Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

第4回 その2「聞き込みに行ってみる」

そりゃあ、プレイヤーとしては依頼を受けないといけないんだけど、キャラクターの心情としては、逃げて帰りたい!そのへんのロールプレイに迷ってる様子から。

GM:みんながそれに賛成するかどうかだよね。
セミマル:どうよ。セミちゃん帰りたいよ。何か前向きな意見プリーズ!
アスコルビン:メタ的な進め方をせんと…キャラ的に進めようとすると止まってしまう。
マキシム:もっと強い冒険者をさがす!という依頼に変更~。
セミマル:ネタ要員のセミちゃん、ここで酔っ払います。
アスコルビン:ああ!逃げたぁ!
セミマル:違う違う!酔っぱらって、ええぃ!っていい気分になって、1000ガメルに目がくらみます!前回4人で1000!今回一人1000!どんだけ酒飲めるね!と!テンションMAXになります!というわけでダランちゃんに、アステリア神殿の場所教えろや!ペンペン!と頭を叩きます。
マキシム:酒代じゃなくて、葬式代になるんやろ…
ベネラ:ベネラ的に言わせていただくと、アステリアの奇跡が起こるような凄い遺物があるようなところに、蛮族が入ってくるわけがないから。魔物では無いんじゃないかなと。高レベルのコンジャラーが悪さをしているんだったら、4人でかかれば、一人相手なら倒せるんじゃナイ?…と。
アスコルビン:うーん…せやな!(違和感)なんか前向きな意見をひねり出そうとしても出てこないから!
セミマル:ああー…待て待て待て…自分のロールプレイでここまで首を絞めるとは思わなかった…
ベネラ:説得して何とかなりそうな敵!もしかしたら、酔ってけんかして、コンジャラーが強力な魔法を使ったのかもしれないし…魔物ではなさそうだから、引き受けてもいいんじゃないかなと思う。
アスコルビン:よし…受けよう!
GM:その心変わりのきっかけは?
アスコルビン:受ける条件を!前金で…500と。解決が無理だったら逃げる!
GM:前金もらって…解決が無理だったら逃げるの!?(笑)
アスコルビン:だってリスクでかいもん!だってバジリスクコカトリスとか、高レベルコンジャとか…
セミマル:10レベルコンジャとか、死ぬぞ!
アスコルビン:という危険性を伝えて、それでも…俺らに頼むんだったら、そこはちょっと…と考えて…。
セミマル:という交渉を、アスコがダランにしました。
マキシム:アスコが(笑)
GM:丸投げというか…。責任が一人に集中したけど…。
アスコルビン:前金300でいいや!
セミマル:ほら、何も言わないのに値下げしたぞ!
GM:(笑)そういう風に、そういうところをつついてくるんだったら、君らがやってくれるんならということで、出すよ。本来は出さないつもりだったんだけど…
アスコルビン:よしじゃあ、それで受けよう!
セミマル:命の危険を感じたら、逃げていいよ!OK!?
GM:しょうがないよね。それ以上言ったって、逃げる時は逃げるだろうからね。それはいいよ、事実によって評判が上下するかもしれないけど。
セミマル:OK。じゃあ、今の段階でわかっていることは、前金300。成功報酬は1000。
ベネラ:成功報酬は…700。
セミマル:キリ悪くね?
GM:悪くありません!
マキシム:1300になるがな!しまった、そういう交渉術か!
アスコルビン:そうやってゴリ押すのも解決策…
セミマル:話が分からなくなるから、ゴリ押さないよ!で、命の危険を感じたら逃げてもいい!
GM:良い顔はしないけどね!特に最後のは!
セミマル:大丈夫ダランちゃん。要は成功すればいいんだよ!
アスコルビン:うう…?うん…

そんなわけで、聞き込みにいくことに。大雑把に2か所行ったら日が暮れますとGMに言われたので、二手に分かれていくことになりました。時間帯で情報が変わるかもとも…。不安になる一行。よく分からんが行くぜ!
セミマル
:とりあえず、街中だからスカウトは分かれたほうがいいな。

アスコルビン:あと、セージも別れた方がいい。
セミマル:ということは、一択やん。ベネちゃんとマキシム、アスコとセミやん。
GM:何か起こっても知らんよ。
マキシム:ベネとマキシムって相性どうなんやろ。
アスコルビン:買い物は行動に含まれる?
GM:モノによる。

この時、セミマルがぬいぐるみ3個(にゃんこ、わんこ、ネズ公とのこと)と、アスコがデリンジャーと軍師徽章を購入。そう、アスコはウォーリーダーを取ったのです!さて、このへんでみんなのレベルとかを公開しておこう。

アスコルビン
HP:27 MP:24

戦闘特技:けん制攻撃、両手利き
 シューター:3
 マギテック:2
 セージ:1
 ウォーリーダー:2(鉄壁の防陣1)(鉄壁の防陣2)

セミマル
HP:24 MP:23

戦闘特技:両手利き、魔法拡大/数
 フェンサー:4
 コンジャラー:2
 スカウト:1

ベネラ
HP:18 MP:52

戦闘特技:魔法誘導、魔法拡大/数
 ソーサラー:3
 スカウト:1
 セージ:2

マキシム
HP:20 MP:28

戦闘特技:魔法拡大/数、魔力撃
 ファイター:2
 レンジャー:1
 プリースト(ザイア):3
 エンハンサー:1(キャッツアイ)


みんな好きなように成長させてます。そんな感じで買い物を終わらせました。

GM:こういった施設はある?と聞かれたら答えますし、何か行動を起こすんなら起こしちゃってください。
セミマル:行ける場所は、アステリア神殿、他の神殿はとりあえず置いといて。あと、商人の実家?と、歌う星屑亭(被害者の発見現場の近くにある酒場。被害者がよく通っている。これを紹介してるシークエンスは省略してます)の3つ。
GM:分かれるのならひとつ言っておくけど、待ち合わせは決めておかないと。君ら、電話持ってるわけじゃないからね。
アスコルビン:うん、近距離でどうやって連絡取ろうかなって思ってた。
ベネラ:とりあえず、夜になったら冒険者の店に戻ってくるってことで。
セミマル:じゃ、2個まわって、冒険者の店に戻ってくるってかんじ?
アスコルビン:何かあったときの緊急の手段って何か無いんかなぁ…伝える的な。
セミマル:それはどうにもならんでしょう…
アスコルビン:どうにもならんか…
セミマル:通話のピアスもないし。
ベネラ:妖精魔法もない。
GMリンクシェルはないぞ!
セミマル:冒険者の店に戻るのも、1アクションと捉えられますかい?
GM:そうですね。
セミマル:じゃあ、1こ回ったら、冒険者の店に行って合流して。夜の計画を練るっていうことで。いんでね?…夜行動をとれない場所は、この3つの中ではどれですか?
GM:君らが何をするかわからないから、はっきりしたことは言わないけど。言えないけれど。普通の公的な機関、今言った中だったら、神殿、ロニーの実家の店は夜でも行けると思います。閉まるかどうかはわからんよ。閉まるとは思うよ。でも誰かいるでしょ。
セミマル:実家だから、ドンドンドンってやれば出てくると。
GM:要は個人宅だと思ってくれていいよ。
セミマル:じゃ、神殿は確定だね。
アスコルビン:うーん。神殿は先に行きたい。
セミマル:昼行っても、開いてないから誰も居ないんじゃないかと。歌う星屑亭は。
アスコルビン:夜もやってそうだし。ということで一番最後でいいかな。
マキシム:神殿班と、商人班にわかれて、夜の店で合流。
セミマル:夜に冒険者の店に戻ってきて情報をすり合わせて。夜行くところをまた改めて決めるってことで。OK?
ベネラ:わかりました!
マキシム:御意。

回復もできるし。ベネラが死なないように守れるのはマキシムじゃね…?というわけで。ベネラ、マキシム組とアスコ、セミマル組に分かれて出発しました。


セミマル:ということで、行動決まりました、GM
マキシム:べ、ベネラは俺が守るー?ダークプリーストやけどな!(自己申告)
GM:分かってると思いますが、あちらの方にいる人の情報を基にした動きはなるべく避けてくださいね。
セミマル:はーい。
GM:共有するまでは知らないという体でお願いします。一応、普通に考えてこの規模の街だと、夜の行動は、通常は1回のみになります。
アスコルビン:へー。
GM:無理を押してくれてもいいよ、そりゃあ。さすがに警備兵もうろうろしてますんで、怪しいモノとは捉えられます。あと、夜だから寝ないとね。じゃあ、どっちから何?
アスコルビン:順番的に、神殿の方から。
ベネラ:じゃあ、行ってみましょうか。
セミマル:お先にどうぞ!
GM:では、アステリア神殿に向かいました。アステリア神殿は、パスカに位置する、壮麗な白亜の建造物です。その壁面には、その祭神の性格を表しているかのように、自由奔放な彫刻が施されています。
セミマル:全裸か…!(そればっかりだなオイ)
GM:また、神殿は街のシンボルである遺跡妖精の舞うパイプオルガンが収められた石造りの尖塔をコの字型に囲むように造られており、遺跡の前には千人ほどの人たちが集まることのできる大きな広場があります。この広場は、祝祭の主な会場となっており、現在祝祭当日に向けた飾りつけなどの準備が行われています。そのため、広場は沢山の人たちでごった返しています。解説は以上です。
ベネラ:じゃあまあ…そういう依頼を受けてきたと神官さんに説明して。ロニーを見せてもらおうか…
GM:風と音色の彩亭から依頼を受けてきたと説明するわけね。では、神官が出てきます。
ベネラ:えーと、かくかくしかじかで、依頼を受けてきたんですけど。石化した人を見せてもらえないでしょうか。
GM:わかりました。こちらへどうぞととおしてくれます。
マキシム:すんなり行ったな。
GM:ロニー氏はすみっこの方に安置されており、まるで誰かに話しかけている最中のような表情で石になっており、そこには恐怖の色も怯えの色もありません。さっき追加情報出すっていったけど、それはさっきのセージ技能で振ったで目を教えて。
ベネラ:私は…9。
セミマル:マキシムは振ってない(笑)
GM:情報なしで!!
ベネラ:無いのぉ!?
GM:ゴメンね!無い!
ベネラ:もう1回振ってもいい?
GM:ダメです!達成値が足りません。
ベネラ:見識判定をこれに向かってすることはできますか?
GM:いえ。
ベネラ:なんでよ!?
マキシム:とりあえずベネラ、センスマジック。石に何の魔法がかけられてるか判定。
ベネラ:センスマジック?うん。
GM:魔力?魔力、魔力。魔力は感じないな。
ベネラ:感じない?ポーズは。
GM:壁に手をついて、誰かに言い寄る体制です。
セミマル:壁ドンか!
マキシム:壁ドン(笑)
GM:わざわざ言うのを避けたとこだったのに…。もっぺん言うぞ。誰かに話しかけている最中のような表情で石になっており、そこには恐怖の色も怯えの色もありません。そのため、一瞬で石になったということがわかります。
ベネラ:魔法でやられたら徐々に石化するはずだから、その線は違うな。
マキシム:そうやね!冴えてるベネちゃん。
GM:おい、今メタいことを言わなかったか。
セミマル:ロニーちゃんの身長はどの位なん?
GM:え、じゃあ170くらいで。
セミマル:目線は上、下?
GM:下です。ちょっと待て!誰が聞いてる、今の話!?(笑)勘弁してもらえますか!?
ベネラ:まあ、あれだ。おおかた、女性を口説こうとしたら、というとこか…神官さんに、担ぎ込まれたときの状況を聞きます。
GM:状況?朝になったら、この体制で、路地裏で手をついているところが発見されました。警備員が見つけました。
ベネラ:はーはー。で、これを解除できる人はここには居ないのですか?
GM:それなんですが、リムーブ・カーズ、キュアストーン、キュアストーンポーション、全部、治療に至っていません。リムーブ・カーズの手ごたえから、これが呪いによる石化であることは分かっています。その呪いの力があまりにも強力なため、このリムーブ・カーズの効果がはねのけられてしまいました。と神官さんは語ってくれます。
ベネラ:マズいなー…
GM:今の話を聞いた、ロニー氏の姿を見たということで、ここに居る人は、冒険者レベル+知力ボーナスで判定を行ってください。目標値は10です。頑張ってね!
ベネラ:(ころころ)うっし!!
マキシム:(ころころ)ほう。
GM:二人とも越したな。特にマキシムの達成値がむっちゃ高いんだけど、いま気づいたことは、ベネラがメタい知識を発揮したこととほぼ一緒で、ロニーが一瞬で石化してしまったらしいことから、さっき思いついた魔物や、魔法の効果ではないことがわかります。これらの効果は全て、完全に相手を石化するまで時間がかかってしまうからです。前金返す?
ベネラ:いや、良いです。これだけ聞いてわからない…まあ、聞けることは聞いた感じするな。
マキシム:被害者はこいつ一人だけ?なんでこいつなんやろ…
ベネラ:じゃあ…お世話になりました。また何かあったら来ますぅ。
GM:じゃ、聞くことは以上ね。では、君たちは見送られながら外に出て行きました。続けてもう1回行動する?
ベネラ:次の人。
GM:じゃあ次行こうか。
セミマル:はいはーい!
アスコルビン:えーっとじゃあ、ロニーの実家に。
GM:ロニーの実家ね。マドロワ商会は沢山の人でにぎわう大通りに面しています。石造りの大きな建物で、共通交易語で「マドロワ商会」と書かれた看板が掲げられています。店には頻繁に人が出入りし、繁盛しているのが見えます。
セミマル:ふーん、小売りなんだ。
アスコルビン:行ってみるか。
セミマル:ふらーっと入ってみます。
GM:じゃあ、受付の人が居ますが。
アスコルビン:どう切り出すかな。あの事件はみんな知ってるってことでいいんだよね。逆に知らないのか。
GM:まあ、ある程度は噂にはなってるだろうけど、みんながみんな知ってるとは思わないよ。だって、明らかになっちゃマズイでしょ。
セミマル:じゃあ、その受付、店番の人をチョイチョイってすみっこに呼んで、こういうところから依頼を受けたのよと。詳しい話を聞かせてほしいんだけど、と。チラッと警察手帳見せるような感じで聞きます。
GM:そこまで話すんだったら、ちょっとお持ちくださいと応接室に通され。しばらく待っていると、ロニーの父親が対応してくれるようで、出てきます。
セミマル:ああごめん、今ロリの父親って聞こえたわ。
マキシム:くくく…(笑)
セミマル:ロニーだよな。ゴメンゴメン。ロニーの父親来たん!?無言なの!?
GM:何か聞きに来たんですか?って聞こうか。
セミマル:ああ、お宅の息子さんが、石化した事件を調べる依頼を受けまして、石化を解く。および、その原因の解決を依頼されとります。と、自己紹介します。
ロニーの父親:それはおかしい話ですね。石化を解く依頼なんてしてないはずですよ?
セミマル:ああ!?それロニーの父親が言うの!?
GM:そりゃそうだよ。
アスコルビン:え。
セミマル:じゃあ。気になったんでお伺いしますけど、息子さんの石化を解くことを望んでいないということでよろしいですか?
ロニーの父親:いや、そうではなく、それは私らが手配をしているんですが。あなた方は一体?
セミマル:じゃあ、石化の根本を解決するということだけで…依頼内容は問題ないということでよろしいでしょうか?
ロニーの父親:それはー…私らが何かを言っているわけでは無いんだが…一体何が仰りたいんで?(迷走している)
マキシム:(笑)
セミマル:こいつ本当に父親!?(笑)っていう心の声ですけど。…仕切り直しまして。石化事件を解決するという依頼を受けておりますと。あれ、間違えてないよね!?
アスコルビン:うん…間違いないと…えーっと?う、え?
セミマル:え!?どうなの!?
GMGMに聞くのであったら。ダラン氏は町長から受けた依頼なので。この父親本人から受けた依頼ではないです。
セミマル:町の総意じゃねえのかよ!
GM:町の総意だったらマズイでしょ、ほんまに…知れ渡りまくりってことじゃない。
セミマル:おやじはこの依頼にからんでないの…!?おやじはこの依頼に絡んでると思ってたのよ!べつにあら捜しするとかそんな意味ではなくてね!?
GM:聞いてくれていいよ。今の話からすると、そっちには絡んでないよね。
アスコルビン:絡んでないのか…おやじさんは、誰に石化の解除の依頼を頼んだんだ。
GM:他の街から高位の神官を呼んで、もとに戻してもらう手続きをしているとのことです。そのためにかなりの大金を使って、しかもこんなことが続いて、かなり参っているみたいです。なので、他にお金をさいている余裕がないそうです。
セミマル:息子の石化を解くのに全力疾走。他は無理よっていう。
GM:本業もありますしね。
アスコルビン:息子さんがこういうことになるような心当たりみたいなものは。
ロニーの父親:いえ。まったくありませんね。
セミマル:心当たりなしと…本当にそう思ってるような顔ですか。それとも、気が付いているけど濁しているような感じ?
GM:こういった判定って…無いので。特に隠しているふうではない。
セミマル:心当たりあるけど、世間体を気にして隠しているというわけではないと。
GM:まあそういう風に見えるね。演技をするような精神状態ではなさそうです。
アスコルビン:息子さんが石化されたと思われる夜、どういう行動を取っていたかは知ってますか。
GM:毎晩遊び歩いているのを、捕捉はしてないそうです。
セミマル:毎晩遊び歩ているのは知っていると…
GM:本当は、息子はこの商売をするもんなんだけど、他にも優秀な兄がいっぱいいるとのことで。そういったことには絡んでいないようです。これはまあ、ロニーの話をするんなら教えてくれます。で、毎晩安心して…っていうのも変だけど。遊び歩いているそうです。そのあたりの話は、苦々しい顔で教えてくれる。当然、そんなことはしてほしくない、という雰囲気は出ている。
アスコルビン:交友関係とかも知らない感じ。
GM:そこまでは捕捉していないようです。
アスコルビン:他の兄弟と仲が悪いとか。
GM:そういう訳でもないです。
セミマル:交友関係も知らないし、本当に不良息子に対する親なのね。感覚として。
GM:まあ、仕事で忙しいところもあるんだけど、ロニーのことなら、歌う星屑亭に行って聞いてみてください。そこに出入りしていたようです。と教えてくれる。
アスコルビン:ちなみに、石化を解いてもらうのに、なぜこの街の神殿で頼まずに別の街の高位の神官を呼び寄せるというようなことを。
ロニーの父親:当然、ここの神官で何とかなるなら、わしもそんなことはしておらん。結局、ここの神官どもでは何とかならんらしいのだ。
セミマル:あ、試したんですか。
アスコルビン:そこでダメで、だから頼んだと。
GM:そういうことです。
アスコルビン:そこで改めて、さっきの「ここで解けない石化だったの!」っていう話になるのか。ちなみに、そのよその街のプリーストは、いつごろこちらに到着予定?
GM:だいたいあと一週間後くらいです。
アスコルビン:スゲー先だ!
セミマル:祭り前に来るんじゃね、という淡い期待が打ち砕かれた。…このおやじ、何の情報もねえじゃん…
アスコルビン:ねぇな!
セミマル:使えねぇこいつ…交友関係も知らないのよね。待て待て。遊び歩くにも金が必要やんけ!あなた、渡しとったんか、金。ハイソなお店で遊べるくらいのお金を渡していたと!
GM:まあ、そうだね。
セミマル:小遣いには困ってなかったよと。…あなたの息子さんは、冒険者技能は何か持ってます?メタい言い方だけど、体鍛えてたりとか、戦士として経験を積んでるとか!そういうのは有ります?
GM:いや、無いね!
セミマル:つまり、一般人!
GM:そうだね!
セミマル:一般人か…。これで、7レベルファイターですとか言われても困るなと思って…。あ、他には。おやじさんとかだけ?実はおふくろさんには色々話してるとか、思春期にありがちなアレは無い?
GM:それ、どう聞くの?それをそのまま聞くんだったら、それはあずかり知らんことだと言われます。
セミマル:ま、そりゃそうだ。
アスコルビン:メタ的に言うなら、他に知ってそうな人はいるのか、と。
セミマル:お母ちゃんでなくても、執事とかメイドさんとか。あなたの息子さんが普段、親しくしている家の人とか居ないですか~っと。聞いてみる。
GM:外に出っ放しだから、そんな人は特に居ないでしょうと、言われます。
セミマル:普段から家に居ないんだ。寝に帰ってくるって感じ?
GM:まあ、そうでしょうね。寝に帰ってくるのも、金が無くなったときだけ帰ってくるって感じです。
セミマル:週1くらいで帰ってくると…
GM:期間は把握していないですけどね、と。
セミマル:月に4.5回帰って来ては、金を無心して出て行くと。
GM:イメージではそんなもんです。
アスコルビン:特に有力な情報はなかったけど…こんなもんか。
セミマル:最後に。親は何の商売をしてるの?
GM:特に設定されてないんで、突っ込まないでください。
セミマル:はい…これはもう、あれだね。歌う星屑亭に夜行けっていう。ね。
アスコルビン:残る手がかりはとりあえず、そこかな…
セミマル:まあ、ひとつ可能性をつぶしたと。いうことで。
アスコルビン:おやじ、何も知ってねぇ!
セミマル:使えねぇ!っていう蔑んだ目で見て、帰ります。
GM:感じ悪いなあ…
セミマル:だって、使えねぇんだもん。まあ、にゃんこの目だからね。どんな目で見てもきっと、愛らしいんだよ!
ベネラ:そんなもんかよ(笑)
セミマル:無理やり。内心の黒さを隠すキャラ設定を作ってみました。(笑)帰ります!
GM:もう合流するんだ。
セミマル:冒険者の店で、情報のすり合わせをする。という予定でございましたな。
GM:じゃ、みんな戻ったと。了解です。そっちで行きます。…
マキシム:…
アスコルビン:?
セミマル:何か寝てね?
ベネラ:え!?
GM:まさかぁ(笑)
セミマル:マキシム寝てね!?
マキシム:…(わざとらしいほどにイビキっぽい音が聞こえてくる)
ベネラ:これ、ヤバイ音だよ!!
セミマル:寝てる!!(笑)
GM:いくらなんでもわざとらしくね!
セミマル:実はね…4.5分前からこの音聞こえてたんだよ。スルーしてたけど。
GM:俺もスルーしてたけど、わざとかと思ってたんだけど。こんなわざとらしい音…
マキシム:…(これらの話し合いの間ずっとイビキが聞こえている)
アスコルビン:まあ、今日はこんなところで…
GM:マジだ!
セミマル:冒険者の店で合流する直前で切るっていうことで…
GM:お、おう…じゃあ、まだ日が出ているうちに冒険者の店に戻りましたと…
セミマル:シティアドベンチャーむずいな…
マキシム:…ブフゥ
セミマル:何かすごい音聞こえたけど…
ベネラ:絶対寝てるこれ(笑)
GM:合流して、話し合いをして、次は夜からの行動ということで…

次回は、歌う星屑亭に向かうところから始まるということに決まりました。この後、マキシムはベネラから「三年寝太郎」などと罵られたそうな。続く。

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)