Cobolerの実験場

書きたくなった文章を置きに来る場所

「Voodoo In My Blood」 その5

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クライマックス戦闘していますが続きです。

RL:受けます!《死の舞踏》するには距離が足りなかった!
オリヴィア:〈白兵〉〈葉隠〉〈死点撃ち〉その他色々組み合わせて、達成値は21。
間宮:実質、ダメージ+21じゃん。
RL:そんなものは避けられるわけがない。リアクションできないからカードも捨てられませんよ。ほらやってごらんなさいよ。
オリヴィア:いや、差分値は乗らないんだ。ダメージは+15スタート。仕方ないのでジョーカーを使います。Xの26。後ろに回って、ブラックストリングを首にまわす!
RL:んー!!リアクションできない。これは《霧散》を使うしかない。ブラックストリングの攻撃は受けたんだけど、傷口がすぐに塞がってしまう。「まだまだイケるんだもん!」キモいわ!
オリヴィア:夏貴さん!そろそろマカブっちゃっていいんじゃないですか!?《霧散》使わせたから、そろそろ通るんじゃないかと思って。
高御堂:おおっ?
RL:おお?じゃあ、改良型アルウラネは《突然変異》を使用します。《死の舞踏》であなたをマカブる!
オリヴィア:ひぎゃー!誰か助けて!(笑)
ランスロット:残ってるのは《霧散》だけです!(笑)
間宮:じゃあ、こっちが〈具現者〉を使って、《天変地異》を《電脳神》相当で!どういう演出で向かってくるんだ?
RL:そりゃあもう、生体武器:爪をシャッと構えて。突撃してくるんですよ。
間宮:じゃあ、それを盾で受け止めて。その瞬間に電流が流れて、爪がちょっと溶ける!全然《電脳神》って感じじゃないな!自分でやっててアレだけど。
オリヴィア:電気が流れてたら良いんだよ。(笑)夏貴さん!今度こそ!さっき失敗してたし。
ランスロット:やる価値はあると思いますよ。
高御堂:よし。じゃあ《死の舞踏》。片手持ちの剣なんだけど、猛スピードで二刀流みたいに見えるような感じで斬り込みにいく。改良型とやらを狙うぞ。
RL:あれ、これどっちから来るの。防げない!!って感じですね。もう神業は残っていないので、斬られました。ギャー。
高御堂:残っていなかったか。よかった。
RL:支援キャラだったのに。間宮は待機ですか?
間宮:当たる気がしないけど。普通に攻撃してみよう。ハートを出して、〈白兵〉〈知覚〉で13!
RL:誰を?あ、こいつか。
間宮:小人は違うなーと思って。
RL:小人はね、協調行動を取っているタスニムか、遠くで指令を出せる誰かがいないと動かないという設定なので、ひとり残されたら何もしなくなります。
間宮:じゃあ、タスニムを攻撃します!
RL:回避ができないんだなー、これが。ヤバイわー。失敗しておこう。〈笑顔でカバー〉!じゃあ、回避に失敗して転ぶ。そして、尊い笑顔をノヴィツキーの方に向けます!(笑)
オリヴィア:出た!(笑)
間宮:差分値は入らないので、Iの14!
RL:Iの14!そうかー。メイルドフェアリーは大して防げないので、5点防ぐ。9になるな。
間宮:差分値が入らないと、ホント地味なダメージだな!
RL:9なので、朦朧になるんだけど、小人の〈清浄な器〉を使用。バッドステータスを解除します。
ランスロット:ほう。
間宮:ずるい!
RL:演出的には、辛うじて小人のアドバイスによって致命傷を避けた。でも小人はもうヘロヘロです。そんな感じ。
高御堂:なるほどね。
間宮:質問じゃないの?
RL:未来予知的な何かで、相棒を動かしているんだと思いねえ。
間宮:あーなるほど。行動自体を2回したら動かなくなるの?
オリヴィア:とりあえず、何か行動させたら、1回行動。あと何かさせたら、死んでしまうんや。(笑)
RL:いや、厳密にはカウントしてない。カット進行中は有効、くらいに考えて下さい。じゃあ、私の番でいいですね。
ランスロット:こっちの番がなかなか来ない。(笑)
RL:小人…は、〈ユニゾン〉。ダメージが全然入らなくて悔しいので、タスニムがまた動きます。間宮に向かって〈妖魔の狩り人〉〈白兵〉です。達成値は17。バッドステータスを受けている人だけを狙う!とっても卑怯な子です。
間宮:17!?理性…〈八面六臂〉〈自動防御〉〈知覚〉で、18!ガシャン!
オリヴィア:避けた!!
ランスロット:おおーっ!やった!
高御堂:なんて打ち合いだ!(笑)
RL:くっそー。次は7の人です。
大吾:頑張れー。
ランスロット:寂しいんで、前に行っていいですか?(一同笑)
大吾:ナンダソレー!(笑)
オリヴィア:ダメージ受ける機会があったら、神業使えるかもしれないから!(笑)
ランスロット:それ!(笑)どっちを攻撃しよう。
RL:そうか、中距離まで攻撃できるのか。
ランスロット:とりあえず、誰が問題なんでしたっけ?
間宮:小人は放っておいても大丈夫。
高御堂:遠くの方から潰した方が良いんじゃないかな。
オリヴィア:未行動のやつから潰すのはアリだと思います。
ランスロット:じゃあ、これでタスニムさんを支配してしまおうか…。
RL:げー!BSで支配をくらうんですかー!(笑)できるんかい!
ランスロット:ダメージが精神崩壊のかわりに支配にできるんです。やってみよう。マイナーで〈血脈:夜の一族(魔性)〉。精神ダメージが+6。〈心理〉〈交渉〉で、〈幻覚〉〈血脈:夜の一族〉。達成値は21です。
RL:〈自我〉は12でリアクション…。
ランスロット:差分値は9なので、24ダメージです。
RL:24!?それは…しょうがない。《守護神》を使う。小人がまだ使える!でもこれで終わり。
ランスロット:あー。
間宮:だいぶ減って来たな。今ならカッコよく行けますよ!
高御堂:行くの!?じゃあ、ちょうどいいや。その横から飛び出す形で。女にとどめを刺します。《死の舞踏》。
ランスロット:演出的には、一歩前に踏み出しまして、普段この子の目は青なんですけど、赤い目で。じっと見つめます。それで動きを止める。
大吾:うわっ!攻撃色じゃ!
ランスロット:どうぞ!
RL:ひどい!自分の演出で人の活躍をかっさらって行ったぞ!(笑)
高御堂:ハハハ!(笑)
RL:というわけで、高御堂の攻撃がクリーンヒット。
ランスロット:あとは、煮るなり焼くなりご自由に。
高御堂:なんか、微妙だなぁ!(笑)
オリヴィア:ドンマイっす。(笑)
高御堂:(裏声で)「俺の活躍の場がー!!」タコ殴りです。
RL:わーい!死んだ!
高御堂:活躍させてもらったっていう状態なの!?(笑)
ランスロット:おっ?(笑)
オリヴィア:タスニムー。って後ろの人が言ってる。
RL:あっちゃー!やられた。残っているのは《天変地異》だけなので。しょうがない。このまま放っておいたら、タスニムの小人は助かりません。でも、大吾さんが持っている小人を、《天変地異》で破壊します。横から機械か何かが衝突した感じで。
間宮:やばい!証拠がなくなる!
ランスロット:ハハハ!(笑)
大吾:しょうがないなー。《黄泉返り》。
オリヴィア:あっ!
RL:小人ォー!(笑)
大吾:良いんじゃね?
オリヴィア:じゃあ、今は破壊されたけど、シーン終了後に生き返るって感じですかね?
大吾:表向きは破壊されたってことにしてしまえ。
高御堂:そういうことね。
大吾:でもこっそり復活させる!
間宮:「驚いたか。」みたいな。
大吾:というわけです。で?

第3カットのCSは、大吾10⇒高御堂8=オリヴィア8=間宮8=ノヴィツキー8=ランスロット7です。

RL:ノヴィツキーはAR残っていないので、ここでクリンナップ。第3カット、セットアップです。
間宮:よし!クリンナップ過ぎたからマイナス修正はない!
RL:そうですねー。
間宮:近寄って先制取るか。
オリヴィア:近寄らない方が良いんじゃない?
RL:では、8なので皆さんからどうぞ。
大吾:あ、タイプXはシーン中なんだわ。だからCS10。でも、動くしかないわな、この距離だと。結局、一歩踏み出すしかできん。
RL:じゃあ、一歩踏み出しておこう。
ランスロット:近距離に攻撃できる手段がある人は?
間宮:ない!
オリヴィア:ない。
高御堂:近距離はあるけど、ダメージが少ないんだよなー。
ランスロット:なんなら、中距離まで攻撃できるので、私がやりましょうか?
RL:そうか。その手があったね。
オリヴィア:でも、こっちが待機したら向こうが動くことになるか。どうだろうな。
大吾:さっさとやった方が良いんじゃね?
オリヴィア:じゃあ、全員動いておくか。
ランスロット:わらわらと。
RL:こっちが動きますよ。近距離のあなた方に向かって、〈爆破工作〉〈元力:器物〉〈射撃〉〈鉄砲玉〉。達成値は…ンー!15です。〈笑顔でカバー〉が入ってもこれですよ。
間宮:なぜ!?
RL:いや、もう時間ないんで…。
間宮:おう。じゃあ、こっちが。パリー型カブトの面目躍如してえ。(笑)
RL:酩酊は解除されたからね!
間宮:ごめんなさい!〈白兵〉〈八面六臂〉〈自動防御〉で!ずっと酩酊受けてて使いどころがなかった!ハートのA!21!
RL:はーい。これで全員分が防がれたか。
オリヴィア:未然に防がれたか。
RL:演出的には、〈元力:器物〉が入っているので。ポルターガイストみたいに、いろんなものが動いて襲ってきている感じですが。
間宮:こっちは、〈元力:電磁(正)〉で対抗したってことで。元力には元力を。
RL:そんな感じだな。「もう終わりだな…」という顔ですが。CS7の人、どうぞ。
大吾:とどめをさしてあげなさい。
ランスロット:はい。〈心理〉〈交渉〉〈恐怖〉〈幻覚〉〈血脈:夜の一族〉〈夜の住人〉。いつものコンボです。達成値は21。
RL:〈自我〉なんてない!ぶっちゃけ失敗だ!
間宮:達成値そのままダメージ!?
オリヴィア:もうこれで終わりだ!(笑)
RL:カッコよく演出しちゃって下さい!
間宮:投降させるの?
ランスロット:こいつ、何したやつでしたっけ?
大吾:なにしたやつ…!(笑)
RL:あの小人を作るために、おそらく何人もの人間を吊るして来たでしょう。
間宮:あと、3年前にドラッグ作ってたし。
ランスロット:では、先ほどと同じように、赤い瞳で見つめまして。今度は攻撃が成功したので、スッと指をさし向けて。「お前のしたことを、全て打ち明けなさい。世間様にね。」
大吾:自白しろってさ!
RL:えー!?ヤダー!カッコ悪いー!拒否したが…まあ、支配を受けてるんだから仕方がないかぁ。
間宮:シーン中のみ、ですけど。
RL:まあ、虚ろな目で自首するってことにしよう。
ランスロット:そうか…シーン中だけだった…。
大吾:支配できるのはシーン中だけだっていうなら、今すぐカメラを用意して、その前で自白させよう。
RL:とりあえず、カット進行が終了したのでエンディングフェイズに入りましょう。
オリヴィア:はーい。

エンディングフェイズ

お宝の後始末

RL:ノヴィツキーはいう事を聞いて、オリヴィアさんに付いて行きますよ。タスニムが持っていた小人は、力を使い切って動かなくなりました。
間宮:かわいそう。
ランスロット:数匹、回収して行っていいですか?忘れてた!(笑)
RL:なので、この奥に行ったら、畑があります。
大吾:わーお。
間宮:これが、屋内菜園。
RL:というのも、アストラル界に作った幽屋エリアに、畑があるんです。そこに発電機を持って行って、照明を当てて、マンドレイクを育てて。それを遠隔操作して引き抜けば、悲鳴を聞かなくて済むという農法を確立しておりました。この畑は《タイムリー》で作ったものです。
オリヴィア:あー、なるほど。
RL:タタラですから。
高御堂:つまり、このまま引っこ抜いたら、
RL:ギャーーー!(笑)
間宮:やめんか!(笑)
RL:ですが!手つかずのまま残っております。警察には、「畑は見つかりませんでしたぁ」とか言っておけば、畑はまるっとあなたがゲットできますよ。
ランスロット:よろしいですか?(笑)一応、許可は取ります!
間宮:こっちは、ヒルコ強盗の正体がこいつらだった、っていう証拠が残ればそれでいいんだけど。
ランスロット:じゃあ、さっき支配下に置いた人を示して!「これをあげますから!」って言う!(笑)
オリヴィア:レニさんの《完全偽装》で、CFCへの被害はない。じゃあ、分かりました。この中に残った痕跡を、《完全偽装》でヘイロンのせいにします。(一同爆笑)それだけ公表して頂ければ大丈夫!!!
間宮:最悪だ!(笑)すごい!罪をなすりつけたー!
RL:サイテーだ!(笑)全然関係ないヘイロンに!あ、でもCFC的にはベストなのか!?
大吾:わーお…。
ランスロット:くすくす笑いながら!「いいでしょう!これは、ずいぶんと愉快なことになりそうです!」
間宮:つまり、今回の事件も、結局はヘイロンのせいだった、ということになるの?
RL:ヘイロンの生物兵器として使われてたのがあのヒルコ。さらにバサラを使って得体のしれない畑まで作っていたんだけど、バサラはこの通り精神崩壊してしまったので、畑がどこにあるのか分かりません。と言ってしまう!幽屋の場所は、入り口をどっかに移せばいいんですよ。誰かの《タイムリー》とかで。(笑)
間宮:ひでえ!(笑)
大吾:ええんかそれ。
ランスロット:いいんですよ。(笑)
オリヴィア:《完全偽装》ですから!
大吾:俺的には、ここは潰しておきたいんだがなあ。
RL:なので、「もうそろそろ終わったかなー」と思ってやってきたサーシャが。やろうと思えば《天変地異》でぶっ壊すこともできるんだけど。
ランスロット:それをされると、ちょっと困るんですよねー。(笑)
間宮:わかった。じゃあ、幽屋エリアは残す。工場自体は、焼き尽くす。
RL:それでいいんじゃないかな。
オリヴィア:多分、大吾さんのポケットから、「でしー」って声が聞こえてきたんや。(笑)「仲間殺しちゃうの?」みたいな。
大吾:何か思う所があるのか、そいつは。(笑)
サーシャ:どうでもいいよ。CFCのクグツさんが好きなようにすれば、この事件も無かったことになるし、犯人も捕まるんだろ。
オリヴィア:言われたことをやるのが普通のクグツ。その中で弊社に最大の利益をもたらすのが、エリートのクグツ。(一同爆笑)
間宮:こ、このクグツ、デキる!!
RL:ハンパないよ!(笑)
高御堂:カッコイイね。(笑)
RL:というわけで、畑は無傷であなたのものになりました。
ランスロット:さすがにただ働きというわけにも参りませんのでね!(笑)
間宮:怪盗だからなぁ。
RL:この畑から死なないように気を付けながらマンドレイクを引っこ抜いて、マリーさんに売ればおそらく1プラチナム以上の価値はあるでしょう。畑も何かに有効活用できるでしょうし。
大吾:やれやれだな。

ヘイロンとジェイドと俺

RL:という感じで、シーン終了しましょうか。次のシーンカードは、カゼ。エンディングはあんまり作っていなかったので、とりあえず、番号が大きい人からやっていきましょうか。山札めくって。
間宮:9です。マヨイガモリに行くよ。缶を持って。
RLダブルクロスのシナリオクラフトについてたエンディングチャートを、山札から引いた数字に適用させたものを作って参りました。9なので、「新しい依頼を受ける」って書いてある。
間宮:ジェイド、ジェイドー。
RL:「呼ばんでも、ここにおるがな。」と、足元から声が。
間宮:たぶん、毎回これなんだな。「すまんすまん。今回のことは、何とかなったよ。」缶を開ける。
ジェイド:ああ~、スマンのー。これはまた…。で、どういう事だったん?あれは結局、ヘイロンのせいなん?世間的にはそういう認識になっとるんやな?
間宮:「うん。世間的には…ヘイロンのせいってことで…。」目をそらしながら。(笑)
ジェイド:はぁ~、ヘイロンかぁ。またアイツらか。
間宮:なでなでなでなで。
ジェイド:ああー…ゴロゴロゴロ。ちょっ!!やめぃ!
間宮:すごい。本物の動物って、こんなんなんだ。
RL:「人のことを動物扱いすんなと…!」と言って肩を怒らせるんだけど、「まあ、仕事の話をしようか。」キリッ。
間宮:「次の依頼?」次の缶を開けながら。
ジェイド:だって、市民登録しとらんウチらが、隅田川より先に行けると思う?
間宮:行けないんだ!?ああ、大変だなぁ…。だから偽造IDが必要なんだな。
ジェイド:そういうわけで、ヒルコ街の若いのが、検問から先に連れていかれたらしいねん。何とヘイロンアーコロジーやで!
オリヴィア:ブハッ!(笑)
間宮:じゃあ、それを聞いて、動揺してバキッと!缶がひとつ手の中で潰れる。いたたたた!(笑)
RL:いやー、どういう依頼にすればいいかなぁ…。「大したカネも用意できん。受けてくれんでもエエんやけど…」
間宮:「いや、聞かせてくれ!」と言いながら、痛そうにしています。(笑)
ジェイド:まあ、別にな、モフりたいっていうんならな、依頼を片付けてからにしてくれればええんや。今回みたいにな!猫好きに悪いヤツはおらんからな!
間宮:「そいつは有難い…」というわけで、依頼の話を聞きましょう。
RL:という感じにしておきましょうか。よく分からんけど、とりあえず、あなたはジェイドと仲良くなった。
間宮:やったぁ。

私、優秀ですから

RL:では次のシーンです。PC4!
オリヴィア:こっちか!7です。
RL:7。「助けた人から感謝される。」…でもまあ、多分レニからかな?というわけで、シーンカードはトーキーか。じゃあDAKからは、ヘイロンアーコロジーの中から出てきた人が「ノーコメントです!」とか言ってる映像が流れている。
間宮:そりゃあノーコメントとしか言いようがないよね!(笑)
RL:「あぁ~…これは期待以上の効果デスネェ!さすがオリヴィアさんでーす!よくやってくれました!」と感謝される。
オリヴィア:ありがとうございますボス。ですが当然ですわ。私、優秀ですから。(笑)
コールマン:Oh、「私優秀ですから」とか言っちゃう子は初めて見ました!デモ、私、そういう子は嫌いじゃアリマセーン。これからも、ヘイロンに罪を…それは…(苦笑)
大吾:さすがにそれはヤバイような気がする!(笑)
RL:まあ、このやり方がどうなのかは、ルーラー的にもやり過ぎ感はあるんだけど。(笑)
オリヴィア:ヘイロンの子会社あたりにすれば良かったかな。
コールマン:まあ、やりすぎ感は否めませんが、このやり方はナイスでーす!これからも、キャンディの明日のために、頑張っていきましょーう!というわけで、今日は私のオゴリでディナー行きましょう!
オリヴィア:やった!ボスのおごり!
RL:あとオオゲツ事業所の皆さんにも、お寿司デリバリーしちゃおうか、みたいな。
間宮:すげえ!
大吾:おいおい、そんな大盤振る舞いできるんかい。
RL:できる。〈血脈:悪魔の一族(魔性)〉を使ったらレニの外界は10になるので、それで〈予算獲得〉すれば10報酬点だよ!(笑)
大吾:うーわー…。
オリヴィア:「ありがとうございます。これからも、弊社のために!」と言ってウィンクぱっちんで終わります。(笑)
間宮:かっこいい!

快刀乱麻を断つ

RL:では次!シーンカードはハイランダー。PC3です。
ランスロット:4です。
RL:4は、「慌ただしい日常」。じゃあ、頑張ってマンドレイクを引っこ抜き、売ってお金になったと。じゃあ、何をしている日常にしましょうか。
ランスロット:慌ただしい?
間宮:こっちが勝手に慌ただしくしましょうか。
RL:どういうこと?
間宮:例えばトーキーが押しかけて来るとか。そういうのは良く無いか。
オリヴィア:それとか、ケルビムに追いかけられてみるとか。
RL:あー!
オリヴィア:あなたの日常は、お仕事なんじゃないのかい?
ランスロット:なるほど!
RL:ランダムシーンチャート的には、高級ホテルとか。
間宮:次の計画を練っているところに、警察が突入。
大吾:警察のエントリー!
ランスロット:じゃあ、そういう流れで!(笑)マリーさんに、畑の件はまるっと投げまして。
大吾:投げるの!(笑)
RL:お金が手に入ったので、「次は海外かなー!」って感じでパンフレットを眺めていたら、ガサが入ったみたいな。
ランスロット:おっと。
間宮:ドンドン。ブラックハウンドだ!扉を開けろ!(笑)
大吾:いやいや。ブラックハウンドはそんな生易しいことはせん!ドアがあるんだったら、爆破する!(笑)チューブ状の爆薬みたいなものを仕掛けておいて、3、2、1、ドゴーン!!
オリヴィア:突入ー!突入ー!
大吾:フリーズ!!ブラックハウンドだー!位のことはやる!(笑)
ランスロット:では分かりました。こんなところで使うことになるとは思っていなかったけど!《霧散》!(一同爆笑)
間宮:《霧散》したー!
ランスロット:それで爆発の衝撃を全て受け流しまして。窓の枠に立って、マントをなびかせながら。帽子を取りまして。「いやぁ、皆様!!今宵も過激で!お元気そうで、よろしゅうございますね!」
RL:なんだろう。盗んだ宝石、美術品…
大吾:何かしら、山のように盗んでいるんだろうな!(笑)窓のそばに居るんなら、刀を持ってる隊員あたりが、切断して道を切り開こうとするかなぁ!
間宮:早くカッコよく逃げるんだ!
大吾:いや、そういう攻撃を紙一重で避けていくのが怪盗じゃね?(笑)
オリヴィア:血気盛んなヤツが一撃かましてくるけど、
ランスロット:バック宙で逃げます!鉄骨からヒラリと。
間宮:おっとぉー!それ、空中に投げ出されて…
ランスロット:大丈夫です。ヴァンパイアですから。「お元気そうなのは大変よろしい。ですが、まだ捕まって差し上げるわけには、いかないんでね。それでは皆さん、また今度!」というわけで、血気盛んな、斬りかかってきた隊員の目の前に、大量のコウモリが。
RL:うわーっ!
間宮:ヴァンパイアだー!ヴァンパイアだー!
RL:そして、高級ホテルの壁面を、垂直方向に走って逃げていく…って感じですかね。カッコ良すぎるわ!(笑)
オリヴィアランスロットが逃げたぞ!追えー!(笑)
大吾:地の果てまで追うんだー!
ランスロット:後には笑い声が残されていく。(笑)
RL:というわけで、今日も慌ただしい日常を送っているのでした。めでたしめでたし…。こんな日常が!!(笑)
高御堂:やだよそんな日常!(笑)

新しいチャンス

RL:PC2!シーンカードはエグゼク。ですので、…
高御堂:カードは6です。
RL:「犠牲者を悼む。」ランダムシーンチャートには、小さな料理屋の奥にある個室…とあるが。まあタチアナのバーだろうねえ。
オリヴィア:報酬受け取らないといけないね。
間宮:誰?犠牲者。
RL:名前は分からないけど、ビルの中の沈黙の池で処理されてしまった死体のことでしょうよ。レッドエリアの名もなき無辜の民が…。
高御堂:「あー、疲れた。」カウンターのテーブルにぐったり伏せます。
RL:「ああ、お疲れ様。」と言って、プラチナムとゴールドが渡されます。
高御堂:うん、確かにね。つーか酷いよ。俺に後片付けを押し付けてトンズラしやがって。
オリヴィア:ああ…。やられたね。
タチアナ:まあ、まあ。あの子にも色々事情があったらしいねぇ。あたしも死ぬかと思った手前、許すわけにはいかないんだけど…
高御堂:ま、今回はそれで勘弁してやってくれ。一応、俺も関わっちゃったからね。
タチアナ:それにしてもあの時、あんたにコールして本当に良かったわ。これからもウチのお世話、してくれないかしら。
高御堂:…やめとく。
RL:仕方ない。ちょっと袖の下から…(笑)
間宮:袖の下からー!(笑)
高御堂:別にお金は興味ないんだけどなあ。まあ、暇するよりは良いや。
タチアナ:そうね。あそこに居て、いつ仕事が来るか分からないよりは、確実に仕事をさせてあげられるわ。
高御堂:ろくでもない依頼なんでしょ。
RL:そうなんだけど。「そうだねぇ、今は河渡とカーライルの抗争が忙しいから、そういう仕事は尽きないと思ってるのよ。」
間宮:ろ、ろくでもない仕事だ。
高御堂:じゃあ、後から渡されたぶんは向こうに戻して。「いいよ、面白そうだから乗った。」
RL:「助かるわー。」にこにこ。
高御堂:俺よりろくでもないやつらが4人もいることは、よくわかったし。(笑)
RL:まあ、世の中には本当に色んな人がいるよねーって感じで、次行きましょうか。(笑)
間宮:ろくでもない認定されてる!(笑)

新人研修

RL:だって、「いつカチコミに行くの?今でしょ!」みたいな連中ばっかりだったじゃん!(笑)では、最後のエンディングです。シーンカードはチャクラ。
大吾:ここでチャクラか。
RL:ここには固定エンディングを用意しています。というわけで、アメリアのところに、報告に来ています。
大吾:サーシャの前かと思った。
RL:二人ともいます。
大吾:両方か!はいはい、分かった。「つーわけで、とりあえずお仕置きはしといた。」
サーシャ:された。(一同笑)
間宮:かわいい!(笑)
オリヴィア:しょんぼりしてる!
大吾:これで良かったのかい?なんだかあんまり、役に立った気がしないんだが。
アメリア:はい。実は、お願いがあるんです。
大吾:は?誰の?
RL:「剣十字修道会、私も入る。」(笑)アメリアに代わって、「という風に仰って下さっているので、しばらくこの子の面倒を見てくださいませんか?先輩として。」
ランスロット:そしてこの笑顔である。
大吾:ブフゥ。(笑)こらこらこら。新人教育は俺の仕事じゃないぞ。勘弁してくれ。
アメリア:いえ…私もバックアップ任務が色々と忙しいものでして…新しい予言もまた預かっていますし…。
大吾:あー、それは他のヤツなんだな?
アメリア:そう、ですね。ヤオヨロズモールご存知ですか?斑鳩の…
大吾:ああ、なんかあるんだってな。
アメリア:ええ。リニューアルオープンするそうなんですが、あそこで何かが起こるようなのです。新人研修といっては何ですが、連れて行ってあげてくださいませんか?
大吾:おおー!?
高御堂:新人研修!(笑)
間宮:いきなり!
大吾:何やら物騒なことがあるってえのを、新人研修のかわりに使おうってのか!?
サーシャ:私、行けるし!
大吾:ガシッ。ぐりぐりぐり。(笑)「正気か?」アメリアに向かって。
アメリア:ええ、そうですね。この子も言っていたのですが、救世主は確かに私たちの間に住みました。それは、ご自分の持つ奇跡の力を、私たちに分け与えるためだったと言われています。六源十二統の元力と、新しい元力がどう違うものなのかは、まだ分かっていません。ですが、この子の言うように、救世主がお持ちになっていた力を、我々に分けて下さったのだとしたら。その力の恩恵が全ての人に行き渡るようにするには、サーシャのような方々がこのような活動に従事することによって達成されるのではないでしょうか。
大吾:お題目は立派なんだけどなあ…。
RL:そりゃあ、ルーラー夜なべしてセリフ考えてきましたから。
間宮:夜なべ…。
大吾:つうか、聖母様云々っていうのは、ずいぶん便利なもんだな。
RL:「あの方は奇跡の力にとても恵まれておいでですから。」まあ聖母の予言っていうのは、元力だのなんだのは関係なくて、演算の結果によるものなんだってアメリアは多分知ってる。でも言いません。
大吾:ていうか、べつにこんな使い方せんでもなあ。
サーシャ:まあね!それでも、やっぱりドキドキワクワクしたいじゃん。(笑)
大吾:ガシッ。ぐりぐりぐり。「ドキドキワクワクじゃあ済まねえから大変なんだろ!」
RL:「まあまあ。これが今回の報酬になりますので。」と言って、1ゴールドが手渡される。
大吾:じゃあ、教会を出て。サーシャは付いてきているのかな。
RL:付いて行きます。
大吾:じゃあ、ポケットの中からアレを取り出す。
オリヴィア:でしー。
RL:でしか!「ウワー…」
高御堂:でしだ!
大吾:もう見たくもない代物かもしれんがな、まあ何かあったら、そいつが教えてくれるかもしれんだろ。
RL:「そう…だね。」そして、でしが言うぞ。「き、今日は金曜日だから、新しい布に替えて、お風呂に入れてくれないと死ぬでし」
間宮:どういう事!?(笑)
大吾:だってよ!(笑)
間宮:死ぬの!?
RL:手入れしてないと死ぬって書いてあった。「じゃあ、そういう事みたいだし、行こうか!手入れもせんとだけど」
大吾:じゃあ、「ふう。」とため息をついて。「一番肝心なことがある。」
サーシャ:何?
大吾:下手に誰かを助けようなんて考えるな。いざとなったら、しっかり生き延びろ。
RL:「ああ、そりゃあ、もう…そうさ!」と言って、サムズアップします。
大吾:それを見て、「微妙に分かってねえなかもなー…」と思います。(笑)
RL:「よーし、じゃあ行くぞー!ヤオヨロズモール斑鳩!」ということで、公式シナリオ「Behind the Dark」に続く。(一同ざわつく)いや続かないけど!!(笑)というわけで、トーキョーN◎VA THE AXLERATION「Voodoo In My Blood」終了させていただきます。ありがとうございましたー。
一同:お疲れ様でしたー。

感想

オリジナル…なのかなぁ…。とりあえず元ネタを紹介しておきますと、メタルヘッド初版のサプリメント『サイクロン』に掲載されている「SMOKE OUT」というシナリオです。(マンガ図書館Zで読めるよ)気が強いヒロインがいて、レッガーの黒幕がいて、というあたりは同じなんだけど、N◎VA向けに肉付けしたりハンドアウト作ったりする過程でバサラ・アヤカシ要素が生えてきたら、もう半分以上別物だったじゃん、とか思ってみたりしてみたり…。原作はPC2用のハンドアウトで共通の導入になっているんだけど、これを5つに分割するのが大変だった。
でもこうやって書き起こして見ると、まだまだ勉強が足りないところが色々と見える…。ゲストの数とか、時間配分とか。精進します。オリジナルシナリオ作りの道は険しい…。

総セッション時間:4:05:59 書き起こしに要した日数:21日

「Voodoo In My Blood」 その4

ミドル戦闘は前の記事に移動させました。徒に記事数が多くなるのは、よくない…。

可哀想な黒服

RL:じゃ、次のシーンに入ります。シーンカードはマヤカシ。
ランスロット:キーじゃないんですよねー!ペルソナなんですけどねー!(笑)
間宮:というわけで、バーの中で黒服を縛りあげた感じ。
RL:じゃあ、何とか助かって、へたり込んでいたタチアナが。「あいつらおかしいって言ったでしょ!?あいつら何とかしてくれたら、追加でもうゴールド支払うわっ!」
オリヴィア:やっちゃった!!(笑)
タチアナ:プラチナムは…あーもう!!とにかくこれ以上放っておいたら何されるかわからないのよ!!
高御堂:ハハハ!(笑)
間宮:羽振りが良くて良いな~…。
タチアナ:この業界、生き残りさえすればワンチャンあるのよっ!!
間宮世知辛い!(笑)
大吾:死んだらチャンスは無いもんねぇ!
ランスロット:死ななきゃ安いですよね!
タチアナ:そう、そう。
高御堂:この方の方が怖いわ…。
ランスロット:何か?(笑)
間宮:じゃあ、オリヴィアに電話したってことで。
オリヴィア:コールがあったので、タチアナのバーに二人でやって来ました。がちゃりと開けました。
高御堂:捕まえたよ。
ランスロット:ちょっと、遅かったですね♪
オリヴィア:とりあえず、その辺に散らばっているマンドレイクの残骸を見て絶句するわ。(笑)
間宮:こいつらが多分、ヒルコ強盗なんだな。多分そうだよな。
大吾:で、何で強盗をやらせてたんだ。こいつらの食い物か?
RL:それは、話してくれますよ。収穫できるマンドレイクが育つまでは、収入が特にないので、その間は、盗んだものを転売して、お金を稼いでいたんですよ。それで設備投資したりとか。
間宮:小金を稼いでたわけね!
RL:ついでにCFCの工場を襲ったのは、改良型でちょっと強いのができたから。あそこは警備が堅牢だって有名だけど、これならイケるんじゃないかと。
ランスロット:これならイケるんじゃないかと!(笑)
大吾:実験かよ!(笑)
間宮:理由が適当だ!(笑)
高御堂:慢心してる!
RL:要は調子に乗ってたんですよ。
オリヴィア:これは…レニさんに報告せんとですわ!(笑)
RL:動機を聞いたら「ファーック!!!最悪デスワー!」みたいなリアクションが返ってくるでしょう。
大吾:とりあえず、縛りあげた黒服は、CFCのほうに渡すとして。
RL:そっすね!(笑)
間宮:待った。まだ神業を使ってない。「オリヴィアさん。あの黒服の処遇は?」
オリヴィア:うちのボスがピラニ…んー。(笑)
高御堂:おおっ!?(笑)
オリヴィア:直々に尋問したがっておりまして。(笑)
高御堂:その前に2/3殺しにしておくか。
RL:おえー!(笑)
間宮:「まあ、ビルの上から逆さに吊るしておかないか。」頭をガッと掴みながら。「今後こいつが出してくれる情報次第ではな。」(笑)
RL:「なんでも喋ります!」
ランスロット:…可哀想に。(笑)
オリヴィア:情報次第では、私からも上に言っておきますわ。
間宮:というわけで《真実》を使用します!(一同爆笑)
ランスロット:…お可哀想に。(笑)
RL:何でも喋りまーす!というわけで神業で隠されていた情報が明らかになります。「3年前はカーライルのレッガー【イーサン・ノヴィツキー】がこのドラッグを製造していたが、組織の命令で製造を中止している。」要は、警察沙汰になっているので、これ以上このドラッグを製造し続けるのは良くないってことが分かったため、しぶしぶやめました。でも、カネになって売れるということは分かっているので、そのうち作りたいなーと思っていたところに、タスニムと出会った。タスニムはそれで事業を興そうと言い出したら、イイネ!っということで話がまとまりまして。おもにタスニムの方が調子に乗って、強盗その他色々やっちゃったと。
大吾:うわーお。
RL:最後に、「この情報はサーシャが下っ端のレッガーに《真実》を使って引き出しているという扱いにするため、キャストが神業を使って引き出す必要はない。」彼女はこの情報を独自に手に入れています。
間宮:サーシャちゃんフェイトだったんだ。バサラ、カゼ、フェイトか。
RL:そんな感じです。一応、キャストが万能系神業を持っていなくてもなんとかなる仕様にはしていたんだ。(間宮がシナリオに出てきていたので、ちょっと変更して対応していた)ということで、最後に黒服は工場の場所も吐いていきますよ。アドレスを手に入れます。
大吾:はいはい。絶対サーシャもその工場に飛び込んでいってるな。
間宮:居るねぇ。ということで、この黒服ズを引き渡す。
オリヴィア:ふふふ!(笑)
RL:このまま放っておくとこの黒服は、ピラニアの餌になるかもしれないし、洗濯されて放り出されるかもしれない。
大吾:その辺はわりとどうでも良い。(笑)
RL:もうそろそろクライマックス近いですけど、買い物とかしておきますか?
間宮:相手がアレだとすると、買っておきたいものがある。
RL:え?ルーラーには良く分からないんですけど…(笑)
間宮:相手がバサラなら、買っておきたいものがある。
オリヴィア:ああ、アウトフィット破壊されても良いようにしようと。
間宮:ガードガントが買いたいです。これで〈信用〉で9点出せる。
RL:分かりましたー。
ランスロット:皆さん、何か欲しいものはありますか?
RL:買えるのか!?あそこにカネが余ってるひとがいるぞー!(笑)
間宮:今の報酬点の残りを言ってみろ!
ランスロット:3点です。
間宮:3点かぁ。(笑)
ランスロット:外界7あるので!何かみなさん欲しいものがあれば、固定値7あるので買いますよ!(笑)

この後みんなで買い物の相談をするのだった。しかし結局、間宮のガードガント以外は何も買わずに終わりました。

RL:そして可哀想な黒服は連れていかれたのだった。
高御堂:ドナドナ~ドナドナー。ひでぇ。

ノンストップなやつら

RL:はい。というわけで…シーンカードはミストレス。
間宮:死ぬ準備はできてますか?
RL:死ぬ?…私のことかー!(笑)
間宮:登場判定に失敗します!
ランスロット:失敗します!…悪化しました!(笑)
RL:よくある!よくあるよ!(笑)
大吾:あるあるよ!(笑)
RL:というわけで、タチアナのバーでゴロツキから工場のアドレスを手に入れた君たちは、工場に向かった。というわけで、ひとまず近くの廃墟から、工場と呼ばれている場所を見ている。その場所は、ごく普通に見える貸しビル。
高御堂:貸しビル?
大吾:とりあえず、サーシャのやつを探さんと。
間宮:工場の窓とかじーっと見てみるけど、何か見える?
RL:そりゃあ、従業員が廊下を歩いていたりするわな。黒服とか。
高御堂:見張りもいるわけね。
間宮:だめだ。さっきの黒服と見分けがつかん!
大吾:黒服に個性なんか要らん。(一同笑)
ランスロット:しょせんモブ!(笑)
RL:じゃ、そういうことを話していると。「あれ?大吾さん?」と、壁をスルッと抜けて、サーシャがやって来ます。
間宮:待った!おかしい!壁をスルッと抜けてって何だ!?
大吾:いや、〈通過〉っていうのがあるから。
間宮:あれって壁抜けって意味だったの!?
オリヴィア:障害物を無視するって意味だったから、多分。
サーシャ:もしかして、加勢しに来てくれたの!?
大吾:ハァー…。
オリヴィア:この疲れた顔。
大吾:ため息ついて。
ランスロット:一応、「お友達ですか?」って訊いておきます!
サーシャ:そちらも、お友達…?ですか?
大吾:いやー…なんつうか、なあ。色々気持ちは分かるんだけどなあ。勝手な事して、突っ走るな。お前、命を狙われてるぞ。
RL:そこは、一瞬黙って。「あたしは…実家を出て。3年、あんなに頑張ったのに。せっかくここまで来たのに、あいつの居場所も突き止めたんだよ。」…ゴメン。「いつやるの!?今でしょ!」とか言おうとしてた…。(笑)すみません。「今やらなきゃ、いつ誰がやるんだよ!?私の事をイヌが探してるんだろ。そんな事は知ってるよ!」
大吾:「じゃあ、兄貴のことはどうするんだ。」と言って、サーシャが動きを止めたら、ガシッと体を抱える。
RL:アーッ!!(笑)
大吾:はい、ちょっとすまんな。1発。パーン!!
間宮:何をパーンってしたの!?
大吾:尻!
オリヴィア:教育的指導入りました!(笑)
RL:ひえー!(笑)「ちょっと!?ひどい!!わ、私は、親の仇とかそんなレベルじゃなくて、あいつらが絶対許せないんだ!これの作り方知ってるだろ!?」と言って、抱えてた箱の中身をガッと持ち出します。
間宮:何を持ち出したの?
RLあいつだよ。こんなやつ(シナリオに描いた挿絵を見せると卓に失笑が漏れる)

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間宮:あの、喋るやつだ!
大吾:喋るマンドレイク…。(笑)
オリヴィア:でしー。
RL:「そ、そこを持つと痛いでし」という声が聞こえる。(笑)サーシャは「うるせえよ!!」
大吾:で、それに対して、もう1回パーンと!
RL:うわー!(笑)
高御堂:シリアスなのか分からなくなってきた。(笑)
サーシャ:だって、これが市場に出ようとしてるんだろ!?実験とか何とかで、何十人も人が死んでる予感しかしないじゃん!!
ランスロット:その辺で口を挟んでいいですか?「お二人さん。先ほどから、とても元気がよろしくて、良い音がしていらっしゃいますけど、ここ、どこだかお分かりですか?」(笑)
大吾:「ちょっと、派手に音を立てすぎたかな。」サーシャを地面に降ろして。
RL:じゃあ、正座しておこうか。
大吾:…何で言わねーんだ。
サーシャ:だって、言ったら止めに来るじゃん。
大吾:「あのなあ。」ガシッと両肩を持って。「そういう事は、お前より得意な連中が揃ってるんだよ!」
サーシャ:ハッ。
大吾:それで何で俺たちに言わねーんだ!
間宮:確かにそうだ。
大吾:今の尻はな!一人で何も言わずに突っ走ったことに対するお仕置きだ!お前の兄貴ももう了承しとる!
間宮:え、マジ!?
ランスロット:公認!?
RL:じゃあ、へたーっと気が抜けたように。「ああー…。ごめん…。」と言います。
大吾:親が死んじまったかもしれねえが、それでも兄ちゃんは生きてるんだろうが。心配かけてどうするんだ!
サーシャ:でも、どうするんだよ、あの工場。
大吾:そうだねえ。じゃあ、CFCのクグツさんの方を見て。「とかなんとか言ってますけど、社会的にはあれって、どうなのよね?」
RL:あれはXランク市民のやっていることなので、バレないように暴れれば、警察沙汰にはならないよーって感じで。いつものようにお願いします。
間宮:いつものか。
オリヴィア:Xランク市民のやることですし、何より被害を一番最初に受けているのは、ウチですから。いかが思います?お三方。
ランスロット:じゃあ、良い笑顔で。「やっちゃいましょうか!」
間宮:とりあえず、殴ればいいのか?
高御堂:ぶっ壊せばいいんだな。
間宮:あ、ダメだ!(笑)
ランスロット:全員こんな連中だった!!(笑)誰も止めねーと思ったから言った!
サーシャ:だよね!行くっきゃないよね!
間宮:え、この子のかわりに殴りに行くって話でしょ!?
大吾:当たり前だよ。
サーシャ:え、あたしも行くし。
大吾:ガシッ。
間宮:はいはい、君はストップ。
大吾:これ以上言うんだったら、〈通過〉持ってようが、意地で止めるぞ。
サーシャ:はい。わかりました…。
間宮:すねた。(笑)
大吾:「お前一人で突っ込んで行って、どうなる?向こうさんにも戦力があるだろう。そういうのは、俺たちに任しとけ。」と言って、ちょっと笑う。凄みのある感じで。
オリヴィア:じゃあ、こっちも梵天を光らせておこう。(笑)クイッと。
RL:なんていうか、怖い人たちが来ているんだなってことは良く分かった。(笑)
大吾:さて、あそこにいる連中に目にもの見せてやるか。
RL:「じゃあ、こいつから、あいつがいる部屋聞いた。」と言って、小人を渡しておこう。
オリヴィア:でしー。(笑)
ランスロット:でし。(笑)
大吾:使い方はよく分からんが、とりあえず訊けばいいのか?
RL:「1日に、2回くらいなら質問してもいいんだってさ。それ以上は、死ぬかもって言ってた。今日はまだ何も使ってない。」で、2階の部屋の奥が畑につながってるんだ、ということを教えてくれる。本来ならクライマックスのシーン1はFS判定をする予定だったんだけど、時間ないから。そこに行ったってことにしましょう。
大吾:じゃあ、フェイトコートのポケットの中にでも入れておこうか。
オリヴィア:でしー。
大吾:お前はとりあえず、ここに居ろ。
間宮:ということは、ポケットの中ででし言ってるのか。
ランスロット:かわいいな。(笑)
RL:花が咲いている様子はユーモラスではあるが、作り方はあの通りである。
大吾:うわぁ。

この小人は、〈神託〉が1日2回使える程度のアウトフィットという扱いにしたんだけど、その説明を忘れるという痛恨のミスであった。

クライマックスフェイズ

RL:クライマックスフェイズです。シーンカードはカブトワリ。
大吾:チャクラ来いよ早くー!
RL:もう終わり…。(笑)
オリヴィア:無理矢理シーンを増やすしかないな…。(笑)
RL:そんな感じで、2階の奥の部屋というのは、どうやら出荷検査場のようなところだったと。水洗いするような設備がある。そこまで敵を蹴散らしながらやって来たきみたち。ほんとはFSだったんだけどねー…。
大吾:たっぷり溜まってそうだなぁ。
間宮:アレを水洗いしてるの!?
RL:そりゃあ、マンドレイクだって土から生えてるんだから。
間宮:えぇ!?すげえシュールだぞ!?
RL:まあな。
ランスロット:でも、洗わないと、土付いたまま出荷するの?
RL:っていう話になるよね。(笑)では、この先にはあいつらが居るぞってことで、ドアを。
間宮:誰が蹴破る?
大吾:そりゃあ、PC1がやるに決まっとるわ!ドカーンと蹴破って、「臨検でーす!!」って!(一同笑)
RL:その瞬間に、ノヴィツキーの《死の舞踏》がPC1に対して使われます!
大吾:はーい。《霧散》します。
オリヴィア:ワーオ!!(笑)
間宮:《霧散》は自分しか守れないから、使いどころだよね。
RL:こっちの演出的には、あらかじめ仕掛けておいた銃座(ガンザ)みたいなものから、撃たれる感じ。器物の元力の演出だと思いねえ。
大吾:「罠はあるか?」って聞いてたら防げたの?
RL:いや、どっちみちやるつもりだった。
大吾:まあ、こっちに来た攻撃なら《霧散》で防ぐさ。演出的には、食らって、「こんなもんか?うん?」パラパラパラッと弾丸が落ちる。
ランスロット:それっぽい!
オリヴィア:千早のクグツさんも、そんな感じだった。(笑)
大吾:服の前をパッパッと払って。「大したことないな。」
RL:じゃあ、奥から人が出てきますよ。ノヴィツキーです。「運び屋じゃないのかも知れないが、小人がここに帰ってくることは聞いてた。質問の答えをいう事しかできないのが難点だな。それに、1日に2回以上質問しても死んでしまう。知ってるだろう?」
大吾:どうでもいいさ。
RL:そして、タチアナのバーにいた女も出てきます。タスニムですね。「あたしたちは運命なんかには負けないの!!」でっかい裁ちばさみを持って。「死んで!!!」
間宮:死んで!!?
大吾:ずいぶんアグレッシブな彼女だな。
タスニム:ここで生き残ったらワンチャンあるって。あの女も言ってたでしょ!?
高御堂:そういうことね。
間宮:じゃあ、生き残れるか、試してみようか。
RL:じゃあ、君たちの後ろから、ワラワラとトループが出てきたことにしよう。
オリヴィア:「でし」って言わない方!
ランスロット:くすくす笑いまして。「うんうん。元気が合って、たいへんよろしい。でも、悪い子にはお仕置きが必要ですね。」
オリヴィア:ポケットロン片手に。「ボス、これから対象を排除いたします。お土産、楽しみにしておいてくださいませ♪」(一同笑)
高御堂:ま、とりあえずこいつら、狩っちゃえばいいんですよね。
RL:その通りです。カット進行に入りましょう!
オリヴィア:見事にバーサーカーなパーティーでございます。
大吾:ホンマやで!!(笑)
RL:というわけで、カット進行に入ります!!敵のゲストは4人です。出荷検査場ってことで、まあまあ広い部屋ですので存分に暴れましょう。ということで、奥のほうから、キャンディの工場を襲った改良型アルウラネも出て参ります。他のより明らかにでかいです。それから、アヒルがタスニム。でしが協調行動しています。
オリヴィア:なるほど。クロガネなのね。
RL:それから、その後ろにノヴィツキー。飴はトループです。ゲスト多いように見えるけど、神業はもう色々使っているし、防御ばっかりだから。みんな強いから多分なんとかなる。
ランスロット:神業、使い切れるかな?
RL:使い切れるように、敵のでしはゲストにしました。

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第1カットのCSは、改良型アルウラネ12(8)⇒ヒルコトループ11(8)⇒大吾8=高御堂8=オリヴィア8=間宮8=ノヴィツキー8=小人8⇒ランスロット7=タスニム7です。

間宮:よし。頑張ってみんなで生き残ろう。
RL:というわけで、セットアップ。〈攻撃本能〉。これで改良型アルウラネのCSが、このラウンドだけ4になります。あと、トループは閃鋼を使用します。
大吾:さてと。神業使うタイミングだけど。《天変地異》を宣言。トループが全滅。
RL:ちくしょー!全部やられたー!
大吾:腕を敵に向かって突き出すと、炎がブワッと。
RL:さっそく全員焼かれたか…。だがまだセットアップしてる。タスニムが〈交渉〉〈ファム・ファタル〉を使用。ダイヤを使って、外界の制御値が低そうな人は…間宮かなぁ。14!〈自我〉でリアクションしいや。
間宮:リアクションできん。負けた。
RL:制御値抜かれた間宮さんは、BS:酩酊(大)を受けて下さい!
オリヴィア:「おろろろろー!」ってやつだ!(笑)
RL:違います!悩殺したんですよ!「やめてぇ♪」みたいな感じで!アヤカシ的な謎のチャームに抗えないって感じで。
間宮:ぬー。というわけで、このシーン、攻撃できると思わないでください。あらゆる判定の達成値とすべての制御値が-5か…。-5だったらギリギリ何とかなるか。ちきせう。
ランスロット:まあ、とんでもないダメージが来たら私が《守護神》しますよ。
RL:それから、小人が〈協調開始〉。
大吾:セットアップ、〈強化〉。自分のダメージを+1。そんなわけで、みなさんヒートウェーブで焼かれました。
RL:ヒートウェーブって言うな!なんかイメージと違うー!(笑)
間宮:まあ、木は炎に弱いはずだから!
RL:というわけで改良型アルウラネ…じつはコイツ支援役なんよ。
オリヴィア:あら?てっきり接近戦するのかと…。
RL:待機します。このタイミングで〈攻撃本能〉する必要なさすぎて参ったな。
ランスロット:怖いな!?
RL:ということで、8の人。
間宮:こっちも待機ですっていうか、みんなと一緒に動きます。パリーするのが専門だし、今フラフラになってるんで。
大吾:ムーブアクションで移動せんといかんのか。
RL:距離が開いているのは、色々と障害物が多いんだと思ってください。
大吾:めんどくさいなあ。
オリヴィア:動きます。
高御堂:こっちも動きます。
間宮:これでみんな動いたかな。ランスロット先生もはやく追いついてください。

みんな接近戦の人なので、CSが8の3人は1カット目攻撃できてないんですね。わし、一瞬、攻撃し忘れてたのかと思って焦っちゃった。

RL:ではノヴィツキーが動こう。〈元力:器物〉で達成値+4。〈射撃〉〈爆破工作〉〈鉄砲玉〉。
オリヴィア:爆破工作だ!
RL:中距離に集まって来てくれた全員に、達成値22の攻撃。演出としては、まわりにある作業機械が一斉に襲い掛かってきた感じです。
ランスロット:誰か、ダメージ食らうとマズい人、いる?
間宮:全員だね。誰か、達成値上げるような特技持ってませんか?
オリヴィア:無いから、インヴァりますよ。《難攻不落》は1回の行動を全部防ぐことができるので。
間宮:うん。範囲攻撃もいけるよ。
オリヴィア:ただし、社会攻撃は防げない!
ランスロット:《守護神》は社会攻撃も防げますけどね!
RL:強いな!
オリヴィア:というわけで、インヴァります。
間宮:助かったー!
オリヴィア:販売促進部のサポートで、全部防いだ!
一同:おおー!
RL:どういう演出?
オリヴィア:うーん。予め、ここに突入します。サポートお願いします。って言ってたんじゃないかな?
RL:ああー、ドミネートした的な。
オリヴィア:こっちの事は、社も気にかけていてくれていたはず。はい。
RL:じゃあ、電気が一瞬消えて、おおっ?ってなった瞬間にみんなで逃げた感じかな?
オリヴィア:で、ポケットロンに「妨害完了!」って連絡が来る。
間宮:おおー!
RL:仕方がない、やられてしまった。「ちぇっ、面白くないの!」ってことで、タスニムが持っている小人の番です。この小人は〈フォルム:ガジェット〉。神業は《ファイト!》になっているので、ノヴィツキーの《天変地異》は復活しています。
間宮:ヒィー。また使ってくるのか。
RL:さっきの《死の舞踏》は〈具現者〉で変更して使った《天変地異》なので。まあそれはどうでもいいんだ。というわけで〈ユニゾン〉を使用。ハートを出して、タスニムが動きます。協調行動だから、みんながいるエンゲージに一緒に移動。むかつくので、間宮に向かって攻撃。
間宮:ヒィー!
RL:〈妖魔の狩り人〉。バッドステータスを受けているあなたへのダメージ+6になるので。(笑)
大吾:やってくれるなぁ。(笑)
RL:普通に〈白兵〉で攻撃。さらに〈マネーパワー〉。
オリヴィア:こいつ、エグゼクか!
RL:うん。でダメージをさらに加算するようにするね。では、達成値は18で。目がイッてるタスニムさんは、魔性を現しているので、肌が緑色になっております。交殺っていう裁ちばさみを持って、猛烈に襲い掛かって参ります。
間宮:怖いよ!!
オリヴィア:ヤバイな、絵面が!(笑)
ランスロット:神業を使いたくてしようがない顔をしている。(笑)
間宮:ごめん!ジョーカーを切っても避けれねー!酷くね!?
RL:そういうものなんだって!(笑)差分値は乗りませんよー。
間宮:山引きして…失敗。ダメージお願いします。
高御堂:かばおうか?ダメージ算出の直前ならいけるよ。
RL:じゃあ、今からカバーするのね。ハサミを持って突撃してきていますが。
高御堂:〈カバーリング〉します。あれ、スペードがない。(笑)
RL:大丈夫ですか!?ダメージ出しますよ!?交殺はS+7。〈マネーパワー〉で+7、〈妖魔の狩り人〉+6。ダメージカードを出して、Sの22です。
間宮:死ぬ!
ランスロット:《守護神》します!!武器はハサミなんですよね。では、間宮を断ち切ったように感じたんですけど、全然別の場所を攻撃していました。そして、斬ったところから、水がバシャッと。
RL:ああー!変わり身の術みたいなやつですね!「くっそーっ!!!」カッコよく防がれちゃったよ!
オリヴィア:ニンニン!(笑)
ランスロット:くすくす笑って。「タネも仕掛けも、ございますよ?」
大吾:わーお。
RL:わーお!では次、7の人です。
ランスロット:私だ!
間宮:では、どうする先生。こっちに近寄るか近寄らないか。
ランスロット:《神の御言葉》は中距離までは攻撃できる。で、手前のどっちかを…今攻撃してきた方に精神攻撃しましょう。近寄るか、このままいるか。
大吾:そのままでいいかもよ。うかつに近寄ったら、変な事されるかも。
RL:絵面が怖いからな!
オリヴィア:緑色の少女が奇声を発しているぞ!でも先に神業使っておいて、敵の神業使わせる必要もある!
ランスロット:どうしよ!(笑)じゃあ、そこのマンドレイクに向かって《神の御言葉》!
RL:じゃあ、改良型アルウラネは《霧散》を使いますよ。そちらが声をかけようとしたけど、ものすごい大声で鳴いて、聞こえないことにした。鼓膜がビリビリくるような音ですよ。
間宮:ぐえー。酩酊してるのに。
ランスロット:おお。じゃあ、通常の攻撃で。同一対象を。怪盗はしつこい生き物なんですよ。
高御堂:そうなの?(笑)
ランスロット:狙った獲物は逃がさない!えーっと、マイナーで〈血脈:夜の一族(魔性)〉を宣言。〈心理〉〈交渉〉あと、すっかり忘れてた禁固術式!(笑)これで血脈のレベルが上がるので、精神ダメージに+6されます!
RL:おぅふ…。強い。
ランスロット:さらに〈恐怖〉〈幻覚〉を組み合わせます。達成値は、20です。
RL:良かった。クラブのA出したら〈自我〉で21です。
ランスロット:おおっ?(笑)
RL:やはり言葉は通じない。チャームを使おうとしても、先手を打って絶叫します。うるせーこいつら!(笑)
ランスロット:耳を塞いで。「さすがに、お耳が痛いですね…。」物理的に!(笑)
オリヴィア:次は?
RL:こっちの番ですね。もう1回間宮を狙おうかな!
間宮:死ぬー!-5は痛い!全然パリーできない!ゴメンねー!
RL:というわけで、もう1回。〈白兵〉〈妖魔の狩り人〉〈マネーパワー〉を使って、達成値は、たったの…14!
間宮:達成値14ね。ちょっと待って。計算する。
オリヴィア:大吾さん、神業あと何が残ってますか?
大吾:うーん、《黄泉返り》だけ。だけど、気になっていることがひとつ。…ポケットの中に、何か入ってるよね。
オリヴィア:あっ…!
RL:あれは…ただ単なるアウトフィットなんです…。
大吾:残念。
RL:〈神託〉を使ってルーラーに質問できる程度の力がある、そういう呪物なんです。
大吾:なるほどね。
RL:ごめんなさいー。
オリヴィア:ポケットの中で、「でしー」って言ってる。(笑)
間宮:パリーします。これで達成値21。-5されて16!
RL:はい。避けられました。
間宮:頭はフラフラだけど、盾でガキンと。
RL:「まだやるかっ!!ヒヒッ!」って感じです。
間宮:うるせー!黙れ!
ランスロット:こっちに寄ってこないかなー?って思ってる。(笑)
RL:残念。そこまではなかなか近寄れない。では、待機していたアルウラネが動きます。他人の攻撃にも〈咆哮〉〈族長の叫び〉を使ってダメージを加算することができたんだけど…
間宮:誰もダメージを出せなかったと。
RL:そう。通らなかったので、自分がやります。ムーブアクションでエンゲージ。ハートのAがあるので、〈怪力〉〈咆哮〉〈白兵〉で、消しゴムの人に。達成値21!制御値も抜いてますね。
オリヴィア:はーい。抜いてますけど。ハートの10、生命8、〈回避〉〈猿飛〉〈運動〉、アルテマッスルで+2なので21です!
大吾:ワーオ!(拍手)
RL:アリエナーイ!!「やるなこいつ!」っていう目で見られる。
オリヴィア:死ぬかと思った!「甘いですわ!」サッ!
ランスロット:すごい!
RL:では、クリンナップ。
間宮:良かった。酩酊が小になって、達成値とかが-2になります。

第2カットのCSは、大吾10⇒高御堂8=オリヴィア8=間宮8=ノヴィツキー8=小人8=改良型アルウラネ8⇒ランスロット7=タスニム7です。

RL:はい。じゃあ次のセットアップに入ります。〈ファム・ファタル〉はもう使えません。セットアップは何もないです。
大吾:タイプXを起動。ただし、これでも10にしかならん。
オリヴィア:攻撃に転じた方がいいですよ。向こうから一方的に攻められているので、防御神業がやばいです。
RL:いや、もう必殺神業は実質残ってないの。さっきは手札が良かったけど、今は手札がだいぶ腐っています!
大吾:さーて、こっちも行くか。目の前のエグゼク。とりあえず、お前は殴る。
RL:かかってきんしゃい!
大吾:マイナーアクションで辰刃を起動。〈白兵〉〈元力:火炎(正)〉〈血脈:鬼の一族〉を宣言。こいつで、20だ。
RL:そしたら、…足りんなぁ。〈回避〉できない。失敗です。
大吾:差分値は?
RL:そのまま入ります。20です…。死ぬわぁ。(笑)
大吾:Xの31ダメージです。
RL:ブフォォ!(笑)
間宮:それはもう、焼き尽くされるんじゃないの!?
大吾:だって、差分値要るっていうのに、達成値が差分値ですとか言われたらこうなるやん!(笑)
RL:まあな!!仕方ない!〈直属部署〉で《突然変異》を使用します!《難攻不落》!
オリヴィア:カキーン!
RL:妖精だから、攻撃をすり抜けた感じで。「こんなのに当たったら、死んじゃうじゃないの!」
間宮:いや、多分殺す気で来てると思う。(笑)
RL:まあ仕方ない。次。CS8組です!
大吾:なかなかしぶといじゃないか。
間宮:攻撃しても当たる気がしないんですけど。
高御堂:じゃ、こっちから行きましょう。〈白兵〉〈居合い〉〈修羅〉で、16。あの女を狙う。
RL:やばい。差分値が入るんですよね。やべー。〈元力:生物〉を使って防ごうか!18!あなたの攻撃は失敗になって、ノヴィツキーのARは0になります!というわけで、どこからか、ヒルコの枝が伸びて。
高御堂:しぶとい!切り込んだらカキーンって弾かれた感じか。チッ。ごめん。
オリヴィア:いやいや大丈夫。殴りに行きます。《不可知》使用!
ランスロット:おおっ!

続く…。

「Voodoo In My Blood」 その3

前記事も更新しています。日曜はコンベンション帰りで遅くなるので、更新できないことが多いです。

小人

RL:はーい。というわけで、次のシーンです。そろそろルーラーシーン入れとくかな。
間宮:シーンカードはカゲムシャか。なんか面白いな。
RL:固定イベントが発生するトリガーが出て来てないんよね。というわけで。どこでもない場所。陰気なメガネの男が、箱の中の何かに語りかける。「小人よ、あの小人はどこに行った?」というと、箱の中から声が聞こえる。「あ…あの小人は…運び屋と一緒に居る、でし」
ランスロット:くくく…(笑)
間宮:でし?
RL:「取り返すにはどうしたら良い?」「あ…あの小人は…運び屋と一緒に、ここに戻ってくる、でし。2~3日中には…運び屋も、小人を使う、でし。正確な予言は難しい…」「ああ、そうか。」ということで、シーンを切ります。
間宮:どういうこっちゃねん!?
オリヴィア:でし!
高御堂:でしのインパクトがすごい!(笑)
大吾:うわー、喋るマンドレイクっていうのは、そういう風に使うんかい!
オリヴィア:踊りはしない。(笑)
大吾:いや、踊らせてどうする。ラインダンスでも見たいんか!(笑)
RL:では、全員舞台裏です。
オリヴィア:ちょっと見てみたいかもしれない!(笑)
大吾:稼げるかもしれない!(笑)
間宮:えーっと、ストリート、アストラル。NIK鑑札は使えるかな?
大吾:どのみち失敗!
間宮:おーい、【タスニム】について成功しておいてもいい?…いや、ここは悪い手札を出して失敗!
RL:うーん。間宮にはダイヤは要らんだろう。
間宮:まだハートの方が使える。どうぞ!
オリヴィア:…できません!(笑)なにもできません!
ランスロット:何かしましょう。
高御堂:手札の入れ替え。…!(笑)
ランスロット:うーん。…手札が悪いです。大事故です。(手札を見せる)
RL:うーん、それはちょっと合わないなぁ。まあ、しょうがない。じゃあ、情報収集される方はいないってことで。
ランスロット:失敗しかできないですねぇ。失敗して手札を回します!
RL:はーい。時には絵札を捨てる勇気もいるさ。ということで、次のシーン!

アヤカシがいっぱい

RL:次の場面です!情報収集です!では、次のシーンプレイヤーは誰がいいかな。
大吾:普通は3でしょ。
間宮:オリヴィアが良いんじゃない?
RL:じゃあオリヴィアで。
オリヴィア:大丈夫?じゃあタスニムさんが働いているところにカチコミで良いですか?
RL:えー!?
間宮:まずタスニムさんが働いているところを調べるっていう体で情報収集とか。
RL:そうやね。簡単には連絡はつかないですよ。
オリヴィア:じゃあ、ストリートで情報収集ってことで。…だめだ。できない。(笑)サーセン
RL:えーっと、シーンカードはカブキだから、ランダムシーンチャーを使いましょう。「小さく薄汚れたライブハウスから人が出てきた。ついさっきイベントが終わったらしい。よく見れば、雑誌記者らしい人もいる。すこし話を聞いてみるとしよう。」取材にやってきたマスコミ関係者から話を聞くことができる。〈社会:メディア〉の判定…これも役に立たーん!
オリヴィア:メディアがなーい!(笑)
高御堂:ふふふ。(笑)
オリヴィアジョーカー使えるけど、ここで切るのもなぁ。
RL:えー、っていうか今手札良すぎるよね?それでも使えんか!?
オリヴィア:それがねぇ、クラブは使えんのよ。だから、誰かと合流して、プラチナムを渡すから達成値を上げてほしい!
間宮:じゃあ、ここで登場しようか。というわけで、大吾さん。一緒に登場しない?
大吾:しようか。
間宮:というわけで、こっちも調べているから、「この人知らない?ちぇー。」って感じで探しているところへ登場!13だから登場で切るよね。
大吾:こっちは登場判定に失敗。
RL:じゃあ、「この人居ないなぁ。何者?」という話をしながら。
ランスロット:全員合流しても良いんじゃないですか?
RL:良いんじゃないかな。イエローエリアなので〈社会:ストリート〉8で登場できますけど。
ランスロット:ストリートは持ってないんです…!(笑)
間宮:あ、〈社会:N◎VA〉なら持ってる。
RL:それなら代用判定で達成値-5修正ありますけど登場してください。
ランスロット:5を出して、登場。達成値は12です。
間宮:よかった。登場できた。
オリヴィア:じゃあ、繁華街で。
高御堂:人通りが多い所だな。
オリヴィア:メディア関係の人がいるから、「こういう人知らない?」って聞いて回ったけど、空振りに終わった感じ。
間宮:知らない?ちぇー。あっ!
オリヴィア:あっ!
間宮:あんた確かCFCの。
オリヴィア:あなたは確かレニさんの…んー。
大吾:知り合いか?
間宮:CFC知ってるよな。
大吾:まあ普段食ってるし。
オリヴィア:弊社をごひいきにして下さって、ありがとうございます。
間宮:猫缶もうまかったぞ。
オリヴィア:猫缶?(一同笑)
RL:お前は猫缶を食うのかー!(笑)
間宮:ち、違うもん!(笑)
大吾:心の中で。「塩振ったら食えるよなー。あとマヨネーズ。」うはぁー!(笑)
オリヴィア:じゃあ、心の中で。「このお二方は、外界の値が低いのね。」(一同笑)「オリヴィア・スガノです。」と言って右手を差し出す。
間宮:「ああ、間宮だ。」と言って握手した。
大吾:じゃあ、とりあえず右手を出して握手。
オリヴィア:間宮さんがいらっしゃっているということは、何か事件でもありましたか?
間宮:どっちかっていうと、俺たちが言うセリフだがな!CFCの話聞いたぞ。工場の話…
RL:だが今は《完全偽装》されているでーす。…いやでも、しちゃったら調べられないか…?(心情的には神業で隠蔽したい情報なんだけど、してしまったら調べられないというジレンマ)
オリヴィア:まあ、かん口令が出ているんでしょう。
RL:もうメディア関係には、全く出回っていない情報だってことにしておこう。
間宮:まあ、調べたことだけは知っていると。
RL:そうそう。
オリヴィア:それなら話が早いですわ。あなたは、フェイトとしても信用がおける方ですから、ぜひ協力して下さらないかしら。(何かを渡すジェスチャー
RL:報酬点を融通すると!(笑)
オリヴィア:そうそう!今、10点持ってる。
間宮:それは、こっちとしても願ったりだ。貧乏フェイトとしては心惹かれてしまう!(笑)
RL:目が$マークに。(笑)
間宮:チャリーン!でもカネにがめついわけじゃないんだよー!
オリヴィア:じゃあ、ポケットロンをチラ見せして。とりあえず桁が違う感じを見せつけよう。
間宮:桁が違うー!
大吾:うーむ…。
オリヴィア:今回は、トップシークレットで、最優先事項ですの。
間宮:ゆ、優先させて頂こう。(笑)貧乏フェイトとしてはカネに目がくらんでしまう…!
大吾:あー、戦場でこういうヤツは何人も見てきたなぁ…。
ランスロット:このあたりで、遠くのほうに青いのが通り抜けるところが見える感じで良いですか?(笑)
RL:そっすね!(笑)
大吾:青いのがー!(笑)じゃあ、妙な色彩を目にしてしまった!
間宮:ストリートではあまり見かけない感じのやつが!ということで、ここでタスニムさんについて調べておこうか。
ランスロット:登場できてるのに、なんか背景みたいになっちゃった…。(笑)
RL:順番を待つんだ…!(笑)
間宮:クラブの10、マイナーでコッペリオンを使用、17。報酬点を1点使って18いけました!情報屋っぽい人を見つけたんだろう。
RL:はーい。「シンガポールから渡って来た元ショーガール。10台の少女のように見えるが、実年齢は不明。部下だというゴロツキを侍らせて歩く姿がよく見られる。「ナリーポン」という、一種の霊木から生まれた妖精の一族のアヤカシ。」
オリヴィア:えっ!?
ランスロット:おっと。
RL:「ナリーポンとは、霊木に生った人型をした実のことで、木から地面に落ちてから7日以内に人に拾われた場合には、妖精となって魔法を使うと言われている。新しいカレシ、カーライルのレッガー【イーサン・ノヴィツキー】と一緒に事業を起こしてから、羽振りが良くなったという。あと、態度もでかくなったとのこと。」
間宮:態度がでかい!(笑)
RL:だから話題になるんですよ。あの女態度がデカイんだよって。
大吾:むー。(笑)
間宮:なんか、とんでもない情報が!妖精!?木の実!?

以下、参考にした記事と、参考になりそうな記事。下側の記事は、ソープカービング作家の方が、パパイヤの実を削って作った作品です。めっちゃきれいなのでぜひご覧くださいませ。

RL:「そーゆーの珍しくないのよこの辺では!何が居てもおかしくないわ!」って感じで、スレた感じのマネキンが教えてくれる。
間宮:よくあってたまるかよ!?
オリヴィアN◎VAは恐ろしいところですわね…。
ランスロット:何が居てもおかしくない。(笑)
大吾:今更だな!
間宮:くそー、どいつもこいつも、バサラだのアヤカシだの言いやがってー!
大吾:その辺についてはあんまり言わないでくれ…。(笑)
ランスロット:チラッ!(笑)
RL:というわけで、あっちに、興味深そうにこっちを見ている人がいるよ。声をかけてあげて。
オリヴィア:じゃあ、こっちから声をかけましょう。「あら、あそこにいるのは!ランスのお兄さん!」
RL:知っているのか!知っているのか雷電!(一同笑)
オリヴィア:いつもは営業用スマイルだけど、どことなく、おじい様に似てるから懐かしいかんじの目で見てる!(笑)
ランスロット:やあ。今日は知人によく会う日ですね。(笑)
オリヴィア:こんなところで会えて、奇遇ですわね。
高御堂:うわー。微妙。(笑)
RL:そして、後ろには殺し屋さんがいるよ。
オリヴィア:どういう図だよ。
高御堂:本当だよ。
RL:知ってる人がいるよー。
ランスロット:じゃあ、お二人を見比べて。「お友達ですか?」と訊きます。
オリヴィア:ちょっと、これこれこういう事件を追っていますの。そちらの方は?
間宮殺し屋さん。(笑)
大吾:え、誰が殺し屋?
ランスロット:ど、どう紹介したら良いんだろう!?
高御堂:…。(あんまり紹介してほしくなさそうな顔)
オリヴィア:あ、じゃあ、「こちらは、フリーのフェイトのお二人ですわ。」と言っておく。
間宮:い、いや、こいつはフェイトじゃねえ!
大吾:どちらかっつーと、荒事屋っていうか。
RL:この人のことは、それ系の仲間だということが分かっているので、フェイトじゃねえなと思っておいてください。
間宮:なんか、はぐれ者がそろった気がする。(笑)CFCの人がいちばんマトモだな!
オリヴィア:ランスのお兄様。あなたが追っている事件と、今回のマンドレイクの事件、何か裏があるとは思いませんか?
ランスロット:うーん。
オリヴィア:立て続けに大きな事件が2件!
ランスロット:では…ほぼ確実に繋がっているのでは?
オリヴィア:というわけで、強引に進めてみました!(笑)
RL:それでいいと思う!
ランスロット:一応聞きますよ!「それで良いですか?」
大吾:それで構わん。
間宮:仲間は多い方が良いしな。よし。
高御堂:…ふむ。
大吾:っていうか、サーシャに関する手がかりって、こっちは全くつかめてないからな。情報共有してもらわんと。
オリヴィア:共有してもらわないと、なにひとつ進まない。
間宮:じゃあ、レッドエリアのヒルコ強盗のことと、タスニムっていうアヤカシのこと。他に情報収集していない人は?
大吾:っていうか俺じゃあもう調べられん!!(笑)【ハレーション】は神業がないと抜けないから、これは後回しだな。
間宮:《真実》があるから、これで抜けるな。まあ、それまでにさわりだけ調べておくという手もあるが。他に調べるひとー!
ランスロット:じゃあ、〈社会:アストラル〉は17まで出せるので。【アルウラネ】で。
RL:はい。「未成熟なマンドレイクに人間の血を与えることで生み出される、魔法生物。人型に似た、木の根のような外見を持つ。血をあたえた者を主として認識し、ある程度の命令を聞かせることができる。【レッドエリアのヒルコ強盗】の話に出てくるヒルコは、このアルウラネなのではないかとアストラル界隈では噂されている。」
間宮:なるほど。
ランスロット:マンドレイクが進化しました。
RL:ちなみにこのアルウラネっていうのは、無印ソードワールドに出てきたらしい。
一同:へえー。
RL:むしろ、無印ソードワールドで作られた設定らしい。そうウィキペディアに書いてあったから、私は「ええやん!」と言って採用させてもらった。
間宮:勉強になるなぁ。
オリヴィア:〈社会:企業〉だったら抜ける。【ドウェイン・ロータス】で15!
RL:はい。「CFCN◎VA支社で働くクグツ。ホワイトエリアのCFCアーコロジー内の居住区画…つまりは社宅に住んでいる。父親はCFCN◎VA支社のエグゼクだったが、【3年前の事件】で死亡している。昨夜から不審なコールが多く入るようになったため、アーコロジーからの外出を止め、面会も知人に限っている。サーシャのコネを持っているか、CFC社員であれば面会できるだろう。[ドウェイン・ロータスのアドレス]を得る。」
オリヴィア:はいよー。
RL:こういう人たちから電話がかかってくるんですよ。
大吾:まあ、そうだろうな。
間宮:アーコロジー出なくても生活できるしねぇ。【3年前の事件】気になるところですが。
高御堂:これはストリートと警察か。
オリヴィア:アストラル関係の方はそっちを重点的に調べて欲しい。大吾さん手札はいかがですか!?
大吾:〈社会:アストラル〉でダイヤのA!大概のものは抜ける!ということで、【喋るマンドレイク】のほうを行くか。21です!「そいつの話は聞いたことがあるな。」
オリヴィア:でし!
RL:「"絞首台の小人"のこと。特殊な条件を満たした男性が縛り首にされた際に、こぼれた体液が落ちた地面に生じるといわれている呪物。地上に見えている部分の外見はマンドレイクと同様だが、根の部分は胎児のような姿をとる。未来のことや秘密のことを見通す力があり、質問者の求めに応じて答えることができる。保存・管理の方法は複雑であり、手順を守らなかった場合や、質問を繰り返して消耗させた場合には死んでしまう。」
間宮:暴れるんじゃなくて、死ぬんだ。
大吾:ふーん。
オリヴィア:さっきのでしはこれか。
間宮:暴れているマンドレイクと、予言するマンドレイクがいるのか。ややこしいな。
RL:ちなみにこの特殊な条件っていうのは、だいぶバイオレンスだったので、あとでウィキを見てくれやって感じですわ。
大吾:わー。でもだいたい分かる。そういう話は聞いたことがある。ただ、そうやって生まれるのはアルウラネだった気がする。
RL:まあ、このシナリオ用に都合よく改変しておると思って下さい。

というわけで、下記リンクをご参照ください。このシナリオは、このページのおかげで完成したようなものなので…。

間宮:はーい。
大吾:了解しました。
間宮:さて、あと二つ。
高御堂:どっち行こうかな。ハートで19まで出せるから、〈社会:ストリート〉で【イーサン・ノヴィツキー】について。
RL:はい。「ST☆Rから渡って来た、元カーライルのレッガー。陰気なインテリ風の男。現在は、カーライルから離れ行方不明である。組織に黙って事業を興したことが問題視されたが、処分を待たずに逃げているらしい。生物と器物の元力を使うバサラ。オカルトに詳しく、この元力を活かして【マンドレイク】を大量に栽培し、根からドラッグを精製してシノギにしていた事があるらしいが、【3年前の事件】をきっかけに製造を中止していた。」

大吾:また3年前の事件か。
間宮:3年前の事件って、そんなに重要なのか?って感じだね。
大吾:ていうか3年前、何があった?
オリヴィア:開けなきゃ。
間宮:だね。これでシーン終了かな。

アクティブな妹の話

RL:次のシーンカードはクグツ。
オリヴィア:クグツー。
RL:じゃあ、さっきアドレスが分かったので、行ってみましょか。でも全員でワラワラ行ったら、どう考えても怪しまれるので。
間宮:CFCにコネがある人限定にした方が良いと思う。
大吾:CFCっつーか、サーシャの兄ちゃんだな。コネあるから。俺がちょっと行ってみたいんだが。
間宮:じゃあ一時離脱します。「あとで教えてねー」と言って見送る。
高御堂:じゃあ、登場判定に失敗しておこう。
ランスロット:失敗しておきます。
間宮:怪盗はなぁ。(笑)
ランスロット:行っちゃいけない気がする。(笑)
オリヴィア:CFCアーコロジーだよね。じゃあ、許可証みたいなものを大吾さんに渡しておくよ。
大吾:俺一人だけで行くのはアレなんで、ひとりくらい付いてきて来てほしいなぁ。
RL:じゃあ、オリヴィアさんは付き添ってあげてください。ちなみに、ここはホワイトエリアなので、出てこようと思ったら、けっこう難しいのよね。
間宮:じゃあ、その間にこっちはドラッグのことを調べに、バーに行ってたってことにしましょうか。
オリヴィア:ストリートで情報収集をしていた。
RL:ああ、良いですね。OK。というわけで、CFCアーコロジーの居住区にやって参りました。
大吾:おう。
RL:そんなわけで、高御堂みたいな連中、ヤロールでタチアナから依頼を受けた賞金稼ぎが何度もコールを入れたためであろう、身の危険を感じた彼は、サンクチュアリエリアに隠れていたようだ。というわけで、前日のうちにサーシャから手紙が届いたということもあり、彼は妹の失踪について、ブラックハウンドに通報したのだという。
間宮:通報してるんだ。
大吾:通報しました。(笑)
RL:という感じで、面会がかないました。「加賀山さんについては、妹からお話しは伺っております。」
大吾:言ってましたか、あの子…。
間宮:一体、どんな説明をしたんだ。
大吾:すごく気になるけど、うーむ…。それはともかく。
ドウェイン:教会の関係の方で、自分以外のバサラを見たのが初めてだっていうことで、嬉しそうに話を…
大吾:あー…。
ドウェイン:うちは特に超能力者の家系というわけではないのですが、妹はあの通りでして。そのー…この力は救世主さまから賜った奇跡の力なのだから、人の役に立てていかなくてはいけないんだ、というのが口癖で。母からそういわれていたからなのですが…。サーシャが教会を通じて、エクソシストの資格を取ろうと言い出したこともありまして。
高御堂:ハハハ!(笑)
大吾:じゃあ、ちょっと驚いた感じで。「ずいぶんアクティブな…。」(笑)
RL:苦笑しながら。
オリヴィア:とても元気な妹さんですね…。(笑)
間宮:かなりマイルドな言い方!(笑)
ドウェイン:いえ、いえ!まあ、そうなんですよねえ…。
大吾:ご苦労された様子で…。
オリヴィア:「これからの時代、女性は行動力があるべきですわ。」と、とりあえず場を和ませておく。(笑)
ドウェイン:はい…。3年前に両親が事故に巻き込まれまして。どうやら、新種のアストラルドラッグを服用した麻薬中毒者が起こした事件だったようなんですが、捜査の結果に妹は納得がいかなかったようで…。で、昨日、ドラッグの製造元の元凶を突き止めたから、仇討ちに行くんだっていう内容のメールがあったんです。
大吾:フオッ!!
オリヴィア:ファッ!?
大吾:大事じゃないかそれ!!(笑)
ドウェイン:それ以降のことは、お察しのとおりです。うちにもしょっちゅう、怪しいコールがかかって来てまして、こうやって、まあ…安全な場所に引きこもっているような状態でして。
大吾:むがっ…。
ドウェイン:何とか、妹を止めて頂くことはできないでしょうか?
大吾:止めなきゃやばいよそれは!
ドウェイン:そうなんです!この調子だと、本当に一人でカチ込んで行ってしまいかねないんです。
間宮:カチ込み済の可能性すらあるぞこれ。
オリヴィア:えー…。
大吾:カチ込みの準備してツッコむのを待ってる段階…!?やべーなこれは。
オリヴィア:大吾さん。これ、【3年前の事件】開けられます?〈社会:ストリート、警察〉で14です。
大吾:すまん。さっきのAが唯一のマトモな手札だった。
オリヴィア:じゃあ、ここでキー効果使っておきます!
ランスロット:おおっ。
RL:クラブのQ!?
オリヴィア:まあ使わないんで。じゃあ、この情報はドウェインさんから聞いたってことにしておこう。
大吾:そうだねぇ。じゃあ、3年前に何があったのか、聞かせてもらおうか。
RL:じゃあ行っておきますか。「3年前、CFCのエグゼクとその夫人が薬物中毒者に襲われて死亡した事件。犯人は駆けつけたSSS隊員と銃撃戦の末、死亡している。薬物中毒者の体内から検出された薬物は、組成が明らかに通常のドラッグとは異なるものであったという。ストリートで少数が流通していた【ハレーション】というドラッグであると判明したが、製造元等が判明する前に流通が止まってしまい、捜査は行き詰ってしまった。※製造元等についてはゲストの《不可触》が使われているため、直接当事者に話を聞くしかない。」または神業を使って下さいということです。
間宮:ふむふむ。
ドウェイン:組成が判明したところで、アストラルドラッグですから、現行の法律では取り締まれないものらしいんです。
オリヴィア:あちゃー…なるほど。
大吾:なるほど。それで仇討ちに走ったか。
ドウェイン:ということです。もう通報はしてあるのですが…
大吾:「間に合うかどうか分からないし、しゃあねえなあ…」と言って立ちあがりますか。「すみません、お手数かけました。」
ドウェイン:いえ、こちらこそ。何卒、妹をよろしくお願いします。
大吾:何というか、知り合いが変な目に遭っているというのは、心苦しいものがありますので。
オリヴィア:CFCの面子もございます。行きましょう。
大吾:ほんじゃまあ、ちょっくら行ってきます。あの跳ねっ返りの尻を、2、3発ひっぱたいてやらんと!(笑)
オリヴィア:「ドウェインさんは、こちらでお待ちを。」アーコロジーから出ないでね!ホントに!心から!(笑)
RL:「そうですね…。」ということで、二人はアーコロジーから出て参りました。
大吾:さーて、どうなるかね。どうにも、星回りが悪い気がする。
間宮:カード回りですね。(一同笑)
RL:ホンマやで!(笑)
オリヴィア:メタいメタい!(笑)
大吾:それでも急がんとな!
RL:それでは、舞台裏しましょうか。
間宮:ちょっと【ハレーション】についてできる限り情報を集めておきたい。生命の6、カードの3、〈知覚〉を組み合わせていい?末端の末端の売人を見つけたってことで。
RL:良いですよ。
間宮:これで〈社会:ストリート〉12の、報酬点2点使ったら14。
RL:では、14まで。「3年前、ストリートに少数が流通していた覚せい剤。使用すると、他では得られないような快感が脳天を突き抜けるという。通常よく見られるような薬物とは明らかに組成が異なるため、流通すればすぐに分かるとのこと。いわゆるマジックアイテムに類するものであり、現在の法制では罰することは難しい。」以上です。18、神業はまた後で。
ランスロット:18…抜いておきます?
間宮:戦闘になっても大丈夫?手札を回すだけでも良くない?
ランスロット:いえ、ここはダイヤを使っておきます。〈社会:アストラル〉17出せるので、報酬点を1点使って18です。
RL:じゃあ18です。「【マンドレイク】の根を加工した魔法の薬という触れ込みで売られていたという。」以上です。
間宮:ふむふむ。やっぱりアレか。多分、捕まえてた人をチャームしてくれたんでしょう。
ランスロット:「もうちょっと情報を頂けませんか?」みたいな。
間宮:あくどいなぁ。で、もうちょっと情報を頂こうってことで、タチアナのバーに行こうって流れになったんだろう。多分。
RL:では、皆さんにSPSを差し上げます。【サーシャを救出する】5点です。というわけで、そろそろ休憩するか。では、最後の描写。こんな情報収集をしていた高御堂にタチアナからコールがあります。
高御堂:え、こっちに?
RL:「や、やばいってこれ!やばいってー!!」相当やばい状態らしく、それ以上のことは言わずに切れます。「ぎゃー!」
間宮:ぎゃー!?(笑)
高御堂:ぎゃー!?どういうこと!?
RL:というわけで休憩に入ります。
オリヴィア:引っ張る引っ張る。
間宮:CMだ!絶対CMだ!(笑)

この場面で言いたいのは、サーシャはカネに困ってストリートで荒事をやっていたわけじゃないんですよーっていう事だったんですが、例によってあまり伝わっていない感があるのが残念。状況描写むずかしい。

後、頼むね!

RL:再開です。シーンカードはアヤカシ。
間宮:とりあえずバーに行くぞ!探偵はバーにいるもんだ!(笑)
高御堂:それが理由かよ!
間宮:いま思いついた!というわけで登場判定に失敗。
RL:描写を読みます。カウンターの隅に追いやられたタチアナ。そして、カウンターの上に座って彼女を見下ろしているのは、悪趣味な毛皮のコートを着た少女。後ろには、黒服の男と、木の根のような姿をしたアヤカシが数10体。
大吾:ウワァ。
オリヴィア:数10体!?(笑)
RL:「す!すみません!いい今探させているんで!!」とカミカミになって慌てるタチアナ。
間宮:あわてとる。
RL:「それはもういいの。あれはきっと、自分からうちに帰ってくるから。」
「は?」
「でも、けじめって大事じゃない。うちは大切な商品を、あなたを信用して預けていたの。でも、あなたは私を裏切った。まさか、あの運び屋が悪いとか言うんじゃないよね?」
「えっ?」
「おかげで、ダーリンの誕生日も台無し。自分で行けばよかった!悔しくてワナワナしちゃう。」
「あ、あの、」
「だからー、あなたをー、ハダカに剥いてー、屋上から逆さに吊るそうかなと思って!」と言ってワルい笑みを。
大吾:ひっでー!!
間宮:どのへんで割り込んでいい?
RL:じゃあ、もう後ろから出てきたってことでいいよ。
間宮:「えっと、お邪魔した?」と訊きます。
RL:「あちゃあ。」女は振り返る。
ランスロット:後ろから。「おやおや。元気の良いことで、よろしいですね!」
間宮:え、それでいいの!?
ランスロット:ちょっとやそっとでは動じませんよ!(笑)
高御堂:何かが始まりそうな雰囲気だな。
RL:「はぁ~、仕方がな~い。」と言って女は頭に手をやると、シーンプレイヤーは誰?(訊くのかよ)
間宮:誰だろう?
大吾:この場合は、行くと宣言した人間!
高御堂:俺?
RL:じゃあ、高御堂に向かって《プリーズ!》を使用します。「ごめ~ん!私、用事思い出しちゃった!あと、頼むね♪」と言って退場します。トループを残して。(笑)
ランスロット:それはアリなんですか!?(笑)
間宮:エー!?退場?《プリーズ!》でできるのそんなこと!?
RL:いや、適当にやった…。(一同笑)「帰らせて?」っていうことで!
高御堂:うっかり返しちゃった!(笑)
間宮:《プリーズ!》って言われちゃったから、つい通しちゃったみたいな!
RL:そうです!《脱出》相当です!(笑)
間宮:神業1発相当で、《脱出》相当でどいてもらった!?ややこしいな!
オリヴィア:ちょっと待て。植物持って帰れ!(笑)
高御堂:俺に丸投げされてもなぁ…という顔をする!
間宮:「ちょっと待って。今残ってるのって、ひーふーみ。」数えていきますけど。
RL:じゃあ、カット進行入りましょか。
大吾:カット進行かよー!
ランスロット:なにあれ…《神の御言葉》したい…!

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第1カットのCSは、ヒルコトループ11(8)⇒間宮8=高御堂8⇒ランスロット7です。ちなみにランスロットの駒は、PC3さん自作のオリジナルフィギュアです。すっげー!!

RL:はい。というわけで、5レベルのヒルコ強盗トループ、1グループ20体がふたつ。近距離でエンゲージしています。セットアップは閃鋼を使用します。CSは5なので、11になりました。
ランスロット:セットアップは何もないです。
高御堂:ないでーす。
間宮:ないです。あっちの方が早いな。じゃあ、セットアップ終了ですね。
RL:分かりましたー。というわけで、ムーブアクションでエンゲージ。ハートを出して、〈雷鳴波〉を使います。目標値は制御値。これを使って、達成値は13。生命の制御値が低そうな人を狙おう。ランスロットさん。
ランスロット:生命の制御値は7です。
間宮:どうやって攻撃してきてるの?
RL:じゃあ、ものすごい「ギャーッ!!!」という悲鳴のような鳴き声をあげて、それにびっくりしたあなたは、CSが0になります。
ランスロット:おおっ!?(笑)
間宮:CSが0!それがメジャー使った攻撃なの?
RL:そうそう。
高御堂:さっきの悲鳴はその音だったのか!
RL:なんかねー、鳴き声関係の特技って、ヒルコにしかなかったのよ。
間宮:へえー。そうなんだ。
ランスロット:じゃあ、思わず耳を塞ぎます。「これは…ひどいですね。」
RL:で、もう1体は攻撃します!ムーブアクションでエンゲージします。ハートを出して、ここのりんごの人を攻撃するぞ。
高御堂:あ、はい。りんごは俺。(笑)
RL:なので、〈白兵〉〈怪力〉。達成値は17です。制御値は抜いてますね。
高御堂:超えてる。
RL:なので、当たったらダメージが生命の能力値ぶん上昇する。当たったらね。生体武器:爪でシャーッと斬りかかる。
オリヴィア:枝が刃になったみたいな。
高御堂:回避は、18出せるな。
RL:じゃあ、避けられました。アレに当たったらやばかった、そういう攻撃でした。
高御堂:こわっ!
ランスロット:きゃいんきゃいん。
間宮:きゅーん。
RL:なんだその鳴き声はー!犬かっ!(笑)次どうぞ!CS8の方ー。
間宮:こっちはパリーするのが専門だからなー。
RL:でも、今は戦っておきなせぇ。
間宮:じゃあクリスタルウォールで殴る。…でもこれ、スタンが効く気がしねぇー!と思っている!差分値入らないからなー。でも先どうぞ!
高御堂:〈白兵〉〈居合い〉〈修羅〉を使って、達成値は19です。
RL:避けられるわけがない。でも〈回避〉が…失敗。達成値は0です。差分値は19になります。
オリヴィア:ハートの2とかで死ぬんじゃない?
高御堂:固定値はS+6あるので、Sの25ダメージです。片手持ちの刀で、居合いでシュピーンと斬った感じ。
RL:でもこいつ、堅皮があるから防御まあまあある!5点防御するけど…やられた。
間宮:防御したけど、そのまま首を刈られた。
RL:これでトループは残り1グループです。
間宮:というわけで、BS与えるだけでもやってみるぞ。〈白兵〉〈知覚〉〈シャープアイ〉組み合わせて、達成値15。とりあえず、避けさせて手札を使わせよう。
RL:そうやね。避けれるんよね。〈回避〉1レベルあるけど…これを出したら16になるので、避けました。
オリヴィア:こいつらは「でし」って言わないほうなのね。
高御堂:量産型なのね。
RL:そうです!量産型です!(笑)
間宮:はい。よし!後は頼んだぞ先生。
ランスロット:〈心理〉〈交渉〉〈幻覚〉組み合わせて、ダメージに差分値を追加します。達成値は16です。
RL:はーい…〈自我〉で判定をしろと。〈自我〉…18が出せるぞぉ…!でも失敗しておく!!
間宮:ってことは、クライマックスでは成功させるってことだな!?(笑)
ランスロット:まあ、当然ですよね!(笑)
RL:達成値は11で失敗!
ランスロット:差分値は5。ダメージは17です。「はやくおうちに帰りなさい♪」
間宮:こわっ!
RL:足りんな…3体残った。ということは、戦意喪失して黒服の方に帰って行ったやつが何体か居たってことだな!(笑)OK!
大吾:っていうか、そいつらのおうちはどこやねん!(笑)
RL:いや、だから指示役の黒服のほうに、「うわーん!おうち帰る!」みたいな。(笑)
間宮:地面に崩れ落ちて地獄に帰ったのかと思ったよ!?
オリヴィア:土に還るみたいな!(笑)
ランスロット:ぼくがまだ、笑っているうちにね♪
RL:ワーオ!!というわけで、クリンナップ。セットアップ!何もないです。というわけでトループの番ですが…じゃあ間宮に向かって、〈白兵〉〈怪力〉で18!
間宮:それだったら良いか。
高御堂:かばえるよ。
間宮:いや、エースが2枚あるので使ってしまいましょう。
大吾:何ィー!羨ましいなオイ!!(笑)
間宮:ごめんなさい!(笑)ただダイヤなので使いづらくて!なので戦闘で使っておく!〈自動防御〉でパリーする!盾で受け止めるぞ。21。
RL:(猫パンチ的なジェスチャー)シャカシャカ斬りかかったんだけど、だめだった。
オリヴィア:なんか可愛いぞ。
高御堂:じゃあ、こっちから行こうか。
RL:こんなところで手札が良くなってもしゃーないんよなー。
ランスロット:ボヤキが!(笑)
オリヴィア:まあクライマックス戦闘もありますけん!(笑)
高御堂:〈白兵〉〈修羅〉〈居合い〉で17です。
RL:回避には…(山引きして)失敗!残り3体です!
高御堂:まあ10点くらいのダメージが出ればいいか。ダメージカードはこのハートの2を出しておきます。
間宮:10点近くのオーバーキルです。
オリヴィア:みじん切りにされました!
RL:はい。じゃあカット進行が終了します。その場には、慌てふためく黒服が残ります。
高御堂:まだやる?
大吾:とっ捕まえてお仕置きじゃろ?
間宮:縛れ縛れ。じゃあ、どうする?シーン変えて二人と合流する?電話すれば来てくれるよね。

続く。

「Voodoo In My Blood」 その2

オープニングフェイズがけっこう長かった。コンベンション向きではない長さのシナリオになってしまった。

アンタッチャブルな話

RL:というわけで、次のシーンカードは、タタラ…PC3のオープニングです。
ランスロット:私だ。
RL:ここはマリーズエンチャント。タタラ街のゾンビばあさんこと、マリーさんのマジックショップでございます。キミは今日、この店に顔を出しました。いつも来てるってことで、良いですよね?
ランスロット:そうですね。昼間なので、日傘をさしていきます!
RL:OK。「ああ、いらっしゃいランスロット君。景気はどうだい。」マリーさんが声をかけてくれます。
ランスロット:日傘を畳みながら。「まあ、普段通りですね。何もないのが一番です。」
マリー:とか言っちゃって。派手に活躍してたりするんだろう?
ランスロット:秘密です♪
RL:「秘密か!まあ、こっちもボチボチさ。ところで、最近マンドレイクが安く買えるようになったって知ってるかい?」まあ、そういう話があるって事にしておいてください。
ランスロット:はい。
マリー:あれを育てている業者が、面白い新商品を扱いを始めるから、まあ見てほしいって言ってきていたんだ。昨日それが届く予定だったんだが、届かなかった。何かがあったらしい。さっき詫びのコールがあったよ。その新商品っていうのは、言ってみれば喋るマンドレイクってやつさ。
ランスロット:喋る?(笑)
マリー:普通のそれとはわけが違う。本物ならぜひ見てみたいもんだがねぇ。
ランスロット:では、ちょっと考えまして。「明らかに、触っちゃいけない匂いがするのは、僕だけなんでしょうか?」
マリー:いや~。その通りさ。その喋るマンドレイク、奴らは小人と呼んでいたが、あれは確かにヤバイやつだ。もしかすると、昨日の件、さっそくナイトハウンドあたりと揉めてたりするかもな。
ランスロット:「あー…。」って言いながら頭を掻く。(笑)
RL:で、何が言いたいかというと、この業者が今警察沙汰をおこしてて、それで廃業するようなことがあったら、育てていた残りのマンドレイクって、どうなるん?っていう事を暗に言おうとしています。
間宮:ああ、ヤバイことになりそう。
RL:取れるだけ、抜いてきてくれたら、うちで買い取るよ?的なニュアンスを含ませています。言わないけど、この人ならこれ位のあくどいことは考えていそうだって事は分かります。
ランスロット:では、ちょっと考えまして。「なるほどなるほど。」今日は変装して来ていたんですが、眼鏡の奥の瞳がキラリと輝きます。「僕にそういう話をするってことは、そういう事でよろしいですか?」
マリー:そうだねぇ。これが安く仕入れられる最後のチャンスになるだろうから、こっちとしても儲けにはなるだろうねぇ。まあ、そんな事は言わせるなって話だが。
オリヴィア:訳:収穫して来い。(笑)
ランスロット:いいじゃないですか。僕たちしかいないんだから。
RL:「そうだね!まあ、興味があるんならそれでよし。人道的に許せない!っていうんならそれでもよし。」私はいつでも《不可触》できるから…みたいな余裕を感じさせながら。
オリヴィア:メタいメタい。(笑)
高御堂ダダ漏れやん。(笑)
RL:さっきのはルーラー発言なのでセリフではないって事にしておいてください!(笑)では、そういう話をしたよって事で。「あたしは別に、やれって言った訳じゃないからね!じゃあね。」
高御堂:保険かけやがった!(笑)
ランスロット:ま、それはお察しくださいってことですね!では、また用があったら来ます。
RL:「また用ができたらおいで。」そんなことを言いながら見送ってくれる。では、次。カタナのシーンです。

せっかちな依頼人

オリヴィア:必殺仕事人か。
高御堂:必殺かどうかは、知らないけど。
RL:時刻は深夜0時を回った頃。キミはいつものように、このバーにやってまいりました。スラム街に位置する、バー「ヤロール」。あなたはドーリスに呼ばれて、灯りのない「海」という部屋にやって来ます。今回の依頼人は、あなたに直接依頼したいようです。
高御堂:はいはいはい。
RL:というわけで、カクテルが。「あちらの方からです。」
間宮:"XYZ"ってやつですか。
RL:そうかもしれん。そんなわけで、あっちに依頼人がいるようです。
高御堂:じゃあ、近づきましょうか。「あなたが?」
RL:「そう。私はタチアナ・ニジンスカヤ。人探しの依頼をしたいの。探してほしいのは、サーシャ・ロータスという運び屋。」といってホロを渡してきます。
高御堂:ホロ?うん。
タチアナ:今夜の10時までにマリーズエンチャントに荷物を届ける予定だったんだが、先方にはまだ届いていないの。
高御堂:ほう。
タチアナ:依頼人からせっつかれているの。あの荷物がとにかく必要なの。これを取り返さないと大変なことになる。
高御堂:なるほど。その運び屋は、今までに何回か使ったことはあるのか?信用できるヤツだったのか?
タチアナ:1年以上前から一緒にやってきている。まさかこんなことになるなんて、全く思っていなかった。
高御堂:ほう。
タチアナ:とにかく、そのガキを見つけてくれない?死んでいても構わない。報酬は、前金でゴールド。荷物を取り返してくれたら、プラチナムを渡すわ。とにかく荷物が大事なの。
オリヴィア:運び屋っていう情報が出てきました。
高御堂:何なんだ?その荷物っていうのは。
タチアナ:とにかく、あのガキがまだ持っていると思う。とりあえず、依頼を受けてくれるってことで良いのよね。
高御堂:まあ、いいけど…
RL:「それなら良かった。」と言って、立ち上がろうとする。
高御堂:待て。その荷物っていうのは、簡単に持てるものなのか?
RL:まあこのルルブを5~6冊積み上げたくらいの大きさで、簡単に持てるようなものだと説明してくれる。
間宮:簡単に運べるようなものだと。
オリヴィア:だったってことは、見た時はその大きさだったってことだよね。
間宮:重さも聞いておこうぜ。
高御堂:うん。「どれくらい重いんだ?」
RL:「そんなに重いものじゃない。とにかく、私も帰らなきゃいけない。依頼を受けてくれるんだったら、質問があったら後でここに連絡して。」ということで、タチアナのアドレスを貰えます。
高御堂:了解。
RL:というわけで、さっさと帰っていってしまいます。
高御堂:えらいせっかちな依頼人だなー。
RL:すると、周りにいた人たちが。「あんたあの仕事を受けたのか。あんたで5人目だよ」と言われる。
高御堂:え?前任者が居たの?
RL:前任者が居るというよりは、自分たちも受けたんだって事です。
間宮:ああ。同時に5人くらいに依頼していると。
高御堂:つまり競争なのか。
間宮:ゴールドかける5だから、25くらい使っているのか?
オリヴィア:それは軽く言っていいものなんですか。
RL:よっぽど切羽詰まっているし、一人に依頼したくらいで解決できるとは思っていないってことだ。
高御堂:ハァ。
RL:「とにかく早く見つけてくれって事なんだろうな。まあ金額も悪くないし」
高御堂:そこまでしてまで取り返したいものなのか。
オリヴィア:さっそく、収穫のシーズンの話も出てきましたからねぇ。気になりますねぇ。(笑)
高御堂:「ま、退屈するよりはいいかな。」と言って、動き始めましょうか。
RL:分かりましたー。依頼を受けて下さってありがとうございますー。では、次!オープニングフェイズ最後のシーンです!
オリヴィア:はい。

予言が告げた名は

RL:最後は、PC1さんもう1度。最後は、アメリアからの依頼のシーンです。
大吾:うん。
RL:というわけで、場所は教会で良いですね。
大吾:別に構わないよ。
間宮:(小声で)アメリアたん…
RL:おい今アメリアたんって言ったぞ!(笑)
高御堂:たん。(笑)
RL:というわけで、アメリア・アインスブルク枢機卿はこう言います。「大吾さん。今回の依頼です。聖母様は、一人の女性の名前を予言しました。このN◎VAに暮らす、サーシャ・ロータスという女性です。」そしてホロを渡します。
大吾:うむ…。
RL:「あなたの知り合いだということも、聖母様はご存知のようでした。聖母様は、あらゆる情報と繋がり、未来を予言してしまうお方です。ただ、何が起こるのかまでは見通せません。このサーシャという女性を中心に、事件が起こるはずです。その事件を未然に防ぐためには、あなたが適任だと判断されたのです。こちらに報酬を用意しました。」と言って、1ゴールドを渡す。
高御堂:おおー。
大吾:うーん。いつも思うんだが…聖母様っていうのは、何者なんだろうねぇ…。
アメリア:それはー…いまは、救世主様の奇跡の力にとても恵まれたお方としか言いようがありません。時が来たら、聖母様ご自身から明らかにされると思います。というわけで、今回もよろしくお願いします!
大吾:しょうがねえなあ。とりあえず、報酬を受け取って。にしてもあの子か。
RL:あの子が信心深いってことは知っているんだけど、何をしているのかは、よく知らない。ていうか最近は教会に顔を見せない。という程度にしか知らないってことにしておいてください。
大吾:あの跳ねっ返り。妙な事をやってたらとりあえず、尻ひっぱたいてやるか。じゃあ、どこから調べるかな~ってことで、街に出て行こう。

リサーチフェイズ

トロンカフェで白煙

RL:分かりました!では、リサーチフェイズに入って行きます。ここからは情報収集が可能になります。というわけで、誰が最初のシーンプレイヤーになる…?情報収集の項目を並べていくので、やりたい人からやっちゃって。
オリヴィア:はーい。でもやっぱりPC1からになるかなぁ。
RL:それが良いかな。というわけで、クグツとヒルコ(PC5)は【レッドエリアのヒルコ強盗】。マヤカシは【マンドレイク】。カタナ、バサラは【サーシャ・ロータス】。この3つです。それから、【CFCを襲ったヒルコ】はクグツの方だけ。あと【タチアナ・ニジンスカヤ】はカタナの方。目標値とかはカードに書いてあります。
大吾:むー、手札が悪いんだよなぁ。エースとジョーカーは手札に欲しかった…。
RL:うん。ライフパスでエースとジョーカーが出まくるっていうのは、幸先が悪いスタートだよな。(笑)
大吾:運を先に使っちゃった感じだよなぁ。さて、ほんじゃまあ…この手札じゃあ12までしか出ない。
間宮:シーンプレイヤーになって登場判定に失敗するっていう手もあるぞ。
RL:うん。シーンプレイヤーはPC1にして、登場しましょうか。シーンカードはニューロ。
大吾:これで登場判定に失敗!手札補充。…(頭に手をやる)
RL:ダメでしたか。というわけで、ランダムシーンチャートを見てみるか。レンタルトロンカフェにやって来たよ。「雑居ビルの階段を降りる。薄汚れた地下室には、ハンドメイドとおぼしき大型トロンが設置されていた。本当にこれを使って大丈夫だろうか。」ということで、情報は入手できるがトロンは煙を吹く。社会:テクノロジーの判定に…これは役に立たんな!(笑)
大吾:んにゃー。今回のシナリオには役に立たん!
オリヴィア:メディア関係のシナリオなら役に立ったんだろうけどねぇ。
RL:残念。
大吾:ま、とりあえず、サーシャは一体何をしていたのかとか、今どこに居るのかとか、その辺を調べなければならんからなー。仕方ないので10しか出ずに失敗。
RL:はーい。「店主!これ煙吹いてるんだけど!?」って感じですかね。
間宮:登場判定をしたい。できる?
RL:できるよ。
間宮:じゃあ、10出せるので登場します。もう一台、どこかで煙を上げはじめるぞ。(一同笑)「やっべ!」って言いながら、コソコソっと逃げようとして、知ってる顔を見つける。
大吾:あれ。
間宮:あ。大吾じゃないか。
大吾:何やってるんだお前。
間宮:おい、ちょっと逃げろ。
大吾:おい!何やった!?(笑)
間宮:だって今、2台煙上げてるんだぞ!?(笑)
RL:確かに!「あー!ちょっとお客さん困りますよぉ!何してくれてるんですかぁ!?」
間宮:すみません!ちょっと触ってたら勝手に!
RL:「触ってたら勝手に!?そんなことがあるわけないでしょーが!」
間宮:だって俺ウェットだから!どうこうするとかできませんし!?
RL:「ハァ関係あるかいそんなこと!」っていう感じで、ちょっとゴタゴタし始める。まあ、こいつの性能的にもう限界だったんじゃろう、ということで何とか許してもらえて、外に出られます。(笑)
オリヴィア:良かった!警察を呼ばれずに済んだよ!
大吾:かなわんなー!当分あそこは使えねーな。(笑)
間宮:「よ、良かった!今、5シルバーくらいしか無かったから…。これ以上取られたら家賃とかが払えないところだった!」なんかN◎VAっぽくないなこのセリフ!(笑)「どうしたんだ大吾。珍しいな。最近は真教絡みの話は無かったはずだが。」
大吾:「それがちょっとな。また妙な話を受けちまってな。とりあえず、探さなきゃならん人間が居るんだが…どうも、ああいうのは苦手だ。」トロンがあった店の方を見て。
間宮:「うん。俺も苦手だ。」焦げくさい方を見ながら。(笑)
大吾:どうするんだ。情報屋に何か心当たりはないのか!?
間宮:いや、もう…こうなったら!
大吾:うん?
間宮:足で探す!
大吾:…やっぱそれか。
RL:そうだよね。
間宮:ちょっと、持ち掛けてみても良いですか?「探し物しているっていうなら、ちょっと俺とチーム組まないか。」
大吾:いや…良いんだけど。お前の方は何を追ってんだよ。
間宮:レッドエリアで、ヒルコの強盗が出てるらしくって。
大吾:ヒルコの強盗!?また妙な…うちの方と関わりがあるのか?それ。
間宮:こういう妙な事件が起こってるときは、妙な事件同士で繋がってることが、わりと多いんだよ!
オリヴィア:メタいメタい!!(笑)
ランスロット:メタいです!(笑)
RL:メタいわ!!(笑)勘が働いたってことにしとけ!
間宮:勘が働いたってことにしとけ!〈シャープアイ〉持ってるんで!〈知覚〉です!
高御堂:君、何者?(笑)
間宮N◎VA者!
オリヴィア:〈知覚〉カッコ第六感!(笑)
ランスロット:第六感で判定をどうぞ!(笑)
大吾:そういえば、こいつがこういうことを言い出す時は、なーんかあるんだよな。
間宮:というわけで、判定をしよう。まずマイナーでコッペリオンを起動して、社会の判定に+1。NIK鑑札を持ってるんで、実質+2。で、ダイヤの8を出して、外界が4なので、〈社会:ストリート〉で14。【レッドエリアのヒルコ強盗】について調べるぞ。
RL:はーい。じゃあ14までの情報が見れます。「レッドエリアで相次ぐ強盗事件。黒塗りの車からヒルコが飛び出て来たかと思えば、次の瞬間には店舗のシャッターを破壊。そして武装したギャング連中が手際よく店舗内の物品を車に積み込んでいくという手法がよく見られる。最近、警備の堅牢さで知られるCFCオオゲツ事業所が同様の手口で襲撃され、倉庫が荒らされた。警備の部隊と戦闘になり、死傷者も出た模様。ヒルコの外見は木のような、植物のようなものだったという。ギャング連中の指示には忠実に従う様子が、路上の防犯カメラに残されている。これらのヒルコに子供がさらわれたという目撃情報などもある。」
間宮:はっ!?
RL:16、19は分かりません。まあ《完全偽装》したところで、人の口に戸は立てられぬってことで、ウワサくらいは聞こえると。
大吾:なんか変な情報が出てきたぞ。
間宮:うーん。CFCを襲ったヒルコについては調べられないの?
RL:それは16以上だ。
オリヴィア:クグツの話だ。
間宮:物騒なヒルコも居るもんだなー。
大吾:それ、本当にヒルコか?
間宮:「ヒルコって、いわゆるミュータントだから、改造されてたらだいたいヒルコだぞ。」とPC的に説明するぞ。
大吾:内心で。「じゃあ俺なんかはどうなんだ。天然ヒルコか?」と。
RL:ひどい話だ!(笑)
間宮:お前はアヤカシだろ?
大吾:バレてんの!?知られてんの!?(笑)
オリヴィア:〈人化〉は!?
大吾:いや、上手いやつなら見抜くことも不可能ではない!しょせんレベル×4のボーナスしか無いから!
RL:〈人化〉のレベルがそう高くないのね。なるほど。
大吾:じゃあ、前の仕事で〈血脈:鬼の一族〉を使ったからバレているって事にしておこう。(笑)
間宮:それはバレるね!それは知っているってことにしておこう!とりあえず、よくわかんないことが分かったねってことにしておこうか。
大吾:そうだな。「うーん。それは一体何の話だ。アヤカシにしたって、そんなヤツの話は聞いたことがない。」
RL:じゃあ、調べることがないようなら、ここで舞台裏に入ろうか。
ランスロット:登場判定に失敗します。
オリヴィア:はーい。じゃあ、登場判定に失敗しておこうか。…やったー!この情報、レニさんのコネが使える!
RL:そりゃそうじゃろう。CFCのラボで調べているんだから。
オリヴィア:〈コネ:レニ・コールマン〉と報酬点2点で、【CFCを襲ったヒルコ】。でもこの報酬点はレニさんにあげることになるな。
RL:まあ、ある程度は足で情報収集もしたってことでしょう。
オリヴィア:じゃあ、経費を使ったことにしよう。これで達成値が16です。
RL:はい。「残された防犯カメラの映像によれば、これまでにヒルコ強盗がけしかけていたヒルコより大型であり、一撃で大勢の警備スタッフをダウンさせる等、強力な力を持っていたようだ。現場にヒルコの残骸はほとんど残されていなかったが、回収されたヒルコの微細な残骸からは、植物由来のアヤカシとでも言うべき特徴を持つ物質が見つかっている。これらの残骸を残さないよう、犯行グループは注意深く後片付けを行っていったものと考えられる。」
オリヴィア:つまり、襲撃しながら残骸も回収していったと。
RL:一撃でトループを吹き飛ばす、つまり神業を使ったと考えて下さい。そうすれば、誰もいないから後片付けもできるよと。
間宮:《天変地異》か?
大吾:というより、わざわざお掃除していったのか。
RL:身バレ防止ですよ。
オリヴィア:計画的なんですよ。
ランスロット:うーん。調べたいんですけど。
RL:スートが合わないのか。
ランスロット:報酬点は7点あるけど…
RL:あとで買い取ってもらったらお金が入るけども、前金とかは一切貰ってません。
ランスロット:まあ、2点使って全部情報を抜いてしまおう。〈社会:アストラル〉と、これで【マンドレイク】の18まで調べられます。
RL:はい。OKです。「ナス科マンドラゴラ属の植物。根には幻覚作用のある物質が含まれており、古来より魔術などに利用されてきた。根は人のような形をしており、成熟しきった個体は自力で土から這い出し、辺りを徘徊するとか、根ごと引き抜くと悲鳴をあげ、その声を聞くと死ぬ等の伝説がある。伝説のような"生きた"マンドレイクは、災厄を境に自生するものはほぼ無くなった。ニューロエイジにおいては、植物に対する共感能力を持つバサラ・マヤカシ等が育てる事によって初めて、"生きた"マンドレイクが生育される。これらの個体は、通常のマンドレイクとは比べようもない幻覚作用と毒性を持ち、合法非合法を問わず様々な魔術に利用される。N◎VA市内では、ST☆Rなどから密輸されたものが少数流通していた。最近、ある【個人事業主】が市内で栽培を始めたらしく、新鮮な個体が供給されるようになった。未成熟な個体に人間の血を与えることで、疑似的な意志を持った魔法生物【アルウラネ】として使役させることもできる。【喋るマンドレイク】なるものも存在するという。」というわけで、【個人事業主】【喋るマンドレイク】【アルウラネ】が追加されます。
間宮:色々あるな。ややこしいなぁ。
ランスロット:全部〈社会:アストラル〉ですねぇ。
RL:あと、〈コネ:マリー〉も使えます。
ランスロット:とりあえず、はやく合流したい!
高御堂:こっちは今のところ14までしか出せないな。
RL:報酬点使うにも厳しいかなぁ。
オリヴィア:合流したら、報酬点って融通できますし。
高御堂:まあ、せっかくだからエース使っておきます。〈社会:ストリート〉で【タチアナ・ニジンスカヤ】について。
RL:OK。「ドラッグのブローカー。主に「カーライルのシノギ」として製造されているようなドラッグをストリートの売人に卸売りしている。レッドエリアにバーを持っている。(ミストレス◎)[タチアナのバーのアドレス]を得る。今回の仕事は、顧客の特に大事な新商品を市内のマジックショップやドラッグバーに輸送するものだったが、運び屋が商品を持ったまま行方不明になったため、必死に商品の行方を捜している。バー・ヤロールを通じてPC②ら複数の賞金稼ぎに、運び屋【サーシャ・ロータス】の捜索を依頼している。今回行方不明になった特に重要な商品は、"小人"と呼ばれている。」これは、他の人たちがPC②と合流するための情報みたいなもんです。
高御堂:うむ。分かった。
RL:これで全員情報収集しましたね。じゃあ次のシーン。

聞き込み

間宮:よし。じゃあ、次は誰のシーンにしましょうか。
RL:アドレスを持っている人が、アドレスに向かったらシーンが始まりますけど。
高御堂:持ってるけど。
RL:じゃあ行ってみましょうか。
高御堂:わかった。
RL:よし。次の日の、夕方くらいにしておきましょう。そんなわけで、ここはレッドエリアのバーでございます。半地下みたいなところに入って行くと、タチアナ・ニジンスカヤの経営するこじんまりしたバーに入って行きます。ここはお酒が飲めるだけですが、VIPルームに行けばそういうモノの取引もできるよっていう感じです。
高御堂:ふむ。
RL:では、今回の依頼について、聞きたいことがあったら分かる範囲でタチアナが答えてくれます。「いらっしゃい。何も収穫が無かったって顔だね」と声をかけてくれる。
オリヴィア:本人居るの?(笑)
RL:そりゃあ居るよ!これから営業っていう時間なので。
高御堂:今のところ、めぼしい情報は見つかってないな。
オリヴィア:サーシャが行きそうなところに心当たりは、とか。
RL:出てきたい人がいたら、ここはレッドエリアなので、〈社会:ストリート〉の8で登場できます。
間宮:出られるには出られるんだが、出る理由がなー。
RL:まあ、ないな!
間宮:うん。ここのバーを知っているかっていうと、なー。
ランスロット:そろそろ誰かと合流したいです!
大吾:まあな!(笑)
RL:じゃあ。フラーっと入って来たとかはどうですか?コネがあったらコネ使って登場できますし。
ランスロット:じゃあ〈社会:ストリート〉。クラブの4を出してこれで12。ガチャッ。「あっ!」
RL:そこには、見かけたことのある元気な子が!
ランスロット:おや!お久しぶりですね。
高御堂:ゲッ!(笑)
間宮:明らかに苦手意識のあるリアクションだ!
ランスロット:何ですかその反応はー。
オリヴィア:ほとばしる、じいじオーラ。
タチアナ:いらっしゃい、ランスロットさん。
高御堂:よく言いますよ…。久しぶりですね。あなたは一体おいくつなんですか?
ランスロット:いくつに見えますか?(笑)
高御堂:…下手をしたらやられる!というオーラを感じた。(笑)
タチアナ:まあまあ、ここに来る人たちに歳聞いても詮無い話ですよ。
ランスロット:「何歳って言っても怒らないから大丈夫!」(笑)にこーっとしてます!
高御堂:「そういうのもタチが悪いや。」ボソッ。
ランスロット:君がこんな場所に来るなんて珍しいですね。
高御堂:ちょっと訳ありでね。まあ、あなたなら…話しても良いか。
RL:「まあ…いいでしょう。」依頼者もOKを出してくれる。
ランスロット:じゃあ、横に座ります。
RL:「聞きたそうにしてるから、こっちが知ってることを全部話すよ。」ということで、教えてくれます。「サーシャはここ1~2年前から用心棒みたいなことをしていたんだ。」
高御堂:ふーん。
タチアナチェイスした相手のマシンを無残に破壊したとか…あの子自身はいわゆるバサラでね。
大吾:うーわ。
高御堂:バサラとは。けっこうマズいな。
RL:「マズイか。そうだねぇ…けっこう勢いはいいというか…。」(笑)まあ、跳ねっ返りというか。
高御堂:勢いは良いと跳ねっ返りは違うぞ!(笑)
ランスロット:バサラの子たちは派手な子が多いですからねぇ。
タチアナ:ただ、悪い子には見えなかったよ。
オリヴィア:物理系バサラ。(笑)
ランスロット:物理系…?(笑)
タチアナ:その筋のことはよく知らないが、「重力使い」ってやつなんだってね。
高御堂:ふーん。
タチアナ:で、何が盗まれたかっていうと、そのー…薬が少々。それから、小人って言われている、大事そうなものが一つ。これが店にちゃんと運ばれる予定だったが、あの子が持ち逃げしちゃったみたいだね。
ランスロット:そこで気が付きます。「おや。なるほどなるほど。そう繋がりますか!」って言いますよ。
RL:「いやー…さすがランスロットさん。ご存知でしたか。やっぱり重要なものなんですねぇ。」勝手に納得しながら話を続けます。「なんであの業者がうちを使ったかって言ったら、昔、今回運んでたドラッグを扱ってたことがあって。その時に取引があった人間の名前が出てきたからなんだ。その個人事業主自体には面識はなかったんだけどねぇ。」ということで、【ハレーション】っていう情報項目が追加されます。
高御堂:ハレーション?
タチアナ:ハレーションって呼ばれているドラッグ。最近また流通し始めたんだ。ただ、節度を守ってくれる相手にだけね!
高御堂:ふーん。
間宮:なんか、おっかないなぁ。神業で情報が隠されてる。
タチアナ:とにかく、そのドラッグのついでに頼まれたんだ。その、今回は特別な用事があるから、ついでに頼むよって。うちを信頼してくれているってことは嬉しいんだけど、まさかこんな事になるなんてねぇ…。あの子にこのドラッグのことを任せたのも今回が初めてだったけど、それがこんな事になるなんて!最初から信用しちゃいけない相手だったなんて、思ってもなかった!
間宮:うーん。
オリヴィア:これは何か、裏がありそうですねぇ。
高御堂:だよねぇ。
ランスロット:では、夏貴さんのほうをチラリと見ます。そして首をかしげる。「何か、あったんですか?」っていう顔です。
高御堂:あると言えば、あったねぇ。
ランスロット:ちょっと、情報共有しておきませんか?(笑)
高御堂:まあ、でしょうね!(笑)ちょっと言いづらいけど、まあいいや。
RL:知り合いだったんなら、話が早い。
高御堂:じゃあ、こっちも知ってることを話します。
タチアナ:見つけてくれたらプラチナムだ。頼むよランスロットさん。誰でもいいから…とにかくこの業者ってやつは頭がおかしいんだ。
オリヴィア:ふぁっ?(笑)
間宮:相手のことを頭がおかしいとか言ってやるなよ。(笑)
RL:だから5人も6人も雇っているんですよ。
ランスロット:「まあ、人探しは、こちらの領分ですからね。」と言って。こちらからも情報提供を。今手に入れている情報を共有します。マンドレイクについて。
間宮:ということで、情報項目も共有されたのか。この、踊るマンドレイク…(一同爆笑)
大吾:踊らすなや!!(笑)いつからマハラジャになった!?
RL:踊るじゃねえよ!なんだその踊るポンポコリンみたいなのは!(笑)ピーヒャラピーヒャラ!(笑)
オリヴィア:収穫したら踊り出すんだよ!(笑)
RL:いやいやそんなことはないから!!(笑)
ランスロット:なんですかこの情報は!(笑)
大吾:歌って踊れてネタもこなすマンドレイク!!(笑)
オリヴィア:新型アイドルか!?(笑)
間宮:ごめん!【喋るマンドレイク】!!で、【アルウラネ】と【個人事業主】についてか。あと【ハレーション】も。
高御堂:うーん。
オリヴィア:クグツも合流したいです…!
大吾:こっちも合流したいです!
RL:まあ、まあ、まあ、まあ!そのうちね!合流しやすくなるような情報も入れといたので!!ご安心を!(笑)
大吾:ていうか…登場判定に失敗しておきます!(笑)
間宮:こっちも失敗しておきます。
RL:はい!ではそろそろ舞台裏に入ります!
ランスロット:あ、待って!情報収集できます!
RL:おお、申し訳ない。どうぞ!
ランスロット:どれも〈社会:アストラル〉でいけるな。…【個人事業主】を、〈社会:ストリート〉で行きます。ストリームリンクを使用。5を出して、14。報酬点を1点使って15にします。
RL:分かりました。「半年ほど前からマンドレイクの栽培を行っている業者。事業主の名前は【タスニム】という女。」はい。
大吾:次々に情報が手に入ってるな…。うらやましい。
ランスロット:聞いたことのない名前ですね。
高御堂:ないね。
オリヴィア:完全に新情報。
ランスロット:では、こちらも調べるという方向で。
RL:他に何か調べたりは?
高御堂:じゃあ〈社会:ストリート〉で調べようか。16になるから、報酬点を2点使って、【サーシャ・ロータス】について。
RL:分かりました。
間宮:サーシャちゃん抜かれちゃった。
RL:まあ別にそっちで情報収集してもいいよ。「ストリートで運び屋、用心棒のような活動をしている10代の女子。(カゼ◎)瞬間移動した、重力を操る、などの目撃情報があり、バサラであると目される。【タチアナ・ニジンスカヤ】からの依頼の最中に蒸発し、その行方をPC②らが捜している。タチアナとは1年ほど前から仕事をしているらしく、サーシャは市内から空港、フェスラー公国への輸送などに携わっていた。【ドウェイン・ロータス】という兄がいる。」情報項目が増えました。
高御堂:とりあえず、お尻をペンペンすればいいわけだな。
ランスロット:ふふっ!(笑)
オリヴィア:Exactly!
間宮:その通りでございます。
大吾:困ったもんだ。
ランスロット:悪い子にはおしおきですね。
間宮:【ドウェイン・ロータス】については、レニ・コールマンのコネが使えるのか。
オリヴィア:あ!ホントだ。ちょっとそれは使ってみたい。
RL:いやあなたはまだ知りませんから!(笑)
間宮:まずは情報共有だ!
RL:というわけで、今度こそ舞台裏です!
間宮:じゃあ、どうしようかな。
オリヴィア:シーンカードはカブトと出ていますが。
間宮:じゃあ、舞台裏だけどキー効果を使おう。クラブを出して達成値21!【レッドエリアのヒルコ強盗】について!
RL:はい。残りの情報が出てきます。「CFCオオゲツ事業所はPC④というクグツを派遣し、犯人を探している。また、【CFCを襲ったヒルコ】は特に強力だったと言われている。」
間宮:よし!これで会いに行こう。
RL:「レッドエリアのショーパブで働いていた【タスニム】という女のしわざだというウワサがある。最近、妙に羽振りが良いから…という程度の根拠ではあるが。」
オリヴィア:自分で調べたい!(笑)
RL:うん。聞いた相手が悪かったんですね。「あいつの仕業に決まってるワヨ!!」みたいなマネキンにうっかり聞き込みしちゃったと。
大吾:むー。
間宮:ということだな。大吾とは情報共有するぞ。【タスニム】についてか、【サーシャ・ロータス】について調べるのが良いか。
大吾:うーん、スートが全然合わないんだよな。(笑)仕方ない。ちょっと軽く調べてみるが、期待はするなよ。で、失敗!うりゃ!…(頭を抱える)
ランスロット:ふふふっ!だめそうですね!(笑)
間宮:今回は手札運が悪そうですね。
RL:悪いっぽいね。
大吾:さらに悪いのが来た…。やべー、活躍できんかもしれん。(笑)
オリヴィア:うーん。こっちは調べられるのが少ないなぁ。
RL:そろそろ、誰かのところにフラーッと現れてみる?
オリヴィア:【レッドエリアのヒルコ強盗】について調べるしかないのか。タスニムについて知らないのも嫌だし。
RL:じゃあ〈社会:ストリート、警察〉で。19。これは、個人的にタスニムに恨みがあるのであろうマネキンに出会ったというレアさを表現した数字となっております!
オリヴィア:あ、いけるいける。ハートを出して、報酬点を1点使ったら19です。
RL:じゃあ、さっきの情報が分かりました。
オリヴィア:というわけで、タスニムさんに会ってみようと思います。そこで頑張って出てくる。

続く。

「Voodoo In My Blood」 その1

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はじめに

某別のシステムの某シナリオを読んでいたら、これはN◎VAでも全然いけるやんと思ったので、N◎VA向けに翻案してみました。そしたら話を膨らませる過程で、ほぼ完全に別物になりました。そんなオリジナルといえばオリジナルのシナリオです。ヘッダの画像が明らかに今までのヤツより手が込んでると思われるかもしれませんが、しょせんこのイラストも2年前に描いてお蔵入りしていたものなので適当です。
ちなみに「Voodoo In My Blood」はMassive Attackの曲名から取ったタイトルです。内容とは関係あるようで無いかもしれません。

キャラクター紹介

PC1 バサラ

①バサラ
コネ:サーシャ・ロータス(感情)
キミの数少ないバサラの知人、サーシャ・ロータスの身に何かが起こっている。剣十字修道会のアメリア・アインスブルクより、サーシャの周囲で事件が起こるという予言があったと聞かされたのだ。彼女が被害者になるのか、それとも加害者になるかはまだ確定しない。だが、事件を未然に防ぐのがキミの役目だ。
PS:サーシャ・ロータスの周囲で起こる事件を防ぐ 

RL:では、キャラクター紹介からやっていきましょう。ではPC1さん。
大吾:名前は、加賀山大吾(かがやま たいご)。年齢は22歳。男性。鬼の一族のアヤカシで、南米帰り。
RL:南米なんですか…!?意外だ!なんだろう。チュパカブラみたいな、我々の知らないエキゾチックな鬼みたいな気がするな。
大吾:いやいやいや。皆さんの想像している方の鬼で間違いございませんよ!ただ一時、南米の方で色々やってたってことで。
間宮:2本角が生えている感じの?
大吾:それでOKです。本人としては、角を折っちゃったんだけどね。
RL:天羅だったら、角を折ったオニは神通力が使えなくなったりするんですけどねー。
間宮:見た目は、完全に人間ですか?それとも、妖怪系だから意外と少年の姿だったりするんですか?
大吾:外見はだいたい、細マッチョ。色素が抜けているというか、アルビノ系の外見です。この外見については、生まれてくるときに、鬼の因子と人間の因子がケンカし合ったんじゃねーか、みたいな。
RL:半分は人間なんですね。
大吾:完全なアヤカシじゃなくて、人間とのハーフみたいな感じ。なので、外見は目立つ感じではある。そんなのをフェイトコートとかで隠している。スタイルはアヤカシ、バサラ◎、チャクラ●。
オリヴィアインカ帝国で祀られていた過去とか無いんですか?
大吾:俺は一体何者やねん!(笑)もともと日本生まれだったらしいんですけど、なんとなく海外に出てきちゃった。
RL:要は、日本がつまらなくなったんですかね。
大吾:飛び出したのか、追い出されたのかはよくわからんが、とりあえず日本を出て、一時期南米で腰を下ろして、ドンパチやっていた。でも、そっちでも色々あって、もう居られなくなって。N◎VAに逃げてきた感じ。今は、ほとぼりを覚ましている感じかな。で、今は剣十字修道会に厄介になっている。
RL:元力は使えたりしますか?
大吾:〈元力:火炎(正)〉を使って殴るタイプです。だから、ぶん殴る時には、手が炎に包まれる。
RL:現在の仕事に対する思い入れとか、何かありましたら。
大吾:南米に居た頃の荒事は、本当に斬った張ったの血なまぐさいものだった。そんなうんざりする戦場と比べたら、この仕事は、気持ち的に楽。一般ピープルに武器を向ける必要が無いってのはね。
RL:人助けという名目で戦えるのは、気持ち的にも楽だと。
大吾:だから今は、心の洗濯をしているような気持ち。
間宮:バッシャバッシャと。
RL:聖母の仰せのままに戦っているわけですからね。
大吾:聖母云々はよくわからんけど、必要なら雇われる。やっていくうちに、こういうのも良いなって思えるようになったって感じだな。
RL:感謝されるのって良いな。みたいな。分かりました。ありがとうございます。では、PC2の方どうぞ。

PC2 カタナ

②カタナ
コネ:タチアナ・ニジンスカヤ(外界)
"ヤロール"のドーリスからきた依頼は、人探しだった。依頼主はドラッグのブローカー、タチアナ・ニジンスカヤ。なんでも、"商品"を持ち逃げした運び屋を探し、積荷ごと連れてきてほしいそうだ。報酬も悪くない。依頼を受けたのはキミで数人目らしいが、これほどまでして探しだそうとする"商品"とはどんなものなのだろうか?
PS:依頼人の望みを果たす

高御堂:高御堂夏貴(たかみどう なつき)。21歳男。カブト、カタナ=カタナ◎●です。出自はストリートチルドレンと出たので、物心ついたころから人殺しをやっていました。
大吾:ワァ~オ!(笑)
RL:お、おう!分かりました。N◎VAではありがち。
高御堂:で、今更他の職業にジョブチェンジできるとも思わなかったので、今はプロになっています。
オリヴィア:頑張れば社長になれるかもしれませんよ!
高御堂:えーやだ。めんどい。(笑)
RL:で、よくヤロールに出入りしているってことですね。
高御堂:そういう感じです。強いヤツと戦いたいっていう気持ちがある。いくさバカです。
RL:ですね…!PC1と比べると導入のシンプルさもあって紹介もシンプルになってしまう!(笑)
高御堂:シンプルイズベストですよ。
オリヴィア:ブレないんだよ。
RL:わかる。説明もこの程度で納得してしまう。
高御堂:そう、今宵の小鉄は血に飢えておる。(一同笑)
間宮:小鉄使ってるんだ!?
高御堂:いや、使ってない使ってない!(笑)
オリヴィア:降魔刀にそういう名前付けてるんですよ。(笑)
間宮:名前付けているとかカワイイなおい!
高御堂:そんな感じです。よろしくお願いします。
RL:分かりました。よろしくお願いします。で、PC3さん。

PC3 マヤカシ

③マヤカシ
コネ:マリー(理性)
行きつけのマジックショップ、マリーズエンチャントで面白い話を聞いた。ある薬草の業者が、外道な魔術によって生み出した"何か"によってひと儲けしようとしているらしい。昨夜そのサンプルとやらが届く予定だったが、トラブルがあったらしくキャンセルになったとの事。何やら事件の匂いがする。
PS:薬草の出所を調査する

ランスロット:えーっと…この流れの中、紹介するとすごいイロモノな感じが…。(笑)
RL:良いと思いますよ?
大吾:構わん!構わん!
高御堂N◎VAだし。
RLN◎VAのアストラルシナリオなんてトンデモPCの宝庫でしょ!(偏見)
ランスロット:はい。では、PC3の怪盗ランスロットと申します。
RL:か、怪盗…!!(笑)
ランスロット:そういう通り名で呼ばれているだけで、本名はちゃんと別にあります!
間宮:じゃあ、ランスロットってずっと呼べばいいんですね。OK。
ランスロット:まあ本名名乗っても良いんですけど、セッション中に呼ぶ必要があるのか微妙なので。(笑)前回同卓した方なら分かると思うんですけど、あのPCのおじいさんです。
RL:あー!分かりました!まだご存命の!遠くからあの子を見守っている!
ランスロット:はい!何か、興味深いことがあったので。(笑)

怪盗ランスロット氏のお孫さんは、SSS『フール・フォー・ザ・シティ』掲載のシナリオ「フォロー・ユー、フォロー・ミー」のPC2カブト(男)だったのですが、エンディングフェイズでPC1カブキ(おとこの娘)にものすごく懐かれてしまい「エンダァァァァァァァ!!!」を達成しました。

オリヴィア:マジで!?(笑)
RL:本人の意志とは別に、めっちゃ懐かれてしまったのよ。そしてPC1の《天罰》によって専属契約をすることになった。
ランスロット:そんなわけで、おじいちゃん本体も出てきてしまいました。
大吾:本体いうな!(一同笑)
ランスロット:スタイルはアヤカシ、カリスマ●、マヤカシ◎。この人普段、何してるんだろうみたいなスタイルになりました。
RL:まあ、アストラル系では定番な組み合わせ、か…?
オリヴィア:寝てるんじゃないですか?
ランスロット:まあ、昼は仕方ない。〈血脈:夜の一族〉なので、日中出てくるとBS:衰弱を受けます。
RL:昼は墓場でぐーぐーぐー。…すみません。(一同笑)
間宮:せめて棺桶って言ってあげなさい!!(笑)
ランスロット:だから昼間は出て来ないんじゃないかな!平然としてはいるけど、明らかに様子はおかしい。
間宮:汗ダラダラ流していると。生きてる?みたいな。
ランスロット:吸血鬼だから、半分死んでます!
間宮:すごいブラックジョークだ。
ランスロット:という感じのキャラクターなんですが。だいたい精神攻撃中心なので、物理的な戦闘は得意ではないんじゃないかという。
RL:演出的には、チャームみたいな魔法って感じですかね。
ランスロット:直接どうこう攻撃するというよりは、さっき言っていたような、チャームみたいな魔術的なもので、攻撃を諦めてもらう感じですね。外見年齢は、年齢不詳な感じです。何年生きてるのかというと、1000年単位かもしれない。外見年齢は、20後半から、30くらい。って感じです。
オリヴィア:まあ、アルドラ様とかもいるし。
RL:大丈夫ですよ。堕天して2000年、みたいなクグツもこの町には住んでますから。何でもありですよ。
ランスロット:そういう人には、「お兄さん♪」って声をかけます!たぶん良い子なので、皆さんいじめないでください。よろしくお願いしますー。
RL:分かりました!(笑)では、PC4の方。

PC4 クグツ

④クグツ
コネ:レニ・コールマン(外界)
キミはレッドエリアのCFCオオゲツ事業所(『TOS』P19)に所属するクグツ。この事業所は常日頃から倉庫の食糧を狙った窃盗犯に狙われているが、今回の被害は特に甚大だ。事業所の職員以上に怒り心頭の本社・販売促進部は、今回の窃盗犯を根こそぎ始末すべくエージェントを派遣してきた。
PS:事業所を荒らした窃盗犯を見つけて始末する

オリヴィア:PC4、コッテコテのクグツ、オリヴィア・スガノ。日系のお母さんとのハーフでございます。所属はCFC。CFCは合成食品最大手の会社です。
RL:ワークスのデータは残念ながらないんだけど、いちおう世界シェアトップの会社です。でも、今はヘイロンに押され気味っていう状態。
オリヴィア:出自には暗黒街と出てしまったので。マフィアの娘でしたが、家族が粛清にあったので。母と一緒にCFCに保護されたので、企業に恩義を感じている。オーストラリア出身です。今回はN◎VA支店に出向しております。年齢は32歳。社長とは知り合いで、年も近い女性ということで、仲も良いという設定。
間宮:ほうほう。
オリヴィア:身長は175センチ。アングロサクソン系であります。スタイルはカブト、クグツ◎●、カゲ。
RL:販売促進部なんですよね。
オリヴィア:販売促進部です。
間宮:それって、非合法な活動をしているところでしたっけ。
RL:千早でいうと、査察部後方処理課みたいな。
オリヴィア:普段は社交的だけど、仕事の事はカッチリやるよ、みたいな感じです。そういうコテコテなクグツです。家族は、母と猫。…経験点が4点余ったんや。(笑)
間宮:にゃーん!(笑)
オリヴィア:あと、最後に大事なことが!ヘイロン絶ゆる!!
間宮:ヘイロン絶ゆる、と。(笑)
RL:大事!大事!(笑)あのファッキンハゲとクソアマをこの地球上から追い出すためならなんでもやる!その気概が大切です!
間宮:え、宇宙に追い出すの?
RL:そんなことは言ってませんよぉ。地獄に行ってもらうんですよぉ。(笑)
オリヴィア:そして《完全偽装》する。(笑)
ランスロット:ヘルPのお世話になるかもしれませんね。
RL:地獄でヘルまんじゅうの製造でもしてろっていう話ですね!(笑)というわけで、よろしくお願いしますー。PC5!

PC5 ヒルコ

⑤ヒルコ
コネ:ジェイド(感情)
ヒルコ街の顔役ジェイドから依頼があった。最近、レッドエリアでは凶暴なヒルコをけしかけて強盗をはたらくギャングが出没するのだという。もちろんヒルコ街の住人のしたことではない。しかし、このまま放置すれば、世間のヒルコに対する偏見を助長させてしまう。そんなわけで、何とかしてほしいというのだ。
PS:強盗を捕まえる

間宮:はい、PC5です。名前は、間宮千明(まみや ちあき)。ナイトワーデン所属のカブト。スタイルは、カブト●、フェイト◎、バサラ。24歳男。
RL:今日はヒルコ枠ですけど、どうシナリオに関わっていくのでしょうか。
間宮:過去に関わったシナリオヒロインの、ヒルコの女の子が居たんですけど。その子のおかげで、ヒルコ街に縁ができました。それで、今回ジェイドに会う事になりました。
RL:そうだね。ジェイドが持ってるレッガーの特技って、コネを結ばせる系のやつばっかりですからねー。
間宮:何やこのニンゲン。みたいな。お前にサンが救えるか!みたいな。
RL:犬じゃねー!(笑)えーっと、私の想定としては、「ジェイドさんが、トラブルシューターを募集しているっていう話があったから、今お金に困ってるって聞いたんで…」ってヒルコの女の子から相談持ち掛けられたっていう経緯があったのかな、って思ったの!(笑)
間宮:うん!外界4は、能力値の中では一番低いの。なのでお金には困っております!(笑)
RL:まあナイトワーデン所属というネームバリューでボディガードの仕事は来るんだけど、今はレギュレーションに合わせるためにワークスのアウトフィットが取れなくなってしまったから、外界が低くなっているのよね。(笑)
間宮:まあ、お金は無いんだけど、困ってる人を助けるとか、誰かを守るっていうのは当たり前だと思っているので、抵抗はないです。戦闘中は、基本はパリーしていきます。ラウンド中3回。物理攻撃に差分値乗せていく特技は持っていないんで、パリーするのがメインになります。
RL:今まで出てきたシナリオでは、その難攻不落っぷりから"風雲間宮城"って呼ばれていたんだけど。
オリヴィア:こいつと同エンゲージにいたら、死なずにすむ的な。(笑)
RL:今回はまあ経験点上限の関係があるのですみません。って感じです。

キャラクター紹介が微妙に足りていないので補足。間宮は〈元力:電磁(正)〉を使う…のですが、この元力が微妙に制御できていないためサイバーウェアをインストールできないという設定です。そして機械音痴だという話はRLとPLの間でとっくに共有されていたため、このときのキャラクター紹介では、言及していないという事情がありました…。

PC間コネ

RL:ではPC間コネ結んでいきましょう。まずは2から1。どう思っているのかな、この鬼のお兄さんのことを。
高御堂:うーん。
大吾:迷う位だったら、カードを引け!
オリヴィア:強いんだったら、割とよく思っているんじゃないですか?いつか貴様と戦ってみたい。みたいな。
高御堂:そうね。良い感情は持っていそうね。好意かな。
RL:感情ですね。クラブで。では、3から2。
ランスロット:うーん。元気の良い子は好きですよ?
RL:アアーッ!!すごい上から目線だ!!(笑)
高御堂:うわぁ。(笑)
オリヴィア:待て違う!これはおじいちゃん目線だ!
ランスロット:おじいちゃん目線です!
大吾:孫を見るような目で…。
RL:じゃあ、これもクラブかな!(笑)では、4から3です。
オリヴィア:じゃあ、じいじネタでいこう。マフィアの抗争で粛清されたおじい様にそっくり!
一同:えー!?(笑)
RL:昔見た、若い頃のおじい様のホロにそっくり!じゃあクラブか?
オリヴィア:懐かしい!(笑)
RL:というわけで、5から4。大昔、一緒に仕事をしたことがあるミス・コールマンの部下だよ。
間宮:ああ、それはダイヤかな。仕事の関係だし。所属を聞いたら彼女のことを思い出すだろうし。ダイヤだな。
RL:最後、1から5。
間宮:こちらは、貧乏カブトの間宮千明です。ウェットです。
RL:バサラです。
間宮:ウェットでバサラです。サイバーウェアは一切持っていません。
RL:ベラーノさんもウェットだったな。なんであなたは2班なんですかっていう、すごい窓際感がある。
間宮:あの人ってウェットだったの?
RL:トロンの使い方が分からないからといって、クロイツェルにカードを送ってもらうような人だよ!(笑)
大吾:うーん。剣十字修道会の一員になってから、一度仕事で関わったってことだろう。カブトなら、一緒になったこともあるだろう。
RL:そういう事件の絡みで、会ったことがあると。じゃあダイヤか。
大吾:ダイヤだな。それ以上の関係っていうのは、もう少し仲良くならんと。
間宮:今日は感情と外界の日だな。

オープニングフェイズ

RL:というわけで、始めていきましょう。
行方不明の運び屋と、その積み荷の奪還。それはよくある仕事だった。

失踪した少女を探して辿り着いたのは、邪悪な魔法使いの邪悪な陰謀。
無辜の命を犠牲にして、つくられた呪物が市場に出ようとしているのだ。

"災厄"の後、救世主の奇跡の力を受け継いだ
異能の者らと怪異の物語。

トーキョーN◎VA THE AXLERATION
「Voodoo In My Blood」

かくて運命の扉は開かれた。

お転婆少女

RL:オープニングフェイズ始めていきます。最初のシーンカードは、ヒルコだよ。シーンプレイヤーはPC1です。
大吾:はいなー。
RL:1~2年前、ヒロインのサーシャと出会うシーンです。
大吾:ふむ。
RL:場所的には、イエローエリア、アサクサであります。繁華街、人がいっぱい歩いている、歩行者天国みたいな場所。歩いているキミの後ろから悲鳴が聞こえます。「わたしのバッグ!ひったくりですーっ!!」という声が聞こえてくる。
間宮:えー。
RL:そして前に走って行くバイク。
オリヴィア:バイクだった!
大吾:あーっと。バイクの荷台のとことを掴むかな。
RL:その前にですね。そういう風にしようとした君の脇をすりぬけて走り出す少女がおります。「待てコラァーッ!!」(一同笑)
高御堂:ハァッ!?(笑)
オリヴィア:強いな!
RL:女の子は、バイクの横に瞬間移動して接敵します。
間宮:瞬間移動!?
RL:バサラの特技、〈転移〉です。2段階移動するやつです。バイクは謎の力で地面に固定されたように、無理やり動きを止められる。次の瞬間、バイクの男は、女の子にチョークスリーパーされています。「何しとんじゃワレェー!」(笑)
オリヴィア:ヒロインとは!?強い!!
大吾:なに…それ!?えーっと、オレの力、要るの?
RL:っていう話になるよね。そんな訳で、暫く後には警察が呼ばれる。
大吾:それは、目撃者の一人として、証言はするかな。
間宮:ヒロインの子が、すごく強かったです。
大吾:これ、ヒロインじゃなくて、ヒーローじゃね?(笑)
RL:声かけたりします?いかにもな超常現象を目にした気がしますが。
大吾:超常現象!?うちもバサラなんだが!っていうか…こういうの、人前でやるのはどうなんだよって思うんだがなぁ…。まあ、多分手遅れだが。
RL:ここは交流しておいてほしいシーンです。(強引)
大吾:とりあえず、声はかけておこう!「無茶するなぁ…。」
サーシャ:いやいや。大したことはしてないっすよ!へへっ。
大吾:何だこの子!?
高御堂:ヒロインじゃねぇー!!(笑)
RL:気の強い子だってことで!私のキャラにはありがちなヤツですよ!(笑)
大吾:それにしても、やりすぎだろう。
RL:「ああ、あれね。はいはい。ってことは、あんたもバサラ!?分かるのか、この力が!」嬉しそうです。
大吾:なんだか、とんでもないのに声をかけてしまった…。(笑)
サーシャ:あたしはサーシャ。サーシャ・ロータス。"重力使い"なんだ。
大吾:同じバサラだっていう事より、お前さんが女の子なんだって事のほうがビックリだよ!
サーシャ:ボーイッシュだってよく言われます!
大吾:ちょっと眉間を押さえます!(笑)
サーシャ:ってことは、あんたもそういう力が使えるんだよね。
大吾:ロックオンされちゃったー。
RL:そりゃあ興味あるよ!
大吾:あんまり人に見せるようなもんじゃないぞ。
サーシャ:いや、まあ…。この力は救世主さまから賜った奇跡の力だから、人の役に立てないと意味がないって、おかんが言ってたんだ。だから、あの状況で普通に追いかけても追いつけないじゃん。
大吾:…普通というところに目を瞑れば。ハッキングして故障させるとか方法はまだあるんだろうが…。
サーシャ:だってそんなの出来ないし!
大吾:そういう事ができる人間は…あれ、俺の普通って、いつの間にかズレてね!?(笑)
RL:「あんたもしかして、けっこう色々、修羅場をくぐってきた感じ?」と言って、アドレスを交換してほしそうな目をしております。
大吾:アドレスは交換するけど、一瞬自分の常識が覆されたというか、自分が常識と信じていたことが、いつの間にかぶち壊れていくような感覚が…!
高御堂:今更何をおっしゃいますか!
間宮:最初に接触した世間様がダメすぎたな!
大吾:かもしれない!いつの間にか、南米が基準になっていたのかもしれない!
RL:そして、N◎VAには意外と超能力者が居ます。こういう事は、まれに起こります!
大吾:で、アドレスは交換した。
RL:で、その後時々やり取りはしていたと。
大吾:その後、俺はいつの間にか剣十字修道会でエージェント的な活動をするようになっていった。
RL:信心深いサーシャの紹介なのか、教会に行くようになりーの。そしてアメリアと出会いーの。そういう感じですかね。
大吾:いつの間にか仕事をするようになっていました。

ちょっと分かりにくいのですが、冒頭でバッグをひったくられたのはエキストラの第三者という設定です。そういう状況描写がまだ微妙にしきれていないのが残念ではある。

ジェイドと猫缶と俺

RL:っていう事にしましょうか。これは過去の回想です。次のシーンに行こう。シーンカードは、カゲ!PC5です!
間宮:こっちか。ヒルコ街に向かってて良いよね。
RL:というわけで、キミは旧ハザードメモリアルパーク、通称マヨイガモリに向かっていた。
間宮:なぜ!?
RL:というのも、知り合いのヒルコの女の子から、ジェイドが役に立ちそうな人材を探しているってことで、紹介してもらったんでしょう。
間宮:じゃあ、ジェイドに会いに行ってるのか。缶詰めがいくらか入った袋を持って行っていい?
RL:カンヅメ!?(笑)
オリヴィア:猫缶!?
間宮:だめ?ジェイドがどういうヒルコかは聞いてるでしょ?
RL:そりゃあ、ヒルコ街の長老だからねぇ…。
間宮:じゃあ。「ジェイド、さーん。ジェイド、さーん。」と、さん付けするべきか迷いながら森に入って行くよ。
RL:じゃあ、後ろから出て行こうか。「あんた、どういう人なん?」(笑)
間宮:猫!マジで猫だったことと、オーサカ弁だったことにビックリ!(笑)
ジェイド:そんな大声出さんでも、ここにおるがな。
間宮:ごめん、暗くて気づかなくって!(笑)知り合いに聞いたんだが、トラブルシューターを探してるって聞いたんだが。
ジェイド:あー、ハイハイ。あんたが間宮さん?どうもどうも、ジェイドですわ。
間宮:(猫缶を目の前に差し出すジェスチャー
ジェイド:ちょっ!!人の事を猫扱いすんなや!?
間宮:すまんすまん!!(笑)
RL:「もー!!」とぷりぷりしながら、出された猫缶は手元に取って行くぞ。(一同笑)
間宮:取るんだ!?(笑)
RL:「こんな!こんななぁ!?悔しいけど頂いとくで!?じゃあまあ、仕事の話するか!」キリッ!
間宮:お、おう、分かった。(笑)あとで撫でよう。
RL:だって書いてあったじゃないですか!キリッって!
大吾:ま、まあなあ。(笑)
ジェイド:レッドエリアのヒルコ強盗って、聞いたことあるか?
間宮:あるのかな?ないってことでいい?その情報は欲しいな。
ジェイド:レッドエリアに近寄らんのなら、知らんかもなぁ。最近、半年くらい前から、中華街とか、ヒルコ街の外にしか出んらしいねん。その、強盗がな。
間宮:ヒルコ街には出て来ない?ヒルコなのに。
ジェイド:いまんとこ、出てきてないな。なんか、転売目的なんやろうな、中古のトロンとか盗っていきよるらしいで。
間宮:「モノによっては、高く売れるらしいからなぁ。」自分のガラパゴス(パカパカするポケットロン)を見ながら。(笑)
大吾ガラパゴスか…。(笑)
ジェイド:なんかこう、アッという間に、手際よう仕事するらしいねん。ヒルコをけしかけてな!
間宮:ふむ。
ジェイド:鳴き声がまたヤバイって話や。地獄の底から這い出てきた、死霊の叫びみたいってウワサなんやけど。
間宮:うわぁー…。
ジェイド:とにかく、同じヒルコが世間様を騒がしとるってゆうのは、放っておけんとは思っとるんや!
間宮:「うんうん。そういうのって、評判悪くなるよなぁ。」と言いながら、なでようとする。
RL:それは飛びのく!「ちょっ!!触んな!!気安う触らんといて!?」
間宮:ひっかかれたー!(笑)
RL:ひっかきはしないと思うけど!(笑)「と、とにかく放っておくのもアレやねん!最近キャンディの工場がやられたみたいやし…」
オリヴィア:ウチかっ!!(笑)
間宮:覚えておこう。キャンディの工場。
RL:「キャンディの工場の話、ニュースにもなっとらんやろ!?警察に言ってもムダそうやし、ってことで、これだけしか出せんのやけど…」と言って、1シルバーを出してくれる。
間宮:1シルバー!?猫からこんなものを貰うなんて、すごく申し訳ない…!
ジェイド:お前人の事過剰に猫扱いすんなや!?(一同爆笑)
間宮:す、すまん!見た目が猫だと、つい!こんなもんだが、どうぞお納めください!(猫缶を渡すジェスチャー
RL:「あー!もう!しゃーないな!!」と言いながら、出された奴は全部もらうぞ!(笑)「というわけで!あの子の紹介やし、多分役には立つんやろうな。頼むでホンマに!」
間宮:「任せてくれよ。ヒルコの評判が悪くなるようなことは、放っておけないからな。」と言いながら、耳を触ろうとする。
ジェイド:ホワッ!!触んな!!(笑)
大吾:分かってないな。こういう時は猫じゃらしだ。
RL:とりあえず、そういうことにしておこうか!(笑)
間宮:ああ…変わったヒルコ…猫…ヒルネコ…だったなぁ…。(笑)
高御堂:訳が分からん。(笑)
RL:じゃあ、後ろから声が聞こえる。「だれかおるー?これ開けてー。」(一同爆笑)
間宮:ごめん!これはちゃんと開けてからシーン終了させたい!(笑)
RL:「おー!スマンな!じゃあ頼んだで!」ということで次のシーン行こうか。
オリヴィア:ジェイド面白い。(笑)
RL:いやー、これで良いんだかわからないんだけど。ロールプレイしようにも資料が無くて。
大吾:っていうか、オーサカ弁の猫っていう時点で、
高御堂:キャラ立ってるよね…。
大吾:これでジェイドが2本足で立ってたら、完全にじゃりン子チエの世界だ!(笑)

弱肉強食の掟

RL:とりあえず次!クグツのシーンです!シーンカードはアラシ。
オリヴィア:はい!
RL:レッドエリア、CFCオオゲツ事業所。ヒルコ街の近所にある工場なんですが、ここは食品の工場ってことで、
オリヴィア:よく襲撃を受けます。
RL:ヒルコに襲われることもあるらしいんで、専門の部隊が警備にあたっているということです。
間宮:ヒルコすなわちバイオテロか。
RL:まあ仕方がない。ということで。そう簡単には破壊できないはずのシャッターが無茶苦茶に破壊され、警備にあたった部隊の死体の跡も残ります。そこでSSSの鑑識が現場検証を行っています。
オリヴィア:うわぁ…。じゃあ、今N◎VA支店から出向して来たってことで。
RL:じゃあ、事業所の方が。「スガノさん、ですよね。よろしくお願いします。」
オリヴィア:「こちらこそ、よろしくお願いします。」と言って、シャッターを上から下まで眺めて、「酷いですね。」
RL:「そうなんです。倉庫もほとんどカラ。盗んだ食料が転売されて、強盗連中の資金になるのかと思ったら、もう…」と言って、ワナワナしています。「で、スガノさんはアーコロジーからお越しになったんですよね。なんか、本社の販売促進部からも人が来るらしいんです。」
オリヴィア:こっちは、先方を知っていて良いんですか?
RL:良いんじゃないですか?「イヌには任せられないって…」という話をしていたら、足音が近づいて来る。そこへ、ミラーシェード、サキニチヤの高級スーツに身を包んだ女が乗り込んできます。「イヌのミナサン!!お勤めご苦労さまデス!!」

ちなみにこのレニ・コールマンという女は例によってRLの自キャラです。CFCのエグゼクなんか作っても普通のシナリオに出番なんか無いだろうから、自分でシナリオを作って出番を作ったというわけです。なので、この変な喋り方(キース・シュナイダーの真似ではある)の女を知っているプレイヤーも中には居るというわけです。

大吾:わ、わーお…。
コールマン:ミナサン!!この工場の被害届は、取り下げサセテ頂きマシタ!!現場検証はウチのラボが引き継ぎまーす!!ほら現場荒さナイ!現場荒さない!!
オリヴィア:じゃあ、梵天をちょっと上に上げつつ。「お久しぶりです。レニさん。」挨拶します。
コールマン:オオー、スガノサーン。お久しいでーすね。
オリヴィア:「オリヴィアで構いませんわ。」にっこり!
RL:というわけで、被害届が取り下げられた!?ということで、SSSは「えー?」という空気を醸し出しつつ、帰って行きます。で、事務所に人を集めた彼女は。「ミナサン!!これは戦争ですよ!組織的な犯行デス!!防犯カメラの映像を見て確信しまーした!ヘイロンの仕業なのかは分かりまセン!!でも、食品業界トップシェアを守るため、レッドエリアで頑張っているキャンディの社員を手にかけたことを、必ず奴らに後悔サセテやるのですよ!!」
間宮:うわぁ…。
RL:というわけで、オリヴィアには1プラチナムを差し上げます。
オリヴィア:プラチナム!?10点!すごいな。さすがエグゼク。
RL:「怪しいやつを見つけたら、こう言ってやるのでーすよ。リピートアフターミー!」ドン!!と壁に手を突いて。「ピラニアの餌になりたくなかったら、さっさと喋っておこうや。」
間宮:ヤクザだ!!(笑)
高御堂:ピラニア…。
RL:住宅オプションにピラニアプールというのがありまして。これがなぜかCFCの製品なんですよ。(笑)
間宮:おっかねー!!
オリヴィア:では、そのようにいたします!
RL:「レッドエリアは弱肉強食の世界。舐められたら終わりなのでーす!この事件についてハ、私が無かったコトにしておきマス。」要は《完全偽装》しますよと言っています。「あなたはぞんぶんに、やるべき仕事に専念してクダサイーイ。販売促進部がバックアップしまーす!」…というようなことが、数日前にありました。
オリヴィア:はい。
RL:キミは今、襲撃事件について、独自に調査をしています。という感じです。何か演出しておきますか?
オリヴィア:そうだねぇ。じゃあ、今回のことをポケットロンで調べつつ。ピラニアのエサだっけ…?(笑)
RL:だってこんなオプションがあったんだもん!(笑)
オリヴィア:ピラニアの餌かぁ~…。(笑)
大吾:生ぬるい?
オリヴィア:じゃあ、「通常のクグツならピラニアの餌。しかし私は優秀なクグツ。キャンディの敵には、最大の打撃を!うふふ♪」みたいな感じで!
RL:ノリノリだった!(笑)
間宮:ちなみに、ピラニアの餌にする場合には、必ず血を流させましょう。
RL:よく訓練された何かがいるぞー!(笑)
高御堂:み、みんなおかしい。
RL:まあ、そういうキャラなんでしょう。
ランスロット:常識ですよね!
間宮:常識だよ!(笑)
RL:ま、まあ。このエグゼクが何を言いたいかというと、イヌに任せていても、相手の企業が適当な社会ダメージを受けるだけなので。こっちから目には目をの報復をしたほうが遺族感情的にも良いだろうっていうことです。
間宮:肉体および精神ダメージを受けさせようと。
RL:これがメガコーポのやりかた…?って感じだけど。
オリヴィア:スローガンは、「ヘイロン絶ゆる」なので!(笑)

つづく…。

近況報告とか予定

f:id:Coboler:20170306201606p:plain上の写真は…先輩方から頂いたDの同人シナリオ集です!これは、私にルーラーしなさいということですね、わかります。こういうシナリオ集って、リプレイ書く場合は誰にどうやって連絡すれば良いのかな…?

近況報告

最近色々ごたついてて、全然更新できていませんでした。新しいリプレイをアップしたいのはやまやまなのですが、色々と都合が悪くて、毎週コンベンションに出てGMしてても、リプレイ収録には至っておりませんでした。すごくモヤモヤします!リプレイ書いていないと禁断症状が出るんですよね…!書いてる最中はあんなにしんどいのにね!(笑)

過去記事改修情報

過去記事の中でも、今読んでも面白いやつを選んでフォーマット直したりはしていたんです。

モノトーンミュージアム「死を忘れた街」

daitokaiokayama.hatenablog.com

特技と逸脱能力にカッコを付けておきました。モノトーンはオリジナルシナリオのアイデアが幾つかあるので、今後も何かリプレイがアップされる可能性が高いです。

ダブルクロス「惜しからざりし命さへ」「とらい∵願」

daitokaiokayama.hatenablog.com

エフェクトとEロイスにカッコを付けました。ついでに見出しの付け方等を修正。

daitokaiokayama.hatenablog.com

「とらい∵願」については、1記事あたりのシーン数を調節した結果、記事が2こ減って「その5」までで全部読めるようになりました。 

予定

3月はどこかで必ずリプレイの収録を行う予定です。システムが何になるかは分からないけど、12日とか19日とか、たぶん何か公式ではないシナリオを回す予定ではあります。とりあえず、3月12日に向けてオリジナルシナリオの準備に追われているため、ここらへんで失礼します。リプレイを書きたいぞー!

「地獄のセト・ロード」 その6

f:id:Coboler:20170124211304p:plain

岡山市内(市民会館)で行われたセッションでは、プレイヤーは3人でした。こちらでは、PC1が〈コミックヒーロー〉を連発してボロボロになる様子が壮絶でした。

エンディングフェイズ

それからどうなった?

RL:というわけで、何とかなったよー!
ヒジリ:何とかなっちゃった!めっちゃ大変だった!
RL:すべての妨害を超えた輸送隊。その眼前に、オーサカM○●Nが見えてくる。ドーム都市が見えてくるんですよ。
ヒジリ:あ、あれは!
白子大阪ドームが!
RL大阪ドームじゃねえよ!(一同笑)
白子:オーサカM○●Nか!すいません!
エイジ:オーサカM○●Nのドームでも良いけどさぁ!
RL:というわけで、白子の天然ボケでみんな笑い死んでいるぞ!と!
白子:わぁ~。(笑)
ヒジリ:「なんとかなったぁー!」と言って、トレーラーの中でグデーっとなっているぞ。
エイジ:何とかなったー…。
RL:というわけで、エンディングフェイズに入ります!
新藤:シーンカード、ここでイヌが出た。
RL:キャストたちが輸送した治療薬により、M○●Nの被害は最小限に留められました。ヘイロンの陰謀は十分な成果を挙げられず、実質的に失敗したといえます。
白子:はい!
RL:神業的な話をすると、もし《暴露》《制裁》などの神業があるなら、真相を明かしヘイロンを攻撃することで“うまく使う”条件を満たせるっていう話なんだけど。
新藤:あら!
RL:このままだと、ヘイロンがなんの制裁も受けないままになっちゃうから、誰かが神業を使って攻撃して!
エイジ:よーし。ルーラー、さっき撮った映像を!
RL:《タイムリー》だ!
エイジ:こんなこともあろうかと!記録は取っておいた!後は任せろ!
白子:オオーッ!!
ヒジリ:ヒーロー!!(拍手)
RL:上手い!
エイジ:フレーバーとして、ヘリに乗って、ヘイロンの社屋から実況生中継してる映像を流したい!そして、警備が来たら、「ヤベェ逃げろ!」って言って逃げる!!(笑)
新藤:大丈夫!ヘイロンの警備が来た時には《脱出》使ってやるよ!(笑)残ってるから!
RL:そんな映像とともにニュースで伝えられたと!(笑)というわけで、《タイムリー》で、ことの真相も明らかになりました。ヘイロンが王玲華に報復行動に出ることは当分ないでしょう。M○●Nを救ったことで、この街で彼女は英雄的な扱いを受け、手出しが難しくなるためです。
ヒジリ:イェーイ。
白子:王玲華さんも、逃げられたんですね。
新藤:ここまで来たんだから、手は考えてたんだろうな。
エイジ:行きたいところがあったら、言ってくれ。俺がどこでも運んでやるぜ。有料で。(一同笑)
RL:そこはお金取るんですね!(笑)
ヒジリ:「有料で!」は決め台詞にしても良いんじゃないかな?(笑)
白子:大丈夫ですか?今、スカンピンじゃなかったですか?
エイジ:だから有料なんだ。(笑)でも、多分1カッパーしか無くても大丈夫だ。
RL:良いヤツだなぁ~!
ヒジリ:おおっ!良いヤツだ!1カッパー分は送ってくれるんだな。
エイジ:それは嫌すぎるだろ!!(笑)
新藤:仕事探してるんなら、マダムを紹介するぞ。
ヒジリ:一緒に傭兵やらない?って誘うけど。

ウサギはまた跳ねる

RL:というわけで、個別のエンディング入ります。白子さん!
白子:はい!
RL:入院しているラビを見舞う白子。治療薬のおかげで経過も良く、じきに退院できるようだ。「わーっ!白子!来てくれたぴょん!すっごい活躍したって聞いてるぴょん!」
白子:いや~。
新藤:ぴょんが懐かしい。
白子:大丈夫!私の装甲にかかれば、戦車だってはね返してやるぶく!(笑)
ヒジリ:はね返してたねー。(笑)
新藤:はね返したな!
エイジ:活躍したって聞いても社交辞令だと思って、実際にやったとは誰も思わない。(一同笑)
新藤:何だったんだろう、あの頑丈さ。(笑)
白子:カニならではの頑丈さ!
RL:まあ、ラビは話でしか聞いてないですからね。
新藤:でも映像は撮られてるぞ!
ヒジリ:全部は撮りきれていないんだよ。
エイジ:うん。そこは多分カットしてる。生身でウォーカーと戦う女の子とか、逆にCG疑惑をもたれるからな!(笑)
ラビ:これも、お薬を運んでくれた人たちのおかげだぴょん。退院したら輸送隊の人たちを探して、ちゃんとお礼を言いたいぴょん。
白子:「すごく良い人たちだから!」あれ、でも、連絡つくんですかね、みなさん。
エイジ:うちの会社は、多分電話帳に載ってるよ。(笑)
RL:多分、連絡先を交換したでしょう。
ヒジリ:電話してくれたら、いつでも依頼はうけつけるぞ。
白子:じゃあ、みんなでうどんを食べに行くぴょん!
新藤:まさか!食いに行く気か!
エイジ:俺、うどん食いに死国に行くってのは嫌だからな!(笑)
ラビ:やった!じゃあ、テンペランスで美味しい店、知ってるぴょん!
白子:やったぁ!一緒にそこ行こうね!
ヒジリテンペランスで!?うどんの形状を保ってるか不安!(笑)
新藤:天ぷらうどん相当の、何か…!?
白子:大丈夫です!うどんはちくわの方がおいしいですから!!
RL:お、おう!!ひどいな!(笑)
白子:いい運び屋さんも居るから、大丈夫!

戦いは続く

RL:次はPC3。後のエンディングはサラッと書いてあるだけなので。
新藤:はい。
RL:あなたはM○●N傭兵団に戻って来ました。マダムM○●Nに労をねぎらわれます。「今回は、あなたたちのお蔭で、この町も救われました。ありがとうございました。」
新藤:まあ、仕事だったしな。次の仕事を紹介してもらおうか。
RL:そうですねー、という感じのところで、タイラント警報が発令される。「早速次の仕事のようです。」
新藤:そういう事だな。仕事は無くならない。変なのも多い。(笑)
白子 :またか、ですもんねー。
新藤:「だからM○●Nは面白い。」と言いながら、また鍵をくるくる回しながら出て行こう。
RL:良いですね。オーサカゆえに、致し方なし!
ヒジリ:エンドロールがこのまま流れても良いくらいだ。
RL:いやいや!次あなたですよ!(笑)

新しい依頼

ヒジリ:シーンカードは、レッガー!
RL:白夜だ。
ヒジリ:久々のお外で、疲れたので、ホテルかどっかで、ぐだっとしてると思うよ。「疲れた…。久々に外に出た…。いや、久々じゃねーんだけど…」
RL:じゃあ、あなたはジェットストリーム遼を倒したことで、傭兵たちの間で有名になります。
ヒジリ:ほうほう。
RL:なんか、コネ持ってますか?
ヒジリ:ドーリスと、天國…全部ろくでもねえ!!(笑)
RL:じゃあ、せっかくだから、白夜が出てきたことにしましょうか。
ヒジリ:いいよー。
RL:じゃあ、電話がかかってきます。IANUSに着信!
ヒジリ:あ、はい、筋肉痛が、あがが。(笑)
新藤:筋肉痛!?
RL:あれですよ!イントロン中、ヴィークルの中で、激しく揺さぶられたんですよ。固定はされてたんだろうけど、どこかが痛い!(笑)
ヒジリ:も、もしもし!
RL:じゃあ、白夜からコールがあったと。「話は聞かせてもらった。あんた、腕が立つんだってな。」
ヒジリ:まあ、それほどでも。
RL:「仕事の相談だ。秋川会、知ってるな。」
ヒジリ:ごめん、プレイヤーが知らない。確か、M○●Nのヤクザでしたっけ?
RL:そう。扉小説で白夜と話をしているシーンがあるのね。というわけで、「篠田ってヤツがいる。あいつを狙ってくれ。」
ヒジリ:やり方は?報酬は?
RL:というわけで、そんな感じで終わらせておこう。あんまり、公式ゲストをコロスっていう話になっても良くないんで。(笑)
白子:次回作フラグ!
ヒジリ:というわけで、傭兵?としての生活はまだまだ続くって感じですね。
RL:そうですね。ドローン使いとしての名前があがったので。
新藤:私、河渡にコネ持ってたから、もしかしたら仕事が来るかも。
ヒジリ:戦車だよ!?街中で目立ちまくりだよ!(笑)

風だけが知っている

RL:最後、PC1。というわけで、M○●Nに到着すると、輸送隊は解散となった。玲華は治療薬を分配するために、M○●Nの医療関係者との調整で忙しくなり、すぐに会えなくなった。ようやく騒動も落ち着いてきた頃、街で王玲華と偶然出くわした。「忙しくてお礼も言えなくて、ごめんなさい。あなたがいなければ、輸送は成功しなかった。本当にありがとうございました。」
エイジ:なーに、気にするな。こっちはただの仕事だった。
ヒジリ:本当にただの仕事だったよね!
エイジ:あれのおかげで、俺もひと息つけたよ。
RL:ひと息っていうか、とりあえず町で英雄ていな扱いを受けた。そして、報酬よりも、でっかいものが得られたって感じかな。
新藤:あ、フェイタルゲイズは返したよ!(笑)
ヒジリ:仕事が沢山入ってるんですよね?
エイジ:仕事は入って来てるんだ。でも、やったことがあれだから、命知らずなヤツなんだと思われて、そんな仕事ばっかり入ってくるんだ。(一同笑)
新藤:だよね!
ヒジリ:でも、報酬は弾んでくれるでしょう!(笑)
エイジ:そういうわけなんで、あんたも生きていければ良いんじゃないかな。しみじみと。
王玲華:これからの事は、あまり考えていないんです。何社かからスカウトが来たのですが…でも当分、メガコーポ勤めはやめておきます。
ヒジリ:そうなのか?
RL:「待遇はともかく、また今回のようなことになるのも嫌ですから。それでは、縁があったらまた…」と言って立ち去りかけるんですけど。足を止めて。「ひとつ教えてください。あのバーで依頼をしたとき、他のカゼはみな断りました。…あなたは、借金を返したかったんですよね。」苦笑しながら!(笑)
ヒジリ:なんて締まらねぇー!(笑)
エイジ:俺もはははって笑った後に!一言。「実は、俺の会社の、社員が居たからさ。」
白子:ああ。オーサカに居たんですね。
エイジ:「地元企業なんです。」それだけ言って、何も言わずに去って行く。
RL:「ありがとうございました。では、また」王玲華は去って行く。
ヒジリ:かっけぇ!
白子:多くを語らず。
RL:というわけで、トーキョーN◎VA THE AXLERATION『地獄のセト・ロード』終了させて頂きます。ありがとうございましたー。
一同:ありがとうございましたー。(ぱちぱち)
白子:お疲れ様です!
エイジ:なんだ、このシナリオ。(笑)
新藤:終わったなぁ!
RL:楽しかったなぁこれ!
ヒジリ:予想以上に楽しかった!

感想

福山と岡山で、1回づつ回してみた感想を箇条書きにしてみました。

  • 神業の使用想定場所がかっこいい
    《突破》の使用想定場所として《買収》されたドローン部隊を突破する場面や、FS[ブラックドラゴンを振り切る]の結末でゲストが神業を使う場面など、感動的にカッコ良いい仕上がりでした…!
  • ヒルコがすごい
    ウォーカーと素手で戦うPC2ヒルコの活躍が、各卓で大ウケしました。ルーラーとして、演出を考えるのが楽しかったです。
  • 初心者PLにはきついけどルーラー的には楽ができた
    福山のセッションでは終了後に、PC2さんから「頭から煙が出そうだった」という話を聞きました。さすがにN◎VA2回目の方にはきつかった模様です。なのですが、FS判定のイベントを読み上げていると、自然と荒野が目に浮かんでくる感じがとても良かったです。カット進行に夢中でも、背景の描写を入れることが簡単にできたので、初心者ルーラーとしては演出的な面でとても助かりました。
  • “セトロードデスワーム”はパワーワードだ!
    岡山のプレイヤー達からも、福山と同様のリアクションを見る事ができました。
  • 王玲華と芳華玲を勘違いした
    D以前から遊んでいる人たちが勘違いしていたようです。残念ながら、私はXからN◎VAを始めた人なので、事情が良く分からないのですが…。
  • アクトルールが多くて目が滑った
    これは、その3で書いた通りです…。
  • ムクロ大王が強烈すぎた
    福山でのセッション後にプレイヤーから感想を聞いたところ、「クライマックスのブラックドラゴンより、ムクロ団のほうが印象に残っている」という人が多かったです。確かに、福山のセッションではムクロ団との戦闘のほうが盛り上がったのかもしれない。
  • ゲストの殺意がすごい
    敵がバッドステータス邪毒や電子妨害を与えてくる!という話をしたところ、「殺意が高すぎる!」といって、古参プレイヤーほど異常に怖がる様子が観察できました。ちょっと面白かったです。
  • 「ぴょん」が伝染る
    ラビの「ぴょん」が強烈なインパクトを持っていたため、エンディングフェイズで遂にPC2さんに伝染しました。ちなみに岡山で回した際のPC2さんは、オープニング後には完全に伝染していました。
  • 経験点50点を渡すべきか否か、迷う
    福山のセッションでは、神業が余った人が多くなりました。PC1さんからは、「〈タイムマジック〉のお陰で、ゲストの攻撃が当たってもなんとか耐えられたから《脱出》が余った」という意見がありました。サンプルキャラクターを使用するだけならとても厳しい戦いになったと思うのですが、それなら神業が余らなかったかな?と思ってみたり。

最後に

書き起こし完了に際しまして…なんていうか、セッション直後の「めっちゃ楽しかった!」という興奮した気持ちのまま書き起こしをしてみたら、意外とアッサリしたリプレイに仕上がったなと思いました。どうしてそんなことになったかといえば、恐らくこのシナリオが、ランダム要素に翻弄されるプレイヤー達を見ながら、ルーラーも楽しめる良いシナリオだったからだ!と思っています。

最後に、このリプレイの書き起こしを許可してくださった作者の@SONE_99様に感謝の気持ちを表明しつつ、この場を締めくくらせて頂きます。ありがとうございました!

このシナリオは、下記サイトから全文をダウンロードすることができます。

Neuro/CrowD -トーキョーN◎VA THE AXLERATION 投稿型シナリオ共有サイト-

総セッション時間:4:39:27 書き起こしに要した日数:40日

BLセッションをするときは、必ずプレイヤーの地雷についてリサーチするんやで。せんかったら死ぬで。(ブログ主からのメッセージ)