傷つくのも構わずに、手で受け止めるが。
梅宮:おおーっ!!
二階堂:PC1!PC1!
嶋岡:どういう状況なのかな?とりあえず止めたけど。
GM:そういう、ショッキングな仲間の過去を見ます。そういう過去を共有します。
宵ヶ崎:めそめそ。共有されたー。
嶋岡:じゃあ、まあ。「宵ヶ崎。」
宵ヶ崎:離してくれ。
嶋岡:離してもいいけど、お前は何をするつもりだ。
宵ヶ崎:「死ぬしかないだろう!!」自嘲的に「ははっ。」と笑って、「やっと思い出したよ。」何だろうこれ!?記憶を思い出して、殺してくれって懇願するシーンでしかないんだけど。「笑えるだろう?家族殺しが何より許せなくて、霧人を何より許せなかった私が、一番大切な家族を、この手で。私がこの島に来た理由がやっと分かった!私の罪を思い出して、死ぬこと。そのために私は来たんだ。」と言って、カッターナイフを持ってない方の手で銃を持ちます。
嶋岡:それは、もう片方の手で止めるよ。
GM:大丈夫。向こうにはいっぱい手がある。(笑)
宵ヶ崎:そうだった!ドラゴンの手もあった!(笑)
嶋岡:それは、普通の手ですよ。今は変異してませんので。こう言います。「宵ヶ崎、前に言ったな。俺も人を殺したことがある。まあ、宵ヶ崎も、同じことで苦しんでるのは、俺は知らなかった。」
宵ヶ崎:私も今思い出した、実は!(笑)
GM:ずっと思い出したかった。当時の記憶は、あるはずなのに、無かった。というシーンです。
宵ヶ崎:むしろ、なくて不思議に思ってなかったんでしょうね。これ。
GM:その方が自然な気もするな。どれほどの能力者だったんだろう、お父さん。(笑)
嶋岡:まあ、それはさておき。そうだな~。
宵ヶ崎:殺してくれって懇願してみようか。止めるって言うんなら、殺してくれ!って。
嶋岡:はい?なぜ?じゃあ、やることはひとつだな。宵ヶ崎が膝を抱えて座っていますので、それを両手で止めたってことは、けっこう距離は近いと思うんですよ。「じゃあ、しょうがないな~。」と言いますよ。思いっきり頭を後ろにのけぞらせて、そして、頭突きを食らわせますよ!!(笑)
GM:どっかで見たネタだなぁ。(笑)
嶋岡:まあ、両手が塞がってるんでな!
宵ヶ崎:みんな頭突きするんだ!さすがにそれは、頭を抱えて転がりだしますよ。ゴロゴロ!痛い!ダメージは!?
GM:俺の頭突きは痛いだろう~!(笑)
嶋岡:じゃあ、目は覚めたか?
宵ヶ崎:ふるふるっと頭を振って。「目は醒めたか?何に関して?」
嶋岡:宵ヶ崎、寝ぼけたことを言うんじゃないぞ。まあ、悪いけど、その、ちょっと、宵ヶ崎の過去的なものを見せてもらったけど、確かに宵ヶ崎のせいで、お父さんが死んだのかもしれない。でも逆に言えばさ、死んでしまいそうな宵ヶ崎を助けてくれたのは、宵ヶ崎紅を命懸けで助けたのは、お父さんなんだぜ。そのお父さんの想いを無駄にして、今ここで死ぬのか?
宵ヶ崎:ハッとした表情になって。落としてた銃とカッターナイフを拾い上げますよ。
嶋岡:じゃあ、拾って、じっと見るんですか。宵ヶ崎の方に手を触れます。真剣な顔で言いますよ。「それに、死ぬなんて言うなよ。殺してくれなんて言うなよ。俺たちは仲間じゃないか。宵ヶ崎が辛いときはさ、俺たちに頼ってくれて良いんだよ。」
宵ヶ崎:くっ…!!!この!!PC1力っつーか、主人公力というか!!!(笑)
嶋岡:えっ、何!?(笑)
梅宮:主人公力すげーな。
宵ヶ崎:「ヨッシャァ~!」みたいな気分になった!
GM:この、何だろう。かなり無体なシーン回しで、それだけ返してくれるなんて、ありがとうございます。(笑)
嶋岡:いえいえ!?あ、言葉を遮ってしまったか。(笑)
宵ヶ崎:そんな感じのセリフを待ってた!(笑)
GM:まあ、当然だけどな!!(笑)
宵ヶ崎:まあ、この辺で最後かな。ちょっと不安になって。「家族殺しでも、仲間を守れると思うか?」
嶋岡:ありがとう、宵ヶ崎。じゃあ、こう言います。ここでちょっと設定を作っても良いでしょうか?
宵ヶ崎:はい!
嶋岡:ちょっと盛りますよ~。実はですね。俺と宵ヶ崎が出会った事件があるんですが。その時にですね、宵ヶ崎のおかげで助かりました。なのでこう言います。「宵ヶ崎、何でも一人で抱え込むなよ。あの時、俺と宵ヶ崎が初めて出会ったとき、俺たちを助けてくれたのは宵ヶ崎じゃないか。」
宵ヶ崎:助かったんだ。
梅宮:いつ頃だったんですか?
宵ヶ崎:1年くらい前?
嶋岡:半年かな?まあ出会った時の話です。「だから、今度は俺が、俺たちが宵ヶ崎を助ける。みんなで力を合わせれば、宵ヶ崎の大切なものを、守れるはずだ。」と言います。元ネタはガンダムだ。(笑)
宵ヶ崎:じゃあ、ちょっとだけ笑って、「ありがとう。」と言って。というわけで、紅が仲間に加わりました!テレレレッテー♪すごい適当に言ってみた!
嶋岡:流れた!(笑)
宵ヶ崎:とりあえず、小鳥遊を助けたい的なことを言っておきますよ。
嶋岡:小鳥遊の事が気になると。
宵ヶ崎:他のPCの事も気になります。
嶋岡:どこに居るんだろうなぁ…。
宵ヶ崎:そこで、問題がひとつ。私、PC3以外のロイスはまだ持っていません!
GM:じゃあ、新しく取らないといけませんねー。PC3のオープニングは最後なので。

というわけで、次のPC誰にしよう?と考えた結果…

嶋岡:梅宮さんは、二階堂さんにロイス持ってるの?
梅宮:持ってません。
嶋岡:じゃあ、二階堂さんに会いに行こう!(笑)
GM:それが正解だと思う!
二階堂:一方通行だと思う!(笑)
GM:龍子さんに物申せるのは、年齢が近い二階堂くらいだと思うので。説得キャラとしは妥当だと思う。

続く!今回のシナリオのオープニングは、ほぼオリジナルです!

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)