Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

岡山市内のTRPGコンベンション立卓状況2016年版

岡山市内の主要4サークルの開催状況です。2016年版も作ってみました。というか最近ブログの更新を全くしてなかったですね。はい。

例によってこんな記事が書けるのも、Nさんがmixi日記に立卓状況を書いてくれていたお蔭です。ありがとうございます。

前記事と同様に、はてなブログの仕様で、セルに色をつけているのですがPCからは見えません。スマホからだと見えるようです。見づらくてスミマセン。

サークル名(敬称略) 立卓状況 備考
1月
OGA アマデウス
インセイン
ソード・ワールド2.0
ダブルクロスThe 3rd Edition
テラ:ザ・ガンスリンガー
ビギニングアイドル
ほかにボードゲーム卓あり
アリアンロッド2E
ビーストバインド トリニティ
 
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG(2卓)
ソード・ワールド2.0
ほかにボードゲーム卓あり
2月
OGA ガンドッグ ゼロ(2卓)*1
ソード・ワールド2.0
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
ほかにボードゲーム卓あり
メタリックガーディアンRPG(2卓)  
ろーどないつ アリアンロッド2E
インセイン
クトゥルフ神話TRPG
セイクリッド・ドラグーン ~竜脈に覚醒めし者たち~
 
Easy GoinG ガーデンオーダー
メタリックガーディアンRPG
 
3月
OGA インセイン(2卓)
ソード・ワールド2.0
ダブルクロスThe 3rd Edition
ほかにボードゲーム卓あり
メタリックガーディアンRPG
モノトーンミュージアムRPG
 
ろーどないつ(SCORE! ~Lord Knights 20th Anniversary Con~)

エムブリオマシンRPG
クトゥルフ神話TRPG
セイクリッド・ドラグーン ~竜脈に覚醒めし者たち~
ソード・ワールド2.0(4卓)
ログ・ホライズンTRPG
六門世界RPGセカンドエディション

ゲスト:北澤慶先生、ベーテ・有理・黒崎先生(グループSNE

ほかにボードゲーム卓あり

4月
OGA アリアンロッド2E
クトゥルフ神話TRPG
ゲヘナ~アナスタシス~
ダブルクロスThe 3rd Edition
ドラクルージュ(2卓)
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0
永い後日談のネクロニカ
 
ろーどないつ Pathfinder RPG
アマデウス
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
Easy GoinG - 詳細不明(Nさん不参加のため)
5月
OGA(春季大会) アリアンロッド2E
インセイン
艦これRPG
クトゥルフ神話TRPG
ソード・ワールド2.0(2卓)
ダイス・オブ・ザ・デッド
熱血専用!
メタリックガーディアンRPG
りゅうたま
ほかにボードゲーム卓あり
ダイス・オブ・ザ・デッド  
ろーどないつ エムブリオマシンRPG
ダブルクロスThe 3rd Edition
ほかにボードゲーム卓あり
6月
OGA インセイン
クトゥルフ神話TRPG
ソード・ワールド2.0
ドラクルージュ
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0
ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネーション
迷宮デイズ
 
ろーどないつ Pathfinder RPG
クトゥルフ神話TRPG
ダブルクロスThe 3rd Edition
 
Easy GoinG 詳細不明(Nさん不参加のため)
7月
OGA Pathfinder RPG
アリアンロッド2E
インセイン
クトゥルフTRPG(2卓)
ダブルクロスThe 3rd Edition
ほかにボードゲーム卓あり
ダイス・オブ・ザ・デッド
モノトーンミュージアムRPG
 
ろーどないつ アマデウス
クトゥルフ神話TRPG
ほかにボードゲーム卓あり
8月
OGA インセイン
キルデスビジネス
クトゥルフ神話TRPG
ソードワールド2.0
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
剣の街の異邦人TRPG
ソード・ワールド2.0
 
ろーどないつ 艦これRPG
クトゥルフ神話TRPG
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
メタリックガーディアンRPG
 
Easy GoinG エースキラージーン
キルデスビジネス
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
 
9月
OGA(秋季大会) アリアンロッド2E
アルシャードセイヴァーRPG
エースキラージーン(3卓)
ガーデンオーダー(3卓)
ダブルクロスThe 3rd Edition
剣の街の異邦人TRPG
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
ビーストバインド魔獣の絆RPG
モノトーンミュージアムRPG
ゲスト:遠藤卓司先生、久保田悠羅先生(F.E.A.R.
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0  
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG(2卓)
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
 
10月
OGA インセイン(2卓)
真・女神転生TRPG 魔都東京200X
ほかにボードゲーム卓あり
アリアンロッド2E
天羅WAR*2
 
ろーどないつ 艦これRPG
ダブルクロスThe 3rd Edition
メタリックガーディアンRPG
 
Easy GoinG 詳細不明(Nさん不参加のため)
11月
OGA 異界戦記カオスフレア Second Chapter
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
ドラグルージュ
マギカロギア
ほかにボードゲーム卓あり
コード:レイヤード
ソード・ワールド2.0
 
ろーどないつ トーキョーN◎VA THE AXLERATION
トンネルズ&トロールズ完全版
ほかにボードゲーム卓あり
12月
OGA アリアンロッド2E
シノビガミ
ソードワールド2.0
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
ドラグルージュ
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
インセイン
エイジ・オブ・ギャラクシー
コード:レイヤード
 
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG
ダブルクロスThe 3rd Edition
トンネルズ&トロールズ完全版
ほかにボードゲーム卓あり

そんなわけで、2016年版も作りました。2017年版はリアルタイムで更新していけたらと思っています。こちらからは以上です。

*1:ゾンビタワー3Dをマップとして使った卓もあったとのこと

*2:シナリオと世界観は特命転攻生だったという。誰だGMは!私だよ!!

トーキョーN◎VAを悪く言う人がいるのはなぜか?

f:id:Coboler:20170515195052p:plain

はじめに

ことのはじまり

N◎VAの事を良く思っていない人がいる。その事実に気がついたのは、最近です。

月に3回も4回もコンベンションをやっている岡山で私は、ルーラーとしてN◎VAを毎週のように持って行き続けていたのですが、そのなかで「なんかN◎VAって、昔は酷かったらしい」という事に気が付かされる事がありました。

たとえば、先輩から「昔って、よくPVPしてませんでしたっけ」なんて言われる。最新版のトーキョーN◎VA THE AXLERATION*1からN◎VAを始めた初心者ルーラーの私としては、「いや、そんな事は初めて聞いたんですけど!?」としか言いようがない話でした。別の先輩にその話の真偽について伺うと、「確かに、昔のN◎VAはカオスだった…」なんて言われてしまい、私はさらに困惑しました。そしてトドメを刺したのは、コンベンションで出会ったある先輩のこの一言です。「N◎VAには良い思い出がない。」それは、N◎VAに入るくらいなら帰るよと言わんばかりの厳しい表情でした…。一体、何があったんだ、昔のN◎VA。

というわけで、私は地元のコンベンションのセッション外時間を利用して、「昔のN◎VAって具体的にどう酷かったんですか?」という話を伺ってきました。近くで聞いていた方も途中から話に加わって下さったりした結果、合計8人の方から意見を伺う事ができました。*2

この記事のスタンス

私はN◎VAが大好きだし、昔は酷かったからどうだとか言う気はないです。ただ、この記事を書くために昔の話を伺っていくうちに、だんだん「N◎VAにはいい思い出が無い」と言ってN◎VAを嫌いになってしまった人の気持ちが分かってしまいました。それは何というか、マンチキンとの接近遭遇によってTRPG自体が嫌になってしまいかけた記憶を呼び起こすような、暗澹たる気持ちでした。

なので記事に変な私怨が入らないよう、先輩方との会話を中心に据えて、出来る限り淡々と書いた感じの記事にしました。記事の中で話が行きつ戻りつしますが、時系列に沿って書いた結果こうなったと思ってください。というわけで、この記事は岡山という、いわゆるひとつの火星のローカルな話として、見て頂ければ幸いです。(かなり長くなってしまいましたが…。)

証言

1つ目の話

一緒にN◎VAの卓を囲んだこともある3人の方に、まずお話を伺いました。

Aさん:昔のN◎VAは知らないんだよねえ。
筆者:いや何か、カオスだったとか、PVPしたとか。そういう不穏な話をいろいろ聞くので。実際この間なんでN◎VAが立たなかったかと言うと、参加人数のわりにGM希望者が多い。で、ほかのGM希望者さん*3から「絶対N◎VAはやりたくない。嫌な思い出があるんだ」とめちゃくちゃ怖い顔で言われてしまったからなんです。
Aさん:大昔のイメージ引きずってて、今の状況を知らんのじゃろ。
筆者:なので、昔一体どんなひどいことが行われていたのか、ずっと気になっているんですよ。
Aさん:うーん。それについては、俺は答えられん。つうか俺は知らない。
Bさん:おそらく、当時は天羅*4とか深淵*5ブイブイ言わせていた頃*6なので、その影響ではないかと。深淵には、昔入ってひどい目に遭ったことがあります。まあ、天羅に入って俺はひどいことをしたこともあるけど。(笑)
筆者:天羅!!…PVPも当然のように行われていたんですか?要するに天羅みたいに。*7
Bさん:結局ね、ハンドアウトによるんです。深淵には、対立するタイプのハンドアウトがよくあったので。
Aさん:あれは、みんなで協力して、っていうハンドアウトじゃなかったな。
Cさん:結局、メンツ次第だと思う。うちも、N◎VAやってて、キャラクター同士の利害が対立したら、ガチPVPやるプレイヤーもいたし。
筆者:そうか。そういうノリでやってるのがカッコイイと思っているプレイヤーが居たら、卓でPVPが起こる、その程度の話なんですね。
Cさん:キャラとプレイヤーを切り離して、メタ的に思考せずに、絶対に譲らん、そういう考えね。

私は最初、望まない状況からPVPに巻き込まれたことが、N◎VAを嫌がる人がいる原因のひとつになったのではないかと思っていました。確かに、N◎VAでPVPしたことがある、という証言は得られました。しかし、それが原因というわけではないことは、次の話で分かってきました。

2つ目の話

Dさんは以前「昔のN◎VAって、よくPVPしていませんでしたっけ?」と仰っていたので、お話しを伺ってみました。実際にPVPが発生した状況についてお話をして下さった(長くなるので、省略しますが…)後、PVP以上にひどい目に遭った話を聞かせて頂けました。

Dさん:昔のプレイヤーではあまり、PVPが起きたから、じゃあ(敵になった)プレイヤーも嫌いだっていう人には会ったことがないです。ただ、N◎VAの場合…
筆者:それができていない人が、多かったってことですか?
Dさん:というよりも、N◎VAの場合、プレイヤーに経験点が入るっていうシステムになった一番最初の頃だったんです。*8*9
筆者:ああー!
Dさん:だから、パワーバランスがガタッと崩れた状態で…っていうことは(嫌な思い出の原因として)あったと思います。
筆者:パワーバランスが崩れている状態で、初心者とかが入っちゃうと、活躍できないままシナリオが終わって、嫌な思いをしちゃうってことが、よくあったってことですね。
Dさん:そうですねー。
筆者:「嫌な思い出がある」って仰っていた方は、自分が活躍する機会がないまま終わった的なことを仰っていました。なので、そっちかもしれないですね。
Dさん:僕も、みんな300点とか使っている中で、初期キャラで入った。
筆者:それは…神業があるN◎VAでは大目に見られるのかもしれないけど、他ではあり得ないですね…。
Dさん:で、他の人はN◎VAをやりこんでいるから、神業とかもうまく使える。でも僕は初めてだから、「神業、どう使うのかな~」っていう状態。
筆者:なるほど。そんな嫌な思いをしたこともあるけど、まあ基本的には楽しかったかな、ってことなんですか?
Dさん:まあー…僕の場合は、どんなシステムでも、どんなシナリオだろうが、楽しむっていうのもプレイヤーのスキルだと思っています。
筆者:うーん。この嫌なシチュエーションを利用して、
Dさん:楽しむ心はある。
筆者:じゃあ、そういう卓にあっても、うちはうち。よそはよそ。みたいな感じで、ちゃんと楽しめたんですね。
Dさん:その時は、楽しむっていうことは失敗しましたけど。
筆者:ああー…。
Dさん:失敗しただけで。
筆者:そういう、システムが導入されたときに、マナーとかが確定されてないゆえの不公平さみたいなのもあったってことですね。

ここで、経験点の使い方によって、経験者と初心者の間の壁のようなものが発生したことが分かってきました。カーロスの言葉を借りるならまさに「この程度のハンデ、火星じゃ日常茶飯事だぜ!」だなと思いました。

さらに、経験点に限らず、プレイヤーのリアル経験値の差が問題を生んでいった話も聞くことができました。

Eさん:横で聞いてて、懐かしい!10年前に、5年前の話として聞いたよーな話だよなーって思ったの。
筆者:実際に経験されたことがあるんですか?
Eさん:10年前に、僕が昔話として聞いたような話ですよ。それこそ2版とか、『オーサカM○●N』*10とかの頃ですよ。
筆者:はい。
Eさん:その頃人気のシステムって、N◎VAと、ソード・ワールド*11と、セブン=フォートレス*12位しか無い時代だったので。だから、N◎VAって、すごく人気があったんです。それもカルト的な人気があったんです。そうすると、母集団が多い所に、カルトな人気があったら、変な人が多いに決まってるじゃないですか。
筆者:ああー!そういうのもありますね!
Eさん:そういう人たちが目立つんです。
筆者:「ああいう事をやった人たちが居るらしいぞ」とか。
Eさん:マンチなコンボだったりとか、やっぱりそういうキツい感じのことをする人たちが、目立っちゃう。2chの、「困ったちゃん」*13っていうスレがあったんですけど、あそこによく名前が出ちゃうんです。
筆者:ああー。N◎VAって「元祖キャラ厨」って呼ばれてますよね。
Eさん:そうそうそう!なので、やっぱりそういう噂が広まるから、「N◎VAってそういう人、多いよね。」っていう話が広がるんです。
筆者:そういう先入観があり、実際に嫌な思いをしたことがあり、そういうことが重なって、評判が悪くなっていくんですね。
Eさん:N◎VAって、世界観があって、世界観を楽しむゲームなので、世界観に入りきれない人と、入りきった人の溝は、やっぱり大きいんです。
筆者:ああー!なるほど。確かに今も、古参が幅をきかせていて、入りづらいゲームだって言われることがありますしね。*14
Eさん:あー…まあ、そういう連中には、追加経験点ナシって言えばいいと思う。
筆者:はい!私もそう思います!(笑)普通はそうなりますよね。だから、さっきDさんとの話に出てきた、経験点300点と初期の違い、みたいな…
Eさん:あった!経験点300点って、あったね!昔会った、そんな人。
筆者:しょっちゅう居ましたか、やっぱ。
Eさん:神業使わないと、その攻撃や効果は打ち消せないっていうレベルの攻撃を、普通に出されるんですよ。
筆者:達成値がアホほど高いみたいな。
Eさん:「だってこれ、(キャラシーの)ここからここまで組み合うもんね」みたいな。
筆者:なるほど!(笑)
Eさん:「じゃあ、それ…《チャイ》使いたいんだけど…」「神業じゃないから打ち消せないよ*15」「そうっすねー…」みたいなのは、あった!
筆者:なんか、すごい分かります!(笑)もう、普通の攻撃だけど、《難攻不落》しなきゃ防げないみたいな。
Eさん:そうそうそう!ありました。「これ、社会ダメージなんだよねー!*16」みたいな。
Dさん:ちなみに、僕がその300点くらいの点差をやられたサークル*17では、日本全国のN◎VAのルルブの売り上げの1%くらいを占めていたんですよ。そのサークルだけで。
筆者:そんなにたくさんルルブを買ってたってことですか!?
Dさん:そのサークルも80人くらいだったんで。その中だけで、何10冊も買われてたんです。
筆者:まあ、大手サークルなら、そういう事もあるんでしょうねえ。

EさんとはN◎VAの卓を囲んだことはないのですが、このように興味深いお話を伺うことができました。お話しの最後に、「N◎VA、いいシステムなんですけどねー」と仰っていたことを追記しておきます。

このように、システムは良いと思うんだけど、卓に参加したら嫌な目に遭ってしまったと感じている方がいることがよく分かりました。その理由も、納得のいくものでした…。人気があるから変な人も多い。だから困ったちゃんとの遭遇率も高くなり嫌な噂が先行する、そして実際に嫌な経験をしてしまう…そりゃあN◎VAの評判も悪くなるだろうよ、と思います。

3つ目の話

この時のコンベンションでN◎VAの卓を立てた際に、プレイヤーとして参加して下さった4人の先輩方にもお話を伺いました。

Fさん:岡山の場合は、個別の問題もあったよ。
筆者:どういうことですか?
Fさん:昔ね、問題のあるGMが居たわけです。N◎VAがとっても大好きだったんです。ただそれだけ。
筆者:ああ…。そういう事もあったんですね。
Fさん:だから、そういうヤツが、ずっとやっていると、やっぱりシステムも叩かれるんですよ。GMだけじゃなくて。
筆者:なるほど。でも、それ大事ですよね。分かります。要は、風評被害ですね…。

さもありなん、という意見を聞くことができました…。相手がN◎VAじゃなくても、風評被害が発生するレベルのひどいGMだったようです。今までの話の流れとは若干違いますが、単刀直入にそのGMが嫌がられていた感がすごい…。

さらに、システムの面からアプローチしたお話を伺う事もできました。

筆者:特に、カオスな状況を体験したことは無いんですか?
Gさん:特にないなー。
筆者:残念。いや、他の人に聞いたら、いろんな状況でPVPしたとか、あったんですよ。
GさんPVPはねえなー。
筆者:こないだ福山に行ったときに、N◎VAの評判はすごく悪い…とくに昔から(TRPGを)やっている人には。っていうのが分かったので、記事にしようかなと思いまして。昔はどうカオスだったのか、知っている人に話を聞いて回ってるんですよ。
Gさん:いやー、昔は特技の組み合わせが自由だったから。滅茶苦茶やる人がいっぱいいたのよ。(うんざりした様子で)
筆者:滅茶苦茶やるっていうのは、「これとこれを組み合わせます」「そんなの無理!」「いや、通るんです」みたいなやつですか?
Gさん:通るよ。電脳戦で、カタナの〈居合い〉とかを組み合わせたり。*18
筆者:滅茶苦茶だ!
Hさん:あと、そういうのを知ってる人と、知らない人の差が大きすぎて。(そういったルールを)分かってる奴は、1回の攻撃で連続攻撃をガシガシやってくるわけですよ。
筆者:ああー。これをやったら、ARが増えるよ、みたいな。
Hさん:〈メレー〉Ⅰ~Ⅳとかっていうのがあってね。それを全部組み合わせたりするのね。
筆者:〈メレー〉って何ですか?今は無いですよね。
Hさん:白兵の特技ね。
Iさん:受け流し。
Hさん:そうそう。〈メレー〉Ⅰ~Ⅳっていうのがあって、それを全部持ってると、「〈メレー〉します。〈メレーⅡ〉します。」ってどんどんやっていけるの。
筆者:分かった。なるほど。1カット1回しかできないはずなのに、それをどんどん増やしていく特技を取って行って、1カットに4回もやっちゃうってことですね。*19
Hさん:そうそう。
Iさん:回転剣舞!ってね。(笑)
筆者:恐ろしいな。経験点のレギュレーションとかも適当だったから、そういうのをやっちゃう人がいたら、初心者はやることが無くなってしまって、「はあ…」ってなって帰るってことですね。
Hさん:で、やっぱり当時はハンドアウトもシナリオのトレーラーも無い*20わけだから、何も考えずにキャラ作ったら、そういう修羅ができるか、何もできない奴ができるかのどっちかだった。
筆者:ああー…。なるほど。
Hさん:それと一緒に混ざってしまうと、起こるべくして起こる事故が起こるし、ちゃんとシナリオをやろうとしている人がいると…
筆者:無茶苦茶やってる人に対して腹を立てる、みたいなことが起こるんですね。
Hさん:まあ、こういう事は、起こるべくして起こるわけだから。
筆者:じゃあ、事故が起こらないようにやっていった結果が、今の慎重なハンドアウトであったり、PS*21とSPS*22であったりするわけですね。
Gさん:そう。昔のそういうふうな反省を踏まえて、やってるんだよね。

要は、システム自体に、マンチなコンボを組ませやすい要素があったということでしょう。トーキョーN◎VAはシステム自体も楽しいし、世界観も楽しい。でも、そこに目を付けた面倒な連中が、初心者をドン引きさせてしまった…。

そして、「当時はハンドアウトもシナリオのトレーラーも無い 」という話。逆に言えば、「今はトレーラーとハンドアウトがあるので、キャラクター作成の事故は起こりにくい」という事でしょうか。これに加えてシーン制が導入されたことなどで、2ndの時代と比べるとD以降では活躍度の格差を比較的減らせられるようにシステムが改良されていったといえます。N◎VAの歴史は、セッション中の事故とそれを踏まえた改良の歴史でもあるのでしょう。

4つ目の話

以上の話で気になったことについて、HさんとFさんに別の機会にお話を伺うことができました。長い話なので、一部を引用します。

Hさん:やっぱり、世界観は好きだけど、ルール的にちょっと、っていう人もいるし。昔はね。
筆者:ああ、昔は、なんですね。
Hさん:リプレイ読んだら面白そうだと思ったけど、実際やってみると…ってなっちゃう。〈メレー〉で6連攻撃とかしちゃうヤツがいるわけだから。
筆者:6連攻撃…。
Hさん:6連まで行けたかは忘れたけど。
筆者:考えてたんですよ。〈メレー〉にⅠ~Ⅳがあって、1メインプロセスに4回行動できたら、ARが2あった時…っていう話を。それは1カットに8回攻撃できるっていうこと!?と。
Hさん:現状、僕の手元にツクダの箱*23が無いから何とも言えんのんだけど、そういう話はけっこう聞く。
筆者:ああー。
Fさん:だって、シャドウラン*24は4回とか、当たり前に動くからな。
筆者:そっちの影響なんですね!なるほど。
Fさん:ストリートサムライをやってたら、それこそ1ターンに4回動くから。ていうか4回動けなかったらストリートサムライとして失格なので。(笑)
筆者:それは別のゲームの話ですよね?(笑)
Fさん:ただ、影響は相当与えてる。
Hさん:昔は簡単にできたからね。Dまでは、(アウトフィットの)タイプDを付けるだけで、それができたから。タイプDも、そんなに高いわけじゃないし。サイバーウェアを入れてる戦闘系はだいたいタイプDが入ってて、4連攻撃とかしてくるわけですよ。
筆者:うーん。
Hさん:経験点30点ゲタ履かせたくらいじゃ、そこまでは上手く行かないけど。僕だって、経験点100から250くらいまで突っ込んだキャラクターを作ってて。もちろん、それは達成値25環境で、全員だいたいそれくらい使っている卓の話ね。
筆者:あのー、それで思ったんですけど。ここに「ナイトブレイク」ていうリプレイがあって*25。キャストの使用経験点なんですけど、クロイツェルは351点、千早伶呀は215点、カイルが92点で鹿島アスカは30点っていう。一体昔のレギュレーションって何だったんだ?っていう風に思ったんです。公式でこんな調子だから、民間で我々がコンベンションに来てやっているぶんには、本当に酷かったんだろうなって思って。
Hさん:例えば、みんな手持ちのキャストを、大規模なオフ会とかで出すわけよ。その場合のレギュレーションは、ほぼ一つだけで。達成値は25まで。
筆者:ああー!達成値なんですね。
Hさん:そっから先は、足切。正確に言えば、単独では、達成値は25まで。
筆者:それだから、経験点は不問なんだけど、実際にやってみたら、ARが多かったり、1メインプロセスでたくさん攻撃できたり。色んな特技を持っているから当然経験点を沢山積んでいる人の方が強いっていうことですね。そういうレギュレーションだったのか!
Hさん:けっこう日数をかけてプレイヤーもプレアクトを始めるので、経験点が無いなら、200点くらいゲタ履いてよ、ていう話はする。最近は知らない。僕が参加したD時代のオフ会はそんな話*26。だから、500点とか1000点とか突っ込まれているヤツと一緒にセッションしたこともある。特に問題はない。
筆者:N◎VA的には、達成値がレギュレーションだったことがあるんですね。
Hさん:だから、今でもそうだと思うよ。
筆者:まあ、聞かんでもない*27。全くそういうところに出入りしたことはないから分からないけど、それで初心者が、N◎VAの中だけで通じるようなルールを知らずに入ったら、「はい?」ってなるのは当たり前だなと思います。
Hさん:初期経験点だけだったら25まで行くのは大変だから、もうその時点で、初心者でも何10点か、100点とかあげたり。もう経験点なんか見てないルーラーも居たからね。
筆者:うーん。なるほど。
Hさん:とりあえず、経験点持ってる人には、25までにしておいてくれればいいよ、みたいな。25まで出してくれたら良いよ、っていうのはあんまり経験点の手持ちがない人に言う。

要は、高経験点キャスト用のレギュレーションが、ある時期から生まれていった。そして、高経験点キャストはそこで戦うことが許された…ということになるでしょうか。意外な話を聞くことができました。そして初心者プレイヤーでも経験点を沢山持っているプレイヤーと同じ土俵で戦えるように配慮されていたとのことなので、D時代には2nd時代とは全く次元が違う、初心者フレンドリーな環境になっていたようです。*28

ちなみにDからN◎VAを始めたAさん、Bさん、Hさんは具体的に嫌な思いをしたことは無いそうです。

考えたこと

雑なまとめ

雑にこれまでの話を振り返ってみると、なんだかこんな感じだったんじゃないかなと思いました。

  1. 災厄の都トーキョーN◎VAが生まれる。知恵と力をそなえた者が弱者を食い物にする。そんな時代の幕が開ける
    ※俺TUEEEを演出できる最高のシステムにマンチキンを含む濃いプレイヤーが飛びつく
  2. 混沌としたストリートに迷い込んだ一般人が被害を受ける事件・事故が続出
    ※コンベンションでN◎VAにうっかり参加した初心者が、経験者との知識格差、経験点格差、その他えげつないRP等で酷い目に遭うことが増える
    ↑ここで酷い目に遭った人が、「N◎VAにはいい思い出がない」と言うようになったのではないか。
  3. ストリートで起きた凄惨な事件が連日ウェブを騒がし、一般人は益々ストリートに近寄れなくなる
    ※N◎VA卓にこんな「困ったちゃん」が居ましたという報告が連日2chにあがり、悪い噂が広がる
  4. 行政府がストリートの治安の改善に乗り出す
    ※ルール改正、追加等で事故対策が進む
  5. ストリートの住人たちの間でも、治安の改善のためのゾーニングが行われ、カタギに迷惑をかけないための掟が作られる
    ※ガチ勢向けのオフ会等が開かれ、高経験点キャスト用の戦場が整備される
    ↑この時点で事故率は大幅に減少しているはずなので、DからN◎VAを始めた人たちは嫌な思いをすることは少なかったのではないか。
  6. 度重なる法改正、ストリートの住人の意識改革等によりストリートで起きる事件・事故は激減し、一般人が気軽に立ち寄れるようになる
    ※「N◎VAはコンベンションの地雷*29」と呼ばれる時代は完全に終わったとされる程度には「普通のゲーム」になった

私が考えたこと

ここまで話を聞いてきた結果、DまでのN◎VAとXのN◎VAは違うんだな、と思いました。GF別冊「今から始めるトーキョーN◎VA」のインタビューを読んでいても、社長が「…普通のゲームになった」と仰っている*30理由はこういう所にもあるのかな…と思ってしまいます。サンプルキャラクターが居なかった理由もスゴイけど、もっとすごいことが色々あったんじゃないですか?なんて思ってしまいました。

いずれにせよ、トーキョーN◎VAそのものが悪いわけではないです。ただ、ルールをよく知っている人・経験点をたくさん持っている人達が、初心者を蹂躙してしまった過去はあった。世界観をインストールして入り込んだ人たちは楽しかったのかもしれないのですが、まだ馴染めていない人たちに対する配慮をしない一部のプレイヤーたちが原因で「N◎VAには良い思い出がない」人が生まれてしまったのではないでしょうか。そういった過去にプレイヤー同士で発生していたトラブルを、ルールの追加と修正によって乗り越えてきたのが今のN◎VAなんだな…という事がよく理解できました。 *31

そんな偉そうなことを考えながら暗澹たる気分になってしまったのは、実際に私も凶暴な"ガチ勢"もどきと遭遇してしまったことを思い出したからです。はい。詳しくは言えませんが。だからN◎VAは悪くないんです。N◎VAにのさばる悪人が悪いんです。

最後に、"帝王"稲垣光平のこのセリフが猛烈に身にしみたので、引用して締めたいと思います。

全くこの街は最低だ。だが、俺にとっては天国だぜ!

ここまで読んでくださいまして、誠にありがとうございました。XYZ.

*1:2013年発売の現行版。以下、X

*2:なんだかんだで、トータル15人くらいの先輩方から協力して頂けていると思う

*3:実はこの方と出会ったのは県内ではなく、福山に行った時のことでした

*4:天羅万象。1996年に初版が発売されている

*5:1997年に初版が発売されている

*6:トーキョーN◎VA The 2nd Edition(以下、2nd)は1995年に発売されている

*7:前年のOGA秋季大会にお越しになった遠藤卓司先生のトークショーで、『吸血姫』のプレイレポートによると、このシナリオでPVPした卓も無くはなかったという話を聞いていたため、そう言っている

*8:1998年発売のトーキョーN◎VA The Revolution(以下、R)で、現在のように経験点がGMとPLに溜まるシステムが搭載されたそうです。参考⇒http://silverstar.silsil.ifdef.jp/column/system01.html

*9:冒頭の写真は、ある先輩の筆箱から出てきた経験点チケットを撮らせてもらったものです。R時代のSSSのシナリオのようです

*10:2ndのサプリメント。1996年に発売されている

*11:初版は1989年発売。1996年に完全版が発売されている

*12:1996年に発売されている

*13:過去スレまとめのwikiがあります。⇒https://www6.atwiki.jp/kt108stars/

*14:そういう話を、以前別の先輩からお聞きしたことがあったので、こう言っている。私はN◎VAを始める前の段階では、そう感じたことはなかったです

*15:Xでは、そんなことはない

*16:Xでも、社会ダメージは《難攻不落》では防げない

*17:Dさんは関東に住んでいたことがある

*18:"基本的に、どんな技能も“組み合わせ”可能である。(中略)「そんなのどう考えてもヘンだよ」と言われるような組み合わせ方は、ルーラーによって却下される"2ndのルールブック159ページより

*19:"同じ技能を複数習得しているなら、組み合わせることによって、同じ行為を1アクション(あるいは1判定)で、最大技能数と同じ回数だけ行うことができる"2ndのルールブック159ページより

*20:ハンドアウトが初めてルールとして搭載されたのは、Rだったそうです。参考⇒http://crosshill.cool.coocan.jp/trpg/handout2007.htmlでも、GF別冊『今から始めるトーキョーN◎VA』には2003年発売のトーキョーN◎VA The Detonation(以下、D)からって書いてあるな。どっち?

*21:Dのサプリメント『マーダーインク』で初めて導入された。サプリメント自体は2008年発売

*22:Xのサプリメント『クロス・ザ・ライン』で初めて導入された。サプリメント自体は2014年発売

*23:初版トーキョーN◎VAのこと。1993年に発売されている

*24:米国では、初版は1989年に発売されている

*25:GF別冊『鈴吹太郎の挑戦』掲載のRのリプレイ。2001年。以前別の先輩に頂いた(?)もの。

*26:Hさんは東京に住んでいたことがある

*27:手元にあるD時代の同人シナリオ集には、確かにレギュレーションとして達成値云々が書いてあった。その時点では、達成値云々が書いてある意味が、全く分かっていなかった。そういう事を思い出しながら言っている。要は勘違いです

*28:Hさんはこの記事の下書きを見て「N◎VA-D時代の達成値25環境のことを悪く言わないで欲しい」ということを仰っていました。私としても、このレギュレーションのことを悪く言っているつもりは無いのですが、もしかしたら悪く言っているように見えるかもしれないので、念のため…

*29:いろいろな場所でそう呼ばれていたことを最近知った。

*30:19ページ

*31:ただし、時代に逆行する人たちもいたらしい。Rが発売された後でも、頑なに2ndで遊びつづけるCDな連中もいたという話を、フォロワーさんに伺った。

岡山市内のTRPGコンベンション立卓状況2015年版

コンベンションの立卓状況ってどこにも載ってないねと思ったので、こんな記事を作ってみました。岡山市内の主要4サークルの開催状況です。

とりあえず、私が参加し始めた2015年から1年間の立卓状況をまとめてみようと思います。こんな記事が書けるのも、Nさんがmixi日記に立卓状況を書いてくれていたお蔭です。ありがとうございます。

はてなブログの仕様で、セルに色をつけているのですがPCからは見えません。スマホからだと見えるようです。見づらくてスミマセン。

サークル名(敬称略) 立卓状況 備考
1月
OGA インセイン
クトゥルフ神話TRPG
ダブルムーン伝説TRPG
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
ダブルクロスThe 3rd Edition  
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG
ログ・ホライズンTRPG
ほかにボードゲーム卓あり
2月
OGA インセイン
キルデスビジネス
フルメタル・パニック!RPG
ログ・ホライズンTRPG
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0
ダブルクロスThe 3rd Edition
 
ろーどないつ 艦これRPG
シノビガミ
ダブルクロスThe 3rd Edition
ほかにボードゲーム卓あり
Easy GoinG 艦これRPG
ログ・ホライズンTRPG
 
3月
OGA アリアンロッド2E
マギカロギア
ログ・ホライズンTRPG
ほかにボードゲーム卓あり
ガンダム戦記 -一年戦争全戦闘記録-
ソード・ワールド2.0
 
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG
ゴーストハンター13 タイルゲーム
ログ・ホライズンTRPG
 
4月
OGA グランクレストRPG
キルデスビジネス
ソード・ワールド2.0
ほかにボードゲーム卓あり
フルメタル・パニック!RPG  
ろーどないつ アリアンロッド2E
ダブルクロスThe 3rd Edition
ほかにボードゲーム卓あり
Easy GoinG 艦これRPG  
5月
OGA(春季大会) アリアンロッド2E
ウタカゼ
艦これRPG
キルデスビジネス
ゲヘナ~アナスタシス~
ソード・ワールド2.0
ダブルクロスThe 3rd Edition
メタリックガーディアンRPG
モノトーンミュージアムRPG
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0
メタリックガーディアンRPG
 
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG
ゲヘナ~アナスタシス~
扶桑武侠傳
 
6月
OGA インセイン
ウタカゼ
エイジ・オブ・ギャラクシー
迷宮キングダム
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0
メタリックガーディアンRPG
 
ろーどないつ 艦これRPG
クトゥルフ神話TRPG
永い後日談のネクロニカ
 
Easy GoinG ガラコと破壊の塔
艦これRPG
 
7月
OGA アリアンロッド2E
インセイン
ダブルクロスThe 3rd Edition
永い後日談のネクロニカ
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
メタリックガーディアンRPG
 
ろーどないつ アリアンロッド2E
ダブルクロスThe 3rd Edition
モンスターメーカーRPGレジェンド
 
8月
OGA アリアンロッド2E
インセイン
ダブルクロスThe 3rd Edition
永い後日談のネクロニカ
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0  
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG
ゴーストハンター03
ソード・ワールド2.0
エイジ・オブ・ギャラクシー
 
Easy GoinG - 詳細不明(Nさん不参加のため)
9月
OGA(秋季大会) ガープス・ルナル
ゴーストハンター03
ソード・ワールド2.0(5卓)
メックウォリアーRPG
ゲスト:安田均先生、黒井龍先生(グループSNE
ほかにボードゲーム卓あり
ソード・ワールド2.0  
ろーどないつ クトゥルフ神話TRPG
メタリックガーディアンRPG
 
10月
OGA ガーデンオーダー(2卓)
クトゥルフ神話TRPG
ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネーション
ほかにボードゲーム卓あり
エムブリオマシンRPG
ガンドッグゼロ
 
ろーどないつ ソード・ワールド2.0(2卓)  
Easy GoinG クトゥルフ神話TRPG
シノビガミ
フルメタル・パニック!RPG
 
11月
OGA 艦これRPG
ソード・ワールド2.0
ダブルクロスThe 3rd Edition
ビギニングアイドル
扶桑武侠傳
ほかにボードゲーム卓あり
艦これRPG
ダブルクロスThe 3rd Edition
パラダイス・フリートRPG
 
ろーどないつ エイジ・オブ・ギャラクシー
グランクレストRPG
ダブルクロスThe 3rd Edition
ほかにボードゲーム卓あり
12月
OGA アマデウス*1
アリアンロッド2E
クトゥルフ神話TRPG
熱血専用!
メタリックガーディアンRPG
ほかにボードゲーム卓あり
キルデスビジネス
ソード・ワールド2.0
天羅万象・零
 
ろーどないつ サタスペ
シノビガミ(2卓)
ダブルクロスThe 3rd Edition
 

そんなわけで、2016年版も作っていく予定です。このように、コンベンションではGMの気まぐれにより、妙に古いシステムが立つこともあるのです!こちらからは以上です。

*1:JGCで配布されていたもの、とのこと

「すしちクトゥルフ」 その4

f:id:Coboler:20170502205323p:plain

大型連休中の更新が明らかに滞っててスミマセン。

ACT-5-5 探索(部屋5)

KP:じゃあ、1部屋飛ばして、部屋5ですね。
毛留:じゃあ、自分が開けます。
斑鳩:これで、捜索開始から何分くらい経ってる?
KP:そうですね。1時間くらいは経ってます。
斑鳩:そうか。ちょっと急ごう。という気持ちで行きましょう。
毛留:〈聞き耳〉だけさせてもらっても良いですか?
KP:はい。
毛留:(ころころ)ファンブル。(笑)
KPファンブル多くないですか!?
凛子:しかも100ですわ。
斑鳩:まあ、試行回数がおおければ、ファンブルも多くなるはずだから!
KP:じゃあ、隣の部屋から、ものすごい吠えるような音が聞こえてきます。
斑鳩:ワンワン!ワンワン!
KP:遠吠えみたいな音ですね。
斑鳩:ウォーン!
毛留:い、いやだ…。(笑)
凛子:私が開ける!ガチャッ。
毛留:多分、ドアノブ持った瞬間に隣から音が聞こえてきて止まっちゃったから、「私が開ける!」ってなったんですね。
KP:寝室ですね。ベッドがあります。
毛留:子ども部屋とは、また違う。
KP:はい。
斑鳩:本棚とかは無い?
KP:無いです。
斑鳩:じゃあ、ベッド下覗きます。
KP:ベッドを調べる場合は、〈目星〉で。
斑鳩:とりあえず、低いけど振ってみよう。(ころころ)78!うん、失敗!
毛留:同じく〈目星〉ー。ベッドで。(ころころ)16成功。
KP:ベッドの中から、青色の手帳が見つかります。
凛子:青色の手帳か。
斑鳩:お願いします先生。
植田:〈図書館〉70ある。えーい!(ころころ)31。やったぁ。
KP:その手帳は、8月の日付から始まります。
毛留:さっきは7月までだったな。その続きですね。
KP:「8月。なぜだ。ダークファルスシは倒したはずなのに、復活し、また多くの人たちが犠牲になってしまった。こいつは、倒せないのか。静子、慎太郎、すまない。」これだけです!
凛子:なん…だと!?
植田:復活…。
斑鳩:復活したんですか!?ダークファルスシは復活する!
凛子:でも、倒されたっていう伝説になってるんですよね!?
KP:そうですね。
斑鳩:大名さん、復活したことって、知ってました?
神奈子:試行錯誤をして、倒されたとは聞いてるから。こいつと戦ったのは、1回や2回じゃなかったのかもしれないわね。
斑鳩:ってことは、今回倒す時は、復活しないように倒すしかないってことか。
植田:できれば。
毛留:っていうか、どうやって倒すか、考えないといけない。
凛子:隣にいるのは、一体何なんだ!
植田:ダークファルスシ。
凛子:イヤダー!!(笑)
毛留:その言葉を軽々しく言葉に出すなー!(笑)

ACT-5-6 探索(部屋7)

凛子:アーン!こわいよー!でも開けるっきゃない!隣の扉を!怯えた子犬のような目をした真紀子さんが見える!
斑鳩:よしよし。とりあえず、一番右の部屋行ってみよう。で、隣の部屋に入る前に、そろそろ聞き耳した方が良い気がする。何かいる気がする。
凛子:さだおさーん!!
斑鳩:よし、入ろっか!
KP:鍵は開いてますので、普通に開きます。書庫ですね。本がいっぱいあります。
斑鳩:〈図書館〉振ります!
KP:はい、どうぞ。
凛子:〈目星〉。(ころころ)めっちゃ成功じゃん。9。
斑鳩:(ころころ)〈図書館〉成功!
毛留:〈目星〉!(ころころ)成功。
植田:(ころころ)〈図書館〉成功。13。
KP:すると、黄色い手帳が見つかります。〈図書館〉に成功しているので、読めます。10月。
毛留:2か月経ったのか。
KP:「どう頑張ってみても、ダークファルスシを倒すことはできなかった。どうやっても復活してしまう。どうにか、できないものなのか。静子、慎太郎。ふがいない私を許してくれ。」と書いてあります。
凛子:怖い!倒せなかったって書いてあるようなもんじゃないか。鍵はないですよね!?
KP:鍵はないです。
斑鳩:んー?
毛留:強行突破するか?
斑鳩:なんかおかしいなぁ。ロールケーキの情報もどこにも繋がっていないし、1d6ぶんのMPになるものも、別に魔法が使えるっていうこともないし。さっき読んだすちちくノミコンも、巻き寿司になった気分になるってだけだし。
凛子:ロールケーキにすしちくノミコンを見せたら、巻き寿司に進化するのでは?
毛留:ダークファルスシを封印するための、すしちくノミコン。
斑鳩:つまり、ダークファルスシ=ロールケーキ?
凛子:だったら何で、ロールケーキじゃなくて別の名前が出てくるのさ。っていう話になるわな。
斑鳩:絶滅したハズのロールケーキだから…
凛子ヒバゴンネッシーみたいなやつか。(ヒバゴンがよっぽど好きらしい)
斑鳩:いや、俺も考えながら適当なことを言ってるから…全部の部屋を探したはずなのに、いまいち手がかりがないなあ、って気分になっちゃって。
凛子:確かに。
植田:廊下とか、階段の裏に情報があったりする?
KP:ないですよ。後は、もう1回調べ直すか。
凛子:どうしよう。さっきの、モノがいっぱい散らばってた部屋、片付けてみる?
斑鳩:そうだね。あそこに鍵がある可能性はあるしねー。
毛留:あとは、隠し部屋があるかもしれないし。
凛子:破壊した机の中に入ってたとかだったら、嫌だなー。
斑鳩:破壊した机の残骸、もう1回調べてみます?
毛留:その場合は、残骸の中から出てくる気がするんだが。(笑)
斑鳩:一応確認。影が消えていった部屋って、ワイヤーとかでグルグル巻きにされてるから開かないってわけではないんだよね。
KP:普通の南京錠的なもので、鍵がかかってます。
凛子:外からかかってるのか!
斑鳩:誰が閉めたんだ?
KP:その辺は分からないです。
毛留:もともと、封印されてたんじゃね?
斑鳩:じゃあ、何ですり抜けるんだよぉー!
植田:最初からそこに居たんじゃない?
毛留:封印が解けちゃったとか。何かが原因で。
斑鳩:物理的な封印と、魔法的な封印があったと。
毛留:そうそう。
凛子:とりあえず、二手に分かれて、床を片付けるのと、破壊された机を探してみては。
斑鳩:じゃあ、部屋1と、部屋3にどういう風に分かれようか。
毛留:部屋1にだけ人数割いても良いと思うけど。どうせ時間がかかるので。
斑鳩:じゃあ、部屋3に行きましょうか。一応、HP9だけどSANはそこそこあるので。何かあっても大声出すし。
凛子:うん。
斑鳩:部屋3に行きます。あ、NPC一人連れて行きたい。
KP:はい。どっちを連れて行きますか?
毛留:片付けには神奈子を連れて行った方が。
斑鳩:じゃあ、真紀子さんを連れて部屋3に行きます。
KPNPCのキャラシーはこれです。能力値はここに書いてます。
斑鳩:うんうん。
KP:ただ、真紀子さんは学生探索者で作っているので、そんなに能力は無いです。
斑鳩:でも、〈言語:すしちく〉は41持ってる…。じゃ、部屋1から先に処理して行こう。
KP:はい。

ACT-5-X 探索をもう1度

毛留:「先輩、部屋片付けましょうよ。」とか言いながら部屋に入ります。
斑鳩:「こっちは、さっきの机、確認してくるわー」と言います。
KP:床を掃除するってことで良いですか?じゃあ1d6して下さい。
植田:1d6?はい。(ころころ)3。
KP:じゃあ、部屋の掃除には30分かかりますので、30分間は、他の事はできないです。
凛子:はーい。
KP:なので、2階の部屋3を調べたい場合は、作業が中断します。
斑鳩:はーい。
KP:じゃあ、30分かけて掃除をします。で、部屋3ですね。
斑鳩:机の残骸に何か、金属が混じっていないか見てみよう。真紀子さんと一緒に。ガッサガッサ。
KP:何を振りましょうかねー。〈目星〉かな。さっきファンブルしてボロボロに壊しているので、-10%で〈目星〉をして下さい。
斑鳩:15だわー。まず自分のを振ろう。(ころころ)70。失敗ー。真紀子さんの方を振ってみます。
KP:どうぞ。
斑鳩:40だから、30か。(ころころ)42。失敗ー。
毛留:惜しい。
斑鳩:「見つからないですねー。」と言いながら探す。
KP:30分経ったあとに、下で掃除してる人たちに手伝ってもらうことはできます。
凛子:こっちは30分経ったら、何か出てきますか?
KP:はい。あらかたきれいになって、床に鉄製の扉が見えます。
植田:扉。
毛留:地下に行けるよ。
斑鳩:じゃあ、その辺で、「ごめん見つからなかったー。」って言って、合流しても良いですか?
KP:どうぞ、はい。
凛子:じゃあ、机の方見に行くか。
毛留:〈目星〉(ころころ)失敗。
凛子:(ころころ)71だからー、失敗。
植田:〈目星〉ー。(ころころ)58。だから、だめでした。
凛子:なんでだよ!駄目だ。
斑鳩:まだ一人居る!
毛留:初期値。15以下で成功!
凛子:よし。じゃあ振る!無理だろう!(ころころ)はい失敗!
斑鳩:すげぇ!誰も成功しない!
KP:どうなってんのこれ!?(笑)
植田:なんかさー、自動成功になる方法とか、ないの?(笑)
毛留:ねーよ!(笑)
斑鳩:鉄製の扉って、開くんですか?
KP:鍵が無いと、開かないですね。もしくは、ぶっ壊してもらうしか。
凛子:あのー、もう1回みんなでやってもいいですか?
KP:どうぞ、はい!(笑)
植田:絶対あるはずだ!(笑)(ころころ)失敗。
毛留:ここしかないんだ!(ころころ)38成功!
KP:(呆れたように)おめでとうございます!(拍手)はい!
毛留:この教授役に立たねー。(笑)
植田:他の所は高くしてるもん!(笑)
KP:本当にすごいな!鍵の束が見つかりました!
凛子:ゴメーン。とりあえず、地下の扉を開けていきたいな。
毛留:そうだね。

ACT-5-7 探索(地下室)

KP:鍵の束、適当に試していけば、開きますよ。
斑鳩:開いた。
凛子:先生こわいよー!
毛留:じゃあ、開けた瞬間に、〈聞き耳〉だけしておこう。(ころころ)
KP:はい。
斑鳩:うーん。〈目星〉が低いので、警戒だけしておこう。
毛留:95。失敗!
斑鳩ファンブルじゃなくてよかった!(笑)
毛留:どっかから犬の遠吠えが聞こえるよ!
植田:〈聞き耳〉ー。(ころころ)耳をすませば!だめでした。
凛子:(ころころ)私は成功ー。
KP:怪しそうな音は聞こえない。
斑鳩:そもそも、降りれる?
KP:降りられますけど、暗いので、懐中電灯を用意してください。
毛留:まあ、ずっと灯してると思うけど。
斑鳩:降りよう降りよう。照らしながら。
KP:降りたら、部屋があります。
斑鳩:部屋の大きさは、どのくらい?
KP:そんなに大きくはないですね。3畳とか、そのくらいです。
斑鳩:せまっ!4人もいっぺんには入れないぞ。
KP:そうですね。
凛子:じゃあ、外を見て警戒しておこう。で、では、中で誰かが〈目星〉を振ろう。って、私が一番高いのか。
斑鳩:どの技能が必要かにもよるだろうけど。
KP:〈目星〉ですね。暗い中懐中電灯で照らしているので、-10%でお願いします。
植田:(ころころ)39。成功!
斑鳩:おー!成功した!
KP:何か、古ぼけた本があります。暗いので、読めないので、明るい所に持って行ってください。
斑鳩:こっちへ。〈図書館〉がいる。本は何色なんですか?
毛留:じゃあ、渡します。
KP:〈図書館〉でお願いします。色は、じゃあ緑色にしましょう。
斑鳩:緑か。よし。〈図書館〉振りまーす。(ころころ)48!成功!
KP:ではですね。「倒しても復活してしまうダークファルスシを、封印することにした。これで、無事に収まればいいのだが。成功するか分からないが、もしものために、ここに記録しておく。」ということで、何かしら蓋ができるものを用意するっていう感じのことが書いてあって、あとは、読めない言語になっています。
凛子:なんと!これはまさか!
斑鳩:まさか!先生の出番です!
植田:20%しかないんだけど…。(笑)えーい!(ころころ)39。さっきと同じじゃねーか!
凛子:神奈子ー!
斑鳩:神奈子さーん。読んでー。
KP:神奈子さんは80あるので。(ころころ)あ、失敗した。(笑)「疲れちゃった。あたし、読めなーい。」
凛子:ウソー!!真紀子さーん!
KP:真紀子さんは41ですね!(ころころ)8です。
毛留:おー!(拍手)まあ、この町に住んでるしね、寿司の名誉を守るためにここまで来たんだもんね。
KP:〈言語:すしちく〉で読めることは、「ちくわ大明神様の眷属の巻き寿司を召喚して、やつを器の中に封印してもらう。私の力量では、ちくわ大明神様を召喚することはできない。召喚の方法は、魔力を捧げ、呪文を唱える。「いあいあ ちくわが ドーンドーン いあいあ 酢飯も ドーンドーン いあいあ すしちく いあいあ すしちく」(一同爆笑)
凛子:ファーーー!(笑)
斑鳩:いあいあすしちく!!(笑)
凛子:ドーンドーン!!(笑)
KP:召喚が成功したら、巻き寿司が願いをひとつかなえてくれるので。
凛子神龍かよー!
KP:ちくわ大明神様を召喚できるよっていう。
植田:いあいあ すしちく!
凛子:おかしい!おかしいわこんなの!世界がおかしいわー!!
KP:後は、ルルブに載ってる、招来/退散のルール通りにやってもらいます。

ここで、ルルブを確認する一同であった。

斑鳩:待って!タッパー買ってこないと!
KP:その辺は、掃除したら出てくるでしょう。
毛留:洋館だから、たぶん調べてないけど、台所とかはあるだろうし。
KP:そうですね。さっきの掃除した部屋には1個や2個は出てくるでしょう。
凛子:重箱とか、あるのかもなぁ。
KP:ステンレスボトルとかでも。
凛子:そういえばマイボトル持ってたわ私ー!(笑)
斑鳩:持ってたなぁ!そこに巻き寿司をだな、こうやって入れて!
凛子:私のマイボトルー!
毛留:ちなみに、この呪文は先生が唱えて頂くってことで。気合が入ってなかったら、リテイク入りますから。
植田:えー!?(笑)いやまあ、喋れるけど。
凛子:で、みんなMPどのくらいある?私、9点なんですけど。
斑鳩:14。
植田:10。
毛留:11。
斑鳩:つまり、全員分集めても、40にもならないのか。しかも退散もしないといけないから…え?まじでこれ詰んでる?もっと人呼んでこないといけない?
毛留:神奈子とか。
斑鳩:でも、召喚には最低でも50欲しいですよね。
凛子:まあまあまあ。我々は、ショゴスを呼ぼうとしているわけじゃない。呼んだ瞬間に襲われるようなことはないはずだ!
斑鳩:とりあえず、1MP残して全部突っ込むか。
植田:呼んで、願いを叶えたら帰ってくれるとかは無いのかな。そんなクァチル・ウタウス的な。
KP:その辺は、呼んでみないとわかりません。
斑鳩:願いはそもそも、退治で良いのか。男の子が誘拐されているから、封印したら、男の子ごと封印しちゃったらすごいアレなんだけど。
KP:それだったら、男の子は封印しないようにお願いしたらいいだけですよ。
斑鳩:そういう願いにすればいいのか!
KP:そういう風にすればいいと思いますよ。はい。
凛子:じゃあ、とりあえず、やりかたは分かった。でも、男の子に憑りついているのか。
植田:男の子が、ハッハッハァハァ(^ω^)ペロペロ。
毛留:そういえば、書いてあったな。問題は、男の子が巻き寿司に憑りついているのか、巻き寿司が男の子に憑りついているのか。
斑鳩:男の子が巻き寿司に憑りつくって、何!?
凛子:何だろう、これ…。
毛留:いや、理性がぶっ飛んだ。(笑)その代償です。
斑鳩:そもそも巻き寿司じゃないですよ!ダークファルスシ!
毛留:ああ、そうだった!

ACT-6 決戦

凛子:というわけで、玄関あたりに集まって、頑張ります?
KP:ちくわ型のあれもありますしね。
毛留:そうだった!
斑鳩:じゃあ、1d6振って、何MP肩代わりできるか振ってみましょうか。
KP:はい。
斑鳩:いや、俺が振ったら良くない。誰か振って。
毛留:今日は、みんなダイス目に自信がないぞ!(笑)
凛子:…じゃあ私が。えい!(ころころ)
植田:1。
KP:1点しか肩代わりできませんでした。
斑鳩:ワーオ!
毛留:もう、もう…魔術師がけっこう使っちゃったみたいよ。
凛子:どうしてここで1が出るんだよ…。

こうして、NPCを含め全員のMPを提供し、60点のMPを確保したのだった…。

斑鳩:ということは、1時間以上呪文唱えないといけないのか!
毛留:あの呪文を、ずっとリフレイン…。(笑)
KP:その辺はまあ、そういうルールなので…。退散は良いです。たぶん大丈夫です。
凛子:とにかく、やるしかないぃ…。
植田:あそこの戸は、開けなくていいのかい。そのままやればいいのかな。
毛留:召喚してお願いするんだから、そこはまあ、大丈夫。
斑鳩:一緒に戦って下さい、とかでもいいのかな。
毛留:やっぱり、鍵を開けてからの方がいいのかな。扉を開けて、いきなり召喚呪文唱えるという間抜けな真似だけはしたくないんで。
斑鳩:しかも1時間唱え続けないといけないんですよね。
KP:その辺は大丈夫です!(笑)
毛留:そこは大丈夫なのね。良かった。一気にぶち込める方法があるのね。
凛子:このマイボトルにぃ…。
KP:その辺は、戦闘ラウンドで自分の手番を消費してもらったら良いんで。みんなで呪文唱えてもらって、最後にダイス振って、成功したら召喚できます。
凛子:よし、じゃあやるか…。
斑鳩:でも、敵の目の前で召喚するんだね。
KP:そうですね。
凛子:やるっきゃないぃ。
毛留:じゃあ、扉を開けるぞ。扉を、ガチャッ。
植田:ガチャ。
斑鳩:ギィー。
KP:開けると、荒い息遣いをした巻き寿司が、待ち構えています。
斑鳩:巻き寿司ー!
植田:ダークファルスシ!
KP:すると、真紀子が。「坊や!坊や!今すぐ助けてあげるからね!」と。巻き寿司に向かって叫びます。では、戦闘開始です!(笑)
凛子:ちょっちょっちょ待っ!(笑)
毛留:ちょ!おま!!(笑)
斑鳩:待って!坊やって何!?え!?
凛子:ちくわ大明神は!?
KP:だから、今から呼ぶんです。これから召喚呪文を唱えて下さい。ということですが、
毛留:待って待って!さっきのさだお君は、どこに!?(笑)
KP:さあ~。
植田:もしかして、巻き寿司がさだお君じゃないよね!?
KP:さあ~?
植田:クソォー!
斑鳩:待って!いっぺん引っ込みたい!
KP:それはできません!では、(ころころ)巻き寿司からですね。

イニシアチブは、巻き寿司⇒斑鳩16⇒植田11⇒凛子10⇒毛留9です。

毛留:ファー!(笑)巻き寿司は、ついに噂のアレをやってくるのか!
KP:はい。では、巻き寿司のはかいこうせんです。
凛子:ウワーン!!(笑)
KP:(ころころ)はかいこうせん成功しました。じゃあ、中野さんです。
凛子:私!?私ィ!(笑)回避しなきゃ!
KP:じゃあ、ダメージは1d6+4ですね。
植田:あ、〈武道〉で受けれない。
毛留はかいこうせんは〈武道〉じゃ受けれんぞ!(笑)
凛子:ですね!天羅でも気弾の突き返しはできなかったはずです!はい!どうでもいいけどね!はい!(笑)
KP:回避したら、呪文唱えられないです。
凛子:ウワー!(笑)当たりにいきます…。いあいあ ちくわがドーンドーン…。(笑)
KP:(ころころ)5ダメージです。
凛子:ギャー。(笑)耐久力はそれなりにあるから大丈夫!9まで減った…。
植田:いあいあ 酢飯もドーンドーン。(笑)
凛子:いあいあ すしちく。いあいあ すしちく。(笑)
KP:自分のターンにもちゃんと言ってくださいね。はい。では巻き寿司のターンが終わりました。次は16なので、斑鳩さんの番です。
斑鳩:はい。唱えますよ!いあいあ ちくわが ドーンドーン。いあいあ 酢飯も ドーンドーン…いあいあ すしちく!いあいあ すしちく!(笑)なんだコレェー!(爆笑)
KP:次は、植田さんですね。
植田:やりますよ!いあいあ ちくわが ドーンドーン!いあいあ 酢飯も ドーンドーン。いあいあ すしちく!いあいあ すしちく!(笑)
斑鳩:先生ぇー!(笑)
KP:次は、中野さんですね。
凛子:うぇ~…そりゃあ言いますよぉ。(爆笑)
植田:やるんだよね!
毛留:やらなきゃ、俺たち死ぬんだぜ!(笑)
凛子:いあいあ ちくわが ドーンドーン!いあいあ 酢飯も…ドーンドーン!!(笑)いあいあ すしちく!いあいあ すしちく!アア゛ーン!!!こっちの正気度がー!
KP:次、毛留さんです。
毛留:いあいあ ちくわが ドーンドーン!いあいあ 酢飯も ドーンドーン!いあいあ すしちく!いあいあ すしちく!!(一同爆笑)
KP:全員唱え終わったので、あとはダイスを振ってください。
斑鳩:誰が振る!?
凛子:誰が振る…?
一同:…。
毛留:すげぇ!運命のダイスだ!(笑)
斑鳩:運命すぎるわ!!(笑)
凛子:私ヤダー!
植田:目標値は!?
KP:60です!
斑鳩:きっつー!全精力を振り絞ってこれ、っていう!
毛留:で、誰が振るんだ。失敗したら、すごい言われようになるぜ。(笑)
凛子:巻き寿司なんかに殺されたくないぃー!(笑)
植田:じゃあ、これで振ってみようか…
凛子:嫌だ!私が振る!ア゛ーッ!(ころころ)18!成功!
斑鳩:おおーっ!(拍手)
植田:ありがとう!(拍手)
毛留:ありがとう!ありがとう!凛子先輩さすがっすー!
凛子:ってことは、神々しいちくわ大明神が…!?
斑鳩:いや、巻き寿司だ。
KP:では、巻き寿司の召喚に成功したので、黄金に輝く巻き寿司が現れました。
斑鳩:お、おう。
KP:では、SANチェックです。(一同笑)そりゃあ、巻き寿司なんか召喚したら、普通はSANチェックですよね!(笑)
斑鳩:そうだねー!(ころころ)失敗!
毛留:ですよねー!(ころころ)成功!
植田:(ころころ)91、失敗!(笑)
凛子:(ころころ)失敗ー。
KP:成功の人は、1d6です!
凛子:ウヘェー!!失敗は?
KP:失敗は、1d20です。
凛子:(ころころ)ウワァー!やったー!1だ。1が出た。
毛留:かなり眷属だ!(ころころ)5。
斑鳩:いきまーす。(ころころ)11。ゴリッと減った!
植田:(ころころ)9。
凛子:大丈夫!?20%以下になってない!?一時的狂気に陥ってない!?
KP:中の人たちが一時的狂気に陥ってますよね。
凛子:陥ってるけど!(笑)
斑鳩:不定の狂気には入ってないけど、5以上減ったから、アイデアロールだよね。
毛留:アーッ!俺も5以上減ってた!(笑)
凛子:頑張ってー。(笑)
斑鳩:アイデアロール!(ころころ)成功しちゃったー!
植田:(ころころ)成功でーす。
毛留:(ころころ)成功ォォ。(笑)
植田:そりゃ成功するわな。
KP:これ、狂気表振らないといけないヤツですよね。
凛子:ファーッ!(笑)
斑鳩:これ、ちくわ狂気表みたいなやつあるんですか?
KP:作ってないです!(笑)1d10どうぞ!
斑鳩:短期の一時的狂気表。1d10振りまーす。(ころころ)8。反響動作あるいは反響言語。
毛留:(ころころ)7。幻覚あるいは妄想。
植田:(ころころ)9。奇妙なもの、異様なものを食べたがる。じゃあ、ちくわ。(一同笑)
斑鳩:ですよねー!
植田:ちくわ。ちくわ肉。あの、巻き寿司…
斑鳩:今いるのは巻き寿司だ!ちくわじゃねー!
植田:巻き寿司肉!
凛子:じゃあ、そこで発狂している3人を尻目に、とりあえず、私は巻き寿司にお願いをしなきゃいけないんですよね。
KP:そうです!(笑)
凛子:ま、ま、巻き寿司様!えっと、ダー!!ダークファルスシを封印して、えっと、武和さだお君を助けて下さいー!!(笑)
斑鳩:「武和さだお君を助ける、武和さだお君を助ける、武和さだお君を助ける…」とブツブツ言ってます。(笑)
毛留:じゃあ、後光が差している幻覚が見えている。(笑)
斑鳩:発狂した姿がコレー!(笑)
KP:じゃあ、巻き寿司の上に、ちくわが載っているように見えるんですね。(笑)
毛留:おおー!!これは神の奇跡だー!(笑)ちくわ大明神サマァー!
凛子:で、で、どうなるんですか。
KP:そうすると、黄金に輝く巻き寿司がダークファルスシを封印します。で、器の中に封印されます。
凛子:アーッ!!(笑)私のマイボトルが!!
KP:マイボトルに封印されます。ダークファルスシから解放された巻き寿司、多分さだお君。
植田:巻き寿司さだお…。(笑)
KP:さだお君のもとに、巻き寿司に戻った真紀子さんが駆け寄ります。
凛子:ファーーー!!(笑)
KP:「坊や!坊や!ママは、すごく心配してたのよ!」巻き寿司の感動的な再会を見たあなた達は、SANチェックです!(一同笑)
凛子:ウワァーン!(笑)
毛留:戦闘ラウンドは終了してて、短期の一時的狂気も終了したってことで良いですよね。
KP:短期のぶんは、まだ継続で。
毛留:重ね掛けかい!!
凛子:(ころころ)成功したー!
植田:(ころころ)失敗…!
斑鳩:(ころころ)成功した!
毛留:(ころころ)成功したー!!(笑)
KP:成功したら、1減ります!失敗したら、1d3減ります。
植田:えーい。(ころころ)3。
斑鳩:ワケわかんねーなこれも!!
凛子:どんだけ減ったのよ先生。不定の狂気入ってません?
植田:50だったから、17減ってる。
斑鳩:50だから、10減ったら20%だよ。
植田:あ、不定の狂気。(笑)
凛子:ファッファー。(笑)
KP:不定の狂気表!
植田:(ころころ)6。制御不能のチック、震え。あるいは会話や文章人と交流することができなくなる。…すちちく怖い。すしちく怖い!(笑)
斑鳩:そりゃそうだ!すしちくはこえーよ!(笑)
毛留:こえーよ!!
斑鳩:そうか。「ママー」っていうのは、これのことだったのか!そんなこと分かるかーー!(笑)
植田:まあ、分かりやすくチック症状で良いか。
凛子:と、とりあえず。走って逃げて良いですか。3人を連れて。
毛留:今なら逃げれる。
KP:巻き寿司からお礼を言われます。「皆さん、これでダークファルスシに囚われた息子を助けることができました。ありがとうございました。」
凛子:ハワワー…召喚された巻き寿司はどうなったんですか!?
KP:消えてます。
凛子:消えたの!?良かった!ウワー!(笑)
斑鳩:よかったー。ど、どういたしまし、て?ええ?巻き寿司ー!?神奈子さんは、どうしてますか?
毛留:ど、どういただきます、あっ?(笑)
KP:神奈子さんは、多分喜んでます。
植田:ま、巻き寿司だー。
KP:「巻き寿司様が助かったぞー。わーいわーい。」って喜んでます!
凛子:巻き寿司は本当にいたんですね!!(笑)
斑鳩:居ちゃったよ本当にー!
凛子:「ありがとうございます!!」叫んで逃げたい。(笑)
毛留:もう、レポートのこととか忘れたよ!
斑鳩:写真だけ撮って行ってもいい?パシャッと!
KP:〈写真術〉でお願いします。
斑鳩:振ります。〈写真術〉は80ある!(ころころ)35。
毛留:ノイズとか走ってない?
KP:成功ですね。巻き寿司は撮れましたけど、それを見るたびにSANチェックが起こります。
斑鳩:アッチャー!(笑)何か、ほかにあります?
KP:後は、「これでようやく、群れに帰る事ができます。」と言って、ふたりは帰って行きます。
斑鳩:壁をすり抜けて!?
KP:壁はすり抜けないと思います!普通に、
植田:ドアを開けると。
KP:隙間から「ありがとうございます。」と言ってスッとどこかに消えます。
凛子:あのー、質問なんですけど。私のマイボトルはどうなってしまうんでしょうか。
KP:マイボトルは、封印されているので…。
凛子:アーン!
KP:開けると、ダークファルスシが出てきます!
斑鳩:どうしよう、これ。
毛留:脅迫に使えますよ!
凛子:嫌です!とりあえず、すしちく教本部に行って、「この中にダークファルスシがいるので、厳重に保管してください!お願いします!」って言う!
斑鳩:あとこれ。すしちくノミコン?
凛子:それと、あのアーティファクトもですよ!
斑鳩:もうMP0だけど。
凛子:そして、先生がチック症状に震えている。(笑)
植田:ちょっと、嫌なんですけど。
毛留:以降、巻き寿司の話をしたら、先生から単位を引き出すことができるんだ。
凛子:いやいやいやいや!もう会話も成り立たないんですよ!?(笑)
斑鳩:〈精神分析〉しても良いですか?
KP:どうぞ!ここから連れて帰って、〈精神分析〉ですね!
斑鳩:というわけで、行きまーす。(ころころ)失敗!(笑)とりあえず、一旦寄宿舎に帰りましょう。
KP:はい。
凛子:先生が、先生がぁ~!(笑)
斑鳩:つ、疲れたぁー…。触れちゃいけないものに触れた気しかしねぇ~!
毛留:ていうか、触れちゃいけないものに触れてるんだって!現在進行形で!(笑)
斑鳩:「せめて現実逃避くらいさせろー!」と言ってモルダーをゆっさゆっさします!「そんなことがあったっぽい、ってことくらいにしとけ!それでないと俺はもう発狂するー!」
凛子:先生ぇ~…。
毛留:とは言っても、自分も発狂しそうなんですよね。SAN値が55で、今45で。後もう1点行ったら、ちょうど20%。(笑)
斑鳩:こっちもあと1点で発狂する。
凛子:私、SANチェックだけは成功したわー。
毛留:運転するのは凛子先輩なので、先輩に一つだけ言っておく。「古城池トンネル通るのだけはヤメテ。」(一同笑)
凛子:うん!!!やめるー!高速道路で帰る!
毛留:古城池トンネル通った時点で、長期の発狂者が2名増えるんで!(笑)高速O道を通るんなら、Oインターから降りたら大丈夫!トンネルひとつも使わないから!
植田:寄宿舎は?泊まらないの?
斑鳩:もう帰る感じ?
KP:預けるものだけ預けて帰るんですね。
斑鳩:預けるものだけ預けて、「じゃ、それで!」みたいな。
凛子:夜通し、彼女はクルマを走らせ続けた…。(笑)
毛留:だってさぁ、ここにいたら確実に夢に見るぜ!?明らかに!(笑)あのご神体を見たらわかる!絶対に夢に出てくる!
斑鳩:やだよー!
KP:部屋にポスター的なものも貼ってありますね。
凛子:ウワー!で、先生を国立病院に連れて行くんだ。インター降りたところだからよ。
毛留:大学に帰る前に、ちょうどいいところにあるからね!
凛子:そうそう。
植田:すしちく怖い。すしちく怖い。でも精神科ってあったかな。
斑鳩:「すしちく怖い」って言い続けている急患。怖いよ!どうしよう。この後。もう自分の家に帰る?
凛子:ま、研究室だろうな。
毛留:研究室だろうなー。
斑鳩:先生、部屋借りますー。
植田:プルプルプルプル。
斑鳩:いや、先生は病院だろう。
毛留:大丈夫。研究室の鍵は我々も持ってる。車の鍵も!(笑)
植田:プルプルプル。迎えに来てね。

ACT-7 後日談

凛子:ここでもう後日談に入る感じなんですかね。
KP:後日談っていうか、これで各々のシーンをやったら終わりですね。
植田:最終的に、普通のチック症状になって帰ってくるのかな。
凛子:何週間後に帰ってくるのかは、ダイスロールでしょう。
KP:ダイスロールしてみましょうか!1d4で。(笑)
植田:マキビシで。(ころころ)2。
凛子:2週間か。
斑鳩:意外に早かった。
毛留:このゲームの場合、復帰できるんだから良い方だと思うよ。
植田:生きてて良かった…。
凛子:あの、私、はかいこうせん撃たれたんですけど、今後何か不調が出てきたりしませんよね?(笑)
斑鳩:ていうか、はかいこうせんって何だったんですか。火傷したのか、殴られた感じになったのか。
KP:どうなんでしょうね。(笑)
凛子:純エネルギーをぶつけられる、〈エネルギー・ボルト〉みたいな感じじゃないんですかね。だとしたら、後ろに吹っ飛ばされているな。それでも「いあいあ ちくわが ドーンドーン」と言い続けていた。(笑)
斑鳩:根性あるね!(笑)
凛子:私以外に当たってなかったら、大変じゃなかったですか?
毛留:うん。かなりヤバかった。
KP:これは、HPが一番高い人にぶつけるようにはしていたので。
斑鳩:良かった!で、後日談ですよね。
植田:レポート、どう書こう。
毛留:いや、先生が入院してしまったので。我々の単位が認められるかっていう、とっても瀬戸際なんですけど!(笑)
斑鳩:しょうがないから、ギリギリで単位が何とかなる授業を探しましょう。
凛子:うん。集中講義とかに出て、なんとか単位を取らねば。
斑鳩:そういう事を、先生が居ない研究室で探してる。
凛子:そして、神奈子さんは?相変わらず信仰心をさらに増してたりするんですか。
KP:増してますよ。
毛留:そりゃあ、奇跡を見てしまったからねぇ。
KP:「決定的瞬間を見てしまったわ。フフフ!」って感じで喜んでます。そしてすしちく教を布教してます。
斑鳩:こっちは「見てしまった!」って感じで頭抱えてるけどね!で、研究室で二人に言います。「あれ、巻き寿司、本当だったんですかねぇ…」
凛子:「はぐれ巻き寿司の噂…。はぐれ巻き寿司…。そうか、普段は群れで生活しているからはぐれ巻き寿司なんだね!!」と言って机に伏せます。(笑)
毛留:そうか。あの時に、おかしいと思ったんだ。壁をすり抜けるのが、ダークファルスシが抜けるのはともかく、さだお君もすり抜けるんだろうって。
斑鳩:それは、憑りつかれてるじゃないの?
毛留:いや、多分、巻き寿司だから、同じ属性を持っていたんですよ。壁を抜けられるっていう。
斑鳩:うーん…?
凛子:私のマイボトル…。
毛留:え、…それは、犠牲になったのでは。
KP:マイボトルは犠牲になったんです。
凛子:スタバで買ったやつ…!(笑)
毛留:こえーな!(笑)すぐにプラスチックがバキッとかいって、中身が出てきそうだ!(笑)
斑鳩:モルダー先輩。新しいボトル買ってあげましょうよ。凛子先輩に。
毛留:そっすね。(笑)
KP:そしたら、ドアをダーンと開けて、「私が買ってきてあげたわ、マイボトル!」と言って、すしちく教のシンボルが描かれたボトルを持った神奈子さん。(一同爆笑)「すしちく教本部」って書かれたのし紙が貼ってあります!
毛留:お、おう!
神奈子:司祭様が喜んでたわ!
凛子:うううおおおおお!!(笑)
毛留:司祭様の祝福を受けた、ありがたいタンブラー!(笑)
斑鳩:先輩、よかったっすね…?
凛子:「もういやー!!」という声が、校舎の外にこだまする。そんな感じで終わりにしましょう。(笑)
毛留:怖くて中の紙が変えられないな。(笑)

ネタ解説

斑鳩:これで、シナリオ自体は終わり…ですね?
KP:終わりですね。お疲れ様でしたー。
一同:お疲れ様でしたー。
凛子:…いあいあ、ちくわが…(笑)
植田:ドーンドーン!(笑)
毛留:いあいあ、酢飯もドーンドーン。(笑)
植田:いあいあ すしちく いあいあ すしちく。
斑鳩:キーパー、今回のシナリオの解説をお願いします。
KP:では、GM向け概要を読みましょうか。

O県N市で信仰されているすしちく教の神、ちくわ大明神は、大名神奈子という人間に成りすまし、人間観察を行っている。

そんなある日、彼女は少し前に、(人間からしたらずいぶん前かもしれない)に、眷属の巻き寿司が召喚され、封印したはずのダークファルスシの封印が解かれ、人間を襲っているのを知る。しかも、自分の眷属の1匹である子供の巻き寿司に憑りついてだ。なんとか息子を取り戻そうと悪戦苦闘している母親の巻き寿司に、「自分が何とかしてやるから」と言って、母親巻き寿司に羽暮真紀子という人間の姿に変えさせ、最近(人間からしたら、ある程度の年数かもしれない)付き合った人間、つまりあなたたちを連れ、はぐれ巻き寿司が住処にしている廃墟の洋館を訪れる。

あんなことは自分一人でもどうにでもなるが、面白いか、面白くないかでいうと、面白くない。せいぜい僕を楽しませてくれよ。

植田:また、迷惑な大名さんだ!!(笑)
凛子:で、で、あの小麦粉って何だったんですか!?
KP:小麦粉は、ちくわ大明神が処理しました。
斑鳩:何で!?つまんないから!?
KP:つまんないからですよ。だって、真紀子さんの足跡とか分かってしまうから。真紀子さんが言っている「友達と来た」とか「高校生です」ことも大体嘘なんですけどね。
斑鳩:嘘だったのかー。
KP:実際はただ単に、息子が襲われているから助けて欲しいっていうことでした。ちくわ大明神にそう言えって言われてたんですね。
植田:まあ、違和感あったもんなぁ。
KP:あとは、黒い影が消えていく演出は、大明神がPC達をやる気にさせるために仕組んだことであり、黒い影は本物のはぐれ巻き寿司ではなくて、扉の中に入っていったという訳でもない。本物は、何も知らずに扉の中にいただけです。
斑鳩:そうなんだ!
凛子:じゃあ、ハァハァ言ってたのは、本物の…
KP:ダークファルスシですね。
凛子:じゃあ、静子と慎太郎は。
KP:ただ単に、ダークファルスシに襲われて犠牲になった魔術師の家族です。仇を取るって言ったけど、なかなかうまくいかない。シクシク。みたいな演出です。
凛子:なるほどー。
斑鳩:っていうか、神奈子さんの正体とかに気づくことって、出来たんですか?
KP:ないと思います。まあ、リアル〈アイデア〉とかで気づいて何とかしようとしても、正体を知ったPCがSANチェック失敗したら1d100のSAN値が減っていました。
毛留:そりゃそうだ。(笑)
斑鳩:知らなくて良かったー!
凛子:大いなるクトゥルフと同じくらいのSAN値が減るんですね!
KPクトゥルフと同じ扱いです!
毛留:そりゃあ、この世界にはクトゥルフが居なくても、巻き寿司はいるからね…。
凛子:デスヨネー。
斑鳩:しかし、巻き寿司の親子が再会できて良かったなぁ…って言っても良いの?(笑)
凛子:っていうか、何で我々は巻き寿司の再会を見てSANチェックさせられなきゃいけないんだ。(笑)
KP:でも、巻き寿司の再会シーンなんか、普通に考えてもおかしいですよね。
凛子:おかしいよ!!(笑)
植田:いや、僕らからしたらおかしいかもしれないけど!
毛留:本人たちは真面目だったんだ!(笑)
植田:まあ神話生物同士の再会シーンなんかおかしいよね。
毛留:感動してる最中悪いんですが、我々にとっては、神話生物を見ているわけなんで…。
斑鳩:まあ、さっきまで人間だった人たちが巻き寿司になってる時点でSANチェックという気はするな!(笑)

感想

なんというか…頭が溶けるセッションでした。内輪で盛り上がってしまっている我々のSAN値が、今もこうして減っていっているんだろうな、と思っています。

しかし、戦闘ラウンドであの呪文の詠唱をしなければならないことが、こんなに馬鹿馬鹿しいことだとは思っていなかった。実際にやってみたら、笑いすぎて呼吸困難になるレベルでした…。キーパーありがとう。

総セッション時間:2:40:37 書き起こしに要した日数:30日

「すしちクトゥルフ」 その3

前記事がきっかけになって、ちょっとした論争が発生していました。

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ACT-4-2 洋館(夜)

斑鳩:まず、館の前に集合ー!
凛子:暗いよー。
斑鳩:暗いっすね!
植田:暗いっす。懐中電灯あります?
斑鳩:あります。
毛留:ちゃんとヘルメットのヘッドライトをカチッっとつけるよ。
凛子:そっちを持ってきているのか。(笑)
毛留:いやまあ、ヘルメットはさすがに持ってないだろうから、とりあえずバンドか何かで固定しているよ。
斑鳩:デジカメを念のため、首から下げてますよ。
KP:はい、分かりました。
斑鳩:「入ります?」って皆さんに声を掛けますよ。
凛子:いやもう、入るしかないでしょ。
斑鳩:じゃあ、小麦粉があるところをできるだけ避けて。
凛子:小麦粉に変化は?
KP:小麦粉は、扉を開ける前に撒いてるんですよね。
毛留:うん。
斑鳩:玄関回りに撒いてる。
KP:何という事でしょう。小麦粉は一切残っていません。
一同:(口々に)こえーよ!!
斑鳩:しまった!言うんじゃなかった!
毛留:これはSANチェック案件だぜ!?
植田:食べられたんじゃないか?
凛子:誰かが舐めていってみたいにぃぃ~!ウワァーン!
斑鳩:人間が掃除したっていうのは、どうでしょう。SANチェックを受けないために。
毛留:えーっとねー。これは…地面は、乾いてるかどうかくらいは、わかりますよね。
KP:乾いてますね。
凛子:そういえばこの洋館、どういう由来があるものなのか、調べてくればよかったぁ!
斑鳩:いやでも、何だかんだでわかんなかったと思うぞ。でもそうだったッスねー!下手こいたー!
毛留:ていうか、普通、こんなん想定してないって!
斑鳩:先生!これ、民俗学だったッスよね!?
植田:…ああ。民俗学
凛子:もういい!わーん!行きましょうとりあえずー!
斑鳩:ここがあの女のハウスねー!(?)
KP:扉を開けようとしたって事で、良いですね?誰が開けます?
植田:じゃあ、自分が開けようか。入ろう入ろう。
KP:では、開けようとすると、「キャァ!」と。
斑鳩:エエー!?どこから!?
KP:中からです。
凛子:中!?
KP:若い女性の声がします。
斑鳩:そういえば神奈子さんはどこに居ますか?
KP:神奈子さんは、皆さんと一緒に居ますよ。
植田:居るんだ!?
斑鳩:良かった良かった。
凛子:中に人がいるの怖い!!
斑鳩:先生!早く開けよう!
植田:バーン!
KP:開けると、玄関の前に、力なく座っている少女が。そして目の前の階段を、駆け上って行く黒い影。
毛留:オォゥ。
KP:黒い影は階段を駆け上り、目の前の扉に、スッと消えていきました。
植田:消えた!?
毛留:階段があって、その上の階の扉に消えていった?
KP:階段を上がったところにある、正面の扉に消えていきました。
斑鳩:「何か居たぞ!?」階段を見上げながら。
凛子:ちょっ!?大丈夫ですか!?
KP:黒い影は扉の中に、溶けるように消えていきました。で、SANチェックですね!!
斑鳩:溶け込んで!?待って待って。なんで扉開けてねんだよー!
凛子:(ころころ)成功した!
植田:(ころころ)成功したー。
毛留:今、我々は…(ころころ)失敗した。
斑鳩:(ころころ)失敗したーっ!!
KP:成功したら、1です。
凛子:1!?
KP:失敗したら、1d3です。
毛留:(ころころ)3だった。
斑鳩:(ころころ)3。
植田:うわー。
凛子:今、ドアの中に溶けて行ったよ!?
斑鳩:溶けて行ったよぉ!!
毛留:先輩。そんなこと、あるはずないじゃないっすかー…ハハハ…。
斑鳩:「何言ってんだおまえはー!」両肩を持って、ゆっさゆっさ。
毛留:ハハハハァ…。
植田:影送りかな…?
毛留:とりあえず、外出ましょうよ!?女の子を連れて。
KP:連れて行きますね。はい。
斑鳩:何歳くらいの女の子ですか?
KP:女の子に近寄るってことですね。15~6歳くらいです。高校生くらいの女の子です。
斑鳩:JKか。「大丈夫ですか!?」
KP:声をかけますと、「助けてください!あいつ、あの子が!あの子が!あんなに頑張ったのに!ああ!ああああ!お願いします!!」
毛留:はい?
凛子:はいぃ?何が起こったんですか!?
KP:〈精神分析〉あたりをどうぞ。
毛留:俺は持ってない。誰かどうぞ。
植田:〈精神分析〉。えーい。(ころころ)4。
斑鳩:すげーっ。クリティカルしたー!(拍手)
植田:どうやったんだろう。「どうどう」とか言いながら。「とりあえず落ち着け。そんな事言っても、あいつは帰って来ない!」(笑)
凛子:帰ってくる前提かよ!?まあ、とにかく!
KP:じゃあ、落ち着いたので。女の子が喋りだします。「みっともない姿を見せてしまって、ごめんなさい。私は、真紀子(まきこ)っていいます。」
斑鳩:まきこ…?苗字は?
KP:羽暮(はぐれ)。
凛子:はぐれまきこ!!!(笑)
斑鳩:うん!!
植田:なんか、すげーのが出てきた!(笑)
斑鳩:羽暮真紀子さん!
真紀子:私、友達と例の巻き寿司を見に来たんです。だって、巻き寿司はそんなことをするわけが無いじゃないですか。
斑鳩:うんうん。
真紀子:けど、さっき、友達がさらわれちゃったんです。
凛子:はいー!?
植田:な、なに!?
真紀子:だから、私、頑張って、抵抗して、友達を取り返そうとしたんです。でも、私だけの力じゃあ、どうにもならなくなったんです。
凛子:そ、その、攫われたっていうのは、あの黒い影に!?
真紀子:そうです。
植田:うわぁぁー!
真紀子:これ、きっと警察に行っても信じてもらえないと思うんです。
毛留:そりゃそうだろう。(笑)
真紀子:だから、お願いします。私と一緒に、友達を助けてください。
凛子:ちょっ。神奈子。カナちゃん。羽暮さんに見覚えは?
神奈子:さすがに、街の人間一人一人は覚えてないわねー。
凛子:それもそうだな…
斑鳩:「ちなみにあの黒い影だけどさ。あれって…?」と、羽暮さんに。
真紀子:巻き寿司のフリをしている何かじゃないのかしら。
斑鳩:巻き寿司っぽい、何か!?
凛子:巻き寿司ぃ…!(笑)
毛留:っていうか、この町の人間って、巻き寿司が動いているところを見たことがある人って、けっこういるの?
KP:それはどうなんでしょうね。
凛子:こうやって、肝試しに来る人も多いのかなぁ。
斑鳩:肝試しじゃなくて、「巻き寿司はこんなことをするはずがない」って調べに来た探索者的な何かじゃないの!?
凛子:う、うん。
斑鳩:とりあえず、俺は助けに行きたいけど…。
凛子:2階に上がるっきゃない。
植田:行くしかないでしょう…。
毛留:うん。
植田:とりあえず、真紀子さんも付いて来るの?
KP:そうですね。だって、友達が誰か分からないじゃないですか。
凛子:あのー、友達の名前とか、背格好とか、教えてもらってもいいですか?
真紀子:友達の名前は、さだおって言います。
毛留:男なんだ。
斑鳩:下の名前だよね。上の名前は?
KP:武和(たけかず)です。ちくわから、だんだん変化していった感じですね。(笑)
凛子:あ、ハィィ!!(笑)アアーッ!!こわいよぉぉ!
斑鳩:助けに行く!?
凛子:行きましょう!
毛留:行かなきゃいけんだろう。
KP:ということで、他に彼女から聞きたいことは?
斑鳩:二人で来たの?
KP:そうですね。
斑鳩:ここでうっかり、3人で来たとか言われたらトンでもねえなと思って!(笑)
真紀子:二人で来ました。さすがに、私一人だと怖かったので…。
毛留:夜道をひとりで歩くのは怖いから、二人で来たと。
KP:そうですね。変な噂もいっぱいあるし。
凛子:あのー、入り口の前に小麦粉が撒いてあったのには、気がつきました?
真紀子:小麦粉?よく見えなかったけど、多分無かったと思います。
凛子:ホォォォー…。
植田:その頃には無かったのか。
斑鳩:誰が片付けたんだよぉ。
植田:管理人さんかな。
斑鳩:かなぁ。この洋館の由来についてとか、何か知ってますか?
真紀子:何か、昔のすごい魔術師の人が、住んでたって聞いたことがあります。
植田:えー!?
毛留:ファー!!(笑)
斑鳩:そっかぁ~!…先生、キナ臭いですねぇ。
植田:キナ臭いなぁ。
凛子:普通に怖いよー!
斑鳩:どうしようアレ!!あの黒いヤツ!「あのう、誰か巻き寿司的な黒いヤツの倒し方、知ってます?」
神奈子:なんで巻き寿司を倒さないといけないのよ。
斑鳩:っぽいもの!巻き寿司に見えるけど、巻き寿司じゃないってみんなが言ってるんですよね。巻き寿司っぽいけど、そうじゃないもののことを聞いておこうと思って。
真紀子:変な大人が、巻き寿司の格好をしているとかだったら、普通に殴ったりとか…
斑鳩:ハハハ!!(笑)
凛子:アグレッシブだのぉ~。
毛留:巻き寿司じゃなければ、少々なにやっても構わんと!!
KP:はい。
植田:巻き寿司が好きなものとかは?
凛子:醤油じゃないですか?
植田:例えば、暴れている時に、落ち着かせるためのアイテムとか。そういうのって、伝説にないのかな。
真紀子:巻き寿司は温厚な存在だから。暴れるなんてことは、ないですよ。
植田:じゃあ、単純に好きなものは?こういう捧げものをしたら良いよ、とかは?
真紀子:好きなもの?ちくわ大明神様じゃないのかな?
凛子:ウワァー!!(笑)
斑鳩:ちくわ大明神様はどうやって呼ぶんだよー!(笑)しょうがないから、殴るってことで良いんじゃないですかね?
凛子:すみません。角材とか、落ちてますか?手で持てそうなやつ。
KP:角材は、分かりませんねー。えっとね。地図を出しておこう。

ACT-5 探索

斑鳩:なにこれ!?
KP:私が手で作っているので!(笑)これ、1階です。みんなは階段の手前にいて、ここに入って来たら、巻き寿司的なものがガッと上に登ってくのが見えました。f:id:Coboler:20170426205412p:plain

なんていうか、撮った位置が悪かったので、正面から見た図を作ったらこんなふうになった…。ちなみに下にちょっと見えているのは、ファミマのロールケーキです。

斑鳩:真紀子さんに、他の部屋は探索したか訊いてみましょう。
KP:他の部屋に入ってみるまえに、あの黒いやつに襲われたので、部屋は全然見てないって言ってます。
斑鳩:黒い影をとっとと見つけた方が良いと思いますけど。
凛子:しかし、ドアが沢山あるなぁ。
毛留:恐ろしいのは、敵が1体じゃないかもしれないってことです。2体以上いる可能性が高いってことですよ。
植田:ああ、群れでいるから…。
KP:群れるけど、どうなんでしょうね。
毛留:はぐれたのが1体とは限らんわけですから。
凛子:ほんとだー!
斑鳩:どうする?影が消えた部屋から探索する?それとも、他の部屋から見ていく?
凛子:他の部屋から行ってみようか。ウォーミングアップ的に。
斑鳩:真紀子さんは何か言ってきますか?
真紀子:準備も必要だと思いますし、何かしら武器もあったほうが良いと思うんです。私は、頼む側の人間だから、指図できるほどの立場じゃないから…。
毛留:とっとと行った方が良い気がするんだ。ただ、角材か何か、武器は要ると思う。なんで角材かっていうと…そうだ、すり抜けるんだった…。(笑)
斑鳩:物理攻撃が効かない可能性があるのか!
凛子:(ウルフルズバンザイ」の節で)はんざーい。キミを~武器で殴った~。
植田:このままず~っとー
毛留:死ぬまでハッピー…(笑)
斑鳩:巻き寿司の対抗策が何かないか、他の部屋を見て調べようか!
植田:何か、あるかもしれない。
KP:巻き寿司のHPが100あるかもしれないですからねー。(笑)
凛子:ウワァー…私HP14しかないよ。(笑)
斑鳩:9しかねーよ!!
凛子:一桁!?
植田:9。
毛留:9、9、9、14。
凛子:ウッソォ!?私が一番高いんかい!(笑)
毛留:とりあえず、行ってみよう…。
斑鳩:とりあえず、1階のふたつの部屋を、分散して調べる?
凛子:ダメ!別れたくない!(笑)
斑鳩:ふたつに分かれた方が、ペース早いかなと思って!(笑)
毛留:そう思ったんだけど、今までのSANチェックのペースを考えると、ヤバイんじゃないかなーっと…。なんか、SANチェックの成功率が妙に低いんで。半々で成功するくらいのはずなんだけど、どうも失敗率の方が高いんで。
植田サーセン
凛子:ハハハハァ…。
斑鳩:これさ、2階に行ったと思ったら、1階にいたっていうのが超怖いよね。
毛留:こえーな…。
凛子:とりあえず、みんなで行ってみましょうよ。誰かが発狂しても、引っ張って後ろに連れて行ってくれる人が居たら安心!

ACT-5-1 探索(部屋2)

斑鳩:じゃあ、1階の部屋2の方に行ってみましょう。
KP:じゃあ、図の赤色の部屋の方ですね。
斑鳩:扉を開けまーす。ガチャ。
KP:書斎のようですね。机とか椅子がある、小さな部屋です。
斑鳩:机に引き出しは。
KP:机の引き出しは、〈目星〉で。
凛子:本棚に〈目星〉しても良いですか?
KP:本棚は、本がぐちゃぐちゃのボロボロになっています。
毛留:本としての資料は、もう無いと。
KP:そうですね。
凛子:はい。わかりました。
斑鳩:誰か机に〈目星〉をお願いします。25しかないんだ。
凛子:じゃあ、75あるから私がやろう。とう。(ころころ)76か。
毛留:妖怪イチタリナイが!
凛子:はい!誰か振って!
毛留:じゃあ私が。(ころころ)21成功!
KP:では、机の上に、手帳があるのが分かります。赤色の手帳です。読むには〈図書館〉が必要です。
斑鳩:赤色の手帳。じゃあそれは振ろう。〈図書館〉85あるから。「読んでみますね。」と言って。(ころころ)5。
凛子:すごい。クリティカルやん。
KP:では。すしちく教徒の、魔術師の日記です。「3月なんとか日。最近、人間に憑りつき、悪行を行う悪しきものが居る。あまり大それたことはしていないが、用心しなければならない。」
斑鳩:人間に憑りつくなにか?
KP:「4月。以前に書いた、人に憑りつき、悪行を行っていた悪しきものが、ついに人を殺してしまった。」
凛子:ファーッ!!
毛留:ウワァーッ!
斑鳩:まだ俺が読んでるだけだから!(笑)人を殺した!?
KP:「これは、どうにかせねばならない。名前がないと、不便なので、以後"ダークファルスシ"と呼ぶことにした。」(一同爆笑)
斑鳩:待って!?ダーク…!?
KP:ダークファルスシです!
凛子:なんかそれ、すしちく十連で昨日引いたヤツの中に出てきたよ!(笑)
KP:なんかよくわかんないけど、強そうだから!(笑)
斑鳩:ここでブッと噴き出しておこう!(笑)
植田:待って。すしちく…いや、すしち…!?(混乱)
毛留:すしちくがどんなものかもまだ、分かっていないっていうのに…。(笑)
KP:まだ続きがあります!「7月。ようやくダークファルスシを倒した。これで皆が、恐怖から解放される。静子、慎太郎、仇は取ったぞ。」読めるのはこの辺だけです。
植田:…しずこ。
凛子:一体、どうやって!
斑鳩:静子、慎太郎、この名前に聞き覚えは?
真紀子:この人たちはアレじゃないですか?やられた人たちじゃないんですか?
毛留:その日付が何年前か、っていうのは分かりますか?
KP:特には、分からないです。
毛留:古そうだなぁ。
斑鳩:館自体も古そうだし、ということで、日記の内容を共有しましょう。「なんか、魔術師が、ダークファルスシ…(笑)を倒したらしいです!大名さん、ダークファルスシって知ってます?」
神奈子:ダークファルスシね。ずっと昔に、人々を襲った悪いもので、魔術師様が倒したから安心って聞いたわ。
斑鳩:「ここに住んでたのが、その魔術師?」日記を見せて訊こう。
神奈子:多分そうね。魔術師様が住んでるところだから。
植田:これで倒した?封印したって感じなのかな。
斑鳩:大名さん、静子と慎太郎って知ってます?
神奈子:さあ、分からないけど、知り合いかなんかだったんじゃない?倒された人とか、家族とか。
凛子:怖いよー。
植田:ダークファルスシちく。
斑鳩:先生。
毛留:「ちく」まで入れたらだめだよ。
植田:ダークファルスシ。
斑鳩:こんなレポート、書けませんよ。
毛留:こんなレポート書いたら、またボツになるよ!また×ファイルの仲間入りだよ!!
凛子:まって。ダークファルスシの事をカナちゃんが知ってるってことは、民俗学的にも、まあまあ有名ってことじゃないんですかー!?
斑鳩:そうなのかな!?
KP:すしちく的に有名な話ではあるけど、多分…。
凛子:教義の中には入っているんですね!?アークエネミーとして!!(笑)
KP:昔N市を、恐怖のどん底に陥れた悪しきものということで。ただ、封印だか倒したか、されているから大丈夫ってことは教義に入ってます。すしちく教徒の必修科目として教えられてます。
凛子:なんて恐ろしいんだ。ダークファルスシ!!
斑鳩:じゃあ、真紀子さんも知ってるのか。
KP:小学校の時に習ったそうです。
毛留:小学校でも習うんだ。(笑)
凛子:これは、道徳の授業とか、総合科目とかで教えてるんじゃないですかね…。
毛留:それはつまり、パン屋を和菓子屋に変えるように、N市民はすしちくに…
凛子:いや、Y県民が吉田松陰先生の生涯について学ぶように、N市民はすしちくのことを学んでいるんだよ!!(笑)
KP:そういう感じです。
植田:むかしむかし。偉い魔術師様が居たのじゃ。
KP:地元出身の偉い人みたいな感じで。
凛子:よし!続けましょう!では、この部屋にはそれ以上のものは、無さそうですよね。
KP:無さそうですね。
斑鳩:次の部屋に行きましょう。

ACT-5-2 探索(部屋1)

凛子:次は私が扉を開けましょう。
KP:部屋1ですね。開けると、足の踏み場もないくらいに散らかった、怪しい魔術的な道具や本が、うずたかく積まれています。
斑鳩:汚っ!
毛留:道具を〈目星〉したい。
KP:どうぞ。本にも〈目星〉できます。
毛留:道具。(ころころ)7!
凛子:本で。(ころころ)95だから失敗です。
斑鳩:本にします。〈図書館〉でも良いですか?
KP:じゃあ良いですよ。
斑鳩:〈図書館〉で振ります。20!
植田:生徒が優秀すぎてやることがないぞ…。
KP:じゃあ、道具のほうから。ちくわ型の、魔術的な道具です。
斑鳩:うん!(笑)
植田:何だろうこれ…。
KP:効果は、MPを消費する時に、MPを1d6肩代わりしてくれます。
斑鳩:便利じゃん。
毛留:便利だ。
凛子:だが我々は魔法を知らない。
斑鳩:魔法を学ぶかも。
毛留ソードワールドでいうところの、魔晶石みたいなものか。
KP:魔術師いるので、魔法が使えるかもしれないですね。としか言いようがないです。本のほうは、"すしちくノミコン"という本が見つかりました。
凛子:すしちくノミコン!!(笑)
斑鳩:あー…。何語?
毛留:そりゃあもう…あれでしょう!!
凛子:駄目ダメ!禍々しい気が出てる!!
斑鳩:いや、ここは聞いておかなければならない!さあ言えキーパー!!
KP:何語かっていうと、表紙を見る限り、自分の読める言語に変換されますね。
植田:どうなってるんだ!?
KP:頭の中に、文字が流れ込んできます。
斑鳩:この字!見たこと無いのに、なんか読めるんですけど!明らかにおかしくないですか!?
凛子:キャー!!(笑)
毛留:それはもう、この本の存在自体が…。
斑鳩SANチェックですか?
KP:まあ、まあ、まあ!そこら辺は、とりあえず読めたっていうことで。
斑鳩:本開いてみます?先生。
植田:読んでみよう。
凛子:私は怖いので、外を警戒しておきます!
KP:読んだんですね。読もうと思って本を開けると、文字が頭の中に勝手に入って来ます。
斑鳩:こえー!
凛子:あなたの頭の中に、直接流れ込んでいます!!(笑)
KP:そして、あなたは巻き寿司になった気分に!
植田:巻き寿司!!
KP:巻き寿司にされるような感覚を覚えます!
植田:巻き寿司に!?
KPSANチェックをお願いします!
毛留:まあ、そうだろうなぁ。(笑)
斑鳩:なんかゴメン!
植田:まあ…SANチェックは覚悟してたけど…(ころころ)20で成功!
KP:1d3振って下さい。
凛子:1d3!?
KP:そりゃあ、あんな本読んだらSANチェックは必要でしょう!
植田:(ころころ)1!「あ、俺、巻き寿司になったんだった。」
斑鳩:先生!巻き寿司だったんですか!?
凛子:過去形で言ったよ!?(笑)
植田:俺は巻き寿司になったんだ!!
毛留前前前世は巻き寿司!!(笑)
凛子ハーブティー噴き出すかと思ったわ!!(笑)やばい!
KP:あとはまあ、この部屋を掃除したい、とかがなければ…。
凛子:大丈夫です!
植田:とりあえず、この本を持って行って。相手に見せてたりしたら、何かリアクション変わるかも。
凛子:神奈子さんに、すしちくノミコンを見せてみたら、何かリアクションありますか?
KP:「えっ!?これ、あの伝説のすしちくノミコンじゃない!!」と言って、目をキラキラさせています。
斑鳩:何か、貴重なものなの?
凛子:じゃあ、このちくわ型の何かは!?
KP:とりあえず、どちらもすしちく教徒的には有名なアイテムみたいです。
斑鳩:あのすしちく教本部に持って行ったら、
KP:多分、本部で宝物として扱われるはずです。
凛子:ワーオ。これはちゃんと後で寄贈しよう。
斑鳩:この本もあとで寄贈しましょうか。この本、誰が持っておく?「この本持っておく?鈍器代わりに。」
凛子:うん。わかった。
神奈子:ちょっとあなた!貴重な本を鈍器代わりに!?
凛子:ア゛ーン!!(笑)
毛留:と言っても、我々にとっては、鈍器以上の使い道は無いんだが…。(笑)
斑鳩:「俺たちは、まずここから生きて帰らないといけないんだ!寄贈する前に!」力説する!
植田:他に何かないの?
凛子:窓の外に変なものが見えるとか、ないですよね!?
KP:掃除すれば何かあるかもね、としか言いようがないです。
毛留:時間が押してるから、とりあえず、そういう部屋があったってことだけ押さえておいて。
斑鳩:時間があったら掃除しよう。よし、2階へレッツゴー。
KP:2階ですね。
斑鳩:階段上がるときに、何かイベントがあったりは?
KP:特にないです。
斑鳩:まず、影が消えた部屋に〈聞き耳〉しておく?
KP:はい。〈聞き耳〉しておく?はい。
凛子:〈聞き耳〉はな…25しかないのじゃ。ファンブルが怖いのでやりません。
毛留:〈聞き耳〉やる。
植田:全員でやるか。
斑鳩:いや、3人くらいで!(ころころ)83。失敗!
植田:(ころころ)87。失敗。
毛留:(ころころ)40成功。
KP:成功した人は、犬が「ハッハッハッ」みたいな感じの、荒ぶった声が聞こえてきます。
毛留:それは伝えるよ。「犬みたいな声がする!」
凛子:犬?
植田:やっぱり野犬かなぁ。
KP:それは分かんないですけど。そんな感じの、生き物がいそうな音がします。
毛留:でも!みんな忘れちゃだめだよ。野犬は壁をすり抜けません。(笑)
凛子:ティンダロスの猟犬という可能性もある!(笑)
斑鳩:1匹でした?
毛留:それは…何匹いるっていうのは?
KP:そこまでは分からないですね。
毛留:我々は、他の部屋を調べるときも、大きな音をさせちゃだめ。大きな音を立てたら、あいつらは壁をすり抜けてやってくるわけですから!
凛子:でもさぁ、友達がそいつに連れ去られたんだったら今、何かされてるんじゃないの。(;゚∀゚)=3ハァハァいってるんだよ。こわいよ!!
毛留:(*´Д`)ハァハァされてるって嫌だな!?(笑)
凛子:犬にハァハァされるなんて、私は絶対ヤダー!(笑)
植田:なんか、一刻も早く入った方が良い気もする。
斑鳩:入ります?
毛留:一気に全員で入った方が良いよね。
凛子:鈍器になるようなものを探してから来たいんですけど。さっきの部屋で、なんかありませんでしたっけ。
KP:鈍器っぽいもの?
植田:燭台とか。
斑鳩:金槌とか。
KP:金槌とかは無いですね。ほとんどは、よく分からないアイテムだったと思います。本で殴るしかないですね。
凛子:これしかないよー。
KP:でも、この部屋の扉には、鍵が掛かってます。
斑鳩:え!?「ここ、鍵がかかってます。」
植田:あれ。結局だめだったじゃん。
毛留:そのガチャガチャ音に気が付いてないことを祈ろう。それなら、この部屋は離れましょう。
KP:壁をぶち破るか、〈鍵開け〉を使うか、鍵を探すかですね。
斑鳩:鍵を探すかー。ますます、アレ見間違いじゃなかったんだー!って思います!壁すり抜けてたんだな~って。

ACT-5-3 探索(部屋3)

凛子:じゃあ、一番左の部屋から見ていくか。
KP:一番左だと、部屋3ですね。
斑鳩:よっしゃー。誰が開ける?
植田:開けましょう。開ける!「ガチャ!」…〈聞き耳〉した方が良かった?
KP:まあ、いいです。開けたら、使用人の部屋っぽいです。本棚つきの机とベッドがあります。
凛子:本棚に〈目星〉をしても良いでしょうか。
KP:良いですよ。
凛子:成功させたいなー。(ころころ)ん、なんだこれ。000になった。
毛留:それって、ファンブル
斑鳩ファンブル!!(笑)
凛子:これが100ファンブルというやつか!
毛留:じゃあ、かわりに本棚に〈目星〉します。(ころころ)成功です。
KP:じゃあ、幻想生物図鑑という本を見つけます。
斑鳩:じゃあ、それは〈図書館〉で読みます。(ころころ)
植田:机の方に〈目星〉します。98!ファンブル
KP:はい!ファンブル二人目。
斑鳩:図鑑の方、13で成功しました。
KP:では、ちくわについての方が読めました。ちくわは、幻想生物、空想上の生物の一種として、有名な生物です。白地の筒に、茶色いまだら模様があるとされています。
斑鳩:うん、いわゆるちくわだな。
KP:O県の一部地域では、ちくわ大明神として、信仰されています。
凛子:ちくわとちくわ大明神は、別のものなんですか!?
KP:普通の人は、ちくわを神として崇めないので、ちくわに大明神という神格をつけて、神として扱っているのはN市の人だけっていう意味です。
斑鳩:なるほどー。その辺は、何となく知識として知ってたけど、他の事は?
凛子:巻き寿司のことは載っていないの?
KP:巻き寿司の事は載ってないです。
斑鳩:「あんまり新しいことは、載ってないなあ。」と言って閉じておこう。
凛子:机の方をファンブルしてしまったので、どうなるんだ?
KP:じゃあ、机はぶっ壊れます。
凛子:あちゃー!
植田:あっ!バラバラ。
KP:二人で机をバキバキに壊したって感じですかね。
毛留:隠し扉があるに違いない!バンバンバン!みたいな。
斑鳩:ってことは、こっちが本を読み終わってみたら、先生と先輩が机をぶっ壊していたという。
凛子:ゴメーン。
斑鳩:大丈夫!?二人とも正気ですか!?
凛子:大丈夫っす!
植田:大丈夫っす。
斑鳩:大丈夫じゃねえっす!
凛子:じゃ、じゃあまあこの部屋は終わりかな。
斑鳩:いや、ベッドはまだ見てないよ。
KP:ベッドは特には無いです。
斑鳩:じゃあ、幻想生物図鑑を、「これ何かあったら使って。」と言って真紀子さんに武器?防具として渡しておこう。
KP:はい。「ありがとうございます。」と言って受け取ります。
斑鳩:腹ん中にしまっとけ!
凛子:そっか。その手があったー。でも…
毛留:神奈子たちはこれを武器として使うことは考えないだろうな。
斑鳩:いやでも、幻想生物図鑑は一般の書籍でしょう。
KP:すしちく教徒の本ではないですね。
斑鳩:じゃあ、隣の部屋を見てみるか。

ACT-5-4 探索(部屋4)

KP:部屋4ですね。
斑鳩:はい。開けまーす。
KP:子ども部屋のようですね。巻き寿司とかちくわの形をしたぬいぐるみと、あとは絵本があります。
斑鳩:オゥ!絵本か。絵本はみたいな。ちくわとか、巻き寿司に関する昔話っぽい本とかない?
KP:昔話っぽい?とりあえず〈目星〉で。
毛留:ぬいぐるみとか、おもちゃに〈目星〉しても良いですか?
KP:しても良いですけど、多分「かわいい」としか分からないですよ。
凛子:じゃあ、絵本に〈目星〉をしてみますね。成功。
KP:ではですね。可愛い巻き寿司の絵が描いてある絵本があるんですけど、これは、すしちく語で書いてあるので。〈言語:すしちく〉に成功しないと読めないです。
斑鳩:ゴメン!これ、読めねー…!
凛子:せ、先生。これ…
KP:巻き寿司の絵本としか分からないです。
毛留:あ!最悪、神奈子さんに読んでもらえるな。
植田:ちょっと貸せ。(ころころ)29。惜しい!(笑)
毛留:書いてあることは読めるけど、意味がわからない的な。
凛子:神奈子さん、これ、わかる?
KP:神奈子さんが振りますね。(ころころ)32ですね。
毛留:なんかヤベーなぁ。(笑)
KP:「巻き寿司は、ちくわ大名氏様の眷属だよ。巻き寿司は、争いを好まないよ。集団で、家族みたいに生活しているよ。ちくわ大明神様は、僕たちの前に現れるときは、巻き寿司に乗ってやってくるよ。ロールケーキから進化して、巻き寿司になったんだよ。」(一同爆笑)
植田:ちょっと待って!!(笑)
毛留:最後!!!(笑)
凛子:ロールケーキから!?あれ、おかしいな!?なんか違う気がする!(笑)
毛留:ちくわの眷属なんじゃないの!?(笑)
斑鳩:待って。整理しよう。まず、ちくわ大明神がいます。神様です。ちくわ大明神様の眷属が巻き寿司です。巻き寿司は元々、ロールケーキでした。ロールケーキが進化すると、巻き寿司になります。これでいいよね!?
KP:はい。
斑鳩:アハハハハハハ!!(笑)
植田:はいじゃねぇ…(笑)
毛留:だから最初、ロールケーキの持ち込みはダメだったんだ!(笑)
凛子:この話は、概ね、本部で訊いた話と一緒ですよね。
KP:そうですね。
斑鳩:ただ、ロールケーキのことは今初めて知ったぞ!
KP:そうです。(笑)
斑鳩:ロールケーキの事を、大名さんに訊きます!「ロールケーキって何!?」ていうか、我々はロールケーキの事を知っているんですか!?
KP:ロールケーキは、絶滅した存在です。(笑)
斑鳩アンモナイト的な何かなんだね!
KP:そうです。
凛子:ていうか、ダークファルスシの外見的な特徴って、みんな知ってるんですかね。
KP:ダークファルスシは、恐ろしい存在としか知られていないですね。
凛子:ウーン。
斑鳩:で、ロールケーキについて訊こう!「絶滅したはずなんですけど、ロールケーキ!?」みたいな感じで。
KP:ロールケーキだと暮らしにくいから、ロールケーキから巻き寿司に進化して、残ったロールケーキは全部絶滅したっていう感じです。
斑鳩:うん!!
毛留:日本の生活に慣れるために、巻き寿司に進化したと。(笑)
植田:進化…。(笑)
KP:生きづらかったから、進化して、種を残したんです。
毛留:そもそも何でロールケーキだと不都合だったんだ!(笑)
凛子:ファー…N市、魔境すぎる!!(笑)
毛留:(机の上のロールケーキを見ながら)そうか、お前、絶滅した存在だったのか…。(笑)
凛子:じゃ、この部屋は、こんな感じですかね。
KP:はい。
凛子:じゃあ、このかわいいちくわのぬいぐるみでも、貰って行こうか…。(笑)
KP:いつのか知らないですけど。(笑)
凛子:はい!そ、それでは次の部屋に。

次の記事に続く。

「すしちクトゥルフ」 その2

カーチェイスが始まっています。

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凛子:とりあえず、先生が完全にビビッっているのを見て、「先生!!私、運転代わりますっ!!」と言います!
植田:ちょ、ちょっと待って!!
凛子:という事で、先生を助手席に押しのけて、私がハンドルを奪います。
斑鳩:運転中にそれは、キツくね?
毛留:上にいきなり乗っかって、先生が横にどける感じかな?
斑鳩:キーパー、大丈夫ですか?
KP:大丈夫です。(笑)
毛留:とりあえず、それくらいは認めてあげないと、ここで我々が負けてしまうと、セッションが終わってしまうので!
(笑)
KP:セッション終わることはないです!大丈夫です!何かしらのペナルティは。あると思いますが。これは「ひまつぶし卓」のカーチェイスのルールを使っています。

詳しくはこちらをご覧ください。

ch.nicovideo.jp 斑鳩:幽霊二人いるの?
KP:二人います。
斑鳩:おい!!「先生、右にもいます!」
植田:ウソォー!!
KP:後ろにいる幽霊Bと、並走している幽霊Aが居るので、幽霊に前を取られたら、負けです。
凛子:イヤダー!とりあえず、判定すれば良いですかね。
KP:順番はですね、横にいる幽霊Aが1番、次がみなさんの車で、3番目が後ろにいる幽霊Bです。
植田:大名さん、もしかして、気づいていたんですか!?
毛留:これはもしかして、すしちく教が…
斑鳩:我々に差し向けた、刺客!?
凛子:違うよ。私たちは、民俗学のレポートを書きに来ただけなのにー!(笑)
KP:はい。では前方に何もないので、幽霊Aはそのままダッシュで前に進みます。はさまれてしまいました。
凛子:ヤダー。(ころころ)51で成功。
KP:成功なので、幽霊Aの横に出ます。幽霊Bは、みなさんの後ろに付いてきます。
凛子:そうか。そうなるのか。
KP:幽霊Aの番なので、また前に出ます。
凛子:そして私は振る。
毛留:我々は、ずっと成功させなければならないんですね。
KP:そういう事です。
凛子:(ころころ)あ、失敗。
KP:じゃあ、前に出れないですね。幽霊Bは〈運転〉で振ります。(ころころ)幽霊Bは失敗したので、前には進めないです。幽霊Aは、ずっと妨害しています。
凛子:はーい。じゃあ、振ります。(ころころ)31だから成功。
斑鳩:おおー、前だ前だ。進めー。
植田:君、どこでそんな運転を習ったんだ!
凛子:ええ!?免許センターに決まってるじゃないですか!!(笑)
斑鳩:ううー。幽霊に攻撃したいな。
KP:攻撃、できますよ。
植田:助手席から塩を投げて、撃退できないかなーって思ったけど、無理かな。
凛子:そんなの持ってないもん。
植田:塩は持ってる。
KP:塩を持ってる?じゃあ、〈投擲〉で振ってください。
植田:〈投擲〉は25…。
凛子:うわぁ、絶対当たらない…。
植田:(ころころ)これで成功したら面白かったのに、71です。
KP:残念。
植田:塩は使い切りました…。
凛子:じゃあ〈運転〉振ります。20、成功。
KP:(駒を動かす)
凛子:というわけで、また運転を振ります。(ころころ)すごい!クリティカルじゃない?1だよ。
KP:1は、2マス進みましょう。
斑鳩:おおー、やったぁ。
植田:やった!
KP:では、進めます。
斑鳩:キーパー、この幽霊たちって、何で判定してるの?DEX的な何か?
KP:〈跳躍〉的な何か。(一同笑)
毛留:跳躍!!間違ってないけど怖ええ!(笑)
KP:(ころころ)成功ですね。
凛子:でも、我々は、このまま進めばゴールですね。トンネル出た!
斑鳩:終わる前に、幽霊に対して、〈目星〉をしておけませんか?
KP:はい、どうぞ。
凛子:私はしないでおく。
斑鳩:じゃあ、先生とあと2人は振ろう。(ころころ)10!成功したわ。
毛留:(ころころ)成功。
植田:(ころころ)71。失敗。
KP:そうですねー。〈目星〉しても、ただのダッシュしてくる幽霊としか言いようがないんですけど。
斑鳩:え、マジで幽霊なんだ。
KP:マジで幽霊ですね。
斑鳩:実は人間が猛スピードで走っているとかじゃないの?
毛留:そっちの方がこえーよ!(笑)
KP:マジレスをすると、古城池トンネルをググって下さい!(笑)

なんか、心霊スポットらしいです。

毛留:そうか、我々は、古城池トンネルを通っていたんだ!(笑)
斑鳩:そういう心霊スポットなんだね!?
凛子:私は53号線より西にはあんまり行ったことがないんだ。分からん。(笑)というわけで、なんとか振り切った!!
KP:これ、捕まってたら、CONが減ってました。
凛子:CONが減ってた!やばかった!(笑)
斑鳩:おい!!4しか無いのにー!
凛子:とりあえず、最寄りのコンビニとかに寄って、運転を代わろう!「死ぬかと思ったよぉぉ!」(笑)
斑鳩:先生!潰れてませんか!?
植田:多分、潰れてる。(笑)
斑鳩:ああ!先生がぺっちゃんこに!(笑)生きてて良かった!
毛留:ていうか、あれは何だったんだ。大名さんは、ケロッとしてそうだな。
斑鳩:N市はこんなのばっかりなんですか!?
神奈子:まっさかー。友達が、このトンネルは出るってウワサしてたから。でも本当に出るとは思わなかったわー。(笑)
凛子:何で一人だけ余裕なんだよー!!この子やっぱりおかしい!!(笑)
斑鳩:まあ、何がとは言わんけど、80あるから。
毛留:某ガープス友野詳が言ってたよ。こうやって、人間が信じるから、妖怪っていうのは具現化するんだって。(笑)
斑鳩:信じれば信じるほど強くなるのか。こわっ。
KP:というわけで、N市に着きました。
凛子:何とか着きましたか。よかったー。

ACT-3 すしちく教本部

KP:N市は神奈子さんの地元なので。洋館までそのまま連れて行ってもらえますよ。
斑鳩:あ、しまった。宿取ってない。
凛子:何言ってるんだよ。日帰りするんだよ。
斑鳩:そっか!
毛留:日帰りじゃなきゃ、ヤダよ!(笑)夜寝たら何が起きるかわからんよ!
植田スマホで、すしちく教の歴史とかを調べたいです。
KP:すしちくの歴史!?
凛子:あ、じゃあとりあえず、喫茶店とかでお昼休憩しながら調べるってことで。
斑鳩:わーい、休憩だ。
植田:さっきのは何だったんだー!
毛留:昼間に出てくるなんて、想定外でした、まる。
植田:〈図書館〉振ります!13。
凛子:こっちも振ります。(ころころ)ファンブル。98だって。
斑鳩:すげー!(笑)
凛子:さっきクリティカルした反動かな?
KP:はい。すしちくの歴史…。そこまで考えてなかったです!(笑)
斑鳩:なかったんだ!?
KP:考えてなかったですけど、まあとりあえず…
植田:いつ頃が発祥なのかとか。
凛子:村人が、巻き寿司のような何かを見たのが、きっかけなんですかね。
植田:江戸時代からとか?
KP:あれですね。世の中的には、卑弥呼を信仰していたらしいんですけど。
凛子弥生時代!?古墳時代!?
KP:そのくらいの時代にしておきましょう。
斑鳩卑弥呼の時代からちくわがあったんかい!(笑)
凛子:おかしい。まあいいや。とりあえず、竹の周りに魚のすり身を巻いて作ったんでしょう。そして生まれたんだ。ちくわが。
毛留:当時は邪馬台国卑弥呼が統治していたけど、この吉備の国は、ちくわ大明神が統治していたんだ。(笑)
植田:とりあえず、昔からあったんだね。
凛子:最初のちくわを生み出した神が、ちくわ大明神になって、眷属の巻いた寿司とかを生み出していったんだよ。
斑鳩:なるほど。
植田:吉備の国の国王が、眷属。
凛子吉備津彦命が、眷属…。また新しい歴史が…。(笑)
KP吉備津彦命にちくわ大明神が降りたってきて。
凛子:イタコか!!(笑)
KP:それで、きびだんごの代わりに、巻き寿司でもあげたんじゃないですか?
凛子:ファー!!!(笑)
KP:いや、3匹の巻き寿司をお供に、温羅退治に行ったと。
植田:温羅…!!
毛留:そうか、温羅かぁ。(笑)N市には、そう伝えられているんだね!
KP:N市の人たちは、吉備津彦の命にちくわ大明神が降りたって、3匹の巻き寿司を貸し与えて、温羅退治に行って、見事に温羅を倒したというふうに言っているんです。
斑鳩:うん!頭溶けそう。PCは、そういう歴史があるんだなって理解した!
凛子:ああ…頭が溶けそう。本当に溶けそう。(一同笑)
毛留:ていうか、SANチェックしても良いのよっていう位の案件だよ…。
斑鳩:プレイヤーがSANチェックだよ!(笑)そうだ、神社があるんなら、神社へ行こう。
凛子:ちくわ大明神神社とか、あるんでしょうか。
植田:教会みたいな、神社みたいな。
斑鳩:ところで、ファンブルの処理は?
KP:〈図書館〉のファンブルスマホが熱暴走しました。
凛子:アー。(笑)これ以降スマホが使えない!
毛留:やべぇ!(笑)いや、タブレットがあるからいいんじゃね…。
凛子:ああー。またauのお店に持って行かなきゃー。ということで。
KP:じゃあ、神社に生きましょうか。神社というか、ちくわ大明神を祀っている、建物。すしちく教本部ですね。
一同:おおー。
凛子宗教法人、すしちく教。
斑鳩:神奈子さんは、知ってるんですよね。
KP:知ってますね。
毛留:ていうか、休みの間、ずっとここに居るんじゃね?
KP:多分。今はN市に住んでないと思うけど、多分週5くらいで帰ってきていると思います。
斑鳩:だいたいここに居るんじゃん!(笑)
毛留:週5かよ!(笑)逆に言えば、ここから大学に通っている感じじゃね!?
KP:じゃあ、入っても良いですけど。入りますか?神奈子さんが居るから、入れますよ。
斑鳩:じゃあ、受付に進みますか。
神奈子:ここが、すしちく教の本部なのよ!あなた達も本堂に行って、ちくわ大明神様を崇める?
植田:えっとー。まあ、ぶらり拝んでおくだけ、拝んでおこうか。
凛子:そうそう。日本なら、神様は3つくらいまでは信じててもいいはず。
斑鳩:マジか!多いな!
凛子:いや、その位なんじゃないの?何となく。
毛留:まあ最低3つくらいはOK。八百万の神がいるからね。
斑鳩:よし。じゃあ見に行こう。見に行こう。
凛子:じゃあ、ご神体が神々しい感じで鎮座しているんですね。
KP:じゃあ、礼拝堂に行くと、信者の方々が、ぼつぼつ居て、お祈りをしています。
凛子五体投地しているんですね。
KP:その前に、黄金の巻き寿司に乗った、ちくわ大明神の像が。
植田:あれかな、お盆の時期に作る、なすびの牛みたいな…(笑)
KP:イメージ的にはそんな感じですね。
凛子:ってことは!?巻き寿司に爪楊枝の足が4つ生えているの!?
KP:爪楊枝の足は生えてないです!巻き寿司が宙に浮いてる感じです。
斑鳩:シュールだなオイ!!
神奈子:写真は撮ってもいいわよ。ちくわ大明神様がこの地に降り立つときは、黄金の巻き寿司に乗って現れるのよ。
毛留:くっくっくっく…ひひひ…(笑いをこらえきれてない)
神奈子:その姿を表現したのが、この像なの。
斑鳩:そっか!!ちくわ大明神と、巻き寿司が黄金!
KP:巻き寿司が黄金で、ちくわ大明神は多分ちくわの色をしていると思いますよ。(笑)
凛子:きつね色だ!!
斑鳩:俺の質問のせいで、かなりひどい絵面になっちゃった!(笑)
KP:ただ、ちくわ大明神は後光が差しているので、黄金の巻き寿司には負けていないと思います。
凛子:ファー!(笑)
斑鳩:黄金の巻き寿司とちくわのコラボレーション!!(笑)今日の晩御飯はちくわに決定してしまった!
凛子:わかりました。いやー、すごいなー!
毛留クラスタの絵も、よく進むと思います…。
凛子:うちは神道なんだけど、うっかり改宗してしまいそうな神々しさを感じてしまうわ。
斑鳩:こうやって、地域独自の神様が祀られているんだなってPC的には理解しておきましょう。プレイヤー的には、アタマが…!!(笑)
毛留:その神奈子さんの話をきいて、「あっはい」「お、おう」のふたつしか返事ができてないと思う。(笑)
斑鳩:プレイヤーの知識としては、河童とかツチノコを崇めているみたいな感じなんだよね?
KP:そんな感じですね。
斑鳩:納得はいくかも。
植田:歴史とかを書いてあるパンフレットとか、貰えたりするの?
KP:もらえますけど、さっきの事が書いてあると思います。
斑鳩:じゃあ、そこにいる信者の人たちに、人を襲う巻き寿司のことについて訊いてみよう。
凛子:忘れてたな。(笑)
斑鳩:巻き寿司がそんなことをするわけないのよ!って言ってくれるかも。
KP:そうですね。「あ、神奈子ちゃん、久しぶりじゃない。」と言って、おばさんが言ってくれます。「はぐれ巻き寿司のこと?怖いわよねえ~。でも巻き寿司が、そんな悪いことをするわけがないわよ。」
凛子:そりゃあ、ちくわ大明神様の乗り物ですからねー…。(笑)
植田:でも、馬も暴れるくらいだから、巻き寿司も暴れるのかも。
毛留:そんな事を言ったら、大変な目で見られるよ!
KP:「私たちすしちく教を潰すために、何者かが偽って、巻き寿司のせいにしているだけよ。」
斑鳩:巻き寿司を操れる人がいる?
KP:巻き寿司を操れるっていうか、巻き寿司のせいにしているっていうことです。
凛子:単なる見間違いでも…いやでも、ここに住んでる人たちだったら、巻き寿司って、…言わないよね。普通は言わないよね。
KP:「野犬に巻き寿司っぽい恰好をさせて、何か悪さをさせているのかもしれないわ。」(笑)
凛子:とりあえず、巻き寿司に対する悪意は感じるね!それを聞いたら。
斑鳩:人に巻き寿司の格好をさせているとか?
植田:布団にくるまって、突っ込んでくるとか。
凛子:簀巻きだそれは!(笑)
斑鳩:とりあえず、N市に住んでるすしちく教を信仰している人たちは、基本的に、巻き寿司のせいじゃないとは思っていると。
KP:巻き寿司のせいじゃないか、巻き寿司は人を襲いたくないのに、本意でない事をしている理由があるんじゃないのかとか。巻き寿司じゃないのに、誰かがすしちく教を貶めようとして、そう言っているとか。
斑鳩:ダメだ…!!(笑)だいたいの証言は集まりましたね!!
凛子:とりあえず、被害者に会いに行けるんだったら、会いに行きたいけど。
毛留:入院しているって?
KP:入院しているって言われてますけど、噂レベルなので。どの人なのかは、分からないです。
毛留:友達の友達のお兄さんだもんな。ただの他人だ。(笑)
KP:ただの噂レベルなので。
凛子:気になるなー。でもその噂自体は有名なの?
KP:噂自体は有名ですね。
毛留:もしかしたら、友達の友達のお兄さんが、実は自分が怪我したんだけど、他人にバレちゃいけないような原因だったから、巻き寿司のせいにしているのかもしれない。
凛子:それは逆効果でしょう。だって、巻き寿司って言った瞬間に、話がウワッと拡散するじゃない。(笑)
KP:もしかしたら、噂が独り歩きしているだけで、巻き寿司に襲われてないかもしれないです。入院もしていないかもしれない。
斑鳩:巻き寿司に襲われた人なんて、いなかった、みたいな。
KP:何か変な声が聞こえるから、巻き寿司なんじゃないかな、みたいな。
凛子:「ママー!」だもんね。おかしいよね!?(笑)
斑鳩:ママーって日本語だもんね。
凛子:「ママー」っていう言葉と、巻き寿司に関係があるんですか?ここのすしちく教本部だったら、そういうことも分かりますよね。
KP:うーん。「巻き寿司は群れて行動するから。その子供が迷子になったりはするかもしれないわね。」くらいのことは分かります。
毛留:そっかそっかー!(笑)
斑鳩:そっかー!!(笑)ってことは、巻き寿司の幼体がいて、母親を探せばハッピーエンドかも。
KP:可能性はあります。
凛子:日本語が通じるんだ!!(笑)
植田:それを視野に入れて、準備しておこう。(笑)
斑鳩:そうですね。洋館に行くっていうのが、良いと思うんです。襲われたのは、夜でしたっけ。
KP:夜ですね。日中から巻き寿司が襲ってたら、噂とかそういうレベルじゃないですよね。(笑)
毛留:もう一つ質問。襲われたのは一人?何人かいる?
KP:噂だから、まあ、人によって変わります。10人襲われたとかいう人もいるし、一人だったって言う人もいるし、襲われてはないっていう人もいるし。それはもう、バラバラなので。正しいことは分からないです。
毛留:とりあえず、夜に、
KP:怪しい洋館に行ったから、その効果で思い込んでいるのかもしれないです。
毛留:怪しい洋館に、今のところ、噂の中には町のはずれの洋館があって、そこの中に巻き寿司がいて、その巻き寿司が人を襲ったっていう話だけで、それが本当に襲われたかもわからないし、何人襲われたかもわからない。
斑鳩:なるほどね。
凛子:とりあえず、先生。日帰りのつもりだったけど、どうやら泊まりになっちゃうかもしれないですね。
斑鳩:夜の話ですしねぇ。
植田:うーん。とりあえず、適当な宿を取っておこう。
毛留:N市って、宿、あったっけ?みたいな。
神奈子:ここのすしちく教本部には、宿泊施設もあるのよ。
毛留:え!?(笑)
KP:親戚の人とかがN市に来たときとかに、宿が無いからって困らないように。
凛子:ですよねー。
斑鳩:そりゃそうだよねー。
植田:だったら、泊まって良いの?そもそも。
KP:だから、外部の人とかが来た時には、あわよくば洗脳してやろうみたいな。(一同爆笑)
毛留:やっぱりそっちかぁー!!だから今、はいって言いづらかったんだよ!(笑)
植田:でも、他にないよね…。
凛子:今日は土曜で、明日は日曜って事にしておこう。
毛留:早く都合つけないと、セッションに差し障るしなぁ。(笑)
植田:まあ、ビジネスホテルもネカフェも無いし、ここにするしかない。仕方がない。
斑鳩:とりあえず、宿はここにするってことで。昼のうちに、洋館見に行きません?あと、その前に懐中電灯を購入したい。
凛子:ホンマや。
斑鳩:私もすっかり忘れていたから。
毛留:まあ、ホームセンターとかはあるから…。
斑鳩:一人1個くらい買っておこう。あと、予備の電池も。
凛子:そう!絶対電池は要る!あと、塩も!
植田:塩!1キロ!
毛留:1キロでも足りないかもしれないから、でっかり袋買っておこうぜ。
KP:すしちく教本部の購買に、だいたいのものはあるので。
斑鳩:懐中電灯も…!?
植田:塩も!
毛留:あと、可燃物が欲しい。ライターとか。いざとなったら、たいまつを作れるくらいのものを。
斑鳩:三脚と包帯があるから、これに油を染み込ませればいいかな。
植田:ウォッカとかかな?
凛子ワンカップ大関を買って行きましょう。
KP:宿泊に来るすしちく教徒のためのものだから、ある程度のものは揃っています。

結局懐中電灯、電池、塩、サラダ油とお菓子を買い、エルグランドに給油することにしました。

凛子:では、町はずれの洋館とやらに、レッツゴー。
斑鳩:レッツゴー!

ACT-4-1 洋館(昼)

KP:まだ昼ですよね。
斑鳩:まだ昼だね。
KP:古びた、蔦とかがめっちゃ覆いかぶさっている感じの屋敷です。
凛子:中入る、とは言ってないからなぁ。
斑鳩:雰囲気出てる洋館っすねぇ~。
植田:パシャッ。写真撮った。
毛留:とりあえず様子だけ見ておいて、ツタを斬らなきゃいけないんだったら、それ用の道具を買わなきゃいけん。
凛子:でも、入らないよね?
毛留:入らないけど、入らざるを得ない可能性もあるんで、とりあえずなにが要るかだけ…
植田:ペンチなら持ってる。
斑鳩:マジ!?何で!?
凛子:工具箱?
植田:こういう調査とかで、何か要るかなーと思って。
斑鳩:いわゆる、古びた洋館なんですよね。
KP:外観だけで言うと、古びた洋館です。
斑鳩:周りは、塀とかで囲まれてますか?
KP:普通の家なので。柵とかで囲ってあるかな。
斑鳩:正面から見て、扉はひとつ?
KP:そうですね。
斑鳩:遠目から見て、鍵はかかってる感じ?
KP:かかっているかは、分からないです。そこまでは、入ってみないと。
毛留:耳を澄まして、まわりの音を聞きたいです。
斑鳩:あ、良いね。耳を澄ましてみよう。
凛子:〈聞き耳〉か。持ってないな。
毛留:〈聞き耳〉。洋館の前に立って、全体的に。(ころころ)失敗!
凛子:(ころころ)おっ。成功した。
植田:えーい。(ころころ)70。失敗。
斑鳩:〈目星〉を振ったら、何か分かりませんか?(ころころ)失敗。
毛留:98、ファンブルです。「うわぁぁっ!何か聞こえた!」
KP:はい。成功した人は、ただの静かな山間の、鳥の鳴き声とかが聞こえます。
凛子:残念。
KPファンブルの人は…鳥の糞が落ちてきました。(笑)
毛留:あっ。
凛子:あーあ…。
斑鳩:あー。はい、ハンカチどうぞ。
毛留:ありがとう…。
KP:日中は、そんなに情報は無いです。夜じゃないと。
斑鳩:洋館の出入り口だけ、確認しておきたいな。裏口はあるかとか。
KP:裏口とかは、特にないです。入り口はひとつだけです。
植田:見取り図は、さすがに手に入らない?
凛子:作りゃあ、あるだろうけど。
KP:見取り図は、まあ中に入らないと。
斑鳩:ドアが、今開くかだけ、確認してもいいですか?
KP:ドアは、開くには開きますよ。
斑鳩:じゃあ、ちょっと覗きます。
凛子:人が入った形跡とかは?
植田:中に入った人が「ママー」。
KP:特にないです。
斑鳩:待った!今「ママー」って言うな!呼び出したらどうすんだよ!(笑)
KP:静かな、古びた洋館としか、言いようがないです。
斑鳩:玄関前に、小麦粉でも撒いときゃ良かったか。足跡とか残るじゃん。
凛子:あ、そうか。
斑鳩:というのはどうでしょう。昼のうちに撒いておいて、夜になれば見えないし。と思ったんだけど。でも、よっぽぼの巨大生物が来たらどうしようもなくなるけどね!
毛留:ただ、巻き寿司がどんなふうに移動しているかが問題であって、ズリズリーって、海苔を引きずって歩いていたら、足跡とかは多分わからんと思う。(笑)
斑鳩:でも、ピョコンピョコンって歩いていたら!(笑)
植田:でも、小麦粉に流れたような跡が残っていたら、それだけでっかい生物が実在するって、証拠になるんじゃないかな。
凛子:でも、ちくわは浮いてるし…巻き寿司って、浮いてるの?それともズルズル移動するの!?
毛留:それすら分かってないんですよ、我々は。
凛子:そういえば、分かってなかった!
植田:図書館かどこかに行って、その辺のことを調べることは?
凛子:こういうのの生態は、分かるんですか?
KP:わかんないです!(笑)
斑鳩:分からないかー!(笑)
KP:巻き寿司がどう動いてるかなんて…。(笑)
斑鳩:小麦粉どうする?玄関の前にだけ撒いておく?
毛留:まあ、撒くのは撒いておこう。もしかして、野犬とか人の可能性は捨てきれていないし。
斑鳩:じゃあ、小麦粉だけ、コンビニとかで買っておいて、撒いても良いですか?
KP:はい。
斑鳩:ザバザバザバ。先生、先輩も手伝ってくださいー!
植田:ザバザバザバ。
毛留:バッサー。
凛子:バッサー。
植田:こういうのも、経費で落ちないかなー。(笑)
凛子:落ちないっすよー。(笑)
毛留:こいうのが沢山手に入るんだったら、これを洋館の中にぶちまけて、それから火を付ければいいんだ。ヘッヘッヘ!(笑)
斑鳩:粉が沢山あるところは火気厳禁だって言ってるでしょー!もう!!
毛留:まあ、たいていのKPは許可出さないよね!(笑)
斑鳩:これ撒いてたら、天ぷらが食いたくなってきたっす。
毛留:あれですね、磯部…ゲフンゲフン!!(笑)
斑鳩:タマゴ揚げたやつがいい。
凛子:よし!とりあえず、夜まで仮眠だ!
斑鳩:マジレスすると、夜中に動くから、寝てないペナルティは受けたくないから。
KP:夜中っていうか、日暮れだから。7時とか、8時とか。
毛留:日が暮れてから、周りの視界が悪くなったら、十分だろうと。
凛子:なるほどねー。
毛留:じゃあKP、鎌とか買っておきたいんですけど。
KP:はい。何に使うんですか?
毛留:あそこらへん、蔦とかが絡まってるんで。それをバサバサ切ろうかなと。
KP:はい。
斑鳩:こっちはどうかなー。デジカメと使い捨てカメラの確認をしておきたい。野犬か人間だったら、なおさら写真は必要でしょう。
KP:はい。それは買ってもらって構いません。他なんかありますか。
凛子:いや、特にないです。
KP:じゃあ、夜が来るのを待って、入るって感じですね。

次の記事に続く。

「すしちクトゥルフ」 その1

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*1

はじめに

「すしちく」とはいったい何なんだろうか。このセッションに参加した私にも、良く分かっていない。ただ、以下のように、道端に落ちていた巻き寿司を見て感銘を受けた人たちが居て、それがきっかけで「すしちく」というミームが生まれたらしい。そして、KPがこのシナリオを作った。そういう事らしかった。とりあえず、このセッションは楽しかった。でも、結局「すしちく」が何だったのか、よくは分かっていない…。

togetter.com

あと、「すしちく10連」っていう診断メーカーがあるので、ぜひお試しください。すしちくについての理解が進むかもしれないです。

光栄にも、私は今回のセッションのリプレイ化を許可して頂けたので、こうして記事をアップするに至りました。頑張って更新します。

実際のセッション時の時間の流れとは逆になりますが、まずはキャラクター紹介からご覧ください。

キャラクター紹介

KP:じゃあ、キャラクターの紹介から行く感じで。
一同:よろしくお願いしまーす。

1人目の探索者

毛留:じゃあ、行こうか。探索者名は、毛留太(けどめ ふとし)さんです。
斑鳩:なんて呼べばいいですか?
毛留:毛留でも、太でも。たまにあだ名でモルダーって呼ばれます。
斑鳩:モルダー。はーい。
凛子:本当だ。モルダーだ。とりあえず毛留さんで良いか。
毛留:歳は、21です。法律とかの勉強をしている感じ。出身はO市です。O大学に通っています。今回は多分、興味本位で付いてきている感じですね。「面白れーなー。そんな事あるわけないじゃん。ゲラゲラ!」みたいな。「はぐれ巻き寿司?なにそれワラ!」みたいな、多分そんな感じです。とりあえず、なぜか知らんけど、今回はレポート書けよって言われてるんで。もしかしたら、本当にあった事を書いたら、何かハネられるかもしれない。
斑鳩:ハネられる?
毛留:×(ペケ)さんに。×ファイルに放り込まれるかもしれない。
凛子:つまり、学生だけど、×ファイルの中のひとたちから目を付けられていると。
毛留:そんな感じです。
凛子:はい、分かりました。って私がゲームマスターのつもりで進行していた!ごめん!(笑)キーパー頑張れ!
KP:はい。(笑)じゃあ次の方。

2人目の探索者

斑鳩:PC名は、斑鳩昴(いかるが すばる)です。他のPCに超心理学者がいるので、その人のゼミにいるってことかな。
植田:はい。
斑鳩:年齢は20歳。だから、民俗学の専攻になるのかな。新聞部に所属していて、生来は新聞記者になるのが目標です。というわけで、〈写真術〉が80。いけるぜ。
凛子:そこに振っていったか。
斑鳩:〈歴史学〉とかも70。これは民俗学専攻だからです。で、先生がN市に調査に行くよってことで、単位目当てに付いて行ってます。
植田:多分、この研究室の授業を取ってるんだろうね。
斑鳩:付いて行って、レポートとかの手伝いをしたら、ポイントがもらえるんでしょう。ってことで。
毛留:くそ、単位足りねーんだよ。みたいな。
斑鳩:あと、〈説得〉高いですよ。80あるから。
凛子:説得が通じる相手だとは思ってないけどな!
斑鳩:まあ…念のためね!(笑)
毛留:説得ができるのかどうか!(笑)
KP:会話ができるのかどうか!(笑)
斑鳩:あと、〈図書館〉85あるので、文書関係は得意なんでしょう。あとは〈心理学〉80あるので、相手が嘘ついてるかは分かるかも。ただ、狂信者相手ではどうなるかねーっていう。頑張って行こうと思ってます!よろしくお願いしますー。

3人目の探索者

凛子:私の探索者は、中野凛子(なかの りんこ)22歳。出身は、O市、旧M町。現在の、O市K区ですね!
毛留:オレんちの近所だ。(笑)
斑鳩:O県の地理に詳しくないから、よくわからん。
凛子:空港っていうか職場の近所だね!一応、古物研究家っていう職業のデータを使った学生。多分、学芸員の資格を取るために、植田さんの研究室に出入りしているんじゃないかな。あと、車を持っているので。
斑鳩:おおー。
凛子:旧M町なんかに住んでたら、車は必須だからね!
毛留:本当にシャレにならんよ。
斑鳩:何となく分かった。
植田:うちら辺も、無いと暮らせない。
毛留:君のところも確かにね!(笑)シャレにならんよな!
凛子:〈運転:自動車〉は70にしました。あとは、普通なので。〈製作:論文〉55とかになったけど、余ったから取った。それにしては高いけど。後は、かまぼこを2つ持っています。
斑鳩:あ、こっちもカニかまを持った!
植田:こっちは、かまぼこ2個。
毛留:じゃあ、笹かま2つ。

ちなみに、かまぼこはMPの回復アイテムです。KPから一人2つまで持つことを許可されています。

KP:はい。(笑)
凛子:あとは、〈図書館〉〈博物学〉〈目星〉〈歴史学〉あたりが高いかな。その位です。とりあえず、皆を私の車に乗せていくんじゃないかな。軽自動車だけど。4人乗ったら、53号線60キロ出せる?って話になるけど。(笑)
毛留:きっと、凛子先輩に付いて行く感じになるんですよ。「先輩!そんな話あるわけないじゃないですか!ワラ!」とか言ってたら、「じゃあ、一緒に見に行こう。」ってなるんですよ。(笑)「先輩それウケルっすよー!」とか!
凛子:N市には、S県に住んでいる友達に会いに行くときに、乗り換えのため立ち寄ったことが1回だけあります!(笑)
斑鳩:リアルな話だなぁオイ!(笑)地理が地理だけに、微妙にプレイヤーの素が混じってるな!
凛子:以上です!

4人目の探索者

植田超心理学者の植田友斗(うえだ ゆうと)です。28歳男性です。
斑鳩:けっこう若い。
植田:みんなO大学だよね。O大学の准教授です。
毛留:28で准教授って、けっこう優秀よね。
凛子:院を出て、すぐ就職でしょ。すごい。多分、民俗学が専門なんだけど、趣味が超心理学とかなんでしょうね。
植田超心理学者として、民俗学をやっているのか。今回は、超心理学として、N市に調査に行きます。
毛留:まあ、そこはおいおい。
斑鳩:有名な変人教授なんでしょうね。
植田超心理学を目指した理由は、一時期のオカルトブームに憧れた結果です。Xファイルとか、銀狼怪奇ファイルとかね。INTが高いから本当に優秀なのかな。15ある。
斑鳩:けっこう高いな。
植田:〈アイデア〉は75あるから、発狂しやすい。(一同爆笑)
毛留:俺は〈アイデア〉85だぜ!?ヒャッハー!(笑)
斑鳩:こっちは60!微妙!
植田:ちなみにSANは60だから、本当に発狂しやすい…。まあ、そんなことをしているせいか、〈精神分析〉75あります。失敗しそうで怖いけど、75なら十分でしょ。
斑鳩:頑張れ。
植田:あと、〈応急手当〉が70あります。〈目星〉は60。そこら辺は普通の探索者。あとは、趣味技能で〈キック〉。武道を習っています。
凛子:〈キック〉!?
斑鳩:こっちも〈キック〉あるよ。
凛子:私は、その辺全然上げなかった。
毛留:〈キック〉と〈組付き〉あるよ。車に乗り込もうとしている巻きずしを、蹴り落とす仕事が我々にはあるんで…。
凛子:ウワー…。
植田:そして、N市を調べに行くってことで、持ち前の頭脳を生かして、〈言語:すしちく〉を20。
凛子:おおー…。頑張ったなぁ。
毛留:頑張った!
植田:そんな感じです。体力低いけど、注意してください。よろしくお願いしまーす。

ここで〈言語:すしちく〉について、キャラクター作成の前に行われた説明を入れておきます。

プリプレイの世界観説明

KP:〈言語:すしちく〉は、すしちく教徒が扱える言語です。
斑鳩:すしちく教徒…。
凛子:〈クトゥルフ神話〉技能みたいなものなのかな?(笑)
KP:違うんです。今回の舞台は、O県のN市っていうところなんですけど。
毛留:N市って…O県の中に該当する市がひとつしかねーよ!!(笑)
斑鳩:マジかよ!!(笑)
KP:N市民は、信仰の深さは差はあれど全員すしちく教徒なんです。(一同笑)金光教みたいなものをイメージして作りました。
毛留岡山市内にある黒住教みたいなものね!(笑)影響は与えているってことね!
凛子:じゃあ、我々はN市民ではないから、〈言語:すしちく〉は無いってことですか?
KP:その辺は厳密には言わないですけど。N市民であれば、最大30まで振れるんですけど、数字が大きければ大きいほど、熱心な信仰のロールをしなければいけないです。
凛子:私は0でいいです!
毛留:知らない方が面白そうな気がする。
KP:N市出身の人は、最低1なんです。初期値が1なんです。でも、1だと、親から見捨てられる危険があります。
斑鳩:怖いよ!!(笑)
KP:なので、止めた方が良いよってことで。それ以外の、N市関係ない人は、初期値は0です。
斑鳩:N市関係ない方が面白そうだな。(笑)
KP:なので、N市関係ない人でも、すしちく教を宗教学とか民俗学とかの学問で「やばい宗教があるな」という感じで学んでいるとか、研究している人であれば、最大30まで振れますよっていう。
毛留:なんか、O県立大学とかになると、研究している先生は居そうだよね。
凛子:興味深すぎる。
KP:N市の関係者は、職業ポイントで割り振っても良いですけど、それ以外の人は、興味ポイントで振って下さい。
斑鳩:それは、学問とかの関係でも趣味で振らないといけないの?
KP:そうですね。N市の人は、学問として必修だから仕方がない。N市じゃない人はすしちくなんか知らなくても生きていけるけど、わざわざそんなことを調べているわけですから!
斑鳩:なるほど!
毛留:N市以外の人間も、寿司とちくわは知らない世界なんですか?
KP:巻き寿司とちくわは、空想上の生物なので。
凛子:生物なの!?食べ物じゃなくて!?
KP:空想上の生物なので。人魚だとか、なまはげだとか、そんな感じだと認識しているんですけど、人魚を必死に拝む宗教があるなら、そういうふうな認識で見ている感じです。
斑鳩:まあ、信じている人は信じているでしょう。
KP:だから、わけのわからない空想上の生物を、必死に神格化して、拝みたてている訳のわからない一部地域があるよっていう話です。
斑鳩:それは確かに、訳が分からないね。
KP:今回、あなた達をN市に行こうねって誘ってくる人は、熱心なすしちく教徒です。
斑鳩:なんで誘ってくるんだろう…。
凛子SAN値を減らすため…!?(笑)
毛留:そりゃあ、N市もどんどん人口が減って行っているから!(笑)
斑鳩:トレーラーとして、どういう理由なのかなと思って。
KP:そうですね。最近、N市の廃屋の洋館で、人を襲う巻き寿司の噂があるんですね。
斑鳩:お、おう。
KPNPCの彼女からしてみたら、巻き寿司は温厚な生物だから。
斑鳩:待って…!(笑)
植田:生物…。
凛子:スイトンみたいに凶暴じゃないと。
KP:巻き寿司は温厚な生物なので、そんなことはするはずが無い!と。
斑鳩:河童は人を襲うハズがないんだ!これは何かの仕業なんだ!みたいに解釈すれば良いんですね。
KP:そうです。それで、あなた達を誘ってN市に行くという。今回は、NPCと知り合い、もしくはほかのプレイヤーと知り合いっていう設定になります。でないと、全然知らない人たちと一緒に、人を襲うバケモノを見に行くツアーに参加しなければいけないことになります。
斑鳩:嫌だなぁ。(笑)NPCの年齢は決まっていますか?
KP:その辺は、皆さんの設定に合わせていくので。子供じゃなくて、大学生とか、大人くらいで。NPCとクラスメイトだから、N市に行くっていう感じでも大丈夫です。
凛子:あー。
KP:ちなみに、あなた達をN市に誘うNPCは、〈言語:すしちく〉が80あります。
斑鳩:80!?
凛子:ダメだこいつ!もう敵になる予感しかしねぇ!
毛留:狂信者だ!!
KP:狂信者ベースで作っていますから!

セッション

斑鳩:これさ、このセッションに参加したら、キャラシーの「遭遇した超自然の存在」の中に…
凛子:言うなよ!今からその話は!ネタバレネタバレ!(一同笑)
斑鳩:だよねー!止めよう止めよう!
KP:何かに出会えるかもしれないですね!
斑鳩:そっか!
毛留:ってことは、魔導書も何か、我々が理解しえないものが…!
KP:しれないですね!(笑)では、セッション開始していきまーす。(拍手)

ACT-1 O大学

毛留:飲み物飲むなら今のうちだぞ。(一同笑)
KP:では、大名神奈子(だいみょう かなこ)さんという方から誘いを受けるんですけど。
斑鳩:大名…?
植田:大名神奈子。
KP:で、神奈子さんから誘いを受けるんですけど。どんな感じにしますか?全員居ることにしましょうか。
凛子:研究室の仲間なんじゃないのかな?
毛留:あとから電車で追いかけるのも面倒なので、登場しておきます。
斑鳩:じゃあ、研究室にたむろしている感じで。
KP:この人はガチでN市民なので、すしちくの事を広めている感じです。布教しているというか。
植田:で、教えられているのかも。
斑鳩:「こういうのあるんですよ!すごいんですよ!」みたいな。
KP:O大学の学生ではあるってことにしましょう。
斑鳩:はーい。3年生くらいかな。
KP:まあ、その辺は適当に、皆さんに合わせる感じで。
凛子:じゃあ、研究室にたむろってます。
KP:みんなたむろってますね。
斑鳩:先生、この論文みて下さい。みたいな感じで。
凛子:パン食べてたりするんだよ。食堂に行っても、ぼっちだからよ。(笑)
植田:課題読みつつ、コーヒー飲みつつ。
KP:そんな所に、ドアをバーンと開けて、神奈子が登場します。
斑鳩:なんて呼ぼう。神奈子さんでいいか。
凛子:ドア静かに開けなきゃ、また壊れるでしょー!(笑)
神奈子:そんな事言ってる場合じゃないのよ!
一同:え?
KP:神奈子さんは、N市出身で、今すしちく教を広めようとしています。で、O大学に通っています。自称、すしちく教のフランシスコ・ザビエル。(一同爆笑)
毛留:宣教師だ!
斑鳩:すしちく宣教師だ!
神奈子:ちょっと先生!先生いる?
植田:なんですかー。大名さん。
神奈子:ちょっと先生!地元の友達から、聞いたんだけど、人を襲う巻き寿司の噂って、知ってる?
凛子:はぁ!?(笑)
斑鳩:PCは、巻き寿司は想像上の生物だって知ってるんだよね!?(笑)
KP:妖怪が人を襲っている、みたいな感じです!
凛子:そんなぁ。いくらO県だからって、ツチノコ以上にレアなUMAが居るなんて信じられないんだけど。
毛留:「カナっち面白いよな!ゲラゲラ!」って笑ってます!(笑)
斑鳩:話を進めやすいように、「すみません。俺、H県出身なんで、それって何のことかわからないんですけど。」みたいに振ってみよう。
凛子:だから、神奈子は、N市出身だから、信じてるんだよね。巻き寿司が信仰の対象だから。
植田:巻き寿司っている神話生物がいて、それを信仰してて…
凛子:神話生物って言わないでくださいよ先生!(笑)彼女は真面目なんだから!
斑鳩:あー、あの妖怪!そっかそっか。
神奈子:妖怪じゃないわよ!巻き寿司は、大明神さまの、眷属なのよ!(一同爆笑)
斑鳩:大明神!!(笑)
KP:ちくわ大明神様の眷属です。
凛子:チクワァ…!(笑)
植田:それは、氏神みたいなものなのかな?
斑鳩:ちくわ大明神も、妖怪みたいなもので良いんですか?
KP:そうです。一般的には、そういう認識です。
凛子:人の会話の中に、スルッと入り込んでくるという!
毛留:N市に行くと、妖怪としての格がガーッと上がるという!
KP:神格として扱われています。
斑鳩:いやいやー。まだ河童のほうが、現実味があると思うんですけど。
凛子:そうそう。T市に行ったら、河童いるんだよ。(笑)
植田:たしか、巻き寿司って、温厚な妖怪で、人を襲うとか、そういう噂は聞かないけど。
神奈子:そうなのよ!巻き寿司が人を襲う訳がないのよ!温厚な眷属なのに!
斑鳩:えっと、巻き寿司って、温厚なんですか?
神奈子:温厚なのよ。
斑鳩:凶暴なのは?
凛子ヒバゴンだ。
KP:凶暴なのは…居ないんですけど。
斑鳩:いないのか。
神奈子:私の、友達の友達のお兄ちゃんあたりが!
凛子:それは他人じゃないのか!?
神奈子:N市の廃屋の洋館の前を通ったら、「ママー!ママー!」っていう鳴き声をした、巻き寿司に襲われて、今入院しているのよ!(笑)
凛子:ママー!?にわかには信じられない!!(笑)カナちゃん大丈夫!?
毛留:カナちゃん面白いよな!(笑)
神奈子:大丈夫じゃないわよ!
斑鳩:それ、野犬とかの見間違いじゃないのか?
凛子:いや、野犬と巻き寿司は全然違うじゃん。(笑)
毛留:いや、でも、あの町の人だったら、もしかしたら見間違えるかも。(笑)
凛子:確かに。言われてみたら、一理あるわ。
神奈子:野犬と見間違いだったら良いんだけど、巻き寿司が人を襲うなんて、あり得ないのよ!だから、みんなで調査しに行きましょう!
斑鳩:すげーっ。
凛子:興味はあるけど、そりゃあねえ。
毛留:野犬と見間違いだろそれ!(笑)
神奈子:野犬だったら、保健所に連れて行けばそれで済むじゃない。巻き寿司の汚名は晴れるわ!
植田:もしかしたら、大型の動物が、洋館に住み着いて、今子供を産んでて、それが気が立ってるのかも。
凛子:とにかく、前からN市には行ってみたいと思ってたんだよね。だって、すごく頻繁に巻き寿司の素晴らしさを語ってくれてるじゃん。(笑)
斑鳩:そりゃあまあ、新聞部としても、ネタにはなるかもしれないし。
凛子:神社とかがあるんなら、お参りはしてみたいなーって。(笑)
毛留:じゃあ、先輩たちが行くんなら、行くっすよー。(笑)
斑鳩:先生も行くんですか?
植田:まあ、行かなきゃねえ。
凛子:どうしようか?私の車、5人も乗れないんだけど。
毛留:軽4だと、ダメですね。普通車にしよう。
植田ハイエースで良いんじゃない?
毛留:一気に乗れる人数が増えた。「そうだ。先生の車にしよう!先生の車エルグランドですからね!」(笑)
凛子:まあ、初期でも〈運転〉は20%あるし。カーチェイスになったら私が運転しよう。
植田:安全運転だったら、たしか判定しなくても良いよね。
凛子:とりあえず、先生のエルグランドに乗って、北上!
斑鳩:おー!
神奈子:おー!
斑鳩:今日?
凛子:いつにしよう。とりあえず週末?
KP:それはまあ適当で。
植田:そうそう。ついでに、レポート提出な。
斑鳩:えっ!?これに関して!?じゃあ先生。単位の都合とか…課外授業ってことで。
毛留:ですよねー。
植田:よし。それで行こうか。
斑鳩:よっしゃー!
毛留:ヤッター。ただ我々は、これを実証しなければならないけどな!(笑)
凛子:これは、民俗学のフィールドワークなんだよ!まあゼミ旅行だよね。
植田:そう。あと、歴史を調べるわけで。
凛子:このN市の特異な文化を、レポートにまとめる!
毛留:そして我々は単位を得る!イェーイ。
植田:まあ、課題何にするか決めてなかったしねー。
毛留:神奈子さんはどうするの?
KP:神奈子さんは付いて行きますよ!
斑鳩:よーし。カニかまを調達しに行くぞ。
凛子:でも何でかまぼこなんだろうな。あ、食べて命札にするのかもな。(笑)
毛留:あ、やっべ。俺笹かま持って来てしまった。命札にはならねー。(笑)
斑鳩:俺、F市出身だから命札知らねーし!

portal.nifty.com

この記事の調査によると、かまぼこ板をプールに持って行ったことがある人が多い都道府県として、岡山はトップレベルである。へー。でも広島にもかまぼこ板を持ってプールに行ったことのある人、居なくはないっぽいな。

斑鳩:何だろうな。この地方トークが出る感じ。
凛子:まあ、O県だから。ということで、
KP:N市に行くことになりました。特に、買い物とかは良いですよね。
凛子:特にないです。マイボトルと、免許と、あとレジャーシートとティッシュ、スマホくらいかな。そしてかまぼこ。(笑)
植田:免許書取って来ます!
毛留:行きがけに免許センターあるから大丈夫!
凛子:本当だ。(笑)
斑鳩:デジカメ、使い捨てカメラ、三脚、カニかま二つ。ノート、筆記用具、包帯、おやつ、スマホあたりかな。
KP:はい。大丈夫です。
毛留:持ち物は、特に書いてないんですけど、多分非常識なものは持って行かないと思うんで。その時にKPに許可を取ります。「これは持ってるだろう」みたいなものしか出て来ないと思うんで。
KP:そんな非常識なものは持っていないということですね。ちくわとか、そういう冒涜的なものも持っていないと。はい!
毛留:はい!そもそも店に売ってない!

ACT-2 カーチェイス

KP:みなさんは、楽しいゼミ旅行をしているところですね。
毛留:はい。我々はずっと神奈子さんに、すしちくに教の素晴らしい話を、ずっと聞かされているんだよ。(笑)
斑鳩:そうだ。行く前にちょっと、N市のことを調べたりとかは。
植田スマホで。
KP:はい。〈図書館〉で。
斑鳩:〈図書館〉高いんで振ってみます。(ころころ)
凛子:私も。(ころころ)19で成功!
毛留:50だけど振るよ。(ころころ)24。成功。
植田:(ころころ)81で失敗。2chで調べたんだ。「ダメだ!出て来ない!」
KP:N市のどういう事を調べたんですか?
凛子:すしちく教がどのくらい普及してて、その教義はどういうものかっていう。
斑鳩:じゃあ、こっちは全体の地理とか。どこに何があって、という事を知っておきたいです。
KP:じゃあ。N市はO県北部にある、自然に囲まれた町です。
毛留:自然に囲まれた市です!
KP:で、N市では、すしちく教という独自の宗教が信仰されています。一般的に、巻き寿司とちくわは、空想上の生物として、お化けとか妖怪とか、そんなものとして捉えられているんですけど、N市では、ちくわ大明神。巻き寿司は、ちくわの眷属として崇められています。
斑鳩:巻き寿司は眷属。
凛子:ってことは、スイトンみたいに、ゆるキャラになってハローキティとコラボしたりしているんですかね。
KP:まあ、N市でそういうキャラクターを作っている可能性はあります。
植田:なるほど。
凛子:じゃあ、ちくわ大明神キティは必ず買って帰らなければならない。(笑)
KP:N市の人は、みんな信仰の深さの差はあれど、みんなすしちく教徒なので、巻き寿司は本当に存在するんだって言っている方もいれば、おじいちゃんおばあちゃんが言ってるから拝んでいるみたいな人までいます。
毛留:という事は、毎年5月になると、ご進講とか言って、巻き寿司とちくわの行列が。
凛子:あるかもしれない。
KP:そうですね。そういうお祭りがある可能性はあります。
斑鳩:訳わかんねー!
KP:そんな感じです。
斑鳩:「先生。巻き寿司とちくわって、本当に居ると思います?」資料を見ながら。
植田:うーん。なかなか出て来ない!(笑)
毛留2chで調べてるから、出て来ないらしい。
植田:まあ、ああいう妖怪っていうのは、元になったものがあるらしいからねえ。
斑鳩:つまり、巻き寿司とかちくわにも、何かベースになるものがあったと、昔。
植田:かもしれないね、大きな生物とか。でっかいミミズだったりとか。
斑鳩:プレイヤー発言だが、そういう神話生物って居るよね。
凛子:居るねえ。
斑鳩:まあ、それは置いといて。前準備はそれくらいで大丈夫かな。ガイドブック、買えないかな。
KP:ガイドブック買ってもらってもいいけど、あるのかな、そんなの。田舎だし。
毛留るるぶの、県北版。津山、蒜山あたりにもしかしたら新見も入ってるかもしれない。
斑鳩:じゃあ、るるぶを購入したいです。どっちかって言うと、地図として活用したくて。
KP:はい。
毛留:まっぷるも買っておくよ。
凛子:ああ、スマホのバッテリーを持って行くぞ。
KP:じゃあ、そのまま北上するってことで。O大学から北上して、K市あたり。K市のKトンネルです。
斑鳩岡山県民じゃないから、わかんねー!
植田:まあ、とりあえずトンネル。
KP:このあたりで、神奈子さんが、ぽつりと。「みんな、このトンネル、知ってる?」
斑鳩:え、知らない。
植田:知らない。
神奈子:ここ、出るらしいわよ。幽霊。
植田:幽霊?
凛子:それは、並走してくる、すごい足の速いやつですか。
KP:そういうことですね。
植田:足の速い、おばあちゃん。
斑鳩:ダッシュばばあ?そんなお化けなんか、居るわけないじゃないっすかー。
KP:「そうだったらいいわね。ふふふ。」(一同爆笑)では皆さん、〈幸運〉を振って下さい。
凛子:えっ!!?〈幸運〉!?(笑)こわいよー!
毛留:ちょっ!おま!!(笑)
斑鳩:〈幸運〉!?(ころころ)成功!
凛子:(ころころ)失敗!91!
毛留:(ころころ)76失敗!
植田:(ころころ)失敗。
KP:成功した人たちは、運が良いんですね。ふと目を窓にやると、何者かがダッシュで走って来ている姿が見えますね!
斑鳩:そっかー!
毛留:多分、バックミラーで見ちゃったんだろうね…。(笑)メッチャ恐怖やで!
斑鳩:ふと横を見たら、居たんだろうねー。
KP:運転していたら、全力ダッシュしてきた人間が見えます。じゃあ、SANチェックです。(一同爆笑)
斑鳩:知ってた!!(笑)
植田:運転してるんだけど!?
凛子:運転中にSANチェック!?成功しろよ!?死んじゃうからね!?
植田:(ころころ)79。
凛子:失敗しとる!
毛留:(ころころ)成功。
斑鳩:(ころころ)成功した!
KP:成功で0、失敗で1d3ですね。
毛留:たけぇ!ちょっと待て。我々は、今、運命を託さないといけない相手が、一番ドツボにハマってるって、どうよ!?
植田:お前の出番だ。てい!(ころころ)3でした。
凛子:3…!?
植田:メッチャびびった!(笑)
毛留:しょうがないけどさ。今我々の命を託しているのは君だからな!先生ー!!
凛子:せんせーッ!!
斑鳩:うわー!どうしたんですか先生!いきなりハンドル切ってー!
植田:えっ…!?
毛留:先生頼みますよ!?
斑鳩:そういえばさっき、人影が見えた気がしますけど。なんか見ました?
毛留:…いえ?(笑)
KP:nowで今、追いかけてきています。
植田:えっ、ちょ、待って!気のせいじゃないのこれ!?
KP:追いかけてきています。
凛子:じゃあ、私たちも、振り返ってみたら、
KPSANチェック入ります。(一同爆笑)
斑鳩:わーい!みんなSANチェックだ!
毛留:いや待て!でも今のは…振り返るわなー。振り返らないほうが無理がある!
斑鳩:つまり、これ、気が付いてなかったら、追いつかれていた可能性が…?
凛子:とにかく振るよ!(ころころ)成功!
毛留:(ころころ)成功です。
KP:成功した人は0です。
植田:あれは気のせい!あれは気のせい!!
斑鳩:ちょっ!近づいてきますよ!
KP:なので、この幽霊を振り切るために、カーチェイスをします。
凛子:ギャーッ!!(笑)
斑鳩:キャアー!(笑)
毛留:いきなりかよ!!(笑)

次の記事に続く。

*1:トレーラー制作:KP

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)