Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

第1回 その3「道が二手に分かれているんだがどうする」

順番が前後しますが、第1回セッションのリプレイを上げておきます。
寝ていたコボルドをコテンパンにした一行だったが、コボルドは仲間を呼んでしまった!というところから。

GM:ていうかまあ、気づかないわけはないよね。これだけ光を発したりしていたら。ガン撃ったりしてるんだから。
ベネラ:フン、来よったわ。
アスコルビン:何体くらい来てる?
GM:奥に2体見える。ではまず魔物知識判定から行ってみましょう。
ベネラ:2d+4。(ころころ)12か!
アスコルビン:(ころころ)…1ゾロ振ってるわ…
GM:1ゾロ!?おめでとうございます。
カンナ:経験点や!
GM:50点進呈いたします。
アスコルビン:頂きます!

その後、2体分のデータが開示されました。

ベネラコボルドシューター…なんだ、飛び道具持ってやがるぞこいつ。
アスコルビン:ゴブリンが来た!
GM:ではまた改めて、先制判定から行きます。目標値は11。
カンナ:先制。はいっ(ころころ)7!
ベネラ:えーっと…(ころころ)11!
アスコルビン:(ころころ)平目7!
GM:これはまあ、相手を上回れなかったので、失敗扱いになるな。ではこちらから。
アスコルビン:ゴフゥ!!

★蛮族のターン★

GM:では、距離は20メートル。ゴブリンはダッシュ!ただまあ移動速度は11しかないんで、真ん中で止まることになるな。コボルドシューターは、そちらと同じくマギテックガンが撃てます。
アスコルビン:まさか、この距離から…!
GM:てか、撃てるでしょ、20メートルなら。両手持ちの銃だから。では撃ちます!前に居る二人だな。奇数でアスコ、偶数でカンナ。(ころころ)
カンナ:さっ(ベネラの後ろに隠れるカンナ)
ベネラ:ウオオ!なんてことしてくれるんだ!HP低いんだ私はー!(必死)
カンナ:いやいや!おふざけやで!(笑)
ベネラ:あっ、でも当たっても大したダメージにならないかも。
アスコルビン:いや、魔法ダメージなんで、防護点関係なしに当たります。何てモンいきなり出してんだコノヤロー!
GM:(ころころ)銃撃で命中は10です!ではカンナ、回避よろしくー。
カンナ:俺かー。回避はどうするんな。
GM:えーと、ファイター+敏捷ボーナス。
アスコルビン:カンナがんばれ!
カンナ:(ころころ)余裕。で当たった。
ベネラ:余裕なんだ(笑)
GM:ダメージ振ります!(ころころ)えっ!?9点!?
ベネラ:これは回復しないとヤバイ…。
GM:よろしくメカドッグ。わんわん!
カンナ:大丈夫。

★味方のターン★

GM:ではそちらの手番です。
ベネラ:コノヤロー!もちろんエネルギーボルトでコボルドを撃ちますよ!
GM:20メートルくらいは届くか。ではどうぞ。
ベネラ:届きます!くらえ!(ころころ)9。
GM:精神抵抗は11なんで、抜けていません。ダメージは半分で。
ベネラ:アァー!えーっと…(ころころ)
GM:10点か。じゃあ5点だな。
ベネラ:意外と効かんかった!くっそー!
GM:ガバッと光が命中したけど、まだ元気そうです。
アスコルビン:うーん…ていうかカンナがわりと死にそうです。
GM:まあ自分で回復するんじゃないかと思うけど…まあよう相談して?
アスコルビン:えー…怒れるゴブリンが目の前に居るけど…これは射線が通っているってことで良いのかな?
GM:通っていることで良いよ。
アスコルビン:ダメだ。コボルドには届かない。こっちの移動が8メートルしか無いから…。とりあえず射線を防ぐように、8メートル移動。ここからゴブリンを撃ちます。
GM:射撃って通常移動の後に撃てた?…どちらにしても、通常移動した後は魔法が使えない。補助動作であっても。
アスコルビン:制限移動ならOKなのね。3メートルならとりあえず前には出れるな。ここから撃ちます。ゴブリンを。ソリッドバレット!(ころころ)やな予感…。
GM:回避は10なので、当たってないです。
ベネラ:ちょ、いきなりピンチですよ!
GM:まあ横の洞窟の壁をえぐったってことで。
アスコルビン:ノォー…
GM:後はカンナの行動の手番かな。
カンナ:うん。じゃあこの位置で、キュアウーンズを自分に。
ベネラ:ですよねー!
カンナ:(ころころ)…!!(1ゾロ)
GM:むははははは!俺のせいじゃないぞ(笑)50点どうぞ!

★蛮族のターン★

GM:では次のターン入ります。こちらですね。まずシューターが1発撃ってからにしようか。射線が消されてるんで、アスコルビンに1発撃ちます。10で回避。
アスコルビン:平目で回避!(ころころ)おっと!華麗に避けた!
GM:華麗に避けた!素晴らしいね~
ベネラ:華麗に避けた~!
GMコボルドシューターは弾が2なので、これで装填に入ります。ではゴブリンがおりゃーっと。もし追い越して行きそうになったら、制限移動で邪魔をして、乱戦エリアに引きずり込むことができます。この場合はアスコルビンでいいや。では怒るゴブリンは、手に持った鉈みたいなもので、殴ってきます。
アスコルビン:甘いわ!(ころころ)アハァー!
カンナ:6!
アスコルビン:攻撃が…2d+2か…ちょ…ちょう…
GM:(ころころ)9点。
アスコルビン:防護点4だから5点…。
GM:まだまだ頑丈じゃないか。ではそちらの番です。

★味方のターン★

ベネラ:そうっすなあー…コボルドシューターが…もう1回攻撃してもいいよねー。いま私のMPが、38か。別に余裕なんですけど。
GM:鷹の目でもない限り、乱戦を突き抜けては撃てないよ。
ベネラ:じゃあ、そこのゴブリン相手に何かするしかねーなー。
カンナ:じゃあエネルギーボルトやろ。
ベネラ:なるほど、スリープか。とりあえず…ほっ。(ころころ)
アスコルビン:余裕で行った。
GM:そうだねえ、精神抵抗は10なので、その場で眠りに落ちます。
ベネラ:今のうちにボコるんだ!
アスコルビン:よし。カンナは回復した方が…。
カンナ:とりあえずアスコルビンの行動を見てから。
アスコルビン:えー、とりあえず移動しないと当たらない位置にいるから…普通に移動しても主動作はしてもいいんだよね。射撃とか魔法じゃなければ。
GM:そうだねー。何をするつもりなの?
アスコルビン:弾が1個しかないから。どうせならリロードしておきたい。
GM:なるほどそういうことね。どうぞ行ってくれ。
アスコルビン:えー、じゃあ3メートル前に出てるから、これでちょっと動けば10メートルくらいには。行くんじゃないかと。ついでにリロードしておきます。
GM:はいはいー。ガチャガチャと。カンナは?
カンナ:どうしよっかな~。補助動作でキュアウーンズはできないんで。
GM:制限移動ならってとこだな。3メートル。
カンナ:とりあえず3メートル動いておくか。3メートル動いて、キュアウーンズしとくわ。(ころころ)成功で。威力表。(ころころ)6点回復しておきます。はい。

★蛮族のターン★

GM:ではこちらの番かな。うーん、コボルドシューター、リロード。えんど。銃をかちゃかちゃと入れ替えてます。

★味方のターン★

アスコルビン:よし!じゃあここでコボルドシューターとどめを刺す!狙う。ソリッドバレットで…まだMPあるな。ターゲットサイト使います。命中+1。(ころころ)11。あぶなーい!やってなかったら危なかった。
GM:では命中やね。ダメージお願いします。
アスコルビン:えーっと。威力表の入れ方を覚えてない。(ころころ)5点。
GM:5点~ダメージはそのまま来る~残り6。フゥー…
アスコルビン:後は任せた!
カンナ:ベネラが攻撃する?
ベネラ:このゴブリン何とかしてくださいよぉ!すごい武器持ってんでしょ!
アスコルビン:この距離だと殴りに行けない気がする。
GM:移動して武器でぶん殴るのはすぐできるよ。
アスコルビン:いま距離は10メートルよな?3メートル動いて、13メートル動いても…7メートルある。
カンナ:カンナ行ってええんやったら、移動力10あるから。接近するけど。
アスコルビン:ゴブリン寝てるし。でもコボルドのところまでは来れない。
GM:20メートルあるからなぁ。
カンナ:なんだ20か。じゃあゴブリンのところに。
GM:でもゴブリンのところには届かないなあ。
カンナ:まあ10メートル動いておくわ。移動で終わり。
ベネラ:え。こんなところに取り残されてしまったよ。それじゃあ、ここでエネルギーボルトぶちかましますよ。ゴブリンに。
アスコルビン:いやいや、ゴブリンを刺激すると起きちゃうので!
ベネラ:あーそっかー。よしじゃあコボルドシューターの方に。(ころころ)
GM:12か。コボルドシューターの精神抵抗は12だから、抜いたか。魔法誘導があるので、前に乱戦エリアもないし、届きます。さあダメージが回るかな?
ベネラ:ダメージは!(ころころ)
GM:6点!ピッタリ0か!じゃあコボルドシューター気絶。では戦闘修了です!
アスコルビン:よくよく考えたら、さっき弱点足してなかったよね。
GM:うん!

GM:では追いはぎタイムに入りますー。
アスコルビン:ちょっと待って。ゴブリン寝てるんだけど。
GM:さすがにこのタイミングになると、首ナイフ問題なりますんで、とどめを刺そうと思えば刺せる状態なんで。もう終わりで良いです!
アスコルビン:そうか。はいっ!
GM:HPダメージかMPダメージで起きるけど、まあこんなの。ねえ。
ベネラ:フルボッコだよな!
GM:フルボッコだったら、1回殴っただけで起きるんですけど。まあとどめ的な一撃を撃つでしょう普通は。だからまあ現実的に考えて、これで終了でいいです。さて君たちは坑道での戦いが終了しました。このコボルドにせよ、ゴブリンにせよ、何かを持っているはずです。君たちは戦利品表を振ることができます。これは代表一人だな。トレジャーハンターは、スカウトだからと言って、持ってるわけじゃないよな。
アスコルビン:レベル上げれば、+1ボーナスだったっけ。
ベネラ:そうそう。
GM:それでは、一人1体づつ。振って下さい!一人が誰について振るか言って。まあ当然、ゴブリンの方がいいモノを持っているな。コボルドシューターも良いモノを持っているな。高い目が出れば。君たちは事前に話をしていなかったんだけど、この洞窟内で見つけた宝物については、基本的に個人預かりにします。分けるなり何なりは後で話し合ってください。一応、君たちは他人です。
ベネラ:じゃ、とりあえずゴブリンに追いはぎターイム!。(ころころ)6。
GM:6は武器が手に入ります。30ガメルに換算してください。
アスコルビンコボルドシューターに追いはぎ!(ころころ)6。
GM:なしです!粗末な武器が手に入ります。10ガメル。
カンナ:じゃあ、寝とったコボルドな。(ころころ)9。
GM:おしい!無しです。粗末な武器が手に入ります。10ガメル。
カンナ:ありがと。
GM:ここで10だったらな~。お金の詰まった袋が手に入ったんだけど。
アスコルビン:ウウー!
GM:というわけで君たちは、気絶したり何だったりとりあえず、蛮族を一蹴しました。ただまあ、銃声は上げたわ、色んな光は走ったわでもし奥に何かいれば、気づかれただろうと思います。
カンナ:さあ奥に行くか。
ベネラ:実際は…。
GM:さて君たちは今、まっすぐ坑道の真ん中に居ます。
アスコルビン:入ってすぐだったっけ。ライトつけていきなりコボルドがわーってなって、いきなり襲ってきた気がする。
GM:まあそうだね。
アスコルビン:聞き耳判定て使える?
GM:使えるよ。
アスコルビン:また何か押しかけてこないか、聞き耳をしたい。
GM:まあ、追いはぎしている間に来るわな。来るなら。
アスコルビン:そうですよね!えー…依頼はそもそも蛮族を倒せってことであって。どれだけ倒せとかいう話ではないと。
GM:依頼の内容としてはそうだね!
アスコルビン:足跡もっと多かった気がするなあ。
カンナ:もうちょっと奥に行って、倒したらいいんじゃない?
アスコルビン:もうちょっと奥にいくか。
ベネラ:大丈夫ですかカンナさん。
カンナ:へ?平気だよ。
ベネラ:ああ、それならいい。じゃあ奥行ってみよ。
カンナ:奥に行く前に、回復しておきます。MP減らしてー、振ります。(ころころ)6点回復します。HPもフルに戻ったんで、大丈夫です!
GM:ではここからは、宣言と、駒を実際に進めたら、進んだ扱いにします。うかつな行動は、一応謹んでください。
ベネラ:はーい。
GM:では、今見える範囲では、T字路が見えます。
カンナ:ほう。
ベネラ:さっきのライトは残っているな。
GM:残ってます!だから明かりは燦々としていますからね!剣なら収めればいいけど、フレイルだからなぁ。
アスコルビン:ここからは先行して調べていきたいです!
GM:じゃあ自分一人で進んでいくんだね。
アスコルビン:うん。
GM:じゃあ進むとこまで進んで。
カンナ:行けアスコ!
アスコルビン:とりあえずT字路のところまで。
GM:1歩手前ってことね。
アスコルビン:ここから何か、暗視で見える情報があれば。広い?
カンナ:どっちか全然わからんな。
GM:アスコルビンは臭い匂いは大丈夫?ふっふっふ!(笑)
アスコルビン:普通…並程度に。
GM:たぶん先ほどの二人の蛮族がいたところだろう。明かりはついていない。だがたいまつをかけた跡がある。腐った果物や、肉片が落ちている。いやな匂いだ。分かれ道があり、左右に道がある。奥に続いていれば、緩やかなカーブになっており、奥を見通しても、すぐ陰に隠れてしまう。
アスコルビン:うーん…二手に分かれておるのう…。よし、大丈夫そうなので、二人ともこっち来て大丈夫だ。
カンナ:そそくさ。
アスコルビン:ちょっと待って。これ、通路的には、一人分くらいってこと?
GM:うーん、二人分ってことにしておこうか。
カンナ:右か左か二手に分かれるか。
ベネラ:二手に分かれないとダメ?
GM:二手に分かれるって?いいよ。
カンナ:いやいや、そういう選択肢があるってことな。
ベネラ:ああ。
アスコルビン:二手に分かれる?
GM:まあ、それが正解するかもしれないね。よく話し合ってね。
カンナ:どういうトラブルがあるか分からんなー。
アスコルビン:とりあえず右に進んでみようかと思うが。
カンナ:アスコルビン、右に進むの?
ベネラ:お?
カンナ:おお?ちょっと進みよんな。弓が飛んでくるとかは無いな。
ベネラ:はあ?弓?
アスコルビン:今のところなさそう。
ベネラ:私にしんがりを務めさせないでください。頼みます。
GM:まだその位進んだんじゃ、無理かなあ。変化があるところまで先に進む?
アスコルビン:なんか、カンナが付いてきてなさそうな…
カンナ:いま様子見てる。もうちょっと進むか?
アスコルビン:もうちょっと進む。
カンナ:そこまで進むんやったら、ここまで進むで。
アスコルビン:よし。じゃ、こんな感じで、変化がありそうなところまで進んでみようと思います。
カンナ:何か見えてきたな。ちょっと開けてる。こっから、何かが?
GM:かな?
アスコルビン:カモーン!
GM:カモーン!?何か出てきてほしいのか!?
アスコルビン:何か居ない?まだ何も居ないの?
GM:今のところは…。まだ角のその辺が見えてるだけなんで…。
カンナ:行っちゃいなよ!行った!
GM:では、君たちは右に進みました。左へ直角に進む道と、真っ直ぐに奥へと進む道が見える。左の道はやや広い空間がありそうだ。真っ直ぐへ進む道は、またもゆったりとした左へのカーブになっている。地図描きます~。
カンナ:どっちかなぁ…
アスコルビン:開けた方は、見える範囲がいっぱいいっぱい?まだこの奥が…
GM:今のところは。奥はありそうです。
ベネラ:行ってみましょうよ、左の方。
アスコルビン:とりあえず手前から…うおお!ベネラが!(左方向へ先に進むベネラ。アスコが急いで付いて行く)
GM:暗視あるんだっけ?
ベネラ:自分が光ってます!ライトもあるっす!
GM:自分が光って行くのね。
アスコルビン:思いっきり、的にされそうな気がするんですけど…
ベネラ:そうですねー!こわーい!
アスコルビン:えー!(カンナ、直進方向へ進んでいく)
GM:協調性のない人が居ます。
カンナ:言われて行ったら、やられそうやからな…。
GM:では、左に進んだ人の描写いきます。やや広めの空間になっています。何かをしていた場所のようですが、もうちょっと奥に進まないと、何かは分かりません。
アスコルビン:ちょろっ!(微速前進
カンナ:儀式か!?
GM:先に進んだカンナは、先ほど曲がったカーブの時と同じく、もうちょっと奥にカーブが続いていそうです。
アスコルビン:カンナは一人で大丈夫なの!?
カンナ:大丈夫大丈夫。繋がってるかもしれないよ。
GM:この2パーティーは、見た目よりもけっこう離れていることとして下さい。
カンナ:オッケー。
ベネラ:協調性のない人がいるよー!
カンナ:その二人の協調性が無いの?
ベネラ:参ったなあ…
アスコルビン:こっちはまだ奥があるってこと?
GM:どういう空間だかは、真ん中まで行ってみないと分かりません。ただ少し、広めの空間がありそうだなとはわかります。

協調性のない人が居ますが…続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)