Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

ハートレスメモリー「グランドオープニング」

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ことのいきさつ(どうでもいい話ではあるが)

時は2015年の8月下旬、ダブルクロス2ndを締め括る公式キャンペーン《ハートレスメモリー》を、3rdのルールでやる計画があるから参加しませんか的なお誘いがありました…。「何でもいいからキャンペーンに参加させてくれ!」と渇望していた当時の私は、ふたつ返事で参加を表明致しました。そして、『Slaughter School』で使ったキャラクター・梅宮 龍子をリビルドして、PC5として参加しようと思ったんですね。ここに出てきたNPCも、キャンペーンに出てきてくれると嬉しいなーと言いながら。ちなみにこのセッションのGMは、ずばりハートレスメモリーのPC1の中の人です。

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で、キャンペーンに先行して行われた『とらい∵願』のセッションでは、「今回使うキャラクターはとりあえず、龍子のプロトタイプとして作ってみよう」と考えたんです。それが兼好 時那だったと。なので、漆黒の拳で戦うという共通点があり、性格もだいたい同じ感じです。ちなみにこの時の、「スタジオのMさん」はずばりハートレスメモリーのPC2の中の人です。

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そして色々あって月日は流れ、2015年11月8日。《ハートレスメモリー》のPC2・宵ヶ崎 紅さんのために、FHエージェント・ナイチンゲールとの因縁を描くシナリオ『境界線上のスクールライフ』のセッションが開催されました。このシナリオのために、紅ちゃんのバディ役として作ったのがインセインでした。このときもらったハンドアウト

君は 宵ヶ崎 紅の年の離れた相棒だ。 まるで兄妹のような関係で、同僚にからかわれている。今の君の心配は彼女が任務を果たすだけの人形になってしまわないかという事だ。幸い(?)な事に今回の調査は難航しているが、差し当たり脅威は見当たらない。なら、もう少し様子を見てもいいんじゃないかなと君は思った。

に基づいて、インセインの表面は形作られました。奴の出番はこのセッションくらいなのかなーと思った私は、こいつをBLセッションに転用したんですが、結局今回書き起こしをする『Birdcage バートケイジ』にもちょろっと出てきます。そしてまだ、《ハートレスメモリー》での出番はあるらしいとのこと。

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というわけで、私が今までに作ったダブルクロスのキャラクターは、何らかの形で《ハートレスメモリー》と関わりを持っているわけなのでした。後、なぜか同性にもてる。(龍子以外は、意図的にやっているわけなんだが。)

まあそんな話はともかく、色々あって開催が延期になっていた《ハートレスメモリー》が、去る2016年2月21日に岡山市民会館で開催されました。朝の9時から夜は22時まで、2話連続だぜぃ!ヒャッハー!

なのですが、実は今回は書き起こしをする予定ではなかったんですよな。だから『境界線~』も録音してなかった。しかしGMから「このセッションの書き起こし記事がupされてから1ヶ月間のページビューが、最終話のギミックになるよ!」なんて言われてしまったため、もう書き起こさざるを得ない!!という状況になってしまったんですよ!おい!何が起こるのか楽しみだなおい!うっすら想像がつく気もするけどな!

この話を聞いたのがキャラクターの自己紹介の後だったので、PCの設定はmixiにupされた情報を引っ張って来させてもらったよ。それではPCの紹介を始めていきます。(ですます調とだ・である調が混じっているが。)

キャラクター紹介

PC1 嶋岡 寧人(しまおか あきと)"底無の竜群(ドラゴンデリュージ)"

シンドローム:キュマイラ/サラマンダー/エグザイル

10年前、幼馴染の傷無と共にジャームに襲われ、死亡。

その時、賢者の石の力で蘇生、オーヴァードに覚醒した。
賢者の石は右の手首(外側)に融合している。普段はリストバンドで隠している。
実益を兼ねてリストバンド集めが趣味。

面影島へやって来た理由は両親が海外転勤になった為(父親は建設開発系の職)。
両親の事は尊敬しているが、余りの万年新婚夫婦っぷりに食傷気味。
そういった事情で母方の実家である栄田ウメの家に住む事となった。
個人スペースは商店裏の離れを使用している。

幼い頃に一度だけ、母の帰郷で島を訪れた事がある。

島の少年2人と友達になった記憶が残っている。

社交的でざっくばらんな性格で思った事をすぐ言葉にする、素直で うかつな面を持つ。
学業の成績は中の下。高校では部活動には参加していないが、委員会の手伝いや部活の助っ人、ボランティア活動などに精を出して、学業をおろそかにしており、全体的に成績が悪い。
基本的に自分の事より他人を優先するきらいがある。

戦闘スタイルはドラゴンの頭に変えた腕から炎を吐き出したり、体内から生やした竜の首で敵を噛み砕いて攻撃する。
オーヴァードとしての能力は賢者の石に刻まれた誰かの記憶にアクセスして再現しているだけだと本人は思っている。

PC2 宵ヶ崎 紅(よいがさき くれない)"赤霧の悪魔"

シンドローム:ブラム=ストーカー/モルフェウス

覚醒に忘却と出たので、自分がオーヴァードに目覚めた、もしくは対抗種にめざめた経緯は忘れちゃってるんじゃないかなーと思っています。
対抗種の設定に関しては、シナリオに関係ありそうなのでGMにお任せという事で。

表向きは冷静沈着なエージェントで、UGNもFHも“普通”の世界から見れば化物に過ぎないと、世界の中でのオーヴァードの立ち位置をどこか達観して見ています。
その反面、所謂“日常”をとても尊いものだと思っており、“日常”で暮らす人たちを自分たち“化物”の世界に近づけたくないと思っています。

なので、PC1がUGNにも所属していない所謂一般人であれば、PC1に対して“事件にかかわるな、今ならまだ(普通の生活に)戻れる”という感じのスタンスで最初は接していきたいと思っているのですが…。
それから、PC1のロイスが賢者の石、ということで、賢者の石の適合者が10年前にいた、ということを噂程度に知っておいてもよいでしょうか?

後、甘いものに目がなく、自由な時間は甘味処やケーキ屋めぐりをしています。技能の芸術:製菓もお菓子作りが好きというキャラ設定です。

ハンドレットガンズの演出は、腕をズタズタにして噴き出た血が、ひとりでに腕を伝い手の内に集まっていって、気づくと一台のリボルバーが形成されている、といったふうで。弾丸も血で出来ているので、対抗種の設定もそのあたりに活かせれば。 

PC3 深守 まさら(みもり まさら)"ベアトリーチェ"

シンドローム:オルクス/ノイマン

白髪赤眼の小柄な少女。
赤ん坊のころゴミ捨て場に捨てられたところを、「喜楽紅茶店」の店主だったおじいさんに拾われる。

おじいちゃんの真似事でお手伝いをしながら就学前の年齢まで暮らしていたが、強盗(またはFH?)に襲われ、おじいちゃんを亡くしてしまう。このときに覚醒。UGNに保護されチルドレンとなる。

Dロイスは奇妙な隣人で、「みやこちゃん」というイマジナリーフレンドみたいな存在がいる。みやこちゃんはとても頭が良くて、まさらに嬉々として色んな話をしてくる。
みやこちゃんのアドバイスと本人の努力にて、支部長に上り詰めた。

「喜楽紅茶店の心得」というメモを常に持ち歩いており、朝いちばんにはそれを斉唱する習慣を持っている。紅茶に限らずお茶への知識は深い。

「まっさらな白」という意味合いでつけられた名前なのだが、なぜか「カレー」とか「ガラムマサラ」とか「インド」などの香辛料くさいあだ名がついてまわってしまう。(一番いやだったのは「ホワイトカレー」)

PC5 梅宮 龍子(うめみや たつこ)"トーカッター"

シンドローム:バロール/エグザイル

あの卒業試験の後、妹と一緒にFHを脱走。UGNの支援もあって親元に帰ることができ、その後は普通に暮らしていた。

警察官になった龍子は、持ち前の意識高さを活かして、路駐やスピード違反の取り締まりに精を出していた。というのも、 「マッドマックス」の影響で白バイ隊員になったから。そして調子に乗って「夜空を見上げる度にナイトライダーを思い出せ」とか言って回っているうちに、あだ名が「トーカッター様」になった。そんなわけで、本人も知らないうちに、UGNからはコードネーム「トーカッター」と呼ばれているそうな。

面影島への転勤が決まったのは、FHからの脱走から約10年後。事故処理中にわき見運転の車に轢かれ、大怪我をして死にかけたことから、思いがけず新しいシンドロームに覚醒した。その後、わけあって面影島の駐在所に赴任することになった。

ちなみにバイクは町乗り用なので、戦闘には使いません。

今更言っておきたい事

…2015年の6月末に「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が公開されてから、すっかりマッドマックスがマイブームだったんよなこの頃。というわけで、龍子さんは映画マニアっぽいキャラになりました。我ながら当時の自分のセンスが信じられません。今更、コードネームは「ロード・ウォーリア」とかでも良かったんじゃないのか、と思います。(だが仕方あるまい…あだ名なんか、本人の意図とは関係なく付いてしまうもんだ!得てして恥ずかしかったりするもんだ!!)

このブログをやってて思うのは、PC4とか5とか、PC番号が大きいところばっかり狙っている私みたいなのが、まるで主人公だよなってことです…。まあ、書き起こしをしている人間の主観が入ってしまうのは仕方のないことだ。ではセッションの書き起こしを開始していきましょう。
ちなみに、PCの名前は全部苗字で書いてます。というのも、PC同士は苗字で呼び合っているからです。

「Birdcage バードケイジ」今回予告

GM:思いっきり手抜かりをしていました。今回予告をしていない。(実際には今回予告がセッション中盤に行われたのですが、ちゃんと冒頭に掲載しておきますねGM!)
宵ヶ崎:ははは。
嶋岡:今回予告って、この時代にはあったっけ。
GM:無いよ。無いから自作しました。基になったのは他にあったんだけど、そっから色々いじり倒して、酷い感じになりました。
宵ヶ崎:酷い形…。
GM:今回は、プレイヤーに、担当キャラクターの声優ということで(笑)要らんオーディオコメンタリーか、さもなきゃ普通に次回予告してもらって、最後に「サービス、サービスゥ!」って言ってもらうとか、何かそういうネタを仕込んでもらうという!趣向で、持ち回りでやってもらおうかなと思っております。というわけで、1番。
宵ヶ崎:比較的普通にやってみると思うんで、あんまり突っ込まないでくださいね…

哀れな小鳥は歌を喪い、
籠の中で仮初めの日常(しあわせ)を
手に入れる。

かくして小鳥は思惑(かご)の中。
思いの全てを踏みにじり、
祈りの全てを嘲笑い、

計画は深く静かに日常を侵食する。

願わくは全ての悲劇に終止符が打たれん事を。

今始まる大逆転の物語(ストーリー)

運命を変える一撃を今ここに。


ダブルクロス The 2nd→3rd Edition
ハートレスメモリー 第一話
「Birdcage ーバードケイジー」

ダブルクロス
それは裏切り(儀式魔術)を意味する言葉

宵ヶ崎:なあ、小鳥遊、お前はそれで本当に幸せなのか?
嶋岡:(拍手しながら)すごい!(笑)
宵ヶ崎:多分そういうこと良いそうかなーと思って!ヨカッター!(笑)
GM:誰か「サービス、サービスゥ!」って言ってくれんかなー!何をサービスするんだろう(笑)

グランドオープニング「予兆」

GM:グランドオープニングを始めますよ。PC1です。
嶋岡:はい!分かりました。
GM:「予兆」ということで。10年ほど前のことだ。君は幼馴染の六白傷無(むつしろ きずな)とともに、近所の神社で遊んでいた。そこに、それが現れたのだ。ジャーム。今でこそ、そういうものが居ると知っているが、その時はただ怖くて、そして、気が付いたら、腹から大量に血が流れていた。
傷無が、君にすがりついて泣いている。彼女も、肩に怪我をしているようだが、互いの血が混ざって、どちらの出血量が多いのかよく分からない。すごく危ない状況なんじゃないかな(笑)ジャームの咆哮が響き、血液型って何だろう。そして君は死んだ。記憶がここで途切れ、暗転する。10年前の回想シーンであり、六白傷無さんとの交流シーンであります。
嶋岡:はい。傷無のことは、「きーちゃん」と呼びたいのであります。終わり(笑)
GM:とりあえず、その前の、遊ぶシーンやろうぜ。
嶋岡:あ、そうだ!そっから?良いってことよ。
GM:じゃあ。下の名前何でしたっけ?
嶋岡:寧人(あきと)です。
GM:じゃあ、「寧人君、この花きれいだね。」と言って、オモカゲソウと呼ばれる山吹の花をさしながら。「これで花輪作ってあげるね」と言って。作れるの?女の人って。
梅宮:知らん…。
嶋岡:茎があれば大丈夫な気がする。ある程度の柔軟性と頑丈さがあれば。
GM:じゃあ、作れるってことで。むしりむしりしながら!(笑)
嶋岡:じゃあ、その横で、不器用な何かを作っています(笑)
GM:「ありがとう、付き合ってくれて。花遊びなんて退屈?」って聞いてきます。
嶋岡:いや。どうなんだろうな。この頃はどうだったんだ(笑)
GM:傷無を無くしてから、変わった感じですか?
嶋岡:この事件によって、けっこう変わった感じなので。「ううん。別に退屈じゃないよ。きーちゃんと遊ぶの、楽しいから!」と無邪気に答えます。
GM:「じゃあ、良かった!」どうしようかな。「明日も一緒に遊んでくれる?」
嶋岡:「うん。約束。」と言って、小指を差し出すかな。
GM:「約束。」と言って小指を絡めたところに、ジャームが襲ってきます。
嶋岡:約束が守られることは無かったのか…フラグ(笑)
GM:というわけで。これ、どんなジャームなのか描写が無いんだよね。とりあえず、赤い目の何かがやって参りました。キラーン。(笑)というわけで、気が付いた時には(笑)
宵ヶ崎:はえー(笑)
嶋岡:じゃあ、薄れゆく意識の中で、すがりつく傷無の、頬に当たる涙を感じながら。意識が闇に沈みます。
GM:じゃあ、気が付いたら君はどこかの病院のような場所。今思えば、UGNのラボに居た。医者らしき陰気な男が、君に向かって頷く。「助かったようだね。」
嶋岡:ここは。きーちゃんはどこ?
時雨:無事だ。だが会わせるわけにはいかない。(後半、そういう名前の人が出てくるよということです。先に名前出しておく)
嶋岡:それは、どうしてだろうと思うけど。言う言葉がない。
時雨:落ち着いて聞いてほしい。君は、オーヴァードという特殊能力者として目覚めた。どうやら、ジャームを単独で撃退したようだね。すごいね。一緒に居た女の子は無事だよ。ただ、ジャームという化け物が居るんだ。それを目撃した者には、記憶処理を行うことになる。すまないが、もう彼女とは会えないと思ってほしい。
嶋岡:何を言われているのか、分からないんですけど、傷無と会えないことは認識しました。ひっそりと泣いています。
GM:すぐ受け入れた。
嶋岡:そうですね。衝撃が大きすぎて、茫然として泣くしかない。って感じですね。
GM:じゃあ、軽く君の頭に手をやって、目線を合わせて。
嶋岡:あ、大事なセリフを思い出した。
GM:とりあえず聞こう!(笑)
嶋岡:この研究者が一気に悪者になるけど良い?「ようこそ、こちら側へ。」(笑)
梅宮:何かなー。(笑)
深森:ちょっと嫌だな。(笑)
嶋岡:でしょ?(笑)
GM:「彼女の安全と幸せを思うなら、諦めてほしい。」と言われます。
嶋岡:そう言われると、こいつとしては、納得するしかない。
GM:という所で一旦シーンを切りまして。5枠ですな。

グランドオープニング「辞令」

梅宮:5枠なんだ。いきなり。はい。
GM:どうしよう。これはねー。「新しい勤務地が決まったよ。行け。」としか言われないんだよ(笑)
梅宮:じゃ、もう適当で…無くてもいいような気がします。
GM:何か面白いキャラ居なかったっけ?
梅宮:特に、別に…
嶋岡:あれじゃないの?妹の乃花はどうなったの?いるの?
GM:あ、乃花さん?後でPCからお聞きください。
宵ヶ崎:はーい。
GM:そんなぁ、人のキャラホイホイ殺したりしませんよぉ?(棒)
嶋岡:いや、俺のキャラじゃないんだけどね!正確に言うと、
GMNPCと言うか(笑)あ、分かった。とりあえず、警察署長が。「面影島を知っとるかね。小さな島だよ。平和で良い所らしいぞ。君の心を癒してくれるに違いあるまい。」そんな感じで言われて。旅立ちの日の前でございます。
梅宮:はい。
GM:名前忘れた。あいつ誰だ。えらいゴージャスな、縦ロール?
梅宮:あー、あいつね。
嶋岡:あいつね。馬走灯(うまはしり とう)。(『Slaughter School』参照)
GM:馬走さんが、あなたをおびき出し…違う(笑)
嶋岡:待ち伏せ?
GM:まあそんな感じで。フェリーか何かの前、フェリー乗り場で。「そう、面影島に行くの。」
梅宮:これ、馬走とは仲良いって設定なんですか?
GM:どうでしょう?とりあえず、君のことを、ずっと好きで気にかけてくれてるっていう。設定のままにしていますが。でも女は嫌だって言われたらどうしよう(笑)
梅宮:そういう意味じゃなくて!(笑)FHを脱走してる扱いだから…
嶋岡:いや。馬走的には、そういうことを気にはしない。(笑)
GM:気にしないそうです!こっそり会ってる感じで!
梅宮:なるほどー。
GM:変装してます。ヒゲで。
梅宮:ヒゲで!?(笑)
深森:縦ロールなのに!?
GM:縦ロールだっけ?
梅宮姫カットですよ!姫カット
宵ヶ崎:お嬢様系…。
嶋岡:じゃあ、フェリーの出港のとき、テープ持ってくれますよ。豪華客船じゃなくて、普通の連絡船だけど(笑)
梅宮:今どきテープ!(笑)
GM:いやー、あちこちのリプレイ読んだんだけど、スワンボートで行った猛者も居るんでなー。どうかと思った(笑)
梅宮:スワンボート!?(笑)
GM:色々参考にさせてもらって!色々酷いセッションになるように心がけております!はい!
梅宮:はい!ひどいのか(笑)
GM:というわけで、「向こうに行っても元気でね。また今度遊びに行くわね。」と言ってみる。
梅宮:まあ…「おう。」くらいしか言えないですけど…。「あんた、本当にもの好きだな。」
GM:奴のロールプレイが怪しい(笑)GMに助けを求めるような目で見ます!(『Slaughter School』のGMであるPC1に向かって)
嶋岡:細かい設定を用意してなかったな!(笑)
GM:あ、馬走灯は今後も重要な役割をしたりしなかったりします!
嶋岡:まあ、あいつだからねー。
GM:重要なNPC、なのかな。「妹さんのことは残念だったわね。」あれ、死んでるじゃん!!?
深森:死んでる!?
GM:死んでるじゃマズイよねー。うーん。(しかし皆にはバレた)
深森:妹は何歳くらいになってるんですか?
GM:今生きてたら、歳はそんなに変わらないと思う。
嶋岡:龍子は今27歳なんだ。
梅宮:なんですけどー。何か、面影島に赴任したのが、みんなが来るより1年くらい前っていう設定なんで…
GM:1年前です。
嶋岡:そうなの?そうなんだ。へー。
GM:じゃあ、「妹さんのことは残念だったわね。」せっかく伏せてたのに、NPCの口から出るとはな…(笑)
梅宮:何て言ったら良いだろう…
GM:「良い子だったのにね。」と言って、しゅんとしています。かつてのチームメイトだからな。(笑)
梅宮:こういう時には事故らせちゃいけないんだよなー。「私が犯人を捕まえて、自分の手で処刑するんじゃないのかって心配されてるから、こうなったんだろうな。そんなことはしないように、とりあえず、心を落ち着けるよ。」
GM:処刑はしてない。
梅宮:しそうには見えるでしょうよ。マッドマックスのファンだって、公言してるんで(笑)
GM:汚物は消毒だー!って作品が違うのですが。というところで、そろそろ乗船時間がやって参りました。という所にしておきますか。
梅宮:「本当にテープやるの?」と言う(笑)
嶋岡:(笑)
GM:「うん!」と言って嬉しそうに!(笑)1本?いやいっぱい!いっぱい!
梅宮:本当にやるんだ!?恥ずかしいなぁ~!(笑)
GM:じゃ、そんな感じで旅立って行きました。「手紙書くわね!」と言って。
嶋岡:手紙かな!馬走的には!
GM:でしょう?手紙の方が、何かハイソな感じがする。
嶋岡:それも「親愛なる」から始まる手紙ですよ!羽ペンで書いてあるの(笑)
GM:ってな所で、そんな美しいシーンでした。原作だったら鈴木和美が出てくるんだけどこれ、別に要らないよね。と思うので、要らないです!
梅宮:え、あの社長のPC。何しに出てくるんですか?
GM:賢者の石の適合者が見つかったから、色々大変とかそういう話ですよ。向こうにもUGNの支部があるから、場合によっては訪ねて手を貸してもらうのもアリかも知れないって話ですね。そういう話を馬走に言わせて、和美の出番をないないする!
宵ヶ崎:ないない(笑)
嶋岡:まあ良いんじゃないですか(笑)

グランドオープニング「赴任」

GM:ということで3ですー。
深森:はい。
GM:霧谷があなたを呼び出した。新しい支部への異動というわけで。霧谷から、新支部への辞令を受け取るシーンであります。「ある支部の支部長が音信不通になってしまいまして。後任をお願いしたいのです。
深森:え…音信不通とは?
GM:音信不通なので、分かりません!(笑)
深森:(笑)詳細は分からないと?
霧谷:まずは彼の消息を調べるところから、最初の仕事が始まることになると思います。
深森:そうですか。分かりました。
霧谷:ありがとうございます。面影島という小さな島です。部下も居ませんが…何分あなたが未成年なので、新しく一人部下を付けます。
深森:お気遣いありがとうございます。
GM:「なぜそんな小さな島にと言いますと、その島の住人からオーヴァードが出現する率が異様に高いのです。原因は分かっていません。前支部長の時雨さんも、その研究のために配置されたんですが、何かあったのか、その調査も含めてお願いします。」というわけで、面影島へのチケットや必要な書類やスワンボートを君に手渡した。
深森:スワンボート(笑)
梅宮:出た!普通にしましょう、普通に!(笑)
GM:まあね!スワンボート手渡しってのはね!どんだけ霧谷さん力持ちなの!っていう話よ(笑)
梅宮:その時には既に日本支部長は霧谷さんだったんですか?
GM:2ndから日本支部長。その前は別の人だったけど。
深森:140センチで30キロくらいしかないので、スワンボートに潰されてます!(笑)
GM:いや、マジやめよう。(笑)じゃあ、新しい部下に挨拶する?特に面白いことは無いんだけど。
深森:じゃあ、自己紹介したいです。
GM:「じゃあ、源田君、入りなさい。」と言って。「はい。」と言って入ってきます。
深森:これからよろしくお願いいたします。
GM:「よろしくお願いします。」と言って、君よりだいぶ背が高い。170センチくらい。「源田九郎と言います。よろしくお願いします。」
深森:「よろしくお願いします」お辞儀して。
GM:まあ、普通の少年って感じ。この後、支部のあちこちで猫にエサをやっているシーンが無駄に挿入されますけど(笑)てなわけで、二人連れだって参りました。では、最後は。PC2です。

グランドオープニング「宿敵」

宵ヶ崎:はい。
GM:「宿敵」ということで。かつて幾度も刃を交えたFHエージェント・ナイチンゲール。彼女と最後、数か月前に交戦したときのことが思い出される。1か月とか2か月とかかもしれんけど。任務中、ナイチンゲールと幾度目かの遭遇を果たし、とある山中にて交戦していた。「今日こそ決着をつける!紅!」と言って、雷を放ってきます。
宵ヶ崎:それをバッと避けて、こっちもハンドレッドガンズの銃を構えて。バシッと。
GM:魔法詠唱のシーンは飛ばして。(笑)
宵ヶ崎:詠唱?ああ、そうかそうか。じゃあ、避けた瞬間にカッターナイフでガッと腕を切り裂いて、リボルバーを作って。
梅宮:痛そう…。
GM:それは、傍らの少年の振動派で止められます。
梅宮:2対1なんですか?
GM:ソングバードが居るので。
宵ヶ崎:ソングバード、小学生くらいなんでしたっけ?
GM:高校生と小学生と。ナイチンゲール、こんなバイオレンスな顔ですけど。すごい傷が入ってる。(笑)(ナイチンゲールのイラストを見せる。たしかに顔面の傷跡がバイオレンス。)そして、ソングバードがえらい可愛いっていう。
梅宮ナイチンゲールKERAっ子か…!?(髪型がそれっぽい気がしたらしい)
GM:大丈夫。俺、ソングバードだったらイケます。
梅宮:は!!?
宵ヶ崎:こらこらこらこらー!!な、何の話でしたっけ(笑)
梅宮:え、何か2対1なんだっていう…
GM:そうそう、2対1で戦っておりますよ。ということで、「ナイチンゲール、もう時間の限界だよ!」と言って、向こうは撤退していきます。「ここまでか。」何か言います?「逃げるな卑怯者。」とか。
宵ヶ崎:さすがにそれは…。こっちも2対1で不利なのは分かってるしなー。何とか自分が生き残れたことに対してホッとしてる感じで。
GM:はい。じゃあ援軍が来てくれた。インセインが。
深森:インセイン!(笑)
梅宮:そういうことか!はい、分かりました!(笑)大方、紅ちゃんの方が素早いはずなんで。
GM:ちょっと遅れて。
梅宮:ヒイヒイ言いながら追いついてきます(笑)
GM:足元には大量の猫!にゃーにゃーにゃー。すごい服を着た男の足元に、すごい数の猫が!(笑)
宵ヶ崎:(笑)
梅宮:いや、この頃は多分すごい服着てない!設定的には!(昔は常備化できなかったので、購入判定で着ていた)
GM:あ、まだ着てないんだ?
梅宮:野良着じゃないですか?
GM:じゃあ、ジャージを着て!(笑)助けにきたよーって所でまあ。
宵ヶ崎:助けに、とは(笑)アニマルアタック?
GM:別の意味でアニマルアタックを食らったような。では、君はナイチンゲールが面影島という小さな島に潜入しているという報告を受けて、現地に向かっております。
宵ヶ崎:ということは今、船の上とかですかね?
GM:船の上ですねっと。島が見えたあたりで、あなたの中の何かが。疼きます。
宵ヶ崎:じゃあその時、普段切り裂いてる左手が。傷が無いのに、なぜか血が泡立って、傷が開くような感じがして、左腕をさすっておきます。
GM:出血します。
宵ヶ崎:ボタボタっと。危ねー。
GM:ちなみに、衝動は何でしたっけ?自傷
宵ヶ崎:うん、自傷ですね。異様に左腕をかきむしりたくなるとか。
GM:ってな所でシーン切りまして。PC1が面影島に向かうシーンでありますが。

続く!

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)