Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

「Slaughter School」 その4

ここから、今までに不可解な言動をしていたPCの、隠された意図が分かってくるかんじです。書き起こしてて、ああなるほどって思ってました。

雲母:味方の情報収集。
GM:そうですね。これを行うことによって、味方の情報を流すことができます。ただ、これは自分が解放するか、他人から調べるかっていうところを明確にしないといけないのですが。情報を抜かれたい人はいますか。
梅宮:私は口の軽さに定評があるんじゃー!
時雨:えっ!?
梅宮:もうこんなものは解放してもいい!さっきのでバレたのも同然だから!(笑)
雲母:何となく分かったよ。はい。
GM:どうぞ。
梅宮:はい。

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雲母:では私も発表していいですか。
GM:いいですよ。

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梅宮:PC任意(笑)誰やねん!
雲母:任意なんだよ(笑)
GM:PC任意はオープンしますか?言わなくても構いませんよ。
雲母:誰でしょうね(笑)
梅宮:ロールプレイしてくださいよ、そういう。(笑)
:ハハハハ!(笑)
雲母:だって、絡むシーンが無いんだもん!
GM:まあ、同じシーンにあまり登場しなかったんですよ。
雲母:さあ、誰でしょうね、これは。
:誰でしょうねぇ
梅宮:実は、好きな人がいるの…とか意味がわからない(笑)
:ていうかそれをぶっちゃけるってことは、告白するってことだよね!?(笑)なあ、相当…(笑)
梅宮:これはうける!!
雲母:何でウケるの、そんなに。何がそんなにおかしいの。だから走馬燈に勝たないといけないんだよ。
:馬走だよ(笑)馬走が、「先を越されたァァァ!」って慌てて来そうなんだが、介入して!
雲母:わかんないんだよ?誰が好きなのか。誰が関係あるとか言ってないよ!
梅宮:要するに、そういうバトルだったわけだ。全くもって、…期待外れだ!(笑)
:実は恋の鞘当て!(笑)
GM:まあ、シリアスなのもあれば、こういう面白いのもある。
時雨:隠す必要も無いし、っていうか、隠すロールプレイをしていないので。

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雲母:殺させないから、先に殺すっていう。
梅宮:うーん…それもアリなのかもしれない。
時雨:ハッハッハ!確かにそれもクリアにはなるけど!(笑)
雲母:とりあえず戦闘不能にすればいいんだから!殺す前にヤルんや~!
GM:ま、情報はオープンにしてもいいし、しなくてもいいですよ。じゃあ、リバースハンドアウトを公開した人は、ハンドアウトシーンをやりましょう。これはですね。過去の回想で、どういったことがあったかをイメージするためのものです。基本的にハンドアウトシーンはですね、だいたいPC同士の会話がありまして。で、実は俺はこんな事情があるんだよっていう事をぶっちゃけることが想定されているんですけど。ぶっちゃけますか。回想シーンはやるんですけど、他人に対して知られているかどうかが重要なんで。PC同士で知られていたら、その部分でお互いに協力することもできますし、知られてないんであれば、あくまでも知らないふうに皆さんに行動して頂くしかないんですが。
梅宮:私は、明らかにおかしい行動を取ってバレバレだとは思うんで。回想シーンのことも全員に報告すると思います…。でなきゃ許してくんないっしょ!?

ハンドアウトシーン★

GM:えーと、梅宮を問い詰めるシーンにしますか?
雲母:どういうことだあれは~!(笑)
:そこは問い詰めるだろうな!攻撃してて思いっきり見えたんだもん!
GM:敵をかばいやがって!ってことですね。よし。じゃあシーンを作ります。シーンプレイヤーは問い詰める方なので、雲母のシーンとしましょう。登場するのは梅宮です。他に、登場したい方はいますか?登場したい場合は侵食率を上げてくれれば大丈夫なんで。
時雨:その情報は、あとで知ることができるんですか?
梅宮:ああ、今のところ雲母にしかばれてないのか。
:じゃ、自分は登場しておこうかな。
梅宮:ホントは私は登場したくない!そろそろ侵食率100行くんだって!(笑)
時雨:登場しておきます。通りがかったってことで。
:ふっふっふ。私の領域の中で隠し事ができるとでも思ったか!(笑)
梅宮:そういや、そういう人たちだったー!情報部隊だったー!
雲母:情報は全部筒抜けって人たちだからー!
GM:じゃあ、場所は教室かな。雲母が梅宮を問い詰めるシーンです。
:壁に耳あり障子に目あり。「現場の東海林です。」
梅宮:ハハハハ!!(笑)
GM:二人はこっそり聞いてるの?それとも普通に居るの。
梅宮:まあ、「話は聞かせてもらった!」の方がそれっぽいですけど。
時雨:じゃあ、教室の後ろに(笑)
:俺はこの場に居ずに聞いておくよ。
GM:じゃ、雲母どうぞ。
雲母:教室で。何であの時、あの子を守ったの。
梅宮:嫌らしいかんじで…。(笑)
:領域の声の応用ってことで、エフェクト分侵食率を上げておくかな。
梅宮:ううう…そう…いうことなら仕方ない。乃花は実のところ、私の妹なんじゃあああ…!!という感じで、苦しそうな感じで。カミングアウトします。
雲母:分かった。
梅宮:正直言って、こんなことになって、一番動揺してるのは私の方なの!みたいな!アンタ達は殺しあってりゃいいわ!勝手に!何とかして、これを終わらせたいわけ!
雲母:分かった。と一言。
梅宮:分かったんならよし。
:いいのか!(笑)分かったんならよしって!
梅宮:分かってくれたら、それなりの行動を取ってくれるんでしょう?って。
:お前に手は下させん!って。
雲母:私がこの手で!(笑)
梅宮:それはダメなやつ!やめんか!
雲母:大丈夫。少なくとも、私のライバルにはならないことだから。
梅宮:知らんけど、そういうことなら。
雲母:私にとっては、何の問題もない。
梅宮:アンタらは、好きに決闘してなさいよ。
GM:ちょっと待って。それは雲母が、賭けをしているってバラしたって判断で良い?
雲母:いいよ。
GM:分かりました。一応、ここでですね、梅宮のハンドアウトシーンを。その後に雲母のシーンをやっておきますよ。

★梅宮の回想シーン★

GM:梅宮のシーンです。このシーンは登場しても侵食率は上がりません。
梅宮:良かった(笑)
GMハンドアウトシーンは、登場しても侵食率は上がりません。過去のシーンです。乃花との別れとですね、彼女を守ることを決意したシーンが描かれます。描写を読み上げます。
 幼いころの、乃花との別れの回想です。幼くしてオーヴァードに覚醒した乃花は、FHのチルドレンとして訓練を受けることとなった。彼女が施設に引き取られる当日の朝。幼いころの彼女は、よく笑う明るい女の子だった。施設に預けられることは乃花にも知らされていたが、幼い彼女は良く分かっていない様子だった。
 そして時間となり、迎えの車がやってきた。車へ乗り込もうとした乃花は、君と両親の方を振り返り、無邪気な笑顔で尋ねた。
GM:舌足らずな感じで、小さい女の子が喋っていると思ってください。「いつおうちに帰れるの?お泊りは何日?」というと両親は暫くは帰れないんだよ、と優しく諭します。彼女は「そうかぁ」と真剣な顔になり、龍子に近づいてきます。彼女、「これあげる。乃花の宝物。」といって、あなたに何かを手渡します。
梅宮:何か。
GM:手渡されたのは4つ葉のクローバーです。で、乃花はこう言います。「これが、乃花の代わり。お姉ちゃんが寂しくないように。」
梅宮:あ、それが思い出の品なのか。(キャラクターシートに、アイテムとして持っていることにして書いていた)
GM:おお!そうなんだ(笑)
梅宮:本人は何で持っているのか忘れていますが。
GM:忘れているんだ。分かりました。
雲母:何も考えずに取ったでしょ(笑)
GM:それじゃあ、行ってきます。そういって乃花を乗せた車が走り去っていきます。
梅宮:うーん。たとえば…そこで、…出発する直前くらいに、いきなり漆黒の拳を使って、連れて行こうとする人をぶん殴ったていうのは。
GM:ああ、わかりました。じゃあ、君が暴れますけど、相手もFHのエージェントなので、取り押さえます。じゃあ、両親が駆け寄って来て、「やめなさい、龍子!」と言って君を諭します。「これは、とても名誉なことなんだよ。」
梅宮:だったら…それでもなんかこう、自分もここでオーヴァードになったということで、そこで猛烈に周りに魔眼が出始めます。
GM:わかりました。
梅宮:絶対に止めさせる!という感じで、気合の入ったところを見せて、あとから自分もFHの施設に入っていったって感じに。
GM:わかりました。その場でオーヴァードの力を発揮したあなたも、乃花を追って、施設へと入ります。だがしかし残念。この施設はどうやら別の施設だったようです。それから数年後、君はやっと、べつの施設に居た乃花との面会を許されます。場所は、FHの訓練施設。チルドレンたちに与えられた個室になります。乃花の部屋ですね。部屋の中に入った君が見たのは、変わり果てた妹の姿でした。彼女はうつろな表情で、膝を抱えてベッドの上に座っています。
梅宮:もう、覚えてないのか。みたいな感じですよね。
GM:はい、じゃあ乃花はこう言います。「あなた誰?」
梅宮:これは…人違いだったみたいです。といって帰っていきます。
GM:帰っちゃいますか!(笑)ああ、じゃあ酷いセリフを言っていいですか。
乃花:人違い?じゃああなたには、家族がいるの。
梅宮:私は居たけど、だいたい忘れてしまった。
乃花:じゃあ、私と同じだね。私にも家族がいたけど、みんな死んでしまったの。
梅宮:うっ…!!もう泣きそう!みたいな感じで…
GM:さらに酷いセリフを言います。「だって、痛くても、怖くても、泣いても、呼んでも、誰も助けに来てくれない。みんな死んでしまったから、乃花を助けに来れないの」恐らく、自分の心を守るために、彼女は自分の家族を守ることにしたんでしょう。
梅宮:なるほどー…わかりました。
GM:じゃあ、君は、耐えられなくなって…
梅宮:走って逃げます!(笑)
雲母:こんなところに居れるか~!
:こんなところに居られるか!俺は帰るぜ!!
GM:逃げ出してしまった君ですが、多分その後、彼女を守る決意をするのかな。
梅宮:うーん。そうですね。たとえば、乃花が4つ葉のクローバーを、見つけるのだけはめちゃくちゃ上手かったとか。そういうのを見て、昔から持ってた4つ葉のクローバーの入ったしおりを見て。やっぱりこれは他人じゃない。そういうことを思ったと。
GM:じゃあ、あなたが持っている思い出の品が、決意させたと。ではこの回想シーンは終わります。次は、面白いシーンです。
梅宮:(笑)

★雲母の回想シーン★

雲母:面白いよ!確かに!(笑)
GM:雲母と灯のシーンですよ!卒業試験の発表があった後、場所は学校の廊下。君は灯に呼び止められます。
:汞(みずかね)さん。ちょっといいかしら。今度の試験が終われば、卒業でみんなバラバラになってしまう。その前に、例の件について、決着をつけておきたい。
雲母:うん、例の件ね。
GM:具体的に言うと、告白の件ですよ!
:今回の卒業試験はとてもいいチャンス。そこで勝負いたしましょう。先に倒れた方が負け。勝った方が、先に、告白するというのは、どうでしょう。
雲母:フン。良いんじゃないの?紅茶はアールグレイとしか言わない人には負けないわよ。
:わかりました。馬走の名にかけて、全力であなたを倒すと誓いましょう。
梅宮:そこで挑発に乗ってこないあたりが立派ですね。
雲母:(笑)
:それでは、ごきげんよう、汞さん。卒業試験の日を楽しみにしていますよ。
雲母:じゃあ、卒業試験が終わったら、私が、ダージリンとアッサムと、セイロンと、アールグレイを、きちんと飲み分けができるように、きちんと教えて差し上げますから!
GM:「わかりました。楽しみにしています。」といって彼女は去っていきます。というわけで、雲母の目的は、馬走灯に勝つことです。では、こんな過去があったんだよ、ということが、隠れて聞いている2人にも聞こえます。
:心底、どうでもええ~!って感じだ(笑)
雲母:わざわざ、心底どうでもええ~!ってことを重くやってんだよ!(笑)
GM:時雨はどうしますか?どういう風に情報をオープンにしますか?
時雨:うーんと…先に回想シーンを入れてもらった方がやりやすいかなぁ。なんで、想重をそんなに気にしているのかが今一つ、出来てないので。

★時雨の回想シーン★

GM:それはですね。特に回想シーンでも描かれていません。その辺の事情がわかるだけです。どういうやりとりがあったかってことですね。一応読み上げてみましょうか。何か手がかりになるかもしれません。では、卒業試験の発表があった後。場所は学園の廊下。時雨が曲がり角に差し掛かったとき、想重の背中が見えます。近づくと、彼女が誰かと話しているのが聞こえます。「私はリエゾンロードの者です。」と、想重の正面に立っている若い男が言います。「我が主はあなたの願いに興味を持っておりまして、試験の結果次第では、願いの手助けをしても良いと申しております。」で、想重が「その結果次第というのは何ですか。」と聞きます。使いは「相手チームのメンバーを全員殺してください。あなた自身が全員にとどめを刺す必要はありません。試験終了時に、全員が死亡していれば、条件は達成となります。卒業試験でのあなたの活躍を期待しております。それでは失礼」といって去っていきます。で、その場には、一人立ち尽くす想重が残されます。どうしますか。
時雨:えーっと。びっくりして、物音をたてます。
GM:分かりました!ありがとうございます(笑)じゃあ、その物音に気付き、想重が振り返ります。
時雨:目が合って、何も言えません。
GM:じゃあですね。想重が無表情のまま、淡々とこう言います。「時雨君。今の話聞いていたんでしょう。」ちなみに彼女のシンドロームはエンジェルハイロウなので、彼女は飛びぬけた知覚能力を持っています。恐らく、君の接近には気づいていたでしょう。
時雨:じゃあ、どうせばれてるんだろうなと思っているので、何も答えません。無言の肯定です。
GM:そうですか。じゃあ、彼女はこう言います。「私はやるわ。私には叶えたい願いがあるの。殺す相手が、たとえ時雨君、あなたたちクラスメイトでも。」そう言う彼女の顔には、思いつめたような表情が浮かんでいます。この何か月かの付き合いでですね、彼女はけっこう思いつめやすいタイプであることを君は知っています。
時雨:説得しても無意味だと思うので。分かったよ、じゃあ君は僕の敵だね。とだけ返します。
GM:それに対して「そうなるわ」想重はと答えます。何かありますか。
時雨:その代り、君がもしその願いをかなえることができたなら、君は必ず幸せになってくれよ。
GM:そう言われると、彼女は、目線を逸らすしかないですね。
時雨:じゃあ、無理なんだろうなと思って、敵になることを改めて決意します。
GM:はい。じゃあですね、彼女はこのまま去っていこうとしますが、見送りますか?
時雨:うーん。この後に、ハンドアウトの情報を知るのだから、この時点では願いな何なのかは知らないのかな。
GM:あーそうですね。時系列的に言うと、この段階では。じゃあ、この時点では説得することはできないな。見送りますか。
時雨:見送ります。
GM:彼女は「それじゃあね、時雨君」と言って去っていきます。
雲母:さようなら、さようなら時雨君…ヴァルハラで会おう。
梅宮:クハァ!!(笑)
GM:時雨のサブ目的は、「想重に誰も殺させない」なのですが。恐らくですね、彼女は結構脆いタイプなので。彼女は一線を越えてしまえば、簡単にジャーム化してしまうであろうことは、付き合いの長いあなたなら分かります。
時雨:想重が、というように限定はせずに、できるだけ誰にも殺させたくないし、死んで欲しくないんだ、僕は。と、そんなことを語ってると思います。
GM:語ってるってことは、皆に言ってるってことですね。
時雨:そうです。

GM:という状況ですが、零は黙っているだけですか。
:黙って聞いているだけです。
GM:分かりました。まあ、しょうがない。
:とりあえず、俺は自分からバラすことはしない。成功率をわざわざ下げるようなことはしない!
梅宮:えっ!?何なの一体(笑)
雲母:分かんないな、こいつの願いは。全員皆殺しにするとか言いかねない。
GM:誰も何も判定していないので、侵食率さえ払って頂ければ、情報収集を行っても構いません。具体的に言うと、零の情報を抜いて頂いても(笑)
:したきゃどうぞ~?ホホホ(笑)
GM:目標値は、FHで8になります。
雲母:厳しいなあ。
時雨:対抗の判定はありますか。
GM:いや、そういうエフェクトが無ければ、基本的に8になります。バラすのが前提のシナリオなので。
雲母:生き字引だ!
:そんなもんかぁ?本人的には、徹底的に潰すつもりなんだろうけど。
GM:じゃあ、分かりました。そう言うのであれば、情報FH同士の対抗判定にしましょうか?君はリアクションしても構わない。
:そんなリアクション無いんだよな(笑)
時雨:私としては、輪を乱す対象となる、その賭けの対象も知っておきたい…!でもそれは下世話すぎるかな。(笑)
雲母:いや、別にいいよ!分かってもいいよ。でも、知った瞬間、大爆笑するよ!
梅宮:やってみて下さいよ~!
:先生!
梅宮:大先生、頼みます!
GM:ちょっと待って。PC任意なので、先生という回答は(笑)
:PC任意。カッコ私(笑)
雲母:自分だ!なんてそれはただのナルシストだ~!(笑)
時雨:それは大爆笑だ(笑)
GM:侵食率さえ払ってくだされば、情報収集しても構いませんよ~。
:恋愛対象がどうだろうと、知らんわ俺はー!
梅宮:まあラストまで残しておきましょうよ、面白いし(笑)
雲母:あるいは、調べて一人だけ知っとくとかも面白いね!
GM:でも、シナリオに関わるんではないかというのは、零の方で。雲母の方は(笑)
:ただの好奇心が頭をもたげているってだけで!
時雨:零の情報、やっときます!
GM:でも零はいまのところ、不審な行動はしてないよ。
雲母:だからこそ怪しいんだよ!わざと分からないように行動してるんだよ!開けてみたら大爆笑な話かもしれないけど!
:普通に、クラスに溶け込むような行動してるし~。
GM:零のハンドアウトは真面目な内容ですよ。面白いハンドアウトは1個だけなんですよ。
雲母:俺だけか!!
時雨:探りを入れる、動機をこじつける。
:知ってしまったようだな…
梅宮:(笑)
時雨:相手の望みは全部わかってる。不安要素はここだけ!
雲母:まあ残り1時間ですし、やっちゃってください。(時間が押している)
時雨:よし。コンセントレイト、生き字引。(ころころ…)26。
:それは、かなりのセキュリティも突破できるわ。
GM:じゃあリバースハンドアウトの内容をオープンしてください。
:これを公開するかどうかは君次第だね。(時雨だけに見せる)これは、対象が1ならともかく、複数だからね。シナリオ内ならともかく、シナリオ外のことを考えると、明かしたくない。
時雨:…
梅宮:シナリオ外?えー、めっちゃ真剣な顔してるし!私のとは比べものにならない位シリアスなやつが出たんじゃないですか!?
GM:いや、皆シリアスよ。
:一人を除いてみんな同じ答え!せーの!タータラッタッタッター♪
雲母:シリアスだよ?
時雨:本人はシリアスなんだよね(笑)
GM:雲母の悩みも、青春の悩みとしてシリアスですよ!
:確かにね、それっぽくロールプレイすればともかく。
GM:えー、まあしょうがない!(GMは雲母と灯の賭けの対象を知っています。)
時雨:これは、バラすというより、こちらに確認したい!この人以外で、この中に居るの?
:シナリオ的には居ない。シナリオ的はこいつだけ。ただ、このキャラにとっては、シナリオ終わった後のこともあるから、バラしたくないって話。
時雨:シナリオの外であっても、このメンバーの中に居るかどうか。
GM:ないです。
:あるんだったらハンドアウトにも書いてるよね!?
時雨:プレイヤー的にはともかく、キャラクター的には確認しとかないと!!
雲母:(時雨が机の上に伏せて置いた零のハンドアウトを、ガン見する雲母)
梅宮:透けてるところ真剣に読んでません?
:ハッハッハ(笑)
雲母:見てないよ!!
:マスター、ハンドアウトに厚紙貼っておこうぜ、次から(笑)
雲母:ジャームっていう字は見えたけど、それ以外はわからん!!(見てる)
時雨:じゃあ。
GM:シーン作りますか、わかりました。時雨がシーンプレイヤー。同行者として、零にしましょう。
:はいはい。

ハンドアウトシーン★

GM:じゃあ、どうする?青春っぽく屋上とかで話し合う?
雲母:屋上で殴り合い。往生せいやぁ!!
:往生せいやって、殴り合いじゃなくて殺し合いだよね?(笑)どこのヤクザだ!
GM:はい。そういうシーンなんですが、特に問題なければ他の人も登場することが可能なんですけど。
:…
梅宮:問題ありそうな顔で見てる(笑)
GM:じゃあ、二人は登場しませんか。
雲母:後で分かればいいんだから。
GM:ではお話しをどうぞ。
時雨:さっきの話を聞かないといけないですよね。ロールプレイ上も。
:わざわざこんな所に呼び出して、何かな~。
梅宮:目を逸らしながら口笛吹いているみたいな(笑)
時雨:すまないが、君の事情は調べさせてもらった。
:事情?何か分かったの、俺のこと。すっとぼけ~!
雲母:分かったのかよ(笑)
時雨:だいたい分かった!
:だいたい分かったって、お前はもやしか!門矢 士と書いて、もやしと読む。(仮面ライダーディケイド
梅宮:わからん(笑)
雲母:ネタがわからん!
GM:まあ、まあ。シリアス!
時雨:確認をするが、さっきの質問を。君の狙いは、この学園の中では彼だけなの。…もし、それ以外に手を出すのであれば、僕は君の敵になるかもしれない。
:…何を言っているのか分からないけど~、君が言うなら、それで当たりなんじゃない~?と、ヘラヘラ言いながら、目だけは笑っていません。
時雨:なら、君の目的にも協力できるだろう。能力的には、できないけど。
一同:(笑)
:まあ、大丈夫大丈夫。とりあえず、うん。やるべきことを、やろうよぉ。
時雨:ちょっと待って(笑)それを言われると、それは先生に言われたことを実行するってことなのかなぁって、考えちゃうんだけど!?
:そこはあえてぼかしてるんだよ!気づけよ!サル!!(笑)
雲母:皆さん、今日はちょっと殺し合いをして貰いましょうか。
:アンタ、こんな色んなエフェクトが飛び交うような学校でさあ、うかつに喋ったりできるか!!俺や君みたいに、空間を支配するような奴が他にいたらどうする!っていう話だよ。
GM:じゃ、やりとりは続けますか?
時雨:じゃあ、そういうことで。
GM:プレイヤー的には問題ないと思うんですが、キャラクター的には疑問が残ってると思うんですよ。プレイヤー的には、こんな目的で動いているんだよっていう回想シーンを入れて、教えてもらえませんか?
:それはいいよ。
GM:その代り、キャラクタは知らないです。進行に支障があったら困るので。
梅宮:はーい。

★零の回想シーン★

GM:じゃあ、彼の目的はとても単純です。では、描写を読み上げます。これは回想シーンで、零というか、本名の天ヶ崎 光(あまがさき らいと)のシーンです。
:分かれて、階段を下りて行きながら。思い出しているシーンとでも思ってくれい。
GM:天ヶ崎 光の目の前に、大切な人が血まみれになって倒れている。その向こうには、複数の人間のシルエット。光はどんな感じですか。
:まだ小学生くらいです。一緒に襲われて、こっちも死にかけています。
GM:分かりました。死にかけていますか。では、人影の一人が、君の方にずいっと近づいてきます。「こっちのガキは、まだ息があるな。このまま残していくのはかわいそうだ。彼女と同じところに、送ってあげよう。」血塗られた刃を振り上げます。倒れているのは女性ですが、こちらは完全に死んでいます。それを、「待ってください。」それを制したのは“影の怪物”です。“影の怪物”は光の顔を覗き込みます。「この少年の目、彼はとってもいい素材になります。この子はジャックが貰います。」こういうと、刀を振り上げていた人影が、「しょうがねえな、好きにしなよ」と言って、下がります。それを聞いて、“影の怪物”以外の一団は、去っていきます。残った“影の怪物”は、笑いながら君にささやきます。「我々を憎みなさい。そうすれば、あなたはもっと強くなれる。」と言います。何かリアクションしますか。
:特にはない。単純に、死にかけて、パクパク言ってる感じ。
GM:そうですか。でしたら、君のかすれた視界には、“影の怪物”のニヤニヤ笑いのみがハッキリと強く印象に残ります。“影の怪物”は「あなたが美味しく実るのを待っていますよ。」と言って去っていきます。というわけで、零のサブ目的は、「“影の怪物”に復讐を果たすこと」です。

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雲母:なるほど。味方全員を敵に回してるのかと思った。
GM:味方同士で争うようなものは無いです。秘密がわからないと、こういうすれ違いが起こるってことを楽しむシナリオなので。
:“影の怪物”だけなら、バラしても良かったんだけどねー。他にも複数居たから。今のやつ、覚醒は「犠牲」なんだわ。要は、お姉ちゃんを殺された。まあ、その後、“影の怪物”は俺を放置したん?
GM:そうですね。最低限助かるようにして、多分去っていくでしょうね。あなたがウロボロスに感染したのも、影響があったのかもしれません。
:で、覚醒したことによって一命をとりとめて。まあ復讐を誓うのですが。そこでFHに乗り込むために、自分が記憶喪失ということにして、自分のそれまでの痕跡を消して、その辺をうろつきながら。エフェクト使って、暴れてって感じで。
GM:分かりました。家を燃やして、旅立つわけですね。(笑)
:燃やしはせんけど、ぶっちゃけ孤児院の子供の一人に成りすまして。って感じかな。ガキが何でそんなに頭回るんだよって話だけど。なりすましはウロボロスの専売特許だから!
GM:レネゲイドのパワーです!それでは、零の事情は分かったけど、二人には伝わっていない。って感じです。一応、現状では、対立する要素はないですね。
梅宮:ないね。これだったら。
:ぶっちゃけて言うと、ここの部分を知ったことで、内心は協力しようって思ってる。
GM:ああなるほど。兄弟を守るために?似たような境遇。
梅宮:乃花を隠すためだけにポケットディメンション取ったから、これは活用させてもらう!むしろここに監禁とかできるし。
:領域の声だって、連中の情報を手に入れる手段だもんね!ちなみに、エンブレムで「同族殺し」取ってるんで。たぶん奴はウロボロスかオルクスのどっちかが入ってるかと思ってたんで。

 

そんな訳で、次は遂にクライマックスだよ!

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)