Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

「とらい∵願」 その2

ミドルフェイズでは、がんばって手札を消化していきます。ところで、編集の都合で記事をひとつ減らしました。今の基準から見ると、1記事が短すぎるなーと思ってたんで。

ミドルフェイズ

優しい記憶

ミズク:次はどんなシーンでござるか?
GM:時間戻りまして。ミドルフェイズです。シーンプレイヤーは2。過去のシーンから組み立てて行こうってことで。まあ、謙はいじめられた、とか家出した、ってことだと思うんですね。同時に登場してやってください。
ミズク:過去のシーンだが侵食率は上がる。そして〈ファーコンタクト〉で1点上がる。(ころころ)9点上がった…。
時那:お、おう。
:ちょっと上がりすぎじゃ?もう50だよ。
ミズク:はい。私は54ですが何か。…これはどういうシーンをすればいいの?
GM:さっきのシーンの続き的な。ちょっといい話を組み立てて行ければいいんじゃないかな。具体的には、手札を見ながら。何で泣いてるの?って話から。何で泣いてるの?マスターも知らないから。
時那:ハハハ!(笑)
GM:微妙に夏目友人帖が混じっているから…要するに、変なものが見えるわけですね。それをからかわれてる、と。
:なんだかよく分からない理由でいじめられた、ってことで良いですね。分かりました。
GM:人間じゃ無い変なものにいじめられても良いですし、人間にイジメられても良いです。
:変なものが見えるっていうんなら、人間にいじめられたってことが良いですね。
GM:どっちにも混ざれないっていうのは、結構大事だって思うんですね。人の側から外れたのと、獣の側から外れたの。ビーストバインドちっくな何かだったんですが。というところで。
:えー…
GM:いじめられたの?って聞かれたら「違うわい!」って言っちゃうよな。(一同笑)
ミズク:ちなみに、私のさっきのセリフは、「これ、男子がめそめそと泣くものではありません。大丈夫、仏様が見守っておりますよ。」です。(ハンドアウトの裏に書いてる)え、どうしよう。あのシーンに続きがあるなんて思ってなかったから、あんまり喋るとボロが出てしまう!(笑)
GM:頑張れ!あとちょっとで終わるから!
ミズク:素敵なお姉さんってことで、ステキな思いでにしようと思ってるのに!
:そうだな、素敵なお姉さんに慰められたので、ちょっと涙を拭きながら。「うん。」と頷いておこうか。「男の子は泣いちゃだめなんだよね。」
ミズク:笑ったらこう言いますよ。「お前は立派な子じゃ。辛い時こそ、笑顔になる。そうすれば、辛いことも吹き飛ぶ。」…ちょっとゴメンなさい。口調が安定しないので。(笑)
GM:キャラが馴染んでいないんです。PC1の生血を飲めばいいんだよ!(馴染む、馴染むぞォー!的な)
ミズク:では、こう聞こう。「ところで、お前、名前は何という?」
:謙っていうんだ。
ミズク:謙か。よい名前だ。私はミズクという。
:ミズク?すごく聞きなれない名前なんで。
ミズク:変な名前なんで。ここでフルネームを言うと台無しなんで!(笑)
GM:はい、じゃあここでキング・クリムゾン!1週間後に飛びます!(笑)どんなシチュエーションですか。丸投げかよ!(笑)
:じゃあ、遊びに行こうかな。優しくされたし。
ミズク:おお、そうですか。私は神社…神社じゃない。お寺の山門で、まだ来ぬか、もう来ぬかと思って、そわそわしてますよ。
GM:なぜか神社だよな。(笑)俺も寺って設定してるのに、神社って言っちゃう。不思議不思議。
時那:やっぱキツネといえば神社だからでしょう。
ミズク:山門で待っているよ。…何か、思いでの品が欲しいんだが…何か良いシチュエーションは無いだろうか…何して遊ぼうか?
時那:鳥居の上に石を投げて遊ぶ。やっぱ神社か…。
GM:春先だと、店とかもありますぜ。桜まつりの会場になってるところなので。
ミズク:じゃあ、手を繋いで、出店を回るってのはどうでしょうか。
:ああ、いいんじゃないでしょうか。
ミズク:そして、二人で元気よく手を振ります。手を繋いで。ぶんぶん。

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GM:OK!
時那:ハハハ!!(手を叩きながら)
GM:新しい運命を選ぶがよい!
ミズク:(山札から1枚引く)ここにコレが来ても…。
:じゃあ、手をぶんぶん振り回して。昼過ぎくらいに、うとうとし始めます。
ミズク:それなら、人気が無い静かな場所に行って、膝枕をしてやろう。
GM:あれ!?いきなり!(笑)
ミズク:じゃあ、私は寝顔を眺めながら。「かわいい寝顔。」なんて思ってますよ。

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GM:じゃあ…そのちょっと前のシーンにキング・クリムゾンして。射的やらない?
ミズク:射的ですか!?(笑)
GM:髪留め的な思い出の品をゲットしときたいの!別の方向にしとく?欲しいアイテムがある?
ミズク:射的?ああ、いいですよ。いい、良いですけど。射的か…
:射的か。えーと。
ミズク:じゃあ、小学生に射的でモノを取ってもらうことは可能なのかな?
時那:むしろ、射的の指導を受けて、とか。
:最初に撃ってみて、むりーって言う。おねーさん、やって!
ミズク:仕方ないのう。射撃技能が火を噴くぞ。(笑)
GM:射撃キャラだっけ!?他に思いつかなかったんだ、景品をもらえるアイデア!くじ引き?
:もう射的で良いんじゃない?
GM:じゃあ自分で取った。
ミズク:良いんじゃない?お揃いの何かがあって、それを二人で持っているってのはどう?思い出の品とか持ってない?
:ああ、常備化ポイントを全然消費してないので。思い出の品取っておこう。
GM:やりたいシーンがあれば、どんどん詰め込めばいいと思うよ。そして、どんどん回収すればいいと思うよ。
ミズク:経験「喪失」なので、挨拶もできないまま別れてしまうっていうのもアリかと思うんですが。
:それはアリだな。そっちの方が喪失っぽいよね。
ミズク:じゃあ、やっぱり射的で。キーホルダーなら持ち歩けるし。じゃあ、カエルの宇宙人のキーホルダーにしましょう!
:この頃は子供だし。違和感はないな。じゃあ、受け取りました。そうだな。「やっぱ、お姉さんすごいね!」
ミズク:任せろ。この程度は朝飯前だ!
GM:と、訓練された傭兵の目で言う。(笑)
:ふう、まだ子供だからそんな目には気が付かないよ!
GM:そんな目をされても困るよな。(笑)じゃ、突然転校になって。君たちは友達を失いました。
ミズク:山門のところでずっと待っているぞ。忠犬ハチ公のように待っているぞ。(笑)

懐かしい人

GM:そこで、シーンを切ります。現代に戻ります。PC1がシーンプレイヤーで、オープニングの続き。
時那:私のシーンはまだか。
GM:怪しい美人がいるよ。ナンパしよう。
:侵食率を上げるよ。(ころころ)たっけぇなあ!さっきから7と8しか出てないよ。
ミズク:すいません。さっきのシチュエーションなんですけど、ちょっと変えてほしいんですけど。私の本体がそろそろ登場した方が良いんじゃないかなと思ったんですが。
時那:本体!?
ミズク:桜に縫いとめられているので、そこから動けないので。彼と遊ぶときは、いつも分身を使ってたので。でもそろそろ本体が出ないと…それとも、本体のシーンある?
GM:特にない。でももう1シーン位はそのままが良いんじゃないかな?ある程度の関係性を作ってから、本体を見せればいいんじゃない?本体というか、本性というか。
ミズク:じゃあ、分かりました。まだ、きれいな方でいよう。(笑)
:もう1シーンくらいきれいなままで居てくれれば、こっちとしては助かる!
時那:本体と同じ姿ではないんですか?
ミズク:同じ姿です。でも性格が。
GM:性格を変えたいらしい。自分のやりやすいように。(笑)少年をたぶらかすように!
ミズク:じゃあ、(ころころ)9上がりました。現在63!
時那:上がり放題ですね…
ミズク:じゃあ、空の月を見上げて、桜の舞うなか。絵面がきれいだなと思ったんで、やりたかっただけなんだ。
:じゃあ、ぼんやり見とれるかな。思わずふらふらと、1歩2歩。
ミズク:それは、その足音に気が付いて、はっとした表情になります。そして、とても乙女な顔になって、こう言います。「謙近様…」と、つぶやくように、君の顔を見て言います。
:ん?
時那:え。
ミズク:これはですね、わたくし、とある事情があって。友人というか恋人が居たんですが、その人の名前が謙近というんですね。
時那:なるほど。謙の字が入って…
GM:ひょっとしたら先祖?っていう。
ミズク:謙の今の姿に、かつての想い人の姿を見てしまった。という演出です。
GM:キャラクターにはしないでも、プレイヤーには説明した方がいいかも。
:あの時の、お姉さん?
ミズク:そう言われると、気づくな。はぐらかした方が良いんだろうか。うーん。「あの時の?お前とは初対面だが。誰かと間違えているんではないか。」
GM:お前の方だ、それは。(笑)
:そう言われてしまったら、がっかりした声で、「あ、うん…まあ、そうだよね。昔の話だし。」
ミズク:今の心情的にはですね。人を遠ざけるようなオーラを出しています。昔、それ関係で痛い目に遭ったので。構ってほしいんだけど、近寄るなオーラを出しています。(笑)
:うーん。どうしようかな。
時那:そこでケロロのキーホルダーを持ってたりしないんですか?
:あー。持ってはいるだろうけど。
GM:落とせ!シーンの最後に落として去れ!(笑)
ミズク:マスターから指令が入った!
GM:アイデアとしては、どうでしょうか。また会うための約束じゃないけど、ここに来る理由にはなるんで。考えておいてもいいかな。
:あれだな。「昔ここで、あなたにそっくりな人に会ったことがあるんだけど。うん、人違いなら人違いで…ちょっと、懐かしさを覚えたんで。ついね。」
ミズク:それに対しては、「そうか。」ちょっと優しい顔になって。「今夜は月が明るいとはいえ、夜に子供が出歩くものではない。早めに家に帰るがよかろう。」と言います。
:袈裟は着ているのかな。
ミズク:着てます!お坊さんなので!金髪の…ツインテールの…女性だけど!
時那:不審者ですよ!(笑)パッと見すごく変ですよ~!
GM:…からのエルフ。明らかに、アニメ。(笑)原作は何ですかね?見たことないんですけど。斬新ですよね!
:諭されたので。「じゃあ、今日はもう帰るよ。良かったら、また、来てもいいかな。」
ミズク:それは…超嬉しそうな顔になりますが、すぐにシリアスな顔になりますよ。「それは、…好きにするがよい。」
GM:落とす必要がなくなった。(笑)
:「じゃあ、また来るよ。」と言って、ここは去ろう。

サディスト現る

GM:はい。侵食率に優しい方が良いですか?
ミズク:次はどんなシーンになるの?
GM:ひどいシーンになります。帰り道にちょっと。入れようかと。
:別に、ジャームにならない程度なら。どんと来いですが。
GM:シーン圧縮かけようか。
ミズク:こっちのシーンが続いたので、時那のシーンを入れてはどうでしょうか。
時那:じゃあ、なんで謙は帰ってこないんだ。みたいな。
GM:こっちの街にトライしに来てるの?
時那:ですね。今もトライしてる。(動詞:家庭教師をするの意)動詞!?違うな。
ミズク:でも、彼女を追って、ここに来てるんですよね。
時那:あー。
ミズク:たとえば、騒ぎが起きて、そこに彼女が関わっているんじゃないかと駆けつけて。っていうのはどうでしょうか。
時那:それが良いですね!
GM:そろそろラスボス見せとかないとなんで。そういうシーンですね!
:お、おう。
GM:はい。では、余韻に浸りながら、歩いていますと。電柱の下の方で。ニャーが良いですか?ワンが良いですか?
:ニャーが良いです。
GM:ニャーっていう声が聞こえます。こういうのが多いな、このシナリオ。
:ああ、ニャーが聞こえたら、探しますね。
GM:拾って下さい。と書かれた段ボールが転がっております。ですけど、マンションなので飼えません。
ミズク:転勤族だからですね。
GM:あのお姉さんの所に持っていけば、と!?
:それはアリかもな!
ミズク:おおおおぅ!?
GM:じゃあ、拾おうとしたところで、長身の男性が現れて。箱ごと拾っていきます。鼻歌まじりで。持っていこうとするんですが、どうします?
ミズク:良かった、良かったって思うんだけど、普通。
GM:ちょっと行った先に川がありまして、橋が架かっております。橋の上に持っていくと。
時那:あっ。
GM:ひゅー!どん!猫は悲鳴を上げはじめるわけですね!「アハハハハ!」(手を叩きながら)と笑っています。
:ちょっと何やってんだよおっさん!と言いながら、川に入るかな。
ミズク:だよね。オッサンよりも猫だよね(笑)
GM:「おい邪魔すんな。これから射的を始めるんだからよ」と言って、君に構わず撃ち始めます。パーンパーン!楽しそうに。
ミズク:それは…実弾ですか。
GM:実弾です!
時那:うぉ!
GM:ミズクさんのリアル妹さんに殴られそうな。(笑)
:実弾に当たるのはどうでも良いんだけど…
GM:「助けようとすんじゃねえ。邪魔だろ。」といって、足元を狙って撃ちます。
:これは先に、おっさんを排除した方がいいのかもしれない。(笑)
ミズク:それはどうだろう?ここで登場して、役割分担するのはどうだろう。おっさんを何とかする方と、猫をどうにかする方。
時那:うーん。え~と、そうですね。そこに出くわしたことにして。
ミズク:じゃ、登場で。侵食率を上げて。
時那:(ころころ)1か。良かった。
GM:ちなみに、前回OGAでやった時はなかったシーンです。ていうかね、もう一回ね、NPCをいじめてるシーンをやったんだけど、キャラの食い合いになってしまったので…別々に出そうかと。
時那:えー、じゃあ、そこで。「何やってんだおっさん!!」と言って、おっさんの方を殴るかなぁ。
ミズク:おっさんの方を殴るか!じゃ、猫だ!
:猫だ!
GM:どうします?すぐ逃げます?能書き垂れます?
時那:能書きを垂れるというよりは…
GM:てめぇ!といって、ワーディングされますけど。
時那:されるんか!うーん。
ミズク:じゃあ、こう言います。謙が男に殴りかかろうとした瞬間に、別の所から女性が現れて、男を殴った。ふと見ると、謙が知っている時那であることを認識します。
GM:合流シーンになった。あんまり想定してなかったんだが。
:先生なんだよね。「先生、なんでこんなところに!?」って思うんだけど。今は猫が大事!(笑)「先生、ちょっとそいつの相手よろしく頼む!俺、ちょっと猫拾ってくるんで!」って言って、川に飛び込む。
時那:そんなことしてる場合か!こいつオーヴァードだぞ!(笑)猫のこととか!
GM:はい!はい!シーンプレイヤーが退場すればいいと思うけど。(笑)
:じゃ、猫を追って退場すれば良いのかな!?じゃあ、猫を追って川の中をバシャバシャしてるシーンが続くわけだけど。どうぞどうぞ。(笑)
GM:ハハハ!!俺は止めてほしかった(笑)だって、戦闘にしかならないじゃん!で、まだクライマックスに行けないから、君たち負けるけど良い?
:じゃあ、猫を追って、シーン退場で良い。
時那:なんということか…相手の実力も分からんということは…とりあえず、全力で逃げます!

わしを探しておるんじゃ。

GM:一旦シーンを切りますね。シーンプレイヤーそちらで再開します。
時那:はい。(ころころ)2。
GM:はい。そういうわけで、ゆずりはを探す君は、街中をうろちょろしております。さっきのシーンのちょっと前になります。金髪の、小学生くらいの女の子を見かけます。もし、ゆずりはに妹が居たら、こんな感じかもしれないな、って感じです。前にMさんとやった時は黒髪だったんだけど、最終シーンで金髪になって、「クリリンのことかー!」ってやってくれた。
一同:ハハハ!!
GM:ちょっと違うけど!(笑)まあ置いときまして。で、あなたの前にやって来ると。「くんくん。くんくん。お主、わしを知っているな。どこじゃ。」と言って訊いてきます。
時那:は?え?
:どこじゃ。わしを探しておるんじゃ。
時那:わし?わし!?
ミズク:居るじゃん、そこに。(笑)
:わしは鷹を探しておるんじゃ!
時那:ますます分からないんですが。(笑)とりあえず、ちょっとこっち行こうか?といって、狭い通りとか、人のあまり通らない所に行きます。
ミズク:マスター、こいつです!
時那:違うけど(笑)しないけど!で、パッと見で、ゆずりはにそっくりだと分かるんですよね。何となく、大きくなったら、似た感じにはなると思うかもしれない。金髪だからかもしれないけど。染めてる感じはないですね。
時那:じゃ、撮っておいたゆずりはの写真を見せて、「この人知ってる?」と聞きます。
:知ってる。
時那:キタコレ…
:捕まえ損なった。
時那:は?(笑)あなたは、ゆずりはの、何なの。
:ゆずりはは、わしじゃぞ。
時那:頭の上に、クエスチョンマークが何個も浮かぶ様子を表現したい…これは一体…(笑)
:なあなあ、わしを知っておるんじゃろ。どこに居るんじゃ。
時那:それは…私も探しているから。こっちが聞きたい。
:ずいぶんと上手く隠れてしまって、見つからんのじゃ。
時那:ええ…?
:わしは、わしを見つけて、連れ帰らんと、芦屋に怒られるのじゃ。芦屋のせっかんは酷いんじゃ。
:芦屋と聞いたら、道満しか思い浮かばなかったんだけど。
GM:似たような感じです。
時那:あー、はい、はい、はい。芦屋ってやつが悪いやつだってことは、何となく分かる…気がするんだが…せっかんがひといっていうなら、悪いって思うよな。
GM:時系列に関しては、とりあえず、黙っておく方向で…。後に回した方がいいものも出てくるんで。
時那:はい。上手く隠れて見つけられない。私も、探したい。まずは、その芦屋ってやつに会ってみたいんだけど…。そいつは何者なんだ。
:芦屋は陰陽師じゃ。
時那:へ?
ミズク:ドーマンセーマン、ドーマンセーマン。
時那:助けてもらおう陰陽師。レッツゴー陰陽師が頭の中で…思い浮かんだんですけど。(笑)居るんだな~、そんなん。と思いつつ、で、そいつとは一体どういう関係なんだ。と。
:えー、主人と下僕。
時那:ヒドイ。
:だって言ってた。
時那:そいつに折檻されていると…なんだか分からんが、許せねえ。ゆずりはの事もあるけど、その状況がまず許せねえな。
GM:おお、PC1だ。
:PC1だ!
ミズク:いや、ここはあれですよ。ゆずりはも助けて、彼女も助けるということで…養子に。
GM:いや、ゆずりはに手を出すやつは正直全部敵でしょう。
時那:そんな感じです。良く分からんが、多分関係があるんだろう。居なくなったこととも、何となく関係があるのだろう。暴走した事とも、何か関係があるのだろう!と全部つながった。気がした。で、も。その陰陽師というのが、何となく、危険なモノのような気がする。ので…どうなんだ…どうすれば良いんだ…
:ぎゅ~。ぐるぐるぐる。
時那:おお!?なんか察した!とりあえず、そこの吉野家に。
ミズク吉野家(笑)
GM:はい。じゃあ、吉野家で仲良く飯を食べています。「ん?なんじゃ?これを食べていいのか?」と言って、店員を指さします。
時那:あっ、違うよ。コモサラ(牛丼小盛+サラダ)…この子にも同じやつを!(笑)
GM:名乗った?
時那:名乗ってはないですね。
:なんじゃお主、人は食べぬのか。
時那:良く分からんが、普通の人はそんなもの食べません!加工してあるものを食べるんです!
:人を加工するのか。
時那:違う…けど!あんまり、変な話はここでは止めような!
:変な話と言われても。
時那:あ、テイクアウトにして下さい店員さん!
GM:店員さんをテイクアウトするの!?(笑)
時那:違いますよ!牛丼テイクアウトにしてもらうの!(笑)
:なんじゃこれ?食べ物か?
時那:公園とかに行って、食べるんですよ。
GM:うまいな!とか言いながら食べています。
時那:良かった。芦屋という奴は、お前さんにろくにメシも食べさせてやってないのか!?と聞きます。
:食べておるぞ?
時那:ひでぇ…ということなのかなぁ…
GM:不思議そうな顔で見ております。
時那:これは、いけない所に足を突っ込んでしまった感があるな!
GM:この辺がうしとらっぽかったって思った。化け物の倫理観と、人間の倫理観。
時那:「平和裏に、芦屋というやつと、コンタクトを取りたい。手がかりのようなものが見つかったといって、芦屋という奴に報告を。これは私の連絡先だから。」と言って、すっと電話番号とかを書いた紙を渡します。「これを渡したら、きっとわかってくれると思うから。」って
GM:「良く分からんが、これを芦屋に渡せばいいんじゃな?これを渡せば、わしの居場所が分かると。分かった。これを芦屋に渡しに行く。」と言って、…一瞬、お礼を言いそうになった。
時那:んー…違うな…とりあえず、私はUGNに連絡を取りたいと思います。
GM:じゃあ、取りましたよ。どんな話をしますか?
時那:ゆずりはにそっくりな、金髪の女の子が、居て…どうやらその子は、平気な顔をして、人間を食べるみたいな話をしてて、正直びびった。という話をします。何か関係あることかもしれないけど、その子は陰陽師に飼われているみたいな話をしてた。と。
GM:分かりました、調べておきましょう。と言われる。実際に調べるのはあなたですが!
ミズク:判定はね!
時那:判定か!はいはい。
GM:調べてみますか?でもなあ。芦屋も言った、ゆずりはも言った。こっちを調べるか。財産ポイントが1と、社会が4とかしか無い。
:社会が4あれば十分だよ。
ミズク:素晴らしい。4もある。
時那:上げといて良かった。振ってみましょうか。芦屋について(ころころ)9だった。
GM:このシナリオ一番の面白生物が!芦屋。数10年位前の、遊園地惨殺事件の主犯とされています。あちこちで、趣味で人殺しをやってたりします。人殺しというより、人が苦しむところを見て楽しむ。衝動が「加虐」なんだろうと思います。クスハという、使役獣とか、式神っぽいものを使っています。
時那:なるほど…名前聞いてなかった…。
GM:シンドロームは、ソラリス、オルクス。
ソラリス、オルクスって言われたら、多分前に出てこないな。
ミズク:RC系だろうな。これで肉弾系だったらビックリなんだが。(笑)
GM:ということが分かった時点で、一旦シーンを切りますよ。

その4に続く。このセッション、4時間分あるから。先はまだ長いぞ。まだ1時間20分目とかだから!後、時那のシンドロームはバロール、ハヌマーンです。これも説明が無かったな。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)