Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

「とらい∵願」 その4

ここで初めてミズクと時那と謙が一堂に会するわけですが…。ここからは真剣なラブコメロールプレイが目白押しです。(それはコメディなんじゃろうか。)

決意

時那:じゃあ、情報収集してゆずりはの居場所が分かったことにして、そっちにも行ってみようか。
ミズク:わかった。じゃあ、登場しますね。
GM:別シーンの方が良いんじゃないかな?じゃあシーン切って、始めます。
時那:(ころころ)低い。
ミズク:じゃあ、猫に暖かい寝床を用意して。数日分の食料も用意して、ちゃんと猫に言い聞かせるぞ。「一気に食べたらいかんぞ。これは順次食べて行くんだからな。」真剣な顔をして、山門から外に出ようとしますよ。
GM:じゃ、猫が敬礼して。
ミズク:猫!(笑)最初に会った優しげな女性とも、中盤にあったコミカルな女性とも違った、シリアスな顔をしてミズクが門から出てきますよ。そこに2人が出てくるんですよね。
:どこに行くの?
ミズク:ちと所用でな。暫く外すぞ。
時那:後ろから、ひょこっと出てくる。
:見た目的に、普段と違うのは分かるよね。
ミズク:雰囲気がね。
:そうだな。「少し外すっていう雰囲気じゃないよね。」
ミズク:場合によっては、ちと長い外出になるかもしれん。猫には、数日分のエサを与えてあるが、それ以上戻ってこないようならば、すまんが別の所を頼ってはくれんか。
GM:己の食欲と戦う猫。(笑)
ミズク:シリアスなことを言いますよ。
時那:完全に、自己紹介するタイミング失った…。
ミズク:ああ、そうですね!(笑)「そういえば、わしに何か用か?猫の方なら、いつもの所に寝かしてあるから、存分に見て行くが良い。」
:聞きたいことがあるんだけど。ここで、かくかくしかじかと、芦屋とゆずりはの事を言ったほうが良いのかな。「何か、知らない?」と。
ミズク:ここで、彼女がゆずりはを探しているってことを教えてくれたってことで良いんですよね。
時那:そうです。
ミズク:それじゃあ、ちょっと顔をほころばせてですね。「そうか。ゆずりはには、そなたのような友人が居たのだな。」と、そちらの方を見ましょう。
時那:うーん。
GM:友人が居るのだな!友人ですか!
時那:ふ!(笑)
ミズク:私はそういう風に解釈してるからね!
GM:何か反応しても良いよ。
時那:…マブダチです…!!(笑)
ミズク:そうですか。じゃあ、そう言われると、ちょっと頭を下げて、「ゆずりはがいつも世話になっておる。これからも仲良くしてやってくれ。」
時那:「バッチコイです…!」って感じで。(笑)…実は私、facebookでお友達の、兼好 時那と申しまして…この間の投稿を見たら、その…こないだまで家庭教師をしてたケン坊…が一緒に写真に写ってて…。(笑)
ミズク:それを聞くとパッと顔が明るくなりますよ。「なんと!あの兼好殿でしたか!いつも写真楽しみにしております!」という挨拶が!(笑)
時那:あ、はあ…で、こっちは、果たして言ってもいいものかっていう気まずい空気感が…。(笑)
ミズク:何が?
:じゃあ、その様子をはたから見て、「うわぁ、世間って狭いんだな…」(笑)
ミズク:そこまで言われたら、「実は用事というのは、ゆずりはという娘のことなんだが。」
時那:何と!
ミズク:今から、その娘に会いに行こうとしていたんだが…」そういう話を聞いていたんなら、一緒に行くか?
時那:そりゃもう!実家では親にいじめられて!酷い目に遭っていたんだから。私が保護者みたいなもんだ!そういう自覚があった!だから絶対に、面倒に巻き込まれているんだったら、解決するっていう決意を持ってここに来たんです!
ミズク:そう言うと、とても嬉しそうに笑っていますよ。「あの子を、そんなにも大事に思ってやっておるのか。」
時那:ただ、それと、過去に暴れて。えらいことをしでかして。殴ったという過去がある。
ミズク:殴った!!(笑)そこまで言っちゃうの!?
時那:ごめん、て…何だろう(笑)
ミズク:いやいや、良いんじゃない?「友人であれば、時には衝突することもあるだろう。」
GMダンプカーで轢いたような感じだったけど…(笑)
ミズク:まあまあ、仕方ない。オーヴァード同士だからね。「今のまま仲良くしておれば良いのではないか?」
時那:「そうだね。あの時は、なし崩し的によくわかんない方向に行ってしまったけど、ちゃんと謝ろう。」という感じで、いざ決戦の地へと…!
ミズク:まだ決戦かどうかは分からんけど!
時那:あ、そうでした…
ミズク:はい!じゃあ、一緒に移動で良いですかね。
:移動しよう。
GM:じゃ、移動しました。にしようか。自分のfacebookを見られたことには、気づかないか。
ミズク:言われてないからね!(笑)
:私としても。
GM:触らない。
:触れるわけにはいかない!
GM:踏み込むべきかちょっと迷ってる!(笑)
時那:このシチュエーションで言ってもいいものか。(笑)
:えーと。そうだな。じゃあ、道すがらにですね、近寄って。キーホルダーを見せてみましょう。「見覚えはある?」
ミズク:あー…そうか。ちょっと嬉しそうになって。「まだ持っておったのか。」と言います。
:「まあ、一応ね。」ということでですね。えーと…
ミズク:何でござるか。何でござるか。
:やたらとくっついていたってことで、良いでしょうか?

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GM:良いっすよ。ゼロ距離に接近。既定の3枚を達成したので、クライマックスに行くことができます。では、これをどうぞ。(山札から引く)
時那:おおー。
:オゥ!オゥ!?
GM:これが残ったのか!?そっち!?
時那:何が!?
GM:今回書いたヤツを勘定してみて下さい。1枚。2枚。
ミズク:7枚目がある!?(笑)
GM:誰か引いてあげて。はい!
ミズク:えー、そう言われると。何て言いましょうかね。真面目な顔になって。「わしは、見てのとおり化け物じゃからな。人とはあまり関わり合いにならない方がいい。知らぬふりをして悪かった。」
GM:宇宙人も化け物って扱いで良いんですかね?(こそこそ)
:ん!?
ミズク:まあまあ!(笑)そうですね。今までゼロ距離だったんですけど、すっと一歩身を離しましょう。「お前も、あまり私に深入りせん方が良い。」と言います。
:そうだなあ。そうは言われても…言いたいことは分かるんだけど。そうだなぁ…やりたいようにやるだけなんだけど。周りが何と言おうと、俺は一緒に居たいから居るだけで。別に、そこに…他人にどうこう言われる筋合いは無いと思っているんだ。好きなようにやりたんだ。
ミズク:そうですか。でしたら。嬉しそうな顔になって。「好きにするがよい。」といって笑いますよ。
:うん。「じゃあ、好きにするよ。」といって笑いかけます。
ミズク:そんな感じだな。
時那:私は、空気のようになっています。
:お、おう!
ミズク:ま、まああなたの出番はこれからなので!
時那:こんなのどう使えばええねん!!(お分かりかと思いますが、「キスする」のカードを持っています)
ミズク:大丈夫だよ!今この瞬間にですね、出会った瞬間に説得して、チューまで持っていけば良いんですよ!
:せ、せやな!
時那:セヤナァ…(笑)

百合っぷる爆誕

GM:はい、じゃあ着きました。どこだろう?境内じゃないとすると、この町の象徴的な…何か希望はありますか?
時那:それはー…採石場とか?
ミズク:何でだ!!(笑)戦隊かっ!?
:それは確かに、爆破シーンはできるけど!?
GM:戦闘シーンも撮れるけど、ちょっと違うだろう。身を隠しやすい場所は、人の居る場所。街中かな。街中でばったり会いましたよ。繁華街だねぇ。「あ」「あっ」みたいな。
時那:んー。
GM:じゃあ、逃げます。
時那:そこで、それじゃあ
GM:後ろからパンチ。
時那:パンチはしないけど!!先回りして前に立つことはできるよ!ハヌマーンだから!
GM:じゃあ、腕を掴まえられますよ。
時那:掴みます!「捕まえたァァ…!!」
GM:じゃあ、「ハッ」と言って、呼気を飲みます。
時那:良かった。と思って、一瞬顔がほころぶんですが、「ここで何をしているの。逃げないといけないんでしょう!?」は違うなあ…「なんで戦おうとしたの!?」
GM:戦うんじゃなくて、逃げてたの。
時那:逃げてたのか!
GM:じゃあ、「どうして?」って聞いてきます。消え入りそうな声で。
時那:ちょっと待ってくださいよ…「力になれそうな人を連れてきた。もうあんな、変態野郎とは決着をつけて、昔みたいな仲良くできるように。日常を取り戻すんだ。」みたいな。
GM:「取り戻せないよ。私、人間じゃなかった。」オーヴァードであって、人間だと思ってたけど、ふたを開けてみた妖怪だったっていう事なんですけど。この後彼女に衝撃の事実が!
ミズク:宇宙人です!(笑)
GM:ここまでシナリオをファックされたのは初めてだ!!あり得ねぇ!(笑)
:妖怪だと思っていたら実は宇宙人だった。という衝撃の展開が待っているわけですから。ええ!
GM:酷いったらありゃしねえ!
ミズク:大丈夫じゃ。ミミズだっておけらだってアメンボだって、みんな生きているんだ。
GM:人間じゃないから、あなたから逃げたんです。っていうのが、彼女の真実です。
ミズク:まあ、人間じゃなくても良いんじゃないの?(笑)
時那:「人間じゃなくたって!昔から仲良くしてたゆずりはには変わりないじゃないの!」という正論を言います。
ゆずりは:じゃあ、良いの。傍に居ても良いの。
時那:「全然大丈夫…!」もう心臓バクバクしてて、頭から湯気が出そうですが(笑)この札は使えないんですけど…!!
ミズク:そ、それは良いんでは無いでしょうか!?傍に居ても良いんだよってことでチューするっていうのは?
GM:別に唇に行かなくてもいいし。行かなかったらこっちから行く勢いだったんだけど(笑)
時那:うーんなるほど!じゃあ、お互いに、私は本気だ!!みたいに、目をまっすぐ見ます。正直、距離はかなり近いです。「行ける!!」みたいに思ってますが。
GM:行けそうですけど。え、コレは何されるんだろう!?目閉じていいのかな!?(笑)
時那:そして、気まずい沈黙が。
ミズク:ああー…謙の頭を掴んで、クルッと横に向けます(笑)
時那:そう来たか!後ろで爆発が起きたりしないんですか!?(延期してもらいたいらしい)
ミズク:こっそりワーディングして、周囲の視線を遠ざけておきますよ。
GM:じゃあ、意を決して、目を閉じて、ちょっと首をかしげますよ。
時那:じゃあ、ここでズキューンが発生しました。

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:ズキューン言った!(効果音でばれている)
GM:はい。Eロイス一個削れました。
時那:ハハハ!!(笑)やり切った~!
ミズク:俺たちにできないことをやってのける!そこにしびれるあこがれるゥ!
GM:このシーンが終わってから展開してやってください。(そしてもう1枚を差し出す)
時那:すごいのが出た…(笑)
:何だ何だ。
時那:どうぞ(笑)
GM:じゃあ、そっちどうぞ。
ミズク:い、良いのか?邪魔せんように。端でうずくまっておったんじゃが。
ゆずりは:ごめんなさい。待たせたわね
ミズク:いや、全然待ってないぞ。
ゆずりは:じゃあ、もうちょっと良い?(笑)
ミズク:それは勘弁してほしい!他所でやれ!
時那:肘で小突く!
ミズク:すまんかったな。お主にはまず謝罪せねばならぬまい。
時那:見なかった事にしておいて!
ミズク:そうじゃない!お主はただの化け物ではない。宇宙人にしてしまったのはわしの責任じゃ!
時那:そっちかよ!!(笑)
GM:アンタ何言ってんだよ!(笑)
ミズク:まあ、冗談はさておき。
GM:冗談じゃねえのがタチが悪いな!(笑)
ミズク:ま、構わぬ。私もお前と同じだ。だが、こうして人に交じって生きておる。お主がどんな生き方をしようと、責めるものは居るまい。だが、人様に迷惑をかけるのは良くないぞ。今、お前さんが迷惑なのではない。実は、お前さんが戦った相手なんじゃが、実は広い意味では我々の姉妹なんでのう。
ゆずりは:そうみたいね。ロイスが4つ位削られたわ。
ミズク:ああ、そうなの!?大丈夫!?
GM:何だっけ?不利な状況を打ち消すのにタイタス化させたんですよ。だいぶ頑張ったほうです。「ものすごく、彼女と私は相性が悪いの。」
ミズク:ほう。どんな能力を持っているの?何かやってくるの?
GM:出した鎧を脱がされる。〈散滅の腕〉。
ミズク:あー。ウロボロスか。残念ながら、アッパー系の能力は誰も持ってない我々なんだが。(笑)それはさておき。
ゆずりは:彼女と戦うんだったら、私は力になれないわ。
ミズク:「どちらかというと、心の力を貸してほしい。今のままでは、奴に対抗できずに、逆に飲み込まれてしまう恐れがある。そうすれば、お前が大事な人と、過ごすこともかなうまい。」我々が自由になるのに、抵抗するのに協力してほしいってことでロイスを取りたいんですが、よろしいですか。
GM:じゃあ、うなずきます。「分かりました。私たちが、私たちを始められるように。」
ミズク:「そうだな。それに、多分一番濃いのは私で、お主もそのクスハという奴も、かなり薄いのであろう。」と、意味深なことを言います。
GM:よくわかってない。この時点で、時那の腕を取って、若干寄り添うような感じで。
時那:ああ、もうデキてます。(笑)
GM:後ろから見てると、しっぽが生えて、耳がチョンと出てる。すごくモフモフしています。
時那:モフモフ!
ミズク:やはりしょうがないの。今の流行りは捕食体か。わしのような繁茂体はウケんらしい。と思っています。
GM:よく分からん!!
ミズク:こいつらの生態的に、ウルペクラ星人はですね、昆虫みたいに変態する生物なんですんで。獣的な捕食体と、私のようなエルフ耳の繁茂体という2種類の形態があるんですね。
GM:…大きくなったら、ああなるの…?
ミズク:いや、大きくなったらじゃなくて、周囲の環境に合わせて形態を変えている種族なので。捕食体はですね、生殖と受粉のための形態なので。
GM:ちなみに、OGAでこのシナリオをやった時のPC1は、即しっぽをモフりに行きました。
ミズク:そうなんだ。(笑)とりあえず、ゆずりはに対して、ロイスを結びます。感情は連帯感かな。
GM:じゃあ、対抗が可能になります。ダイス振らなくても良くなるだけですが。
ミズク:ダイス振らなくてよくなっただけでも十分ありがたい。意志がめちゃくちゃ低いので。(笑)ヤバイ所であった!俺も思い出の品が火を噴くところであった!
時那:(笑)
ミズク:火を噴いたら良いんだけど!1足りないどころの失敗じゃなかったらちょっと、目も当てられないんで!
GM:という訳で。一旦済んだので。
ミズク:なにしろ我々は、脳では無くて別の所で思考している生物なので。
GM:エロい所?
ミズク:エロくないよ!!全身で思考してるだけだよ!水素結合ネットワークです!
GM:あ、そうなんだ…。
時那:すごいなあ。
ミズク宇宙生物だから!
時那:いや、そうじゃなくて。ミズクさんの作った設定で、シナリオがとんでもない高みに向かっている気がする!
GM:高みには向かわない!
:ぶっ飛び設定だからね。仕方ないね!(笑)
ミズク:この魂の引き合いというのもですね、お互いのネットワークがあるので。それをハッキングしているものだと思ってください。だからハッキングされちゃうんですよ。意思の判定に負けると。そんな感じです。あと、私は植物なので。いざとなったら接ぎ木するんだ!と言えるので!(笑)
GM:マジで。
ミズク:誰かを救うためにね!じゃあ接ぎ木しますって言い始めるんで。
GM:じゃあ…PC1の方もやっとくかな。渡した札を展開してやってくれ。
時那:これですか!?

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ミズク:何だよ!!?(笑)
:何だ「スタジオへ」って!?
GM:はい。じゃあメッセージが届いております!「皆さんがこのメッセージを聞いているとき、私は試験中でしょう。冗談はさておき、皆さんお元気でしょうか。」(OGAでこのシナリオをやった時にPC2だった)Mさんからのメッセージになっております!
時那:ハハハ!!(笑)
GM:「どんなラブコメになっているのか、今からリプレイを楽しみにしております!では良いTRPGライフを!」ということで、こちら。
ミズク:どういう訳だったんだスタジオへって。(笑)
GM:え、だから。スタジオのMさんと中継がつながったの。
:ああ、おう!(笑)
時那:良かった!これセッションで使えっていうんなら、どうしゃあええんじゃ!?(岡山弁で「どうしたらいいの」の意)と思っておりました。(笑)
GM:では、こちらと交換。(新しい札を渡す)
時那:ハイ、ハイ、ハイ、ハイ、(笑)こっちが普通の!
GM:そっちが指示書。
時那:こっちはネタ振り用ですね!
GMTo Loveる展開ですが、頑張って下さい!
時那:もうやってるじゃないですか!(笑)
GM:違う違う!To Loveるだから、本人だけがおいしい展開に持って行ってください!
時那ラッキースケベに持ち込めと!
GM:そう!
時那:分からんが頑張ります!
ミズク:じゃあ、ここで無意味に水着シーンが入ります。「わーい水着回だ!話が全く進まないぞ!(*´▽`*)」
GM:ヤッター!って待ておい!じゃあ、クライマックスでよろしいですか?
時那:はーい!
GM:何かやることある?
ミズク:うーむ、そうじゃのう。今のところないのう。頭撫でてもらうようなシチュエーションに持ち込みたいけど、そういうの無いしなあ。
時那:そっちは、それ以上のラブコメにならないんですか?
GM:先にやっとかないと、Eロイス削れないのか。
:先にやっとかないと、Eロイス削れないの!?クライマックス前にやらないといけないの!?
GM:そう。だって終わっちゃうもん。後は、ラブコメのフラグだけを回収すれば良いと思うよ。ひとつ削れるだけで勝てるよっていうんなら、このままクライマックス突入でも良いし。やり残したシーン無い?

という訳で、シーンを作ろうとします。かなり結末に近づいているんですが。謙の持っている札が死亡フラグっぽかったり。GMがトイレに行っている間に、色々相談して追加のシーンを入れることにしました。

過去のこと

ミズク:こっちはウルトラマンの最終回的なシーンにしますよ!
時那:帰っていくんですか?
ミズク:帰っていくわけではないんですが、人外であることを強調して、突き放そうとしますよ!
時那:ジュワッ!
ミズク:うーん、これは1回やったか。うーん。でももう1回やるのもアリかな。実はこっちの背景設定を語ってないんで。それを語りたい!
時那:え、あれは…多分信じてない…?
ミズク:いやいや、銀河連邦云々じゃなくて!もう一つの、悲しいストーリーがありますねん!
時那:あ、はい!
:お、おう。
ミズク:ありますねん!GMから投げられたやつが!「おう」とか「あ、はい」とか言われてるけど!マジよ!マジよ!!ここはギャグ無いよ!
:じゃあ、シーンを作るから振るよ。(ころころ)8!

ミズク:てい!(ころころ)
時那:どうしようかな。私も登場しておくか。
:え、出るの。途中で良いんじゃない?
時那:そうだなぁ。「よっ!ご両人!」としか言いようがないし。途中からにします。
ミズク:どうするかな。一旦準備を整えるために解散して。再び集合するシーン的な感じ?
:でも良いし、道すがらでも良いんだけど。
ミズク:いや、二人が会話するシチュエーションとしては、桜と、満月を入れたいんですよ!
:まあ、一旦準備を整えに帰って。
GM:購入判定とかあったら、やってくれても良いですし。
ミズク:じゃ、そんな感じで、私は寺で。
GM:寺に帰ってくると、前から酔っ払い客が。
ミズク:いやいや酔っ払いは良いですから!これからカッコイイシーンが始まりますから!
GM:だから返しておいた!(笑)
ミズク:じゃあ、月の光の下、私は縫いとめられていた桜の木に手を当てて、物憂げに佇んでいます。
:じゃあ、そこに猫缶を買ったコンビニ袋をぶら下げて登場しようか。
ミズク:振り返ってこう言いますね。「早いな。」
:準備は特にないし。身軽な方だからね。もう一度聞かせてほしいんだけど。なんでその木に縫いとめられていたの?本当に昔、人を襲っていたの?
ミズク:そう聞かれるとですね。真正面に向き直って、こう言います。「私が、人食いの化け物であったということは、嘘ではない。だが、それは直接の原因ではない。わしは、一度退治された。そして、何の因果か、玄翁和尚という方に拾われてな。そこで、彼の娘として育てられた。わしと、父様は、諸国を行脚して、そのさなか、美しい娘となったわしは、とある若者と恋に落ちた。束の間ではあったが、幸せな時間であった。何事にも終わりは訪れるもの。わしは、見てのとおりのこの美貌じゃ。」
GM:自分で言う。
ミズク:わしに横恋慕して嫉妬した貴族に、あやかしであるという疑いをかけられての。そのさなか、父様や、恋仲になった若武者にも、一計を案じての。若武者の疑いを晴らすために、わしはその若武者自身に、わしを討たすことにした。その時若武者が持っていたのが、いまお前が携えているその刀じゃ。激しい戦いが起き、わしはこの桜の木に縛り付けらた。これが、お前が知りたかった話の真相じゃ。若武者は多分生き残ったっぽい。まあ、わしはここから動けんからの。その若武者がどうなったのかは分からん。
GM:きっと、春先位には桜を見に来ていたと思います。
ミズク:一応、会わないように頑張っていました。ひょっとしたら、見えなかったのかもしれないし。そして、自嘲気味に笑いましょう。「私は、化け物だ。こんな人の姿をしても、本質的にはお前たちと分かり合えることはかなわぬ。ま、お前がわしの傍に居てくれると言ってくれたのは嬉しいが、いずれお前も私を置き去りにするだろう。」と言って黙るかな。
:んー。「ちょっと安心した。」って言うかな。
ミズク:え!?
:そんな悪い人には見えなかったんで、安心したよ。
GM:悪いやつには見えなかった。すごい悪いやつに見えたんだ!
:そういう意味じゃねえよ!(笑)
ミズク:まあ、簡単に言うとですね。育ててくれた玄翁和尚に、仏の道と人の道を説かれたので。こいつのメンタリティーは人に近いです。かなり良心的な存在になってます。ただ、過去に罪を犯したという事は変わらないですねー。
時那:3つに分裂した過程とかは?
ミズク:分裂した過程?おそらく、種だと思います。一旦殺されてですね。九尾の狐から石になるんですよ。その石っていうのが、恐らく種形態の状態で。こいつらは、自分の体のネットワーク、記憶装置なんですけど、親の世代の記憶を持ってるやつとかが居るんで。こいつは、主に親の世代の記憶を持っているんですけど。おそらく、ゆずりはやクスハは、持ってないタイプだと思います。
GM:それはミズクが考えた設定で、伝承では石が3つに砕かれたそうです。
時那:はあ。(笑)
ミズク:そうです!(笑)違うねん!
GM:このセッションではミズクが考えた設定が正解です!(笑)
:お、おう!
ミズク:そう来るかなって思って、色々設定を考えていたのよ。何で個体差があるのかとか、色々思ったんですよ。
GM:よく、設定をポイッと投げただけで、よく出してくるよ本当に!
ミズク:まあ色々個性がありますし。種族的には個人を重視する種族なので。助けてやらねばなあと思っている。家族も大事だし。
:そうだな。安心したよ。
ミズク:まあ、もう1回問いましょう。口を尖らせてこう言います。「安心したとは何じゃ。このわしが昔、凶暴な大妖怪だったのは事実なんだぞ。それでも、お前は、このわしの傍に居れるといえるのか。」と振ります。(笑)
GM:ここで振るのか。(笑)
:振るのは前に消化したじゃん!(笑)えーと、じゃあ「今はでも違うんでしょ?」
ミズク:ま。(笑)まあそうだけど!
GM:良いPC1だなぁ(笑)
ミズク:当然じゃ!こう見えても、わしは仏の道に帰依しておる。品行方正な素晴らしい女性じゃぞ!(笑)
時那:自分で「素晴らしい」って言いきった!
ミズク:今ならお買い得じゃ!(笑)
時那:まるで売れ残りみたい!
GM:買い手が居ないしなあ…
:じゃあ、別に…一緒に居てても問題ないよね。
ミズク:そう言われると、ぐっと詰まりますね。「ま、ま、ま、まあ…ううん。」黙って頷こうかな。下を向いて、顔を赤らめて、チラチラとそちらの顔を見ながらこう言います。「しょうがないなあ~、どーしてもお前が一緒に居たいというのであれば、別に一緒にいるのはやぶさかではないぞ~?」
時那:かわいいな。(笑)
:お、おう!
GM:負けるなよ!
:しょうがないなあ!じゃあ、何も問題はない訳だから。と近づいていって、これ。

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ミズク:おお!ありがとう!頭撫でられたよ!
GM:素晴らしい。
ミズク:うれしいです!ツインテールがピコピコしてます!
時那:ピコピコ!(笑)
ミズク:もう何も思い残すことはない!ハレルヤ~!といって昇天しそうになってますよ!(一同爆笑)
GM:おかしい!あんな面白生物がちゃんとヒロインに戻って来ている!みんな頑張った!!すごい頑張った!(笑)
:俺頑張ったよ!
GM:そうだ!謙がすごい!よく耐えた!感動した!(笑)
:えーと。そうだな。「僕はこれからもここに居るつもりなんだけど…君の方もこれで良いよね。良い?」
ミズク:ああ。
:良いですね!
ミズク:こう答えます。答える代わりに。いきなり唇を奪います。
時那:オオーッ!キターッ!
ミズク:何の手札もありませんけど。
GM:いや、大事なことでしょう。色々と。
ミズク:暫くして唇を放してですね。いたずらっぽく笑いながら、こう言います。「当然じゃ。末永く、宜しく頼みますぞ。謙様。」
:じゃ、目の前のことを、片付けに行こうか。
ミズク:そうですね!ちなみにあの。やりたいことが片付いたら、子供ができる可能性があるかもしれないんですが、良いですか?
GM:誰に断ってやがる!(笑)
:誰に断っているんだろう!
ミズク:別に私が種を生むとかではありませんよ。一人、保護せねばならない子供が居るので。
GM:あれ、養子にすんの!?
ミズク:まあ、娘かなぁ。やはり、私が責任を取るしかありますまい。
GM:そうだね。
時那:二人が真剣な話をしている間に、こっちでは、ゲーセンに行ってプリクラ撮ってたってことで良いですか?
ミズク:良いんじゃないですか?
GM:あれ俺川べりをデートするつもりだったのに!?(笑)いやまあ、この後やりますけど!
:そうですよ。頑張れ頑張れ。
ミズク:俺たちは頑張ったよ。フゥ!終わった終わった!こんな面白生物をヒロインにしてくれてありがとう!
時那:どうしようかな。真剣にまた頑張らないといけないですね。

続く。次、クライマックスフェイズ。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)